JP7262862B1 - 建物に備わる設備の価値を評価する方法、プログラム及び設備評価装置 - Google Patents
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Abstract
Description
設備管理DB21は、特定の建物に備わる設備に関する設備管理情報を検索可能に記憶する。1つの設備管理情報は、1つの設備に関する情報を含む。設備管理情報は、例えば図2Aに示すように、以下の情報の少なくとも一部を含む。
■個々の設備を識別する識別情報(設備ID)
■設備の種別を示す設備種別情報
設備の種別としては、例えば、昇降設備、電気設備、空調設備、給排水設備、ガス設備、塵埃処理設備、消火/排煙設備、避雷針設備などが挙げられる。
■設備の内容を示す設備内容情報
設備内容情報は、例えば、設備の名称、メーカ名、型式、仕様などの情報を含む。
■設備の導入日
設備の導入日は、例えば設備を新規に導入した日や、設備を新しいものに交換した日を示す。
■設備の導入や交換に要した費用
■設備を構成する部品に関する情報
設備を構成する部品に関する情報は、例えば後述する部品DB23に登録される部品ID(図3A)を含む。
■設備寿命
設備寿命は、設備を正常に使用可能な期間の目安を示す。設備の導入日から設備寿命に相当する期間が経過した日が、設備の交換を実施する日の目安となる。設備寿命は、例えばメーカから提供される標準的な寿命に関する情報や、実際に使用された同じ型式の設備の平均的な寿命などに基づいて設定される。
■維持管理業務に関する情報
維持管理業務に関する情報は、設備を維持するために実施される業務(維持管理業務)関する情報であり、例えば後述する設備業務DB22に登録される業務ID(図2B)を含む。
設備業務DB22は、設備の維持管理業務に関する維持管理業務情報を検索可能に記憶する。1つの維持管理業務情報は、1つの維持管理業務に関する情報を含む。維持管理業務情報は、例えば図2Bに示すように、以下の情報の少なくとも一部を含む。
■個々の維持管理業務を識別する識別情報(業務ID)
■維持管理業務の種別を示す業務種別情報
維持管理業務の種別としては、例えば、特定の設備(特定の種別に属する設備、特定の型式の設備など)について行われる点検業務、部品交換業務、改修業務などが挙げられる。
■維持管理業務の内容を示す業務内容情報
業務内容情報は、例えば、業務の名称、業務の手順に関する情報、点検業務や部品交換業務の対象となる部品の情報(部品ID)などを含む。
■維持管理業務の実施に要する標準的な費用
維持管理業務の実施に要する標準的な費用としては、例えば、点検業務や調整業務における標準的な作業費、部品交換業務における標準的な作業費及び交換用部品代、改修作業における標準的な作業費及び改修用資材費などが挙げられる。
部品DB23は、設備を構成する部品(特に維持管理業務で交換され得る部品)に関する部品情報を検索可能に記憶する。1つの部品情報は、1つの部品に関する情報を含む。部品情報は、例えば図3Aに示すように、以下の情報の少なくとも一部を含む。
■個々の部品を識別する識別情報(部品ID)
■部品の種別を示す部品種別情報
部品の種別としては、例えば、機械部品である場合の機械構成要素の分類、電気回路部品である場合の回路構成要素の分類、部品が使用される設備に関する情報(設備の種別、設備の型式)、部品が使用される設備の部位に関する情報などが挙げられる。
■部品の内容を示す部品内容情報
部品内容情報は、例えば、部品の名称、メーカ名、型式、仕様などの情報を含む。
■部品寿命
部品寿命は、部品が正常に使用可能な期間の目安を示す。部品寿命は、例えば、メーカから提供される標準的な寿命に関する情報や、実際に使用された同じ型式の部品の平均的な寿命などに基づいて設定される。
■部品の価格
部品の価格は、例えば部品の標準的な単価を示す。
■部品の入手が可能であるか否かを示す入手可能性情報
入手可能性情報は、メーカによる部品の製造が中止されたことや、部品のストックが枯渇したことなどにより、部品の入手が不可能になったか否かを示す。
業務記録DB24は、特定の設備について実施された維持管理業務の記録に関する業務記録情報を検索可能に記憶する。1つの業務記録情報は、特定の建物に備わる1つの設備について1つの維持管理業務が1回実施された場合における、その実施された維持管理業務の内容や実施結果などの情報を含む。業務記録情報は、例えば図3Bに示すように、以下の情報の少なくとも一部を含む。
■維持管理業務が実施された設備の識別情報(設備ID)
■実施された業務の内容に関する情報
実施された業務の内容に関する情報は、例えば、設備業務DB22に登録された業務IDを含む。設備業務DB22に登録されていない業務が実施された場合、この業務内容に関する情報は、維持管理業務情報(図2B)の業務内容情報に相当する情報を含んでもよい。
■維持管理業務が実施された日に関する情報
維持管理業務が実施された日に関する情報は、例えば、維持管理業務が実施された年月日の情報を含んでもよいし、その年月日における年と月の情報のみ若しくは年の情報のみでもよい。以下、「維持管理業務が実施された日に関する情報」を「第1情報」と記す場合がある。
■維持管理業務の実施結果に関する情報
維持管理業務の実施結果に関する情報は、維持管理業務によって更新された設備の状態に関する情報を含む。以下、「維持管理業務によって更新された設備の状態に関する情報」を「第2情報」と記す場合がある。例えば第2情報は、次のような情報を含んでよい。
<点検業務の場合>
点検により確認された設備の劣化度合いを示す劣化度合い情報(計測器によって得られた測定値、設備の計器が示す数値、目視で確認された点検対象物の数量など)
<部品交換業務の場合>
交換された部品に関する交換部品情報(部品の型番、数量など)
<設備に含まれる機器の調整業務の場合>
設備に含まれる機器の調整により確認された設備の劣化度合いを示す劣化度合い情報(測定器や設備の計器によって得られた機器の調整値、目視で確認された調整対象物の数量など)
<改修業務の場合>
改修の内容に関する改修情報(改修により更新された設備の状態を示す数値など)
■維持管理業務の実施に要した費用
維持管理業務の実施に要した費用としては、例えば、点検業務や調整業務における作業費、部品交換業務における作業費及び交換用部品代、改修作業における作業費及び改修用資材費などが挙げられる。なお、維持管理業務の実施に要した費用は、維持管理業務情報(図2B)における「維持管理業務の実施に要する標準的な費用」と同じ場合、省略されてもよい。
設備評価DB25は、設備の価値の評価基準に関する評価基準情報を検索可能に記憶する。1つの評価基準情報は、1つの設備についての評価基準に関する情報を含む。評価基準情報は、例えば図3Cに示すように、以下の情報を含む。
■評価の対象となる設備の識別情報(設備ID)
■価値決定規則
価値決定規則は、業務記録情報(図3B)などから与えられた情報を用いて、1つの設備の価値を表す数値(評価値)を決定する規則である。価値決定規則は、与えられたパラメータ(業務記録情報に含まれる情報など)に応じて評価値を導き出す関数であってもよい。
設備評価装置1の処理部13は、ユーザ端末装置3からの要求に応じて、特定の建物に備わる1つの設備の設備管理情報を設備管理DB21から取得する。
設備評価装置1の処理部13は、設備管理DB21から取得した設備管理情報に含まれる設備IDに基づいて、1つの設備の評価基準情報を設備評価DB25から取得する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST105で取得した評価基準情報の価値決定規則に従って、1つの設備の評価値を決定するために用いられる情報(以下、「価値決定用パラメータ」と記す場合がある。)を、業務記録DB24に記憶される当該1つの設備の業務記録情報から取得する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST110において維持管理業務ごとに業務記録情報から取得した情報(価値決定用パラメータ)を、ステップST105において取得した評価基準情報の価値決定規則に適用することにより、1つの設備の価値を表す評価値を取得する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST100~ST115において1つの設備についての評価値を取得すると、他に評価値を取得すべき設備があれば、その設備についてステップST100~ST115の処理を再度実行し、評価値を取得する。
設備評価装置1の処理部13は、特定の建物に備わる全ての設備について評価値を取得すると、取得したそれらの評価値に基づいて、特定の建物に備わる全ての設備の価値を表す総合評価値取得する。例えば処理部13は、全ての設備における評価値の合計や平均を総合評価値として取得してもよい。あるいは、処理部13は、全ての設備における評価値に対して設備の導入費用(図2A)に比例した重み係数を乗じて得られる重み付け評価値について、その合計や平均を総合評価値として取得してもよい。後者の場合、設備の経済的な価値に近い総合評価値が得られ易くなる。
設備評価装置1の処理部13は、各設備の評価値と設備全体の総合評価値を取得すると、それらの評価結果をユーザ端末装置3に送信し、ユーザ端末装置3の画面において表示させる。図5は、設備の価値の評価結果を表示するユーザ端末装置3の画面の一例を示す図である。図5に示す画面Aでは、各設備(昇降設備、電気設備、給排水設備、空調設備、ガス設備、消火/排煙設備)について取得された評価値の棒グラフと、設備全体の総合評価値が表されている。
上述した実施形態では、業務記録情報(図3B)に含まれる「維持管理業務の実施日に関する情報」(第1情報)を価値決定用パラメータとして業務記録情報から取得し、この価値決定用パラメータを価値決定規則に適用することにより設備の評価値を取得する例を挙げたが、本実施形態はこの例に限定されない。例えば、少なくとも一部の設備の価値決定規則は、業務記録情報(図3B)に含まれる「維持管理業務の実施日に関する情報」(第1情報)と「維持管理業務の実施により更新された設備の状態に関する情報」(第2情報)とをそれぞれ価値決定用パラメータとする規則でもよい。
設備の価値は、その設備の使用可能期間に応じて異なる。すなわち、同一の設備であっても、使用可能期間が長ければ価値が高く、使用可能期間が短ければ価値が低い。従って、少なくとも一部の設備の価値決定規則は、設備の使用可能期間に応じて設備の価値を決定する規則でもよい。
第1規則は、1つの設備について実施され得る少なくとも1つの維持管理業務の「実施後経過期間」、「実施回数」及び「実施頻度」の少なくとも1つと、当該1つの設備について実施され得る少なくとも1つの維持管理業務により更新された当該1つの設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備が使用可能であると推定される使用可能期間を決定する。
また、第1規則は、改修業務によって設備に施された改修の内容に関する「改修情報」(第2情報)に応じて、改修の回数が少ないほど使用可能期間を短くする規定や、最後の改修からの経過日数が多いほど使用可能期間を短くする規定などを含んでもよい。
また、第1規則は、部品交換業務によって交換された設備の部品に関する「交換部品情報」(第2情報)に応じて、部品の交換の回数が少ないほど使用可能期間を短くする規定や、最後の部品の交換からの経過日数が多いほど使用可能期間を短くする規定などを含んでもよい。
まず設備評価装置1の処理部13は、1つの設備の価値決定規則に含まれる第1規則に応じて、当該1つの設備の使用可能期間を決定するために用いられる情報(価値決定パラメータ)を、ステップST110(図4)で取得した当該1つの設備の業務記録情報(図3B)から抽出する。例えば処理部13は、業務記録情報(図3B)に含まれる「維持管理業務の実施日に関する情報」(第1情報)と「維持管理業務の実施により更新された設備の状態に関する情報」(第2情報)を抽出する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST200において1つの設備の業務記録情報(図3B)から抽出した情報(第1情報及び第2情報)を、当該1つの設備の第1規則に適用することにより、当該1つの設備の使用可能期間を取得する。
例えば処理部13は、ステップST200において抽出した「劣化度合い情報」(第2情報)を第1規則に適用することにより、設備の劣化度合いが高いほど短い使用可能期間を取得してもよい。
また処理部13は、ステップST200において抽出した「改修情報」(第2情報)を第1規則に適用することにより、改修の回数が少ないほど短い使用可能期間を取得してもよいし、最後の改修からの経過日数が多いほど短い使用可能期間を取得してもよい。
また処理部13は、ステップST200において抽出した「交換部品報」(第2情報)を第1規則に適用することにより、部品の交換の回数が少ないほど短い使用可能期間を取得してもよいし、最後の部品交換からの経過日数が多いほど短い使用可能期間を取得してもよい。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST205において1つの設備について取得した使用可能期間を、評価基準情報に含まれる当該1つの設備の第2規則に適用することにより、当該1つの設備についての評価値を取得する。
設備の評価値を設備の経済的(金銭的)な価値に近づけるためには、設備の費用(設備の導入や交換に要した費用)に応じた評価値を決定する規定を価値決定規則に含める必要がある。そこで、本変形例では、使用可能期間に基づいて評価値を決定する第2規則が、設備導入費用(設備の導入に要した費用)に応じた評価値を決定する規定を含む。すなわち、第2規則は、1つの設備について決定された使用可能期間に基づいて、当該1つの設備の平均的な設備寿命に対する使用期間割合と、当該1つの設備の導入に要した設備導入費用とに応じた評価値を決定する規定を含む。
上述した第3変形例において、第2規則は、使用可能期間に基づいて評価値を決定する第2規則が、設備導入費用に応じた評価値を決定する規定を含んでいる。しかしながら、設備にかかる費用は導入時の費用だけでなく、導入後の維持管理業務の費用も存在する。そこで、本変形例では、使用可能期間に基づいて評価値を決定する第2規則が、設備導入費用に応じた評価値を決定する規定に加えて、設備の維持管理に要した維持管理費用に応じた評価値を決定する規定を含む。すなわち、第2規則は、1つの設備について決定された使用可能期間に基づいて、当該1つの設備の平均的な設備寿命に対する使用期間割合と、当該1つの設備の導入に要した設備導入費用と、当該1つの設備の維持管理に要した維持管理費用とに応じた評価値を決定する規定を含む。
設備の維持管理業務として消耗部品などの部品交換業務が実施される場合、メーカによる部品の製造の中止やストック部品の枯渇などによって部品の入手が不可能になると、部品交換業務が行えなくなり、設備全体を交換せざるを得なくなることがある。そこで、本変形例では、使用可能期間を決定する第1規則が、部品情報(図3A)に含まれる入手可能性情報に応じて、設備の使用可能期間に上限を設定する規定を含む。すなわち、第1規則は、部品交換業務によって交換され得る部品の中に、部品情報(図3A)の入手可能性情報において入手が不可能であることが示された部品がある場合、部品情報(図3A)に含まれる当該部品の平均的な部品寿命と、業務記録情報(図3B)に含まれる当該部品の使用開始時期(最後に実施された部品交換業務の実施日)とに応じて、設備の使用可能期間の上限を定める規定を含む。
設備評価装置1の処理部13は、1つの設備において実施され得る維持管理業務のうち、部品の交換を行う部品交換業務を設備業務DB22の業務記録情報(図3B)において検索する。また処理部13は、この検索により見つかった部品交換業務の業務記録情報から、交換対象の部品の情報(部品IDなど)を取得する。そして処理部13は、交換対象の部品の入手可能性情報を部品情報(図3A)から取得し、入手可能性情報において部品の入手が不可能であることが示されているか否かを判定する。処理部13は、全ての部品の入手が可能と判定した場合(ST215のNo)、既に説明したステップST240に移行し、入手の不可能な部品があると判定した場合は(ST215のYes)、ステップST220に移行する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST215において入手が不可能と判定した部品の平均的な部品寿命を部品情報(図3A)から取得するとともに、その部品の使用開始時期(最後に実施された部品交換業務の実施日)を業務記録情報(図3B)から取得する。処理部13は、入手不可能な部品の部品寿命と使用開始時期とに基づいて、設備の使用可能期間の上限を設定する。例えば処理部13は、使用開始時期から部品寿命に相当する期間が経過した日(月又は年でもよい)を使用可能期間の上限として設定する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST205で取得した使用可能期間が、ステップST220で設定した少なくとも1つの使用可能期間の上限を超えているか判定する。処理部13は、ステップST205で取得した使用可能期間がいずれの上限も超えない場合(ST225のNo)、既に説明したステップST240に移行し、ステップST205で取得した使用可能期間が少なくとも1つの上限を超える場合は、ステップST230に移行する。
設備評価装置1の処理部13は、ステップST220において設定したいずれの上限も超えないように、ステップST205において取得した使用可能期間を調整する。例えば、処理部13は、使用可能期間の最後の日(月、年でもよい)が、ステップST220において設定した現時点に最も近い上限の日(月又は年でもよい)と等しくなるように、使用可能期間を調整する。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行する方法であって、
前記設備評価装置は、1以上の記憶装置にアクセス可能であり、
1以上の前記記憶装置は、
特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について実施された1以上の維持管理業務の記録に関する業務記録情報と、
各前記設備について予め定められた前記価値の評価基準に関する評価基準情報と
を記憶し、
1つの前記維持管理業務についての前記業務記録情報は、当該1つの前記維持管理業務が実施された日に関する第1情報を含み、
1つの前記設備についての前記評価基準情報は、当該1つの前記設備の前記価値を表す評価値を決定する価値決定規則を含み、
1つの前記設備の前記価値決定規則は、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の実施後の経過期間、実施回数及び実施頻度の少なくとも1つに基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定し、
前記設備評価装置が、特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について、1以上の前記維持管理業務の前記業務記録情報に含まれる前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記価値決定規則に適用することにより、各前記設備の前記評価値を取得する第1工程を有する
方法。
[付記2]
少なくとも一部の前記業務記録情報は、前記維持管理業務の実施により更新された前記設備の状態に関する第2情報を含み、
少なくとも一部の前記価値決定規則は、1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の前記実施後の経過期間、前記実施回数及び前記実施頻度の少なくとも1つと、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務により更新された当該1つの前記設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定し、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記第1情報及び前記第2情報を、前記評価基準情報に含まれる前記価値決定規則に適用することにより、前記評価値を取得することを含む、
付記1に記載の方法。
[付記3]
少なくとも一部の前記価値決定規則は、
1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の前記実施後の経過期間、前記実施回数及び前記実施頻度の少なくとも1つと、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務により更新された当該1つの前記設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備が使用可能であると推定される使用可能期間を決定する第1規則と、
当該1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定する第2規則とを含み、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記第1情報及び前記第2情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記使用可能期間を取得することと、
当該少なくとも一部の前記設備について、取得した前記使用可能期間を、前記評価基準情報に含まれる前記第2規則に適用することにより、前記評価値を取得することとを含む、
付記2に記載の方法。
[付記4]
少なくとも一部の前記第2情報は、
点検業務によって判明した前記設備の劣化度合いを示す劣化度合い情報と、
改修業務によって前記設備に施された改修の内容に関する改修情報と、
部品交換業務によって交換された前記設備の部品に関する交換部品情報と
のいずれかであり、
少なくとも一部の前記第1規則は、
前記劣化度合い情報に応じて、前記劣化度合いが高いほど前記使用可能期間を短くする規定と、
前記改修情報に応じて、前記改修の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記改修からの経過日数が多いほど前記使用可能期間を短くする規定と、
前記交換部品情報に応じて、前記部品の交換の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記部品の交換からの経過日数が多いほど前記使用可能期間を短くする規定と
の少なくとも1つを含み、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記劣化度合い情報及び前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記劣化度合いが高いほど短い前記使用可能期間を取得することと、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記改修情報及び前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記改修の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記改修からの経過日数が多いほど短い前記使用可能期間を取得することと、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記交換部品情報及び前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記部品の交換の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記部品の交換からの経過日数が多いほど短い前記使用可能期間を取得することと
の少なくとも1つを含む、
付記3に記載の方法。
[付記5]
1以上の前記記憶装置は、部品交換業務によって交換され得る前記設備の部品に関する部品情報を記憶し、
前記部品情報は、前記部品の入手が可能か否か示す入手可能性情報を含み、
少なくとも一部の前記第1規則は、前記入手可能性情報において入手が不可能であることが示された前記部品がある場合、当該部品の平均的な部品寿命と当該部品の使用開始時期とに応じて前記使用可能期間の上限を定める規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記部品情報に含まれる前記入手可能性情報によって入手が不可能であることが示された前記部品がある場合、当該部品の平均的な前記部品寿命と当該部品の使用開始時期とに応じた前記上限より短い前記使用可能期間を取得することを含む、
付記3に記載の方法。
[付記6]
少なくとも一部の前記第2規則は、1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の平均的な設備寿命に対する当該決定された前記使用可能期間の割合に応じた前記評価値を決定する規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について取得した前記使用可能期間を前記第2規則に適用することにより、当該取得した前記使用可能期間の前記設備寿命に対する割合に応じた前記評価値を取得することを含む、
付記3に記載の方法。
[付記7]
少なくとも一部の前記第2規則は、1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の平均的な設備寿命に対する当該決定された前記使用可能期間の割合と、当該1つの前記設備の導入に要した設備導入費用とに応じた前記評価値を決定する規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について取得した前記使用可能期間を前記第2規則に適用することにより、当該取得した前記使用可能期間の前記設備寿命に対する前記割合と前記設備導入費用とに応じた前記評価値を取得することを含む、
付記3に記載の方法。
[付記8]
少なくとも一部の前記第2規則は、1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の平均的な設備寿命に対する当該決定された前記使用可能期間の割合と、当該1つの前記設備の導入に要した設備導入費用と、当該1つの前記設備の維持管理に要した維持管理費用とに応じた前記評価値を決定する規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について取得した前記使用可能期間を前記第2規則に適用することにより、当該取得した前記使用可能期間の前記設備寿命に対する前記割合と前記設備導入費用と前記維持管理費用とに応じた前記評価値を取得することを含む、
付記3に記載の方法。
[付記9]
特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について取得した前記評価値に基づいて、特定の前記建物に備わる全ての前記設備の前記価値を表す総合評価値を取得する第2工程を有する、
付記1に記載の方法。
[付記10]
建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行可能な命令を含むプログラムであって、
付記1~付記9のいずれか一項に記載された方法の各工程を前記設備評価装置に実行させる前記命令を含んだプログラム。
[付記11]
付記1~付記9のいずれか一項に記載された方法の各工程を実行する手段を有した設備評価装置。
Claims (8)
- 建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行する方法であって、
前記設備評価装置は、1以上の記憶装置にアクセス可能であり、
1以上の前記記憶装置は、
特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について実施された1以上の維持管理業務の記録に関する業務記録情報と、
各前記設備について予め定められた前記価値の評価基準に関する評価基準情報と
を記憶し、
1つの前記維持管理業務についての前記業務記録情報は、当該1つの前記維持管理業務が実施された日に関する第1情報を含み、
1つの前記設備についての前記評価基準情報は、当該1つの前記設備の前記価値を表す評価値を決定する価値決定規則を含み、
少なくとも一部の前記業務記録情報は、前記維持管理業務の実施により更新された前記設備の状態に関する第2情報を含み、
少なくとも一部の前記価値決定規則は、
1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の前記実施後の経過期間、実施回数及び実施頻度の少なくとも1つと、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務により更新された当該1つの前記設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備が使用可能であると推定される使用可能期間を決定する第1規則と、
当該1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定する第2規則とを含み、
前記設備評価装置が、特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について、1以上の前記維持管理業務の前記業務記録情報に含まれる前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記価値決定規則に適用することにより、各前記設備の前記評価値を取得する第1工程を有し、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記第1情報及び前記第2情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記使用可能期間を取得することと、
当該少なくとも一部の前記設備について、取得した前記使用可能期間を、前記評価基準情報に含まれる前記第2規則に適用することにより、前記評価値を取得することとを含み、
1以上の前記記憶装置は、部品交換業務によって交換され得る前記設備の部品に関する部品情報を記憶し、
前記部品情報は、前記部品の入手が可能か否か示す入手可能性情報を含み、
少なくとも一部の前記第1規則は、前記入手可能性情報において入手が不可能であることが示された前記部品がある場合、当該部品の平均的な部品寿命と当該部品の使用開始時期とに応じて前記使用可能期間の上限を定める規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記部品情報に含まれる前記入手可能性情報によって入手が不可能であることが示された前記部品がある場合、当該部品の平均的な前記部品寿命と当該部品の使用開始時期とに応じた前記上限より短い前記使用可能期間を取得することを含む、
方法。 - 建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行する方法であって、
前記設備評価装置は、1以上の記憶装置にアクセス可能であり、
1以上の前記記憶装置は、
特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について実施された1以上の維持管理業務の記録に関する業務記録情報と、
各前記設備について予め定められた前記価値の評価基準に関する評価基準情報と
を記憶し、
1つの前記維持管理業務についての前記業務記録情報は、当該1つの前記維持管理業務が実施された日に関する第1情報を含み、
1つの前記設備についての前記評価基準情報は、当該1つの前記設備の前記価値を表す評価値を決定する価値決定規則を含み、
少なくとも一部の前記業務記録情報は、前記維持管理業務の実施により更新された前記設備の状態に関する第2情報を含み、
少なくとも一部の前記価値決定規則は、
1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の前記実施後の経過期間、実施回数及び実施頻度の少なくとも1つと、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務により更新された当該1つの前記設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備が使用可能であると推定される使用可能期間を決定する第1規則と、
当該1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定する第2規則とを含み、
前記設備評価装置が、特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について、1以上の前記維持管理業務の前記業務記録情報に含まれる前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記価値決定規則に適用することにより、各前記設備の前記評価値を取得する第1工程を有し、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記第1情報及び前記第2情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記使用可能期間を取得することと、
当該少なくとも一部の前記設備について、取得した前記使用可能期間を、前記評価基準情報に含まれる前記第2規則に適用することにより、前記評価値を取得することとを含み、
少なくとも一部の前記第2規則は、1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の平均的な設備寿命に対する当該決定された前記使用可能期間の割合に応じた前記評価値を決定する規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について取得した前記使用可能期間を前記第2規則に適用することにより、当該取得した前記使用可能期間の前記設備寿命に対する割合に応じた前記評価値を取得することを含む、
方法。 - 建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行する方法であって、
前記設備評価装置は、1以上の記憶装置にアクセス可能であり、
1以上の前記記憶装置は、
特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について実施された1以上の維持管理業務の記録に関する業務記録情報と、
各前記設備について予め定められた前記価値の評価基準に関する評価基準情報と
を記憶し、
1つの前記維持管理業務についての前記業務記録情報は、当該1つの前記維持管理業務が実施された日に関する第1情報を含み、
1つの前記設備についての前記評価基準情報は、当該1つの前記設備の前記価値を表す評価値を決定する価値決定規則を含み、
少なくとも一部の前記業務記録情報は、前記維持管理業務の実施により更新された前記設備の状態に関する第2情報を含み、
少なくとも一部の前記価値決定規則は、
1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の前記実施後の経過期間、実施回数及び実施頻度の少なくとも1つと、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務により更新された当該1つの前記設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備が使用可能であると推定される使用可能期間を決定する第1規則と、
当該1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定する第2規則とを含み、
前記設備評価装置が、特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について、1以上の前記維持管理業務の前記業務記録情報に含まれる前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記価値決定規則に適用することにより、各前記設備の前記評価値を取得する第1工程を有し、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記第1情報及び前記第2情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記使用可能期間を取得することと、
当該少なくとも一部の前記設備について、取得した前記使用可能期間を、前記評価基準情報に含まれる前記第2規則に適用することにより、前記評価値を取得することとを含み、
少なくとも一部の前記第2規則は、1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の平均的な設備寿命に対する当該決定された前記使用可能期間の割合と、当該1つの前記設備の導入に要した設備導入費用とに応じた前記評価値を決定する規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について取得した前記使用可能期間を前記第2規則に適用することにより、当該取得した前記使用可能期間の前記設備寿命に対する前記割合と前記設備導入費用とに応じた前記評価値を取得することを含む、
方法。 - 建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行する方法であって、
前記設備評価装置は、1以上の記憶装置にアクセス可能であり、
1以上の前記記憶装置は、
特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について実施された1以上の維持管理業務の記録に関する業務記録情報と、
各前記設備について予め定められた前記価値の評価基準に関する評価基準情報と
を記憶し、
1つの前記維持管理業務についての前記業務記録情報は、当該1つの前記維持管理業務が実施された日に関する第1情報を含み、
1つの前記設備についての前記評価基準情報は、当該1つの前記設備の前記価値を表す評価値を決定する価値決定規則を含み、
少なくとも一部の前記業務記録情報は、前記維持管理業務の実施により更新された前記設備の状態に関する第2情報を含み、
少なくとも一部の前記価値決定規則は、
1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務の前記実施後の経過期間、実施回数及び実施頻度の少なくとも1つと、当該1つの前記設備について実施され得る少なくとも1つの前記維持管理業務により更新された当該1つの前記設備の状態とに基づいて、当該1つの前記設備が使用可能であると推定される使用可能期間を決定する第1規則と、
当該1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の前記評価値を決定する第2規則とを含み、
前記設備評価装置が、特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について、1以上の前記維持管理業務の前記業務記録情報に含まれる前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記価値決定規則に適用することにより、各前記設備の前記評価値を取得する第1工程を有し、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記第1情報及び前記第2情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記使用可能期間を取得することと、
当該少なくとも一部の前記設備について、取得した前記使用可能期間を、前記評価基準情報に含まれる前記第2規則に適用することにより、前記評価値を取得することとを含み、
少なくとも一部の前記第2規則は、1つの前記設備について決定された前記使用可能期間に基づいて、当該1つの前記設備の平均的な設備寿命に対する当該決定された前記使用可能期間の割合と、当該1つの前記設備の導入に要した設備導入費用と、当該1つの前記設備の維持管理に要した維持管理費用とに応じた前記評価値を決定する規定を含み、
前記第1工程は、特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について取得した前記使用可能期間を前記第2規則に適用することにより、当該取得した前記使用可能期間の前記設備寿命に対する前記割合と前記設備導入費用と前記維持管理費用とに応じた前記評価値を取得することを含む、
方法。 - 少なくとも一部の前記第2情報は、
点検業務によって判明した前記設備の劣化度合いを示す劣化度合い情報と、
改修業務によって前記設備に施された改修の内容に関する改修情報と、
部品交換業務によって交換された前記設備の部品に関する交換部品情報と
のいずれかであり、
少なくとも一部の前記第1規則は、
前記劣化度合い情報に応じて、前記劣化度合いが高いほど前記使用可能期間を短くする規定と、
前記改修情報に応じて、前記改修の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記改修からの経過日数が多いほど前記使用可能期間を短くする規定と、
前記交換部品情報に応じて、前記部品の交換の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記部品の交換からの経過日数が多いほど前記使用可能期間を短くする規定と
の少なくとも1つを含み、
前記第1工程は、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記劣化度合い情報及び前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記劣化度合いが高いほど短い前記使用可能期間を取得することと、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記改修情報及び前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記改修の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記改修からの経過日数が多いほど短い前記使用可能期間を取得することと、
特定の前記建物に備わる少なくとも一部の前記設備について、前記業務記録情報に含まれる前記交換部品情報及び前記第1情報を、前記評価基準情報に含まれる前記第1規則に適用することにより、前記部品の交換の回数が少ないほど、及び/又は、最後の前記部品の交換からの経過日数が多いほど短い前記使用可能期間を取得することと
の少なくとも1つを含む、
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の方法。 - 特定の前記建物に備わる1以上の前記設備の各々について取得した前記評価値に基づいて、特定の前記建物に備わる全ての前記設備の前記価値を表す総合評価値を取得する第2工程を有する、
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の方法。 - 建物に備わる設備の価値を評価する設備評価装置が実行可能な命令を含むプログラムであって、
請求項1~請求項4のいずれか一項に記載された方法の各工程を前記設備評価装置に実行させる前記命令を含んだプログラム。 - 請求項1~請求項4のいずれか一項に記載された方法の各工程を実行する手段を有した設備評価装置。
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