JP2012059359A - テープ案内機構、磁気テープドライブ及び磁気テープの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】走行する磁気テープMTを案内するためのテープ案内機構であって、磁気テープMTが接触する円周面を有し、走行する磁気テープMTを案内する溝付ガイドローラ18と、溝付ガイドローラ18を軸回りに回転させるガイドローラ駆動装置22(ガイドローラ駆動手段)とを備え、溝付ガイドローラ18の円周面には、溝付ガイドローラ18の軸回りに螺旋状の凹溝が形成されていることを特徴としている。
【選択図】図1
Description
また、磁気テープに信号やデータを正確に記録することができ、または、磁気テープから信号やデータを正確に読み取ることができる磁気テープドライブを提供することを課題とする。
また、磁気テープにサーボ信号を正確に書き込むことができる磁気テープの製造方法を提供することを課題とする。
具体的には、テープの走行速度に対して、ガイドローラの回転速度が遅い場合には、ガイドローラからテープに対して走行方向の後方に向けて引張力が作用し、テープの走行速度に対して、ガイドローラの回転速度が速い場合には、ガイドローラからテープに対して走行方向の前方に向けて引張力が作用することになる。
そして、凹溝はガイドローラの軸回りに螺旋状に形成されており、ガイドローラの円周面において、凹溝以外のテープに接触する部位も凹溝に沿って螺旋状に形成されるため、ガイドローラからテープに作用する引張力は、凹溝の傾斜方向に沿って、テープの走行方向に対して斜めに作用し、走行するテープはガイドローラの円周面上で幅方向の一方に寄ることになる。
したがって、テープの走行速度に対して、ガイドローラの回転速度が遅い場合と速い場合では、ガイドローラからテープに対して作用する引張力の向きが逆方向となり、走行するテープが幅方向に寄る方向も逆方向となる。さらに、テープの走行速度とガイドローラの回転速度との差を調節し、テープとガイドローラの間の摩擦抵抗力を変化させることにより、走行するテープを幅方向に寄せる力を調節することができる。
このように、本発明のテープ案内機構では、テープの走行速度とガイドローラの回転速度の関係を調節することにより、テープの走行位置を精度良く規制することができる。
また、ガイドローラの円周面の両端縁にフランジ部を形成し、このフランジ部にテープのエッジを摺動させる場合であっても、走行するテープを幅方向に寄せる力を調節することにより、テープのエッジとフランジ部の接触圧を調節することができ、テープの損傷を防ぐことができる。
また、走行する磁気テープがガイドローラに接触しており、磁気テープに生じた振動の伝播を防ぐことができるため、ガイドローラに対して、磁気テープ走行方向の上流側で磁気テープに生じた振動と、下流側で磁気テープに生じた振動とが磁気テープの長手方向に伝播して共振することを防ぐことができ、この共振が磁気ヘッドの記録又は再生に与える影響を防ぐことができる。
また、走行する磁気テープがガイドローラに接触しており、磁気テープに生じた振動の伝播を防ぐことができるため、ガイドローラに対して、磁気テープ走行方向の上流側で磁気テープに生じた振動と、下流側で磁気テープに生じた振動とが磁気テープの長手方向に伝播して共振することを防ぐことができ、この共振がサーボ信号の書込みに与える影響を防ぐことができる。
各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
第一実施形態では、磁気テープにサーボ信号を書き込むためのサーボライタについて説明した後に、そのサーボライタを用いた磁気テープの製造方法について説明する。
なお、以下の説明において、上流側、下流側とは、磁気テープ走行方向の上流側、下流側を示している。
図1は、第一実施形態のサーボライタを示した構成図である。
図1に示す第一実施形態のサーボライタ10は、磁気テープMTのサーボバンドにサーボ信号を書き込むための装置であり、送出リール11、巻取リール12、リール駆動装置14、テンション調節部13、テープ検出装置21(特許請求の範囲における「テープ検出手段」)、パルス発生回路15、サーボ信号書込ヘッド16、制御装置17(特許請求の範囲における「制御手段」)を備えている。
なお、前記した溝付ガイドローラ18、ガイドローラ駆動装置22、テープ検出装置21、制御装置17が特許請求の範囲に記載の「テープ案内機構」に相当するものである。
送出リール11では、幅広のウェブ原反から製品幅に裁断された磁気テープMTが、大径巻のパンケーキにセットされており、サーボ信号の書き込み時に磁気テープMTを送り出すように構成されている。
この送出リール11から送り出された磁気テープMTは、ガイドローラ19、溝付ガイドローラ18、テープガイド20に案内されてサーボ信号書込ヘッド16に搬送される。
そして、サーボ信号書込ヘッド16を通過した磁気テープMTは、テープガイド20、溝付ガイドローラ18、ガイドローラ19に案内されて巻取リール12に搬送される。
巻取リール12は、リール駆動装置14によって回転駆動することにより、サーボ信号書込ヘッド16を通過した磁気テープMTを巻き取るように構成されている。
リール駆動装置14は、巻取リール12を回転駆動するための装置であり、図示しないモータ及びそのモータに電流を供給するためのモータ駆動回路、さらにモータ軸と巻取リール12を連結するためのギヤ等を備えている。
このリール駆動装置14では、制御装置17からのモータ電流信号に基づいてモータ駆動回路でモータ電流を発生させ、このモータ電流をモータに供給することにより、ギヤを介してモータの回転駆動力を巻取リール12に伝達して、巻取リール12を回転駆動させるように構成されている。
テンション調節部13は、走行する磁気テープMTの振れを防ぐために、磁気テープMTに長手方向のテンションを与える装置であり、サーボ信号書込ヘッド16の上流側及び下流側にそれぞれ設けられている。このテンション調節部13は、走行する磁気テープMTのテープ面の近傍で空気を吸引して、磁気テープMTの一部を吸い込むことにより、磁気テープMTに長手方向のテンションを与える公知のエアチャンバである。
テープ検出装置21は、磁気テープMTの走行位置から、予め設定された基準位置までの変化量を検出する装置である。ここで、基準位置とは、サーボ信号書込ヘッド16によって磁気テープMTの適正な位置にサーボ信号が書き込まれるときの磁気テープMTの走行位置である。すなわち、テープ検出装置21では、磁気テープMTの走行位置のずれ量を検出している。
パルス発生回路15は、サーボ信号書込ヘッド16に記録パルス電流を供給する回路であり、各種電子部品を備えている。
このパルス発生回路15では、制御装置17からのパルス制御信号に基づいて、記録パルス電流を発生させている。そして、パルス発生回路15では、記録パルス電流をサーボ信号書込ヘッド16のコイル(図示せず)に供給している。
サーボ信号書込ヘッド16は、磁気テープMTのサーボバンドにサーボ信号を書き込むための磁気ヘッドであり、磁束を発生するためのコイル(図示せず)を備えるとともに、ヘッドギャップ(図示せず)が形成されている。
このサーボ信号書込ヘッド16では、磁気テープMTの幅方向における各サーボバンドの位置に対応させて、複数のヘッドギャップが一列に配置されている。
テープガイド20は、サーボ信号書込ヘッド16の上流側及び下流側にそれぞれ一体ずつ配置されており、走行する磁気テープMTをサーボ信号書込ヘッド16の記録面に沿わせて走行させるための部材である。
このテープガイド20は、摺接抵抗が少なく、耐摩耗性に優れたセラミックス等の非磁性体によって略直方体に形成されている。
一方、サーボ信号書込ヘッド16の下流側に配置されたテープガイド20bの下面は、サーボ信号書込ヘッド16の記録面を通過して水平方向に走行する磁気テープMTを、斜め上方に向けて案内するように円弧形状のガイド面となっている。
溝付ガイドローラ18及びガイドローラ19は、走行する磁気テープMTが所定の方向に搬送されるように、送出リール11と巻取リール12の間に配置されており、二体の溝付ガイドローラ18,18と複数のガイドローラ19によって、走行する磁気テープMTを案内するように構成されている。
ここで、特許請求の範囲に記載の「ガイドローラ」は、溝付ガイドローラ18であり、その他のガイドローラ19は、磁気テープMTを案内する公知のガイドローラであるため、本実施形態では説明を省略する。
図2は、第一実施形態の溝付ガイドローラを示した図で、(a)は斜視図、(b)は平面図である。図3は、第一実施形態の溝付ガイドローラを示した図で、(a)は磁気テープの走行速度に対して、ローラ本体の回転速度が遅い場合の平面図、(b)は磁気テープの走行速度に対して、ローラ本体の回転速度が速い場合の平面図である。
なお、以下の説明において、左右方向とは、図2及び図3に示した左右方向に対応している。
そして、磁気テープMTと、軸回りに回転駆動するローラ本体18aとが接触している状態で、磁気テープMTの走行速度とローラ本体18aの回転速度に差がある場合には、磁気テープMTのテープ面とローラ本体18aの円周面18bの間に滑りが生じ、その摩擦抵抗力によってローラ本体18aから磁気テープMTに引張力が作用することになる。
また、図3(b)に示すように、磁気テープMTの走行速度に対して、ローラ本体18aの回転速度が速い場合には、ローラ本体18aから磁気テープMTに対して、磁気テープMT走行方向の前方に向けて、図3(b)の平面視で左上から右下に引張力が作用する。この引張力により、走行する磁気テープMTは円周面18b上で右側に寄ることになる。
このように、磁気テープMTの走行速度に対して、ローラ本体18aの回転速度が遅い場合と速い場合では、ローラ本体18aから磁気テープMTに対して作用する引張力の向きが逆方向になり、走行する磁気テープMTが円周面18b上で寄る方向も左右逆方向となる。
ガイドローラ駆動装置22は、図1に示すように、各溝付ガイドローラ18,18のローラ本体18aを軸回りに回転駆動させるための装置であり、図示しないモータ及びそのモータに電流を供給するためのモータ駆動回路、さらにモータ軸とローラ本体18aを連結するためのギヤ等を備えている。
このガイドローラ駆動装置22では、制御装置17からのモータ電流信号に基づいてモータ駆動回路でモータ電流を発生させ、このモータ電流をモータに供給することにより、ギヤを介してモータの回転駆動力をローラ本体18aに伝達して、ローラ本体18aを回転駆動させるように構成されている。
なお、第一実施形態では、ガイドローラ駆動装置22は、ローラ本体18aを磁気テープMTの走行速度の50〜150%の速度で回転駆動させるように構成されている。
制御装置17は、サーボライタ10の各部の動作を制御する装置であり、CPU(Central Processing Unit)や各種記憶装置等を備えている。
この制御装置17では、サーボ信号を書き込むときの磁気テープMTの走行速度を一定にするために、リール駆動装置14のモータ電流を制御するためのモータ電流信号を生成して、リール駆動装置14に送信するように構成されている。
また、制御装置17では、サーボ信号書込ヘッド16によって磁気テープMTに書き込まれるサーボ信号が所定のサーボパターンとなるように、記録パルス電流の電流値、パルス幅及び発生タイミングを制御するためのパルス制御信号を生成して、パルス発生回路15に送信するように構成されている。
次に、前記サーボライタ10を用いた磁気テープMTの製造方法について説明する。
まず、図1に示すように、サーボライタ10の送出リール11として、パンケーキ状の磁気テープMTをセットし、磁気テープMTの先端を引き出す。この磁気テープMTの先端をガイドローラ18,19及びテープガイド20を介して巻取リール12の巻心に結合する。
この状態でリール駆動装置14によって巻取リール12を回転駆動させて、磁気テープMTを巻取リール12に巻き取らせることにより、磁気テープMTを送出リール11から巻取リール12に向けて走行させる。
このとき、走行する磁気テープMTをテンション調節部13で吸い込み、走行する磁気テープMTに長手方向のテンションを与えることにより、走行する磁気テープMTの振れを防ぐことができる。
また、溝付ガイドローラ18の円周面18bの両端縁に形成されたフランジ部18cに磁気テープMTのエッジを摺動させる場合であっても、走行する磁気テープMTを幅方向に寄せる力を調節することにより、磁気テープMTのエッジとフランジ部18cの接触圧を調節することができ、磁気テープMTの損傷を防ぐことができる。
具体的には、制御装置17からのパルス制御信号に基づいて、パルス発生回路15から記録パルス電流がサーボ信号書込ヘッド16のヘッドギャップのコイルに流される。そして、パルス発生回路15からサーボ信号書込ヘッド16に記録パルス電流が供給されると、サーボ信号書込ヘッド16のヘッドギャップからの漏れ磁束によって磁気テープMTの磁性層が磁化され、磁気テープMTのサーボバンドにサーボパターンが形成されることになる。
次に、本発明の第一実施形態の変形例について説明する。例えば、図2(b)に示す第一実施形態の溝付ガイドローラ18では、ローラ本体18aの円周面18bに形成された凹溝18dを、図2(b)に示す平面視で左上から右下に向かって傾斜した螺旋状に形成しているが、この溝付ガイドローラ18とは反対に、平面視で右上から左下に向かって傾斜した螺旋状の凹溝を形成してもよい。この構成では、磁気テープの走行速度に対して、ローラ本体の回転速度を調節したときに、走行する磁気テープが円周面上で幅方向に寄る方向が、前記した溝付ガイドローラ18の場合とは反対方向になる。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図5は、第二実施形態のラップ角調節装置を示した図で、(a)は磁気テープをローラ本体の円周面の頂部に対して水平に巻き掛けた場合の側面図、(b)は磁気テープをローラ本体の円周面の頂部に対して垂直に巻き掛けた場合の側面図である。
ここでは、磁気テープMTをローラ本体18aの円周面18bの頂部に対して0度のラップ角(水平)に巻き掛ける場合と、90度のラップ角(垂直)に巻き掛ける場合について説明したが、アーム部23bの角度を調節することにより、0〜90度の間でラップ角を調節することができる。
11 送出リール
12 巻取リール
13 テンション調節部
14 リール駆動装置
15 パルス発生回路
16 サーボ信号書込ヘッド
17 制御装置
18 溝付ガイドローラ
18a ローラ本体
18b 円周面
18c フランジ部
18d 凹溝
20 テープガイド
21 テープ検出装置
22 ガイドローラ駆動装置
MT 磁気テープ
参考例および実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
参考例では、磁気テープにサーボ信号を書き込むためのサーボライタについて説明した後に、そのサーボライタを用いた磁気テープの製造方法について説明する。
なお、以下の説明において、上流側、下流側とは、磁気テープ走行方向の上流側、下流側を示している。
図1は、参考例のサーボライタを示した構成図である。
図1に示す参考例のサーボライタ10は、磁気テープMTのサーボバンドにサーボ信号を書き込むための装置であり、送出リール11、巻取リール12、リール駆動装置14、テンション調節部13、テープ検出装置21、パルス発生回路15、サーボ信号書込ヘッド16、制御装置17を備えている。
溝付ガイドローラ18及びガイドローラ19は、走行する磁気テープMTが所定の方向に搬送されるように、送出リール11と巻取リール12の間に配置されており、二体の溝付ガイドローラ18,18と複数のガイドローラ19によって、走行する磁気テープMTを案内するように構成されている。
ここで、特許請求の範囲に記載の「ガイドローラ」は、溝付ガイドローラ18であり、その他のガイドローラ19は、磁気テープMTを案内する公知のガイドローラであるため、参考例では説明を省略する。
図2は、参考例の溝付ガイドローラを示した図で、(a)は斜視図、(b)は平面図である。図3は、参考例の溝付ガイドローラを示した図で、(a)は磁気テープの走行速度に対して、ローラ本体の回転速度が遅い場合の平面図、(b)は磁気テープの走行速度に対して、ローラ本体の回転速度が速い場合の平面図である。
なお、以下の説明において、左右方向とは、図2及び図3に示した左右方向に対応している。
ガイドローラ駆動装置22は、図1に示すように、各溝付ガイドローラ18,18のローラ本体18aを軸回りに回転駆動させるための装置であり、図示しないモータ及びそのモータに電流を供給するためのモータ駆動回路、さらにモータ軸とローラ本体18aを連結するためのギヤ等を備えている。
このガイドローラ駆動装置22では、制御装置17からのモータ電流信号に基づいてモータ駆動回路でモータ電流を発生させ、このモータ電流をモータに供給することにより、ギヤを介してモータの回転駆動力をローラ本体18aに伝達して、ローラ本体18aを回転駆動させるように構成されている。
なお、参考例では、ガイドローラ駆動装置22は、ローラ本体18aを磁気テープMTの走行速度の50〜150%の速度で回転駆動させるように構成されている。
次に、本発明の参考例の変形例について説明する。例えば、図2(b)に示す参考例の溝付ガイドローラ18では、ローラ本体18aの円周面18bに形成された凹溝18dを、図2(b)に示す平面視で左上から右下に向かって傾斜した螺旋状に形成しているが、この溝付ガイドローラ18とは反対に、平面視で右上から左下に向かって傾斜した螺旋状の凹溝を形成してもよい。この構成では、磁気テープの走行速度に対して、ローラ本体の回転速度を調節したときに、走行する磁気テープが円周面上で幅方向に寄る方向が、前記した溝付ガイドローラ18の場合とは反対方向になる。
次に、本発明の実施形態について説明する。
図5は、本実施形態のラップ角調節装置を示した図で、(a)は磁気テープをローラ本体の円周面の頂部に対して水平に巻き掛けた場合の側面図、(b)は磁気テープをローラ本体の円周面の頂部に対して垂直に巻き掛けた場合の側面図である。
Claims (5)
- 走行するテープを案内するためのテープ案内機構であって、
前記テープが接触する円周面を有し、走行する前記テープを案内するガイドローラと、
前記ガイドローラを軸回りに回転させるガイドローラ駆動手段と、を備え、
前記ガイドローラの円周面には、前記ガイドローラの軸回りに螺旋状の凹溝が形成されていることを特徴とするテープ案内機構。 - 前記テープ案内機構は、前記テープを前記ガイドローラの円周面に巻き掛けるラップ角を調節するラップ角調節手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のテープ案内機構。
- 前記テープ案内機構は、
前記テープの走行位置から基準位置までの変化量を検出するテープ検出手段と、
前記テープが前記基準位置で走行するように、前記テープ検出手段によって検出された変化量に基づいて、前記ガイドローラの回転速度を調節する制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ案内機構。 - 磁気テープの記録又は再生に用いられる磁気テープドライブであって、
送出リールから送り出した前記磁気テープを巻取リールで巻き取って走行させる磁気テープ走行系と、
走行する前記磁気テープの記録又は再生を行う磁気ヘッドと、を備え、
走行する前記磁気テープを、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のテープ案内機構によって案内するように構成されていることを特徴とする磁気テープドライブ。 - 送出リールから送り出した磁気テープを巻取リールで巻き取って走行させる磁気テープ走行系と、
走行する前記磁気テープのサーボバンドに、磁気ヘッドのトラッキング制御をするためのサーボ信号を書き込むサーボ信号書込ヘッドと、を備え、
走行する前記磁気テープを、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のテープ案内機構によって案内するように構成されているサーボライタを用いた磁気テープの製造方法であって、
前記磁気テープ走行系によって、前記磁気テープを前記送出リールから前記巻取リールに向けて走行させる段階と、
走行する前記磁気テープを前記テープ案内機構によって案内しながら、前記サーボ信号書込ヘッドによって、前記磁気テープの前記サーボバンドに前記サーボ信号を書き込む段階と、
を含むことを特徴とする磁気テープの製造方法。
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