JP4495225B2 - シリンダヘッドカバー - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンのシリンダヘッド上に装着されるシリンダヘッドカバーに係り、特にエンジンのバルブ機構等に対する作動オイルの供給を制御するためのオイルコントロールバルブを組み付けたシリンダヘッドカバーに関するものである。
従来、この種のシリンダヘッドカバーとしては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。この従来構成においては、図8に示すように、合成樹脂よりなるシリンダヘッドカバー31の外殻部31aに、金属よりなる筒状のバルブケース32が一体にモールドされている。バルブケース32内にはオイルコントロールバルブのバルブ本体33が、そのバルブケース32の一端の開口部32aから挿入することにより組み付けられている。バルブケース32の開口部32aの近傍において、バルブケース32の内周面とバルブ本体33の外周面との間に介在されるように、バルブ本体33の外周にはシールリング34が取り付けられている。
合成樹脂よりなるシリンダヘッドカバー31の外殻部31aと、金属よりなる筒状のバルブケース32とはそれらの熱膨張係数が相違する。このため、例えば、エンジンルーム内が高温になったりした場合等において、外殻部31aとバルブケース32との境界部35に隙間が生じて、オイル漏れが発生されやすいという問題があった。
このような問題に対処するため、例えば次のような方法も従来から提案されている。
(1) バルブケース32の外周面に接着剤を塗布した状態で、そのバルブケース32の外周にシリンダヘッドカバー31の外殻部31aをモールドすることにより、外殻部31aとバルブケース32との境界部35が接着剤にて接着固定されるようにする。
(2) 図9に示すように、バルブケース32の外周面に環状の凹溝36を形成し、外殻部31aのモールドにともない、凹溝36内に合成樹脂が一体に充填形成されるようにする。
(3) 同じく図9に示すように、バルブケース32の外周面に弾性発泡材よりなるシールリング37を装着した状態で、シリンダヘッドカバー31の外殻部31aをモールドすることにより、外殻部31aとバルブケース32との間の境界部35が圧縮されたシールリング37にてシールされるようにする。
(4) 図10に示すように、バルブケース32の外周面に環状の凹溝36を形成し、その凹溝36内にゲル状のシール材40を注入するとともに、発泡させ、外殻部31aのモールドにともない、凹溝36内に合成樹脂が一体に充填形成され、前記境界部35が圧縮されたシールリング37にてシールされるようにする。
特開2006−17085号公報
しかしながら、前記(1)に記載の接着剤を使用する方法では、成形型内にバルブケース32をセットした状態で、合成樹脂の充填により外殻部31aをモールドした際に、モールドされる樹脂の圧力によりバルブケース32の外周面から接着剤が押し流されやすい。このため、外殻部31aとバルブケース32との境界部35の接着効果を期待し得なかった。しかも、押し出された接着剤がバルブケース32の外端面に残留して、外観が損なわれるばかりでなく、その接着剤が不純物として外殻部31a中に残留すると、その部分よりオイルが漏れるおそれがある。
また、前記(2)に記載の凹溝36を形成する方法では、外殻部31aとバルブケース32とをアンカー効果により位置ずれしないように固定することはできる。しかし、バルブケースと32と外殻部31aとの間に隙間が生じることを防止できず、境界部35のシール効果を期待することはできなかった。
さらに、前記(3),(4)に記載のシールリング37を装着する方法では、成形型内にバルブケース32をセットして、合成樹脂の充填により外殻部31aをモールドする際に、合成樹脂の充填圧力を適切に設定しないと、シールリング37による境界部35のシール効果を期待することができなかった。すなわち、充填圧力を充分に高くしないとシールリング37が適度に圧縮されず、シールのための反発力を期待し得ない。逆に、充填圧力が高すぎると、合成樹脂が成形型のパーティングラインから大量にはみ出して、製品のバリとなり、そのバリを除去するために、成形後の処理に手間がかかることになる。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、合成樹脂製の外殻部と金属製のバルブケースとの境界部から外部へオイル漏れが生じるおそれを防止することができるシリンダヘッドカバーを提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、合成樹脂よりなるシリンダヘッドカバーの外殻部に金属よりなる筒状のバルブケースをモールドして前記外郭部の内周に前記バルブケースを配設し、そのバルブケースの一端の開口部からそのバルブケース内に、オイル孔の形成されたオイルコントロールバルブのバルブ本体を挿入して組み付けたシリンダヘッドカバーにおいて、前記外殻部には前記バルブケースの開口部の端面側に突出する環状の突出部を設け、その突出部と前記バルブ本体との間にはシールリングを設けたことを特徴としている。
従って、外殻部の内周面とバルブケースの外周面との境界部の端縁が環状の突出部により被覆されるとともに、突出部とバルブ本体との間がシールリングによりシールされた状態にある。このため、合成樹脂製の外殻部と金属製のバルブケースとの熱膨張係数の相違により、外殻部とバルブケースとの境界部に隙間が発生したとしても、バルブ本体と外殻部とのあいだのシール性を維持できる。よって、オイル漏れが生じるおそれを防止することができる。
また、前記の構成において、前記突出部には、バルブケースの内周側においてそのバルブケースの軸方向に進入する進入部を設けて、バルブケースの端部を前記進入部と外殻部との間において挟持し、前記シールリングを進入部とバルブ本体との間に設けるとよい。このように構成した場合には、環状の突出部の部分が浮上するようにして変形することを防止できる。よって、外殻部とバルブケースとの境界部との間に隙間が生じることを防止できて、オイル漏れが生じるおそれを一層効果的に防止することができる。
さらに、前記の構成において、前記バルブケースの内周側における前記突出部とバルブケースと境界部において、突出部とバルブケースとの間に高低差を設けることにより、バルブケースに非モールド面を設けるとよい。このように構成した場合には、外殻部の前記境界部に形成された成形バリが、バルブケースの円弧面上で留められて、内周面側に延びないようにされる。従って、成形バリによる噛み込み等の悪影響を防止できる。
さらに、前記の構成において、前記突出部の開口内周縁に円弧部を形成したり、前記バルブケースの開口部側の内周縁に円弧部を形成したりするとよい。
このようにすれば、バルブケース内へのバルブ本体の挿入組み付けを、シールリングに傷つくおそれなく行うことができる。
加えて、前記の構成において、前記シールリングとして複数のリップ部を形成したものを用いるとよい。このように構成した場合には、合成樹脂製の突出部に対するシールリングの面圧を高めることなく、突出部とバルブ本体との間のシール性を向上させることができる。
以上のように、この発明によれば、合成樹脂製の外殻部と金属製のバルブケースとの境界部から外部へオイル漏れが生じるおそれを防止することができるという効果を発揮する。
(第1実施形態)
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。図1に示すように、エンジン10のシリンダブロック(シリンダヘッドを含む)の上部にはシリンダヘッドカバー11が固定されている。図2に示すように、シリンダヘッドカバー11の外殻部11aは、耐熱性を有する合成樹脂により一体に成形されている。この外殻部11aには、金属よりなる円筒状のバルブケース12がモールドされている。バルブケース12の外周には凹溝13が形成され、外殻部11aの成形時にこの凹溝13内に合成樹脂が充填されることにより、外殻部11aとバルブケース12とが位置ずれしないように固定されている。
前記バルブケース12の外端(図2の左端)開口部12aの内周には、円環状の凹部14が形成されている。シリンダヘッドカバー11の外殻部11aには、バルブケース12の開口部12aの外端側に突出する円環状の突出部15が形成されている。突出部15の内端縁には、バルブケース12の内周側において凹部14内へ軸方向に進入する円筒状の進入部15aが形成されている。そして、この進入部15aと外殻部11aとの間において、バルブケース12の開口部12a側の端部が内外から挟持されている。
前記バルブケース12内にはオイルコントロールバルブのバルブ本体16が、そのバルブケース12の開口部12a側から挿入することにより組み付けられている。バルブケース12の開口部12a側おいて、突出部15の進入部15aの内周面とバルブ本体16の外周面との間に介在されるように、バルブ本体16の外周にはシールリング17が取り付けられている。バルブ本体16の外周面には、オイル孔18aを有する複数のオイル溝18が形成されている。そして、バルブケース12に対するバルブ本体16の組み付け状態において、突出部15の進入部15aの内方端部が、最外側に位置するオイル溝18よりも外側に配置されるように構成されている。
以上のように構成されたシリンダヘッドカバー11においては、外殻部11aの進入部15aとシールリング17との係合により、バルブケース12とバルブ本体16との間のシール性が保持される。このため、バルブケース12と外殻部11aとの間に隙間が生じたとしても、その隙間が外部と連通することを防止できる。
従って、この第1実施形態においては、以下の効果がある。
(1) このシリンダヘッドカバー11においては、外殻部11aに円環状の突出部15が形成され、その突出部15により外殻部11aの内周面とバルブケース12の外周面との境界部19が被覆されている。また、バルブ本体16の外周に取り付けられたシールリング17により、突出部15の内周面とバルブ本体16の外周面との間がシールされている。このため、合成樹脂製の外殻部11aと金属製のバルブケース12との境界部19から外部へオイル漏れが生じるおそれを防止することができる。
(2) このシリンダヘッドカバー11においては、突出部15の内端縁にバルブケース12の端部内面の凹部14内へ進入する進入部15aが形成され、この進入部15aと外殻部11aとの間において、バルブケース12の開口部12a側の端部が挟持されている。このため、合成樹脂製の外殻部11aと金属製のバルブケース12との熱膨張係数の相違等により、円環状の突出部15がバルブケース12の開口部12aの端面から浮上するように変形するおそれはない。よって、外殻部11aの変形による動きが拘束されて、前記隙間が生じることを防止でき、シールリング17と突出部15との接合部からオイル漏れが生じるおそれを効果的に防止することができる。
(3) このシリンダヘッドカバー11においては、前記オイル漏れを防止できるため、外殻部11aとバルブケース12との間の接着剤が不要となり、押し流された接着剤に起因する外観の低下等を防止できる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第2実施形態では、図4に示すように、前記第1実施形態におけるバルブケース12の端部内周の凹部14と、突出部15の内周縁の進入部15aとが省略されている。そして、突出部15の内周面がバルブケース12の開口部12aの内周面とほぼ同一面上に位置するように形成され、その突出部15の内周面とバルブ本体16の外周面との間にシールリング17が介在されている。
従って、この第2実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。この第2実施形態においては、進入部15aが形成されていないため、前記第1実施形態と比較して、外殻部11aとバルブケース12との間に隙間が形成されやすいが、仮に形成されたとしても、シールリング17と外殻部11aの突出部15との係合により、オイルの漏洩を防止できる。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第3実施形態においては、図5に示すように、前記第1実施形態と同様に、外殻部11aに円環状の突出部15が形成されるともに、その突出部15の内端縁に円筒状の進入部15aが形成されている。そして、突出部15の進入部15aの内周面24とバルブケース12の内周面22との間に高低差Hが形成されるように、進入部15aの内周面24がバルブケース12の内周面22よりも半径方向の外側に後退したところに位置するように形成されている。このため、前記進入部15aの内周面24と、バルブケース12の内周面22との境界部において、進入部15aの内周面24側が後退する段差が形成されている。従って、前記段差により前記境界部においてバルブケース12の端部には非モールド面が形成されている。なお、前記高低差Hはシールリング17の変形量より小さく、そのシールリング17のシール性に影響を与えない範囲内に形成されている。
進入部15aの内周面とバルブケース12の内周面との境界部におけるバルブケース12には端部には円弧面21が形成されている。また、進入部15aの内周面24の開口端縁には、円弧面23が形成されている。
従って、この第3実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。また、この第3実施形態においては、以下の効果がある。
(4) 前記進入部15aと、バルブケース12との境界部において、進入部15aの内周面24側が後退する段差が形成されているため、外殻部11aのモールド成形時に、前記外殻部11aの前記境界部に形成された成形バリが、その段差上で留められて、バルブケース12の内周面22側に突出しないようになっている。従って、バルブケース12内へのバルブ本体16の挿入組み付けともない、バルブ本体16とバルブケース12との間に成形バリが噛み込まれたり、あるいはその成形バリが千切れてシリンダヘッドカバー11内に脱落したりすることを防止できる。
(5) 進入部15a及びバルブケース12の端面にそれぞれ円弧面23,21が形成されているため、バルブケース12内へのバルブ本体16の挿入組み付けを、シールリング17に傷つくおそれなくスムーズに行うことができる。
(第4実施形態)
次に、この発明の第4実施形態を、前記第3実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第4実施形態においては、図6に示すように、進入部15aの内周面24がその奥側が後退するように傾斜されている。
従って、この実施形態においては、以下の効果がある。
(6) 奥側が後退するように、進入部15aの内周面24が形成されているため、シールリング17と内周面24との係合状態において、シールリング17に対してバルブ内方への力が作用する。従って、バルブ本体16の装着状態を安定させることができる。
(第5実施形態)
次に、この発明の第5実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第5実施形態においては、図7に示すように、バルブ本体16上のシールリング17として、複数のリップ部17aを形成したリップシールが用いられている。そして、このシールリング17の各リップ部17aが突出部15の内周面に当接されている。
従って、この第4実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。また、この第4実施形態においては、以下の効果がある。
(7) 複数のリップ部17aを有するシールリング17を用いているため、合成樹脂よりなる突出部15に対するシールリング17の面圧を高めることなく、突出部15とバルブ本体16との間のシール性を高めることができる。
(8) シールリング17の面圧が低くても、シール性を確保できるため、外殻部11aの突出部15に対して作用する外径方向への力を小さくできる。このため、外殻部11aがバルブケース12から離隔する方向への変形が抑制され、それらの間に隙間が形成されることを抑えることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1実施形態のように、突出部15の内端縁に進入部15aを形成した構成において、第5実施形態のようにシールリング17として複数のリップ部17aを有するリップシールを用いること。
・ 前記第2実施形態のように、突出部15の内端縁から進入部15aを省略した構成において、第3実施形態のように突出部15の内周面とバルブケース12の内周面との間に段差部を形成する高低差Hを設けたり、バルブケース12や突出部15の外端内周縁に円弧部を形成したりすること。
・ 進入部15aの内周面24を前記第3実施形態とは逆方向に傾斜させること。すなわち、前記内周面24を外端側に後退するように傾斜させること。
・ 突出部15または進入部15aの内周面に環状溝を形成し、その環状溝内に、バルブ本体16の外周面に係合するシールリングを嵌入すること。
実施形態のシリンダヘッドカバーを備えたエンジンを示す簡略図。 第1実施形態のシリンダヘッドカバーを示す部分断面図。 図2のシリンダヘッドカバーを分解して示す部分断面図。 第2実施形態のシリンダヘッドカバーを示す部分断面図。 第3実施形態のシリンダヘッドカバーを示す部分断面図。 第4実施形態のシリンダヘッドカバーを示す部分断面図。 第5実施形態のシリンダヘッドカバーを示す部分断面図。 従来のシリンダヘッドカバーを示す部分断面図。 従来のシリンダヘッドカバーの別の構成を示す部分断面図。 従来のシリンダヘッドカバーのさらに別の構成を示す部分断面図。
符号の説明
11…シリンダヘッドカバー、11a…外殻部、12…バルブケース、12a…開口部、15…突出部、15a…進入部、16…バルブ本体、17…シールリング、17a…リップ部、19…境界部、H…高低差。

Claims (6)

  1. 合成樹脂よりなるシリンダヘッドカバーの外殻部に金属よりなる筒状のバルブケースをモールドして前記外郭部の内周に前記バルブケースを配設し、そのバルブケースの一端の開口部からそのバルブケース内に、オイル孔の形成されたオイルコントロールバルブのバルブ本体を挿入して組み付けたシリンダヘッドカバーにおいて、
    前記外殻部には前記バルブケースの開口部の端面側に突出する環状の突出部を設け、その突出部と前記バルブ本体との間にはシールリングを設けたことを特徴とするシリンダヘッドカバー。
  2. 前記突出部には、バルブケースの内周側においてそのバルブケースの軸方向に進入する進入部を設けて、バルブケースの端部を前記進入部と外殻部との間において挟持し、前記シールリングを進入部とバルブ本体との間に設けたことを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッドカバー。
  3. 前記バルブケースの内周側における前記突出部とバルブケースと境界部において、突出部とバルブケースとの間に高低差を設けることにより、バルブケースに非モールド面を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のシリンダヘッドカバー。
  4. 前記突出部の開口内周縁に円弧部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のシリンダヘッドカバー。
  5. 前記バルブケースの開口部側の内周縁に円弧部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のシリンダヘッドカバー。
  6. 前記シールリングとして複数のリップ部を形成したものを用いたことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のシリンダヘッドカバー。
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