JP6194683B2 - アセット情報管理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
アセット情報管理装置、制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Description
図1は、実施形態1に係るアセット情報管理装置2000を例示するブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
再利用情報格納部2020は、アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する。
ポリシー取得部2040は、再利用ポリシーを取得する。再利用ポリシーは、アセットの再利用性の更新方法を示す情報である。例えば再利用ポリシーは、アセットごとにそのアセットの再利用性の更新方法を示す。その他にも例えば、再利用ポリシーは、関連する複数のアセットについて、それらのアセットの再利用性の更新方法をまとめて示す。その他にも例えば、再利用ポリシーが示す更新方法は、全てのアセットについて共通の方法でもよい。
再利用性更新部2060は、再利用ポリシーに基づいて、再利用情報格納部2020に格納されているアセット基本情報に対応付けられている再利用性を更新する。
アセット情報管理装置2000が有する各機能構成部は、例えば、個々に又は複数組み合わせられた状態で、少なくとも1つのハードウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、少なくとも1つのソフトウエア構成要素として実現される。その他にも例えば、各機能構成部は、ハードウエア構成要素とソフトウエア構成要素の組み合わせにより実現される。
図3は、実施形態1のアセット情報管理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS102において、ポリシー取得部2040は、再利用ポリシーを取得する。ステップS104において、再利用性更新部2060は、再利用情報格納部2020に格納されているアセット基本情報に対応付ける再利用性を更新する。
前述したように、アセットの再利用性は、そのアセットが再利用できる度合いを表す。例えばアセットの再利用性は、そのアセットについて、「再利用する際に改変が必要か否か」や「改変しても再利用できない構成要素があるか否か」などの情報を示す。また、アセットの再利用性は、そのアセットの構成要素それぞれについて、「再利用する際に改変が必要か否か」や「改変しても再利用できないか否か」などの情報を示してもよい。
アセット基本情報は、アセットに関する情報を示す。例えばアセット基本情報は、アセットの ID に対応付けて、アセットの属性を示す。アセットの属性は、例えばアセットの名称、アセットの種類、アセットの構築時点、又はアセットを構成する構成要素などを示す。
再利用ポリシーは、アセットの再利用性の更新方法を示す情報である。例えば再利用ポリシーは、アセットを特定する条件と、その条件に当てはまるアセットの更新方法を対応付けて示す。例えば、アセットを特定する条件は、アセットの ID やアセットの属性を用いて表される。具体的には、アセットを特定する条件は、「アセットの ID が所定の ID であること」、「アセットの名称が所定の文字列を含んでいること」、「アセットの種類が所定の種類であること」、又は「アセットが所定の構成要素を含んでいること」などの条件や、これらの条件の組み合わせなどで表される。また、この条件は、「アセットの ID が所定の ID でいないこと」のように否定の条件を表すものであってもよい。また、この条件は、「アセットの ID が所定の ID 群に含まれること」のように、アセットの ID や属性が満たすべき条件を、集合を用いて表してもよい。
<<プログラムとして実現した再利用ポリシー>>
if (($Asset.name has 'マニュアル')
and ($CrruentTime - $Asset.createTime > $Period1))
then $Asset.level = remanufacturing;
再利用性更新部2060がアセットの再利用性を更新する契機は様々である。例えば再利用性更新部2060は、ポリシー取得部2040によって新たな再利用ポリシーが取得されたことを契機として、アセットの再利用性を更新する。この場合、再利用性更新部2060は、新たな再利用ポリシーに基づいて、再利用性更新部2060に格納されているアセット基本情報に対応付ける再利用性を更新する。
以上の構成により、本実施形態のアセット情報管理装置2000によれば、再利用情報格納部2020に格納されているアセット基本情報に対応付けられる再利用性が、再利用ポリシーに基づいて更新される。ここで、アセットの再利用性は、時間の経過や環境の変化に伴って変化する場合がある。本実施形態によれば、時間の経過や環境の変化などを加味して作成した再利用ポリシーをアセット情報管理装置2000に与えることで、時間の経過や環境の変化などに応じて、アセット基本情報に対応付けられるアセットの再利用性が更新される。したがって、本実施形態のアセット情報管理装置2000によれば、アセットの再利用性が更新されない場合と比較し、アセットの利用者がアセットの再利用性をより正確に把握することができる。
図6は、実施形態2に係るアセット情報管理装置2000を例示するブロック図である。図6において、矢印は情報の流れを表している。また、図6において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
振分部2080は、再利用性更新部2060によって更新された再利用性に基づき、その再利用性に対応付けるアセット基本情報を、Reuse 格納部2022、Remanufacturing 格納部2024、又はRecycling 格納部2026に格納する。振分部2080は、更新された再利用性が、全ての構成要素を改変することなく再利用できることを示している場合のみ、その再利用性に対応付けるアセット基本情報を、Reuse 格納部2022に格納する。
図7は、実施形態2のアセット情報管理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。なお、ステップS102及びS104は、図3で示したステップS102及びS104と同様である。
本実施形態のアセット情報管理装置2000によれば、アセットの再利用性に基づいて、アセット基本情報の格納先が、Reuse 格納部2022、Remanufacturing 格納部2024、又はRecycling 格納部2026のいずれかに振り分けられる。こうすることにより、再利用情報格納部2020に格納されているアセット基本情報を検索する場合にかかる検索時間が短くなる。また、本実施形態によれば、どの格納部に格納されているかによってアセット基本情報に対応するアセットの再利用性が表されるため、アセットの再利用性を示す情報を格納部に格納する必要がない。その結果、格納部に格納される情報量が小さくなるため、格納部のリソースの利用効率が高くなる。
図8は、実施形態3に係るアセット情報管理装置2000を例示するブロック図である。図8において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図8において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
使用計画情報取得部2100は、使用計画情報を取得する。使用計画情報は、アセットを使用する計画を示す。例えば使用計画情報は、各アセットについて、そのアセットを利用して開発を行う頻度や、そのアセットを利用できる期間などを表す。
スクラッチ開発コスト取得部2120は、スクラッチ開発コストを取得する。スクラッチ開発コストは、あるアセットについて、そのアセットを再利用せずに開発を行う場合にかかるコストである。スクラッチ開発コストが表すコストは、例えば、アセットを再利用せずに開発を行う場合にかかる作業時間の実績値又は見積もり値などである。
再利用開発コスト取得部2140は、再利用開発コストを取得する。再利用開発コストは、あるアセットについて、そのアセットを再利用して開発を行う場合にかかるコストである。再利用開発コストが表すコストは、例えば、アセットを再利用して開発を行う場合にかかる作業時間の見積もり値である。
管理コスト取得部2160は、管理コストを取得する。管理コストは、あるアセットについて、そのアセットに関する情報をアセット情報管理装置2000で管理するためのコストである。例えば管理コストが表すコストは、アセットに関する情報(例:アセット基本情報)の構築にかかる作業時間である。また、この管理コストが表すコストには、アセット情報管理装置2000のメンテナンス作業にかかる作業時間を各アセットについて分割した時間(例:等分した時間)を含めてもよい。
アセット効果算出部2180は、あるアセットを利用することによる効果(アセット効果)を算出する。あるアセットに関するアセット効果は、そのアセットに関する情報をアセット情報管理装置2000によって管理することによって生じる効果である。アセット効果算出部2180は、あるアセットに関するアセット効果を、そのアセットの使用計画情報、そのアセットのスクラッチ開発コスト、そのアセットの再利用開発コスト、及びそのアセットの管理コストに基づいて算出する。
図10は、実施形態3のアセット情報管理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS302において、使用計画情報取得部2100は、使用計画情報を取得する。ステップS304において、スクラッチ開発コスト取得部2120は、スクラッチ開発コストを取得する。ステップS306において、再利用開発コスト取得部2140は、再利用開発コストを取得する。ステップS308において、管理コスト取得部2160は、管理コストを取得する。ステップS310において、アセット効果算出部2180は、使用計画情報、スクラッチ開発コスト、再利用開発コスト、及び管理コストに基づいて、アセット効果を算出する。
本実施形態のアセット情報管理装置2000によれば、アセット情報管理装置2000を用いてアセットに関する情報を管理することの効果であるアセット効果が算出される。アセットを管理する場合、アセットを管理することによるメリット(例:開発コストの削減)が、アセットを管理することによるデメリット(例:管理コスト)を上回る必要がある。本実施形態のアセット情報管理装置2000によれば、各アセットについて、そのアセットをアセット情報管理装置2000によって管理することの効果を任意のタイミングで算出することができる。その結果、アセット情報管理装置2000によってそのアセットを管理すべきか否かの判断や、そのアセットの使用計画を見直す判断を、容易かつ柔軟に行えるようになる。
図11は、実施形態4に係るアセット情報管理装置2000を例示するブロック図である。図11において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図11において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
検索情報取得部2200は、検索対象のアセットを特定する情報である検索情報を取得する。検索情報取得部2200が検索情報を取得する方法は様々である。例えば検索情報取得部2200は、外部の装置から入力される検索情報を取得する。その他にも例えば、検索情報取得部2200は、手動で入力される検索情報を取得する。さらに検索情報取得部2200は、外部の装置にアクセスして、検索情報を取得してもよい。
検索実行部2220は、再利用情報格納部2020に格納されているアセット基本情報の中から、検索情報取得部2200によって取得された検索情報によって特定されるアセット基本情報を特定する。さらに、再利用開発コスト取得部2140は、特定されたアセット基本情報に対応するアセットの再利用性を特定する。
本実施形態によれば、検索情報に基づいて、再利用情報格納部2020に格納されている検索対象のアセット基本情報、及びそのアセット基本情報に対応するアセットの再利用性が特定される。したがって、各アセットについて、そのアセットの再利用性がどの程度であるかを知ることができる。
図12は、実施形態5に係るアセット情報管理装置2000を例示するブロック図である。図12において、矢印は情報の流れを表している。さらに、図12において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
基本情報取得部2240は、アセット基本情報を取得する。
登録部2260は、基本情報取得部2240によって取得されたアセット基本情報に対応するアセットについて、そのアセットの再利用性を算出する。そして、その再利用性に対応付けて、そのアセット基本情報を再利用情報格納部2020に格納する。
<<プログラムとして実現した再利用性の算出方法>>
if (($Asset.name has '共通仕様書')
or ($Asset.name has '運用手順書'))
then $Asset.level = reuse;
本実施形態のアセット情報管理装置2000によれば、再利用情報格納部2020に格納されるアセット基本情報に対応付けるアセットの再利用性が算出され、その再利用性に対応付けたアセット基本情報が格納される。したがって、アセット情報管理装置2000の利用者は、再利用情報格納部2020に格納するアセット基本情報に対応するアセットについて、アセットの再利用性を別途算出する必要がない。よって、アセット情報管理装置2000の利便性が向上する。
1. アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する再利用情報格納部と、
前記アセットの再利用性の更新方法を示す再利用ポリシーを取得するポリシー取得部と、
前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する再利用性更新部と、
を有するアセット情報管理装置。
2. 前記再利用性更新部は、前記ポリシー取得部が新たな前記再利用ポリシーを取得したことを契機に、新たな前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
1.に記載のアセット情報管理装置。
3. 前記再利用ポリシーは、前記アセットの再利用性を更新する条件である更新条件と、その更新条件が満たされた場合における前記再利用性の更新方法とを対応付けて示し、
前記再利用性更新部は、前記更新条件が満たされた場合に、その更新条件に対応する前記更新方法に基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
1.又は2.に記載のアセット情報管理装置。
4. 前記再利用情報格納部は、
全ての構成要素を改変することなく再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Reuse 格納部と、
一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Remanufacturing 格納部と、
一部の構成要素は改変しても再利用できない前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Recycling 格納部と、
を有し、
当該アセット情報管理装置は、振分部を有し、
前記振り分け部は、
前記再利用性更新部によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、全ての構成要素を改変することなく再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Reuse 格納部に格納し、
前記再利用性更新部によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Remanufacturing 格納部に格納し、
一部の構成要素は改変しても再利用できないことを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Recycling 格納部に格納する、
1.乃至3.何れか一項に記載のアセット情報管理装置。
5. 前記アセットを使用する計画を示す使用計画情報を取得する使用計画情報取得部と、
前記アセットを再利用せずに開発を行う場合にかかるコストであるスクラッチ開発コストを取得するスクラッチ開発コスト取得部と、
前記アセットを再利用して開発を行う場合にかかるコストである再利用開発コストを取得する再利用開発コスト取得部と、
前記アセットに関する情報を当該アセット処理装置で管理するためのコストである管理コストを取得する管理コスト取得部と、
前記アセットの前記使用計画情報、そのアセットの前記スクラッチ開発コスト、そのアセットの前記再利用開発コスト、及びそのアセットの前記管理コストに基づいて、そのアセットに関する情報を当該アセット情報管理装置によって管理することによる効果であるアセット効果を算出するアセット効果算出部と、
を有する1.乃至4.何れか一項に記載のアセット情報管理装置。
6. 検索対象の前記アセットを特定する情報である検索情報を取得する検索情報取得部と、
前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報のうち、前記検索情報によって特定される前記アセットに関する前記アセット基本情報と、そのアセット基本情報に対応する前記再利用性とを特定する検索実行部と、
を有する1.乃至5.いずれか一項に記載のアセット情報管理装置。
7. 前記アセット基本情報を取得する基本情報取得部と、
前記基本情報取得部によって取得された前記アセット基本情報に対応する前記アセットの前記再利用性を算出し、前記アセット基本情報を算出した前記再利用性に対応付けて前記再利用情報格納部に格納する登録部と、
を有する1.乃至6.何れか一項に記載のアセット情報管理装置。
8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
前記コンピュータは、アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する再利用情報格納部を有し、
当該制御方法は、
前記アセットの再利用性の更新方法を示す再利用ポリシーを取得するポリシー取得ステップと、
前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する再利用性更新ステップと、
を有する制御方法。
9. 前記再利用性更新ステップは、前記ポリシー取得ステップが新たな前記再利用ポリシーを取得したことを契機に、新たな前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
8.に記載の制御方法。
10. 前記再利用ポリシーは、前記アセットの再利用性を更新する条件である更新条件と、その更新条件が満たされた場合における前記再利用性の更新方法とを対応付けて示し、
前記再利用性更新ステップは、前記更新条件が満たされた場合に、その更新条件に対応する前記更新方法に基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
8.又は9.に記載の制御方法。
11. 前記再利用情報格納部は、
全ての構成要素を改変することなく再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Reuse 格納部と、
一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Remanufacturing 格納部と、
一部の構成要素は改変しても再利用できない前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Recycling 格納部と、
を有し、
当該制御方法は、振分ステップを有し、
前記振り分けステップは、
前記再利用性更新ステップによって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、全ての構成要素を改変することなく再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Reuse 格納部に格納し、
前記再利用性更新ステップによって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Remanufacturing 格納部に格納し、
前記再利用性更新ステップによって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変しても再利用できないことを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Recycling 格納部に格納する、
8.乃至10.何れか一項に記載の制御方法。
12. 前記アセットを使用する計画を示す使用計画情報を取得する使用計画情報取得ステップと、
前記アセットを再利用せずに開発を行う場合にかかるコストであるスクラッチ開発コストを取得するスクラッチ開発コスト取得ステップと、
前記アセットを再利用して開発を行う場合にかかるコストである再利用開発コストを取得する再利用開発コスト取得ステップと、
前記アセットに関する情報を当該アセット処理装置で管理するためのコストである管理コストを取得する管理コスト取得ステップと、
前記アセットの前記使用計画情報、そのアセットの前記スクラッチ開発コスト、そのアセットの前記再利用開発コスト、及びそのアセットの前記管理コストに基づいて、そのアセットに関する情報を当該制御方法によって管理することによる効果であるアセット効果を算出するアセット効果算出ステップと、
を有する8.乃至11.何れか一項に記載の制御方法。
13. 検索対象の前記アセットを特定する情報である検索情報を取得する検索情報取得ステップと、
前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報のうち、前記検索情報によって特定される前記アセットに関する前記アセット基本情報と、そのアセット基本情報に対応する前記再利用性とを特定する検索実行ステップと、
を有する8.乃至12.いずれか一項に記載の制御方法。
14. 前記アセット基本情報を取得する基本情報取得ステップと、
前記基本情報取得ステップによって取得された前記アセット基本情報に対応する前記アセットの前記再利用性を算出し、前記アセット基本情報を算出した前記再利用性に対応付けて前記再利用情報格納部に格納する登録ステップと、
を有する8.乃至13.何れか一項に記載の制御方法。
15. コンピュータにアセット情報管理装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
前記コンピュータは、アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する再利用情報格納部を有し、
当該プログラムは、前記コンピュータに、
前記アセットの再利用性の更新方法を示す再利用ポリシーを取得するポリシー取得機能と、
前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する再利用性更新機能と、
を持たせるプログラム。
16. 前記再利用性更新機能は、前記ポリシー取得機能が新たな前記再利用ポリシーを取得したことを契機に、新たな前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
15.に記載のプログラム。
17. 前記再利用ポリシーは、前記アセットの再利用性を更新する条件である更新条件と、その更新条件が満たされた場合における前記再利用性の更新方法とを対応付けて示し、
前記再利用性更新機能は、前記更新条件が満たされた場合に、その更新条件に対応する前記更新方法に基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
15.又は16.に記載のプログラム。
18. 前記再利用情報格納部は、
全ての構成要素を改変することなく再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Reuse 格納部と、
一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Remanufacturing 格納部と、
一部の構成要素は改変しても再利用できない前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Recycling 格納部と、
を有し、
当該プログラムは、振分機能を有し、
前記振り分け機能は、
前記再利用性更新機能によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、全ての構成要素を改変することなく再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Reuse 格納部に格納し、
前記再利用性更新機能によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Remanufacturing 格納部に格納し、
前記再利用性更新機能によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変しても再利用できないことを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Recycling 格納部に格納する、
15.乃至17.何れか一項に記載のプログラム。
19. 前記アセットを使用する計画を示す使用計画情報を取得する使用計画情報取得機能と、
前記アセットを再利用せずに開発を行う場合にかかるコストであるスクラッチ開発コストを取得するスクラッチ開発コスト取得機能と、
前記アセットを再利用して開発を行う場合にかかるコストである再利用開発コストを取得する再利用開発コスト取得機能と、
前記アセットに関する情報を当該アセット処理装置で管理するためのコストである管理コストを取得する管理コスト取得機能と、
前記アセットの前記使用計画情報、そのアセットの前記スクラッチ開発コスト、そのアセットの前記再利用開発コスト、及びそのアセットの前記管理コストに基づいて、そのアセットに関する情報を当該プログラムによって管理することによる効果であるアセット効果を算出するアセット効果算出機能と、
を有する15.乃至18.何れか一項に記載のプログラム。
20. 検索対象の前記アセットを特定する情報である検索情報を取得する検索情報取得機能と、
前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報のうち、前記検索情報によって特定される前記アセットに関する前記アセット基本情報と、そのアセット基本情報に対応する前記再利用性とを特定する検索実行機能と、
を有する15.乃至19.いずれか一項に記載のプログラム。
21. 前記アセット基本情報を取得する基本情報取得機能と、
前記基本情報取得機能によって取得された前記アセット基本情報に対応する前記アセットの前記再利用性を算出し、前記アセット基本情報を算出した前記再利用性に対応付けて前記再利用情報格納部に格納する登録機能と、
を有する15.乃至20.何れか一項に記載のプログラム。
202 アセット ID
204 属性
206 名称
208 種類
210 構築時点
212 工程
214 実績工数
216 構成要素
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージ
1220 アセット基本情報
1240 ポリシー取得モジュール
1260 再利用性更新モジュール
2000 アセット情報管理装置
2020 再利用情報格納部
2022 Reuse 格納部
2024 Remanufacturing 格納部
2026 Recycling 格納部
2040 ポリシー取得部
2060 再利用性更新部
2080 振分部
2100 使用計画情報取得部
2120 スクラッチ開発コスト取得部
2140 再利用開発コスト取得部
2160 管理コスト取得部
2180 アセット効果算出部
2200 検索情報取得部
2220 検索実行部
2240 基本情報取得部
2260 登録部
Claims (9)
- アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する再利用情報格納部と、
前記アセットの再利用性の更新方法を示す再利用ポリシーを取得するポリシー取得部と、
前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する再利用性更新部と、
を有するアセット情報管理装置。 - 前記再利用性更新部は、前記ポリシー取得部が新たな前記再利用ポリシーを取得したことを契機に、新たな前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
請求項1に記載のアセット情報管理装置。 - 前記再利用ポリシーは、前記アセットの再利用性を更新する条件である更新条件と、その更新条件が満たされた場合における前記再利用性の更新方法とを対応付けて示し、
前記再利用性更新部は、前記更新条件が満たされた場合に、その更新条件に対応する前記更新方法に基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する、
請求項1又は2に記載のアセット情報管理装置。 - 前記再利用情報格納部は、
全ての構成要素を改変することなく再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Reuse 格納部と、
一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できる前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Remanufacturing 格納部と、
一部の構成要素は改変しても再利用できない前記アセットに関するアセット基本情報を格納する Recycling 格納部と、
を有し、
当該アセット情報管理装置は、振分部を有し、
前記振分部は、
前記再利用性更新部によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、全ての構成要素を改変することなく再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Reuse 格納部に格納し、
前記再利用性更新部によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変することなく再利用でき、かつ前記一部を除く全ての構成要素は改変することで再利用できることを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Remanufacturing 格納部に格納し、
前記再利用性更新部によって更新された前記アセット基本情報に対応付ける前記再利用性が、一部の構成要素は改変しても再利用できないことを示している場合のみ、そのアセット基本情報を前記 Recycling 格納部に格納する、
請求項1乃至3何れか一項に記載のアセット情報管理装置。 - 前記アセットを使用する計画を示す使用計画情報を取得する使用計画情報取得部と、
前記アセットを再利用せずに開発を行う場合にかかるコストであるスクラッチ開発コストを取得するスクラッチ開発コスト取得部と、
前記アセットを再利用して開発を行う場合にかかるコストである再利用開発コストを取得する再利用開発コスト取得部と、
前記アセットに関する情報を当該アセット情報管理装置で管理するためのコストである管理コストを取得する管理コスト取得部と、
前記アセットの前記使用計画情報、そのアセットの前記スクラッチ開発コスト、そのアセットの前記再利用開発コスト、及びそのアセットの前記管理コストに基づいて、そのアセットに関する情報を当該アセット情報管理装置によって管理することによる効果であるアセット効果を算出するアセット効果算出部と、
を有する請求項1乃至4何れか一項に記載のアセット情報管理装置。 - 検索対象の前記アセットを特定する情報である検索情報を取得する検索情報取得部と、
前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報のうち、前記検索情報によって特定される前記アセットに関する前記アセット基本情報と、そのアセット基本情報に対応する前記再利用性とを特定する検索実行部と、
を有する請求項1乃至5いずれか一項に記載のアセット情報管理装置。 - 前記アセット基本情報を取得する基本情報取得部と、
前記基本情報取得部によって取得された前記アセット基本情報に対応する前記アセットの前記再利用性を算出し、前記アセット基本情報を算出した前記再利用性に対応付けて前記再利用情報格納部に格納する登録部と、
を有する請求項1乃至6何れか一項に記載のアセット情報管理装置。 - コンピュータによって実行される制御方法であって、
前記コンピュータは、アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する再利用情報格納部を有し、
当該制御方法は、
前記アセットの再利用性の更新方法を示す再利用ポリシーを取得するポリシー取得ステップと、
前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する再利用性更新ステップと、
を有する制御方法。 - コンピュータにアセット情報管理装置として動作する機能を持たせるプログラムであって、
前記コンピュータは、アセットに関する情報であるアセット基本情報を、そのアセットが再利用できる度合いを表す再利用性に対応付けて格納する再利用情報格納部を有し、
当該プログラムは、前記コンピュータに、
前記アセットの再利用性の更新方法を示す再利用ポリシーを取得するポリシー取得機能と、
前記再利用ポリシーに基づいて、前記再利用情報格納部に格納されている前記アセット基本情報に対応付けられている前記再利用性を更新する再利用性更新機能と、
を持たせるプログラム。
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