JP6365284B2 - 決済システム - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、決済システムに関する。
一般的に、自動販売機等の機器では、当該機器で販売された商品に関する情報(商品種類、販売数量等)が管理される。特許文献1には、自動販売機と、携帯電話と、センタ装置とを備える自動販売機の情報収集システムが開示されている。自動販売機は、当該自動販売機で販売された商品に関する情報を含む画像情報を生成し、自動販売機に設けられた画像情報表示部に表示させる。携帯電話は、内蔵の撮像装置によって画像情報を撮像し、撮像した画像情報をセンタ装置に供給する。センタ装置は、携帯電話から取得した画像情報に所定の処理を施し、画像情報に含まれる情報を抽出する。これによって、センタ装置は、自動販売機で販売された商品に関する情報を管理する。
特開2003−85625号公報
自動販売機のような商品を販売する機器には、商品販売の決済(即ち電子決済)を行うための決済端末が搭載される場合がある。決済端末が搭載された機器では、商品情報の管理とは別に、決済端末に特有の問題が生じる。すなわち、決済端末が搭載された機器においては、特定の条件下で、決済端末が決済を実行不可能なエラー状態となることがある。このため、決済端末がエラー状態であるか否かを判断し、決済端末がエラー状態である場合に、そのエラー状態を解消する必要がある。特許文献1の技術では、自動販売機等に決済端末が搭載されることを想定していない。即ち、特許文献1には、決済端末がエラー状態であるか否かをどのように判断し、決済端末がエラー状態である場合に、そのエラー状態をどのように解消するのか、については開示も示唆もされていない。
本明細書では、商品を販売する機器に搭載された決済端末のエラー状態を適切に検知して解消することができる技術を提供する。
本明細書が開示する決済システムは、商品を販売する機器に搭載され、商品販売の決済を行うための決済端末と、決済端末を管理するための管理装置とを備える。管理装置は、決済端末から、決済端末における決済実績を示す情報を含む決済端末情報を取得し、決済端末情報に基づいて、決済端末が、決済を実行不可能な状態であるエラー状態であるか否かを判断し、決済端末がエラー状態であると判断する場合に、決済端末にエラー状態の解消のための第1処理を実行させるための第1指示情報を決済端末に供給する。決済端末は、第1指示情報に従って第1処理を実行する。
この構成によると、管理装置は、決済端末から取得した決済端末情報に基づいて、決済端末がエラー状態であると判断すると、決済端末に第1指示情報を供給する。決済端末は、管理装置から供給された第1指示情報に従って第1処理を実行する。従って、決済端末は、決済端末情報を出力するが、決済端末(即ち商品を販売する機器側)自身がエラー状態であることを判断することはない。このため、決済端末に不正(例えば故意に自機をエラー状態であると判断させる、エラー状態であることを不正な手順により解消する(例えば、決済情報のメモリからの不正な削除)等)が行われるリスクは低減される。また、管理装置は、決済端末情報に基づいてエラー状態であると判断する場合、決済端末のエラー状態を解消するための第1指示情報を決済端末に供給するため、決済端末はエラー状態を適切に検知して解消することができる。
決済システム2の構成を模式的に示す図。 決済端末10の制御部12が実行する決済端末処理を示すフローチャート。 携帯端末30の制御部32が実行する携帯端末処理を示すフローチャート。 サーバ50の制御部52が実行するサーバ処理を示すフローチャート。 決済システム2が実行する処理の具体例を示すシーケンスチャート。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に示す技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。
(特徴1)決済端末は、決済端末側表示部を有していてもよい。決済端末は、決済端末情報を記録した情報コードを決済端末側表示部に表示させてもよい。管理装置は、決済端末側表示部に表示された情報コードを読み取ることによって決済端末情報を取得してもよい。
この構成によると、管理装置は、決済端末と通信を行うことなく、決済端末情報を取得することができる。管理装置は、決済端末と管理装置との間の通信環境に関わらず、決済端末情報を取得することができる。
(特徴2)管理装置は、決済端末との間で無線通信を行うことによって決済端末情報を取得してもよい。
この構成によると、管理装置は、決済端末との間で有線通信を実行可能な環境が存在しない場合であっても、決済端末情報を取得することができる。
(特徴3)管理装置は、ユーザが携帯する携帯端末と、携帯端末と通信可能なサーバとを含んでいてもよい。携帯端末は、決済端末情報を取得し、決済端末情報に基づいて、決済端末がエラー状態であるか否かを判断してもよい。サーバは、携帯端末によって、決済端末がエラー状態であると判断される場合に第1指示情報を決済端末に供給してもよい。
この構成によると、携帯端末とサーバとに管理装置の機能を分散させることができる。この構成では、携帯端末が第1指示情報を記憶していなくてもよい。そのため、仮に無関係の第三者が携帯端末を持ち去る等の事態が生じた場合であっても、第1指示情報が第三者に不正に利用されることを防止することができる。
(特徴4)携帯端末は、携帯端末側表示部を備えていてもよい。携帯端末は、決済端末情報に基づいて、決済端末が、決済を実行不可能な状態に近い状態であるエラー予備状態であるか否かをさらに判断し、決済端末がエラー予備状態であると判断する場合に、携帯端末側表示部に、エラー予備状態を解消するか否かをユーザに選択させるための選択画面を表示させてもよい。サーバは、選択画面が携帯端末側表示部に表示されている間に、ユーザによって、エラー予備状態を解消することが選択される場合に、決済端末にエラー予備状態の解消のための第2処理を実行させるための第2指示情報を決済端末に供給してもよい。決済端末は、第2指示情報に従って第2処理を実行してもよい。
この構成によると、決済端末がエラー予備状態である場合に、ユーザが、選択画面において、エラー予備状態を解消することを選択することによって、決済端末のエラー予備状態を解消することができる。ユーザの選択に従って適切にエラー予備状態を解消することができる。
(第1実施例)
(システム構成;図1)
図1に示す決済システム2は、自動販売機4において電子マネーを用いた決済を行うためのシステムである。決済システム2は、自動販売機4と、中継局8と、携帯端末30と、サーバ50と、マネーセンタ60、70を備える。
(自動販売機4の構成)
自動販売機4は、商品を販売するための機器である。自動販売機4には、電子決済に対応可能な決済端末10が搭載されている。決済端末10は、制御部12と、操作部14と、メモリ16と、NFC(Near Field Communicationの略)インターフェース(I/F)18と、表示部20と、無線I/F22を備える。図1では、自動販売機4を1台のみ図示しているが、実際は、自動販売機4は複数台備えられている。
制御部12は、メモリ16内のプログラムに従って様々な処理(例えば図2の決済端末処理等)を実行する。制御部12が実行する処理の内容は後で詳しく説明する。
メモリ16は、様々なプログラムを記憶している。また、メモリ16は、決済端末10に固有の識別情報(例えば、決済端末10の製造番号)を記憶している。メモリ16は、識別情報の他に、自動販売機4の設置場所を示す場所情報、決済端末10でこれまでに行った決済実績に関係する実績情報等を記憶している。実績情報は、複数種類の電子マネーのそれぞれについて、電子マネー種類(M1、M2等)、決済時刻、決済金額、決済件数、決済累計額、決済上限値(即ち、上限決済回数)、電子マネー有効期限、等の各情報を含む。以下では、上記の識別情報、場所情報、実績情報等を含む各情報のことを「決済端末情報」と呼ぶ場合がある。
操作部14は、複数のキーを備える。自動販売機4の利用者(例えば、自動販売機4で販売する商品を補充する作業員)は、操作部14を操作して、決済端末10に様々な情報を入力することができる。表示部20は、様々な情報(例えば、上記の決済端末情報を記録した情報コード等)を表示する。
NFCI/F18は、電子マネーを利用可能なICカードや携帯電話機等の決済媒体80や、その他のNFC通信(近距離無線通信)対応機器との間でNFC通信を実行するためのインターフェースである。
無線I/F22は、中継局8を介して、インターネット6に接続されている各装置(即ちサーバ50、マネーセンタ60、70等)との間で無線通信を実行するためのインターフェースである。
(携帯端末30の構成)
携帯端末30は、例えば、自動販売機4で販売する商品を自動販売機4に補充する作業員によって携帯される端末である。携帯端末30は、制御部32と、操作部34と、メモリ36と、読取部38と、無線I/F40と、表示部42を備える。なお、図1では、携帯端末30に破線で図示されたNFCI/F44が備えられているように図示されているが、本実施例の携帯端末30には備えられていない。NFCI/F44は、後述の第2実施例の携帯端末30に備えられる。図1では、携帯端末30を1台のみ図示しているが、携帯端末30は、複数台備えられていてもよい。
制御部32は、メモリ36内のプログラムに従って様々な処理(例えば図3の携帯端末処理等)を実行する。制御部32が実行する処理の内容は後で詳しく説明する。メモリ36は、様々なプログラムを記憶している。
操作部34は、複数のキーを備える。携帯端末30の利用者(例えば、作業者)は、操作部34を操作して、携帯端末30に様々な情報を入力することができる。表示部42は、様々な情報を表示する。
読取部38は、情報コード(例えば、決済端末10の表示部20に表示された情報コード)を読み取り可能である。読取部38には、情報コードを撮影するための撮影装置が内蔵されている。携帯端末30の使用者(例えば作業者)は、操作部34を操作し、情報コード(例えば、決済端末10の表示部20に表示された情報コード)を読み取るための読取操作を行うことができる。読取操作が行われると、読取部38は、情報コードを撮影する。読取部38が撮影した情報コードのパターンを制御部32が解析することによって、制御部32は、情報コードに記録された情報を取得することができる。
無線I/F40は、中継局8を介して、インターネット6に接続されている各装置(即ちサーバ50、マネーセンタ60、70等)との間で無線通信を実行するためのインターフェースである。
(中継局8の構成)
中継局8は、インターネット6に接続されている。中継局8は、決済端末10及び携帯端末30と、インターネット6に接続されている各装置(即ちサーバ50、マネーセンタ60、70等)との間の無線通信を仲介する。中継局8が無線通信を仲介することにより、決済端末10及び携帯端末30がインターネット6と有線接続できない環境にある場合であっても、決済端末10及び携帯端末30は、サーバ50、マネーセンタ60、70等との間で適切に通信を実行することができる。
(サーバ50の構成)
サーバ50は、決済端末10を管理するためのサーバである。サーバ50は、例えば、決済端末10及び携帯端末30のベンダによって設置される。サーバ50は、インターネット6と有線接続されている。
サーバ50は、制御部52とメモリ54を備えている。制御部52は、メモリ54内のプログラムに従って様々な処理を実行する。制御部52が実行する処理の内容は後で詳しく説明する。メモリ54は、様々なプログラムを記憶している。
(マネーセンタ60、70の構成)
マネーセンタ60、70は、電子マネーの種類(M1、M2等)毎に、当該電子マネーを用いた電子決済に関する各種情報を管理するサーバである。マネーセンタ60、70は、電子マネーの種類(M1、M2等)毎に設置されており、互いに同様の構成を有している。マネーセンタ60、70は、それぞれ、インターネット6に有線接続されている。図1の例では、マネーセンタ60、70のみを図示しているが、他の例では、決済システム2は、マネーセンタ60、70以外の他のマネーセンタ(図示しない)を有していてもよい。本実施例では、マネーセンタ60、70は、それぞれ、電子マネーの種類M1、M2に対応している。即ち、例えば、マネーセンタ60は、決済端末10との間で、中継局8を介して、決済端末10で行われる電子マネー(種類M1)を用いた決済に関する情報を通信可能である。なお、本明細書では、種類M1の電子マネー、種類M2の電子マネーのことを、それぞれ、電子マネーM1、電子マネーM2、と呼ぶ場合がある。
次いで、図2〜図4を参照して、決済端末10のメンテナンスのために、決済端末10の制御部12、携帯端末30の制御部32、及び、サーバ50の制御部52、のそれぞれが実行する処理の内容を説明する。なお、本実施例において「決済端末10のメンテナンス」とは、決済端末10における電子決済を実行可能な状態を保全することを意味する。
(決済端末10の制御部12が実行する決済端末処理;図2)
図2を参照して、決済端末10のメンテナンスのために、決済端末10の制御部12が実行する決済端末処理の内容を説明する。決済端末10の電源がONされている間、制御部12は、S10において、所定のメンテナンス開始操作が入力されることを監視する。決済端末10の使用者(例えば作業者)は、操作部14を操作し、メンテナンス開始操作を入力することができる。メンテナンス開始操作が入力されると、制御部12は、S10でYESと判断し、S12に進む。
S12では、制御部12は、メモリ16に記憶されている決済端末情報(即ち、識別情報、場所情報、実績情報等)が記録された情報コードを生成し、生成した情報コードを表示部20に表示させる。
次いで、S14、S15において、制御部12は、S12で情報コードを表示させてから所定期間が経過するまでの間に、サーバ50からシナリオファイルを取得することを監視する。
後で詳しく説明するように、決済端末10が決済を実行不可能な状態であるエラー状態である場合(図3のS34でYES)、又は、決済端末10が決済を実行不可能な状態に近い状態であるエラー予備状態であって、作業者によってエラー予備状態を解消することが選択された場合(図3のS34でNO、S36でYES、S40でYES)のいずれかの場合、サーバ50は、エラー状態若しくはエラー予備状態を解消するためのシナリオファイルを決済端末10に供給する(図4のS64)。このため、制御部12は、S14、S15において、サーバ50からシナリオファイルを受信するか否かを監視する。
ここで、エラー状態及びエラー予備状態について説明する。エラー状態は、上記の通り、決済端末10が決済を実行不可能な状態である。例えば、メモリ16に記憶されている電子マネーM1の決済件数が決済上限値を超える場合(いわゆる「ログフル状態」)、決済端末10は電子マネーM1を用いた決済をこれ以上実行することができない。また、例えば、メモリ16に記憶されている電子マネーM1の有効期限を徒過している場合(いわゆる「有効期限切れ状態」)も、決済端末10は電子マネーM1を用いた決済を実行することができない。上記の各例のような状態をエラー状態と呼ぶ。
エラー予備状態は、上記の通り、決済端末10が決済を実行不可能な状態に近い状態である。例えば、メモリ16に記憶されている電子マネーM1の決済件数が決済上限値の70%を超えている場合(いわゆる「ニアフル状態」)、決済端末10は電子マネーM1を用いた決済を実行できない状態に近づいていると言える。また、例えば、メモリ16に記憶されている電子マネーM1の有効期限が残り3日以下である場合(いわゆる「有効期限間近状態」)も、決済端末10は電子マネーM1を用いた決済を実行できない状態に近づいていると言える。上記の各例のような状態をエラー予備状態と呼ぶ。
制御部12は、S12で情報コードを表示させてから所定期間が経過するまでの間に、サーバ50からシナリオファイルを取得すると、S14でYESと判断し、S16に進む。一方、制御部12は、サーバ50からシナリオファイルを取得することなく、S12で情報コードを表示させてから所定期間が経過する場合、S15でYESと判断し、図2の決済端末処理を終了する。ここで、S15でYESと判断される場合は、決済端末10がエラー状態とエラー予備状態のいずれでもない場合(図3のS36でNO)と、決済端末10がエラー予備状態であるが、作業者によってこの時点ではエラー予備状態を解消しないことが選択された場合(図3のS36でYES、S40でNO)と、のいずれかの場合である。
S16では、制御部12は、取得したシナリオファイルに含まれる指示に従って、エラー状態及びエラー予備状態を解消するためのリカバリ処理を実行する。
例えば、決済端末10が、電子マネーM1がログフル状態であることに起因するエラー状態である場合、シナリオファイルには、電子マネーM1のログ報告処理を行うための指示が含まれている。この場合、制御部12は、シナリオファイルに含まれる指示に従って、マネーセンタ60と通信を行い、メモリ16内の電子マネーM1を用いた決済に関する情報(決済時刻、決済金額、決済件数、決済累計額等)をマネーセンタ60に供給する。その後、制御部12は、メモリ16に記憶されている電子マネーM1を用いた決済に関する情報をメモリ16から削除する。これにより、決済端末10は再び電子マネーM1を用いた決済を実行可能な状態に戻る。この場合、制御部12が実行する上記の一連の処理(即ちログ報告処理)がリカバリ処理の一例である。
同様に、例えば、決済端末10が、電子マネーM1がニアフル状態であることに起因するエラー予備状態である場合にも、シナリオファイルには、電子マネーM1のログ報告処理を行うための指示が含まれている。この場合も、制御部12は上記のログ報告処理を実行する。この場合に実行されるログ報告処理もリカバリ処理の一例である。
また、例えば、決済端末10が、電子マネーM2が有効期限切れ状態であることに起因するエラー状態である場合、シナリオファイルには、電子マネーM2の有効期限更新処理を行うための指示が含まれている。この場合、制御部12は、シナリオファイルに含まれる指示に従って、マネーセンタ70と通信を行い、電子マネーM2の有効期限の更新リクエストをマネーセンタ70に供給する。次いで、制御部12は、マネーセンタ70から、電子マネーM2の新たな有効期限を示す情報を取得する。制御部12は、メモリ16に記憶されている有効期限を、マネーセンタ70から取得した情報が示す新たな有効期限に書き換える。これにより、決済端末10は再び電子マネーM2を用いた決済を実行可能な状態に戻る。この場合、制御部12が実行する上記の一連の処理(即ち有効期限更新処理)がリカバリ処理の一例である。
同様に、例えば、決済端末10が、電子マネーM2が有効期限間近状態であることに起因するエラー予備状態である場合にも、シナリオファイルには、電子マネーM2の有効期限更新処理を行うための指示が含まれている。この場合も、制御部12は上記の有効期限更新処理を実行する。この場合に実行される有効期限更新処理もリカバリ処理の一例である。
また、例えば、決済端末10が、電子マネーM1がログフル状態であることに起因するエラー状態であるとともに、電子マネーM2が有効期限切れ状態であることに起因するエラー状態でもある場合には、シナリオファイルには、電子マネーM1のログ報告処理を行うための指示と、電子マネーM2の有効期限更新処理を行うための指示と、が含まれる。このような場合、制御部12は、電子マネーM1のログ報告処理を行うとともに、電子マネーM2の有効期限更新処理を行う。この場合に実行される各処理もリカバリ処理の一例である。
S16でリカバリ処理を実行すると、S18に進む。S18では、制御部12は、リカバリ処理の結果を表示部20に表示する。S16で実行されたリカバリ処理(即ち、ログ報告処理、有効期限更新処理)が成功した場合、S18では、制御部12は、リカバリ処理が成功したことを示す情報を表示部20に表示する。一方、S16で実行されたリカバリ処理が失敗した場合、S18では、制御部12は、リカバリ処理が失敗したことを示す情報を表示部20に表示する。リカバリ処理が失敗する場合とは、例えば、決済端末10と中継局8との間の通信状態が悪く、決済端末10がマネーセンタ60、70等との間で通信を完全に行うことができないために、リカバリ処理を行うことができなかった場合である。S18を終えると、制御部12は、再びS10に戻り、メンテナンス開始操作が入力されることを監視する。
(携帯端末30の制御部32が実行する携帯端末処理;図3)
続いて、図3を参照して、決済端末10のメンテナンスのために、携帯端末30の制御部32が実行する携帯端末処理の内容を説明する。携帯端末30の電源がONされている間、制御部12は、S30において、決済端末情報が取得されることを監視する。即ち、携帯端末30の使用者(例えば作業者)は、操作部34を操作し、決済端末10の表示部20に表示される情報コード(図2のS12)を読み取るための読取操作を行うことができる。読取操作が行われると、読取部38が、決済端末10の表示部20に表示されている情報コードを撮影する。制御部32は、読取部38が撮影した情報コードのパターンを解析し、情報コードに記録された決済端末情報を取得することができる。この場合、制御部32は、S30でYESと判断し、S32に進む。
S32では、制御部32は、決済端末10がエラー状態であるか否かを判断する。具体的には、制御部32は、取得された決済端末情報に基づいて、電子マネーの種類毎に、エラー状態が発生しているか否かを判断する。例えば、電子マネーM1の決済件数が決済上限値を超えている場合(即ちログフル状態)や、電子マネーM1の有効期限が徒過している場合(即ち有効期限切れ状態)には、制御部32は、決済端末10はエラー状態であると判断し(即ちS32でYESと判断し)、S40に進む。一方、決済端末10がエラー状態でない場合、制御部32は、S32でNOと判断し、S34に進む。
S34では、制御部32は、決済端末10がエラー予備状態であるか否かを判断する。具体的には、制御部32は、取得された決済端末情報に基づいて、電子マネーの種類毎に、エラー予備状態が発生しているか否かを判断する。例えば、電子マネーM1の決済件数が決済上限値の70%を超えている場合(即ちニアフル状態)や、電子マネーM1の有効期限が残り3日以下である場合(即ち有効期限間近状態)には、制御部32は、決済端末10はエラー予備状態であると判断し(即ちS34でYESと判断し)、S36に進む。一方、決済端末10がエラー予備状態でない場合、制御部32は、S34でNOと判断し、再びS30に戻り、決済端末情報を取得することを監視する。
S36では、制御部32は、携帯端末30の使用者(即ち作業者)に、決済端末10のエラー予備状態を解消するか否かを選択させるための選択画面を表示部20に表示させる。携帯端末30の使用者は、表示部20に選択画面が表示されている間に、操作部34を操作して、決済端末10のエラー予備状態を解消するか、解消しないかを選択することができる。
続くS38では、制御部32は、選択画面において、決済端末10のエラー予備状態を解消することが選択されたか否かを判断する。エラー予備状態を解消することが選択された場合、制御部32は、S38でYESと判断し、S40に進む。一方、エラー予備状態を解消しないことが選択された場合、制御部32は、S38でNOと判断し、再びS30に戻り、決済端末情報を取得することを監視する。
S40では、制御部32は、リクエストファイルを生成する。リクエストファイルには、決済端末10の識別情報、場所情報に加え、エラー状態又はエラー予備状態の原因である電子マネーの種類(M1、M2等)を示す情報、及び、エラー状態又はエラー予備状態の内容(ログフル状態、有効期限切れ状態、ニアフル状態、有効期限間近状態等)を示す情報が含まれる。
S42では、制御部32は、S40で生成したリクエストファイルを、サーバ50に供給する。S42を終えると、制御部32は、再びS30に戻り、決済端末情報を取得することを監視する。
(サーバ50の制御部52が実行するサーバ処理;図4)
続いて、図4を参照して、決済端末10のメンテナンスのために、サーバ50の制御部52が実行するサーバ処理の内容を説明する。制御部52は、S60において、携帯端末30からリクエストファイルを取得することを監視する。上記の通り、携帯端末30は、所定の場合(図3のS32でYES、又は、S38でYES)において、サーバ50にリクエストファイルを供給する。その場合、制御部52は、リクエストファイルを取得し、S60でYESと判断し、S62に進む。
S62では、制御部52は、リクエストファイルに含まれる各情報に基づいて、シナリオファイルを生成する。シナリオファイルには、エラー状態又はエラー予備状態である決済端末10がリカバリ処理を実行するための指示が含まれる。具体的に言うと、制御部52は、リクエストファイルに含まれるエラー状態又はエラー予備状態の原因である電子マネーの種類(M1、M2等)を示す情報と、エラー状態又はエラー予備状態の内容(例えば、ログフル状態、有効期限切れ状態、ニアフル状態、有効期限間近状態等)を示す情報とに基づいて、決済端末10にリカバリ処理(例えば、電子マネーM1のログ報告処理、電子マネーM2の有効期限更新処理、等)を実行させるための指示を生成する。次いで、制御部52は、生成した指示を含むシナリオファイルを生成する。
続くS64では、制御部52は、S62で生成したシナリオファイルを、エラー状態又はエラー予備状態である決済端末10に供給する。具体的に言うと、制御部52は、リクエストファイルに含まれる識別情報及び場所情報に基づいて、エラー状態又はエラー予備状態である決済端末10を特定し、特定した決済端末10を宛先として、シナリオファイルを供給する。S64を終えると、制御部52は、再びS60に戻り、リクエストファイルを取得することを監視する。
(具体例;図5)
図5を参照して、決済端末10のメンテナンスを行う場合における各装置の動作の具体例について説明する。この例では、決済端末10が、電子マネーM1のログフル状態であることに起因するエラー状態である場合を想定して説明する。
決済端末10のメンテナンスを行う場合、作業者は、決済端末10の操作部14を操作し、所定のメンテナンス開始操作を決済端末10に入力する(図2のS10でYES)。
決済端末10は、メンテナンス開始操作が入力されると、メモリ16に記憶されている決済端末情報が記録された情報コードを表示部20に表示させる(図2のS12)。
次いで、作業者は、携帯端末30の操作部34を操作し、決済端末10の表示部20に表示された情報コードを読み取るための読取操作を行う。
読取操作が行われると、携帯端末30は、決済端末10の表示部20に表示された情報コードを撮影する。携帯端末30は、撮影された情報コードのパターンを解析し、情報コードに記録された決済端末情報を取得する(図3のS30でYES)。次いで、携帯端末30は、取得した決済端末情報に基づいて、決済端末10が、電子マネーM1のログフル状態であることに起因するエラー状態であると判断する(S32でYES)。次いで、携帯端末30は、リクエストファイルを生成する。リクエストファイルには、決済端末10の識別情報、場所情報に加え、エラー状態の原因である電子マネーの種類(即ちM1)を示す情報、及び、エラー状態の内容(即ちログフル状態)を示す情報が含まれる。次いで、携帯端末30は、生成したリクエストファイルをサーバ50に供給する(図3のS42)。
サーバ50は、携帯端末30からリクエストファイルを取得する(図4のS60でYES)。次いで、サーバ50は、取得したリクエストファイルに含まれる各情報に基づいて、シナリオファイルを生成する(S62)。この例で生成されるシナリオファイルは、決済端末10に電子マネーM1のログ報告処理(即ちリカバリ処理)を実行させるための指示を含む。次いで、サーバ50は、生成したシナリオファイルを決済端末10に供給する(S64)。
決済端末10は、サーバ50からシナリオファイルを取得する(図2のS14でYES)。次いで、決済端末10は、シナリオファイルに含まれる指示に従って、エラー状態を解消するためのリカバリ処理を実行する(S16)。上記の通り、シナリオファイルには、決済端末10に電子マネーM1のログ報告処理を実行させるための指示が含まれている。そのため、決済端末10は、マネーセンタ60と通信を行い、メモリ16内の電子マネーM1を用いた決済に関する情報(決済時刻、決済金額、決済件数、決済累計額等)をマネーセンタ60に供給する。
マネーセンタ60は、決済端末10から電子マネーM1を用いた決済に関する情報を取得すると、決済端末10に完了通知を供給する。
決済端末10は、完了通知を取得すると、メモリ16に記憶されている電子マネーM1を用いた決済に関する情報をメモリ16から削除する。これにより、決済端末10は再び電子マネーM1を用いた決済を実行可能な状態に戻る。次いで、決済端末10は、リカバリ処理が成功したことを示す情報を表示部20に表示させる(図2のS18)。
各装置が上記の各動作を行うことにより、決済端末10のメンテナンスが完了する。
以上、本実施例の決済システム2について説明した。上記の通り、本実施例の決済システム2では、携帯端末30は、情報コードを読み取ることによって決済端末10から取得した決済端末情報に基づいて、決済端末10がエラー状態であると判断すると(図3のS32でYES)、リクエストファイルを生成し、サーバ50に供給する(S40、S42)。サーバ50は、リクエストファイルを取得すると、リクエストファイルに含まれる各情報に基づいてシナリオファイルを生成し、決済端末10に供給する(図4のS62、S64)。決済端末10は、サーバ50から供給されたシナリオファイルに含まれる指示に従ってリカバリ処理を実行する(図2のS16)。従って、決済端末10は、決済端末情報を出力するが、決済端末10(即ち自動販売機4側)自身がエラー状態であることを判断することはない。そのため、決済端末10に不正(例えば、故意に自機をエラー状態であると判断させる、エラー状態であることを不正な手順により解消する(例えば、決済情報のメモリからの不正な削除)等)が行われるリスクが低減される。また、携帯端末30によって決済端末10がエラー状態と判断される場合に、サーバ50は、決済端末10のエラー状態を解消するためのシナリオファイルを決済端末10に供給するため、決済端末10はエラー状態を適切に検知して解消することができる。
上記の実施例では、決済端末10は、決済端末情報を記録した情報コードを表示部20に表示させる(図2のS12)。携帯端末30は、表示部20に表示された情報コードを読み取ることによって決済端末情報を取得する(図3のS30でYES)。そのため、携帯端末30は、決済端末10と通信を行うことなく、決済端末情報を取得することができる。携帯端末30は、決済端末10との間の通信環境に関わらず、決済端末情報を適切に取得することができる。
また、上記の実施例では、携帯端末30が決済端末情報を取得し、決済端末情報に基づいて、決済端末10がエラー状態であるか否かを判断する(図3参照)。サーバ50は、携帯端末30によって、決済端末10がエラー状態であると判断される場合に、シナリオファイルを決済端末10に供給する(図4参照)。即ち、決済端末情報を取得する機能と、決済端末10がエラー状態であるか否かを判断する機能と、シナリオファイルを決済端末10に供給する機能とが、携帯端末30とサーバ50とに分散されている。そのため、携帯端末30がシナリオファイルを記憶していなくてもよい。そのため、仮に無関係の第三者が携帯端末を持ち去る等の事態が生じた場合であっても、シナリオファイルが第三者に不正に利用されることを防止することができる。
また、上記の実施例では、携帯端末30は、決済端末情報に基づいて、決済端末10がエラー状態であるか否かに加え、決済端末10がエラー予備状態であるか否かをさらに判断する(図3のS34)。携帯端末30は、決済端末10がエラー予備状態であると判断すると(S34でYES)、決済端末10のエラー予備状態を解消するか否かを選択させるための選択画面を表示部42に表示させる(S36)。携帯端末30は、エラー予備状態を解消することが選択された場合(S38でYES)に、リクエストファイルを生成してサーバ50に供給する(S40、S42)。サーバ50は、決済端末10にエラー予備状態の解消のためのリカバリ処理を実行させるためのシナリオファイルを決済端末10に供給する(図4のS64)。そのため、決済端末10がエラー予備状態である場合に、携帯端末30の使用者(作業者)が、選択画面において、エラー予備状態を解消することを選択することによって、決済端末10のエラー予備状態を解消することができる。ユーザの選択に従って適切にエラー予備状態を解消することができる。
上記の実施例と請求項の記載との対応関係を説明しておく。携帯端末30とサーバ50が「管理装置」の一例である。決済端末10のエラー状態を解消するためのリカバリ処理が「第1処理」の一例である。決済端末10がエラー状態である場合にサーバ50が決済端末10に供給するシナリオファイルが「第1指示情報」の一例である。決済端末10のエラー予備状態を解消するためのリカバリ処理が「第2処理」の一例である。決済端末10がエラー予備状態である場合にサーバ50が決済端末10に供給するシナリオファイルが「第2指示情報」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例では、図1に示すように、携帯端末30は、NFCI/F44をさらに備えている点が第1実施例とは異なる。即ち、本実施例では、携帯端末30は、NFCI/F44と決済端末10のNFCI/F18を介して、決済端末10との間でNFC通信を実行することができる。
上記の第1実施例では、携帯端末30は、決済端末10は、決済端末情報を記録した情報コードを表示部20に表示させる(図2のS12)。携帯端末30は、表示部20に表示された情報コードを読み取ることによって決済端末情報を取得する(図3のS30でYES)。これに代えて、本実施例では、携帯端末30は、決済端末10との間でNFC通信を実行することによって、決済端末10から決済端末情報を取得する。携帯端末30が決済端末情報を取得した後の各装置の動作は第1実施例と同様である。
本実施例によると、携帯端末30は、決済端末10との間で有線通信を実行可能な環境が存在しない場合であっても、決済端末情報を取得することができる。
以上、本明細書で開示する技術の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を含んでもよい。
(変形例1)上記の第1実施例では、携帯端末30が、決済端末10の表示部20に表示された情報コードを読み取ることによって決済端末情報を取得し、決済端末情報に基づいて、決済端末10がエラー状態であるか否かを判断する(図3参照)。これに限られず、携帯端末30は、決済端末10の表示部20に表示された情報コードを撮影し、撮影した情報コードの画像をそのままサーバ50に供給してもよい。サーバ50は、携帯端末30から情報コードの画像を取得し、情報コードのパターンを分析して決済端末情報を取得してもよい。さらに、サーバ50が、決済端末情報に基づいて、決済端末10がエラー状態であるか否かを判断してもよい。即ち、携帯端末30は情報コードの撮影をのみを行い、サーバ50が、決済端末情報の取得と決済端末10がエラー状態であるか否かの判断をしてもよい。
(変形例2)また、携帯端末30が、決済端末情報を取得した後、決済端末10がエラー状態であるか否かの判断を行わずに、取得した決済端末情報をそのままサーバ50に供給してもよい。サーバ50は、携帯端末30から決済端末情報を取得し、決済端末情報に基づいて、決済端末10がエラー状態であるか否かを判断してもよい。
(変形例3)上記の各実施例では、携帯端末30とサーバ50が別個に設けられている。これに代えて、携帯端末30の機能とサーバ50の機能を両方備える一つの管理装置(例えば携帯型の管理装置)が設けられていてもよい。この変形例では、管理装置は、決済端末情報の取得、決済端末10がエラー状態であるか否かの判断、シナリオファイルの生成及び供給を全て行ってもよい。
(変形例4)上記の各実施例では、携帯端末30は、決済端末10がエラー予備状態であると判断すると(S34でYES)、決済端末10のエラー予備状態を解消するか否かを選択させるための選択画面を表示部42に表示させる(S36)。携帯端末30は、エラー予備状態を解消することが選択された場合(S38でYES)に、リクエストファイルをサーバ50に供給する(S42)。これに代えて、携帯端末30は、決済端末10がエラー予備状態であると判断する場合に、選択画面を表示部42に表示させることなく、リクエストファイルをサーバ50に供給してもよい。
(変形例5)また、携帯端末30は、決済端末10がエラー状態であるか否かの判断のみを行い、決済端末10がエラー予備状態であるか否かの判断を行わないようにしてもよい。
(変形例6)上記の各実施例では、サーバ50は、決済端末10がエラー状態又はエラー予備状態である場合に、当該決済端末10にシナリオファイルを供給する。これに限られず、サーバ50は、決済端末10がエラー状態又はエラー予備状態である場合に、当該決済端末10に加えて、決済端末10の設置場所に近い設置場所に存在する他の決済端末に対してもシナリオファイルを供給するようにしてもよい。サーバ50は、決済端末10の識別情報及び場所情報に基づいて、決済端末10と設置場所が近い他の決済端末を特定することにより、シナリオファイルを供給することができる。決済端末10と設置場所が近い他の決済端末では、決済端末10と同様のエラー状態又はエラー予備状態が発生している可能性がある。そのため、サーバ50は、決済端末10に加えて、決済端末10の設置場所に他の決済端末に対してもシナリオファイルを供給することにより、他の決済端末で発生しているエラー状態又はエラー予備状態も解消し得る。
(変形例7)上記の各実施例では、ログフル状態、ニアフル状態の判断の基準となる決済上限値は、各電子マネーの決済件数の上限値である。これに限られず、決済上限値は、各電子マネーの決済金額の累計額の上限値であってもよい。
(変形例8)また、決済端末10の「エラー状態」は、上記のログフル状態、有効期限切れ状態に限られず、他の任意の状態を含んでもよい。同様に、決済端末10の「エラー予備状態」も、上記のニアフル状態、有効期限間近状態に限られず、他の任意の状態を含んでもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:決済システム
4:自動販売機
6:インターネット
8:中継局
10:決済端末
12:制御部
14:操作部
16:メモリ
18:NFCI/F
20:表示部
22:無線I/F
30:携帯端末
32:制御部
34:操作部
36:メモリ
38:読取部
40:無線I/F
42:表示部
44:NFCI/F
50:サーバ
52:制御部
54:メモリ
60:マネーセンタ
70:マネーセンタ
80:決済媒体

Claims (5)

  1. 商品を販売する機器に搭載され、商品販売の決済を行うための決済端末と、
    決済端末を管理するための管理装置と、
    を備える決済システムであって、
    管理装置は、
    決済端末から、決済端末における決済実績を示す情報を含む決済端末情報を取得し、
    決済端末情報に基づいて、決済端末が、決済を実行不可能な状態であるエラー状態であるか否かを判断し、
    決済端末がエラー状態であると判断する場合に、決済端末にエラー状態の解消のための第1処理を実行させるための第1指示情報を決済端末に供給し、
    決済端末は、
    第1指示情報に従って第1処理を実行する、
    決済システム。
  2. 決済端末は、決済端末側表示部を有しており、決済端末情報を記録した情報コードを決済端末側表示部に表示させ、
    管理装置は、決済端末側表示部に表示された情報コードを読み取ることによって決済端末情報を取得する、
    請求項1の決済システム。
  3. 管理装置は、決済端末との間で無線通信を行うことによって決済端末情報を取得する、
    請求項1の決済システム。
  4. 管理装置は、ユーザが携帯する携帯端末と、携帯端末と通信可能なサーバとを含み、
    携帯端末は、決済端末情報を取得し、決済端末情報に基づいて、決済端末がエラー状態であるか否かを判断し、
    サーバは、携帯端末によって決済端末がエラー状態であると判断される場合に第1指示情報を決済端末に供給する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の決済システム。
  5. 携帯端末は、携帯端末側表示部を備えており、
    携帯端末は、
    決済端末情報に基づいて、決済端末が、決済を実行不可能な状態に近い状態であるエラー予備状態であるか否かをさらに判断し、
    決済端末がエラー予備状態であると判断する場合に、携帯端末側表示部に、エラー予備状態を解消するか否かをユーザに選択させるための選択画面を表示させ、
    サーバは、
    選択画面が携帯端末側表示部に表示されている間に、ユーザによって、エラー予備状態を解消することが選択される場合に、決済端末にエラー予備状態の解消のための第2処理を実行させるための第2指示情報を決済端末に供給し、
    決済端末は、
    第2指示情報に従って第2処理を実行する、
    請求項4に記載の決済システム。
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