JP2012065318A - スプリアス放射打ち消しのためのシステムおよび方法 - Google Patents

スプリアス放射打ち消しのためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012065318A
JP2012065318A JP2011200650A JP2011200650A JP2012065318A JP 2012065318 A JP2012065318 A JP 2012065318A JP 2011200650 A JP2011200650 A JP 2011200650A JP 2011200650 A JP2011200650 A JP 2011200650A JP 2012065318 A JP2012065318 A JP 2012065318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
digital
signal
predistortion
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011200650A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5864176B2 (ja
Inventor
Bin Shui
シュイ・ビン
Clive Tan
タン・クライヴ
Mahibur Rahman
ラーマン・マヒブル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Publication of JP2012065318A publication Critical patent/JP2012065318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5864176B2 publication Critical patent/JP5864176B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/62Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for providing a predistortion of the signal in the transmitter and corresponding correction in the receiver, e.g. for improving the signal/noise ratio
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • H04B1/0475Circuits with means for limiting noise, interference or distortion
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3241Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion using predistortion circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/24Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers of transmitter output stages
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • H04B2001/0408Circuits with power amplifiers
    • H04B2001/0425Circuits with power amplifiers with linearisation using predistortion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】C−IM3歪みを含む送信機においてスプリアス放射をなくす。
【解決手段】本開示のいくつかの実施形態によれば、方法は、C−IM3歪み項の逆位相を用いて、デジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与え、該予歪とC−IM3歪みが送信機において互いに打ち消し合うようにすることを含んでいてもよい。本方法はまた、送信機のベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を提供し、前記複合フィルタの線形位相応答を提供するために、前記予歪を与えられたデジタル信号をデジタル的に調整することをも含んでいてもよい。
【選択図】図2

Description

本開示は概括的には無線通信に、より詳細には、無線通信装置におけるスプリアス放射の打ち消しに関する。
無線通信システムは、多様な遠隔通信システム、テレビジョン、ラジオおよびその他のメディア・システム、データ通信ネットワークおよび他のシステムにおいて、無線送信機および無線受信機を使って遠隔地点間で情報を伝達するために使用されている。送信機は、通例アンテナを援用して、ラジオ、テレビジョンまたは他の遠隔通信といった電磁信号を伝搬させる電子装置である。送信機はしばしば、無線周波(radio-frequency)またはその他の信号を受け取り、該信号を所定の利得によって増幅し、増幅された信号を通信する信号増幅器を含む。他方、受信機は、やはり通例アンテナを援用して、無線電磁信号を受信および処理する電子装置である。ある種の事例では、送信機および受信機は、トランシーバと呼ばれる単一の装置に組み合わされてもよい。
無線通信システムは普通、スプリアス放射を受ける。スプリアス放射とは、電子設備において、所望される信号の高調波周波数に現れる望まれない信号である。送信機およびトランシーバの送信経路では、4倍ベースバンドまたは「4×BB」スプリアス放射として知られる型のスプリアス放射が起こることがある。4×BB放射はしばしば、送信経路におけるベースバンド・フィルタ、上方変換ミキサーおよび可変利得増幅器の間のインターフェースにおいて発生し、無線周波信号の搬送波周波数の各側に二つの歪み項を引き起こす。4×BBのピークはしばしば、ベースバンド信号オフセット周波数の4倍に等しい量だけ搬送波周波数より高いか低い周波数に現れる。4×BBスプリアス放射はC−IM3(3次歪み)および畳まれたC−IM3(5次歪み)としても知られることがある。場合によっては、4×BBスプリアス放射は、関連する無線通信規格(たとえば第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)すなわち「3GPP」)に違反したり、無線通信装置において動作上の問題を引き起こしたりしうる大きさで起こることがある。
4×BBスプリアス放射は、ベースバンド信号および搬送波信号に対する無線通信装置の非線形効果によって生じると見られ、よって4×BB放射は、予測される放射の逆位相を用いてデジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与えることによって打ち消されうる。
放射およびノイズを制限するために、送信機においてデジタル・フィルタとともにアナログ・フィルタが配備される。送信される信号帯域幅と比較可能となるため、複合フィルタの3デシベル(dB)帯域幅がしばしば選ばれる。3GPPロングターム・エボルーション(LTE: Long-Term Evolution)システムにおける周波数ホッピングのため、どんなデジタル予歪も、効果的に機能するためには、複合フィルタは、直流から4×BB歪み項の周波数まで平坦な振幅応答をもつ必要がある。さらに、複合フィルタは線形の位相応答をもつことが望ましい。線形位相応答は、デジタル予歪の予測された放射にプリエンファシス・フィルタを適用することによって達成されてもよい。
効果的なプリエンファシス(pre-emphasis)および予歪(pre-distortion)は、数多くの要因によって複雑にされうる。その要因は次のものを含む:
・アナログ・フィルタ応答の変動を引き起こしうるプロセス変動;
・温度変動は、アナログ・フィルタの物理的特性の変動を引き起こし、よってアナログ・フィルタ応答の変動につながりうる;
・温度変動は、4×BB放射を引き起こす非線形効果のように、切り換えミキサーと可変利得アレイ入力との間のインターフェースにおけるインピーダンス変化を引き起こしうる;
・パワー制御システムはLTE時間スロット境界上で可変利得増幅器の利得を変え、よってミキサーが見る負荷を変えうる;
・パワー制御システムはミキサーへの信号強度を変えうる。
上記の要因は、パフォーマンスを最大にするために異なる予歪およびプリエンファシス・フィルタ設計を必要としうる。
上記のセクションは、単に、本開示の実施形態の背景を与えるものであって、そのいかなる部分も従来技術の自認と解釈してはならない。
本開示のいくつかの実施形態によれば、方法は、C−IM3歪み項の逆位相を用いて、デジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与え、該予歪とC−IM3歪みが送信機において互いに打ち消し合うようにすることを含んでいてもよい。本方法はまた、送信機のベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を提供し、前記複合フィルタの線形位相応答を提供するために、前記予歪を与えられたデジタル信号をデジタル的に調整する(conditioning)ことをも含んでいてもよい。
本開示の一つまたは複数の実施形態の技術的利点は、C−IM3歪みを含む送信機においてスプリアス放射をなくすための効果的な機構を含むことがある。
本開示のさまざまな実施形態は、上に挙げた技術的利点の一部を含んでいてもよいし、全部を含んでいてもよいし、一つも含まなくてもよい。さらに、本開示の他の技術的利点は、図面、詳細な説明および請求項から当業者にはすぐに明白となりうる。
本開示ならびにその特徴および利点のより完全な理解のために、ここで、付属の図面とともに以下の詳細な説明を参照する。
本開示のある種の実施形態に基づく例示的な無線通信システムのブロック図である。 本開示のある種の実施形態に基づく例示的な送信および/または受信要素の選択された構成要素のブロック図である。 本開示のある種の実施形態に基づく、予歪モジュールにおいて予歪成分を生成するための論理を示す図である。 本開示のある種の実施形態に基づく、プリエンファシス・フィルタの設計のための例示的な方法のフローチャートである。 プリエンファシス・フィルタの設計のための例示的な方法のフローチャートである。
図1は、本開示のある種の実施形態に基づく例示的な無線通信システム100のブロック図である。簡単のため、図1には二つの端末110と二つの基地局120しか示していない。端末110はリモート・ステーション、移動局、アクセス端末、ユーザー装置(UE: user equipment)、無線通信装置、携帯電話または他の何らかの用語で称されてもよい。基地局120は固定ステーションであってもよく、アクセス・ポイント、ノードBまたは他の何らかの用語で称されてもよい。モバイル切り換えセンター(MSC: mobile switching center)140がこれらの基地局120に結合されていてもよく、これらの基地局120のための調停(coordination)および制御を与えてもよい。
端末110は、衛星130からの信号を受信する機能があってもなくてもよい。衛星130は、よく知られた全地球測位システム(GPS: Global Positioning System)のような衛星測位システムに属していてもよい。各GPS衛星はGPS信号を送信してもよく、該GPS信号には地球上のGPS受信機がGPS信号の到達時間を測定することを許容する情報がエンコードされていてもよい。GPS受信機の三次元位置を精密に推定するために、十分な数のGPS衛星についての測定を使用しうる。端末110はまた、ブルートゥース(Bluetooth)送信機、ワイヤレス・フィデリティ(Wi-Fi: Wireless Fidelity)送信機、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)送信機、IEEE802.11送信機および他の任意の好適な送信機といった他の型の送信源からの信号を受信する機能があってもよい。
図1では、各端末110は複数の送信源から同時に信号を受信するものとして示されている。ここで、送信源は基地局120でも衛星130でもよい。ある種の実施形態では、端末110は送信源でもあってもよい。一般に、端末110は、任意の所与の瞬間において、0個、1個または複数の送信源からの信号を受信しうる。
システム100は、符号分割多重アクセス(CDMA: Code Division Multiple Access)システム、時分割多重アクセス(TDMA: Time Division Multiple Access)システムまたは他の何らかの無線通信システムであってもよい。CDMAシステムは、IS-95、IS-2000(「1x」としても一般に知られる)、IS-856(「1xEV-DO」としても一般に知られる)、広帯域CDMA(W-CDMA: Wideband-CDMA)などといった一つまたは複数のCDMA規格を実装してもよい。TDMAシステムは、グローバル移動通信システム(GSM: Global System for Mobile Communications)のような一つまたは複数のTDMA規格を実装してもよい。W-CDMA規格は3GPPとして知られるコンソーシアムによって定義されており、IS-2000およびIS-856規格は3GPP2として知られるコンソーシアムによって定義されている。
図2は、本開示のある種の実施形態に基づく、例示的な送信および/または受信要素200(たとえば、端末100、基地局120または衛星130)の選択された構成要素のブロック図を示している。要素200は、送信経路201および/または受信経路221を含んでいてもよい。要素200の機能に依存して、要素200は送信機、受信機またはトランシーバと考えられてもよい。
図2に描かれるように、要素200はデジタル回路202を含んでいてもよい。デジタル回路202は、受信経路221を介して受信されたデジタル信号および情報を処理するよう構成された、および/または送信経路201を介した送信のためのデジタル信号および情報を処理するよう構成されたいかなるシステム、デバイスまたは装置を含んでいてもよい。そのようなデジタル回路202は、一つまたは複数のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサおよび/または他の好適な装置を含んでいてもよい。
送信経路201は同相(Iチャネル)経路252および直交位相(Qチャネル)経路254を含んでいてもよい。Iチャネル経路252は信号の同相成分を搬送してもよく、一方、Qチャネル経路254は信号の直交成分を搬送してもよい。
Iチャネル経路252およびQチャネル経路254のそれぞれは、デジタル予歪モジュール203を含んでいてもよい。予歪モジュール203は、デジタル回路202からデジタル信号を受信し、C−IM3歪み項の逆位相を用いてデジタル信号に予歪を与え、送信経路の他の構成要素による信号のデジタル‐アナログ変換および変調後に予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにするよう構成されたいかなるシステム、デバイスまたは装置であってもよい。予歪モジュール203は以下でより詳細に論じる。
Iチャネル経路252およびQチャネル経路254のそれぞれはさらに、デジタル・プリエンファシス・フィルタ205を含んでいてもよい。プリエンファシス・フィルタ205は、対応する予歪モジュール203から予歪を与えられたデジタル信号を受け取り、対応する予歪モジュール203によって生成された予歪に対する、アップコンバータ208のアナログ・ベースバンド・フィルタ206およびデジタル・ハーフバンド・フィルタ209の効果を相殺するよう構成されたいかなるシステム、デバイスまたは装置であってもよい。デジタル・プリエンファシス・フィルタ205は、複合的なアナログ・ベースバンド・フィルタ206およびデジタル・ハーフバンド・フィルタ209の平坦な振幅応答を提供し、該複合フィルタについての線形位相応答を提供するために、予歪を与えられたデジタル信号を修正してもよい。追加的または代替的に、プリエンファシス・フィルタ205は、受信経路221の帯域ノイズ(band noise)を回避するために狭いベースバンド・フィルタの帯域幅が使われる場合には、対応するベースバンド・フィルタ206のアナログ垂れ下がり(droop)を補償するよう構成されていてもよい。
図2に示されるように、Iチャネル経路252およびQチャネル経路254のそれぞれはまた、デジタル・ハーフバンド・フィルタ209を含んでいてもよい。デジタル・ハーフバンド・フィルタ209は、プリエンファシス・フィルタ205から受信されるアナログ信号の高周波成分をさらに減衰させるよう構成されたいかなるシステム、デバイスまたは装置であってもよい。
Iチャネル経路252およびQチャネル経路254のそれぞれはまた、デジタル‐アナログ変換器(DAC: digital-to-analog converter)204を含んでいてもよい。DAC 204は、予歪を与えられ、プリエンファシスを加えられたデジタル信号を対応するプリエンファシス・フィルタ205から受信し、そのようなデジタル信号をアナログ信号に変換するよう構成されていてもよい。そのようなアナログ信号は、次いで、ベースバンド・フィルタ206を含む送信経路201の一つまたは複数の他の構成要素に渡されてもよい。
ベースバンド・フィルタ206は、低周波数信号は通過させるが、カットオフ周波数またはベースバンド周波数より高い周波数をもつ信号は減衰させるよう構成されたいかなるシステム、デバイスまたは装置をも含みうる。よって、ベースバンド・フィルタ206は対応するDAC 204からアナログ信号を受信して、そのようなアナログ信号の高周波数成分を減衰させてもよい。
上方変換器208は、ベースバンド・フィルタ206から受信されたアナログ信号を、発振器210によって与えられる発振器信号に基づく無線周波数の無線通信信号に周波数上方変換〔アップコンバート〕するよう構成されていてもよい。
発振器210は、アナログ信号の無線通信信号への変調または上方変換のための、あるいは無線通信信号からアナログ信号への復調または下方変換のための特定の周波数のアナログ波形を生成するよう構成されたいかなる好適なデバイス、システムまたは装置であってもよい。いくつかの実施形態では、発振器210はデジタル制御された結晶発振器(crystal oscillator)であってもよい。
送信経路201は、送信のために上方変換された信号を増幅するための可変利得増幅器(VGA: variable-gain amplifier)214およびVGA 214からの増幅された信号を受け取り、関心のある帯域内の信号成分は通過させ、帯域外のノイズおよび望まれない信号は除去するよう構成された帯域通過フィルタ216を含んでいてもよい。帯域通過フィルタ処理された信号は、パワー増幅器220によって受領されてもよく、ここで、アンテナ218を介した送信のために増幅されてもよい。アンテナ218は、そのような増幅された信号を受領し、送信してもよい(たとえば、端末110、基地局120および/または衛星130のうちの一つまたは複数に)。
受信経路221は、アンテナ218を介して(たとえば端末110、基地局120および/または衛星130から)無線通信信号を受信するよう構成された帯域通過フィルタ236を含んでいてもよい。帯域通過フィルタ236は、関心のある帯域内の信号成分を通過させ、帯域外のノイズおよび望まれない信号を除去してもよい。さらに、受信経路221は、帯域通過フィルタ236から受領された信号を増幅するための低ノイズ増幅器(LNA: low-noise amplifier)234を含んでいてもよい。
受信経路221はまた下方変換器228を含んでいてもよい。下方変換器228は、アンテナ218を介して受信され、LNA 234によって増幅された無線通信信号を、発振器210によって与えられる発振器信号によって周波数下方変換〔ダウンコンバート〕(たとえばベースバンド信号への下方変換)するよう構成されていてもよい。受信経路221はさらに、関心のある無線周波チャネル内の信号成分を通過させるおよび/または下方変換プロセスによって生成されうるノイズおよび望まれない信号を除去するために、下方変換された無線通信信号をフィルタ処理するよう構成されたフィルタ238を含んでいてもよい。さらに、受信経路221は、フィルタ238からアナログ信号を受信し、そのようなアナログ信号をデジタル信号に変換するよう構成されたアナログ‐デジタル変換器(ADC: analog-to-digital converter)224を含んでいてもよい。そのようなデジタル信号は次いで、処理のためにデジタル回路202に渡されてもよい。
上で論じたように、予歪モジュール203は、デジタル回路202からデジタル信号を受領し、C−IM3歪み項の逆位相を用いて該デジタル信号に予歪を与え、送信経路の他の構成要素による信号のデジタル‐アナログ変換および変調後に予歪とC−IM3歪みが打ち消し合うようにするよう構成されていてもよい。Iチャネル経路252およびQチャネル経路254が存在するので、予歪は信号の同相成分および直交成分の両方に加えられてもよい。C−IM3歪みを予測するおよび/または予歪を生成するために、いくつかの公式が使われてもよい。そうした公式は、限定するものではないが、下記を含む:
Ip=αI3およびQp=βQ3
Ip=αI2QおよびQp=βIQ2
Ip=αIQ2およびQp=βI2Q;
ここで、IおよびQはベースバンド周波数応答の基本同相および直交成分であり、IpおよびQpは予測された(predicted)C−IM3スプリアス放射の同相および直交成分(すなわち、デジタル領域においてIおよびQに加えられるべき予歪)であり、αおよびβは予歪係数と名付けてもよい実定数である。予歪モジュール203において予歪成分を生成するための論理300は図3に描かれている。
図3に示されるように、論理300は、IおよびQのそれぞれ、つまりデジタル・ベースバンド信号の基本成分の同相および直交成分を二乗するための乗算器302aを含んでいてもよい。I2およびQ2のそれぞれは、マルチプレクサ304aの入力に加えられてもよく、各乗算器は、選択信号mux_select0に基づいてI2およびQ2の一方を選択する。乗算器の出力はラッチ306aによってラッチされてもよい。一つのラッチ306aの出力は、乗算器302bによってIを乗算されて、I3またはIQ2の結果を与えてもよい。もう一つのラッチ306aの出力は乗算器302bによってQを乗算されて、I2QまたはQ3の結果を与えてもよい。各マルチプレクサ304bは、選択信号mux_select1に基づいて乗算器302bの出力の間で選択してもよい。マルチプレクサ304bの出力はI3、I2Q、IQ2またはQ3のうちの一つでありうるが、これはラッチ306bによってラッチされてもよい。一つのラッチ306bの出力は、乗算器302cによって予歪係数αを乗算され、予測されるC−IM3スプリアス放射の同相成分Ipを与えてもよい。もう一つのラッチ306bの出力は、乗算器302cによって予歪係数βを乗算され、予測されるC−IM3スプリアス放射の直交成分Qpを与えてもよい。Ipは加算器308において基本同相成分Iに加えられてもよく、Qpはもう一つの加算器308において基本直交成分Qに加えられてもよい。加算器308の結果は、ラッチ306cによってラッチされてもよい。一つのラッチ306cの出力は、Iチャネル経路252の予歪モジュール205の出力をなしてもよく、他方のラッチ306cの出力はQチャネル経路254の予歪モジュール205の出力をなしてもよい。
いくつかの実施形態では、予歪係数αおよびβは、要素200の電源投入および/またはリセット時の「コールド較正」手順によって、いかなる好適な探索アルゴリズムを介して取得されてもよい。たとえば、αおよび/またはβは、可能性のある値の範囲を横断して掃引されてもよく、C−IM3振幅が受信要素224において測定されてもよく、測定された結果が動作中に使用されるべき係数の値を導出するために使われてもよい。その際、最低振幅のC−IM3歪みを与える係数値が、要素200の動作の際に使用されるべき値として選択されてもよい。無線周波切り換え利得(radio-frequency switching gains)が要求される設計(たとえば、段階的な(stepped)可変利得増幅器が使用されるなど)では、予歪係数は、すべての必要とされる利得段に対してコールド較正手順を実行することによって得られてもよい。他の実施形態では、予歪係数は、実験室検証(lab validation)によって決定されてもよく、あらかじめ決定された係数が要素200のメモリおよび/またはファームウェアに記憶されてもよい。さらに他の実施形態では、予歪係数が、要素200またはその構成要素のハードウェア試験(たとえばシリコン最終試験(silicon final test))を介して決定されてもよい。ここで、該試験の間に4×BB項が解析され、係数が決定されてメモリに記憶されてもよい。電源投入またはリセット時に、要素200は記憶された係数をメモリから読んでもよい。
要素200の特性は要素200の電源投入および/またはリセット後に変化することがある(たとえば、温度上昇により要素200のある種の構成要素の電気的性質が変化することがある)ので、そのような変動に対応するために、動作中に予歪係数が修正されうることが望まれることがありうる。たとえば、可変利得増幅器VGA 214の利得の変化の場合、予歪係数の一方または両方が修正されてもよい。もう一つの例として、送信経路201のデジタル利得の変化(たとえば、DAC 204の出力レベルの変化)の場合、予歪係数の一方または両方が、デジタル利得の変化に基づいてスケーリングされてもよい(たとえば、α=α×√(新利得/旧利得))。さらなる例として、送信経路201の構成要素の温度の変化の場合、予歪係数の一方または両方が、温度の変化に基づいてスケーリングされてもよい(たとえば、α=α×T/T)。上記に開示された以外の方法が、利得または温度の変化に応答して予歪係数をスケーリングするために使用されてもよい。スケーリングのための厳密な公式は、トランシーバ・アーキテクチャに基づく実験室特性評価または他の好適なアプローチによって得られてもよい。
また、上で論じたように、プリエンファシス・フィルタ205は、なかでも、予歪モジュール203から予歪を与えられたデジタル信号を受け取って、予歪モジュール203によって生成された予歪に対する、上方変換器208のアナログ・ベースバンド・フィルタ206およびデジタル・ハーフバンド・フィルタ209の効果に抗するよう構成されてもよい。プリエンファシス・フィルタ205は、ベースバンド・フィルタ206の振幅応答および位相応答に基づいて、ゼロ・フォーシング(zero-forcing)・アルゴリズムまたは他の任意の好適な手段を使って設計されてもよい。ベースバンド・フィルタ206の振幅応答および線形位相からの位相偏移は、要素200の電源投入またはリセット時のコールド較正手順で得られる情報から、あるいはベースバンド・フィルタ206のシミュレーションに基づいて導出されてもよい。プリエンファシス・フィルタ205は、ベースバンド・フィルタ206、デジタル・ハーフバンド・フィルタ209およびプリエンファシス・フィルタ205の組み合わされた応答が平坦な大きさの応答および線形位相応答(または一定の群遅延)を生成し、それにより予歪を与えられた信号がC−IM3スプリアス放射を打ち消すよう設計されてもよい。プリエンファシス・フィルタの設計にゼロ・フォーシング・アルゴリズムが使われる実装では、そのようなフィルタの設計は、図4に描かれるステップに従って行われる。
図4は、プリエンファシス・フィルタ205の設計のための例示的な方法400のフローチャートを描いている。ある実施形態によれば、方法400はステップ402で開始されてもよい。上述したように、本開示の教示は、システム100の多様な構成において実装されてもよい。よって、方法400のための初期化点および方法400をなすステップ402〜412の順序は、選ばれる実装に依存してもよい。
ステップ402では、当技術分野で既知の通常のNタップのゼロ・フォーシング等化器が生成されてもよい。ステップ404では、該Nタップのゼロ・フォーシング等化器についてのパフォーマンス関数(performance function)がセットアップされる。これは、複合的なアナログ・ベースライン・フィルタ、デジタル・ハーフバンド・フィルタおよび予歪モジュール/プリエンファシス・フィルタについての、理想的な平坦な組み合わされた大きさ応答および組み合わされた群遅延応答からの、リプル偏移を含む。そのようなパフォーマンス関数の値が評価されてもよい。
ステップ406では、小さな、実数のランダムな数のN元ベクトルが等化器係数に加えられてもよく、パフォーマンス関数が再評価されてもよい。ステップ408では、パフォーマンス関数が、以前のパフォーマンス関数よりよい結果を生じたかどうかに関して判定がなされてもよい。そうでない場合、ステップ406が繰り返されてもよい。それ以外の場合、方法400はステップ410に進んでもよい。
ステップ410では、等化器係数が、ステップ406でのN元ベクトルの加算後のこれらの新しい値を用いて更新されてもよい。ステップ412では、複合的なアナログ・ベースバンド・フィルタ、デジタル・ハーフバンド・フィルタおよび予歪モジュール/プリエンファシス・フィルタについての満足のいくパフォーマンス関数が達成されるかどうかに関して判定がなされてもよい。そうである場合、方法400は終了してもよい。それ以外の場合、方法400は再びステップ406に進んでもよい。
図4は、方法400に関して取られるべき具体的ないくつかのステップを開示しているが、方法400は、図4に描かれているより多数のまたは少数のステップをもって実行されてもよい。さらに、図4は方法400に関して取られるべきステップのある順序を開示しているが、方法400をなすステップはいかなる好適な順序で完遂されてもよい。
方法400は、電源投入時のコールド較正において、あるいはオフラインで、要素200の任意の構成要素および/または方法400を実装するよう動作可能な他の任意のシステムの特徴付けを介して、実装されてもよい。プリエンファシス・フィルタ205設計がコールド較正時に実行される場合、特徴付けられるプロセスは、要素200において描かれている受信経路221を使って振幅および位相応答を測定することによって実行される。プリエンファシス・フィルタ205設計がオフラインで実行される場合、特徴付けプロセスはシミュレーションおよび/またはシリコン検証によって実行されてもよい。後者の場合(図5に描かれるようなシリコン検証)、最悪ケースのプロセス変動をカバーする一組の係数が設計され、ファームウェアに記憶されてもよい。電源投入時に、コールド較正が3dbコーナー周波数を測定してもよく、ファームウェアはその3dBコーナー周波数に基づいて係数を選択してもよい。ある種の実施形態では、方法400は部分的または完全に、コンピュータ可読媒体に具現されているソフトウェアおよび/またはファームウェアで実装されてもよい。
予歪モジュール203と同様、プロセス変動および動作条件はプリエンファシス・フィルタ205のパフォーマンスを変動させることがある。そこで、ある種の実施形態では、(図4に関して上で論じたようにして)複数の可能なプリエンファシス・フィルタが設計されてもよく、要素200において選択のために利用可能であってもよい。電源投入および/またはリセット時に、コールド較正手順は要素200の特性(たとえば複合的なデジタル・ハーフバンド・フィルタ209、DAC 204およびベースバンド・フィルタ206の3dB減衰する点(3dB周波数))を測定し、そのような特性に基づいて、前記複数の可能なプリエンファシス・フィルタのうちの一つを、要素200の動作のためのプリエンファシス・フィルタ205として選択してもよい。動作の間、選択されたプリエンファシス・フィルタ205は、その機能を変更しうる動作条件(たとえば温度変動)を考慮に入れるよう修正されてもよい。温度情報は、オンチップの温度センサーまたはオフチップの温度の読みから得られてもよい。たとえば、要素200において送信コマンドが発されるのに応答して、プリエンファシス・フィルタ205のゼロ・フォーシング等化器のための等化器係数は、組み合わされたフィルタ応答のための所望される3dBコーナー周波数を達成するよう修正されてもよい。コールド較正手順およびオンライン修正に関するさらなる詳細は図5において後述する。
図5は、プリエンファシス・フィルタ205の設計のための例示的な方法500のフローチャートを描いている。ある実施形態によれば、方法500はステップ502で始まりうる。上記のように、本開示の教示はシステム100の多様な構成において実装されうる。よって、方法500のための初期化点および方法500をなすステップ502〜514の順序は選択される実装に依存することがある。
ステップ502において、プリエンファシス・フィルタ205または要素200の他の構成要素が、複合のデジタル・ハーフバンド・フィルタ209、DAC 204およびアナログ・ベースバンド・フィルタ206のための信号伝達関数を、該複合フィルタの構成要素およびそれらの許容差(tolerance)に基づいて取得してもよい。ステップ504では、プリエンファシス・フィルタ205または要素200の他の構成要素が、変動許容差(variation tolerance)がないと仮定して複合フィルタ応答を決定し、変動許容差がないと仮定して可能なプリエンファシス・フィルタを設計しうる。
ステップ506では、プリエンファシス・フィルタ205または要素200の他の構成要素は、(たとえば500kHzステップの)特定の周波数での3デシベル(dB)の変化を与える変動許容差を決定し、そのような周波数ステップ帯域幅の3dB間隔をもつ可能なプリエンファシス・フィルタの組を生成してもよい。そのようなすべての可能なプリエンファシス・フィルタは、対応するフィルタ係数によって表してもよく、それらの係数はその3dB周波数をインデックスとして使って記憶されてもよい。
ステップ508では、3dB周波数が複合フィルタについて決定されてもよい。たとえば、電源投入またはリセット時に、一組のトーン信号が送信経路201を通じて通信され、受信経路221によって受信された対応する信号を解析して複合フィルタの3dB周波数を計算してもよい。
ステップ510では、(ステップ508で決定された)複合フィルタについての3dB周波数が(ステップ506で生成された)一組の係数を選択するために使用されてもよい。選択された係数は、プリエンファシス・フィルタ205内にロードされてもよい。一組の信号(たとえばトーンまたは変調された信号)が要素200を通じて送信されてもよい。受信経路221によって受信された信号は、4×BB項について解析されてもよい。これらの解析結果は次いで、係数αおよびβを決定するために使用されてもよい。この解析手順は、限定することなく、以下のものを含みうる:
・αの可能な値を通じて探索し、最小の4×BB放射につながるものを選択する;
・限られた集合のα値で4×BB項を測定し、測定された結果を使ってαについての最適な値を導出する。
ステップ512および514は、実際の通信において使用されうる手順を記述している。ステップ512では、要素200について送信コマンドが受信されるとき、ステップ508および510において3dB周波数に基づいて決定された係数がプリエンファシス・フィルタ205にロードされてもよい(たとえば、ステップ510で決定されたαおよびβの値が予歪フィルタ205にロードされてもよい)。ステップ514では、可変利得増幅器214の利得、デジタル利得および/または温度の変化に応答して、プリエンファシス・フィルタ205または要素200の他の構成要素がプリエンファシス・フィルタ係数をスケーリングしてもよい。
図5は、方法500に関して取られるべき具体的ないくつかのステップを開示しているが、方法500は、図5に描かれているより多数のまたは少数のステップをもって実行されてもよい。さらに、図5は方法500に関して取られるべきステップのある順序を開示しているが、方法500をなすステップはいかなる好適な順序で完遂されてもよい。
方法500は、要素200の任意の構成要素および/または方法500を実装するよう動作可能な他の任意のシステムを使って実装されてもよい。ある種の実施形態では、方法500は部分的または完全に、コンピュータ可読媒体に具現されているソフトウェアおよび/またはファームウェアで実装されてもよい。
本開示の範囲からシステム100に対して修正、追加または省略が加えられてもよい。システム100の構成要素は統合されていても分離されていてもよい。さらに、システム100の動作はより多数、より少数または他の構成要素によって実行されてもよい。本稿での用法では、「各」「それぞれ」は、集合の各要素または集合の部分集合の各要素を指す。
本開示についていくつかの実施形態を用いて記述してきたが、さまざまな変更および修正が当業者には思いつくことがありうる。本開示は、付属の請求項の範囲内にはいるそのような変更および修正を包含することが意図されている。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
デジタル・ベースバンド信号をアナログ・ベースバンド信号に変換するよう構成されたデジタル‐アナログ変換器と;
前記アナログ・ベースバンド信号をフィルタ処理するよう構成されたベースバンド・フィルタと;
前記アナログ・ベースバンド信号を変調して無線周波信号を与えるよう構成された上方変換器と;
前記無線周波信号を増幅するよう構成された可変利得増幅器と;
C−IM3歪み項の逆位相を用いて前記デジタル・ベースバンド信号に予歪を与えて前記予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにするよう構成されたデジタル予歪モジュールと;
前記ベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を与え、前記複合フィルタの線形位相応答を与えるために、前記予歪を与えられたデジタル信号を調整するよう構成されたデジタル・プリエンファシス・フィルタとを有する、
送信機。
(付記2)
前記デジタル予歪モジュールの応答が一つまたは複数の予歪項に基づき、各予歪項は三次多項式を含み、前記多項式の変数は前記デジタル・ベースバンド信号の周波数応答成分を含み、前記多項式の三次の項の係数は予歪係数を含む、付記1記載の送信機。
(付記3)
前記予歪係数が、当該送信機の電源投入またはリセット時に探索アルゴリズムに基づいて決定される、付記2記載の送信機。
(付記4)
前記予歪係数が、電源投入またはリセット時に、可能性のある値の範囲にわたって掃引され;
前記の値のそれぞれについて、C−IM3歪みの振幅が測定され;
最低の振幅のC−IM3歪みを与える値が、前記予歪モジュールの動作のための予歪係数として選択される、
付記3記載の送信機。
(付記5)
前記予歪係数の値が、動作中、当該送信機の動作特性の変化に応答して修正されうる、付記4記載の送信機。
(付記6)
前記動作特性が、前記可変利得増幅器の利得の変化;送信経路のデジタル利得の変化;当該送信機の一つまたは複数の構成要素の温度の変化のうちの少なくとも一つを含む、付記5記載の送信機。
(付記7)
前記予歪係数が、当該送信機の実験室検証によって決定され、当該送信機のメモリに記憶される、付記2記載の送信機。
(付記8)
前記予歪係数が当該送信機のハードウェア試験によって、前記C−IM3歪み項の解析に基づいて決定され、当該送信機のメモリに記憶され、さらに、前記予歪係数が当該送信機の電源投入またはリセットの際に前記メモリからロードされうる、付記2記載の送信機。
(付記9)
前記プリエンファシス・フィルタが複数の可能なプリエンファシス・フィルタから選択され、該選択は、選択されたプリエンファシス・フィルタが前記複合フィルタについての所望される3dB周波数を与えるように行われる、付記1記載の送信機。
(付記10)
前記プリエンファシス・フィルタの特性が、動作中、当該送信機の動作特性の変化に応答して修正されうる、付記7記載の送信機。
(付記11)
無線通信信号を受信し、該無線通信信号をデジタル信号に変換するよう構成された受信経路と;
デジタル信号を無線通信信号に変換するよう構成された送信経路とを有する無線通信要素であって、前記送信経路は:
デジタル・ベースバンド信号をアナログ・ベースバンド信号に変換するよう構成されたデジタル‐アナログ変換器と;
前記アナログ・ベースバンド信号をフィルタ処理するよう構成されたベースバンド・フィルタと;
前記アナログ・ベースバンド信号を変調して無線周波信号を与えるよう構成された上方変換器と;
前記無線周波信号を増幅するよう構成された可変利得増幅器と;
C−IM3歪み項の逆位相を用いて前記デジタル・ベースバンド信号に予歪を与えて前記予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにするよう構成されたデジタル予歪モジュールと;
前記ベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を与え、前記複合フィルタの線形位相応答を与えるために、前記予歪を与えられたデジタル信号を調整するよう構成されたデジタル・プリエンファシス・フィルタとを有する、
無線通信要素。
(付記12)
前記デジタル予歪モジュールの応答が一つまたは複数の予歪項に基づき、各予歪項は三次多項式を含み、前記多項式の変数は前記デジタル・ベースバンド信号の周波数応答成分を含み、前記多項式の三次の項の係数は予歪係数を含む、付記11記載の無線通信要素。
(付記13)
前記予歪係数が、当該要素の電源投入またはリセット時に探索アルゴリズムに基づいて決定される、付記12記載の要素。
(付記14)
前記予歪係数が、電源投入またはリセット時に、可能性のある値の範囲にわたって掃引され;
前記の値のそれぞれについて、C−IM3歪みの振幅が測定され;
最低の振幅のC−IM3歪みを与える値が、前記予歪モジュールの動作のための予歪係数として選択される、
付記13記載の要素。
(付記15)
前記予歪係数の値が、動作中、当該要素の動作特性の変化に応答して修正されうる、付記14記載の要素。
(付記16)
前記動作特性が、前記可変利得増幅器の利得の変化;前記送信経路のデジタル利得の変化;当該要素の一つまたは複数の構成要素の温度の変化のうちの少なくとも一つを含む、付記15記載の要素。
(付記17)
前記予歪係数が、前記送信機の実験室検証によって決定され、前記送信機のメモリに記憶される、付記12記載の要素。
(付記18)
前記予歪係数が当該要素のハードウェア試験によって、前記C−IM3歪み項の解析に基づいて決定され、当該要素のメモリに記憶され、さらに、前記予歪係数が当該要素の電源投入またはリセットの際に前記メモリからロードされうる、付記12記載の要素。
(付記19)
前記プリエンファシス・フィルタが複数の可能なプリエンファシス・フィルタから選択され、該選択は、選択されたプリエンファシス・フィルタが前記複合フィルタについての所望される3dB周波数を与えるように行われる、付記11記載の要素。
(付記20)
前記プリエンファシス・フィルタの特性が、動作中、当該要素の動作特性の変化に応答して修正されうる、付記17記載の要素。
(付記21)
C−IM3歪み項の逆位相を用いてデジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与えて、送信機において前記予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにする段階と;
前記送信機のベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を与え、前記複合フィルタの線形位相応答を与えるために、前記予歪を与えられたデジタル信号をデジタル的に調整する段階とを含む、
方法。
(付記22)
前記デジタル予歪モジュールの応答が一つまたは複数の予歪項に基づき、各予歪項は三次多項式を含み、前記多項式の変数は前記デジタル・ベースバンド信号の周波数応答成分を含み、前記多項式の三次の項の係数は予歪係数を含み、当該方法がさらに:
電源投入またはリセット時に、前記予歪係数を可能性のある値の範囲にわたって掃引し;
前記の値のそれぞれについて、C−IM3歪みの振幅を測定し;
最低の振幅のC−IM3歪みを与える値を、前記デジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与えるための予歪係数として選択することを含む、
付記21記載の方法。
(付記23)
前記予歪係数の値を、動作中に、前記送信機の動作特性の変化に応答して修正する段階をさらに含む、付記22記載の方法。
(付記24)
前記プリエンファシス・フィルタを複数の可能なプリエンファシス・フィルタから選択する段階をさらに含み、該選択は、選択されたプリエンファシス・フィルタが前記複合フィルタについての所望される3dB周波数を与えるように行われる、付記21記載の方法。
(付記25)
送信機において信号を処理する方法であって:
デジタル・ベースバンド信号および記憶されている係数から4×BBスプリアス放射の3次歪みを予測する段階と;
予測された3次歪みを逆位相にしたものを用いて前記デジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与えて、前記予歪と前記3次歪みが互いに打ち消し合うようにする段階と;
プリエンファシス・フィルタによって、予歪を与えられたデジタル信号をデジタル的に調整する段階とを含み、前記プリエンファシス・フィルタによる調整は、調整された信号を処理する前記送信機の複合フィルタおよび前記プリエンファシス・フィルタの組み合わされた応答が平坦な振幅応答および線形位相応答を与えるものである、
方法。
100 無線通信システム
110 端末(リモート・ステーション、移動局、アクセス端末、ユーザー装置(UE)、無線通信装置、携帯電話)
120 基地局(アクセス・ポイント、ノードB)
130 衛星
140 モバイル切り換えセンター(MSC)
200 送信および/または受信要素(たとえば、端末100、基地局120または衛星130)
202 デジタル回路
203 予歪モジュール
204 DAC(デジタル‐アナログ変換器)
205 プリエンファシス・フィルタ
206 ベースバンド・フィルタ
208 上方変換器(アップコンバーター)
209 デジタル・ハーフバンド・フィルタ
210 発振器
214 VGA(可変利得増幅器)
216 帯域通過フィルタ
218 アンテナ
220 パワー増幅器
224 ADC(アナログ‐デジタル変換器)
228 下方変換器(ダウンコンバーター)
234 LNA(低ノイズ増幅器)
236 帯域通過フィルタ
238 フィルタ
252 Iチャネル
254 Qチャネル
302 乗算器
304 マルチプレクサ
306 ラッチ
400 方法
402 通常のNタップのゼロ・フォーシング等化器を設計
404 理想的な平坦な組み合わされた大きさ応答および組み合わされた群遅延応答からのリプル逸脱を含むパフォーマンス関数を設定し、その値を評価
406 小さな、実数のランダムな数のN元ベクトルを等化器係数に加え、パフォーマンス関数を再評価
408 パフォーマンス関数改善?
410 新しい値を用いて等化器係数を更新
412 満足のいくパフォーマンス関数が得られたか?
500 方法
502 複合フィルタ(ベースバンド・フィルタ206およびデジタル・ハーフバンド・フィルタ209およびそれらの変動許容差)の構成要素に基づいて信号伝達関数を取得
504 正規プロセスについて複合フィルタ応答を決定し、変動許容差がないと仮定してプリエンファシス・フィルタ205を設計
506 特定の周波数帯域で3dBの変化を与える変動許容差を決定し、そのような周波数帯域の帯域幅の3dB間隔をもつプリエンファシス・フィルタの組を生成
508 複合フィルタについて3dB周波数を決定
510 3dB周波数に基づいて係数値αおよびβを決定
512 送信コマンドが受領されるとき、フィルタの3dB周波数に基づく係数をプリエンファシス・フィルタにロード
514 パワー変化コマンドが受領されるとき、可変利得増幅器VGA214の利得、デジタル利得および/または温度の変化に基づいて予歪係数をスケーリング

Claims (8)

  1. デジタル・ベースバンド信号をアナログ・ベースバンド信号に変換するよう構成されたデジタル‐アナログ変換器と;
    前記アナログ・ベースバンド信号をフィルタ処理するよう構成されたベースバンド・フィルタと;
    前記アナログ・ベースバンド信号を変調して無線周波信号を与えるよう構成された上方変換器と;
    前記無線周波信号を増幅するよう構成された可変利得増幅器と;
    C−IM3歪み項の逆位相を用いて前記デジタル・ベースバンド信号に予歪を与えて前記予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにするよう構成されたデジタル予歪モジュールと;
    前記ベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を与え、前記複合フィルタの線形位相応答を与えるために、前記予歪を与えられたデジタル信号を調整するよう構成されたデジタル・プリエンファシス・フィルタとを有する、
    送信機。
  2. 前記デジタル予歪モジュールの応答が一つまたは複数の予歪項に基づき、各予歪項は三次多項式を含み、前記多項式の変数は前記デジタル・ベースバンド信号の周波数応答成分を含み、前記多項式の三次の項の係数は予歪係数を含む、請求項1記載の送信機。
  3. 前記予歪係数が、電源投入またはリセット時に、可能性のある値の範囲にわたって掃引され;
    前記の値のそれぞれについて、C−IM3歪みの振幅が測定され;
    最低の振幅のC−IM3歪みを与える値が、前記予歪モジュールの動作のための予歪係数として選択される、
    請求項2記載の送信機。
  4. 前記予歪係数の値が、動作中、当該送信機の動作特性の変化に応答して修正されうる、請求項3記載の送信機。
  5. 前記プリエンファシス・フィルタが複数の可能なプリエンファシス・フィルタから選択され、該選択は、選択されたプリエンファシス・フィルタが前記複合フィルタについての所望される3dB周波数を与えるように行われる、請求項1記載の送信機。
  6. 無線通信信号を受信し、該無線通信信号をデジタル信号に変換するよう構成された受信経路と;
    デジタル信号を無線通信信号に変換するよう構成された送信経路とを有する無線通信要素であって、前記送信経路は:
    デジタル・ベースバンド信号をアナログ・ベースバンド信号に変換するよう構成されたデジタル‐アナログ変換器と;
    前記アナログ・ベースバンド信号をフィルタ処理するよう構成されたベースバンド・フィルタと;
    前記アナログ・ベースバンド信号を変調して無線周波信号を与えるよう構成された上方変換器と;
    前記無線周波信号を増幅するよう構成された可変利得増幅器と;
    C−IM3歪み項の逆位相を用いて前記デジタル・ベースバンド信号に予歪を与えて前記予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにするよう構成されたデジタル予歪モジュールと;
    前記ベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を与え、前記複合フィルタの線形位相応答を与えるために、前記予歪を与えられたデジタル信号を調整するよう構成されたデジタル・プリエンファシス・フィルタとを有する、
    無線通信要素。
  7. C−IM3歪み項の逆位相を用いてデジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与えて、送信機において前記予歪とC−IM3歪みが互いに打ち消し合うようにする段階と;
    前記送信機のベースバンド・フィルタおよびデジタル・ハーフバンド・フィルタを含む複合フィルタの平坦な振幅応答を与え、前記複合フィルタの線形位相応答を与えるために、前記予歪を与えられたデジタル信号をデジタル的に調整する段階とを含む、
    方法。
  8. 送信機において信号を処理する方法であって:
    デジタル・ベースバンド信号および記憶されている係数から4×BBスプリアス放射の3次歪みを予測する段階と;
    予測された3次歪みを逆位相にしたものを用いて前記デジタル・ベースバンド信号にデジタル的に予歪を与えて、前記予歪と前記3次歪みが互いに打ち消し合うようにする段階と;
    プリエンファシス・フィルタによって、予歪を与えられたデジタル信号をデジタル的に調整する段階とを含み、前記プリエンファシス・フィルタによる調整は、調整された信号を処理する前記送信機の複合フィルタおよび前記プリエンファシス・フィルタの組み合わされた応答が平坦な振幅応答および線形位相応答を与えるものである、
    方法。
JP2011200650A 2010-09-15 2011-09-14 スプリアス放射打ち消しのためのシステムおよび方法 Active JP5864176B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/882,498 US8204456B2 (en) 2010-09-15 2010-09-15 Systems and methods for spurious emission cancellation
US12/882,498 2010-09-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012065318A true JP2012065318A (ja) 2012-03-29
JP5864176B2 JP5864176B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=44674466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011200650A Active JP5864176B2 (ja) 2010-09-15 2011-09-14 スプリアス放射打ち消しのためのシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8204456B2 (ja)
EP (1) EP2432131B1 (ja)
JP (1) JP5864176B2 (ja)
KR (1) KR101196519B1 (ja)
CN (1) CN102751999B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130519A1 (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 株式会社村田製作所 高周波フロントエンド回路、通信装置

Families Citing this family (70)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9112452B1 (en) 2009-07-14 2015-08-18 Rf Micro Devices, Inc. High-efficiency power supply for a modulated load
US8633766B2 (en) 2010-04-19 2014-01-21 Rf Micro Devices, Inc. Pseudo-envelope follower power management system with high frequency ripple current compensation
EP2782246B1 (en) 2010-04-19 2018-06-13 Qorvo US, Inc. Pseudo-envelope following power management system
US9431974B2 (en) 2010-04-19 2016-08-30 Qorvo Us, Inc. Pseudo-envelope following feedback delay compensation
US9099961B2 (en) 2010-04-19 2015-08-04 Rf Micro Devices, Inc. Output impedance compensation of a pseudo-envelope follower power management system
US8981848B2 (en) 2010-04-19 2015-03-17 Rf Micro Devices, Inc. Programmable delay circuitry
US8571498B2 (en) 2010-08-25 2013-10-29 Rf Micro Devices, Inc. Multi-mode/multi-band power management system
WO2012047738A1 (en) 2010-09-29 2012-04-12 Rf Micro Devices, Inc. SINGLE μC-BUCKBOOST CONVERTER WITH MULTIPLE REGULATED SUPPLY OUTPUTS
WO2012068258A2 (en) 2010-11-16 2012-05-24 Rf Micro Devices, Inc. Digital fast cordic for envelope tracking generation
US8588713B2 (en) 2011-01-10 2013-11-19 Rf Micro Devices, Inc. Power management system for multi-carriers transmitter
WO2012106437A1 (en) * 2011-02-02 2012-08-09 Rf Micro Devices, Inc. Fast envelope system calibration
WO2012109227A2 (en) 2011-02-07 2012-08-16 Rf Micro Devices, Inc. Group delay calibration method for power amplifier envelope tracking
US8624760B2 (en) 2011-02-07 2014-01-07 Rf Micro Devices, Inc. Apparatuses and methods for rate conversion and fractional delay calculation using a coefficient look up table
US9246460B2 (en) 2011-05-05 2016-01-26 Rf Micro Devices, Inc. Power management architecture for modulated and constant supply operation
US9247496B2 (en) 2011-05-05 2016-01-26 Rf Micro Devices, Inc. Power loop control based envelope tracking
US9379667B2 (en) 2011-05-05 2016-06-28 Rf Micro Devices, Inc. Multiple power supply input parallel amplifier based envelope tracking
US9178627B2 (en) 2011-05-31 2015-11-03 Rf Micro Devices, Inc. Rugged IQ receiver based RF gain measurements
US9019011B2 (en) 2011-06-01 2015-04-28 Rf Micro Devices, Inc. Method of power amplifier calibration for an envelope tracking system
US9197175B2 (en) * 2011-06-08 2015-11-24 Broadcom Corporation Methods and systems for pre-emphasis of an envelope tracking power amplifier supply voltage
US8760228B2 (en) 2011-06-24 2014-06-24 Rf Micro Devices, Inc. Differential power management and power amplifier architecture
WO2013012787A2 (en) 2011-07-15 2013-01-24 Rf Micro Devices, Inc. Modified switching ripple for envelope tracking system
US8952710B2 (en) 2011-07-15 2015-02-10 Rf Micro Devices, Inc. Pulsed behavior modeling with steady state average conditions
US9263996B2 (en) 2011-07-20 2016-02-16 Rf Micro Devices, Inc. Quasi iso-gain supply voltage function for envelope tracking systems
US8624576B2 (en) 2011-08-17 2014-01-07 Rf Micro Devices, Inc. Charge-pump system for providing independent voltages
WO2013033700A1 (en) 2011-09-02 2013-03-07 Rf Micro Devices, Inc. Split vcc and common vcc power management architecture for envelope tracking
US8957728B2 (en) 2011-10-06 2015-02-17 Rf Micro Devices, Inc. Combined filter and transconductance amplifier
CN103959189B (zh) 2011-10-26 2015-12-23 射频小型装置公司 基于电感的并行放大器相位补偿
US9024688B2 (en) 2011-10-26 2015-05-05 Rf Micro Devices, Inc. Dual parallel amplifier based DC-DC converter
CN103988406B (zh) 2011-10-26 2017-03-01 Qorvo美国公司 射频(rf)开关转换器以及使用rf开关转换器的rf放大装置
US9484797B2 (en) 2011-10-26 2016-11-01 Qorvo Us, Inc. RF switching converter with ripple correction
US9250643B2 (en) 2011-11-30 2016-02-02 Rf Micro Devices, Inc. Using a switching signal delay to reduce noise from a switching power supply
US8975959B2 (en) 2011-11-30 2015-03-10 Rf Micro Devices, Inc. Monotonic conversion of RF power amplifier calibration data
US9515621B2 (en) 2011-11-30 2016-12-06 Qorvo Us, Inc. Multimode RF amplifier system
US8947161B2 (en) 2011-12-01 2015-02-03 Rf Micro Devices, Inc. Linear amplifier power supply modulation for envelope tracking
US9256234B2 (en) 2011-12-01 2016-02-09 Rf Micro Devices, Inc. Voltage offset loop for a switching controller
US9041364B2 (en) 2011-12-01 2015-05-26 Rf Micro Devices, Inc. RF power converter
US9280163B2 (en) 2011-12-01 2016-03-08 Rf Micro Devices, Inc. Average power tracking controller
US9041365B2 (en) 2011-12-01 2015-05-26 Rf Micro Devices, Inc. Multiple mode RF power converter
US9494962B2 (en) 2011-12-02 2016-11-15 Rf Micro Devices, Inc. Phase reconfigurable switching power supply
US9813036B2 (en) 2011-12-16 2017-11-07 Qorvo Us, Inc. Dynamic loadline power amplifier with baseband linearization
US9298198B2 (en) 2011-12-28 2016-03-29 Rf Micro Devices, Inc. Noise reduction for envelope tracking
US8981839B2 (en) 2012-06-11 2015-03-17 Rf Micro Devices, Inc. Power source multiplexer
WO2014018861A1 (en) 2012-07-26 2014-01-30 Rf Micro Devices, Inc. Programmable rf notch filter for envelope tracking
US9225231B2 (en) 2012-09-14 2015-12-29 Rf Micro Devices, Inc. Open loop ripple cancellation circuit in a DC-DC converter
US9197256B2 (en) 2012-10-08 2015-11-24 Rf Micro Devices, Inc. Reducing effects of RF mixer-based artifact using pre-distortion of an envelope power supply signal
US9207692B2 (en) 2012-10-18 2015-12-08 Rf Micro Devices, Inc. Transitioning from envelope tracking to average power tracking
US9627975B2 (en) 2012-11-16 2017-04-18 Qorvo Us, Inc. Modulated power supply system and method with automatic transition between buck and boost modes
US9929696B2 (en) 2013-01-24 2018-03-27 Qorvo Us, Inc. Communications based adjustments of an offset capacitive voltage
US9178472B2 (en) 2013-02-08 2015-11-03 Rf Micro Devices, Inc. Bi-directional power supply signal based linear amplifier
US9203353B2 (en) 2013-03-14 2015-12-01 Rf Micro Devices, Inc. Noise conversion gain limited RF power amplifier
WO2014152903A2 (en) 2013-03-14 2014-09-25 Rf Micro Devices, Inc Envelope tracking power supply voltage dynamic range reduction
US9479118B2 (en) 2013-04-16 2016-10-25 Rf Micro Devices, Inc. Dual instantaneous envelope tracking
US8953711B2 (en) 2013-06-04 2015-02-10 Qualcomm Incorporated Configurable pre-emphasis component for transmission circuitry
US9374005B2 (en) 2013-08-13 2016-06-21 Rf Micro Devices, Inc. Expanded range DC-DC converter
CN104510471B (zh) * 2013-09-30 2018-05-04 上海联影医疗科技有限公司 信号处理方法、装置及磁共振系统
US9191250B2 (en) 2013-11-26 2015-11-17 Blackberry Limited Extended bandwidth adaptive digital pre-distortion with reconfigurable analog front-ends
US9350396B2 (en) * 2014-03-26 2016-05-24 Marvell World Trade Ltd. Systems and methods for reducing signal distortion in wireless communication
US9614476B2 (en) 2014-07-01 2017-04-04 Qorvo Us, Inc. Group delay calibration of RF envelope tracking
US9794105B2 (en) 2015-01-16 2017-10-17 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Signal transmitting apparatus and signal transmitting method
US9941844B2 (en) 2015-07-01 2018-04-10 Qorvo Us, Inc. Dual-mode envelope tracking power converter circuitry
US9912297B2 (en) 2015-07-01 2018-03-06 Qorvo Us, Inc. Envelope tracking power converter circuitry
CN105548932B (zh) * 2015-12-07 2018-06-19 上海创远仪器技术股份有限公司 实现微波测试仪器近杂散自动校准的系统及方法
WO2017161347A1 (en) * 2016-03-18 2017-09-21 Jariet Technologies, Inc. Multi-channel, multi-band linearized digital transceivers
US9973147B2 (en) 2016-05-10 2018-05-15 Qorvo Us, Inc. Envelope tracking power management circuit
US11063620B2 (en) * 2016-05-31 2021-07-13 Apple Inc. Digital pre-emphasis quadrature imbalance compensating filter
US10432447B2 (en) * 2017-11-10 2019-10-01 The Boeing Company System and method for amplitude pre-distortion optimization for GPS signal constant envelope transmission
US10476437B2 (en) 2018-03-15 2019-11-12 Qorvo Us, Inc. Multimode voltage tracker circuit
US10396723B1 (en) * 2018-03-30 2019-08-27 Northrop Grumman Systems Corporation Multirate, iterative, memory polynomial based modeling and pre-distortion of high bandwidth power amplifiers
CN109521271B (zh) * 2018-12-27 2021-06-22 京信通信系统(中国)有限公司 一种信号采样方法及装置
CN110518885A (zh) * 2019-08-07 2019-11-29 烽火通信科技股份有限公司 一种数字预失真电路及其杂散对消方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500876A (ja) * 1999-05-14 2003-01-07 ハリス コーポレイション 歪み補正を有するブロードキャスト送信システム
JP2003298362A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Fujitsu Ltd 歪補償装置
JP2005253045A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Ntt Docomo Inc 多周波帯用べき級数型プリディストータ
JP2006345490A (ja) * 2005-05-12 2006-12-21 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 歪み補償装置及び無線通信装置
EP1983659A2 (en) * 2007-04-20 2008-10-22 TelASIC Communications, Inc. Method and apparatus for dynamic digital pre-distortion in radio transmitters

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5920808A (en) * 1996-12-12 1999-07-06 Glenayre Electronics, Inc. Method and apparatus for reducing key-up distortion by pre-heating transistors
US6798843B1 (en) 1999-07-13 2004-09-28 Pmc-Sierra, Inc. Wideband digital predistortion linearizer for nonlinear amplifiers
US6356146B1 (en) 1999-07-13 2002-03-12 Pmc-Sierra, Inc. Amplifier measurement and modeling processes for use in generating predistortion parameters
US6587514B1 (en) 1999-07-13 2003-07-01 Pmc-Sierra, Inc. Digital predistortion methods for wideband amplifiers
US6934341B2 (en) * 2000-08-29 2005-08-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for plurality signal generation
US6987954B2 (en) * 2001-05-15 2006-01-17 Research In Motion Limited Feedback compensation detector for a direct conversion transmitter
US20050123066A1 (en) 2001-08-14 2005-06-09 Sarca Octavia V. Adaptive pre-distortion method and apparatus for digital rf transmitters
US20030058959A1 (en) 2001-09-25 2003-03-27 Caly Networks. Combined digital adaptive pre-distorter and pre-equalizer system for modems in link hopping radio networks
US7248642B1 (en) 2002-02-05 2007-07-24 Andrew Corporation Frequency-dependent phase pre-distortion for reducing spurious emissions in communication networks
US7197085B1 (en) 2002-03-08 2007-03-27 Andrew Corporation Frequency-dependent magnitude pre-distortion for reducing spurious emissions in communication networks
US7266159B2 (en) 2002-03-08 2007-09-04 Andrew Corporation Frequency-dependent magnitude pre-distortion on non-baseband input signals for reducing spurious emissions in communication networks
US6985704B2 (en) 2002-05-01 2006-01-10 Dali Yang System and method for digital memorized predistortion for wireless communication
US7139327B2 (en) 2002-06-10 2006-11-21 Andrew Corporation Digital pre-distortion of input signals for reducing spurious emissions in communication networks
US6879641B2 (en) 2002-06-13 2005-04-12 Bigband Networks Bas, Inc. Transmit pre-equalization in a modem environment
US7035601B2 (en) * 2003-02-27 2006-04-25 Nokia Corporation Data transmission method, base station and transmitter for compensating for non-linearities in a transmission chain
SE525221C2 (sv) 2003-03-25 2004-12-28 Ericsson Telefon Ab L M Förförvrängare för effektförstärkare
US7333558B2 (en) 2003-03-31 2008-02-19 Intel Corporation Digitally pre-equalizing signals
US7042287B2 (en) * 2003-07-23 2006-05-09 Northrop Grumman Corporation System and method for reducing dynamic range and improving linearity in an amplication system
US7149482B2 (en) * 2003-09-16 2006-12-12 Andrew Corporation Compensation of filters in radio transmitters
US7109792B2 (en) 2003-09-17 2006-09-19 Andrew Corporation Table-based pre-distortion for amplifier systems
US7026873B2 (en) 2003-11-07 2006-04-11 Scintera Networks LMS-based adaptive pre-distortion for enhanced power amplifier efficiency
US7606322B2 (en) 2004-10-07 2009-10-20 Microelectronics Technology Inc. Digital pre-distortion technique using nonlinear filters
KR100643606B1 (ko) * 2005-08-12 2006-11-10 삼성전자주식회사 저전압 차동 신호 송신기의 프리앰퍼시스 장치 및 방법
CN101132382B (zh) * 2006-08-22 2012-02-22 豪威国际控股有限公司 调频发射器
GB2442773A (en) 2006-10-11 2008-04-16 Tandberg Television Asa Canceling distortion
CN101573874B (zh) * 2006-12-05 2014-11-19 联邦科学技术研究组织 无线频域多通道通信
US8605814B2 (en) 2007-10-10 2013-12-10 Crestcom, Inc. Distortion-compensated RF transmitter and method therefor
CN101459451B (zh) * 2007-12-14 2013-08-28 华为技术有限公司 数字发射机、数字接收机和中射频子系统及信号处理方法
JP5056490B2 (ja) 2008-03-10 2012-10-24 富士通株式会社 歪み補償係数更新装置および歪み補償増幅器
CN101626356B (zh) * 2009-08-11 2012-07-11 北京天碁科技有限公司 一种多输入多输出终端及其射频发射方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500876A (ja) * 1999-05-14 2003-01-07 ハリス コーポレイション 歪み補正を有するブロードキャスト送信システム
JP2003298362A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Fujitsu Ltd 歪補償装置
JP2005253045A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Ntt Docomo Inc 多周波帯用べき級数型プリディストータ
JP2006345490A (ja) * 2005-05-12 2006-12-21 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 歪み補償装置及び無線通信装置
EP1983659A2 (en) * 2007-04-20 2008-10-22 TelASIC Communications, Inc. Method and apparatus for dynamic digital pre-distortion in radio transmitters

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017130519A1 (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 株式会社村田製作所 高周波フロントエンド回路、通信装置
US10547337B2 (en) 2016-01-26 2020-01-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Radio frequency front-end circuit and communication device

Also Published As

Publication number Publication date
CN102751999A (zh) 2012-10-24
KR20120029327A (ko) 2012-03-26
EP2432131B1 (en) 2017-03-15
KR101196519B1 (ko) 2012-11-01
CN102751999B (zh) 2015-04-29
EP2432131A3 (en) 2015-01-14
US8204456B2 (en) 2012-06-19
EP2432131A2 (en) 2012-03-21
JP5864176B2 (ja) 2016-02-17
US20120064847A1 (en) 2012-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5864176B2 (ja) スプリアス放射打ち消しのためのシステムおよび方法
US8055217B2 (en) Adaptive complex gain predistorter for a transmitter
US8320866B2 (en) Integrated circuits, communication units and methods of cancellation of intermodulation distortion
US8320868B2 (en) Integrated circuits, communication units and methods of cancellation of intermodulation distortion
US8831543B2 (en) Method and system for a linearized transmitter including a power amplifier
US20080139141A1 (en) Method and system for estimating and compensating non-linear distortion in a transmitter using data signal feedback
US20050227642A1 (en) Hardware efficient RF transceiver I/Q imbalance compensation based upon taylor approximation
US8532577B2 (en) Method and system for compensating for estimated distortion in a transmitter by utilizing a digital predistortion scheme with a quadrature feedback mixer configuration
US8942635B2 (en) Method and system for compensating for estimated distortion in a transmitter by utilizing a digital predistortion scheme with a single feedback mixer
EP1538798A2 (en) Wireless commmunication unit, linearised transmitter circuit and method of linearising therein
Qian et al. A general adaptive digital predistortion architecture for stand-alone RF power amplifiers
Austin et al. Digital predistortion of power amplifier non-linearities for full-duplex transceivers
WO2011076025A1 (zh) 多载波闭环功率控制装置及方法
Anttila et al. Recursive learning-based joint digital predistorter for power amplifier and I/Q modulator impairments
KR20100039255A (ko) 이동통신 시스템에서 아이큐 불일치를 보상하기 위한 장치 및 방법
US20200220564A1 (en) Transceivers for a wireless communication system, mobile device, and method for improving transceiver loopback calibration accuracy
Braithwaite Model order selection for digital predistortion of a RF power amplifier when the distortion spectrum exceeds the observation bandwidth
JP2008098781A (ja) 通信装置
Ahmed Interference mitigation in colocated wireless systems
Ndong et al. Reconfigurable digital Cartesian feedback for transmitters
Younes Advanced Digital Signal Processing Techniques for Linearization of Multi-band Transmitters
Mylläri Digital Transmitter I/Q Calibration: Algorithms and Real-Time Prototype Implementation

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5864176

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250