JP2012058579A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動力を抑えながら排気口の開閉を円滑に行うことができるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクターは、排気口を有する外装筐体と、当該排気口を開放する開位置または閉塞する閉位置に回転移動する羽根板81と、羽根板81を回転させる駆動機構9とを備える。駆動機構9は、直線移動することで羽根板81を開位置または閉位置に回転移動させるカムプレート91を備える。羽根板81は、カムプレート91に係合するカムピン83を備える。開位置及び閉位置におけるカムピン83の位置は、回転軸Aを含み、カムプレート91の移動方向に対して垂直となる仮想平面に対してお互いに反対側となるように設定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、プロジェクターにおいて、外装筐体に形成された排気口に、排気口の開閉を行うための複数の羽板(ルーバー)を設けた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のプロジェクター(投射装置)では、外装筐体(外郭部品)に対して複数の羽板を回転可能に取り付け、当該複数の羽板を回転移動させることで、排気口を開閉可能とする構造(以下、開閉構造)を採用している。
具体的に、開閉構造は、細長い平板形状を有し、長手方向に沿って直線移動するアームを備える。また、複数の羽板には、ルーバー回転軸に平行なルーバーガイド軸がそれぞれ設けられている。そして、各ルーバーガイド軸は、アームに形成された各長孔(アームガイド用穴)に挿入されている。
そして、アームを長手方向に沿って直線移動させることで、各長孔の内縁にて各ルーバーガイド軸に力を加え、各羽板を一括して回転移動させている。
特開2003−315910号公報
しかしながら、特許文献1のプロジェクターでは、羽板によって排気口が閉塞される閉位置及び排気口が開放される開位置におけるルーバーガイド軸の各位置が、羽根板の回転軸を含み、アームの移動方向(長手方向)に対して垂直となる仮想平面に対してお互いに反対側となるように設定されていない。
すなわち、羽板が開位置から閉位置に回転移動する場合、あるいは、閉位置から開位置に回転移動する場合には、ルーバーガイド軸は、アームの移動方向に対して交差するように円弧状に移動することとなる。
このため、アームの移動(羽板の回転移動)にある程度大きな力が必要となり、羽板を回転移動させて、排気口の開閉を円滑に行うためには、大きな駆動力が必要となる、という問題がある。
本発明の目的は、駆動力を抑えながら排気口の開閉を円滑に行うことができるプロジェクターを提供することにある。
本発明のプロジェクターは、排気口を有する外装筐体と、前記排気口を開放する開位置または閉塞する閉位置に回転移動する羽根板と、前記羽根板を回転させる駆動機構とを備えたプロジェクターであって、前記駆動機構は、直線移動することで前記羽根板を前記開位置または前記閉位置に回転移動させる移動部材を備え、前記羽根板は、前記移動部材に係合する突出部を備え、前記開位置及び前記閉位置における前記突出部の位置は、前記羽根板の回転軸を含み、前記移動部材の移動方向に対して垂直となる仮想平面に対してお互いに反対側となるように設定されていることを特徴とする。
本発明では、移動部材は、直線移動することで突出部に力を加え、羽根板を開位置または閉位置に回転移動させる。
ここで、開位置及び閉位置における突出部の位置は羽根板の回転軸を含み、移動部材の移動方向に対して垂直となる仮想平面に対してお互いに反対側となるように設定されている。
このため、突出部は、羽根板が開位置から閉位置に回転移動する場合、あるいは、閉位置から開位置に回転移動する場合に、開位置及び閉位置での突出部の位置が羽根板の回転軸を含み、移動部材の移動方向に対して垂直となる仮想平面に対してお互いに反対側とならない場合と比較して、移動部材の移動方向に沿うように移動することとなる。
したがって、移動部材を移動させる力を効率的に突出部(羽根板)に伝達でき、移動部材の移動(羽根板の回転移動)に大きな力を不要とし、駆動力を抑えながら排気口の開閉を円滑に行うことができる。
本発明のプロジェクターでは、前記開位置及び前記閉位置における前記突出部の位置は、前記仮想平面に対して対称となるように設定されていることが好ましい。
このように設定することにより、さらに突出部を移動部材の移動方向に沿うように移動させることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記駆動機構は、前記移動部材を動作させるソレノイドを備えることが好ましい。
本発明によれば、移動部材をソレノイドで動作させることで、ソレノイドによる直線運動をそのまま利用して移動部材を直線移動させることができ、ソレノイドと移動部材との間にギア等の仲介部材を用いる必要がない。
したがって、移動部材をモーター等で動作させる場合と比較して、駆動機構を単純な構造とすることができる。また、モーター等で構成されている場合と比較して消費電力を抑えることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記ソレノイドは、励磁コイルへの通電により可動部材を固定部材に吸着させる吸引動作の後、永久磁石の起磁力のみで前記固定部材への前記可動部材の吸着状態を保持する自己保持型ソレノイドで構成されていることが好ましい。
本発明によれば、ソレノイドを自己保持型ソレノイドで構成することで、励磁コイルに常時通電していなくても吸着状態を保持することができ、羽根板の位置を維持できる。
したがって、自己保持型でない他のソレノイドで構成されている場合と比較して、消費電力をさらに抑えることができる。
本発明のプロジェクターでは、前記ソレノイドは、前記吸引動作に応じて前記羽根板を前記開位置に回転移動させ、前記励磁コイルへの通電により前記永久磁石の起磁力を相殺して前記固定部材から前記可動部材を離脱可能とする復帰動作に応じて前記羽根板を前記閉位置に回転移動させることが好ましい。
ところで、プロジェクターの使用時に電源プラグが抜かれることにより、突然、外部からの電力供給が遮断されても正常に駆動を終了する機能を有するプロジェクターが知られている。このプロジェクターでは、外部からの電力供給の遮断時に、内部に搭載されたコンデンサー等の予備電源を用いて駆動終了時に必要な動作を行った後に、完全に駆動を停止する。
そして、上記の機能を有するプロジェクターに上述したソレノイドを採用した場合、外部からの電力供給の遮断後に、ソレノイドをコンデンサーの電力で駆動させて、羽根板を開位置から閉位置に切り替えることが考えられる。これによれば、突然、外部からの電力供給が遮断されても、コンデンサーによりソレノイドを駆動させて羽根板を閉位置に切り替えることができる。この際、自己保持型ソレノイドでは、通常、復帰動作よりも吸引動作の方が励磁コイルに加える電流が大きいため、吸引動作に応じて羽根板を閉位置に回転移動させる構成とした場合には、吸引動作に応じた比較的に大きい電力供給を可能とするコンデンサーが必要となる。
本発明によれば、復帰動作に応じて羽根板を閉位置に回転移動させるため、消費電力を抑えることができ、ソレノイドをコンデンサーで駆動させる場合に、容量の小さい低価格なコンデンサーで駆動できる。
本発明では、前記羽根板は、前記回転軸からお互いに逆方向に延出する一対の延出部を備え、前記回転軸を中心とする回転対称形状を有することが好ましい。
ここで、回転軸から延出する延出部が一つだけの場合には、羽根板の重心は、回転軸上から外れた位置(延出部の延出方向に離間した位置)となる。そして、このような羽根板を採用した場合には、例えば、プロジェクターの投射角度(投射位置)を変更するためにプロジェクターの姿勢を変化させた場合には、羽根板の先端側に重心があるので羽根板が移動し易く、羽根板の回転位置が所望の位置からずれてしまう恐れがある。
本発明によれば、羽根板が回転軸を中心とする回転対称形状を有し、回転軸からお互いに逆方向に延出する一対の延出部によって構成されているので、羽根板の重心は、回転軸上に位置する。このため、投射角度等に応じてプロジェクターの姿勢を変化させた場合であっても、羽根板の回転位置が所望の位置からずれる恐れもない。
本発明の一実施形態に係るプロジェクターの外観構成を示す斜視図。 前記実施形態におけるプロジェクターの内部構成を示す平面図。 前記実施形態におけるシャッター装置の構成を示す斜視図。 前記実施形態におけるシャッター装置の構成を示す分解斜視図。 前記実施形態における羽根板の構成を示す斜視図。 前記実施形態における羽根板とカムプレートの動作を示す平面図。 前記実施形態における羽根板の位置とカムピンの位置を示す平面図。 前記実施形態におけるソレノイドの構成及び動作を説明する図。 前記実施形態における制御装置の制御構造を説明するためのブロック図。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクターの外観構成〕
図1は、プロジェクター1の外観構成を示す図である。
なお、以下では、プロジェクター1において投射側(投射レンズ3Cが配置された側)を「前面」とし、その反対側を「背面」とする。また、図1中の上(天面側)及び下(底面側)をそれぞれ「上」、「下」とする。さらに、プロジェクター1を前面から見た時の左右をそれぞれ「左」、「右」とする。
プロジェクター1は、画像を投射してスクリーン(図示略)上に投影画像を表示する。
このプロジェクター1は、図1に示すように、プロジェクター1の外装を構成する外装筐体2を備える。
外装筐体2は、プロジェクター1を構成する各部材を収容するものであり、図1に示すように、略直方体状に構成されている。すなわち、外装筐体2は、図1に示すように、前面側に位置する前壁部2Aと、背面側に位置する後壁部2Bと、前面側から見て左右にそれぞれ位置する左壁部2C及び右壁部2Dと、これら各壁部2A〜2Dに接続する天面部2E及び底面部2Fとを備える。
そして、左壁部2Cには、プロジェクター1内部の空気を外部に排出するための排気口21が設けられている。
〔プロジェクターの内部構成〕
図2はプロジェクター1の内部構成を模式的に示す平面図である。
外装筐体2の内部には、図2に示すように、光学ユニット3と、電源ユニット4と、排気ファン5と、シャッター装置6と、制御装置11(図9参照)とが配設されている。
光学ユニット3は、図2に示すように、左壁部2C側から後壁部2Bに沿って延出するとともに、前壁部2Aに向けて屈曲する平面視略L字形状を有する。
この光学ユニット3は、種々の一般的なプロジェクターで利用されているため、具体的な説明は省略するが、図2に示すように、光源ランプを有する光源装置3Aと、光源装置3Aから出射された光束を変調する液晶パネル等の光変調装置(図示略)と、光変調装置にて変調された光束を投射する投射レンズ3C等を備える。
電源ユニット4は、図2に示すように、光学ユニット3における平面視略L字状の内側(前壁部2Aと光源装置3Aとの間)に配設され、プロジェクター1の各構成部材に電力を供給する。
排気ファン5は、図2に示すように、光源装置3Aに近接して配設され、光源装置3A近傍の空気を吸入し、排気口21を介して外装筐体2外部に排出する。
〔シャッター装置の構成〕
図3及び図4は、シャッター装置6の構成を示す図である。具体的に、図3は、シャッター装置6を前面左側から見た斜視図であり、図4は、その分解斜視図である。
シャッター装置6は、排気口21を開閉するためのものである。
このシャッター装置6は、図3及び図4に示すように、フレーム部材7と、ルーバー8と、駆動機構9とを備える。
〔フレーム部材の構成〕
フレーム部材7は、シャッター装置6を構成する各部材8,9等を一体的に組み上げるものであり、排気口21に対向するように外装筐体2内部に取り付けられる。
このフレーム部材7は、図3に示すように、上下にそれぞれ位置する上縁部71及び下縁部72と、前面側及び背面側にそれぞれ位置する前縁部73及び後縁部74とを有し、左壁部2C側から見た場合に排気口21を囲む矩形枠状に形成されている。
そして、フレーム部材7は、図4に示すように、上縁部71の一部(以下、第1フレーム部材7A)が他の部位(以下、第2フレーム部材7B)に対して着脱自在に構成されている。
第1フレーム部材7Aは、図4に示すように、前後方向(前面側から背面側への方向)に延びる矩形板状に形成されている。
この第1フレーム部材7Aには、下方に窪み、第1フレーム部材7Aの長手方向に沿って延びるガイド溝75が形成されている。
このガイド溝75の底部分には、第1フレーム部材7Aの長手方向に沿って等間隔に第1円孔76が形成されている。
また、各第1円孔76に近接した位置には、各第1円孔76を中心として円弧状に延びる規制孔77がそれぞれ形成されている。
第2フレーム部材7Bにおいて、下縁部72には、図4に示すように、各第1円孔76に対向する位置に第2円孔78がそれぞれ形成されている。
また、第2フレーム部材7Bにおいて、前後方向の略中央部分には、上縁部71及び下縁部72を跨り光源装置3A側と電源ユニット4側とを区画する区画部79が形成されている。
〔ルーバーの構成〕
ルーバー8は、上縁部71及び下縁部72間に回転可能に軸支され、フレーム部材7の開口部分(排気口21)を開放する開位置(図6(A)参照)、または、閉塞する閉位置(図6(B)参照)に回転移動する。
このルーバー8は、図3及び図4に示すように、複数の羽根板81を備える。
図5は、羽根板81の構成を示す斜視図である。
羽根板81は、図5に示すように、羽根板81の回転中心である回転軸Aからお互いに逆方向に延び、先端部分がクランク状に屈曲した一対の延出部81A,81Bを備える。そして、この延出部81A,81Bは回転軸Aを中心とした回転対称形状を有する。
この羽根板81において、上下端には、図5に示すように、回転軸Aに沿って突出する軸部82がそれぞれ形成されている。
そして、羽根板81は、上縁部71及び下縁部72の各円孔76,78に軸部82がそれぞれ軸支される。
また、羽根板81において、上端には、図5に示すように、一方の延出部81Aの軸部82に近接する箇所から面外方向にずれた位置に配置され、軸部82に平行して突出する突出部としてのカムピン83が形成されている。カムピン83は円柱形状に形成されている。なお、軸Bはカムピン83の中心軸である。
そして、カムピン83は、羽根板81が上縁部71及び下縁部72間に軸支された状態では、規制孔77に挿入され、上縁部71より上方側に突出する。
〔駆動機構の構成〕
駆動機構9は、ルーバー8を動作させるものであり、図3または図4に示すように、移動部材としてのカムプレート91と、弾性部材92Aと、ソレノイド92Bとを備える。
〔カムプレートの構成〕
カムプレート91は、複数の羽根板81の各カムピン83に係合し、各カムピン83に力を加えることで、一括して複数の羽根板81(ルーバー8)を開位置または閉位置に回転移動させる。
このカムプレート91は、図4に示すように、前後方向に延びる矩形板状に形成されている。そして、カムプレート91は、第1フレーム部材7Aのガイド溝75に遊嵌し、前後方向に直線移動可能に構成されている。
このカムプレート91には、図3または図4に示すように、カムプレート91の長手方向に沿って等間隔(複数の羽根板81の配設間隔)に長孔91Aが形成されている。
これら長孔91Aは、カムプレート91の移動方向に直交する左右方向(水平方向)に延びるように形成されている。
そして、長孔91Aには、カムプレート91がガイド溝75に遊嵌した状態で、上縁部71から上方側に突出したカムピン83が挿入される。
図6は、羽根板81とカムプレート91の動作を説明するための平面図である。具体的に、図6は、羽根板81及びカムプレート91を上から見た部分平面図である。なお、図6(A)は、ルーバー8が開位置の状態を示し、図6(B)は、ルーバー8が閉位置の状態を示している。また、図6中、右側がプロジェクター1の前面側に相当し、左側がプロジェクター1の背面側に相当するものである。
ルーバー8は、以下のようにして開位置から閉位置に回転移動する。
すなわち、カムプレート91は、図6(A)に示すように、開位置では、背面側に位置している。ここで、カムプレート91を前面側に移動させると、長孔91Aの内縁によりカムピン83が前面側に押され、カムプレート91の動きに連動して、各羽根板81が一括して回転移動(図6では反時計回りに回転移動)し、ルーバー8が閉位置となる(図6(B))。
また、カムプレート91を上記と逆に動作させることで、ルーバー8は、閉位置から開位置に回転移動することになる。
図7は、羽根板81の位置とカムピン83の位置を示す図である。具体的に、図7では、羽根板81(ルーバー8)が開位置に位置する状態を実線で示している。また、図7では、羽根板81が閉位置に位置する状態を二点鎖線で示している。カムプレート91の移動方向は図7では左右方向となる。
ここで、図7に示す角度αは、羽根板81の閉位置に対する開位置の角度を示している。具体的に、この角度αは、90度より小さく、45度以上60度以下とすることが好ましい。45度より小さいと十分な排気が出来なくなり、60度より大きくなるとプロジェクター1内部からの光漏れが大きくなってしまう。本実施形態では、この角度αを55度に設定しており、ルーバー8が開位置の場合に排気後の空気がプロジェクター1の斜め前方に流れるように構成している。
また、カムピン83は、図7に示すように、開位置及び閉位置でのカムピン83の各位置は回転軸Aを含み、カムプレート91の移動方向に対して垂直である仮想平面Cに対してそれぞれ反対側となるように設定されている。これにより、羽根板81の移動範囲におけるカムピン83の軌跡は、カムプレート91の移動方向に略平行する緩やかな円弧状となっている。このことにより、開位置及び閉位置でのカムピン83の各位置が仮想平面Cに対してそれぞれ反対側とならない場合と比較して、カムプレート91の移動方向に沿うように移動するようになる。本実施形態では、最もカムピン83の移動方向がカムプレート91の移動方向に沿うように、カムピン83の各位置は仮想平面Cに対し対称となるように設定されている。
〔弾性部材の構成〕
弾性部材92Aは、カムプレート91を前方に付勢する部材である。
本実施形態では、弾性部材92Aは、引張コイルバネで構成されており、図4に示すように、カムプレート91の前面側の端部とフレーム部材7との間に取付けられている。
〔ソレノイドの構成〕
図8は、ソレノイド92Bの構成及び動作を説明するための図である。
ソレノイド92Bは、カムプレート91を動作させるものである。
このソレノイド92Bは、図8に示すように、ソレノイド92B内部に固定される固定部材としての固定鉄芯93、固定鉄芯93に対して近接隔離する可動部材としての可動鉄芯94、及び通電により可動鉄芯94を励磁する励磁コイル95の他、永久磁石96を備える自己保持型ソレノイドで構成されている。
上述したソレノイド92Bは、可動鉄芯94がカムプレート91の背面側の端部に接続する。また、ソレノイド92Bは、固定鉄芯93に対する可動鉄芯94の離間方向が前面側に向き、近接方向が背面側に向く(可動鉄芯94の移動方向が前後方向となる)ようにフレーム部材7に固定される。
そして、ソレノイド92Bは、以下に示す吸引動作、吸着動作及び復帰動作を行う。なお、図8においては説明のためそれぞれ固定鉄芯93より上側の矢印M1によって励磁コイル95により発生する磁束の方向を示し、下側の矢印M2によって永久磁石96により発生する磁束の方向を示している。
先ず、ソレノイド92Bは、励磁コイル95に吸引電流を流すことで、吸引動作を行う。すなわち、励磁コイル95に吸引電流が流れることで、図8(A)に示すように、励磁コイル95による磁束と永久磁石96による磁束とが合わさる。そして、可動鉄芯94と固定鉄芯93との間の吸引力が増大し、当該吸引力により、可動鉄芯94は、弾性部材92Aの引張応力に抗して固定鉄芯93に近づく方向(背面側)に移動する。
すなわち、ソレノイド92Bの吸引動作に応じてカムプレート91が背面側に移動し、ルーバー8は、開位置に回転移動する。
次に、ソレノイド92Bは、励磁コイル95を無通電とすることで、吸着動作を行う。すなわち、励磁コイル95を無通電とすることで、図8(B)に示すように、永久磁石96の起磁力により生じる可動鉄芯94と固定鉄芯93との間の吸引力により、固定鉄芯93に対する可動鉄芯94の吸着状態が保持される。
すなわち、ソレノイド92Bの吸着動作により、ルーバー8は、開位置に位置付けられた状態に維持される。
次に、ソレノイド92Bは、励磁コイル95に吸引動作時とは逆方向の復帰電流を流すことで、復帰動作を行う。すなわち、励磁コイル95に復帰電流が流れることで、図8(C)に示すように、励磁コイル95による磁束と永久磁石96による磁束とが打ち消し合う。そして、可動鉄芯94と固定鉄芯93との間の吸引力が減少し、ついには弾性部材92Aの引張応力よりも小さくなる。これにより、可動鉄芯94は、弾性部材92Aの引張応力により固定鉄芯と離れる方向(前面側)に移動する。
すなわち、ソレノイド92Bの復帰動作に応じてカムプレート91が前面側に移動し、ルーバー8は、閉位置に回転移動する。
このように、自己保持型ソレノイドは、吸引動作及び復帰動作の瞬間のみ通電する構成であるため、モーター等と比較して省電力である。
〔制御装置の構成〕
図9は、制御装置11の制御構造を説明するためのブロック図である。
制御装置11は、プロジェクター1全体の動作を制御する。
なお、以下では、制御装置11の制御構造のうち、ソレノイド92Bの動作に関する制御構造を主に説明し、その他の制御構造については説明を省略または簡略化する。
この制御装置11は、図9に示すように、外装筐体2等に設けられた電源スイッチ12からの操作信号に応じて、ソレノイド92Bの動作を制御する。
例えば、制御装置11は、利用者により電源スイッチ12が操作され、電源をONする旨の操作信号を入力した場合には、励磁コイル95に吸引電流を流してソレノイド92Bに吸引動作を行わせる。これにより、ルーバー8は、開位置に回転移動する。
そして、制御装置11は、カムプレート91の位置(ルーバー8の開閉状態)を検出するメカスイッチ(検出スイッチ10(図3、図4、図9))により、ルーバー8が開位置に位置付けられたことを確認した後、光源装置3A及び排気ファン5の駆動を開始する。
また、例えば、制御装置11は、利用者により電源スイッチ12が操作され、電源をOFFする旨の操作信号を入力した場合には、光源装置3Aを消灯させるとともに排気ファン5の駆動を停止させた後、励磁コイル95に復帰電流を流してソレノイド92Bに復帰動作を行わせる。これにより、ルーバー8は、閉位置に回転移動する。
なお、制御装置11は、図9に示すように、プロジェクター1の使用時に電源プラグ(図示略)が抜かれることにより、突然、外部からの電力供給が遮断された時の予備電源としてコンデンサー11Aを備える。
そして、制御装置11は、外部からの電力供給が遮断された場合には、コンデンサー11Aを利用して、励磁コイル95に復帰電流を流してソレノイド92Bに復帰動作を行わせる。すなわち、プロジェクター1の使用時に電源プラグが抜かれた場合には、上述した処理により、ルーバー8が閉位置に回転移動することとなる。
上述した本実施形態によれば、以下の効果がある。
本実施形態では、羽根板81における開位置及び閉位置でのカムピン83の各位置は回転軸Aを含み、カムプレート91の移動方向に対して垂直である仮想平面Cに対してお互いに反対側となるように設定されている。このため、カムピン83は、ルーバー8(羽根板81)が開位置から閉位置に回転移動する場合、あるいは、閉位置から開位置に回転移動する場合に、開位置及び閉位置でのカムピン83の各位置が仮想平面Cに対してそれぞれ反対側とならない場合と比較して、カムプレート91の移動方向に沿うように移動することとなる。
したがって、カムプレート91を移動させる力を効率的にカムピン83(羽根板81)に伝達でき、カムプレート91の移動(羽根板81の回転移動)に大きな力を不要とし、駆動力を抑えながら排気口21の開閉を円滑に行うことができる。
特に、カムピン83の各位置を仮想平面Cに対し対称となるように設定しているため、さらにカムプレート91の移動方向に沿うようにできる。
また、カムプレート91をソレノイド92Bで動作させることで、ソレノイド92Bによる直線運動をそのまま利用してカムプレート91を直線移動させることができ、ソレノイド92Bとカムプレート91との間にギア等の仲介部材を用いる必要がない。
したがって、カムプレート91をモーター等で動作させる場合と比較して、駆動機構9を単純な構造とすることができる。また、モーター等で構成されている場合と比較して消費電力を抑えることができる。
さらに、ソレノイド92Bを自己保持型ソレノイドで構成することで、励磁コイル95に常時通電していなくても吸着状態を保持することができ、羽根板81の位置を維持できる。
したがって、自己保持型でない他のソレノイドで構成されている場合と比較して、消費電力をさらに抑えることができる。
また、外部からの電力供給が遮断されても、コンデンサー11Aによりソレノイド92Bを駆動させることで、羽根板81を閉位置に切り替えることができる。
そして、この際、復帰動作に応じて羽根板81を閉位置に回転移動させるため、消費電力を抑えることができ、容量の小さい低価格なコンデンサーでソレノイド92Bを駆動できる。
さらに、羽根板81が回転軸Aを中心とする回転対称形状を有し、回転軸Aからお互いに逆方向に延出する一対の延出部81A,81Bによって構成されているので、羽根板81の重心は、回転軸A上に位置する。このため、投射角度等に応じてプロジェクター1の姿勢を変化させた場合であっても、羽根板81の回転位置が所望の位置からずれる恐れもない。
また、角度αが55度であり、90度等とした場合と比較して小さいため、羽根板81の移動範囲における、カムプレート91の移動方向に直交する左右方向における変動量β(図7)を小さくできる。これにより、羽根板81を回転移動させるのに必要な長孔91Aの長さを短くでき、カムプレート91の幅寸法を小さくできる。すなわち、カムプレート91の重量を低減できるため、カムプレート91を小さい力で動作させることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、ソレノイド92Bの動力を用いてカムプレート91を移動させる構成について説明したが、これに限らず、カムプレート91を手動で動作する構成であってもよい。また、ソレノイド92B以外のモーター等の動力によってカムプレート91を移動させる構成であってもよい。ルーバー8の開閉位置の切り替えを軽負荷にできるため、このように種々の動力を採用できる。
前記実施形態では、ソレノイド92Bとして吸引動作後の状態を保持する自己保持型ソレノイドを採用したが、ソレノイド92Bの種類はこれに限ったものではない。例えば、自己保持型でないソレノイドを採用してもよいし、復帰動作後の状態も保持するソレノイドを採用してもよい。後者の場合には、弾性部材92Aを省略することができる。
前記実施形態では、ソレノイド92Bの吸引動作によってルーバー8が開位置となり、復帰動作によって閉位置となるように構成したが、これに限らず、吸引動作によって閉位置となり、復帰動作によって開位置となる構成であってもよい。
前記実施形態では、排気口21を外装筐体2の左壁部2Cに形成したが、前壁部2A等に形成してもよい。前壁部2Aに形成する場合には、開位置において、排気が投射レンズ3Cから遠ざかる向きに羽根板81の回転移動を規制することで、投射レンズ3Cから投射された画像光が排気熱によって揺らぐのを防止できる。
前記実施形態では、ルーバー8を構成する羽根板81の枚数が8つの場合を図示したが、羽根板81の枚数は特に限定されるものではなく、排気口21の大きさ等に応じて適宜設定すればよい。
本発明は、排気口の開閉状態を効率的に切り替えることができるため、プレゼンテーションやホームシアターに用いられる排気口を有するプロジェクターに利用できる。
1・・・プロジェクター、2・・・外装筐体、21・・・排気口、9・・・駆動機構、81・・・羽根板、81A,81B・・・延出部(一対の延出部)、83・・・カムピン(突出部)、91・・・カムプレート(移動部材)、91A・・・長孔、92B・・・ソレノイド、93・・・固定鉄芯(固定部材)、94・・・可動鉄芯(可動部材)、95・・・励磁コイル、96・・・永久磁石、A・・・回転軸、C・・・仮想平面。

Claims (6)

  1. 排気口を有する外装筐体と、前記排気口を開放する開位置または閉塞する閉位置に回転移動する羽根板と、前記羽根板を回転させる駆動機構とを備えたプロジェクターであって、
    前記駆動機構は、直線移動することで前記羽根板を前記開位置または前記閉位置に回転移動させる移動部材を備え、
    前記羽根板は、
    前記移動部材に係合する突出部を備え、
    前記開位置及び前記閉位置における前記突出部の位置は、前記羽根板の回転軸を含み、前記移動部材の移動方向に対して垂直となる仮想平面に対してお互いに反対側となるように設定されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記開位置及び前記閉位置における前記突出部の位置は、前記仮想平面に対して対称となるように設定されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記駆動機構は、
    前記移動部材を動作させるソレノイドを備える
    ことを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項3に記載のプロジェクターにおいて、
    前記ソレノイドは、
    励磁コイルへの通電により可動部材を固定部材に吸着させる吸引動作の後、永久磁石の起磁力のみで前記固定部材への前記可動部材の吸着状態を保持する自己保持型ソレノイドで構成されている
    ことを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項4に記載のプロジェクターにおいて、
    前記ソレノイドは、
    前記吸引動作に応じて前記羽根板を前記開位置に回転移動させ、前記励磁コイルへの通電により前記永久磁石の起磁力を相殺して前記固定部材から前記可動部材を離脱させる復帰動作に応じて前記羽根板を前記閉位置に回転移動させる
    ことを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記羽根板は、
    前記回転軸からお互いに逆方向に延出する一対の延出部を備え、前記回転軸を中心とする回転対称形状を有する
    ことを特徴とするプロジェクター。
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