JP2012058932A - 電子機器部品再利用支援方法、電子機器部品再利用支援システム、電子機器部品再利用支援装置および電子機器製品 - Google Patents

電子機器部品再利用支援方法、電子機器部品再利用支援システム、電子機器部品再利用支援装置および電子機器製品 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器製品の構成部品の残存寿命の評価を可能にし、修理対象の電子機器製品自身の残存寿命に応じた適切な残存寿命を有する再利用部品の利用を可能にする。
【解決手段】電子機器製品2は、部品20に温度センサ22および稼働時間計測センサ23を設け、その計測データに基づき各部品20の使用状況履歴データを作成し、使用状況履歴データ記憶部25に記憶する。電子機器部品再利用支援装置1は、電子機器製品2解体時に、使用状況履歴データ記憶部25から使用状況履歴データを読み出し、解体部品の残存寿命を算出し、その残存寿命を再利用部品データベース125に格納する。また、電子機器製品2修理時には、再利用部品データベース125を検索して、修理対象部品と部品名称および型式が同じで、その残存寿命が修理対象の電子機器製品2全体の残存寿命よりも長いものを抽出し、その抽出した再利用部品で修理対象部品を交換修理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の部品からなる電子機器製品の修理時における再利用部品(中古部品)の利用をコンピュータで支援する電子機器部品再利用支援技術に関する。
電子機器製品の修理においては、故障と特定された部品は、通常、新品の部品と交換される。故障した部品が新品の部品と交換されることによって、その電子機器製品の品質は保証され、また、信頼性は向上する。しかしながら、例えば、寿命が10年の電子機器製品が7年使用されたとき修理され、寿命が10年の新品の部品が取付けられたとすれば、その新品の部品は、寿命の面で過剰品質ともいえる。このような場合、その修理では、例えば、残存寿命が4年の中古部品を用いてもよい。その場合には、電子機器製品のメーカにとっても利用者にとっても次のようなメリットを期待することができる。
通常、電子機器製品のメーカは、その製品の生産を終了する前までに、それまでの製品の出荷数、寿命、構成部品の故障率などを考慮して、予測される故障の修理に必要な数量の部品を十分に確保しておく必要がある。とくに、部品そのものが生産終了されるような場合には、その部品の保管は長期に及ぶことになる。このような修理用の部品保管は、メーカにとって大きなコスト負担となる。
そこで、もし、電子機器製品の修理で中古部品を使用することができるならば、メーカは、修理用部品の調達を中古市場で行うことが可能となるので、修理用部品の長期保管の負担を軽減することが可能になる。その結果、修理コストが低減されるので、利用者も、その修理コスト低減のメリットを享受することができる。
ところが、電子機器製品の修理における中古部品の利用は、例えば、パソコンなどの分野では、利用者の自己責任の範囲内で盛んに行われているものの、メーカ側における電子機器製品の修理では、今なお、ほとんど行われていない。その理由は、中古部品については、それまでの使用の履歴が残されていないので、その中古部品の残存寿命を定量的に評価することができないために他ならない。
ちなみに、引用文献1には、プラントを構成する部品について、その稼働実績や稼働環境の履歴を取得し、管理することにより、部品の残存寿命を予測し、その残存寿命が尽きる前に、その部品の交換を行う部品管理装置の例が開示されている。また、引用文献2には、電子機器製品の部品に温度センサや湿度センサを内蔵させることにより、その部品が曝された温度や湿度の環境データを取得し、その環境データを用いて部品の残存寿命を精度よく予測する技術が開示されている。
特開平6−257412号公報 特開平7−306239号公報
引用文献1,2に記載の発明では、部品の残存寿命を精度よく取得する技術までは開示されているものの、その取得した残存寿命を中古部品の再利用に活かすことについては、何ら開示されていない。
そこで、本発明の目的は、電子機器製品に含まれる部品の残存寿命を容易に評価することが可能で、かつ、電子機器製品の修理時には、修理対象の電子機器製品の残存寿命に応じた適切な残存寿命を有する再利用部品(中古部品)を用いて修理することを提示することが可能な電子機器部品再利用支援方法、電子機器部品再利用支援システム、電子機器部品再利用支援装置および電子機器製品を提供することにある。
本願発明に係る電子機器部品再利用支援システムは、複数の部品からなる電子機器製品と、演算処理装置、記憶装置および表示装置を少なくとも含んでなる電子機器部品再利用支援装置と、によって構成され、前記電子機器製品の修理時における再利用部品の利用を支援する。
この場合、電子機器製品は、自身を構成する部品についてその稼動状況を含む使用環境データを取得する使用環境計測センサと、その使用環境計測センサによって取得された使用環境データを用いて部品の使用状況履歴データを作成するデータ処理部と、その作成された部品の使用状況履歴データを記憶する使用状況履歴データ記憶部と、その使用状況履歴データ記憶部に記憶されている使用状況履歴データを外部へ出力する履歴データ供給ポートと、を備えている。
また、演算処理装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成された電子機器部品再利用支援装置は、電子機器製品の履歴データ供給ポートに通信可能に接続されたとき、その履歴データ供給ポートから出力される使用状況履歴データを入力する履歴データ取得ポートを備え、さらに、その記憶装置は、電子機器製品で再利用可能な部品として在庫されている部品について、その部品の名称と型式と製造識別番号と残存寿命とを対応付けたデータを、再利用部品データとして記憶した再利用部品データベースを有している。
そして、演算処理装置は、履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、その読み出した使用状況履歴データに基づき、電子機器製品全体としての残存寿命を算出し、別途指定された修理対象の故障部品と名称および型式が同じの再利用部品で、かつ、その残存寿命が前記算出した電子機器製品全体としての残存寿命よりも長い再利用部品を検索するという検索条件の下に、再利用部品データベースを検索し、その検索により前記検索条件に該当する1つ以上の再利用部品が抽出された場合には、その抽出された1つ以上の再利用部品の中から1つの再利用部品を選択し、その選択した部品再利用を修理で用いるべき再利用部品として、その再利用部品の製造識別番号を前記表示装置に表示する。
本発明によれば、電子機器製品に含まれる部品の残存寿命の評価が容易になり、また、電子機器製品の修理時には、修理対象の電子機器製品の残存寿命に応じた適切な残存寿命を有する再利用部品を用いて修理することを提示することが可能になる。
本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援システムの全体の機能ブロック構成の例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器製品の内部に記憶される使用状況履歴データの構成の例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援装置における再利用部品データベースおよび構成部品データベースのレコード構成の例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援装置における修理時再利用部品提示処理プログラムの処理フローの例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援装置において、修理対象の電子機器製品を構成する部品の残存寿命を計算した結果の例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援装置における再利用部品データベースの検索によって抽出された再利用可能部品の一覧表示画面の例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援装置における解体時解体部品登録処理プログラムの処理フローの例を示した図。 本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援装置における出荷時構成部品登録処理プログラムの処理フローの例を示した図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器部品再利用支援システムの全体の機能ブロック構成の例を示した図である。図1に示すように、電子機器部品再利用支援システム100は、電子機器部品再利用支援装置1と、その支援対象の電子機器製品2と、によって構成される。なお、図1では、電子機器製品2は、1つしか示されていないが、その数にとくに制限はない。
まず、図1を参照して、支援対象の電子機器製品2の構成について説明する。ここで、電子機器製品2は、例えば、パソコン、テレビセット、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの情報機器であり、冷蔵庫、炊飯器、洗濯機、冷暖房エアコンなどの家庭電化製品であり、あるいは、プラントの各種制御装置などである。
このような電子機器製品2は、通常、複数の部品20によって構成されている。そして、その電子機器製品2を構成する部品20のそれぞれには、部品識別データ記憶部21が設けられている。ただし、ここでいう部品20は、故障の修理などに際して、容易に交換可能な単位で分割された部品を指すものとする。
部品識別データ記憶部21は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成されており、その不揮発性メモリには、当該部品20を一意に特定するための部品名称、型式、製造識別番号(シリアル番号)などのデータ(以下、これらのデータをまとめて部品識別データと呼ぶ)が記憶されている。また、部品識別データ記憶部21は、通信バス27に接続された通信部(図示せず)を有しており、その通信部は、通信バス27を介してデータ処理部24との間でデータ通信を行う。
さらに、電子機器製品2を構成する主要な部品20(図1の例では、部品M、部品C)には、温度センサ22、稼働時間計測センサ23など、部品20の使用環境データを計測する使用環境計測センサが設けられている。すなわち、使用環境計測センサ(温度センサ22、稼働時間計測センサ23など)は、部品20が曝されている周囲温度などの環境データや、部品20の稼動実績時間などを計測する。なお、使用環境計測センサとしては、必要に応じて、湿度センサなどをさらに付加されてもよい。
なお、本実施形態では、このような使用環境計測センサは、すべての部品20に設けられる必要はなく、少なくとも1つの部品20(図1の例では、部品M、部品C)に設けられていればよい。また、図1の例の場合、温度センサ22および稼働時間計測センサ23は、それぞれ、通信バス27に接続された通信部(図示せず)を有しており、その通信部は、通信バス27を介してデータ処理部24との間でデータ通信を行う。
さらに、電子機器製品2を構成する部品20のうち、例えば、その中枢となる1つの部品20(図1の例では、部品M:電子機器製品2がパソコンの場合には、マザーボード)には、部品識別データ記憶部21、温度センサ22および稼働時間計測センサ23に加えて、データ処理部24、使用状況履歴データ記憶部25、履歴データ供給ポート26が設けられている。
ここで、データ処理部24は、例えば、演算処理部、メモリ、通信部(いずれも図示せず)などを内蔵した低消費電力のマイクロプロセッサによって構成されている。そして、データ処理部24は、通信バス27を介して、部品20のそれぞれから、部品識別データ記憶部21に記憶されている部品識別データを取得するとともに、温度センサ22および稼働時間計測センサ23からは、そのそれぞれによって計測された温度および稼働時間のデータ、つまり、部品20の使用環境データを取得する。
また、データ処理部24は、その取得した部品20の部品識別データおよび使用環境データに基づき、部品20の使用状況履歴データを作成し、作成した使用状況履歴データを使用状況履歴データ記憶部25に格納する。
なお、使用状況履歴データの詳細な構成については、別途、図2を用いて説明する。また、使用状況履歴データ記憶部25は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成される。その場合、その不揮発性メモリは、データ処理部24を構成するマイクロプロセッサに内蔵されたメモリ(フラッシュメモリ)であってもよく、あるいは、そのマイクロプロセッサとは別チップ構成のフラッシュメモリであってもよい。
さらに、データ処理部24は、電子機器部品再利用支援装置1側からの求めに応じて、使用状況履歴データ記憶部25に格納されている使用状況履歴データを読み出し、その読み出した使用状況履歴データを、履歴データ供給ポート26を介して、電子機器部品再利用支援装置1へ送信する。
ここで、履歴データ供給ポート26は、例えば、USB(Universal Serial Bus)や、RS232Cなどの規格に従う入出力インタフェース回路および入出力端子によって構成され、データ処理部24の制御のもとに、使用状況履歴データ記憶部25に格納されている使用状況履歴データを電子機器部品再利用支援装置1側へ出力(送信)する。
なお、以上に説明した電子機器製品2の構成では、通信バス27は、有線であることを想定しているが、無線の通信路であってもよい。その場合、部品識別データ記憶部21として、いわゆるRFID(Radio Frequency Identification)タグチップを利用することができる。そして、さらに好ましくは、そのRFIDタグチップは、温度センサ22や稼働時間計測センサ23を内蔵するものとする。
また、以上の説明では、データ処理部24は、部品20の部品識別データおよび使用環境データを取得し、部品20の使用状況履歴データを作成し、作成した使用状況履歴データを電子機器部品再利用支援装置1へ供給する処理を専用に行うものとしている。しかしながら、近年の電子機器製品2の多くには、様々なデータ処理や制御を行うためにマイクロプロセッサが内蔵されている。そこで、電子機器製品2に、すでに、そのようなマイクロプロセッサが内蔵されている場合には、そのマイクロプロセッサをデータ処理部24として用いてもよい。
次に、電子機器部品再利用支援装置1の機能ブロックの構成の説明をする前に、図2を参照して、データ処理部24が作成し、使用状況履歴データ記憶部25に記憶される使用状況履歴データの詳細について説明する。
図2は、使用状況履歴データの構成の例を示した図である。図2に示すように、使用状況履歴データは、電子機器製品2を構成する部品20ごとに作成され、部品番号と、部品識別データと、部品個別履歴データと、により構成される。
ここで、部品番号は、当該電子機器製品2内における部品20の整理番号であり、しばしば、その部品20の実装位置を表すデータとしても用いられる(例えば、プリント基板の挿入位置など)。また、部品識別データは、部品名称、型式、製造識別番号によって構成され、当該部品20を一意に特定するためのデータであり、当該部品20に設けられた部品識別データ記憶部21から取得されたデータである。また、部品個別履歴データは、当該部品20の稼働時間、稼働時負荷率、稼働時平均温度、稼働時ピーク温度、高温曝露時間、温度変化サイクル数などのデータによって構成される。
部品個別履歴データのうち、稼働時間は、当該部品20に所定の電源電圧が印加されている時間であり、当該部品20に設けられた稼働時間計測センサ23によって計測されるデータである。また、稼働時負荷率は、当該部品20の定格仕様に対する実使用状態の負荷の大きさの相対値である。例えば、400W定格の電源の実使用状態の負荷が300Wであったときには、その負荷率は、0.75となる。ただし、一般の部品20では、負荷率を計測するのが困難である場合が多いので、その場合には、負荷率を1、または、所定の定数値としてもよい。
稼働時平均温度および稼働時ピーク温度は、それぞれ、当該部品20の稼働時に当該部品20に設けられた温度センサ22によって計測された温度の平均値および最大値(最高温度)である。また、高温曝露時間は、温度センサ22によって計測された温度が当該部品20の定格温度を超えた期間の時間を積算したものである。また、温度変化サイクル数は、温度センサ22によって計測された温度が所定の低温閾値以下の状態から高温閾値以上の状態に推移した回数、あるいは、その逆の温度変化推移をした回数をカウントしたものである。
なお、当該部品20に稼働時間計測センサ23や温度センサ22が設けられていない場合には、その稼働時間や温度は、隣接する部品20、あるいは、データ処理部24が設けられた部品20(図1の例では、部品M)に設けられた稼働時間計測センサ23や温度センサ22によって計測されたデータを用いるものとする。
また、図2に示した使用状況履歴データおいて、部品番号が「1」の部品名称は、「本体」となっているが、これは、当該電子機器製品2の全体を1つの部品20とみなして、その使用状況履歴データを作成したものである。このように、本実施形態では、電子機器製品2の「本体」にも部品識別データ記憶部21を設け、その「本体」に対する使用状況履歴データを作成するものとする。
データ処理部24は、以上のような構成を有する使用状況履歴データを作成するに当たって、まず、電子機器製品2を構成する部品20のそれぞれに設けられた部品識別データ記憶部21からその部品20の部品識別データを取得しておく。このとき取得される部品識別データは、当該電子機器製品2の部品表に相当するデータということができる。そして、データ処理部24は、所定の時間(例えば、5分)ごとに、それぞれの部品20に設けられた稼働時間計測センサ23および温度センサ22からその計測データを取得し、使用状況履歴データを作成し、その作成した使用状況履歴データを使用状況履歴データ記憶部25に格納する。
再び、図1を参照して、電子機器部品再利用支援装置1の機能ブロックの構成について説明する。図1に示すように、電子機器部品再利用支援装置1は、演算処理装置11、記憶装置12、入力装置13、表示装置14、履歴データ取得ポート15などを備えた一般的なコンピュータによって実現される。
ここで、記憶装置12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク装置などによって構成され、修理時再利用部品提示処理プログラム121、解体時解体部品登録処理プログラム122、出荷時構成部品登録処理プログラム123などのコンピュータプログラムが記憶されている。さらに、記憶装置12には、フラグレジスタ124、再利用部品データベース125、構成部品データベース126などが記憶されている。
また、履歴データ取得ポート15は、例えば、USBやRS232Cなどの規格に従う入出力インタフェース回路および入出力端子によって構成され、適宜、通信ケーブル3を介して電子機器製品2の履歴データ供給ポート26に接続され、演算処理装置11の制御のもとに、履歴データ供給ポート26から送信される使用状況履歴データを受信する。
ところで、本実施形態における電子機器部品再利用支援装置1の基本機能は、電子機器製品2の修理時において、故障した部品20を故障していない部品20と交換するとき、再利用部品データベース125を検索して、その電子機器製品2全体としての残存寿命、すなわち、部品名称が「本体」の部品20の残存寿命よりも長い残存寿命を有する再利用部品を抽出し、その抽出した再利用部品を当該修理で用いるべき部品20として提示することにある。
この基本機能およびそれに付随する機能は、演算処理装置11が記憶装置12に記憶されている修理時再利用部品提示処理プログラム121、解体時解体部品登録処理プログラム122、出荷時構成部品登録処理プログラム123などのコンピュータプログラムを実行することによって実現される。以下、図3〜図8を参照して、以上に説明した電子機器部品再利用支援装置1の基本機能およびそれに付随する機能の詳細について説明する。
図3は、再利用部品データベース125および構成部品データベース126のレコード構成の例を示した図である。図3(a)に示すように、再利用部品データベース125は、修理工場の倉庫に在庫されている再利用部品(中古部品)について、その個々のデータを記憶したデータベースであり、そのレコードは、在庫部品整理番号、部品識別データ、稼働時間、残存寿命の各フィールドによって構成される。
ここで、在庫部品整理番号は、当該倉庫において当該部品20を識別する整理番号であり、部品識別データは、部品名称、型式、製造識別番号によって構成され、当該部品20を一意に特定するためのデータであり、稼働時間は、当該部品20に所定の電源電圧が印加されている時間であり、残存寿命は、電子機器製品2の設計において期待する寿命(以下、設計寿命という)から電気的および環境的な負荷で補正した稼働時間を差し引いて得られる寿命である。
なお、このような部品20の稼働時間や残存寿命は、電子機器製品2が解体処分されるときに、本実施形態の電子機器部品再利用支援装置1により取得される。その取得の手順などについては、後記にて詳しく説明する。
また、構成部品データベース126は、電子機器製品2が新規に製造されて出荷されるとき、または、故障の修理をして出荷されるとき、その電子機器製品2を構成している部品20の部品識別データ(部品名称、型式、製造識別番号)を記録しておくためのデータベースである。構成部品データベース126のレコードは、図3(b)に示すように、出荷製品整理番号、部品番号、部品識別データ、稼働時間、残存寿命の各フィールドによって構成され、電子機器製品2を構成するすべての部品20それぞれについて作成される。
なお、図3(b)において、出荷製品整理番号は、構成部品データベース126において、各部品20のレコードが属する電子機器製品2を特定するための整理番号である。つまり、出荷製品整理番号が同じレコードの部品20は、同じ電子機器製品2に含まれることを意味する。
また、電子機器製品2が新規に製造され出荷される場合には、稼働時間のフィールドには“0”が格納され、残存寿命のフィールドには設計寿命(設計上の期待寿命)が格納される。一方、電子機器製品2が故障の修理をして出荷される場合には、それらのフィールドには、故障のない部品20については、その時点までのその部品20の稼働時間および残存寿命が格納され、故障の修理で入れ替えられた部品20については、入れ替え後の部品20が有する稼働時間および残存寿命が格納される。
図4は、電子機器部品再利用支援装置1における修理時再利用部品提示処理プログラム121の処理フローの例を示した図である。修理時再利用部品提示処理プログラム121の実行は、修理対象の電子機器製品2が修理工場に持ち込まれ、その電子機器製品2の履歴データ供給ポート26と電子機器部品再利用支援装置1の履歴データ取得ポート15とが通信ケーブル3で互いに接続され、演算処理装置11がその接続を検知したときに開始される。
演算処理装置11は、当該修理対象の電子機器製品2に対し、使用状況履歴データの取得を知らせる制御データを送信し、その制御データに応答して、その電子機器製品2から送信される使用状況履歴データを受信する(ステップS11)。次に、演算処理装置11は、その受信した使用状況履歴データに基づき、各部品20の残存寿命を算出し(ステップS12)、さらに、当該電子機器製品2全体としての残存寿命を算出する(ステップS13)。このとき、各部品20の残存寿命は、例えば、次の式(1)に従って算出し、また、当該電子機器製品2全体としての残存寿命は、その算出された各部品20の残存寿命の中の最小値であるとする。
残存寿命=設計寿命−稼働時間×稼動時負荷率×環境負荷係数 式(1)
なお、式(1)において、設計寿命は、設計時に設定される寿命の期待値であり、稼働時間および稼動時負荷率は、使用状況履歴データに含まれる値であり、環境負荷係数は、使用状況履歴データに含まれる稼動時平均温度、稼動時ピーク温度、高温曝露時間、温度変化サイクル数から算出される値である。
図5は、電子機器部品再利用支援装置1において、修理対象の電子機器製品2を構成する部品20の残存寿命を計算した結果の例を示した図である。修理時再利用部品提示処理プログラム121では、ステップS13までの処理によって、電子機器製品2を構成する各部品20についての稼働時間および残存寿命が作成される。なお、部品名称が「本体」の部品の稼働時間および残存寿命は、当該電子機器製品2全体としての稼働時間および残存寿命を表している。
再度、図4を参照して、修理時再利用部品提示処理プログラム121の処理フローの続きを説明する。演算処理装置11は、ステップS13の処理に続いて、入力装置13を介して、修理対象の故障部品の部品識別データ(部品名称、型式)の入力を受け付ける(ステップS14)。すなわち、オペレータは、いずれの部品20が故障し、取り替えるべき部品20であるかのデータを入力する。次に、演算処理装置11は、「修理対象の故障部品と名称および型式が同じで、かつ、その残存寿命が当該電子機器全体としての残存寿命より長い」という検索条件で、再利用部品データベース125を検索する(ステップS15)。
そして、その検索で前記検索条件に該当する再利用部品、すなわち、再利用可能部品が抽出された場合には(ステップS16でYes)、演算処理装置11は、その抽出された再利用可能部品の一覧を表示装置14に表示し(ステップS17)、その一覧の中から、自動で、または、オペレータ入力を受け付けた結果に基づき、修理で用いるべき再利用可能部品を選択し(ステップS18)、その部品識別データを表示装置14に表示する。
一方、再利用可能部品が抽出されなかった場合には(ステップS16でNo)、再利用可能部品の在庫がなかったことを表示装置14に表示する(ステップS19)。すなわち、新品部品を利用すべきであることを知らせるメッセージを表示する。
図6は、再利用部品データベース125の検索によって抽出された再利用可能部品一覧の表示画面の例を示した図である。図6の例では、当該電子機器製品2を構成する部品のうち、部品名称が「HDD」の部品20が故障したものとしている。そして、その故障部品と部品名称および型式が同じで、かつ、その残存寿命が当該電子機器製品2の「本体」の残存寿命(図5参照)よりも長い再利用部品が再利用部品データベースから抽出され、再利用可能部品一覧として表示されている。
さらに、その再利用可能部品一覧には、「選択」欄が設けられている。この「選択」欄は、複数の再利用可能部品が抽出されたときに用いられる。例えば、図6に示すように、3つの再利用可能部品「HDD」が抽出された場合には、オペレータは、その「選択」欄にチェックマーク(「レ」印)を入れることにより、修理で用いる再利用可能部品「HDD」を選択することができる。なお、オペレータが「選択」欄にチェックマークを入れたときには、演算処理装置11は、さらに、そのチェックマークの入力を受け付けることを確認するための確認メッセージおよび確認ボタンを表示する。
また、このチェックマークは、演算処理装置11が自動的に入れることもできる。その場合には、演算処理装置11は、再利用可能部品一覧に表示された再利用可能部品のうち、残存寿命が最小の再利用可能部品を選択して、その選択した再利用可能部品に対して、チェックマークを付す。
以上のように、電子機器部品再利用支援装置1の演算処理装置11は、修理時再利用部品提示処理プログラム121を実行することにより、当該故障部品の交換部品として適切な再利用部品の部品識別データを表示装置14に表示するので、修理担当者は、在庫されている再利用部品の中から、その修理で利用可能で適切な残存寿命を有する再利用部品を取り出し、その取り出した再利用部品を故障部品の交換部品とすることができる。
図7は、電子機器部品再利用支援装置1における解体時解体部品登録処理プログラム122の処理フローの例を示した図である。解体時解体部品登録処理プログラム122は、解体対象の電子機器製品2が解体工場に持ち込まれ、その電子機器製品2の履歴データ供給ポート26と電子機器部品再利用支援装置1の履歴データ取得ポート15とが通信ケーブル3で互いに接続され、演算処理装置11がその接続を検知したときに開始される。
この解体時解体部品登録処理プログラム122実行開始の契機は、前記した修理時再利用部品提示処理プログラム121の実行開始の契機と同じであり、また、後記する出荷時構成部品登録処理プログラム123の実行開始の契機とも同じである。そこで、本実施形態では、演算処理装置11が電子機器製品2の履歴データ供給ポート26と電子機器部品再利用支援装置1の履歴データ取得ポート15との接続を検知したとき、いずれのプログラムを実行すればよいかを、フラグレジスタ124の値によって決定する。
ここで、フラグレジスタ124は、「解体」フラグと「出荷」フラグとを有するものとする。そして、演算処理装置11は、フラグレジスタ124の「解体」フラグ、「出荷」フラグともにリセット状態(値が“0”)であった場合には、修理時再利用部品提示処理プログラム121を実行する。また、「解体」フラグがセット状態(値が“1”)、「出荷」フラグがリセット状態(値が“0”)であった場合には、解体時解体部品登録処理プログラム122を実行する。また、「解体」フラグがリセット状態(値が“0”)、「出荷」フラグがセット状態(値が“1”)であった場合には、出荷時構成部品登録処理プログラム123を実行する。なお、「解体」フラグ、「出荷」フラグともにセット状態(値が“1”)になる場合は、存在しないものとする。
すなわち、解体工場では、オペレータによる入力装置13からの事前の入力操作に基づき、フラグレジスタ124の「解体」フラグおよび「出荷」フラグには、それぞれ“1”および“0”が設定されているものとする。
演算処理装置11は、「解体」フラグが“1”である場合に、解体対象の電子機器製品2の履歴データ供給ポート26と電子機器部品再利用支援装置1の履歴データ取得ポート15との接続を検知したときには、所定の制御データを解体対象の電子機器製品2へ送信し、その制御データに応答して、その電子機器製品2から送信される使用状況履歴データを取得し(ステップS21)、その取得した使用状況履歴データに基づき、各部品20の残存寿命を算出する(ステップS22)。
次に、演算処理装置11は、ステップS21で取得した使用状況履歴データに含まれる解体部品(ただし、部品名称「本体」を除く)の1つを選択し(ステップS23)、その選択した解体部品の残存寿命が所定の基準残存寿命よりも長いか否かを判定する(ステップS24)。その判定の結果、選択した解体部品の残存寿命が所定の基準残存寿命よりも長い場合には(ステップS24でYes)、当該解体部品の稼働時間および残存寿命が付随した部品識別データを再利用部品データベース125に登録する(ステップS25)。なお、このとき再利用部品データベース125に登録された解体部品の現品は、再利用部品として所定の倉庫に在庫される。
一方、ステップS24での判定の結果、選択した解体部品の残存寿命が所定の基準残存寿命以下であった場合には(ステップS24でNo)、演算処理装置11は、ステップS25の実行をスキップする。そのとき、当該解体部品は、廃棄される。
次に、演算処理装置11は、ステップS21で取得した使用状況履歴データに含まれる解体部品をすべて選択したか否かを判定し(ステップS26)、解体部品をすべて選択していなかった場合には(ステップS26でNo)、ステップS23以下の処理を、再度、繰り返して実行する。また、解体部品をすべて選択していた場合には(ステップS26でYes)、演算処理装置11は、当該解体時解体部品登録処理プログラム122の実行を終了する。
以上、演算処理装置11が解体時解体部品登録処理プログラム122を実行することにより、解体部品のうち再利用可能と判定される解体部品について、その解体部品の部品識別データ、稼働時間および残存寿命は、再利用部品データベース125に蓄積され、また、その解体部品の現品は、所定の倉庫に在庫される。
図8は、電子機器部品再利用支援装置1における出荷時構成部品登録処理プログラム123の処理フローの例を示した図である。出荷時構成部品登録処理プログラム123は、出荷対象の電子機器製品2が製品製造工場または修理工場から出荷されるときに実行される。このとき、フラグレジスタ124の「解体」フラグおよび「出荷」フラグには、オペレータによる入力装置13からの事前の入力操作に基づき、それぞれ“0”および“1”が設定されているものとする。
演算処理装置11は、「出荷」フラグが“1”である場合に、出荷対象の電子機器製品2の履歴データ供給ポート26と電子機器部品再利用支援装置1の履歴データ取得ポート15との接続を検知したときには、所定の制御データを解体対象の電子機器製品2へ送信し、その制御データに応答して、その電子機器製品2から送信される使用状況履歴データを取得し(ステップS31)、その取得した使用状況履歴データに基づき、各部品20の残存寿命を算出する(ステップS32)。
次に、演算処理装置11は、当該電子機器製品2の製造識別番号が構成部品データベース126に登録済であるか否かを判定する(ステップS33)。ここで、当該電子機器製品2の製造識別番号とは、ステップS31で取得した使用状況履歴データにおいて部品名称が「本体」に対応付けられた「製造識別番号」または「製造識別番号」+「型式」を指すものとする。
ステップS33の判定で、当該電子機器製品2の製造識別番号が構成部品データベース126に登録済であった場合には(ステップS33でYes)、演算処理装置11は、その構成部品データベース126に登録済の当該電子機器製品2の構成部品の部品識別データ、稼働時間および残存寿命を更新する(ステップS34)。また、当該電子機器製品2の製造識別番号が構成部品データベース126に登録済でなかった場合には(ステップS33でNo)、演算処理装置11は、当該電子機器製品2の構成部品の部品識別データ、稼働時間および残存寿命を構成部品データベース126に登録する(ステップS35)。
以上、演算処理装置11が出荷時構成部品登録処理プログラム123を実行することにより、電子機器製品2が製造されて出荷されるとき、または、修理されて出荷されるときには、その出荷された電子機器製品2について、その電子機器製品2を構成する部品20の部品識別データ、稼働時間および残存寿命が構成部品データベース126に登録される。すなわち、本実施形態では、製品製造工場または修理工場から出荷された電子機器製品2を構成する部品20に関する部品識別データ、稼働時間および残存寿命を構成部品データベース126に残しておくことができる。
以上に説明した本発明に係る実施形態によれば、電子機器製品2自身が自らを構成する部品20についての使用状況履歴データを作成し、記憶しておくので、電子機器部品再利用支援装置1は、その使用状況履歴データを電子機器製品2から読み出すことによって、電子機器製品2を構成する各部品20についての残存寿命を算出することが可能になる。そして、電子機器製品2を解体したときには、その解体部品のうち所定の基準残存寿命より長い残存寿命を有する部品20を再利用部品(中古部品)として、その部品識別データと残存寿命とを対応付けたデータを再利用部品データベース125に登録し、その際利用部品を在庫しておくことができる。また、電子機器製品2を修理するときには、再利用部品データベース125を検索することにより、修理対象の電子機器製品の残存寿命に応じた適切な残存寿命を有する再利用部品を、在庫中の再利用部品から抽出することが可能になる。その結果、電子機器製品2の修理に再利用部品を用いること可能になり、その修理コストを低減させることができる。
1 電子機器部品再利用支援装置
2 電子機器製品
3 通信ケーブル
11 演算処理装置
12 記憶装置
13 入力装置
14 表示装置
15 履歴データ取得ポート
20 部品
21 部品識別データ記憶部
22 温度センサ
23 稼働時間計測センサ
24 データ処理部
25 使用状況履歴データ記憶部
26 履歴データ供給ポート
27 通信バス
100 電子機器部品再利用支援システム
121 修理時再利用部品提示処理プログラム
122 解体時解体部品登録処理プログラム
123 出荷時構成部品登録処理プログラム
124 フラグレジスタ
125 再利用部品データベース
126 構成部品データベース

Claims (12)

  1. 複数の部品からなる電子機器製品の修理時における再利用部品の利用を、演算処理装置、記憶装置および表示装置を少なくとも含んでなるコンピュータによって支援する電子機器部品再利用支援方法であって、
    前記電子機器製品は、
    自身を構成する部品についてその稼動状況を含む使用環境データを計測する使用環境計測センサと、
    前記使用環境計測センサによって計測された使用環境データを用いて前記部品の使用状況履歴データを作成するデータ処理部と、
    前記作成された部品の使用状況履歴データを記憶する使用状況履歴データ記憶部と、
    前記使用状況履歴データ記憶部に記憶されている使用状況履歴データを外部へ出力する履歴データ供給ポートと、
    を備え、
    前記コンピュータは、
    前記電子機器製品の履歴データ供給ポートに通信可能に接続されたとき、前記履歴データ供給ポートから出力される使用状況履歴データを入力する履歴データ取得ポート
    を備え、
    前記記憶装置は、
    前記電子機器製品で再利用可能な部品として在庫されている部品について、その部品の名称と型式と製造識別番号と残存寿命とを対応付けたデータを、再利用部品データとして記憶した再利用部品データベースを有し、
    前記演算処理装置は、
    前記履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、前記使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、
    前記読み出した使用状況履歴データに基づき、前記電子機器製品全体としての残存寿命を算出し、
    別途指定された修理対象の故障部品と名称および型式が同じの再利用部品で、かつ、その残存寿命が前記算出した電子機器製品全体としての残存寿命よりも長い再利用部品を検索するという検索条件の下に、前記再利用部品データベースを検索し、
    前記検索により前記検索条件に該当する1つ以上の再利用部品が抽出された場合には、前記抽出された1つ以上の再利用部品の中から1つの再利用部品を選択し、前記選択した再利用部品を修理で用いるべき再利用部品として、その再利用部品の製造識別番号を前記表示装置に表示すること
    を特徴とする電子機器部品再利用支援方法。
  2. 前記電子機器製品を構成する部品には、その部品の名称と型式と製造識別番号とを含んだデータを記憶するとともに、前記データ処理部と通信可能に接続された部品識別データ記憶部が設けられており、
    前記データ処理部は、
    前記部品に設けられている部品識別データ記憶部から読み出した部品識別データに対して、前記部品の使用状況履歴データを作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器部品再利用支援方法。
  3. 前記記憶装置は、前記コンピュータの動作モードを指定するフラグレジスタを有し、
    前記演算処理装置は、
    前記フラグレジスタに製品の解体を示すフラグが設定されている場合に、前記電子機器製品の履歴データ供給ポートと前記履歴データ取得ポートとの間で通信が可能になったことを検知したときには、
    前記履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、前記使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、
    前記読み出した使用状況履歴データに基づき、前記電子機器製品に含まれる部品について、それぞれの部品の残存寿命を算出し、
    前記算出されたそれぞれの部品の残存寿命を所定の基準残存寿命と比較し、
    前記算出された残存寿命が前記所定の基準残存寿命より長い部品について、その部品の使用履歴データを前記再利用部品データベースに登録すること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器部品再利用支援方法。
  4. 複数の部品からなる電子機器製品と、演算処理装置、記憶装置および表示装置を少なくとも含んでなる電子機器部品再利用支援装置と、によって構成され、前記電子機器製品の修理時における再利用部品の利用を支援する電子機器部品再利用支援システムであって、
    前記電子機器製品は、
    自身を構成する部品についてその稼動状況を含む使用環境データを計測する使用環境計測センサと、
    前記使用環境計測センサによって計測された使用環境データを用いて前記部品の使用状況履歴データを作成するデータ処理部と、
    前記作成された部品の使用状況履歴データを記憶する使用状況履歴データ記憶部と、
    前記使用状況履歴データ記憶部に記憶されている使用状況履歴データを外部へ出力する履歴データ供給ポートと、
    を備え、
    前記電子機器部品再利用支援装置は、
    前記電子機器製品の履歴データ供給ポートに通信可能に接続されたとき、前記履歴データ供給ポートから出力される使用状況履歴データを入力する履歴データ取得ポート
    を備え、
    前記記憶装置は、
    前記電子機器製品で再利用可能な部品として在庫されている部品について、その部品の名称と型式と製造識別番号と残存寿命とを対応付けたデータを、再利用部品データとして記憶した再利用部品データベースを有し、
    前記演算処理装置は、
    前記履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、前記使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、
    前記読み出した使用状況履歴データに基づき、前記電子機器製品全体としての残存寿命を算出し、
    別途指定された修理対象の故障部品と名称および型式が同じの再利用部品で、かつ、その残存寿命が前記算出した電子機器製品全体としての残存寿命よりも長い再利用部品を検索するという検索条件の下に、前記再利用部品データベースを検索し、
    前記検索により前記検索条件に該当する1つ以上の再利用部品が抽出された場合には、前記抽出された1つ以上の再利用部品の中から1つの再利用部品を選択し、前記選択した再利用部品を修理で用いるべき再利用部品として、その再利用部品の製造識別番号を前記表示装置に表示すること
    を特徴とする電子機器部品再利用支援システム。
  5. 前記電子機器製品を構成する部品には、その部品の名称と型式と製造識別番号とを含んだデータを記憶するとともに、前記データ処理部と通信可能に接続された部品識別データ記憶部が設けられており、
    前記データ処理部は、
    前記部品に設けられている部品識別データ記憶部から読み出した部品識別データに対して、前記部品の使用状況履歴データを作成すること
    を特徴とする請求項4に記載の電子機器部品再利用支援システム。
  6. 前記記憶装置は、前記電子機器部品再利用支援装置の動作モードを指定するフラグレジスタを有し、
    前記演算処理装置は、
    前記フラグレジスタに製品の解体を示すフラグが設定されている場合に、前記電子機器製品の履歴データ供給ポートと前記履歴データ取得ポートとの間で通信が可能になったことを検知したときには、
    前記履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、前記使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、
    前記読み出した使用状況履歴データに基づき、前記電子機器製品に含まれる部品について、それぞれの部品の残存寿命を算出し、
    前記算出されたそれぞれの部品の残存寿命を所定の基準残存寿命と比較し、
    前記算出された残存寿命が前記所定の基準残存寿命より長い部品について、その部品の使用履歴データを前記再利用部品データベースに登録すること
    を特徴とする請求項4に記載の電子機器部品再利用支援システム。
  7. 複数の部品と、前記部品についてその稼動状況を含む使用環境データを計測する使用環境計測センサと、前記使用環境計測センサによって計測された使用環境データを用いて前記部品の使用状況履歴データを作成するデータ処理部と、前記作成された部品の使用状況履歴データを記憶する使用状況履歴データ記憶部と、前記使用状況履歴データ記憶部に記憶されている使用状況履歴データを外部へ出力する履歴データ供給ポートと、を含んで構成された電子機器製品の修理時における再利用部品の利用を支援する電子機器部品再利用支援装置であって、
    前記電子機器部品再利用支援装置は、
    演算処理装置と、
    記憶装置と、
    表示装置と、
    前記電子機器製品の履歴データ供給ポートに通信可能に接続されたとき、前記履歴データ供給ポートから出力される使用状況履歴データを入力する履歴データ取得ポートと、
    を備え、
    前記記憶装置は、
    前記電子機器製品で再利用可能な部品として在庫されている部品について、その部品の名称と型式と製造識別番号と残存寿命とを対応付けたデータを、再利用部品データとして記憶した再利用部品データベースを有し、
    前記演算処理装置は、
    前記履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、前記使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、
    前記読み出した使用状況履歴データに基づき、前記電子機器製品全体としての残存寿命を算出し、
    別途指定された修理対象の故障部品と名称および型式が同じの再利用部品で、かつ、その残存寿命が前記算出した電子機器製品全体としての残存寿命よりも長い再利用部品を検索するという検索条件の下に、前記再利用部品データベースを検索し、
    前記検索により前記検索条件に該当する1つ以上の再利用部品が抽出された場合には、前記抽出された1つ以上の再利用部品の中から1つの再利用部品を選択し、前記選択した再利用部品を修理で用いるべき再利用部品として、その再利用部品の製造識別番号を前記表示装置に表示すること
    を特徴とする電子機器部品再利用支援装置。
  8. 前記記憶装置は、前記電子機器部品再利用支援装置の動作モードを指定するフラグレジスタを有し、
    前記演算処理装置は、
    前記フラグレジスタに製品の解体を示すフラグが設定されている場合に、前記電子機器製品の履歴データ供給ポートと前記履歴データ取得ポートとの間で通信が可能になったことを検知したときには、
    前記履歴データ供給ポートおよび前記履歴データ取得ポートを介して、前記使用状況履歴データ記憶部から前記使用状況履歴データを読み出し、
    前記読み出した使用状況履歴データに基づき、前記電子機器製品に含まれる部品について、それぞれの部品の残存寿命を算出し、
    前記算出されたそれぞれの部品の残存寿命を所定の基準残存寿命と比較し、
    前記算出された残存寿命が前記所定の基準残存寿命より長い部品について、その部品の使用履歴データを前記再利用部品データベースに登録すること
    を特徴とする請求項7に記載の電子機器部品再利用支援装置。
  9. 在庫中の再利用可能な電子機器製品の部品の名称と型式と製造識別番号と残存寿命とを対応付けて記憶した再利用部品データベースを備えた電子機器部品再利用支援装置によって、修理時における再利用部品の利用が支援される電子機器製品であって、
    自身を構成する部品についてその稼動状況を含む使用環境データを計測する使用環境計測センサと、
    前記使用環境計測センサによって計測された使用環境データを用いて前記部品の使用状況履歴データを作成するデータ処理部と、
    前記作成された部品の使用状況履歴データを記憶する使用状況履歴データ記憶部と、
    前記使用状況履歴データ記憶部に記憶されている使用状況履歴データを外部へ出力する履歴データ供給ポートと、を備え、
    前記データ処理部は、
    前記電子機器部品再利用支援装置からの所定の制御データを受信したときには、前記使用状況履歴データ記憶部に記憶されている部品の使用状況履歴データを、前記電子機器部品再利用支援装置へ供給すること
    を特徴とする電子機器製品。
  10. 前記電子機器製品を構成する部品には、その部品の名称と型式と製造識別番号とを含んだデータを記憶するとともに、前記データ処理部と通信可能に接続された部品識別データ記憶部が設けられており、
    前記データ処理部は、
    前記部品に設けられている部品識別データ記憶部から読み出した部品識別データに対して、前記部品の使用状況履歴データを作成すること
    を特徴とする請求項9に記載の電子機器製品。
  11. 前記使用環境計測センサは、温度センサおよび稼働時間計測センサの少なくとも1つを含んで構成されること
    を特徴とする請求項9に記載の電子機器製品。
  12. 前記データ処理部は、
    前記部品の使用状況履歴データとして、稼働時間、稼働時負荷率、稼働時平均温度、稼働時ピーク温度、高温曝露時間および温度変化サイクル数の少なくとも1つを作成すること
    を特徴とする請求項9に記載の電子機器製品。
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