JP2012059803A - 圧力開放弁 - Google Patents

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Junichi Nakayama
純一 中山
Hitoshi Okabe
均 岡部
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Abstract


【課題】組み付けが容易で、組み付け後に傘型バルブが離脱する事を防止出来ると共に、小さい取付けスペースに収まり、しかも、安定した開弁圧を長期間に渡って維持することが可能な圧力開放弁を提供することを目的とする。
【解決手段】流体を仕切るハウジングに設けた取付孔に取り付けられ、一端側に環状の係止部を設けた軸部と、前記軸部の他端側に連結され、前記ハウジングに設けた流路内の流体の移動を一方向に制御する傘部とを備えた傘型バルブを有する圧力開放弁において、
前記軸部の一端側に切込部若しくは窪み部を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、圧力開放弁に関する。
また、本発明は、キャパシタやコンデンサに用いて有用な圧力開放弁に関する。
更に、本発明は、キャパシタやコンデンサの内部の圧力が上昇した際に、速やかに内部圧力を開放するようになした圧力開放弁に関する。
近年、キヤパシタ等の内部ガスが発生する2次電池等の圧力開放弁については、各社から多くの提案がなされている。
これらの圧力開放弁うち、密封が得られ、比較的低い開弁圧で作動する弁として、図7に示す傘型バルブ200を使用している例がある。(特許文献1)
この種傘バルブ200は、一般にチェックバルブ(逆止弁)等に利用され、その取り付け方法は、図5に示す様に、軸部210の先端引張り部2120(図上下端側)を取付孔110に挿入する。
ついで、図6に示す様に、取付孔110から下方に飛び出した先端引張り部2120を引っ張り、軸部210に設けた係止部2110を、取付孔110内を通過させ、ハウジング100の下面側に移動させることにより、傘型バルブ200をハウジング100の取付孔110に取り付けるものである。
このことにより、傘型バルブ200の傘部220が、ハウジング100に設けた流路120を覆う事により、図上下方から上方への流体の流れは許容するが、図上上方から下方への流体の流れは遮断する、逆止弁としての機能を発揮するものである。
しかし、この傘型バルブ200を使用する場合、軸部210の先端引張り部2120は、装着後は不要のものとなるため、取付スペースの観点から、装着後、図9に示す様に、係止部2110下端側から切り取って除去していた。
このため、新たに先端引張り部2120の切断という製造工程が発生するため、製造コストのアップにつながっていた。
また、キヤパシタの組立て工程の最後に傘型バルブ200を取り付ける必要も有った。
具体的には、取付孔110から電解液を注入した後、傘型バルブを取り付ける場合、引張り部2120を設けたとしても、この引張り部2120を引っ張ることが出来ない為、この種傘型バルブ200を使用する事が出来ない問題を惹起した。
さらに、引張り部2120を設けず、係止部2110下端側にテーパ部を設ける事により装着可能とした形状も提案されたが、傘型バルブがゴム状弾性材製である為、挿入抵抗が大きく、精度良く装着する事は困難であった。
特許3889029号公報 特開平2005−116955号公報
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、組み付けが容易で、組み付け後に傘型バルブが離脱する事を防止出来ると共に、小さい取付けスペースに収まり、しかも、安定した開弁圧を長期間に渡って維持することが可能な圧力開放弁を提供することを目的とする。
本発明の圧力開放弁は、流体を仕切るハウジングに設けた取付孔に取り付けられ、一端側に環状の係止部を設けた軸部と、前記軸部の他端側に連結され、前記ハウジングに設けた流路内の流体の移動を一方向に制御する傘部とを備えた傘型バルブを有する圧力開放弁において、
前記軸部の一端側に切込部若しくは窪み部を設けたことを特徴とする。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明の圧力開放弁によれば、組み付けが容易で、組み付け後に傘型バルブが離脱する事を防止出来ると共に、小さい取付けスペースに収まり、しかも、安定した開弁圧を長期間に渡って維持することが出来る。
請求項2記載の発明の圧力開放弁によれば、組み付け時の挿入抵抗を低減し、傘型バルブを精度良く組み付ける事が出来る為、安定した弁機能を発揮出来る。
更に、請求項3記載の発明の圧力開放弁によれば、組み付け時の挿入抵抗を低減し、傘型バルブを精度良く組み付ける事が出来る為、安定した弁機能を発揮出来る。
また、請求項4記載の発明の圧力開放弁によれば、組み付け時の挿入抵抗を低減すると共に、傘型バルブの離脱抵抗を増加させる事が出来る為、安定した弁機能を発揮出来る。
また、請求項5記載の発明の圧力開放弁によれば、保持用突起を利用する事により、傘型バルブの搬送や取り付けを容易に行う事が出来る。
また、請求項6記載の発明の圧力開放弁によれば、保持用窪み部を利用する事により、傘型バルブの搬送や取り付けを容易に行う事が出来る。
本発明に係る第1の実施例の傘型バルブの断面図。 図1の傘型バルブがハウジングに装着された状態を示す断面図。 本発明に係る第2の実施例の傘型バルブの断面図。 本発明に係る第3の実施例の傘型バルブの断面図。 従来技術に係る傘型バルブがハウジングに取り付けられる前の状態を示す断面図。 図5の傘型バルブがハウジングに装着された直後の断面図。 図6の傘型バルブがハウジングに装着された後、取付用軸部を取除いた状態の断面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図に基づき説明する。
<第1実施例>
図1及び図2において、本発明に係る圧力開放弁は、流体を仕切るハウジング1に設けた取付孔11に取り付けられ、一端側(図上下方)に環状の係止部211を設けた軸部21と、この軸部21の他端側(図上上方)に連結され、ハウジング1に設けた流路12内の流体の移動を一方向に制御する傘部22とを備えた傘型バルブ2を有している。
そして、この軸部21の一端側には、切込部212が設けられている。
この切込部212の深さVは、少なくとも係止部211が存在する領域全体に切込部212が存在する深さVを備えている。
すなわち、図1に示す様に、切込部212の深さVは、係止部211の軸方向長さ(w)よりも大きく、軸部21の軸方向長さの略中間点まで達している。
この事により、軸部21を取付孔11に挿入する際、軸部21の一端側(図上下方)が、切込部212の間隙を狭めるように変形する。
この結果、軸部21を取付孔11に挿入する挿入抵抗が低減され、組み付けが容易に行えるものである。
また、軸部21の材質は、傘部22の材質より硬質で形成されている。この為、組み付け時の挿入抵抗を低減すると共に、傘型バルブ2の離脱抵抗を増加させる事が出来る。
また、傘部22の材質としては、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、ビニル変性ブチルゴム、エチレンプロピレン系ゴム、フッ素ゴム、アクリル系ゴムまたは水素添加二トリルゴム等の飽和系ゴムが挙げられ、架橋剤、充填剤、可塑剤または老化防止剤等を適宜配合する。
これらの材質のうち、ガス透過が少なく、キャパシタの電解液に腐食されない、フッ素ゴム、エチレンプロピレン系ゴムが好んで用いられるが、フッ素ゴムは価格が高い欠点を有し、一方、エチレンプロピレン系ゴムは、価格は安いが、ガス透過性がフッ素ゴムに比べ劣る。
また、傘型バルブ2の材質の硬度(Hs)は、40〜90、好ましくは50〜80のものが用いられる。
一般に硬度が高いゴムはガス透過が少ないが、硬度が高すぎると、シール性や装着性が悪くなる。
一方、硬度が低いゴムはシール性や装着性は良好だが、ガス透過は悪くなる。
また、軸部21の材質としては、傘部22と同一のゴム状弾性材であって、傘部22の材質よりも硬度(Hs)が高いものを使用するか、ゴム状弾性材よりも硬度が高い樹脂材料を使用する。
傘部22と軸部21とは、予め別体で成形しておいたものを、成形後図1に示す様に組み付けてもよく、2色成形により同時に一体化したものでも良い。
また、図1及び図2に示す様に、軸部21の傘部22近傍には、軸部21の軸方向移動を制御する台座部213が形成されている。
この台座部213は、傘型バルブ2をハウジング1に装着する際、ハウジング1の弁座面13に当接して、傘部22の過大な変形を防止する役割を果たしている。
この為、安定した弁機能を発揮することが出来る。
また、軸部21の他端側には保持用突起215が形成されている。
この保持用突起215を利用する事により、傘型バルブ2の搬送や取り付けを容易に行う事が出来る。
また、傘型バルブ2の大きさは、通常10mm以下である。
<第2実施例>
ついで、本発明の他の実施態様を図3に基づき説明する。
本実施態様において、第1実施例と相違する点は、傘部22と軸部21とは、同一材質のゴム状弾性材で形成されている点と、軸部21の一端側(図上下方)に、切込部212の代わりに窪み部214を設けている点である。
軸部21の材質は、傘部22と同一である為、第1実施例に比べ、傘型バルブ2の離脱抵抗を増加させる事は出来ないが、安価に製造できるメリットが有る。
この窪み部214の深さZは、少なくとも係止部211が存在する領域全体に窪み部214が存在する深さZを備えている。
すなわち、窪み部214の深さZは、係止部211の軸方向長さWと略等しい深さに設計されている。
この結果、軸部21を取付孔11に挿入する挿入抵抗が低減され、組み付けが容易に行えるものである。
<第3実施例>
ついで、本発明の他の実施態様を図4に基づき説明する。
本実施態様において、第2実施例と相違する点は、軸部21の一端側(図上下方)に、窪み部214ではなく切込部212を設けている点と、軸部21の他端側(図上上方)に、保持用突起215の代わりに保持用窪み部216を設けている点である。
この保持用窪み部216も保持用突起215と同様に、保持用窪み部216を利用する事により、傘型バルブ2の搬送や取り付けを容易に行う事が出来る。
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
1 ハウジング
2 傘型バルブ
11 取付孔
12 流路
13 弁座面
21 軸部
22 傘部
211係止部
212切込部
213台座部
214窪み部

Claims (6)

  1. 流体を仕切るハウジング(1)に設けた取付孔(11)に取り付けられ、一端側に環状の係止部(211)を設けた軸部(21)と、前記軸部(21)の他端側に連結され、前記ハウジング(1)に設けた流路(12)内の流体の移動を一方向に制御する傘部(22)とを備えた傘型バルブ(2)を有する圧力開放弁において、
    前記軸部(21)の一端側に切込部(212)若しくは窪み部(214)を設けたことを特徴とする圧力開放弁。
  2. 前記切込部(212)の深さ(V)は、少なくとも前記係止部(211)が存在する領域全体に前記切込部(212)が存在する深さ(V)を備えていることを特徴とする請求項1記載の圧力開放弁。
  3. 前記窪み部(214)の深さ(Z)は、少なくとも前記係止部(211)が存在する領域全体に前記窪み部(214)が存在する深さ(Z)を備えていることを特徴とする請求項1記載の圧力開放弁。
  4. 前記軸部(21)の材質が、前記傘部(22)の材質より硬質であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧力開放弁。
  5. 前記軸部(21)の他端側に保持用突起(215)が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力開放弁。
  6. 前記軸部(21)の他端側に保持用窪み部(216)が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力開放弁。
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