JP2010160589A - パーツ発注支援装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確なパーツの交換時期を算出することにより、寿命により交換が必要なパーツの発注を支援し、パーツの在庫の削減に貢献することができるパーツ発注支援装置等を提供する。
【解決手段】パーツ発注支援装置は、生産装置に取り付けられたパーツの残存寿命であるパーツ残存寿命を格納しているデータベース部105と、生産装置の単位期間あたりの稼働時間を取得する稼働時間取得部106aと、稼働時間取得部106aにより取得された単位期間あたりの稼働時間を当該稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間あたりの稼働時間とデータベース部105に格納されたパーツ残存寿命とを用いて、パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する交換時期算出部106bと、交換時期算出部106bにより算出された交換時期が所定期間内に含まれるパーツの情報を表示部102に表示させるパーツ発注支援部106cと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、生産装置を構成するパーツの発注を支援するパーツ発注支援装置等に関し、特に寿命により交換が必要なパーツの発注を支援するパーツ発注支援装置等に関する。
生産装置を構成するパーツ(以下、単に「パーツ」という。)の中には、使用された時間、回数などに応じて劣化し、本来の性能を発揮できなくなるパーツがある。また、使用された時間、回数などに応じて故障の可能性が高まるパーツもある。このようなパーツに対して、一般的に、生産装置のメーカ(以下、単に「メーカ」という。)は、新しいパーツに交換が必要となる使用時間の目安であるパーツ寿命を提供している。そこで、生産装置のユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)は、生産装置に取り付けられたパーツの使用時間がメーカに提供されたパーツ寿命を超える前に、そのパーツを新しいパーツに交換する必要がある。
そこで、従来、パーツ発注支援装置は、生産装置がフル稼働した場合に、使用時間がパーツ寿命を超える時を交換時期として算出していた。そして、パーツ発注支援装置は、そのように算出した交換時期が指定期間内に含まれるパーツの情報を画面に表示することにより、ユーザによるメーカへのパーツの発注を支援していた。
また、パーツを含む図面の情報を表示するCAD(Computer Aided Design)システムにおいて、選択したパーツの在庫情報等を提示することにより、ユーザによるパーツの発注を支援するシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−358268号公報
しかしながら、従来のパーツ発注支援装置は、生産装置がフル稼働した場合を想定して交換時期を算出していたため、本来、指定期間内に交換する必要がないパーツの情報を画面に表示している場合があった。
また、従来のパーツ発注支援装置は、生産装置の実際の稼働状況を考慮していないため、連続して稼働した場合に劣化が促進されるパーツなどの場合、正確な交換時期を算出することができない。
上記の結果、ユーザは、指定期間内に交換する必要がないパーツを、寿命により交換が必要なパーツと認識して発注してしまうため、パーツの在庫が増大するという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、生産装置を構成するパーツの交換時期を正確に算出し、算出した交換時期を用いてユーザによるパーツの発注を支援することにより、寿命により交換が必要なパーツの在庫の削減に貢献することができるパーツ発注支援装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るパーツ発注支援装置は、生産装置を構成する少なくとも一つのパーツのうち、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示手段に表示させることにより、ユーザによるパーツの発注を支援するパーツ発注支援装置であって、前記生産装置に取り付けられたパーツの残存寿命であるパーツ残存寿命を格納している記憶部と、前記生産装置の単位期間あたりの稼働時間を取得する稼働時間取得部と、前記稼働時間取得部により取得された単位期間あたりの稼働時間を当該稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間あたりの稼働時間と前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命とを用いて、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する交換時期算出部と、前記交換時期算出部により算出された交換時期が前記所定期間内に含まれるパーツの情報を前記表示手段に表示させるパーツ発注支援部と、を備える。
このように、生産装置の稼働状況に基づいてパーツの交換時期を算出することにより、より正確なパーツの交換時期を算出することができる。また、連続して稼働した場合に劣化が促進されるパーツなど、パーツの消耗に関する特性に応じて補正した稼働時間を用いることにより、さらに正確なパーツの交換時期を算出することができる。このように算出された交換時期に基づいてユーザによるパーツの発注を支援することにより、寿命により交換が必要なパーツの在庫の削減に貢献することが可能となる。
また、前記記憶部には、さらに、単位期間あたりの稼働時間の長さと補正係数とを対応づけた補正係数テーブルが格納され、前記交換時期算出部は、前記記憶部に格納された前記補正係数テーブルを参照することにより、前記稼働時間取得部により取得された単位期間あたりの稼働時間に対応する補正係数を取得し、取得した補正係数を用いて前記稼働時間を補正するのが好ましい。
これにより、取得した単位期間あたりの稼働時間に応じた補正係数を記憶部から取得することができるので、さらに正確にパーツの交換時期を算出することが可能となる。
また、前記稼働時間取得部は、単位期間あたりの稼働時間を前記単位期間ごとに取得し、前記交換時期算出部は、前記記憶部に格納された前記補正係数テーブルを参照することにより、前記稼働時間取得部により取得された単位期間あたりの稼働時間のそれぞれに対応する補正係数を取得し、取得した補正係数を用いて前記稼働時間のそれぞれを補正し、補正した前記稼働時間を積算した場合に、積算した時間が前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命を超える時を、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期として算出するのが好ましい。
これにより、取得した単位期間あたりの稼働時間が単位期間ごとに異なる場合であっても、正確に交換時期を算出することが可能となる。
また、前記記憶部には、さらに、前記生産装置を構成するパーツの寿命であるパーツ寿命が格納され、前記稼働時間取得部は、さらに、前記生産装置にパーツが取り付けられた時から所定時期までの間に前記生産装置が実際に稼働した時間である実績稼働時間を取得し、前記パーツ発注支援装置は、さらに、前記記憶部に格納されたパーツ寿命を読み出し、読み出したパーツ寿命と前記稼働時間取得部により取得された実績稼働時間との差分をパーツ残存寿命として算出するパーツ残存寿命算出部と、前記パーツ残存寿命算出部により算出されたパーツ残存寿命を前記記憶部に登録する登録部と、を備えるのが好ましい。
このように、生産装置の過去の実際に稼働した実績稼働状況に基づいてパーツ残存寿命を算出することにより、より正確なパーツ残存寿命を算出することができる。そして、このように算出されたパーツ残存寿命を用いて交換時期を算出することにより、より正確な交換時期を算出することが可能となる。
また、前記稼働時間取得部は、単位期間ごとの前記実績稼働時間を取得し、前記パーツ残存寿命算出部は、前記稼働時間取得部により取得された単位期間ごとの実績稼働時間のそれぞれを当該実績稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間ごとの実績稼働時間の和と前記パーツ寿命との差分を前記パーツ残存寿命として算出するのが好ましい。
このように、連続して稼働した場合に劣化が促進するパーツなど、パーツの消耗に関する特性に応じて補正した実績稼働時間を用いることにより、さらに正確なパーツ残存寿命を算出することが可能となる。
また、前記パーツ残存寿命算出部は、前記生産装置に取り付けられたパーツに対して保守作業が行われていない場合、前記保守作業が行われている場合よりもパーツ残存寿命が短くなるように前記パーツ残存寿命を算出するのが好ましい。
これにより、生産装置に取り付けられたパーツに対する保守状況に基づいてパーツ残存寿命を算出することができるので、さらに正確なパーツ残存寿命を算出することが可能となる。
また、本発明に係るパーツ発注支援方法は、生産装置を構成する少なくとも一つのパーツのうち、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示手段に表示させることにより、コンピュータがユーザによるパーツの発注を支援するパーツ発注支援方法であって、前記コンピュータは、前記生産装置に取り付けられたパーツの残存寿命であるパーツ残存寿命を格納している記憶部を備え、前記パーツ発注支援方法は、前記コンピュータが、前記生産装置の単位期間あたりの稼働時間を取得する稼働時間取得ステップと、前記コンピュータが、前記稼働時間取得ステップにおいて取得された単位期間あたりの稼働時間を当該稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間あたりの稼働時間と前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命とを用いて、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する交換時期算出ステップと、前記コンピュータが、前記交換時期算出ステップにおいて算出された交換時期が前記所定期間内に含まれるパーツの情報を前記表示手段に表示させるパーツ発注支援ステップと、を含む。
これにより、上記パーツ発注支援装置と同様の効果を、コンピュータが実行するパーツ発注支援方法として実現することが可能となる。
なお、本発明は、このようなパーツ発注支援装置又はパーツ発注支援方法として実現することができるだけでなく、このようなパーツ発注支援方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体、又はインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明に係るパーツ発注支援装置は、生産装置の稼働状況及びパーツの消耗に関する特性に基づいてパーツの交換時期を算出することができるので、パーツの交換時期を正確に算出することが可能となる。そして、本発明に係るパーツ発注支援装置は、このように算出した交換時期を用いてユーザによるパーツの発注を支援することにより、寿命により交換が必要なパーツの在庫の削減に貢献することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係るパーツ発注支援装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るパーツ発注支援装置100を含むパーツ発注支援システムの構成を示す図である。このパーツ発注支援システムにおいて、パーツ発注支援装置100は、LAN(Local Area Network)300を介して、複数の部品実装機200と接続されている。
パーツ発注支援装置100は、複数の部品実装機200のそれぞれを構成する少なくとも一つのパーツのうち、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示手段に表示させることにより、ユーザによるパーツの発注を支援する装置である。
部品実装機200は、生産装置の一例であり、基板に電子部品を実装する装置である。
なお、本実施の形態において、パーツ発注支援装置100は、LAN300を介して、部品実装機200と接続されているが、本発明に係るパーツ発注支援装置は、他の通信ネットワークを介して部品実装機200と接続されてもよい、または記憶媒体等を介してオフラインにて部品実装機200に接続されてもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係るパーツ発注支援装置100の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、パーツ発注支援装置100は、演算制御部101、表示部102、入力部103、メモリ部104、データベース部105、プログラム格納部106及び通信I/F(インターフェース)部107を備える。
演算制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、数値プロセッサ等であり、ユーザからの指示等に従ってプログラム格納部106からメモリ部104に必要なプログラムをロードして実行し、その実行結果に従って、各構成要素102〜107を制御する。
表示部102は、表示手段の一例であり、CRT(Cathode-Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等である。また、入力部103はキーボード、マウス等である。そして、これらの表示部102及び入力部103は、演算制御部101による制御の下で、パーツ発注支援装置100とユーザとが対話する等のために用いられる。
メモリ部104は、演算制御部101による作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)等である。また、通信I/F部107は、LANアダプタ等であり、パーツ発注支援装置100と部品実装機200等との通信に用いられる。
データベース部105は、パーツ発注支援装置100によるパーツ発注支援処理等に用いられる入力データ(パーツテーブル105a、消耗負荷率テーブル105b、在庫管理テーブル105c等)を格納しているハードディスク、フラッシュメモリ等である。
プログラム格納部106は、パーツ発注支援装置100の機能を実現する各種プログラムを格納しているハードディスク、フラッシュメモリ等である。プログラム格納部106は、機能的に(演算制御部101によって実行された場合に機能する処理部として)、稼働時間取得部106a、交換時期算出部106b、パーツ発注支援部106c、パーツ残存寿命算出部106d、及びパーツ残存寿命登録部106eから構成される。
稼働時間取得部106aは、各部品実装機200の一日あたりの稼働時間を取得する。また、稼働時間取得部106aは、各部品実装機200にパーツが取り付けられた時から所定時期までの間に当該部品実装機200が実際に稼働した時間である実績稼働時間を日ごとに取得する。なお、所定時期は、例えば、ユーザが入力部103を介して入力した時期であってもよいし、稼働時間取得部106aが実績稼働時間を取得する時のシステム時刻であってもよい。
交換時期算出部106bは、データベース部105に格納された消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、稼働時間取得部106aにより取得された一日あたりの稼働時間に対応する消耗負荷率を取得する。そして、交換時期算出部106bは、取得した消耗負荷率を用いて、一日あたりの稼働時間を補正する。そして、交換時期算出部106bは、補正した一日あたりの稼働時間と、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aに含まれるパーツ残存寿命とを用いて、パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する。
パーツ発注支援部106cは、交換時期算出部106bにより算出された交換時期が所定期間内に含まれるパーツの情報を表示部102に表示させる。
パーツ残存寿命算出部106dは、データベース部105に格納された消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、稼働時間取得部106aにより取得された日ごとの実績稼働時間のそれぞれに対応する消耗負荷率を取得する。そして、パーツ発注支援部106cは、取得した消耗負荷率を用いて日ごとの実績稼働時間のそれぞれを補正する。そして、パーツ残存寿命算出部106dは、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aからパーツ寿命を読み出し、補正した日ごとの実績稼働時間の和と読み出したパーツ寿命との差分をパーツ残存寿命として算出する。
パーツ残存寿命登録部106eは、パーツ残存寿命算出部106dにより算出されたパーツ残存寿命をデータベース部105に格納されたパーツテーブル105aに登録する。
図3は、パーツテーブル105aの一例を示す図である。図3に示すように、パーツテーブル105aには、装置ID、品番、パーツ名称、数量、パーツ寿命、及びパーツ残存寿命が含まれる。
装置IDは、部品実装機200を特定するための情報である。品番は、パーツを特定するための情報である。パーツ名称は、パーツの名称である。数量は、部品実装機200に取り付けられるパーツの数量である。
パーツ寿命は、パーツの寿命を示す時間である。つまり、パーツ寿命は、ユーザが新しいパーツを部品実装機200に取り付けてから、そのパーツが消耗等により本来の機能を発揮できなくなるまでの稼働時間を示す。
パーツ残存寿命は、部品実装機200に取り付けられているパーツの残りの寿命を示す時間である。つまり、パーツ残存寿命は、部品実装機200に既に取り付けられているパーツの現在から消耗等により本来の機能を発揮できなくなるまでの稼働時間を示す。
図3に示すパーツテーブル105aは、例えば、装置IDが「MA」の部品実装機200には、品番が「A」、「B」、「C」、「D」、「E」及び「F」である六種類のパーツが取り付けられていることを示す。また、パーツテーブル105aは、装置IDが「MA」の部品実装機200には、品番が「A」のパーツが六個取り付けられていることを示す。そして、パーツテーブル105aは、品番が「A」のパーツのパーツ寿命及びパーツ残存寿命が、それぞれ「1000時間」及び「800時間」であることを示す。
図4は、消耗負荷率テーブル105bの一例を示す図である。図4に示すように、消耗負荷率テーブル105bには、品番、稼働時間、及び消耗負荷率が含まれる。
品番は、パーツを特定するための情報である。稼働時間は、部品実装機200の一日あたりの稼働時間である。消耗負荷率は、補正係数の一例であり、部品実装機200の一日あたりの稼働時間を補正するための係数である。
図4に示す消耗負荷率テーブル105bは、例えば、品番が「A」のパーツは、一日あたりの稼働時間が「24」時間の場合、消耗負荷率が「1」であることを示す。
なお、ハロゲンランプ等のパーツは、連続稼働により熱的劣化等が促進されるため、一日あたりの稼働時間が長いほどパーツの劣化が促進される。したがって、図4に示すように、消耗負荷率テーブル105bにおいて、消耗負荷率は、一日あたりの稼働時間が長いほど大きくなるように設定される。
図5は、在庫管理テーブル105cの一例を示す図である。図5に示すように、在庫管理テーブル105cには、品番、在庫数、及び発注残数が含まれる。
品番は、パーツを特定するための情報である。在庫数は、パーツの在庫数である。発注残数は、ユーザが既にメーカに発注しているが、まだ納入されていないパーツの数量である。
図5に示す在庫管理テーブル105cは、例えば、品番が「A」のパーツは、在庫数が「6個」であり、発注残数が「0個」であることを示す。
次に、以上のように構成されたパーツ発注支援装置100が実行する処理について説明する。
図6は、パーツ発注支援装置100が実行する処理のフローチャートである。
まず、パーツ発注支援装置100は、パーツ残存寿命を算出し、算出したパーツ残存寿命をデータベース部105に格納されたパーツテーブル105aに登録する(ステップS101)。次に、パーツ発注支援装置100は、パーツテーブル105aに登録されたパーツ残存寿命などを用いて、パーツの交換時期を算出する(ステップS102)。最後に、パーツ発注支援装置100は、算出された交換時期を用いて、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示する(ステップS103)。
以下、図6に示したフローチャートの詳細を図7〜図9を用いて説明する。
図7は、パーツ残存寿命の登録に関する処理(図6のステップS101)の詳細なフローチャートである。
まず、稼働時間取得部106aは、複数の部品実装機200の中から一つの部品実装機200を選択する(ステップS201)。続いて、稼働時間取得部106aは、選択された部品実装機200を構成する複数のパーツの中から一つのパーツを選択する(ステップS202)。具体的には、例えば、稼働時間取得部106aは、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aを参照することにより、パーツテーブル105aに含まれる複数の装置IDの中から一つの装置IDを選択する。そして、稼働時間取得部106aは、選択した装置IDに対応する複数の品番の中から一つの品番を選択する。
そして、稼働時間取得部106aは、選択されたパーツが部品実装機200に取り付けられた時から現在までの間に当該部品実装機200が実際に稼働した日ごとの稼働時間(実績稼働時間)を、選択された部品実装機200から取得する(ステップS203)。
次に、パーツ残存寿命算出部106dは、データベース部105に格納された消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、ステップS202において選択されたパーツとステップS203において取得された日ごとの実績稼働時間とに対応する消耗負荷率を取得する(ステップS204)。そして、パーツ残存寿命算出部106dは、取得した消耗負荷率を用いて、ステップS203において取得された日ごとの実績稼働時間を補正する(ステップS205)。
具体的には、例えば、稼働時間取得部106aが、品番「A」のパーツのある日の実績稼働時間として「8時間」を取得した場合、パーツ残存寿命算出部106dは、図4に示す消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、品番「A」及び実績稼働時間「8時間」に対応する消耗負荷率「0.8」を取得する。そして、パーツ残存寿命算出部106dは、消耗負荷率「0.8」を実績稼働時間「8時間」に乗じることにより、補正後の実績稼働時間「6.4時間」を算出する。
次に、パーツ残存寿命算出部106dは、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aを参照することにより、ステップS202において選択されたパーツのパーツ寿命を取得する(ステップS206)。具体的には、例えば、品番「A」のパーツが選択されている場合、パーツ残存寿命算出部106dは、図3に示すパーツテーブル105aを参照することにより、パーツ寿命として「1000時間」を取得する。
次に、パーツ残存寿命算出部106dは、ステップS205において補正された日ごとの実績稼働時間の和と、ステップS206において取得されたパーツ寿命との差分を算出することにより、パーツ残存寿命を算出する(ステップS207)。
具体的には、例えば、実績稼働時間が「8時間」の日が20日間であり、「24時間」の日が3日間であったとする。この場合、パーツ残存寿命算出部106dは、補正後の実績稼働時間である「6.4時間」と「24時間」とを用いて、品番「A」のパーツのパーツ残存寿命を、「800時間」(=1000−(6.4×20+24×3))と算出する。
次に、パーツ残存寿命登録部106eは、算出されたパーツ残存寿命を、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aに登録する(ステップS208)。
そして、稼働時間取得部106aは、選択された部品実装機200を構成する交換されるすべてのパーツが選択されたか否かを判定する(ステップS209)。ここで、すべてのパーツが選択されていない場合(ステップS209のNo)、再び、稼働時間取得部106aは、選択された部品実装機200を構成する複数のパーツの中から、まだ選択されていない一つのパーツを選択する(ステップS202)。一方、交換されるすべてのパーツが選択されている場合(ステップS209のYes)、稼働時間取得部106aは、複数の部品実装機200のすべてが選択されたか否かを判定する(ステップS210)。
ここで、すべての部品実装機200が選択されていない場合(ステップS210のNo)、再び、稼働時間取得部106aは、複数の部品実装機200の中から、まだ選択されていない一つの部品実装機200を選択する(ステップS201)。一方、すべての部品実装機200が選択されている場合(ステップS210のYes)、パーツ発注支援装置100は、図6のステップS102の処理を実行する。
図8は、パーツの交換時期の算出に関する処理(図6のステップS102)の詳細なフローチャートである。
まず、稼働時間取得部106aは、複数の部品実装機200の中から一つの部品実装機200を選択する(ステップS301)。続いて、稼働時間取得部106aは、選択された部品実装機200を構成する交換される複数のパーツの中から一つのパーツを選択する(ステップS302)。具体的には、例えば、稼働時間取得部106aは、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aを参照することにより、パーツテーブル105aに含まれる複数の装置IDの中から一つの装置IDを選択する。そして、稼働時間取得部106aは、選択した装置IDに対応する複数の品番の中から一つの品番を選択する。
続いて、稼働時間取得部106aは、ステップS301において選択された部品実装機200から、当該部品実装機200の一日あたりの稼働時間を取得する(ステップS303)。
次に、交換時期算出部106bは、データベース部105に格納された消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、ステップS302において選択されたパーツとステップS303において取得された一日あたりの稼働時間とに対応する消耗負荷率を取得する(ステップS304)。そして、交換時期算出部106bは、取得した消耗負荷率を用いて、ステップS303において取得された一日あたりの稼働時間を補正する(ステップS305)。
具体的には、例えば、稼働時間取得部106aが、品番「A」のパーツの一日あたりの稼働時間として「8時間」を取得した場合、交換時期算出部106bは、図4に示す消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、品番「A」及び稼働時間「8時間」に対応する消耗負荷率「0.8」を取得する。そして、交換時期算出部106bは、消耗負荷率「0.8」を稼働時間「8時間」に乗じることにより、補正後の稼働時間「6.4時間」を算出する。
次に、交換時期算出部106bは、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aを参照することにより、ステップS302において選択されたパーツのパーツ残存寿命を取得する(ステップS306)。具体的には、例えば、品番「A」のパーツが選択されている場合、交換時期算出部106bは、図3に示すパーツテーブル105aを参照することにより、パーツ残存寿命「800時間」を取得する。
次に、交換時期算出部106bは、ステップS305において補正された一日あたりの稼働時間と、ステップS306において取得されたパーツ残存寿命とを用いて交換時期を算出する(ステップS307)。具体的には、交換時期算出部106bは、取得されたパーツ残存寿命を、補正された一日あたりの稼働時間で除した値を交換時期として算出する。
さらに、具体的には、例えば、稼働時間取得部106aが、装置IDが「MA」である部品実装機200の一日あたりの稼働時間「24時間」を取得したとする。この場合、図4に示す消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、交換時期算出部106bは、品番「A」のパーツの消耗負荷率として「1」を取得する。また、交換時期算出部106bは、図3に示すパーツテーブル105aから、品番「A」に対応するパーツ残存寿命として「800時間」を読み出す。そして、交換時期算出部106bは、装置ID「MA」の部品実装機200に取り付けられた品番「A」のパーツの交換時期を、「33.3日」(=800/(24×1))と算出する。
また、例えば、稼働時間取得部106aが、装置ID「MD」の部品実装機200の一日あたりの稼働時間「8時間」を取得したとする。この場合、図4に示す消耗負荷率テーブル105bを参照することにより、交換時期算出部106bは、品番「A」のパーツの消耗負荷率として「1」を取得する。また、交換時期算出部106bは、図3に示すパーツテーブル105aから、品番「A」に対応するパーツ残存寿命として「800時間」を読み出す。そして、交換時期算出部106bは、装置ID「MD」の部品実装機200に取り付けられた品番「A」のパーツの交換時期を、「125日」(=800/(8×0.8))と算出する。
次に、稼働時間取得部106aは、選択された部品実装機200を構成する交換されるすべてのパーツが選択されたか否かを判定する(ステップS308)。ここで、交換されるすべてのパーツが選択されていない場合(ステップS308のNo)、再び、稼働時間取得部106aは、選択された部品実装機200を構成する複数のパーツの中から、まだ選択されていない一つのパーツを選択する(ステップS302)。一方、交換されるすべてのパーツが選択されている場合(ステップS308のYes)、稼働時間取得部106aは、複数の部品実装機200のすべてが選択されたか否かを判定する(ステップS309)。
ここで、すべての部品実装機200が選択されていない場合(ステップS309のNo)、再び、稼働時間取得部106aは、複数の部品実装機200の中から、まだ選択されていない一つの部品実装機200を選択する(ステップS301)。一方、すべての部品実装機200が選択されている場合(ステップS309のYes)、パーツ発注支援装置100は、図6のステップS103の処理を実行する。
図9は、パーツの情報の表示に関する処理(図6のステップS103)の詳細なフローチャートである。
まず、パーツ発注支援部106cは、表示するパーツを決定するための期間を取得する(ステップS401)。例えば、パーツ発注支援部106cは、入力部103を介してユーザが入力した期間を取得する。なお、パーツ発注支援部106cは、予め定められた期間を保持しておいてもよい。続いて、パーツ発注支援部106cは、取得した期間内に交換時期が含まれるパーツを抽出する(ステップS402)。
次に、パーツ発注支援部106cは、データベース部105に格納されたパーツテーブル105a及び在庫管理テーブル105cを参照することにより、抽出したパーツの数量、在庫数及び発注残数を取得する(ステップS403)。最後に、パーツ発注支援部106cは、取得した数量、在庫数及び発注残数を含むパーツの情報を表示部102に表示させる(ステップS404)。
次に、パーツ発注支援装置100が表示する画面ついて、図10及び図11を用いて説明する。
図10は、補修パーツ抽出画面の一例を示す図である。
図10に示すように、補修パーツ抽出画面では、ユーザは、各部品実装機200の稼働状況を入力する。そして、ユーザは、パーツを抽出するための期間の指定、及び、パーツの抽出を開始するためのパーツ抽出ボタンを押下する。
このようにユーザがパーツ抽出ボタンを押下した後、稼働時間取得部106aは、画面に設定された稼働時間を取得する。そして、交換時期算出部106bは、取得した稼働時間に基づいて交換時期を算出する。さらに、パーツ発注支援部106cは、ユーザに指定された期間内に交換時期が含まれるパーツを抽出する。そして、パーツ発注支援部106cは、抽出したパーツの情報を図11に示すような補修パーツ発注画面に表示する。
図11は、補修パーツ発注画面の一例を示す図である。
図11に示すように、補修パーツ発注画面では、指定期間内に交換時期が含まれるパーツの情報が表示される。パーツの情報には、品番、パーツ名称、数量、在庫数、発注残数、及び交換時期が含まれる。ここで表示される数量は、指定期間内に交換時期が含まれるパーツの個数である。なお、ユーザは、画面に表示されたパーツの情報を参考にしながら、手配数を入力する。そして、ユーザは、パーツ発注ボタンを押下することにより、入力した手配数のパーツをメーカに発注する。
以上のように、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100は、部品実装機200の稼働状況に基づいてパーツの交換時期を算出することにより、より正確なパーツの交換時期を算出することができる。また、パーツ発注支援装置100は、連続して稼働した場合に劣化が促進するパーツなど、パーツの消耗に関する特性に応じて補正した稼働時間を用いることにより、さらに正確なパーツの交換時期を算出することができる。このように算出された正確な交換時期に基づいてユーザによるパーツの発注を支援することにより、パーツ発注支援装置100は、寿命により交換が必要なパーツの在庫の削減に貢献することが可能となる。
また、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100は、取得した一日あたりの稼働時間に応じた消耗負荷率を、データベース部105に格納されたパーツテーブル105aから取得することができるので、さらに正確にパーツの交換時期を算出することが可能となる。
また、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100は、部品実装機200の過去の実績稼働状況に基づいてパーツ残存寿命を算出することにより、より正確なパーツ残存寿命を算出することができる。そして、このように算出されたパーツ残存寿命を用いてパーツの交換時期を算出することにより、パーツ発注支援装置100は、より正確な交換時期を算出することが可能となる。
また、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100は、連続して稼働した場合に劣化が促進するパーツなど、パーツの消耗に関する特性に応じて補正した実績稼働時間を用いることにより、さらに正確なパーツ残存寿命を算出することが可能となる。
以下、本実施の形態のパーツ発注支援装置100による効果の具体例を、図12を用いて説明する。
図12(a)は、従来のパーツ発注支援装置により補修パーツ発注画面に表示されるパーツの数量を説明するための図である。また、図12(b)は、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100により補修パーツ発注画面に表示されるパーツの数量を説明するための図である。
図12(a)及び図12(b)において、パーツ発注の対象となる部品実装機200は、部品実装機A〜Fの六台である。そして、これらの六台の部品実装機200のそれぞれには、パーツAが六個取り付けられている。そして、それらのパーツAのパーツ残存寿命は、すべて「800時間」とする。
従来のパーツ発注支援装置の場合、図12(a)に示すように、すべての部品実装機200が一日あたりの稼働時間が24時間(フル稼働)であることを前提として、パーツの交換時期が計算されていた。したがって、二月以内に交換が必要なパーツAの個数(交換数)は、すべての部品実装機200に取り付けられたパーツAの個数と同一の36個と計算されていた。
一方、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100の場合、図12(b)に示すように、部品実装機200それぞれの一日あたりの稼働時間に基づいて交換時期が計算される。また、連続して稼働した場合に劣化が促進するパーツあるいは、連続して稼働する時間が短い場合に劣化が軽減されるパーツの場合、一日あたりの稼働時間の長さに応じて稼働時間が補正される。その結果、二月以内に交換が必要なパーツAの個数(交換数)は、フル稼働する部品実装機A〜Cの三台の部品実装機200に取り付けられたパーツAの個数である18個と計算される。
このように、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100は、部品実装機200の一日あたりの稼働時間に応じて、パーツの交換時期を算出するので、本来、指定期間内に交換する必要がないパーツの情報をユーザに提示することを回避することが可能となる。
以上、本発明に係るパーツ発注支援装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、稼働時間取得部106aが取得する一日あたりの稼働時間は、すべての日で同一である場合を中心に説明していたが、稼働時間取得部106aは、日ごとに異なる一日あたりの稼働時間を取得してもよい。その場合、交換時期算出部106bは、一日あたりの稼働時間を日ごとに補正する。そして、交換時期算出部106bは、補正した日ごとの稼働時間を時系列順に積算した場合に、積算した時間がパーツ残存寿命を超える時を、交換時期として算出する。また、図10に示した補修パーツ抽出画面は、日ごとに稼働状況を設定できるような画面となる。
また、上記実施の形態において、パーツ残存寿命算出部106dは、パーツ残存寿命を算出する際に、部品実装機200に取り付けられたパーツに対して保守作業が行われているか否かを考慮しなかったが、保守作業が行われているか否かを考慮してパーツ残存寿命を算出してもよい。つまり、パーツ残存寿命算出部106dは、部品実装機200に取り付けられたパーツに対して保守作業が行われていない場合、保守作業が行われている場合よりもパーツ残存寿命が短くなるようにパーツ残存寿命を算出してもよい。この場合、パーツ残存寿命算出部106dは、保守作業に関する情報を部品実装機200から取得する。そして、パーツ残存寿命算出部106dは、取得した情報に基づいて保守作業が行われていないと判定した場合、パーツ残存寿命が短くなるように補正する。これにより、部品実装機200に取り付けられたパーツに対する保守状況に基づいてパーツ残存寿命を算出することができるので、さらに正確なパーツ残存寿命を算出することが可能となる。なお、保守作業とは、パーツの性能の維持を図るために行われる作業であり、例えば、パーツに対するグリス等の潤滑剤の補充、パーツの洗浄などである。
また、上記実施の形態において、稼働時間取得部106aが取得する稼働時間及び実績稼働時間は、一日あたりの稼働時間及び実績稼働時間であったが、必ずしも一日あたりの稼働時間及び実績稼働時間である必要はない。例えば、稼働時間取得部は、一週間あたりの稼働時間又は実績稼働時間を取得してもよい。この場合、消耗負荷率テーブル105bには、一週間あたりの稼働時間に対応する消耗負荷率が格納される。
また、上記実施の形態において、消耗負荷率は、一日あたりの稼働時間が長いほど値が大きくなるように設定されていたが、起動及び停止が繰り返されることで劣化が促進するパーツ等の場合には、一日あたりの稼働時間が長いほど値が小さくなるように設定されてもよい。また、消耗負荷率は、必ずしも稼働時間と対応づけてテーブルに格納される必要はない。例えば、パーツ発注支援装置は、所定期間あたりの稼働時間を用いて消耗負荷率が算出される数式を記憶していてもよい。この場合、交換時期算出部106b及びパーツ残存寿命算出部106dは、記憶されている数式を用いて稼働時間を補正する。
また、上記実施の形態において、生産装置が部品実装機200である場合について説明したが、本発明が適用されるパーツ発注支援装置100が発注を支援するパーツに係る生産装置は、このような部品実装機に限定されるものではない。例えば、生産装置は、スクリーン印刷機、接着剤塗布機、リフロー機、検査機等であってもよい。
本発明は、生産装置を構成するパーツの交換時期を正確に算出し、算出した交換時期を用いてユーザによるパーツの発注を支援することにより、寿命により交換が必要なパーツの在庫の削減に貢献することができるパーツ発注支援装置等に適用できる。
本発明の実施の形態に係るパーツ発注支援装置を含むパーツ発注支援システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るパーツ発注支援装置の機能構成を示すブロック図である。 パーツテーブルの一例を示す図である。 消耗負荷率テーブルの一例を示す図である。 在庫管理テーブルの一例を示す図である。 パーツ発注支援装置が実行する処理のフローチャートである。 パーツ残存寿命の登録に関する処理の詳細なフローチャートである。 パーツの交換時期の算出に関する処理の詳細なフローチャートである。 パーツの情報の表示に関する処理の詳細なフローチャートである。 補修パーツ抽出画面の一例を示す図である。 補修パーツ発注画面の一例を示す図である。 (a)は、従来のパーツ発注支援装置により補修パーツ発注画面に表示される交換数を説明するための図である。(b)は、本実施の形態に係るパーツ発注支援装置100により補修パーツ発注画面に表示される交換数を説明するための図である。
100 パーツ発注支援装置
101 演算制御部
102 表示部
103 入力部
104 メモリ部
105 データベース部
105a パーツテーブル
105b 消耗負荷率テーブル
105c 在庫管理テーブル
106 プログラム格納部
106a 稼働時間取得部
106b 交換時期算出部
106c パーツ発注支援部
106d パーツ残存寿命算出部
106e パーツ残存寿命登録部
107 通信I/F部
200 部品実装機
300 LAN

Claims (9)

  1. 生産装置を構成する少なくとも一つのパーツのうち、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示手段に表示させることにより、ユーザによるパーツの発注を支援するパーツ発注支援装置であって、
    前記生産装置に取り付けられたパーツの残存寿命であるパーツ残存寿命を格納している記憶部と、
    前記生産装置の単位期間あたりの稼働時間を取得する稼働時間取得部と、
    前記稼働時間取得部により取得された単位期間あたりの稼働時間を当該稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間あたりの稼働時間と前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命とを用いて、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する交換時期算出部と、
    前記交換時期算出部により算出された交換時期が前記所定期間内に含まれるパーツの情報を前記表示手段に表示させるパーツ発注支援部と、を備える
    パーツ発注支援装置。
  2. 前記記憶部には、さらに、単位期間あたりの稼働時間の長さと補正係数とを対応づけた補正係数テーブルが格納され、
    前記交換時期算出部は、前記記憶部に格納された前記補正係数テーブルを参照することにより、前記稼働時間取得部により取得された単位期間あたりの稼働時間に対応する補正係数を取得し、取得した補正係数を用いて前記稼働時間を補正する
    請求項1に記載のパーツ発注支援装置。
  3. 前記稼働時間取得部は、単位期間あたりの稼働時間を前記単位期間ごとに取得し、
    前記交換時期算出部は、前記記憶部に格納された前記補正係数テーブルを参照することにより、前記稼働時間取得部により取得された単位期間あたりの稼働時間のそれぞれに対応する補正係数を取得し、取得した補正係数を用いて前記稼働時間のそれぞれを補正し、補正した前記稼働時間を積算した場合に、積算した時間が前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命を超える時を、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期として算出する
    請求項2に記載のパーツ発注支援装置。
  4. 前記記憶部には、さらに、前記生産装置を構成するパーツの寿命であるパーツ寿命が格納され、
    前記稼働時間取得部は、さらに、前記生産装置にパーツが取り付けられた時から所定時期までの間に前記生産装置が実際に稼働した時間である実績稼働時間を取得し、
    前記パーツ発注支援装置は、さらに、
    前記記憶部に格納されたパーツ寿命を読み出し、読み出したパーツ寿命と前記稼働時間取得部により取得された実績稼働時間との差分をパーツ残存寿命として算出するパーツ残存寿命算出部と、
    前記パーツ残存寿命算出部により算出されたパーツ残存寿命を前記記憶部に登録する登録部と、を備える
    請求項1に記載のパーツ発注支援装置。
  5. 前記稼働時間取得部は、単位期間ごとの前記実績稼働時間を取得し、
    前記パーツ残存寿命算出部は、前記稼働時間取得部により取得された単位期間ごとの実績稼働時間のそれぞれを当該実績稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間ごとの実績稼働時間の和と前記パーツ寿命との差分を前記パーツ残存寿命として算出する
    請求項4に記載のパーツ発注支援装置。
  6. 前記記憶部には、さらに、単位期間あたりの稼働時間の長さと補正係数とを対応づけた補正係数テーブルが格納され、
    前記パーツ残存寿命算出部は、前記記憶部に格納された前記補正係数テーブルを参照することにより、前記稼働時間取得部により取得された単位期間ごとの実績稼働時間のそれぞれに対応する補正係数を取得し、取得した補正係数を用いて前記単位期間ごとの実績稼働時間のそれぞれを補正する
    請求項5に記載のパーツ発注支援装置。
  7. 前記パーツ残存寿命算出部は、前記生産装置に取り付けられたパーツに対して保守作業が行われていない場合、前記保守作業が行われている場合よりもパーツ残存寿命が短くなるように前記パーツ残存寿命を算出する
    請求項4に記載のパーツ発注支援装置。
  8. 生産装置を構成する少なくとも一つのパーツのうち、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示手段に表示させることにより、コンピュータがユーザによるパーツの発注を支援するパーツ発注支援方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記生産装置に取り付けられたパーツの残存寿命であるパーツ残存寿命を格納している記憶部を備え、
    前記パーツ発注支援方法は、
    前記コンピュータが、前記生産装置の単位期間あたりの稼働時間を取得する稼働時間取得ステップと、
    前記コンピュータが、前記稼働時間取得ステップにおいて取得された単位期間あたりの稼働時間を当該稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間あたりの稼働時間と前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命とを用いて、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する交換時期算出ステップと、
    前記コンピュータが、前記交換時期算出ステップにおいて算出された交換時期が前記所定期間内に含まれるパーツの情報を前記表示手段に表示させるパーツ発注支援ステップと、を含む
    パーツ発注支援方法。
  9. 生産装置を構成する少なくとも一つのパーツのうち、所定期間内に寿命が尽きると想定されるパーツの情報を表示手段に表示させることにより、ユーザによるパーツの発注を支援するコンピュータ実行可能なプログラムであって、
    前記コンピュータは、
    前記生産装置に取り付けられたパーツの残存寿命であるパーツ残存寿命を格納している記憶部を備え、
    前記プログラムは、
    前記生産装置の単位期間あたりの稼働時間を取得する稼働時間取得ステップと、
    前記稼働時間取得ステップにおいて取得された単位期間あたりの稼働時間を当該稼働時間の長さに応じて補正し、補正した単位期間あたりの稼働時間と前記記憶部に格納されたパーツ残存寿命とを用いて、前記パーツの寿命が尽きると想定される時である交換時期を算出する交換時期算出ステップと、
    前記交換時期算出ステップにおいて算出された交換時期が前記所定期間内に含まれるパーツの情報を前記表示手段に表示させるパーツ発注支援ステップと、をコンピュータに実行させる
    プログラム。
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