JP2016045626A - 保全支援装置、保全支援方法、及びプログラム - Google Patents

保全支援装置、保全支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設備の状態をより正確に把握し、より適切な時期に保全が行えるように支援する。【解決手段】設備の保全を支援する保全支援装置は、前記設備の設備情報を取得する設備情報取得部と、前記設備の稼働情報を取得する稼働情報取得部と、前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する設備状態判定部と、前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する出力部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、保全支援装置、保全支援方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、プラントにおける保全対象の各設備について調査された劣化レベルとリスクランクを記録した現場状況データベース等を用いて、補修可能範囲をディスプレイに表示する設備保全支援システムが記載されている。
特開2012−160132号公報
ところで、製造業では、製品の品質を維持するための重要な要素として、設備等の生産手段の保守管理がある。保守管理では、設備に対して保守を行うべき適切な時期を判断する必要がある。保守が過剰に行われると多くのコストが掛かるし、保守が少なすぎると設備の故障を招いたり寿命が短くなったりする。
特許文献1では、予め人間がプラントの調査を行って、その調査結果を使って補修可能範囲の試算を行っている。しかし、設備の状態は時間の経過とともに変化するため、調査結果が最新でない(実際の設備の状態と異なる)場合がある。この場合には、実際の設備の状態に適切な試算を行うことができない。また、調査結果が古くならないように調査の頻度を増やせば、コストが高くなる。
そこで、本発明は、設備の状態をより正確に把握し、より適切な時期に保全が行えるように支援することを目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決する本発明の一態様は、設備の保全を支援する保全支援装置であって、前記設備の設備情報を取得する設備情報取得部と、前記設備の稼働情報を取得する稼働情報取得部と、前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する設備状態判定部と、前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する出力部とを備える。
前記稼働情報取得部は、前記稼働情報を集計した集計情報を生成し、前記設備状態判定部は、前記設備情報、前記稼働情報、及び前記集計情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成してもよい。
前記設備状態判定部は、前記設備状態情報として、前記設備について、稼働状態、点検周期の期間に対する経過期間の割合、耐用年数に対する経過期間の割合、最大処理数量に対する処理数量の割合、最大連続運転時間に対する連続運転時間の割合、及び稼働率、の少なくとも二つ以上の項目を生成し、前記出力部は、前記設備について、前記項目を表す画面を出力してもよい。
前記設備状態判定部は、前記項目ごとに、当該項目が所定基準を満たすか否かを判定し、前記設備状態情報として、前記所定基準を満たさない項目を示す特記項目を生成し、前記出力部は、前記設備について、前記特記項目を表す前記画面を出力してもよい。
前記設備は、複数存在し、前記画面は、第一領域と、第二領域とを備え、前記出力部は、前記第一領域に、前記設備ごとに前記項目および前記特記項目を対応付けて表し、前記第二領域に、前記第一領域に表した前記設備のうち、所定規則に従って選択した設備について当該設備を特定する情報を表してもよい。
前記設備は、複数存在し、また、前記複数の設備は、所定の関係を有しており、前記画面は、第一領域と、第二領域とを備え、前記出力部は、前記第一領域に、前記設備を表す図形を前記所定の関係に従って配列して表し、前記図形に前記特記項目を関連付けて表し、前記第二領域に、前記第一領域に表した前記設備のうち、所定規則に従って選択した設備について当該設備を特定する情報を表してもよい。
前記出力部は、前記図形に前記稼働状態を関連付けて表してもよい。
前記設備は、複数存在し、また、前記複数の設備は、所定の関係を有しており、前記画面は、第一領域と、第二領域とを備え、前記出力部は、前記第一領域に、前記設備ごとに前記項目および前記特記項目を対応付けて表した第一情報と、前記設備を表す図形を前記所定の関係に従って配列し、前記図形に前記特記項目を関連付けて表した第二情報とを、交互に切り替えて表示し、前記第二領域に、前記第一領域に表した前記設備のうち、所定規則に従って選択した設備について当該設備を特定する情報を表してもよい。
上記の保全支援装置は、通信ネットワークを介して、設備管理システム、及び生産管理システムと接続され、前記設備情報取得部は、前記設備管理システムから前記通信ネットワークを介して前記設備情報を取得し、前記稼働情報取得部は、前記生産管理システムから前記通信ネットワークを介して前記稼働情報を取得してもよい。
上記の課題を解決する本発明の他の態様は、設備の保全を支援する保全支援装置における保全支援方法であって、前記設備の設備情報を取得する工程と、前記設備の稼働情報を取得する工程と、前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する工程と、前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する工程とを含む。
上記の課題を解決する本発明のさらに他の態様は、コンピュータを設備の保全を支援する保全支援装置として機能させるプログラムであって、前記設備の設備情報を取得する工程と、前記設備の稼働情報を取得する工程と、前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する工程と、前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する工程とを前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、設備の状態をより正確に把握し、より適切な時期に保全が行えるように支援することを目的とする。
上記以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る保全支援装置の機能構成の一例を示すブロック図。 設備情報DBのデータ構造の一例を示す図。 稼働情報DBのデータ構造の一例を示す図。 集計情報DBのデータ構造の一例を示す図。 設備状態DBのデータ構造の一例を示す図。 保全支援装置が実行する処理の一例を示すフローチャート。 設備状態画面の一例を示す図。 設備状態画面の他の例を示す図。 保全支援装置を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る保全支援装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
保全支援装置1は、LAN(Local Area Network)等の通信回線3に接続される。また、表示装置2、設備管理システム5、及び生産管理システム6は、通信回線3に接続される。保全支援装置1は、通信回線3を介して、表示装置2、設備管理システム5、及び生産管理システム6と通信可能である。
保全支援装置1、表示装置2、通信回線3、設備管理システム5、及び生産管理システム6は、例えば、工場内に設置される。また、当該工場内には、製造機器などの設備(図示せず)が複数設置されている。もちろん、保全支援装置1、設備管理システム5、生産管理システム6などの一部は、工場からの遠隔地に設置されてもよい。
設備管理システム5は、設備を管理するシステムであり、設備に関する設備情報を有する。設備情報には、例えば、設備名、当該設備が担当する工程、当該設備の使用開始日時など、主に設備に関する静的なデータが含まれている。設備管理システム5は、既存のシステムを利用すればよいので、詳細な説明は省略する。
生産管理システム6は、設備を使った製造ラインの管理などの生産管理を行うシステムであり、設備に関する稼働情報を有する。稼働情報には、例えば、設備の稼働状態、処理数量など、主に設備に関する動的なデータが含まれている。生産管理システム6は、既存のシステムを利用すればよいので、詳細な説明は省略する。
表示装置2は、例えば液晶ディスプレイなどのディスプレイ等で実現される。表示装置2は、設備の適切な保全時期等を把握できるように、例えば、多数の人が見ることができる状態で工場内に設置される。
保全支援装置1は、例えばサーバーコンピュータ等で実現される。保全支援装置1は、設備管理システム5から各設備の設備情報を取得し、また、生産管理システム6から各設備の稼働情報を取得する。また、保全支援装置1は、取得した設備情報及び稼働情報に基づいて、各設備の状態を示す設備状態情報を生成する。また、保全支援装置1は、設備状態情報に基づいて、各設備の状態を示す画面を、表示装置2に出力して表示させる。
保全支援装置1は、設備情報取得部11と、稼働情報取得部12と、設備状態判定部13と、出力部14と、記憶部20とを備える。記憶部20は、設備情報DB(データベース、DB:Database)21と、稼働情報DB22と、集計情報DB23と、設備状態DB24とを備える。
設備情報DB21には、設備情報が格納される。例えば図2(設備情報DBのデータ構造の一例を示す図)に示すように、設備情報DB21には、設備ごとに、設備ID(ID:IDentifier)211、設備名212、工程213、開始日時214、終了日時215、点検周期216、耐用年数217、最大処理数量218、連続運転時間219等を対応付けたレコードが格納される。
設備ID211は、設備を識別する情報である。設備名212は、当該設備の名称である。工程213は、当該設備が担当する工程を示す情報である。開始日時214は、当該設備の使用が開始された日時(例えば、製造ラインに導入された日時)である。終了日時215は、当該設備の使用が終了した日時(例えば、製造ラインから外された日時)である。点検周期216は、当該設備の定期的な点検の周期(例えば、1ヵ月等)を示す情報である。耐用年数217は、当該設備の耐用年数を示す情報である。最大処理数量218は、所定期間(例えば1日)の間に当該設備が処理可能な製品の数量等の目安を示す情報である。連続運転時間219は、当該設備が連続して運転可能な時間の目安を示す情報である。
稼働情報DB22には、稼働情報が格納される。例えば図3(稼働情報DBのデータ構造の一例を示す図)に示すように、稼働情報DB22には、設備ID221、設備名222、区分223、開始日時224、終了日時225、処理数量226等を対応付けたレコードが格納される。
設備ID221は、設備を識別する情報である。設備名222は、当該設備の名称である。区分223は、当該設備の状態(例えば、稼働中、停止中、保守中など)を示す情報である。開始日時224は、当該区分223が示す状態が開始された日時を示す情報である。終了日時225は、当該区分223が示す状態が終了した日時を示す情報である。処理数量226は、当該区分223が示す状態が「稼働中」である場合に、開始日時から終了日時までの間に、当該設備により処理された製品の数量を示す情報である。
稼働情報DB22の各レコードは、設備の状態が変化する度に生成される。例えば、稼働情報DB22を参照することで、各設備の状態の変化を追跡することができる。また例えば、設備が稼働中の処理数量を特定することができる。なお、設備の最新の状態に対応するレコードでは、開始日時224は設定されているが、終了日時225は設定されていないものとする。
集計情報DB23には、稼働情報を集計した集計情報が格納される。例えば図4(集計情報DBのデータ構造の一例を示す図)に示すように、集計情報DB23には、設備ごとに、設備ID231、設備名232、累積稼働時間233、累積停止時間234、連続運転時間235、処理数量236等を対応付けたレコードが格納される。
設備ID231は、設備を識別する情報である。設備名232は、当該設備の名称である。累積稼働時間233は、当該設備の使用が開始された後、当該設備が稼働していた時間の累積を示す情報である。累積停止時間234は、当該設備の使用が開始された後、当該設備が停止していた時間の累積を示す情報である。連続運転時間235は、当該設備が最後に連続運転されたときの運転時間を示す情報である。処理数量236は、所定期間(例えば1日)における当該設備が処理した製品の数量を示す情報である。
設備状態DB24には、設備の状態を示す設備状態情報が格納される。例えば図5(設備状態DBのデータ構造の一例を示す図)に示すように、設備状態DB24には、設備ごとに、設備ID241、設備名242、状態243、点検周期244、耐用年数245、最大処理数量246、連続運転時間247、稼働率248、特記249等を対応付けたレコードが格納される。
設備ID241は、設備を識別する情報である。設備名242は、当該設備の名称である。状態243は、当該設備の最新の稼働状態(例えば、稼働中、停止中、保守中など)を示す情報である。点検周期244は、当該設備の今回の点検周期の期間に対する経過期間の割合を示す情報である。耐用年数245は、当該設備の耐用年数に対する経過期間の割合を示す情報である。最大処理数量246は、当該設備の所定期間の最大処理数量に対する当該所定期間の処理数量の割合を示す情報である。連続運転時間247は、当該設備の最大連続運転時間に対する最新の連続運転時間の割合を示す情報である。稼働率248は、当該設備の稼働率である。特記249には、符号243〜248が示す項目のうち、所定基準を満たさない項目に関する情報が設定される。
設備情報取得部11は、通信回線3を介して、設備管理システム5から設備情報を取得し、設備情報DB21に格納する。
稼働情報取得部12は、通信回線3を介して、生産管理システム6から稼働情報を取得し、稼働情報DB22に格納する。また、稼働情報取得部12は、稼働情報を集計して集計情報を生成し、集計情報DB23に格納する。
設備状態判定部13は、設備情報、稼働情報、及び集計情報に基づいて、設備状態情報を生成し、設備状態DB24に格納する。
出力部14は、設備状態情報に基づいて、各設備の状態を表す画面を生成する。また、出力部14は、生成した画面を、通信回線3を介して表示装置2に出力し、表示させる。なお、出力部14は、表示装置97(図9)に画面を出力してもよい。
次に、上記の保全支援装置1の動作について具体的に説明する。
図6は、保全支援装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートの処理は、例えば1分毎などの所定周期で開始される。
設備情報取得部11は、設備管理システム5から設備情報を取得する(ステップS10)。具体的には、設備情報取得部11は、通信回線3を介して、設備管理システム5から各設備の設備情報を取得し、設備情報DB21に格納する。設備管理システム5が有する設備情報が、設備情報DB21のレコード形式に対応していない場合は、設備情報取得部11は、設備管理システム5が有する設備情報から必要な情報を抽出して、設備情報DB21のレコード形式のレコードを生成すればよい。なお、設備情報取得部11は、終了日時215が設定されている設備のレコードは生成しないものとする。設備情報DB21に既に格納されている設備のレコードは、差分更新するようにしてもよい。
それから、稼働情報取得部12は、生産管理システム6から稼働情報を取得する(ステップS20)。具体的には、稼働情報取得部12は、通信回線3を介して、生産管理システム6から稼働情報を取得し、稼働情報DB22に格納する。生産管理システム6が有する稼働情報が、稼働情報DB22のレコード形式に対応していない場合は、稼働情報取得部12は、生産管理システム6が有する稼働情報から必要な情報を抽出して、稼働情報DB22のレコード形式のレコードを生成すればよい。なお、稼働情報DB22は、差分更新するようにしてもよい。
それから、稼働情報取得部12は、集計情報を生成する(ステップS30)。具体的には、稼働情報取得部12は、稼働情報DB22に格納されている各レコードの情報を、設備別に集計する。例えば、稼働情報取得部12は、設備情報DB21に格納されている各設備の設備ID211及び設備名212に基づいて、設備別に、設備ID231及び設備名232を設定したレコードを生成し、集計情報DB23に格納する。
また、稼働情報取得部12は、設備別に、区分223が「稼働中」であるレコードを特定し、特定したレコードの開始日時224が示す日時から終了日時225が示す日時までの時間を合計し、累積稼働時間233として設定する。なお、稼働情報取得部12は、最新のレコード(終了日時225が設定されていないレコード)の区分223が「稼働中」である場合には、当該最新のレコードの開始日時224が示す日時から現在日時までの時間を求め、累積稼働時間233に加える。
また、稼働情報取得部12は、設備別に、区分223が「停止中」又は「保守中」であるレコードを特定し、特定したレコードの開始日時224が示す日時から終了日時225が示す日時までの時間を合計し、累積停止時間234として設定する。なお、稼働情報取得部12は、最新のレコード(終了日時225が設定されていないレコード)の区分223が「停止中」又は「保守中」である場合には、当該最新のレコードの開始日時224が示す日時から現在日時までの時間を求め、累積停止時間234に加える。
また、稼働情報取得部12は、設備別に、区分223が「稼働中」であるレコードのうち、最新のレコード(終了日時225が設定されていないレコード)を特定し、特定したレコードの開始日時224が示す日時から現在日時までの時間を求め、連続運転時間235として設定する。
また、稼働情報取得部12は、設備別に、区分223が「稼働中」であるレコードのうち、開始日時224が示す日時から終了日時225が示す日時までが対象期間(例えば、最新1日など)に属するレコードを特定し、特定したレコードの処理数量226を合計し、処理数量236として設定する。なお、稼働情報取得部12は、最新のレコード(終了日時225が設定されていないレコード)の区分223が「稼働中」である場合には、当該最新のレコードの開始日時224が示す日時から現在日時までの時間を求め、当該時間が対象期間に属すれば、当該レコードの処理数量226を処理数量236に加える。
このようにして、設備別に集計情報が生成され、集計情報DB23に格納される。なお、集計情報DB23に既に格納されている設備のレコードは、差分更新するようにしてもよい。
それから、設備状態判定部13は、設備状態情報を生成する(ステップS40)。具体的には、設備状態判定部13は、設備情報DB21に格納されている各設備の設備ID211及び設備名212に基づいて、設備別に、設備ID241及び設備名242を設定したレコードを生成し、設備状態DB24に格納する。
また、設備状態判定部13は、設備別に、稼働情報DB22から最新のレコード(終了日時225が設定されていないレコード)を特定し、特定したレコードの区分223を取得し、状態243として設定する。
また、設備状態判定部13は、設備別に、設備情報DB21の開始日時214及び点検周期(例えば、1年、6ヵ月など)216と、現在日時とに基づいて、前回の点検時期から次回の点検時期までの期間(今回の点検周期の期間)のうち経過した期間の割合を算出し、点検周期244として設定する。設備状態判定部13は、例えば、開始日時214から現在日時までの期間を点検周期で除した余りの期間を、経過期間として求めることができる。
また、設備状態判定部13は、設備別に、設備情報DB21の開始日時214及び耐用年数217と、現在日時とに基づいて、開始日時から耐用年数が満了するまでの期間のうち経過した期間の割合を算出し、耐用年数245として設定する。設備状態判定部13は、例えば、開始日時214から現在日時までの期間を経過した期間として求める。
また、設備状態判定部13は、設備別に、設備情報DB21の最大処理数量218と、集計情報DB23の処理数量236とに基づいて、所定期間における最大処理数量に対する処理数量の割合を算出し、最大処理数量246として設定する。
また、設備状態判定部13は、設備別に、設備情報DB21の連続運転時間219と、集計情報DB23の連続運転時間235とに基づいて、最大連続運転時間に対する最新の連続運転時間の割合を算出し、連続運転時間247として設定する。
また、設備状態判定部13は、設備別に、集計情報DB23の累積稼働時間233及び累積停止時間234に基づいて、稼働率を算出し、稼働率248として設定する。設備状態判定部13は、例えば、累積稼働時間を、累積稼働時間と累積停止時間の合計値で除することにより、稼働率を求める。
また、設備状態判定部13は、上述のように設定された各項目(状態243、点検周期244、耐用年数245、最大処理数量246、連続運転時間247、稼働率248)について、所定基準を満たすか否かを判定する。例えば、所定基準は、項目が正常であると判定するための基準である。なお、上述の所定基準は、設備状態判定部13が入力装置等を介してユーザーから受け付けるようにしてもよい。
例えば、状態243に関する所定基準は、「稼働中」である。すなわち、設備状態判定部13は、稼働中である場合には正常と判定し、稼働中でない場合には正常でないと判定する。また、例えば、点検周期244に関する所定基準は、「90%未満」等の割合である。すなわち、設備状態判定部13は、点検期間のうち経過期間の割合が90%未満である場合には正常と判定し、90%以上の場合には正常でないと判定する。
また、例えば、耐用年数245に関する所定基準は、「90%未満」等の割合である。すなわち、設備状態判定部13は、耐用年数のうち経過期間の割合が90%未満である場合には正常と判定し、90%以上の場合には正常でないと判定する。また、例えば、最大処理数量246に関する所定基準は、「90%未満」等の割合である。すなわち、設備状態判定部13は、最大処理数量に対する処理数量の割合が90%未満である場合には正常と判定し、90%以上の場合には正常でないと判定する。
また、例えば、連続運転時間247に関する所定基準は、「90%未満」等の割合である。すなわち、設備状態判定部13は、最大連続運転時間に対する連続運転時間の割合が90%未満である場合には正常と判定し、90%以上の場合には正常でないと判定する。また、例えば、稼働率248に関する所定基準は、「90%未満」等の割合である。すなわち、設備状態判定部13は、稼働率が90%未満である場合には正常と判定し、90%以上の場合には正常でないと判定する。
また、設備状態判定部13は、設備別に、上述のように各項目について判定した結果から、正常でないと判定した項目を特定する。正常でない項目が1つある場合は、設備状態判定部13は、当該項目を示す情報を特記249に設定する。正常でない項目が複数ある場合は、設備状態判定部13は、これらの項目のうち所定規則により選択した1つ以上の項目を特記249に設定する。所定規則としては、例えば、予め定めた項目間の優先度に従って優先度が高い順に1つ以上を選択すればよい。正常でない項目が存在しない場合は、設備状態判定部13は、特記249には設定を行わない。もちろん、正常でない項目が存在しない場合も、設備状態判定部13は、上述のような所定規則により選択した1つ以上の項目を特記249に設定してもよい。なお、上述の所定規則は、設備状態判定部13が入力装置等を介してユーザーから受け付けるようにしてもよい。
このようにして、設備別に設備状態情報が生成され、設備状態DB24に格納される。なお、設備状態DB24に既に格納されている設備のレコードは、差分更新するようにしてもよい。
それから、出力部14は、各設備の状態を表す画面を出力する(ステップS50)。具体的には、出力部14は、設備状態DB24に格納されている各設備のレコードに基づいて、設備状態画面を表示するための画面情報を生成し、通信回線3を介して表示装置2に出力し、表示させる。
図7は、設備状態画面の一例を示す図である。設備状態画面500は、各設備の状態を表示する第一領域510と、選択された設備の状態を表示する第二領域520とを含む。第一領域510には、設備ごとに、状態511、設備ID512、点検513、耐用514、数量515、連続516、稼働率517、特記518等が対応付けて表示される。
出力部14は、設備別に、設備状態DB24の状態243、設備ID241、点検周期244、耐用年数245、最大処理数量246、連続運転時間247、稼働率248、及び特記249に基づいて、第一領域510の状態511、設備ID512、点検513、耐用514、数量515、連続516、稼働率517、及び特記518を表示させる。図7の例では、状態511には、設備の状態に応じた図形が表示されている。符号513〜517に示す項目には、各項目の割合が、図形として表示されている。なお、割合はバーで示されており、所定範囲ごとに色が異なっている(例えば、0〜50%、50〜80%、80〜100%)。特記518には、特記249に設定されている項目を示す情報と、当該項目の割合とが、文字情報で表示されている。
また、出力部14は、特記249が設定されている設備が1つある場合には、当該設備の所定項目(例えば、設備ID)を、第二領域520に表示させる。また、特記249が設定されている設備が複数ある場合には、出力部14は、これらの設備のうち所定規則により選択した1つの設備の所定項目(例えば、設備ID)を、第二領域520に表示させる。所定規則としては、例えば、予め定めた設備間の優先度に従って優先度が高い順に1つ以上を選択すればよい。特記249が設定されている設備がない場合は、出力部14は、第二領域520への表示を行わない。もちろん、特記249が設定されている設備がない場合も、出力部14は、上述のような所定規則により選択した1つ以上の項目を第二領域520に表示してもよい。第二領域520に表示内容の全てを同時に表示できない場合には、例えばスクロール表示などしてもよい。なお、上述の所定規則は、出力部14が入力装置等を介してユーザーから受け付けるようにしてもよい。
なお、出力部14は、例えば、上述のように設備状態判定部13により正常でないと判定された項目(状態243、点検周期244、耐用年数245、最大処理数量246、連続運転時間247、又は稼働率248)については、第一領域510の対応する項目(状態511、点検513、耐用514、数量515、連続516、又は稼働率517)を強調表示させる等してもよい。
設備状態画面の態様は、図7の例に限られない。図8は、設備状態画面の一例を示す図である。設備状態画面600は、各設備の状態を表示する第一領域610と、選択された設備の状態を表示する第二領域620とを含む。第二領域620は、図7の第二領域520と同様であるので説明を省略する。
第一領域610には、各設備を表す図形611が表示されている。各図形611内には、設備ID612、特記613等が表示される。また、図形611の色は、設備の状態に応じて変化する。色に加えて又は替えて、設備の状態に応じて図形611の形状を変化させてもよい。関係する設備(例えば、同じラインの別工程をそれぞれ担当する設備)の図形611は、それらの関係が認識できるように配列や図形により関係付けられて表示される。図8の例では、縦に並ぶ3つの設備が関係しており、それらの図形611は矢印で関係付けられている。
出力部14は、設備状態DB24に格納されている各レコードの設備ID241と、記憶部20に格納されている各設備の関係を示す情報とに基づいて、第一領域610に、各設備に対応する図形611を配列し、表示させる。また、出力部14は、第一領域610に、関係する各設備の図形611を関係づける矢印等の図形を表示させる。各設備の関係を示す情報は、出力部14が入力装置等を介してユーザーから受け付けて記憶部20に格納するようにしてもよいし、設備情報取得部11が設備管理システム5又は生産管理システム6から取得して記憶部20に格納するようにしてもよい。
また、出力部14は、設備状態DB24の設備ID241に基づいて、第一領域610の図形611内の設備ID612を表示させる。また、出力部14は、設備状態DB24の特記249に基づいて、第一領域510の図形611内の特記613を表示させる。また、出力部14は、設備状態DB24の状態243に基づいて、第一領域610の図形611の色等の態様を変化させる。
なお、出力部14は、例えば、設備状態画面500と設備状態画面600を所定のタイミングで交互に切り替えて表示させる(第一領域510と第一領域610を切り替えて表示させることに等しい)ようにしてもよい。
また、出力部14は、例えば、通常は設備状態画面500を表示しておき、設備状態画面500上で、入力装置等を介してユーザーから、いずれかの設備ID512の選択を受けつけた場合に、当該選択された設備と当該設備に関係する設備とについての情報を第一領域610に含めた設備状態画面600を表示させるようにしてもよい。
また、例えば、出力部14は、通常は設備状態画面600を表示しておき、設備状態画面600上で、入力装置等を介してユーザーから、図形611の選択を受けつけた場合に、当該選択された設備(又は当該選択された設備と当該設備に関係する設備)についての情報を第一領域510に含めた設備状態画面500を表示させるようにしてもよい。
出力部14は、上述のように設備状態画面を出力し、図6に示すフローチャートを終了する。
上述した保全支援装置1は、例えば図9(保全支援装置を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図)に示すようなコンピュータ90により実現することができる。
コンピュータ90は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置91と、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置92と、フラッシュROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置93と、通信回線と接続する通信I/F(I/F:インターフェイス)94と、DVD(Digital Versatile Disk)等の持ち運び可能な記憶媒体に対する情報の読み書きを行う読み書き装置95と、キーボードやマウスなどの入力装置96と、液晶ディスプレイなどの表示装置97とを有する。
コンピュータ90が保全支援装置1として機能する場合、設備情報取得部11、稼働情報取得部12、設備状態判定部13、及び出力部14は、例えば、演算装置91が、補助記憶装置93に記憶されている所定のプログラムを主記憶装置92にロードして実行することで実現できる。記憶部20は、例えば、主記憶装置92又は補助記憶装置93により実現できる。記憶部20の一部又は全部は、例えば、通信I/F94を介して接続される通信ネットワーク上のストレージ等により実現してもよい。上記の所定のプログラムは、例えば、通信ネットワーク上の他のサーバにダウンロード可能な状態で格納したり、DVDなどの持ち運び可能な記憶媒体に格納したりすることで流通させ、保全支援装置1にインストールすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、設備の状態をより正確に把握し、より適切な時期に保全が行えるように支援することができる。
例えば、本実施形態では、周期的に設備情報や稼働情報を収集し、これらの情報に基づいて、各設備の状態を示す情報を生成し、出力している。また、例えば、本実施形態では、設備別に、その設備の状態(次の点検時期までの期間、耐用年数満了までの期間、最大処理数量までの残量、最大連続運転時間までの残時間、稼働率等)が表示される。これにより、ユーザーは、設備別に状態を正確に把握し、保全をいつ実行すべきかなどを判断することができる。
また、例えば、本実施形態では、設備別に、所定規則で選択された項目が特記として表示される。これにより、ユーザーは、保全をいつ実行すべきかなどをより正確に判断することができる。また、例えば、本実施形態では、複数の設備に特記項目がある場合には、所定規則で選択された設備の所定項目が表示されるこれにより、どの設備に注意を向けるべきかを判断することができる。
また、例えば、本実施形態では、設備の関係が、配列や図形により関係付けられて表示される。これにより、ユーザーは、個々の設備だけでなく、関係する設備の状態等も考慮しながら、各設備の保全をいつ実行すべきかなどを判断することができる。
なお、上記の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。
例えば、図示した設備情報、稼働情報、集計情報、及び設備状態情報のデータ構造は、一例であり、本願発明の目的が達成できれば、図示した構造に限定されない。例えば、設備情報、稼働情報、集計情報、及び設備状態情報は、図示した全ての項目を含んでいることが必須ではなく、少なくとも二つ以上の項目が含まれていればよい。また、上記の実施形態では、設備情報及び稼働情報の収集先は、設備管理システム5及び生産管理システム6であるが、同様の情報を収集できるのであれば収集先のシステムは上記システムに限定されない。
また、例えば、図示したフローチャートにおける処理単位は、保全支援装置1の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。保全支援装置1の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、フローの処理順序も、本願発明の目的を達成することができる限り、図示した例に限定されない。
また、例えば、上記の図1に示す保全支援装置1の構成は、その構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。保全支援装置1の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
また、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
なお、本発明は、工場における保全管理に限られず、様々な現場での保全管理にも適用することができる。
1:保全支援装置
2:表示装置
3:通信回線
5:設備管理システム
6:生産管理システム
11:設備情報取得部
12:稼働情報取得部
13:設備状態判定部
14:出力部
20:記憶部
21:設備情報DB
22:稼働情報DB
23:集計情報DB
24:設備状態DB
90:コンピュータ
91:演算装置
92:主記憶装置
93:補助記憶装置
94:通信I/F
95:読み書き装置
96:入力装置
97:表示装置
211:設備ID
212:設備名
213:工程
214:開始日時
215:終了日時
216:点検周期
217:耐用年数
218:最大処理数量
219:連続運転時間
221:設備ID
222:設備名
223:区分
224:開始日時
225:終了日時
226:処理数量
231:設備ID
232:設備名
233:累積稼働時間
234:累積停止時間
235:連続運転時間
236:処理数量
241:設備ID
242:設備名
243:状態
244:点検周期
245:耐用年数
246:最大処理数量
247:連続運転時間
248:稼働率
249:特記
500:設備状態画面
510:第一領域
511:状態
512:設備ID
513:点検
514:耐用
515:数量
516:連続
517:稼働率
518:特記
520:第二領域
600:設備状態画面
610:第一領域
611:図形
612:設備ID
613:特記
620:第二領域

Claims (11)

  1. 設備の保全を支援する保全支援装置であって、
    前記設備の設備情報を取得する設備情報取得部と、
    前記設備の稼働情報を取得する稼働情報取得部と、
    前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する設備状態判定部と、
    前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する出力部と
    を備える保全支援装置。
  2. 請求項1に記載の保全支援装置であって、
    前記稼働情報取得部は、前記稼働情報を集計した集計情報を生成し、
    前記設備状態判定部は、前記設備情報、前記稼働情報、及び前記集計情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する
    を備える保全支援装置。
  3. 請求項2に記載の保全支援装置であって、
    前記設備状態判定部は、前記設備状態情報として、前記設備について、稼働状態、点検周期の期間に対する経過期間の割合、耐用年数に対する経過期間の割合、最大処理数量に対する処理数量の割合、最大連続運転時間に対する連続運転時間の割合、及び稼働率、の少なくとも二つ以上の項目を生成し、
    前記出力部は、前記設備について、前記項目を表す画面を出力する、
    保全支援装置。
  4. 請求項3に記載の保全支援装置であって、
    前記設備状態判定部は、前記項目ごとに、当該項目が所定基準を満たすか否かを判定し、前記設備状態情報として、前記所定基準を満たさない項目を示す特記項目を生成し、
    前記出力部は、前記設備について、前記特記項目を表す前記画面を出力する
    保全支援装置。
  5. 請求項4に記載の保全支援装置であって、
    前記設備は、複数存在し、
    前記画面は、第一領域と、第二領域とを備え、
    前記出力部は、前記第一領域に、前記設備ごとに前記項目および前記特記項目を対応付けて表し、前記第二領域に、前記第一領域に表した前記設備のうち、所定規則に従って選択した設備について当該設備を特定する情報を表す
    保全支援装置。
  6. 請求項4に記載の保全支援装置であって、
    前記設備は、複数存在し、また、前記複数の設備は、所定の関係を有しており、
    前記画面は、第一領域と、第二領域とを備え、
    前記出力部は、前記第一領域に、前記設備を表す図形を前記所定の関係に従って配列して表し、前記図形に前記特記項目を関連付けて表し、前記第二領域に、前記第一領域に表した前記設備のうち、所定規則に従って選択した設備について当該設備を特定する情報を表す
    保全支援装置。
  7. 請求項6に記載の保全支援装置であって、
    前記出力部は、前記図形に前記稼働状態を関連付けて表す
    保全支援装置。
  8. 請求項4に記載の保全支援装置であって、
    前記設備は、複数存在し、また、前記複数の設備は、所定の関係を有しており、
    前記画面は、第一領域と、第二領域とを備え、
    前記出力部は、
    前記第一領域に、前記設備ごとに前記項目および前記特記項目を対応付けて表した第一情報と、前記設備を表す図形を前記所定の関係に従って配列し、前記図形に前記特記項目を関連付けて表した第二情報とを、交互に切り替えて表示し、
    前記第二領域に、前記第一領域に表した前記設備のうち、所定規則に従って選択した設備について当該設備を特定する情報を表す
    保全支援装置。
  9. 請求項1〜8いずれか一項に記載の保全支援装置であって、
    通信ネットワークを介して、設備管理システム、及び生産管理システムと接続され、
    前記設備情報取得部は、前記設備管理システムから前記通信ネットワークを介して前記設備情報を取得し、
    前記稼働情報取得部は、前記生産管理システムから前記通信ネットワークを介して前記稼働情報を取得する
    保全支援装置。
  10. 設備の保全を支援する保全支援装置における保全支援方法であって、
    前記設備の設備情報を取得する工程と、
    前記設備の稼働情報を取得する工程と、
    前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する工程と、
    前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する工程と
    を含む保全支援方法。
  11. コンピュータを設備の保全を支援する保全支援装置として機能させるプログラムであって、
    前記設備の設備情報を取得する工程と、
    前記設備の稼働情報を取得する工程と、
    前記設備情報及び前記稼働情報に基づいて、前記設備の状態を示す設備状態情報を生成する工程と、
    前記設備状態情報に基づいて、前記設備の状態を出力する工程と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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