JP2024076730A - 業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム Download PDF

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勇樹 安樂
真輔 荻内
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株式会社オービック
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Abstract

Figure 2024076730000001
【課題】内示注文が変更された際に、商取引対象の製造計画を再構築する業務を軽減する。
【解決手段】取得部が、少なくとも商取引対象の内示数、及び、商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する。算出部は、納期が同じ納期となっている少なくとも前回取得した内示受注データに含まれる前回の内示数、及び、今回取得した内示受注データに含まれる今回の内示数を、納期の期間中における、商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出する。また、算出部は、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する。出力制御部は、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であった場合に、所定の警告を出力するように出力部を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラムに関する。
今日において、例えば機械業界等では、確定注文ではないものの、予め直近の数カ月先の発注数量予測を仕入先へ伝える、いわゆる「内示注文」を行うことがある。この内示注文を行うことで、製造に時間を要する商品の安定製造、又は、調達に時間を要する部材等の安定調達を図ることができる。
このような内示注文に関する技術としては、特許文献1(特開2003-256699号公報)に受発注システムが開示されている。この受発注システムは、内示数量警告手段を備えており、内示発注データを書換える際に当初に発注先に内示したよりも書き換え後の所定期間内における発注の総量が下回る場合に、書き換え後の数量が内示したよりも下回っている警告を送出する。これにより、確実な数量保証を行うことができる。
特開2003-256699号公報
ここで、受注した商取引対象を製造する製造元では、取引先からの内示注文に応じて製造計画を立てて商取引対象の製造を行う。
しかし、内示注文に変更が生じた場合は、この内示注文の変更に応じて、商取引対象の製造計画を再構築する必要がある。この製造計画の再構築は、製造設備及び変更された内示注文数等に応じて、正確性の高い製造計画を再構築することが好ましく、担当者にとって面倒な作業となっていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、内示注文が変更された際に商取引対象の製造計画を再構築する業務を軽減可能とした業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラムの提供を目的とする。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援装置は、少なくとも商取引対象の内示数、及び、商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する取得部と、納期が同じ納期となっている少なくとも取得した内示受注データに含まれる前回の内示数、及び、今回取得した内示受注データに含まれる今回の内示数を、納期の期間中における、商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出すると共に、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する算出部と、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する判別部と、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御する出力制御部と、を有する。
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援方法は、取得部が、少なくとも商取引対象の内示数、及び、商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する取得ステップと、算出部が、納期が同じ納期となっている少なくとも前回取得した内示受注データに含まれる前回の内示数、及び、今回取得した内示受注データに含まれる今回の内示数を、納期の期間中における、商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出すると共に、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する算出ステップと、判別部が、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する判別ステップと、出力制御部が、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御する出力制御ステップと、を有する。
また、上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る業務支援プログラムは、コンピュータを、少なくとも商取引対象の内示数、及び、商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する取得部と、納期が同じ納期となっている少なくとも前回取得した内示受注データに含まれる前回の内示数、及び、今回取得した内示受注データに含まれる今回の内示数を、納期の期間中における、商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出すると共に、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する算出部と、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する判別部と、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御する出力制御部として機能させる。
本発明は、内示注文が変更された際に商取引対象の製造計画を再構築する業務を軽減できる。
図1は、実施の形態の業務支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、品番マスタの一例を示す図である。 図3は、設備マスタの一例を示す図である。 図4は、警告区分マスタの一例を示す図である。 図5は、カレンダーマスタの一例を示す図である。 図6は、内示注文が変更された場合における、実施の形態の業務支援装置の、商取引対象の製造計画の再構築業務の支援動作の流れを示す図である。 図7は、日割内示受注データの生成動作を説明するための図である。 図8は、内示受注データの一例を示す図である。 図9は、日割内示受注データの一例を示す図である。 図10は、日割内示受注データに基づいて生成される品番別日割内示受注データの一例を示す図である。 図11は、日割内示受注データに基づいて生成される設備別日割内示受注データの一例を示す図である。 図12は、変更された内示受注データの一例を示す図である。 図13は、変更を反映した日割内示受注データの一例を示す図である。 図14は、変更を反映した品番別日割内示受注データの一例を示す図である。 図15は、変更を反映した設備別日割内示受注データの一例を示す図である。 図16は、商取引対象の品番別又は製造を行う設備別に、内示数の変動に応じた警告の出力形態を設定する警告設定画面の一例を示す図である。 図17は、警告設定画面により、警告の有無及び警告区分を含むすべての日割内示受注データを品番別に出力する設定とした場合における警告内示受注データの一例を示す図である。 図18は、警告設定画面により、警告の有無及び警告区分を含むすべての日割内示受注データを設備別に出力する設定とした場合における警告内示受注データの一例を示す図である。 図19は、警告設定画面により、特定の警告区分を含む日割内示受注データを品番別に出力する設定とした場合における警告内示受注データの一例を示す図である。
以下、本発明を適用した実施の形態となる業務支援装置を、図面に基づいて詳細に説明する。一例ではあるが、この実施の形態となる業務支援装置は、商取引対象を製造する製造元の端末装置である。なお、このような実施の形態に本発明が限定されるものではない。
(ハードウェア構成)
図1に示すように、実施の形態の業務支援装置1は、記憶部2、制御部3、通信インターフェース部4及び入出力インターフェース部5を備えている。入出力インターフェース部5には、入力装置6及び出力装置7が接続されている。出力装置7としては、モニタ装置(家庭用テレビを含む)等の表示部(出力部の一例)を用いることができる。入力装置6としては、キーボード装置、マウス装置及びマイクロホン装置等の他、マウス装置と協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタ装置等を用いることができる。
通信インターフェース部4は、例えばインターネット等の広域網又はLAN(Local Area Network)等のプライベート網であるネットワーク35に接続される。ネットワーク35には、商取引対象の内示注文(及び本注文)等を行う各取引先の取引先端末装置31が接続されている。各取引先は、取引先端末装置31を介して商取引対象の内示注文等を行う。この内示注文は、ネットワーク35及び通信インターフェース4を介して業務支援装置1に受信される。
記憶部2としては、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置を用いることができる。記憶部2には、内示注文の変更に伴う製造計画の再構築の業務の支援を行うための業務支援プログラムが記憶されている。また、記憶部2には、商品マスタ11及び得意先指定重量マスタ12が記憶されている。
また、記憶部2には、品番マスタ11、設備マスタ12、警告区分マスタ13、及び、カレンダーマスタ14が記憶されている。また、記憶部2には、後述する内示受注データ、日割内示受注データ、品番別日割内示受注データ、設備別日割内示受注データ、品番別日割警告内示受注データ、及び、設備別日割警告内示受注データが記憶される。
品番マスタ11は、図2に示すように、各商取引対象(=商品)の品番コード、品番名、使用設備、1日の増減数閾値(増減数閾値/日)、増減率閾値(%)及び1日の製造可能数(製造可能数/日)等を含んで構成される。使用設備は、その商取引対象が製造される工場等の設備名及び設備コードを示す。図2の例は、品番コードAの品番Aは、設備コードAの設備Aを使用して製造されることを示している。同様に、品番コードCの品番Cは、設備コードCの設備Cを使用して製造されることを示している。
なお、この例では、日別での閾値を設定することとしたが、月別等での閾値を設定してもよい。これは、品番マスタ11以外の設備マスタ12及び警告区分マスタ13においても同様である。
製造可能数(製造可能数/日)は、1日に製造可能な各商取引対象の数を示す。図2の例は、品番Aの商取引対象は、1日に13個を製造可能であり、品番Bの商取引対象は、1日に15個を製造可能であることを示している。
1日の増減数閾値(増減数閾値/日)は、上述の各品番の商取引対象の製造可能数(製造可能数/日)に対して、1日に変更可能な製造数の、例えば上限数(又は下限数)等の閾値を示している。この1日の増減数閾値(増減数閾値/日)は、管理者等が任意に設定する。図2の例は、品番Aの商取引対象の場合は、上述の13個の製造可能数よりも、1日に5個だけ多く製造可能であることを示し、品番Bの商取引対象の場合は、上述の15個の製造可能数よりも、1日に10個だけ多く製造可能であることを示している。
増減率閾値は、各品番の商取引対象毎に下記の演算式で算出される増減率に対する閾値である。増減率は、前回の内示受注数と今回の内示受注数の差分を「増減数」として、「(増減数/ISNULL(前回内示受注数/日))×100」の演算式で算出される(一例として、小数第二位以下四捨五入)。図2の例は、品番Aの商取引対象に対する増減率閾値が「30%」に設定され、品番Cの商取引対象に対する増減率閾値が「60%」に設定された例である。
次に、設備マスタ12は、図3に示すように、商取引対象を製造する各設備の設備コード、設備名、増減数閾値(増減数閾値/日)、増減率閾値(%)等を含んで構成される。
増減数閾値(増減数閾値/日)は、設備毎の1日に対応可能な製造数の上限数(又は下限数)等の閾値を示している。この図3の例は、設備Aの場合、1日に15個の製造数の増加に対応可能であり、設備Bの場合、1日に10個の製造数の増加に対応可能であることを示している。
増減率閾値は、設備毎に下記の演算式で算出される増減率に対する閾値である。増減率は、前回の内示受注数と今回の内示受注数の差分を「増減数」として、「(増減数/ISNULL(前回内示受注数/日))×100」の演算式で算出される(一例として、小数第二位以下四捨五入)。図3の例は、設備Aに対する増減率閾値が「20%」に設定され、設備Bに対する増減率閾値が「30%」に設定された例である。
次に、警告区分マスタ13は、図4に示すように警告区分、警告内容、及び、条件等を含んで構成される。警告区分は、各警告に対して固有に付された番号となっている。図4の例の場合、計4つの各警告に対してそれぞれ「0」~「3」の番号が付されている。
警告内容は、各警告区分の警告に対する警告の内容を示している。図4の例の場合、警告区分「0」の警告の警告内容は「警告なし」であり、警告区分「1」の警告の警告内容は「増減数が閾値を超えています」との警告内容となっている。また、警告区分「2」の警告の警告内容は「増減率が閾値を超えています」との警告内容となっており、警告区分「3」の警告の警告内容は「今回内示数が製造可能数を超えています」との警告内容となっている。
条件は、各警告を出力するトリガとなる条件を示している。図4の例の場合、警告区分「1」の警告は、増減数の絶対値が増減数閾値/日以上を条件として出力され、警告区分「2」の警告は、増減率の絶対値が増減率閾値/日以上を条件として出力される設定となっている。また、警告区分「3」の警告は、今回の内示数が製造可能数/日以上を条件として出力される設定となっている。
次に、カレンダーマスタ14は、図5に示すように、会計年月、月日、曜日、及び、休日名を含んで構成される。すなわち、このカレンダーマスタ14には、商取引対象を製造する会社の営業日(稼働日)及び休業日が年月日毎に記憶されている。図5の例は、2022年10月1日の土曜日及び10月2日の日曜日は、それぞれ休業日であり、2022年10月3日の月曜日~10月7日の金曜日は、それぞれ営業日であることを示している。
(業務支援装置の機能構成)
次に、制御部3は、記憶部2に記憶されている業務支援プログラムを実行することで、図1に示すように、取得部21、データ生成部22、算出部23、判別部24及び表示制御部25(出力制御部の一例)として機能する。
取得部21は、少なくとも商取引対象の内示数、及び、前記商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する。算出部23は、納期が同じ納期となっている少なくとも取得した内示受注データに含まれる前回の前記内示数、及び、今回取得した内示受注データに含まれる今回の前記内示数を、納期の期間中における、商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出する。また、算出部23は、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する。
判別部24は、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する。表示制御部25は、算出された増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が判別部24から得られた場合に、所定の警告を出力するように出力部の一例である出力装置7を制御する。
また、算出部23は、稼働日毎の前回の内示数で増減数を除算処理することで増減率を算出する。表示制御部25は、算出された増減率が、少なくとも所定の閾値以上の値であることを示す判別結果が判別部24から得られた場合に、所定の警告を出力するように出力装置7を制御する。
判別部24は、今回の内示数が、稼働日となる一日で製造可能な商取引対象の数である製造可能数以上であるか否かを判別する。表示制御部25は、今回の内示数が製造可能数以上であると、判別部24で判別された場合に、所定の警告を出力するように出力装置7を制御する。
また、内示受注データは、後述するように内示数及び納期と共に、同じ商取引対象を示す品番を含んでいる。算出部23は、取得部で取得される複数の内示受注データの増減数のうち、同じ品番で同じ稼働日の商取引対象の増減数を、内示受注データに含まれる品番に基づいて集計して加算処理する。表示制御部25は、同じ品番で同じ稼働日の商取引対象における加算処理した増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であると判別部24で判別された場合に、所定の警告を出力するように出力装置7を制御する。
また、算出部23は、各商取引対象の品番と、各品番の商取引対象を製造する設備の設備コードとが関連付けされて記憶されている記憶部の一例である前記の品番マスタ11を参照することで、取得部21で取得される複数の内示受注データの増減率のうち、同じ稼働日に同じ設備で製造される商取引対象の増減率を集計して加算処理する。表示制御部25は、同じ稼働日に同じ設備で製造される商取引対象の加算処理した増減率が、少なくとも所定の閾値以上の数であると判別部24で判別された場合に、所定の警告を出力するように出力装置7を制御する。
また、表示制御部25は、取得部21で取得される複数の内示受注データのうち、同じ品番で同じ稼働日に製造される商取引対象の内示受注データを集計して一覧表示する品番別集計結果、及び、取得部で取得される複数の内示受注データのうち、同じ稼働日に同じ設備で製造される商取引対象の内示受注データを集計して一覧表示する設備別集計結果のうち、ユーザに選択された品番別集計結果又は設備別集計結果を出力装置7に表示する。
また、表示制御部25は、増減数が所定の閾値以上の数であった場合の警告の出力形態、増減率が所定の閾値以上の値であった場合の警告の出力形態、及び、今回の前記内示数が製造可能数以上であると判別部24で判別された場合における警告の出力形態のうち、ユーザにより選択された一つ又は複数の警告の出力形態を含む品番別集計結果又は設備別集計結果を出力装置7に表示する。
(内示注文の変更に伴う製造計画の再構築業務の支援動作)
次に、このような構成を有する実施の形態の業務支援装置1における、内示注文の変更に伴う製造計画の再構築業務の支援動作を説明する。図6は、製造計画の再構築業務の支援動作の流れを示す図である。この図6に示すように、まず、図2に示した品番マスタ11に対して、内示注文の増減数閾値/日、増減率閾値(%)及び製造可能数/日を設定する(ステップS1)。また、図3に示した設備マスタ12に対して、内示注文の増減数閾値/日、及び、増減率閾値(%)の設定を行う(ステップS2)。さらに、図4に示した警告区分マスタ13に対して、各警告を出力する所望の条件の入力を行う(ステップS3)。このような設定情報は、記憶部2の各マスタ11~13に記憶される。
次に、取得部21は、図7に示すように各取引先の取引先端末装置31からネットワークを介して受信した、図8に例示する内示注文(内示受注データ)を取得する。図8の例は、契約で定められた所定の日付を納期とする2022年10月分の内示受注データの一例である。図8に示すように内示受注データは、製造を依頼する年月、取引先の事業所名、取引先名、製造を依頼する商取引対象の品番、及び、内示数等を含んで構成される。この図8の例は、取引先Aの事業所Aから、品番コードA、品番コードC及び品番コードDの各商取引対象を、それぞれ100個受注した例である。また、この図8の例は、取引先Aの事業所Bから、品番コードA、品番コードC及び品番コードDの各商取引対象を、それぞれ200個受注した例である。
このような内示受注データが取得されると、データ生成部22は、カレンダーマスタ14を参照し、取得された内示受注データの納期の期間内の営業日で受注数を除算処理することで、営業日で日割したかたちの内示受注データである、図9に例示する日割内示受注データを生成し、記憶部2に記憶する(ステップS4)。
この図9に例示するように、日割内示受注データは、内示受注番号、受注行番号、製造日付、事業所名、取引先名、品番コード、使用設備、前回内示数/日、及び、今回内示数/日等を含んで構成される。データ生成部22は、同じ取引先の同じ品番コードの商取引対象に対しては、同じ内示受注番号となるように採番して、商取引対象毎に内示受注番号を付す。また、データ生成部22は、各品番コードに基づいて、図2に示した品番マスタ11を参照することで、各品番コードの商取引対象を製造している設備を検出し、商取引対象毎に使用設備を付す。製造日付は、カレンダーマスタ14に基づいて検出される各営業日である。
前回内示数/日は、同じ納期において、前回受注した内示受注データの内示数である。また、今回内示数/日は、同じ納期において、今回受注した内示受注データの内示数である。すなわち、前回内示数/日及び今回内示数/日は、同じ納期内における、変更前及び変更後の内示数/日を示すデータである。この図9の日割内示受注データが生成される時点では、10月を納期とする内示受注データの内示数の変更は無いため(内示受注データの受注回数は1回であるため)、各商取引対象の前回内示数/日は、それぞれ「0個」となる。また、今回内示数/日としては、営業日で各品番コードの商取引対象の内示数を除算処理した値が入力される。
この図9の例は、2022年10月3日において設備Aで製造される、取引先Aの事業所Aから内示受注した品番コードAの商取引対象の日割の内示数は「5個」であることを示している。また、図9の例は、2022年10月3日において設備Aで製造される、取引先Bの事業所Aから内示受注した品番コードAの商取引対象の日割の内示数は「10個」であることを示している。
次に、算出部23は、このように生成された図9に示す日割内示受注データのうち、同じ製造日付で、同じ品番コードの商取引対象の今回内示数/日を加算処理する。データ生成部22は、この加算処理結果に基づいて、図10に例示する品番別日割内示受注データを生成して記憶部2に記憶する。図9に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付に製造される品番コードAの商取引対象の今回内示数/日は、図9の丸数字「1」の「5個」と、丸数字「4」の「10個」である。このため、算出部23は、「5個+10個=15個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に製造される品番コードAの商取引対象の今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図10に示すように今回内示数/日とした品番別日割内示受注データを生成する。
同様に、算出部23は、図9に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付に製造される品番コードCの商取引対象の今回内示数/日は、図9の丸数字「2」の「5個」と、丸数字「5」の「10個」である。このため、算出部23は、「5個+10個=15個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に製造される品番コードCの商取引対象の今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図10に示すように今回内示数/日とした品番別日割内示受注データを生成する。
また、算出部23は、図9に示す日割内示受注データのうち、同じ製造日付で、同じ設備で製造される商取引対象の今回内示数/日を加算処理する。データ生成部22は、この加算処理結果に基づいて、図11に例示する設備別日割内示受注データを生成して記憶部2に記憶する。図9に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付において設備Aで製造される商取引対象の今回内示数/日は、図9の丸数字「1」の「5個」と、丸数字「4」の「10個」である。このため、算出部23は、「5個+10個=15個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に設備Aで製造される商取引対象の今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図11に示すように今回内示数/日とした設備別日割内示受注データを生成する。
同様に、算出部23は、図9に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付に設備Cで製造される商取引対象の今回内示数/日は、図9の丸数字「2」の「5個」、丸数字「3」の「5個」、丸数字「5」の「10個」、及び、丸数字「6」の「10個」である。このため、算出部23は、「5個+5個数+10個+10個=30個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に設備Cで製造される商取引対象の今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図11に示すように今回内示数/日とした設備別日割内示受注データを生成する。
次に、取得部21は、例えば月に複数回(複数月に1回等でもよい)、所定のタイミングで、各取引先端末装置31からの内示受注データを取得する。この取得を行った際に、前回と同じ納期を指定する内示受注データであり、内示数の変更を示す内示受注データを、取得部21が取得したとする。図12は、内示数の変更を示す内示受注データの一例である。同じ納期を指定する内示受注データのうち、最初に受信した内示受注データが図8に例示した内示受注データであり、次に受信した内示受注データが図12に例示した内示受注データとする。
この図8及び図12の各内示受注データを比較して分かるように、取引先の事業所Aから受注した品番コードCの商取引対象の内示数は、当初の100個から250個に変更(増加)されている。また、取引先の事業所Aから受注した品番コードDの商取引対象の内示数は、当初の100個から50個に変更(減少)されている。また、取引先Aの事業所Bからは、「10個」の品番コードBの商取引対象、及び、「100個」の品番コードEの商取引対象を、それぞれ新たに内示注文されたことがわかる。
このように、同じ納期を指定する内示受注データを、再度受信すると、データ生成部22は、前回、受信した各内示数を前回内示数/日の入力欄に入力する。また、算出部23は、上述と同様に、今回受信した各内示数を営業日で除算処理することで、日割の内示数を算出する。データ生成部22は、算出された今回受信した各内示数の日割の内示数を、今回内示数/日の入力欄にそれぞれ入力して、新たな日割内示受注データを生成する。
具体的には、取引先Aの事業所Aから受注した品番コードCの商取引対象の内示数は、当初の100個から250個に変更(増加)されているため、算出部23は、2022年10月の営業日である例えば20日で、250個の内示数を除算処理することで、「12.5個」の値を算出し、小数点以下を切り上げることで「13個」を、今回の日割の内示数とする。なお、小数点以下を切り捨ててもよい。データ生成部22は、この「13個」の日割の内示数を、図13に示すように、取引先の事業所Aから受注した品番コードCの商取引対象の、今回内示数/日として日割内示受注データに入力する。
同様に、取引先Aの事業所Aから受注した品番コードDの商取引対象の内示数は、当初の100個から50個に変更(減少)しているため、算出部23は、2022年10月の営業日である例えば20日で、50個の内示数を除算処理することで、「2.5個」の値を算出し、小数点以下を切り上げることで「3個」を、今回の日割の内示数とする。データ生成部22は、この「3個」の日割の内示数を、図13に示すように、取引先の事業所Aから受注した品番コードDの商取引対象の、今回内示数/日として日割内示受注データに入力する。
次に、算出部23は、このように新たに生成された図13に示す日割内示受注データのうち、同じ製造日付で、同じ品番コードの商取引対象の今回内示数/日を加算処理する。データ生成部22は、この加算処理結果に基づいて、図14に例示する品番別日割内示受注データを生成して記憶部2に記憶する。図13に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付に製造される品番コードCの商取引対象の新たな今回内示数/日は、図13の丸数字「2」の「13個」と、丸数字「5」の「13個」である。このため、算出部23は、「13個+13個=26個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に製造される品番コードAの商取引対象の今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図14に示すように今回内示数/日とした品番別日割内示受注データを生成する。
同様に、算出部23は、図13に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付に製造される品番コードBの商取引対象の新たな今回内示数/日は、図13の丸数字「7」の「20個」と、丸数字「8」の「10個」と、丸数字「9」の「1個」である。このため、算出部23は、「20個+10個+1=31個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に製造される品番コードBの商取引対象の今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図14に示すように今回内示数/日とした品番別日割内示受注データを生成する。
また、算出部23は、図13に示す日割内示受注データのうち、同じ製造日付で、同じ設備で製造される商取引対象の今回内示数/日を加算処理する。データ生成部22は、この加算処理結果に基づいて、図15に例示する設備別日割内示受注データを生成して記憶部2に記憶する。図13に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付において設備Cで製造される商取引対象の新たな今回内示数/日は、図13の丸数字「2」の「13個」、丸数字「3」の「3個」、丸数字「5」の「13個」、及び、丸数字「6」の「7個」である。このため、算出部23は、「13個+3個+13個+7個=36個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に設備Cで製造される商取引対象の新たな今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図15に示すように今回内示数/日とした設備別日割内示受注データを生成する。
同様に、図13に示す日割内示受注データにおいて、例えば同じ10月3日の製造日付において設備Bで製造される商取引対象の新たな今回内示数/日は、図13の丸数字「7」の「20個」、丸数字「8」の「10個」、及び、丸数字「9」の「1個」である。このため、算出部23は、「20個+10個+1個=31個」の演算を行うことで、10月3日の製造日付に設備Bで製造される商取引対象の新たな今回内示数/日の合計数を算出する。データ生成部22は、算出された今回内示数/日の合計数を、図15に示すように今回内示数/日とした設備別日割内示受注データを生成する。
次に、このような新たな今回内示数/日に対応する品番別日割内示受注データ及び設備別日割内示受注データが生成されると、所望の納期(製造年月)、出力モード(品番別又は設備別)、及び、所望の警告区分を指定して、日割警告内示受注データを表示することができる。
警告内示受注データを表示する場合、ユーザは、入力装置6を介して、図16に例示する警告設定画面を表示操作する。この図16に例示する警告設定画面は、所望の納期(製造年月)の入力欄、所望の出力モードの選択欄、及び、出力する所望の警告区分の選択欄を備えている。所望の納期(製造年月)の入力欄には、例えば「2022年10月」等の、日割警告内示受注データの表示を希望する納期が入力される。所望の出力モードの選択欄では、品番別の日割警告内示受注データ、又は、設備別の日割警告内示受注データの出力が選択可能となっている。
所望の警告区分の選択欄では、図4に例示した「0」~「3」の4つの警告区分のうち、すべての警告区分、又は、所望の一つ又は複数の警告区分の出力が選択可能となっている。すなわち、所望の警告区分の選択欄において「すべて」を選択した場合は、図4に例示した「0」~「3」の4つの警告区分が、「0,1,2,3」等のようにカンマで区切って表示される。また、例えば「選択」を選択操作した場合には、表示を希望する警告区分を指定するようになっている。例えば、「選択」を選択操作し、「1,2を含む」とした場合、図4に例示した「1」又は「2」の警告区分を含む出力が表示される。
図16に例示した警告設定画面において、例えば出力モードとして「品番別」が選択され、警告区分として「すべて」が選択された場合、算出部23は、図14に例示した品番別日割内示受注データの各品番コードの商取引対象に対する、前回内示数/日と、今回内示数/日の差分である「増減数」を算出する。また、算出部23は、「(増減数/ISNULL(前回内示数/日))×100」の演算を行うことで、前回内示数/日と今回内示数/日の差分に対応する「増減率」を、図14に例示した品番別日割内示受注データの各品番コードの商取引対象毎に算出する。
データ生成部22は、図14に示す品番別日割内示受注データに対して、算出部23で算出された各商取引対象の「増減数」、図2に示した品番マスタ11に記憶されている各品番コードの商取引対象の増減数閾値/日、増減率閾値(%)、製造可能数/日を付加した、図17に例示する品番別日割警告内示受注データを生成する。
また、この例の場合、所望の警告区分の選択欄において「すべて」が選択されているため、判別部24は、図4に例示した警告区分マスタ13を参照し、警告区分「1」の条件である「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上であるか否か」、警告区分「2」の条件である「増減率の絶対値が増減率閾値/日以上であるか否か」、及び、警告区分「3」の条件である「今回内示数が製造可能数/日以上であるか否か」を、図17に例示した各商取引対象の品番別日割警告内示受注データ毎に判別する(図6のステップS5の警告判断処理)。データ生成部22は、図17に示すように、判別部24で条件に該当することを示す判別結果が得られた警告区分を付した品番別日割警告内示受注データを生成する。
すなわち、図17の例の場合、品番コードAの商取引対象の製造可能数/日は、「13個」であるのに対し、今回内示数/日は「15個」である。このため、警告区分「3」の条件である「今回内示数が製造可能数/日以上であるか否か」の条件に該当する。この場合、データ生成部22は、品番コードAの商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対して、「3」の警告区分を付加する。
同様に、図17の例の場合、品番コードCの商取引対象の増減数の絶対値は「10個」であるのに対し、増減数閾値/日は「10個」である。このため、「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上である」との警告区分「1」の条件に該当する。また、品番コードCの商取引対象の増減率の絶対値は「66.7%」であるのに対し、増減率閾値/日は「60%」である。このため、「増減率の絶対値が増減率閾値以上である」との警告区分「2」の条件に該当する。また、品番コードCの商取引対象の今回内示数は「25個」であるのに対し、製造可能数/日は「25個」である。このため、「今回内示数が製造可能数/日以上である」との警告区分「3」の条件に該当する。この場合、データ生成部22は、品番コードCの商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対して、「1」、「2」及び「3」の警告区分を付加する。
なお、この例の場合、所望の警告区分の選択欄において「すべて」が選択されているため、警告区分「1」~「3」の条件に該当しない商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対しては、「0(警告なし)」の警告区分が付される。図17の例の場合、品番コードEの商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対して、「0」の警告区分が付されている。
表示制御部25は、このような品番別日割警告内示受注データを、出力装置7を介して表示する(図6のステップS6の内示警告データ出力処理)。これにより、内示注文の変更に応じて、商取引対象の製造計画を再構築する業務を支援して軽減することができる。また、図17に示す例では、品番コードCの商取引対象に対して、「1」~「3」の警告区分の警告が出ている。このため、例えば設備Cでの製造可能数は限界であり、類似設備で生産が可能であれば一定数を別設備で製造する等の対応を行うことができる。
なお、表示制御部25は、警告内示受注データの各項目を、下記の表示形態で表示する。
製造日付→内示受注データ(品番別・設備別日割)の製造日付を表示
事業所→内示受注データ(品番別・設備別日割)の事業所を表示
品番コード→内示受注データ(品番別日割)の品番コードを表示
使用設備→内示受注データ(品番別・設備別日割)の使用設備を表示
前回内示数/日→内示受注データ(品番別・設備別日割)の前回内示数(小数点以下切り上げ)
今回内示数/日→小数点以下を切り上げて表示
製造可能数/日→品番コードをキーとして品番マスタ11から検出された製造可能数/日を表示
増減数→「今回内示数/日-前回内示数/日」の値を表示
増減数閾値→品番コード又は設備コードをキーとして品番マスタ11又は設備マスタ12から検出した増減数閾値/日を表示
増減率→「(増減数/ISNULL(前回内示数/日))×100」の演算式で算出された値を表示(小数第二位以下四捨五入)
増減率閾値→品番コード又は設備コードをキーとして品番マスタ11又は設備マスタから検出された増減率閾値を表示
警告区分→警告区分マスタ13から該当する条件の警告区分を検出して表示。複数の警告区分が検出された場合は、各警告区分をカンマで区切って表示
次に、図16に例示した警告設定画面において、例えば出力モードとして「設備別」が選択され、警告区分として「すべて」が選択された場合、算出部23は、図14に例示した品番別日割内示受注データの各品番コードの商取引対象に対する、前回内示数/日と、今回内示数/日の差分である「増減数」を算出する。また、算出部23は、「(増減数/ISNULL(前回内示数/日))×100」の演算を行うことで、前回内示数/日と今回内示数/日の差分に対応する「増減率」を、図14に例示した品番別日割内示受注データの各品番コードの商取引対象毎に算出する。
データ生成部22は、図14に示す品番別日割内示受注データに対して、算出部23で算出された各商取引対象の「増減数」、「増減率」、図2に示した設備マスタ12に記憶されている各設備コードの設備の増減数閾値/日、増減率閾値(%)を付加した、図18に例示する設備別日割警告内示受注データを生成する。
また、この例の場合、所望の警告区分の選択欄において「すべて」が選択されているため、判別部24は、図4に例示した警告区分マスタ13を参照し、警告区分「1」の条件である「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上であるか否か」、及び、警告区分「2」の条件である「増減率の絶対値が増減率閾値/日以上であるか否か」を、図18に例示した各設備の設備別日割警告内示受注データ毎に判別する(図6のステップS5の警告判断処理)。なお、警告設定画面において、「設備別」の出力モードが選択された場合、「今回内示数が製造可能数/日以上であるか否か」の警告区分「3」の条件の判別は行わない。データ生成部22は、図18に示すように、判別部24で条件に該当することを示す判別結果が得られた警告区分を付した設備別日割警告内示受注データを生成する。
すなわち、図18の例の場合、設備Cの商取引対象の増減数の絶対値は「6個」であるのに対し、増減数閾値/日は「5個」である。このため、「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上である」との警告区分「1」の条件に該当する。また、設備Cの商取引対象の増減率の絶対値は「20%」であるのに対し、増減率閾値/日は「20%」である。このため、「増減率の絶対値が増減率閾値以上である」との警告区分「2」の条件に該当する。この場合、データ生成部22は、設備Cの品番別日割警告内示受注データに対して、「1」及び「2」の警告区分を付加する。
同様に、図18の例の場合、設備Dの商取引対象の増減数の絶対値は「5個」であるのに対し、増減数閾値/日は「5個」である。このため、「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上である」との警告区分「1」の条件に該当する。この場合、データ生成部22は、設備Dの品番別日割警告内示受注データに対して、「1」の警告区分を付加する。
なお、この例の場合も、所望の警告区分の選択欄において「すべて」が選択されているため、警告区分「1」~「3」の条件に該当しない商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対しては、「0(警告なし)」の警告区分が付される。図18の例の場合、設備A及び設備Bの品番別日割警告内示受注データに対して、「0」の警告区分が付されている。
表示制御部25は、このような品番別日割警告内示受注データを、出力装置7を介して表示する(図6のステップS6の内示警告データ出力処理)。これにより、内示注文の変更に応じて、商取引対象の製造計画を再構築する業務を支援して軽減することができる。また、図18に示す例では、設備Cに対して警告区分「1」及び「2」の警告が出ているため、例えば作業要員増加又は稼働率増加等の検討が必要であることがわかる。
また、このような検討の結果、内示数の変更を行う場合、日割内示受注データの今回内示数を手入力で修正する。これにより、次回の内示受注データを取得する際、前回内示数として更新することができる。
次に、図16に例示した警告設定画面において、例えば出力モードとして「品番別」が選択され、出力する警告区分として「1又は2を含む」が選択された場合、算出部23は、図14に例示した品番別日割内示受注データの各品番コードの商取引対象に対する、前回内示数/日と、今回内示数/日の差分である「増減数」を算出する。また、算出部23は、「(増減数/ISNULL(前回内示数/日))×100」の演算を行うことで、前回内示数/日と今回内示数/日の差分に対応する「増減率」を、図14に例示した品番別日割内示受注データの各品番コードの商取引対象毎に算出する。
データ生成部22は、図14に示す品番別日割内示受注データに対して、算出部23で算出された各商取引対象の「増減数」、図2に示した品番マスタ11に記憶されている各品番コードの商取引対象の増減数閾値/日、増減率閾値(%)、製造可能数/日を付加した、図19に例示する品番別日割警告内示受注データを生成する。
また、この例は、「1」又は「2」の警告区分のうち、いずれか一方又は両方の警告区分が付された品番別日割警告内示受注データの出力が選択されている例である。このため、判別部24は、図4に例示した警告区分マスタ13を参照し、警告区分「1」の条件である「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上であるか否か」、警告区分「2」の条件である「増減率の絶対値が増減率閾値/日以上であるか否か」、及び、警告区分「3」の条件である「今回内示数が製造可能数/日以上であるか否か」を、図19に例示した各商取引対象の品番別日割警告内示受注データ毎に判別する(図6のステップS5の警告判断処理)。データ生成部22は、図19に示すように、警告区分「1」又は(及び)警告区分「2」を含む品番別日割警告内示受注データを生成する。
すなわち、図19の例の場合、品番コードCの商取引対象の増減数の絶対値は「10個」であるのに対し、増減数閾値/日は「10個」である。このため、「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上である」との警告区分「1」の条件に該当する。また、品番コードCの商取引対象の増減率の絶対値は「66.7%」であるのに対し、増減率閾値/日は「60%」である。このため、「増減率の絶対値が増減率閾値以上である」との警告区分「2」の条件に該当する。また、品番コードCの商取引対象の製造可能数/日は、「25個」であるのに対し、今回内示数/日は「25個」である。このため、警告区分「3」の条件である「今回内示数が製造可能数/日以上である」との条件に該当する。
この場合、品番コードCの商取引対象は、「1」~「3」の警告区分の条件に該当するため、警告設定画面で選択された「1」又は「2」の警告区分のうち、両方を含む。このため、データ生成部22は、品番コードCの商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対して、「1」、「2」及び「3」の警告区分を付加する。
同様に、図19の例の場合、品番コードDの商取引対象の増減数の絶対値は「6個」であるのに対し、増減数閾値/日は「5個」である。このため、「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上である」との警告区分「1」の条件に該当する。また、品番コードDの商取引対象の増減率の絶対値は「40%」であるのに対し、増減率閾値/日は「50%」である。このため、「増減率の絶対値が増減率閾値以上である」との警告区分「2」の条件には該当しない。また、品番コードDの商取引対象の製造可能数/日は、「10個」であるのに対し、今回内示数/日は「9個」である。このため、警告区分「3」の条件である「今回内示数が製造可能数/日以上である」との条件には該当しない。
この場合、品番コードCの商取引対象は、「1」の警告区分の条件に該当するため、警告設定画面で選択された「1」又は「2」の警告区分のうち、一方を含む。このため、データ生成部22は、品番コードCの商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対して、「1」の警告区分を付加する。
同様に、図19の例の場合、品番コードBの商取引対象の増減数の絶対値は「8個」であるのに対し、増減数閾値/日は「10個」である。このため、「増減数の絶対値が増減数閾値/日以上である」との警告区分「1」の条件には該当しない。また、品番コードBの商取引対象の増減率の絶対値は「53.3%」であるのに対し、増減率閾値/日は「30%」である。このため、「増減率の絶対値が増減率閾値以上である」との警告区分「2」の条件に該当する。また、品番コードBの商取引対象の製造可能数/日は、「15個」であるのに対し、今回内示数/日は「23個」である。このため、警告区分「3」の条件である「今回内示数が製造可能数/日以上である」との条件に該当する。
この場合、品番コードBの商取引対象は、「2」及び「3」の警告区分の条件に該当するため、警告設定画面で選択された「1」又は「2」の警告区分のうち、一方を含む。このため、データ生成部22は、品番コードCの商取引対象の品番別日割警告内示受注データに対して、「2」及び「3」の警告区分を付加する。
表示制御部25は、このような品番別日割警告内示受注データを、出力装置7を介して表示する(図6のステップS6の内示警告データ出力処理)。これにより、内示注文の変更に応じて、商取引対象の製造計画を再構築する業務を支援して軽減することができる。
なお、この例の場合、所望の警告区分の選択欄において「1又は2を含む」が選択されているため、「0」の警告区分の条件にのみ該当する商取引対象の品番別日割警告内示受注データ、及び、「3」の警告区分の条件にのみ該当する商取引対象の品番別日割警告内示受注データは出力されない。このように出力する品番別又は設備別の日割警告内示受注データの警告区分を指定することで、特定の観点から日割警告内示受注データを検討可能とすることができる。
また、上述の説明では、表示制御部25は、日割警告内示受注データに警告区分を付して表示することとしたが、日割警告内示受注データに、図4に示した各警告区分の警告内容の文字(又は音声でもよい)を、警告区分と共に、又は、警告区分の代わりに表示してもよい。
(実施の形態の効果)
内示注文の変更があった場合、計画立案者は、経験に基づいて製造計画の変更を行うのであるが、品番又は設備に対する内示増減数又は製造可能数は、ある程度決められている。このため、実施の形態の業務支援装置1は、品番別及び設備別に、内示注文の増減数及び増減率の閾値を設定し、また、品番別に製造可能数の閾値を設定し、内示注文数が変更された際に、このような閾値を超える内示受注データの一覧を、該当する警告区分と共に出力する。
これにより、内示注文の変更に伴う製造計画の再構築の業務に対する基準となる指標を、計画立案者に対して提示することができる。このため、内示注文の変更に伴う計画立案者の製造計画の再構築業務の支援及び軽減を図ることができる。また、製造計画の再構築業務の支援できるため、製造計画効率の向上を図ることができる。
また、閾値を超える内示受注データの一覧が、該当する警告区分と共に出力されることで、内示注文の変更に伴う製造計画の再構築の業務に対する基準となる指標が提示されるため、経験が少ない計画立案者でも、精度の高い製造計画の再構築を可能とすることができる。このため、内示注文の変更に伴う製造計画の再構築の業務の属人化を軽減できる。
[国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び目標9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、目標13及び目標15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[他の実施の形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、或いは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、業務支援装置1に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも図示の如く物理的に構成されていることを要しない。
例えば、業務支援装置1が備える処理機能、特に制御部3及び制御部3にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて業務支援装置1に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD等の記憶部等には、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部3を構成する。
また、この業務支援装置1の業務支援プログラムは、業務支援装置1に対して任意のネットワークを介して接続された他のサーバ装置に記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するための業務支援プログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した業務支援装置1において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部2は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、業務支援装置1は、既知のパーソナルコンピュータ装置又はワークステーション等の情報処理装置で構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された情報処理装置で構成してもよい。また、情報処理装置は、本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば機械業界、鉄鋼業界、食品業界、化学業界等の内示注文を取り扱う業界等で用いて好適である。
1 業務支援装置
2 記憶部
3 制御部
4 通信インターフェース部
5 入出力インターフェース部
6 入力装置
7 出力装置
11 品番マスタ
12 設備マスタ
13 警告区分マスタ
14 カレンダーマスタ
21 取得部
22 データ生成部
23 算出部
24 判別部
25 表示制御部
31 取引先端末装置
35 ネットワーク

Claims (9)

  1. 少なくとも商取引対象の内示数、及び、前記商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する取得部と、
    前記納期が同じ納期となっている少なくとも前回取得した前記内示受注データに含まれる前回の前記内示数、及び、今回取得した前記内示受注データに含まれる今回の前記内示数を、前記納期の期間中における、前記商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出すると共に、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する算出部と、
    算出された前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する判別部と、
    算出された前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御する出力制御部と、
    を有する業務支援装置。
  2. 前記算出部は、稼働日毎の前回の前記内示数で前記増減数を除算処理することで増減率を算出し、
    前記出力制御部は、算出された前記増減率が、少なくとも所定の閾値以上の値であることを示す判別結果が前記判別部で得られた際に、所定の警告を出力するように前記出力部を制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 前記判別部は、今回の前記内示数が、前記稼働日となる一日で製造可能な前記商取引対象の数である製造可能数以上であるか否かを判別し、
    前記出力制御部は、今回の前記内示数が前記製造可能数以上であることを示す判別結果が前記判別部で得られた際に、所定の警告を出力するように前記出力部を制御すること、
    を特徴とする請求項2に記載の業務支援装置。
  4. 前記内示受注データは、前記内示数及び前記納期と共に、同じ商取引対象を示す品番を含み、
    前記算出部は、前記取得部で取得される複数の前記内示受注データの前記増減数のうち、同じ品番で同じ稼働日の前記商取引対象の増減数を、前記内示受注データに含まれる前記品番に基づいて集計して加算処理し、
    前記出力制御部は、同じ品番で同じ稼働日の前記商取引対象における加算処理した前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が前記判別部で得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御すること、
    を特徴とする請求項3に記載の業務支援装置。
  5. 前記算出部は、各前記商取引対象の品番と、各品番の前記商取引対象を製造する設備の設備コードとが関連付けされて記憶されている記憶部を参照することで、前記取得部で取得される複数の前記内示受注データの前記増減率のうち、同じ稼働日に同じ設備で製造される前記商取引対象の増減率を集計して加算処理し、
    前記出力制御部は、同じ稼働日に同じ設備で製造される前記商取引対象の加算処理した前記増減率が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が前記判別部で得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御すること、
    を特徴とする請求項4に記載の業務支援装置。
  6. 前記出力制御部は、
    前記取得部で取得される複数の前記内示受注データのうち、同じ品番で同じ稼働日に製造される前記商取引対象の内示受注データを集計して一覧表示する品番別集計結果、及び、前記取得部で取得される複数の前記内示受注データのうち、同じ稼働日に同じ設備で製造される前記商取引対象の内示受注データを集計して一覧表示する設備別集計結果のうち、ユーザに選択された品番別集計結果又は設備別集計結果を表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項5に記載の業務支援装置。
  7. 前記出力制御部は、
    前記増減数が所定の閾値以上の数であった場合の警告の出力形態、前記増減率が所定の閾値以上の値であった場合の警告の出力形態、及び、今回の前記内示数が前記製造可能数以上であると前記判別部で判別された場合における警告の出力形態のうち、ユーザにより選択された一つ又は複数の警告の出力形態を含む前記品番別集計結果又は前記設備別集計結果を前記表示部に表示すること、
    を特徴とする請求項6に記載の業務支援装置。
  8. 取得部が、少なくとも商取引対象の内示数、及び、前記商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する取得ステップと、
    算出部が、前記納期が同じ納期となっている少なくとも前回取得した前記内示受注データに含まれる前回の前記内示数、及び、今回取得した前記内示受注データに含まれる今回の前記内示数を、前記納期の期間中における、前記商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出すると共に、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する算出ステップと、
    判別部が、算出された前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する判別ステップと、
    出力制御部が、算出された前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御する出力制御ステップと、
    を有する業務支援方法。
  9. コンピュータを、
    少なくとも商取引対象の内示数、及び、前記商取引対象の納期を含む内示受注データを取得する取得部と、
    前記納期が同じ納期となっている少なくとも前回取得した前記内示受注データに含まれる前回の前記内示数、及び、今回取得した前記内示受注データに含まれる今回の前記内示数を、前記納期の期間中における、前記商取引対象の製造を行う日数である稼働日数でそれぞれ除算処理することで、稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数をそれぞれ算出すると共に、算出した稼働日毎の前回の内示数及び稼働日毎の今回の内示数の差分である増減数を算出する算出部と、
    算出された前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であるか否かを判別する判別部と、
    算出された前記増減数が、少なくとも所定の閾値以上の数であることを示す判別結果が得られた際に、所定の警告を出力するように出力部を制御する出力制御部として機能させること、
    を特徴とする業務支援プログラム。
JP2022188426A 2022-11-25 業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム Pending JP2024076730A (ja)

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