JP2012059260A - エネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム及びその方法、遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計 - Google Patents

エネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム及びその方法、遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計 Download PDF

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Abstract

【課題】エネルギー計量器が遠隔地のサーバーから新規ファームウェアをあらかじめ受信しておき、将来の時点に自分で自身のファームウェアをアップデートするようにすることによって、多数のエネルギー計量器に対するアップデートを効率的に行えるようにする。
【達成手段】本発明は、各エネルギー需要家に設置されているエネルギー計量器が、遠隔地のサーバーから新規ファームウェアをあらかじめ受信しておき、将来の時点に自分で自身のファームウェアをアップデートするようにする。エネルギー計量器は、ファームウェアをダウンロードする時、将来の時点を指定するアップデート時間情報を共に受信することもでき、一応ファームウェアのみをダウンロードしておいた後、遠隔サーバーからのアップデート実行命令によってアップデートを行うこともできる。ファームウェアのアップデートは、モジュール単位になされてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、各エネルギー需要家に設置されているエネルギー計量器が通信網を介して遠隔地におけるサーバーと通信することによって自身のファームウェアをアップデートできるようにする。
近年、限られたエネルギー資源を効率的に利用するための様々な工夫がなされている。
その一例として、エネルギーの生産や消費状況に応じてエネルギー価格を異ならせる方案が工夫されており、スマートグリッド(Smart Grid)やスマートメーター(Smart Meter)技術が注目を浴びている。
スマートグリッドは、電力網に情報技術(IT)を組み込まれ、電力供給者と消費者が双方から情報をやりとりできるようにすることによって、エネルギー効率を最適化し、新しい付加価値を創出できる次世代送電網である。
スマートグリッドを適用すると、エネルギー消費者は、エネルギー価格の変動を考慮して、自身に最も合理的な時間帯にエネルギーを使用することが可能になる。
スマートメーター(Smart Meter)は、通信機能を付加した電子式計量器のことをいうもので、これを用いると、エネルギー供給者と消費者間の両方向通信が可能なため、検針員が直接家庭を訪問することなく実時間で遠隔検針ができ、電力使用量を精密測定できる。これにより、検針コストを低減し、エネルギーを節約するという効果を得ることができる
一方、スマートメーターのように、各エネルギー需要家に設置されてエネルギー使用量を測定するエネルギー計量器は、ファームウェアによって動作する。
ファームウェア(Firmware)とは、各種の電子機器の動作を制御するプログラム命令語のことをいうもので、製品の出荷に当たって書き込まれているが、性能改善や誤り修正などの様々な目的で出荷後にアップデートしなければならない。
ところが、エネルギー計量器はエネルギー使用料金が課される単位となるエネルギー需用家ごとに設置されるものであって、その数が極めて多い。例えば、韓国の場合、約1000万の世帯にエネルギー計量器が設置されている。
そのため、スタッフが各家庭を訪問していちいちファームウェアをアップデートするには多くの時間とコストがかかる。
特に、スマートグリッド社会ではエネルギー計量器がより多くの役割を果たすこととなり、その分、エネルギー計量器の性能向上のためのアップデートもより頻繁になるであろう。そこで、多数のエネルギー計量器に対するファームウェアアップデートを効率的に行える方案の開発が至急望まれている。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、エネルギー計量器が遠隔地のサーバーから新規ファームウェアをあらかじめ受信しておき、将来の時点に自分で自身のファームウェアをアップデートするようにすることによって、多数のエネルギー計量器に対するアップデートを効率的に行えることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムの第1実施例は、エネルギー計量器の動作を制御するプログラム命令語であるファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーと、前記遠隔サーバーとエネルギー計量器とを連結する通信網と、前記通信網を介して前記遠隔サーバーから、新しいファームウェアと、前記新しいファームウェアが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信して記憶手段に書き込むエネルギー計量器と、を含んでなる。
第1実施例の遠隔ファームウェアアップデートシステムにおいて、前記遠隔サーバーは、前記新しいファームウェア及びアップデート時間情報を、前記アップデート時間前にあらかじめエネルギー計量器に伝送する。そして、エネルギー計量器は、前記新しいファームウェアの完全性(Integrity)を検査し、前記記憶手段に書き込まれたアップデート時間に前記新しいファームウェアによって動作する。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムの第2実施例は、エネルギー計量器の動作を制御するプログラム命令語であるファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーと、前記遠隔サーバーとエネルギー計量器とを連結する通信網と、前記通信網を介して前記遠隔サーバーから、モジュール別にアップデート可能な新しいファームウェアモジュールと、前記新しいファームウェアモジュールが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信して記憶手段に書き込むエネルギー計量器と、を含んでなる。
第2実施例の遠隔ファームウェアアップデートシステムにおいて、前記遠隔サーバーは、前記新しいファームウェアモジュールとアップデート時間情報を、前記アップデート時間前にあらかじめエネルギー計量器に伝送する。そして、エネルギー計量器は、前記受信した新しいファームウェアモジュールに対して完全性を検査し、前記記憶手段に書き込まれた各モジュール別アップデート時間に独立的にアップデート動作を行う。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の第1実施例は、エネルギー計量器のファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーが、新しいファームウェア及びアップデート時間情報をあらかじめエネルギー計量器に伝送する段階と、エネルギー計量器が、前記遠隔サーバーから前記新しいファームウェア及びアップデート時間情報を受信して記憶手段に書き込む段階と、エネルギー計量器が、前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になるか否か監視する段階と、前記監視の結果、前記アップデート時間になると、エネルギー計量器が、前記記憶手段に書き込まれている新しいファームウェアにアップデートする段階と、を含んでなる。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の第2実施例は、モジュール別アップデート可能なエネルギー計量器のファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーが、新しいファームウェアモジュール及びアップデート時間情報をあらかじめエネルギー計量器に伝送する段階と、エネルギー計量器が前記遠隔サーバーから前記新しいファームウェアモジュール及びアップデート時間情報を受信して記憶手段に書き込む段階と、エネルギー計量器が、前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になるか否か監視する段階と、前記監視の結果、前記アップデート時間になると、エネルギー計量器が、前記記憶手段に書き込まれている新しいファームウェアモジュールのアップデートを独立的に行う段階と、を含んでなる。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の第3実施例は、エネルギー計量器のファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーが、新しいファームウェアをエネルギー計量器に伝送する段階と、エネルギー計量器が前記遠隔サーバーから前記新しいファームウェアを受信して記憶手段に書き込む段階と、前記遠隔サーバーがエネルギー計量器にファームウェアアップデート実行命令を伝送する段階と、前記ファームウェアアップデート実行命令を受信したエネルギー計量器が、前記記憶手段に書き込まれている新しいファームウェアにアップデートする段階と、を含んでなる。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の第4実施例は、モジュール別アップデート可能なエネルギー計量器のファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーが、新しいファームウェアモジュールをエネルギー計量器に伝送する段階と、エネルギー計量器が前記遠隔サーバーから前記新しいファームウェアモジュールを受信して記憶手段に書き込む段階と、前記遠隔サーバーがエネルギー計量器にファームウェアアップデート実行命令を伝送する段階と、前記ファームウェアアップデート実行命令を受信したエネルギー計量器が、前記記憶手段に書き込まれている新しいファームウェアモジュールのアップデートを独立的に行う段階と、を含んでなる。
前記エネルギー計量器は、電気、ガス、水道のうちいずれか一つの使用量を計量するものでよい。
前記エネルギー計量器は、現在運用中のファームウェア情報を前記記憶手段に保管することができる。保管するファームウェア情報は、少なくともバージョン及びアップデート日時を含むことができる。
前記エネルギー計量器は、ファームウェアアップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を前記記憶手段に書き込んで管理できる。
前記エネルギー計量器は、前記ファームウェアのアップデートが行われた場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境(Configuration)をそのまま用いて動作できる。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計の第1実施例は、通信網を介して遠隔サーバーから、電力量計の新しいファームウェアと、前記新しいファームウェアが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信する通信手段と、前記受信した新しいファームウェア及びアップデート時間情報が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、現在時間を測定する時間確認手段と、を含んでなる。
特に、前記第1実施例の電力量計は、新しいファームウェアの完全性を検査し、前記時間確認手段により測定された現在時間が前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になると、前記新しいファームウェアなよって動作する。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計の第2実施例は、通信網を介して遠隔サーバーから、電力量計の新しいファームウェア、及び前記新しいファームウェアが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信する通信手段と、前記受信した新しいファームウェア及びアップデート時間情報が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、現在時間を測定する時間確認手段と、を含んでなる。
特に、前記第2実施例の電力量計は、新しいファームウェアの完全性を検査し、前記時間確認手段により測定された現在時間が前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になる、または、前記通信手段を介して前記遠隔サーバーからファームウェアアップデート実行命令が受信されると、前記新しいファームウェアによって動作する。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計の第3実施例は、通信網を介して遠隔サーバーから、モジュール別にアップデート可能な新しいファームウェアモジュールと、前記新しいファームウェアの各モジュールが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信する通信手段と、前記受信した新しいファームウェアモジュール及びアップデート時間情報が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、現在時間を測定する時間確認手段と、を含んでなる。
特に、前記第3実施例の電力量計は、新しいファームウェアモジュールに対して完全性を検査し、前記時間確認手段により測定された現在時間が前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になると、前記新しいファームウェアモジュールのアップデートを独立的に行う。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計の第4実施例は、通信網を介して遠隔サーバーから、モジュール別にアップデート可能な新しいファームウェアモジュールと、前記新しいファームウェアの各モジュールが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信する通信手段と、前記受信した新しいファームウェアモジュール及びアップデート時間情報が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、現在時間を測定する時間確認手段と、を含んでなる。
特に、前記第4実施例の電力量計は、前記新しいファームウェアモジュールに対して完全性を検査し、前記時間確認手段により測定された現在時間が前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になる、または、前記通信手段を介して前記遠隔サーバーからファームウェアアップデート実行命令が受信されると、前記新しいファームウェアモジュールのアップデートを独立的に行う。
前記ファームウェアは、エネルギー計量器の機能(Application)を担当するモジュール、通信(Communication)を担当するモジュール、及び計測/計量(Metrology)を担当するモジュールのうち少なくとも一つを含むことができる。
前記時間確認手段が測定する現在時間は、調整可能である。
ここで、現在時間の調整は、他の装置との通信によってなることもでき、前記電力量計に設けられているユーザーインターフェースを通じて使用者が直接設定してなることもできる。
前記各実施例の電力量計は、現在運用中のファームウェア情報を前記記憶手段に保管できる。この時、保管する情報は、ファームウェアのバージョン情報及びアップデート日時情報を含むことができる。
前記各実施例の電力量計は、アップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を前記記憶手段に書き込むことができる。
前記各実施例の電力量計は、ファームウェアのアップデートが行われた場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境(Configuration)を変更せずにそのまま用いて動作できる。
本発明によれば、各エネルギー計量器は、遠隔サーバーからあらかじめファームウェアをダウンロードして記憶しておき、アップデート時間になる、または、遠隔サーバーからアップデート実行命令が受信されると、自分で自身のファームウェアをアップデートする。
すなわち、ファームウェアやそのモジュールは、アップデートがなされるべき時点以前に、あらかじめ各エネルギー計量器にダウンロードされる。
このため、各エネルギー計量器が一時にファームウェアをダウンロードする必要がなく、よって、ファームウェアアップデートのための情報のダウンロードを分散して行うことができる。これにより、ファームウェアアップグレードのための遠隔サーバーや通信網の負荷を分散させ、円滑にファームウェアアップデート手順を行うことができる。
各エネルギー計量器は、ファームウェアと一緒にダウンロードされたアップデート時間情報、または遠隔サーバーから伝送されるアップデート実行命令によって、該当の時点に自分でファームウェアアップデートを行う。
したがって、多数のエネルギー計量器を特定時点に一括的にアップデートすることができ、多数のエネルギー計量器に対する互換性を同一に維持でき、その管理が非常に便利になる。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムを示す図である。 本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムを介してエネルギー計量器のファームウェアアップデートがなされる各実施例を示す図である。 モジュール構造で構成されるファームウェアを示す図である。 本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムの機能ブロック図である。 ファームウェアアップデートの概念を説明するための図である。 本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の各実施例を示す図である。 本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の各実施例を示す図である。 本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の各実施例を示す図である。 本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート方法の各実施例を示す図である。 本発明に係る電力量計の機能ブロック図である。 本発明に係る各実施例の電力量計が動作する具体例を示す図である。 本発明に係る各実施例の電力量計が動作する具体例を示す図である。 本発明に係る各実施例の電力量計が動作する具体例を示す図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図1を参照すると、エネルギー供給会社11は、エネルギー供給ライン13を通じて各エネルギー需要家(エネルギーの需要がある家宅、を意味する。)にエネルギーを供給し、各エネルギー需要家には、エネルギー供給ライン13に連結されて、該当のエネルギー需要家のエネルギー使用量を測定するエネルギー計量器23が設けられている。
本発明でいうエネルギーは、電気、ガスまたは水道のいずれかを指し、エネルギー計量器23は、電力量計、ガス計量器または水道計量器でよい。
本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムは、遠隔サーバー21とエネルギー計量器23を含んでなり、遠隔サーバー21とエネルギー計量器23は、通信網22を介してファームウェアアップデートと関連した情報をやり取りする。
遠隔サーバー21とエネルギー計量器23が通信する通信網22は、様々な種類の通信網でよい。例えば、電力線通信網(Power Line Communication Network)、インターネット網、CDMA(Code Division Multiple Access)網、PCS(Personal Communication Service)網、PHS(Personal Handyphone System)網、ワイブロ(Wibro:Wireless Broadband Internet)網、モバイルWiMAX網などにすることができる。
遠隔サーバー21は、エネルギー計量器23の動作を制御するプログラム命令語であるファームウェアを生成または管理し、新しいファームウェアをあらかじめエネルギー計量器23に伝送する。これにより、エネルギー計量器23は、新しいファームウェアを、該当のファームウェアがアップデートされるべき時点以前にあらかじめダウンロードしておくことができる。
遠隔サーバー21がファームウェアを伝送する時点は様々にすることができる。
例えば、エネルギー計量器23が周期的に遠隔サーバー21に接続して最新バージョンのファームウェアがあるか確認し、まだダウンロードしていない新しいファームウェアがある場合、遠隔サーバー21にダウンロードを要請することができる。この要請に応じて、遠隔サーバー21は該当のファームウェアをエネルギー計量器23に伝送することができる。
また、新しいファームウェアがある場合、遠隔サーバー21がそれをエネルギー計量器23に知らせることによって、エネルギー計量器23にファームウェアダウンロードがなされるようにしてもよい。
エネルギー計量器23は、エネルギーの種類と要求される機能によって様々に構成されてよく、基本的に、エネルギー供給ライン13に連結されて該当のエネルギー需要家で消費されるエネルギー量を測定する。
エネルギー計量器23は、ファームウェアによって動作し、ファームウェアは、主に、エネルギー計量器のROMに書き込まれる。本発明においてファームウェアはアップデートされるから、エネルギー計量器23は読み書き可能なROMにファームウェアを保存する。
特に、新しいファームウェアは、該当のファームウェアのアップデートがなされるべき時点以前にあらかじめエネルギー計量器23にダウンロードされて記憶手段に書き込まれ、ファームウェアアップデートがなされるべき時点になると、エネルギー計量器23は、現在のファームウェアを、あらかじめダウンロードしておいたファームウェアにアップデートする。
図2を参照して、遠隔サーバー21とエネルギー計量器23との間でファームウェアアップデートがなされる各実施例を説明する。
図2の(2a)を参照すると、遠隔サーバー21は、エネルギー計量器23にあらかじめファームウェアとそのアップデート時間情報を伝送することができる。
エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアとそのアップデート時間情報を記憶手段に記憶しておく。そして、エネルギー計量器23は、ファームウェアアップデート時間になるか監視し、該当の時間になると、記憶手段に記憶されているファームウェアにアップデートする。
図2の(2b)を参照すると、遠隔サーバー21は、エネルギー計量器23にあらかじめファームウェアを伝送し、エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアを記憶手段に記憶しておく。
その後、遠隔サーバー21は、エネルギー計量器23のファームウェアをアップデートする時点になると、エネルギー計量器23にアップデート実行命令を伝送し、エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21から受信したアップデート実行命令に応じて、記憶手段に記憶されているファームウェアにアップデートする。
図2の(2c)を参照すると、遠隔サーバー21は、エネルギー計量器23にあらかじめファームウェアとそのアップデート時間情報を伝送し、エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアとそのアップデート時間情報を記憶手段に記憶しておく。
そして、エネルギー計量器23は、ファームウェアアップデート時間になるか監視し、該当の時間になると、記憶手段に保存されているファームウェアにアップデートする。また、ファームウェアアップデート時間になる前であっても、遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信すると、記憶手段に記憶されているファームウェアにアップデートする。
一方、ファームウェアは、一体として構成されてもよく、図3に示すように、個別的なアップデートが可能なモジュール別に構成されてもよい。
ファームウェアを構成するモジュールは、必要に応じて様々にすればよい。例えば、エネルギー計量器の機能(Application)を担当するモジュール、通信(Communication)を担当するモジュール、計測/計量(Metrology)を担当するモジュールなどを含むことができる。
ファームウェアが個別的なアップデートが可能なモジュール別に構成される場合、遠隔サーバー21は、ファームウェアを各モジュール別に生成または管理することができ、本発明によるファームウェアアップデートも、ファームウェアのモジュール別に行うことができる。
この場合、遠隔サーバー21は、ファームウェアをモジュール別にエネルギー計量器23に伝送でき、アップデート時間情報やアップデート実行命令もファームウェアのモジュール別に伝送することができる。
すると、エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21からあらかじめ受信したファームウェアモジュール別アップデート時間になるか否か、または、遠隔サーバー21からファームウェアのモジュール別アップデート実行命令が受信されるか否か監視して、該当のファームウェアモジュールのアップデート動作を独立して行う。
上記のように、ファームウェアのアップデートは、ファームウェア単位またはそのモジュール単位に行われてもよいが、ファームウェア単位及びモジュール単位のアップデートが共に行われてもよい。例えば、遠隔サーバー21は、あるファームウェア全体と他のファームウェアの一部モジュールを一括してエネルギー計量器23に伝送することができる。
エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアまたはファームウェアモジュールの完全性(Integrity)を検査することができる。ここで、完全性検査とは、ファームウェアやファームウェアモジュールが正常に受信されたか否かを確認することをいう。
遠隔サーバー21は、完全性検査のために、ファームウェアやそのモジュールの種類、個数、大きさなどのような書誌情報を共に伝送でき、エネルギー計量器23は、このような書誌情報と受信した情報とを比較して完全性を検査することができる。
完全性検査の結果、ファームウェアやそのモジュールが正常に受信されなかったと判断されると、エネルギー計量器23は、遠隔サーバー21と通信して該当のファームウェアやファームウェアモジュールを再びダウンロードすることができる。
図4は、本発明に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムの機能ブロック図である。
遠隔サーバー21は、サーバーの役割を果たすコンピュータシステムであり、通信網22を介して各エネルギー計量器23と通信する通信手段21−2、記憶手段21−1、制御手段21−3を含んでなる。
記憶手段21−1には、エネルギー計量器23のファームウェアとそのアップデート時間情報などを含め、ファームウェアアップデートのための各種情報が記憶される。ファームウェアが個別的にアップデート可能なモジュール別に構成される場合、各ファームウェアモジュールとそれに対するアップデート時間情報が記憶されればいい。
通信手段21−2は、遠隔サーバー21が通信網22を介してエネルギー計量器23と通信できるようにする。例えば、通信手段21−2は、有線インターネット網または無線インターネット網に接続できるモデムでよい。
制御手段21−3は、中央処理処置(CPU:Central Processing Unit)を用いて構成することができ、ファームウェアアップデートと関連した各種情報をエネルギー計量器23に伝送する。
図2の(2a)に示す例において、制御手段21−3は、記憶手段21−1に記憶されているファームウェアやそのモジュールをアップデート時間情報と共にエネルギー計量器23に伝送する。
図2の(2b)に示す例において、制御手段21−3は、ファームウェアやそのモジュールをエネルギー計量器23に伝送した後、該当のアップデート時間になるとアップデート実行命令をエネルギー計量器23に伝送する。
図2の(2c)に示す例において、制御手段21−3は、記憶手段21−1に記憶されているファームウェアやそのモジュールをアップデート時間情報と共にエネルギー計量器23に伝送し、該当のアップデート時間になる前であっても、アップデートが必要な場合は、アップデート実行命令をエネルギー計量器23に伝送する。
エネルギー計量器23は、計量手段23−1、通信手段23−2、時間確認手段23−3、記憶手段23−4、ROM(Read Only Memory)23−5、RAM(Random Access Memory)23−6、プロセッサ23−9を含んでなることができる。
計量手段23−1は、エネルギー計量器23の基本的な役割として、エネルギー供給ライン13に連結されて該当のエネルギー需要家で消費するエネルギー量を測定する。
計量手段23−1で測定されたエネルギー量は、記憶手段23−4に記憶されて管理されてよく、図示してはいないが、エネルギー量を表示する表示装置を介して視覚的に表示されてもよい。
通信手段23−2は、エネルギー計量器23が通信網22を介して遠隔サーバー21と通信できるようにする。例えば、通信手段23−2は、有線インターネット網または無線インターネット網に接続できるモデムでよい。
時間確認手段23−3は、現在時間を測定する。時間確認手段23−3が現在時間を測定する方法は多様にすることができ、一例として、RTC(Real Time Clock)を用いて現在時間を測定することができる。
時間確認手段23−3が測定する現在時間には誤差が発生することがあるから、時間確認手段23−3は、現在時間を調整できるような構成にすればよい。
現在時間の調整は、他の装置との通信によってなることもでき、使用者が直接設定してなることもできる。後者の場合、エネルギー計量器23は、時間確認手段23−3が測定する現在時間を表示し、使用者がその時間を調整できるようにするユーザーインターフェースを含むことができる。
記憶手段23−4は、デジタルデータの読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体で、エネルギー計量器23の動作に必要な各種情報を記憶して保持し、特に、遠隔サーバー21から受信したファームウェアアップデート情報を記憶する。
ROM 23−5は、エネルギー計量器23の動作のためのプログラム命令語であるファームウェアを記憶し、RAM23−6は、プロセッサ23−9が即時アクセスするデータを一時記憶する。
ROM 23−5に記憶されるプログラムの内容は、エネルギーの種類とエネルギー計量器に要求される機能などに応じて様々にすることができ、いつでもアップデートされうるから、書き込み可能でなければならない。
プロセッサ23−9は、マイクロプロセッサや中央処理処置(CPU)などを用いて構成することができ、ROM 23−5に記憶されているプログラム命令語によって動作してエネルギー計量器23を総括的に制御する。
ファームウェアのアップデートと関連してプロセッサ23−9は、通信手段23−2を介して遠隔サーバー21からファームウェアアップデート情報を受信して記憶手段23−4に記憶させ、将来の特定時点でアップデートを行う。
図2の(2a)に示す例において、プロセッサ23−9は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアやそのモジュールとアップデート時間情報を記憶手段23−4に記憶させておく。そして、時間確認手段23−3で測定される現在時間情報を用いてアップデート時間になるか監視し、該当の時間になると、記憶手段23−4に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする。
図2の(2b)に示す例において、プロセッサ23−9は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアやそのモジュールを記憶手段23−4に記憶させておく。そして、遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信すると、記憶手段23−4に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする。
図2の(2c)に示す例において、プロセッサ23−9は、遠隔サーバー21から受信したファームウェアやそのモジュールとアップデート時間情報を記憶手段23−4に記憶させておく。そして、時間確認手段23−3で測定される現在時間情報を用いてアップデート時間になるか監視し、該当の時間になると、記憶手段23−4に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする。
また、プロセッサ23−9は、アップデート時間になる前であっても、遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信すると、記憶手段23−4に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする。
この場合は、以降、アップデート時間になっても、同一のファームウェアやそのモジュールを再びアップデートしない。
アップデートするということは、エネルギー計量器23が新しいファームウェアやそのモジュールによって動作するように処理するということを意味する。例えば、図5に示すように、記憶手段23−4に記憶されている新しいファームウェアやそのモジュールをROM 23−5に書き込む。
ROM 23−5に書き込まれているプログラム命令語が更新されると、エネルギー計量器23は、新しいファームウェアやそのモジュールの内容によって動作する。
図6乃至図9を参照して、本発明に係るエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法の各実施例について説明する。
図6は、遠隔サーバーがファームウェアアップデート情報としてファームウェアとアップデート時間情報を共に伝送する実施例である。
まず、遠隔サーバー21は、新しいファームウェアとアップデート時間情報を、通信網を介してエネルギー計量器23に伝送する。
遠隔サーバー21がいつファームウェアを伝送するかは、様々に構成することができる。
例えば、エネルギー計量器23が周期的に遠隔サーバー21に接続して最新バージョンのファームウェアが存在するか確認し(S211−1)、確認の結果、まだダウンロードしていない新しいファームウェアがある場合(S211−2)、遠隔サーバー21にダウンロードを要請するように構成することができる(S211−3)。この要請に応じて、遠隔サーバー21は該当のファームウェアをエネルギー計量器23に伝送する(S211−4)。
エネルギー計量器23は、段階S211−4で受信したファームウェアの完全性を検査し(S211−5)。検査の結果、ファームウェアが正常に受信されなかった場合は、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアを再び受信する。
しかし、完全性検査の結果、ファームウェアが正常に受信された場合は(S211−6)、受信したファームウェアとアップデート時間情報を記憶手段に記憶しておく(S211−7)。
以降、エネルギー計量器23は、現在時間が記憶手段に記憶しておいたアップデート時間になるか監視する(S211−8)。
段階S211−8での監視結果、現在時間がアップデート時間になったと判断されると、エネルギー計量器23は、記憶手段に記憶されている新しいファームウェアにアップデートする(S211−9)。
図7は、遠隔サーバーがファームウェアアップデート情報としてモジュール単位のファームウェアとそのアップデート時間情報を共に伝送する実施例である。
まず、遠隔サーバー21は、独立的にアップデート可能なファームウェアモジュールとそのアップデート時間情報を、通信網を介してエネルギー計量器23に伝送する。
遠隔サーバー21がいつファームウェアを伝送するかは、様々に構成することができる。
例えば、エネルギー計量器23が周期的に遠隔サーバー21に接続して最新バージョンのファームウェアが存在するか確認し(S212−1)、確認の結果、まだダウンロードしていない新しいファームウェアモジュールがあると(S212−2)、遠隔サーバー21にダウンロードを要請するように構成することができる(S212−3)。
この要請に応じて、遠隔サーバー21は該当のファームウェアモジュールをエネルギー計量器23に伝送する(S212−4)。
エネルギー計量器23は、段階S212−4で受信したファームウェアモジュールの完全性を検査し(S212−5)、検査の結果、ファームウェアモジュールが正常に受信されなかった場合は、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアモジュールを再び受信する。
しかしながら、完全性検査の結果、ファームウェアモジュールが正常に受信された場合は(S212−6)、受信したファームウェアモジュールとアップデート時間情報を記憶手段に記憶しておく(S212−7)。
以降、エネルギー計量器23は、現在時間が記憶手段に記憶しておいたアップデート時間になるか監視する(S212−8)。
段階S212−8での監視結果、現在時間がアップデート時間になったと判断されると、エネルギー計量器23は、記憶手段に記憶されている新しいファームウェアモジュールにアップデートする(S212−9)。
図8は、遠隔サーバーがファームウェアアップデート情報としてファームウェアをあらかじめ伝送し、以降、該当のファームウェアに対するアップデート実行命令を伝送する実施例である。
まず、遠隔サーバー21は、新しいファームウェアを、通信網を介してエネルギー計量器23に伝送する。
遠隔サーバー21がいつファームウェアを伝送するかは、様々に構成することができる。
例えば、エネルギー計量器23が周期的に遠隔サーバー21に接続して最新バージョンのファームウェアが存在するか確認し(S213−1)、確認の結果、まだダウンロードしていない新しいファームウェアがあると(S213−2)、遠隔サーバー21にダウンロードを要請するように構成することができる(S213−3)。
この要請に応じて、遠隔サーバー21は、該当のファームウェアをエネルギー計量器23に伝送する(S213−4)。
エネルギー計量器23は、段階S213−4で受信したファームウェアの完全性を検査する(S213−5)。検査の結果、ファームウェアが正常に受信されなかった場合は、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアを再び受信する。
しかし、完全性検査の結果、ファームウェアが正常に受信された場合は(S213−6)、受信したファームウェアを記憶手段に記憶しておく(S213−7)。
一方、遠隔サーバー21は、段階S213−4で伝送したファームウェアのアップデート時間になると(S213−8)、エネルギー計量器23にアップデート実行命令を伝送する(S213−9)。
エネルギー計量器23は、段階S213−9で遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信すると、記憶手段に記憶されている新しいファームウェアにアップデートする(S213−10)。
図9は、遠隔サーバーがファームウェアアップデート情報としてファームウェアモジュールをあらかじめ伝送し、以降、該当のファームウェアモジュールに対するアップデート実行命令を伝送する実施例である。
まず、遠隔サーバー21は、独立的にアップデート可能なファームウェアモジュールを、通信網を介してエネルギー計量器23に伝送する。
遠隔サーバー21がいつファームウェアを伝送するかは、様々に構成することができる。
例えば、エネルギー計量器23が周期的に遠隔サーバー21に接続して最新バージョンのファームウェアが存在するか確認し(S214−1)、確認の結果、まだダウンロードしていない新しいファームウェアモジュールがあると(S214−2)、遠隔サーバー21にダウンロードを要請するように構成することができる(S214−3)。
この要請に応じて、遠隔サーバー21は、該当のファームウェアモジュールをエネルギー計量器23に伝送する(S214−4)。
エネルギー計量器23は、段階S214−4で受信したファームウェアモジュールの完全性を検査する(S214−5)、検査の結果、ファームウェアモジュールが正常に受信されなかった場合は、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアモジュールを再び受信する。
しかし、完全性検査の結果、ファームウェアモジュールが正常に受信された場合は(S214−6)、受信したファームウェアモジュールを記憶手段に記憶しておく(S214−7)。
一方、遠隔サーバー21は、段階S214−4で伝送したファームウェアモジュールのアップデート時間になると(S214−8)、エネルギー計量器23に該当のファームウェアモジュールのアップデート実行命令を伝送する(S214−9)。
エネルギー計量器23は、段階S214−9で遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信すると、記憶手段に記憶されている新しいファームウェアモジュールにアップデートする(S214−10)。
図6乃至図9では、エネルギー計量器23が周期的に遠隔サーバー21に接続して最新バージョンのファームウェアが存在するか否か確認する方法によって新しいファームウェアをダウンロードする実施例を説明した。
しかし、このような方法に限定されず、遠隔サーバー21がいつファームウェアを伝送するかは、様々に構成することができる。
例えば、新しいファームウェアがある場合、遠隔サーバー21がそれをエネルギー計量器23に知らせることによって、エネルギー計量器23でファームウェアダウンロードがなされるように構成することもできる。
上述した各実施例に係る遠隔ファームウェアアップデートシステムとその方法において、エネルギー計量器23は、現在運用中のファームウェア情報、ファームウェアアップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を、記憶手段に書き込んで保管することができる。保管するファームウェア情報としては、バージョン情報とアップデート日時を挙げることができる。
また、エネルギー計量器23は、ファームウェアやそのモジュールをアップデートした場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境情報、例えば、使用者が設定した環境情報や遠隔サーバーとの通信環境情報など、そのまま維持しなければならない情報は、変更せずにそのまま維持できる。
図10を参照して、本発明に係る遠隔ファームウェアアップデート機能を備えている電力量計50の実施例について説明する。
電力量計50は、計量手段51、通信手段52、時間確認手段53、記憶手段54、及び制御手段55を含んでなることができる。
計量手段51は、電力量計50の基本的な役割として、電力供給ライン13−1に連結されて該当のエネルギー需要家で消費する電力量を測定する。計量手段51で測定された電力量は、記憶手段54に記憶して管理でき、図示してはいないが、電力量を表示する表示装置を介して視覚的に表示することもできる。
通信手段52は、 電力量計50が通信網22を介して遠隔サーバー21と通信できるようにする。例えば、通信手段52は、有線インターネット網または無線インターネット網に接続できるモデムでよい。
時間確認手段53は、現在時間を測定する。時間確認手段53が現在時間を測定する方法は、様々にすることができ、例えば、RTC(Real Time Clock)を用いて現在時間を測定することができる。
時間確認手段53が測定する現在時間には誤差が発生することがあるから、時間確認手段53は現在時間を調整できるような構成にすればよい。
現在時間の調整は、他の装置との通信によってなされることもでき、使用者が直接設定してなることもできる。後者の場合、電力量計50は、時間確認手段53が測定する現在時間を表示し、使用者がその時間を調整できるようにするユーザーインターフェースを含むことができる。
記憶手段54は、デジタルデータの読み書き可能な不揮発性の記憶媒体で、電力量計50の動作に必要な各種情報を記憶して保存し、特に、遠隔サーバー21から受信したファームウェアアップデート情報を記憶する。
制御手段55は、ROM 57、RAM 58、プロセッサ56を含んでなることができる。
ROM 57は、電力量計50の動作のためのプログラム命令語であるファームウェアを記憶し、RAM 58は、プロセッサ56が即時アクセスするデータを一時記憶する。ROM 57に記憶されるプログラムの内容は、要求される機能によって様々にすることができ、いつでもアップデートされうるから、書き込み可能でなければならない。
プロセッサ56は、マイクロプロセッサや中央処理処置(CPU)などを用いて構成されてよく、ROM 57に記憶されているプログラム命令語によって動作して電力量計50を総括的に制御する。
特に、プロセッサ56は、ファームウェアのアップデートにおいて、通信手段52を介して遠隔サーバー21からファームウェアアップデート情報を受信して記憶手段54に記憶させ、将来の特定時点でアップデートを行う。
ファームウェアアップデート情報を受信するにあたり、プロセッサ56は、通信手段52を介して周期的に遠隔サーバー51に接続して最新バージョンのファームウェアやそのモジュールが存在するか確認し、まだダウンロードしていない新しいファームウェアやそのモジュールがあると、遠隔サーバー21にダウンロードを要請することができる。
図11乃至図13は、本発明に係る電力量計50の様々な実施例を説明するためのフローチャートであり、本発明に係る電力量計50は、遠隔サーバー21が伝送するファームウェアアップデート情報、及びいつ実際にアップデートがなされるようにするかによって、様々に構成することができる。
図11を参照して、遠隔サーバー21からファームウェアやそのモジュールと共にアップデート時間情報を受信する第1実施例について説明する。
プロセッサ56は、通信手段52を介して遠隔サーバー51からファームウェアやそのモジュールとアップデート時間情報を受信し(S231)、受信したファームウェアやそのモジュールの完全性を検査する(S232)。完全性検査の結果、誤りがあると(S233)、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアやそのモジュールを再び受信する(S234)。
一方、完全性検査の結果、誤りがないと(S233)、受信したファームウェアやそのモジュールとアップデート時間情報を記憶手段54に書き込む(S235)。
以降、プロセッサ56は、時間確認手段53で測定される現在時間情報を用いて記憶手段54に書き込まれているアップデート時間になるか監視し(S236)、アップデート時間になると、記憶手段54に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする(S237)。
すなわち、記憶手段54に記憶されている該当のファームウェアやそのモジュールを、ROM 57に移して書き込むことによって、新しいファームウェアやそのモジュールの内容によって動作することとなる。
図12を参照して、遠隔サーバー21からファームウェアやそのモジュールをまず受信し、以降、遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信する第2実施例について説明する。
プロセッサ56は、通信手段52を介して遠隔サーバー51からファームウェアやそのモジュールを受信し(S241)、受信したファームウェアやそのモジュールの完全性を検査する(S242)。
完全性検査の結果、誤りがあると(S243)、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアやそのモジュールを再び受信する(S244)。
一方、完全性検査の結果、誤りがないと(S243)、受信したファームウェアやそのモジュールを記憶手段54に書き込む(S245)。
以降、遠隔サーバー21からのアップデート実行命令を待ち、プロセッサ56は、通信手段52を介して遠隔サーバー21からアップデート実行命令を受信すると(S246)、記憶手段54に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする(S247)。
すなわち、記憶手段54に記憶されている該当のファームウェアやそのモジュールをROM 57に移して書き込むことによって、新しいファームウェアやそのモジュールの内容によって動作することとなる。
図13を参照して、アップデート時間情報やアップデート実行命令によって選択的にアップデートを行う実施例について説明する。
まず、プロセッサ56は、通信手段52を介して遠隔サーバー21からファームウェアやそのモジュール及びアップデート時間情報を受信する(S251)。
そして、受信したファームウェアやそのモジュールの完全性を検査する(S252)。
完全性検査の結果、誤りがあると(S253)、遠隔サーバー21に要請して該当のファームウェアやそのモジュールを再び受信する(S254)。一方、完全性検査の結果、誤りがないと(S253)、受信したファームウェアやそのモジュールとアップデート時間情報を記憶手段54に書き込む(S255)。
一方、プロセッサ56は、時間確認手段53で測定される現在時間情報を用いて、記憶手段54に書き込まれているアップデート時間になるか否か監視し(S256)、かつ、通信手段52を介して遠隔サーバー21からアップデート実行命令が受信されるか否か監視する(S257)。
そして、アップデート時間になる、または、アップデート実行命令が受信されると、記憶手段54に記憶されているファームウェアやそのモジュールにアップデートする(S258)。
すなわち、記憶手段54に記憶されている該当のファームウェアやそのモジュールをROM 57に移して書き込むことによって、新しいファームウェアやそのモジュールの内容によって動作することとなる。
遠隔サーバー21から受信したアップデート実行命令によってアップデート時間になる前にアップデートが行なわれた場合、以降、アップデート時間になっても、同一のファームウェアやそのモジュールに対するアップデートは再び行わない。
電力量計50がファームウェアをモジュール別にアップデートする実施例において、ファームウェアは、エネルギー計量器の機能(Application)を担当するモジュール、通信(Communication)を担当するモジュール、計測/計量(Metrology)を担当するモジュールを含むことができる。
上述した各実施例の電力量計50において、プロセッサ56は、現在運用中のファームウェア情報、ファームウェアアップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を記憶手段54に書き込んで保管できる。保管するファームウェア情報としては、バージョン情報とアップデート日時を挙げることができる。
また、電力量計50は、ファームウェアやそのモジュールをアップデートした場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境情報、例えば、使用者が設定した環境情報や遠隔サーバーとの通信環境情報など、そのまま維持しなければならない情報は、変更せずにそのまま維持できる。
以上説明した実施例は、本発明の理解を助けるためのもので、本発明は、それらの実施例に限定されず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々に変形して実施できるということは、当業者にとっては明らかである。
13 エネルギー供給ライン
13−1 電力供給ライン
21 遠隔サーバー
21−1 記憶手段
21−2 通信手段
21−3 制御手段
22 通信網
23 エネルギー計量器
50 電力量計
23−1,51 計量手段
23−2,52 通信手段
23−3,53 時間確認手段
23−4,54 記憶手段
55 制御手段
23−9,56 プロセッサ
23−5,57 ROM
23−6,58 RAM

Claims (19)

  1. エネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステムであって、
    エネルギー計量器の動作を制御するプログラム命令語であるファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーと、
    前記遠隔サーバーとエネルギー計量器とを連結する通信網と、
    前記通信網を介して前記遠隔サーバーから、モジュール別にアップデート可能な新しいファームウェアモジュールと、前記新しいファームウェアモジュールが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信して、記憶手段に書き込むエネルギー計量器と、
    を含み、
    前記遠隔サーバーは、前記新しいファームウェアモジュールとアップデート時間情報を、前記アップデート時間前にあらかじめエネルギー計量器に伝送し、
    エネルギー計量器は、受信した前記新しいファームウェアモジュールに対して完全性を検査し、前記記憶手段に書き込まれた各モジュール別アップデート時間に独立してアップデート動作を行うことを特徴とする、エネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム。
  2. 前記ファームウェアは、エネルギー計量器の機能(Application)を担当するモジュール、通信(Communication)を担当するモジュール、及び計測/計量(Metrology)を担当するモジュールのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム。
  3. 前記エネルギー計量器は、電気、ガス、水道のうちいずれか一つの使用量を計量することを特徴とする、請求項1または2に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム。
  4. 前記エネルギー計量器は、現在運用中のファームウェア情報(少なくともバージョンとアップデート日時を含む)を前記記憶手段に保管することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム。
  5. 前記エネルギー計量器は、ファームウェアアップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を前記記憶手段に書き込むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム。
  6. 前記エネルギー計量器は、前記ファームウェアのアップデートがなされた場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境によって動作することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデートシステム。
  7. エネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法であって、
    エネルギー計量器のファームウェアを生成または管理する遠隔サーバーが、新しいファームウェア及びアップデート時間情報をあらかじめエネルギー計量器に伝送する段階と、
    エネルギー計量器が前記遠隔サーバーから前記新しいファームウェア及びアップデート時間情報を受信して記憶手段に書き込む段階と、
    エネルギー計量器が前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になるか否か監視する段階と、
    前記監視の結果、前記アップデート時間になると、エネルギー計量器が前記記憶手段に書き込まれている新しいファームウェアにアップデートする段階と、
    を含む、エネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法。
  8. 前記ファームウェアは、エネルギー計量器の機能(Application)を担当するモジュール、通信(Communication)を担当するモジュール、及び計測/計量(Metrology)を担当するモジュールのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項7に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法。
  9. 前記エネルギー計量器は、電気、ガス、水道のうちいずれか一つの使用量を計量することを特徴とする、請求項7または8に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法。
  10. 前記エネルギー計量器は、現在運用中のファームウェア情報(少なくともバージョン及びアップデート日時を含む)を前記記憶手段に保管することを特徴とする、請求項7乃至9のいずれか1項に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法。
  11. 前記エネルギー計量器は、ファームウェアアップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を前記記憶手段に書き込むことを特徴とする、請求項7乃至10のいずれか1項に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法。
  12. 前記エネルギー計量器は、前記ファームウェアのアップデートが行われた場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境によって動作することを特徴とする、請求項7乃至11のいずれか1項に記載のエネルギー計量器に対する遠隔ファームウェアアップデート方法。
  13. 遠隔ファームウェアアップデート機能を備えた電力量計であって、
    通信網を介して遠隔サーバーから、電力量計の新しいファームウェアと、前記新しいファームウェアが動作する将来の時間であるアップデート時間情報を受信する通信手段と、
    前記受信した新しいファームウェア及びアップデート時間情報が書き込まれる不揮発性の記憶手段と、
    現在時間を測定する時間確認手段と、
    を含み、
    前記新しいファームウェアの完全性を検査し、前記時間確認手段により測定された現在時間が前記記憶手段に書き込まれているアップデート時間になると、前記新しいファームウェアによって動作することを特徴とする、遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
  14. 前記ファームウェアは、エネルギー計量器の機能(Application)を担当するモジュール、通信(Communication)を担当するモジュール、及び計測/計量(Metrology)を担当するモジュールのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項13に記載の遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
  15. 前記時間確認手段が測定する現在時間は調整可能であることを特徴とする、請求項13または14に記載の遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
  16. 前記現在時間の調整は、他の装置との通信によって行ったり、前記電力量計に設けられているユーザーインターフェースを通じて使用者が直接設定して行うことを特徴とする、請求項13乃至15のいずれか1項に記載の遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
  17. 現在運用中のファームウェア情報(少なくともバージョン及びアップデート日時を含む)を前記記憶手段に保管することを特徴とする、請求項13乃至16のいずれか1項に記載の遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
  18. アップデートを試みたこと、及びアップデートを試みた結果に関する履歴を前記記憶手段に書き込むことを特徴とする、請求項13乃至17のいずれか1項に記載の遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
  19. ファームウェアのアップデートが行われた場合にも、アップデート以前に既に設定されている動作環境によって動作することを特徴とする、請求項13乃至18のいずれか1項に記載の遠隔ファームウェアアップデート機能付き電力量計。
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