JP2005215566A - シャッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、薄型化が可能で組立性に優れた部品点数の少ないシャッタ装置を提供すること。
【解決手段】 本発明のシャッタ装置21に係わるベース部材23の円形状の基部23aの外側には、円弧状の中心が基部23aの中心と同じで互いの半径寸法が異なる第1、第2リンク部材29、30が同一平面上に所定の間隔を有して並設され、第1、第2リンク部材20、30が基部23aの外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、第1羽根37がベース部材23の開口部23cを開閉する方向に回動可能になっている。
【選択図】 図1


Description

本発明は、シャッタ装置に係わり、デジタルムービーカメラあるいはデジタルスチルカメラ等に用いて好適なシャッタ装置に関する。
従来のシャッタ装置を、特許文献1に基づいて説明すると、図9に示すように、リング状のマグネット1には、中央部に嵌合孔1aが形成され、上面側に突出するダボ1bと、下面側に突出する2本のダボ1c、1dとが形成されている。
前記マグネット1は、円周方向にn等分されてS極・N極が交互に着磁されている。
また、マグネット1の上部には、円筒状のコイル2が、絶縁材料からなるボビン3に巻き付けられて配設されている。前記ボビン3には、ダボ3aが突出形成されている。
また、コイル2の上部には、磁性材料からなる円盤状のヨーク4が配設され、このヨーク4には、櫛歯状の第1磁極部4a、4b、4c、4d、4eが形成されている。そして、コイル2に通電することにより櫛歯状の第1磁極部4a、4b、4c、4d、4eが励磁されてコイル3が回転するようになっている。
また、嵌合孔1aに嵌合リング6を嵌合させたマグネット1の下部には、コイル2によって磁極部4a〜4eとは逆の極性が励磁される第2磁極部である平板状の羽根押さえ板9が配設されている。
前記羽根押さえ板9の中央には、所定の口径の開口部9aが形成されている。
また、羽根押さえ板9の下部には、第1、第2シャッタ羽根7、8を介して中央に開口部5aが形成されたベース部材5が配設され、このベース部材5には、ダボ5b、5cが形成されていると共にマグネット1のダボ1c、1dが係合可能な長孔5d、5eが形成されている。そして、マグネット1が回転することにより、ダボ1c、1dが長孔5d、5cに当接して、マグネット1の回転角度が所定角度で規制されるようになっている。
また、第1シャッタ羽根7は、丸孔7aがベース部材5のダボ5cに嵌合すると共に、丸孔7bがマグネット1のダボ1dに嵌合している。
また、第2シャッタ羽根8は、丸孔8aがベース部材5のダボ5bに嵌合すると共に、丸孔8bがマグネット1のダボ1cに嵌合している。前記ベース部材5の下部には、NDフィルタ板10が配設され、孔10aがベース部材5の下面に形成したダボ(図示せず)に嵌合して回転自在になっている。
前記NDフィルタ板10には、光の透過率が小さなフィルタ部10bが接着剤等で貼付されて形成されている。
そして、NDフィルタ板10が孔10aを支点として回動することにより、フィルタ10bがベース部材5および羽根押さえ板9の開口部5a、9aを覆うことができるようになっている。
また、ヨーク4上には連動レバー11が配設されており、孔11aがボビン3のダボ3aに支持されて、孔11aを支点として連動レバー11が回動自在になっている。また、連動レバー11の溝部11bは、マグネット1のダボ1bに嵌合しており、マグネット1が回転すると、この回転に応じた角度だけ孔11aを支点として連動レバー11が回動するようになっている。
前記連動レバー11には、ギア部11cが形成され、このギア部11cに入力ギア12のギア部12aが噛み合っている。
前記入力ギア12は、内部にラチエットギア(図示せず)を有する出力部材13と共にワンウエイクラッチを構成している。また、出力部材13のピン13bがNDフィルタ板10の長孔10cと摺動可能に嵌合している。
そして、出力部材13の回転に応じて、NDフィルタ板10が回動して、フィルタ部10bがそれぞれの開口部5a、9aを覆う動作、または開放する動作を行うようになっている。
このような構成の従来のシャッタ装置におけるマグネット1とNDフィルタ板10との動作を説明すると、例えばコイル2に対して非通電時は、フィルタ部10bが開口部5a、9aから待避した第1の露光状態となって停止している。
この状態から、コイル2に通電を行い、ヨーク4の磁極部4a〜4eのS極に励磁すると、回転方向の電磁力を受けたマグネット1は、時計回り方向に所定角度回転する。
この時の入力ギア12は、連動レバー11を介して回転するが、出力部材13は内部のラチエットギアの作用で回転しないようになっている。そのために、NDフィルタ板10のフィルタ10bは、羽根押さえ板9の開口部9aから回避した第1の露光状態で停止したままである。
ここで、コイル2への通電方向を反対にすると、ヨーク4の磁極部4a〜4eがN極に励磁されて、マグネット1は反時計回り方向に所定角度回転する。
また、マグネット1の反転に連動して入力ギア12も反転し、出力部材13のラチエットギアの作用で出力部材13が反時計回り方向に所定角度回転する。
これの伴って、出力部材13のピン13bにより、NDフィルタ10が回動して、フィルタ部10bが開口部5a、9aを覆うようになる。
このことにより、開口部5a、9aを通過する光量が第1の露光状態より少ない第2の露光状態となる。
特開2002−345225号公報 特開2003−111376号公報
しかし、前述したような従来のシャッタ装置は、連動レバー11、入力ギア1、および内部にラチエットギアを有する出力部材13等を配設していたので、部品点数が多く、厚さ寸法が厚くなる問題があった。
また、部品点数が多いために、組立が複雑となって、コストアップになる問題があった。
また、絞り羽根シャッタ羽根7、8を回動操作するためのマグネット1で、連動レバー11、入力ギア12、出力部材13等を介してNDフィルタ10を回動させていたので、それぞれの部材間で発生するバックラッシュが累積されて、NDフィルタ10がアクチュエータであるマグネット1より若干遅れて回動する問題があった。
本発明は、前述したような課題を解決するためのものであり、薄型化が可能で組立性に優れた部品点数の少ないシャッタ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明のシャッタ装置は、所定の口径の開口部が形成された円形状の基部を有するベース部材と、このベース部材に一端部側が支持されて前記開口部を開閉する方向に回動可能な第1羽根とを備え、円形状の前記基部の外側の同一平面上には、第1リンク部材の外側に所定の間隔を有して第2リンク部材が並設され、前記第1、第2リンク部材が前記基部の外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、前記第1羽根が前記開口部を開閉する方向に回動可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記第1、第2リンク部材は、互いの半径寸法が異なる円弧状に形成され、前記第1リンク部材の一方の面には、第1マグネットが取り付けられ、前記第1マグネットの端面と所定の間隔を有して隣り合わせて配設した第2マグネットが前記第2リンク部材の一方の面に取り付けられていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記第1、第2マグネットと対向する側に第1コイルを配設し、前記第1コイルに通電して発生する磁束が前記第1、第2マグネットの磁束に作用して、前記第1、第2マグネットが前記基部の外周部に沿って互いに離れる方向、または互いに近づく方向に移動するようになっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第4の解決手段として、前記第1羽根の前記一端部側には、前記ベース部材に形成した第1羽根支持部に支持可能な第1支持部が形成され、前記第1、第2リンク部材のそれぞれの一端部側には、前記第1羽根支持部と共に前記第1支持部に支持可能な第1、第2羽根駆動部が形成され、前記第1支持部は、長孔に形成されて前記第1羽根支持部および前記第1、第2羽根駆動部が挿入支持可能になっており、
前記第1、第2リンク部材が互いに反対方向にスライドすることにより、前記第1、第2羽根駆動部が前記第1支持部を操作して、前記第1羽根が前記回動可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第5の解決手段として、前記第1、第2マグネットは、板状に形成されて面方向に着磁され、前記第1コイルとの対向面側がそれぞれ同じ磁極になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第6の解決手段として、前記第1羽根と対称位置の前記ベース部材上には、前記第1羽根と独立して前記開口部を開閉可能な第2羽根が配設され、前記第1、第2リンク部材を配設した対称位置の前記ベース部材の前記基部の外周部には、前記第1、第2リンク部材と対称形状の第3、第4リンク部材が配設され、前記第3、第4リンク部材が前記基部の外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、前記第2羽根が前記開口部を開閉する方向に回動可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第7の解決手段として、前記第3リンク部材の一方の面には第3マグネットが取り付けられ、前記第3マグネットの端面と隣り合わせて配設した第4マグネットが前記第4リンク部材の一方の面に取り付けられ、前記第3、第4マグネットと対向する側に第2コイルを配設し、前記第2コイルに通電して発生する磁束が前記第3、第4マグネットの磁束に作用して、前記第3、第4マグネットが前記基部の外周部に沿って互いに離れる方向、または互いに近づく方向に移動するようになっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第8の解決手段として、前記第2羽根の一端部側には、前記第1羽根の前記第1支持部と対称形状の第2支持部が形成され、前記第3、第4リンク部材には、前記第1、第2リンク部材の前記第1、第2羽根駆動部と対称位置に形成した第3、第4羽根駆動部が形成され、前記第2羽根の前記第2支持部に支持した前記第2羽根支持部の左右両隣には、前記第3、第4羽根駆動部が係合され、前記第3、第4リンク部材が互いに反対方向にスライドすることにより、前記第3、第4羽根駆動部が前記第2支持部を操作して、前記第2羽根が前記回動可能になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第9の解決手段として、前記第3、第4マグネットは、前記第1、第2マグネットと同形状で面方向に着磁され、前記第2コイルとの対向面側がそれぞれ同じ磁極になっていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第10の解決手段として、前記ベース部材には、前記第1、第2マグネットを所定の間隔で離間させると共に、前記第3、第4マグネットを所定の間隔で離間させる一対の磁石仕切部が形成され、この一対の磁石仕切部には、前記第1、第2リンク部材及び前記第3、第4リンク部材を所定の間隔で同一面方向に離間させるリンク仕切部が形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第11の解決手段として、前記ベース部材には、前記第1、第2コイルを位置決め可能な位置決め部と、前記第1〜第4羽根駆動部が挿通可能な挿通部が形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第12の解決手段として、前記第1羽根は、前記開口部を遮蔽可能なシャッタ羽根からなり、前記第2羽根は、NDフィルタを取り付けたフィルタ羽根、または前記開口部の口径より小さい小径穴を有する絞り羽根からなることを特徴とする。
また、前記課題を解決するための第13の解決手段として、前記第1〜第4リンク部材は、磁性材からなるボトムヨークに載置され、前記ベース部材上には、前記第1、第2コイルおよび前記第1、第2羽根を介して磁性材からなるトップヨークが配設されていることを特徴とする。
本発明のシャッタ装置は、円形状の基部の外側の同一平面上には、第1リンク部材の外側に所定の間隔を有して第2リンク部材が並設され、第1、第2リンク部材が基部の外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、第1羽根が開口部を開閉する方向に回動可能になっているので、薄型が可能なシャッタ装置を提供できる。
また、第1、第2リンク部材は、互いの半径寸法が異なる円弧状に形成され、第1リンク部材の一方の面には、第1マグネットが取り付けられ、第1マグネットの端面と所定の間隔を有して隣り合わせて配設した第2マグネットが第2リンク部材の一方の面に取り付けられているので、少ない部品点数で第1羽根を回動操作することができる。
また、第1、第2マグネットと対向する側に第1コイルを配設し、第1コイルに通電して発生する磁束が第1、第2マグネットの磁束に作用して、第1、第2マグネットが基部の外周部に沿って互いに離れる方向、または互いに近づく方向に移動するようになっているので、第1コイルに発生する磁束で、第1、第2リンク部材を容易にスライドさせることができる。
そのために低消費電力のシャッタ装置を提供できる。
第1、第2リンク部材の前記スライドに連動して、第1、第2羽根駆動部が第1羽根支持部を挟んで互いに反対方向に移動し、第1羽根が開口部を開閉する方向に回動するようにしたので、第1羽根を確実に回動させることができる。
また、第1、第2マグネットは、板状に形成されて面方向に着磁され、第1コイルとの対向面側がそれぞれ同じ磁極になっているので、第1コイルに通電する方向を制御することで、第1、第2マグネットを互いに離れる方向または近づく方向に移動させることができる。
また、ベース部材の基部の外側には、第1、第2リンク部材と対称形状の3、第4リンク部材が配設され、第3、第4リンク部材が基部の外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、第2羽根が開口部を開閉する方向に回動可能になっているので、第2羽根をフィルタ羽根あるいは絞り羽根とすることで、確実なフィルタ動作あるいは絞り動作を行うことができる。
また、第3、第4マグネットと対向する側に第2コイルを配設し、第2コイルに通電して発生する磁束が第3、第4マグネットの磁束に作用して、第3、第4マグネットが基部の外周部に沿って互いに離れる方向、または互いに近づく方向に移動するようになっているので、第2羽根を確実に開口部側に回動させることができる。
第2羽根の一端部側には、第1羽根の第1支持部と対称形状の第2支持部が形成され、第3、第4リンク部材には、第1、第2リンク部材の第1、第2羽根駆動部と対称位置に形成した第3、第4羽根駆動部が形成され、第3、第4リンク部材が互いに反対方向にスライドすることにより、第3、第4羽根駆動部が第2支持部を操作して、第2羽根が回動可能になっているので、第2羽根を回動させて、確実なフィルタ動作あるいは絞り動作を行うことができる。
また、第3、第4マグネットは、第1、第2マグネットと同形状で面方向に着磁され、第2コイルとの対向面側がそれぞれ同じ磁極になっているので、組立が容易である。
また、ベース部材には、第1、第2マグネットを所定の間隔で離間させると共に、第3、第4マグネットを所定の間隔で離間させる一対の磁石仕切部が形成され、この一対の磁石仕切部には、第1、第2リンク部材及び第3、第4リンク部材を所定の間隔で同一面方向に離間させるリンク仕切部が形成されているので、互いに反対方向にスライドする第1、第2リンク部材および第3、第4リンク部材が、リンク仕切部でそれぞれ仕切られて接触することがない。
そのために、第1、第2リンク部材および第3、第4リンク部材を、小さな磁束でスライドさせることができ、消費電力を小さくできる。
また、ベース部材には、第1、第2コイルを位置決め可能な位置決め部と、第1〜第4羽根駆動部が挿通可能な挿通部が形成されているので、第1、第2コイルを位置決めできると共に、挿通部から挿通する第1〜第4羽根駆動部によって、第1、第2羽根を確実に回動させることができる。
また、第1羽根は、開口部を遮蔽可能なシャッタ羽根からなり、第2羽根は、NDフィルタを取り付けたフィルタ羽根、または前記開口部の口径より小さい小径穴を有する絞り羽根からなるので、確実なシャッタ動作およびフィルタ動作あるいは絞り動作を行うことができる。
また、第1〜第4リンク部材は、磁性材からなるボトムヨークに載置され、ベース部材上には、第1、第2コイルおよび第1、第2羽根を介して磁性材からなるトップヨークが配設されているので、それぞれのマグネットの磁束および第1、第2コイルの通電したときに発生する磁束漏れを小さくすることができる。
そのために、第1、第2コイルに通電する電力を少なくして省電力化できる。
以下、本発明に関するシャッタ装置の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1は本発明に関するシャッタ装置の分解斜視図であり、図2は図1の要部平面図であり、図3は図2の正面図であり、図4〜図6は本発明に係わる第1羽根の動作を説明する平面図であり、図7、図8は本発明に係わる第2羽根の動作を説明する平面図である。
まず、本発明の実施の形態のシャッタ装置21を図1〜図3に基づいて説明すると、最下部には、薄板で鋼板等の磁性材料で形成されたボトムヨーク22が配設されている。
前記ボトムヨーク22は、中央部に後述するベース部材23の円形状の基部23aが嵌合可能な開口22aを有する平面部22bがドーナッツ状に形成されている。
また、ボトムヨーク22の開口22aには、樹脂材料からなるベース部材23の延円形状の基部23aが嵌合可能になっている。前記基部23aの上面には、後述する第1、第2羽根37、38を載置可能な平坦状の羽根載置部23bが形成されている。また、基部23aの中央部の羽根載置部23bには、所定の口径からなる開口部23cが形成されると共に、この開口部23cの図示手前側の左右が対称形状に切り欠きされて一対の着る位置決め部23eが形成されている。
このコイル位置決め部23eによって、円形状の開口部23aの外周壁の一部が露出している。
また、羽根載置部23bの図示奥側は、略扇状に基部23aから外側に延出形成され、この延出形成された部分の羽根載置部23bの外周部寄りの図示右側には、突起からなる第1羽根支持部24が形成されている。
また、第1羽根支持部24に隣接する羽根載置部23bの内周側には、楕円孔からなる後述する第1羽根駆動部29aが挿通可能な挿通部23fが形成されている。また、第1羽根支持部24に隣接する羽根載置部23bの外周側には、後述する第2羽根駆動部30aが挿通可能な切り欠き状の挿通部23gが形成されている。
また、基部23aから延出する羽根載置部23bの図示左側には、突起からなる第2羽根支持部25が形成され、この第2羽根支持部25に接する右側には、楕円孔からなる後述する第3羽根駆動部33aが挿通可能な挿通部23hが形成され、右側には後述する第4羽根駆動部34aが挿通可能な切り欠き状の挿通部23jが形成されている。
また、羽根載置部23bの図示奥側の外周部寄りで、第1、第2羽根支持部24、25の間には第1、第2羽根支持部24、25の高さより低く形成された一対の凸部23kが突出形成されている。前記凸部23kは、開口部23cの図示手前側の羽根載置部23b上にも形成されている。(後述する一方の仕切壁28の根元部分の羽根載置部23b上)
また、一対のコイル位置決め部23eが形成された部分の基部23aの対称位置からは、棒状の磁石仕切部26、27が外向きに突出形成されている。
それぞれの磁石仕切部26、27には、下面側にリンク仕切部26a、27aが突出形成されると共に、上面側にコイル位置決め突起26b、27bが突出形成されている。
また、基部23aから図示手前側と奥側の2箇所からは、外側に突出して一対の仕切壁28、28が形成されている。
また、ボトムヨーク22の図示右側の平坦部22b上には、円弧状の半径寸法が異なる第1、第2リンク部材29、30が、同一平面上に所定の間隔を有して並設されている。半径寸法の小さな第1リンク部材29が内側に、半径寸法の大きな第2リンク部材30が外側に位置している。
前記第1、第2リンク部材29、30の図示奥側の一端部側で一方の面である上面には、それぞれ円柱状の第1、第2羽根駆動部29a、30aが突出形成されている。
前記第1リンク部材29は、第2リンク部材30より他端部側が長く形成され、この他端部側の上面に略扇状で板状の第1マグネット31が接着剤等で固着されている。また、第1リンク部材29より短い第2リンク部材30の他端部側には、第1マグネット31と同形状の第2マグネット32が固着されている。
そして、第1、第2リンク部材29、30は、第1、第2羽根駆動部29a、30aを隣り合わせた状態でボトムヨーク22の平坦部22b上に載置すると、第1マグネット31の端面と所定の間隔を有して第2マグネット32が隣り合って位置するようになっている。
前記第1、第2リンク部材29、30は、ボトムヨーク22の平坦部22b上を平坦部22bの円周方向に、それぞれスライド可能になっている。
また、ボトムヨーク22の図示左側の平坦部22b上で、第1、第2リンク部材29、30が位置する部分と対称位置には、、第1、第2リンク部材29、30と対称形状の第3、第4リンク部材33、34が載置されている。
そして、第3、第4リンク部材33、34の一端部側には、第3、第4羽根駆動部33a、34aが突出形成されている。
また、第3リンク部材33の他端部側には第3マグネット35が固着され、第4リンク部材34の他端部側には第4マグネット36が固着されている。そして、第3、第4マグネット33、34間には所定の隙間が形成されている。
前記第1、第2、第3、第4マグネット31、32、34、35は、上下面が互いに異なる磁極になるように着磁されて、例えば上面がN極、下面がS極に着磁されている。
このような第1、第2、第3、第4リンク部材29、30、33、34を載置したボトムヨーク22上に、ベース部材23を載置すると、仕切壁28が平坦部22b上に位置すると共に、一方の磁石仕切部26が第1、第2マグネット31、32間に位置する。同時に、リンク仕切部26aが第1、第2マグネット31、32間から露出する第1、第2リンク部材29、30間に挿入されて、第1、第2リンク部材29、30が接触しないようにガイドされる。
また、第3、第4リンク部材33、34も同様に、他方の磁石仕切部27で第3、第4マグネット35、36が仕切られると共に、リンク支持部27aで第3、第4リンク部材33、34が接触しないようにガイドされる。
また、ベース部材23の図示右側の羽根載置部23b上には、シャッタ羽根からなる第1羽根37が載置されている。この第1羽根37は、図示右側の一端部側に横長状の長孔からなる第1支持部37aが形成され、この第1支持部37aがベース部材23の第1羽根支持部24に挿入支持されるようになっている。
また、第1羽根37は、他端部側にベース部材32の開口部23cの口径より面積の大きな遮蔽部37bが形成され、第1羽根37が第1羽根支持部24を支点として回動することにより、遮蔽部37bが開口部23cを遮蔽可能になっている。
また、第1羽根支持部24の左右には、それぞれの挿通部23f、23gから第1、第2羽根駆動部29a、30aが上方に挿通している。
そのために、第1支持部37aを第1羽根支持部24に挿入支持すると、図2に示すように、第1羽根支持部24の左右に第1、第2羽根駆動部29a、30aが位置するようになっている。
また、ベース部材23の図示左側の羽根載置部23b上には、フィルタ羽根からなる第2羽根38が載置されている。この第2羽根38は、図示左側の一端部側に横長状の長孔からなる第2支持部38aが形成され、この第2支持部38aが第2羽根支持部25に挿入支持されるようになっている。
また、第2羽根38は、他端部側にベース部材32の開口部23cの口径より大きな孔を有するリング状のフィルタ支持部38bが形成され、このフィルタ支持部38bにNDフィルタ(図示せず)が取り付けられている。
そして、第2羽根38が第2羽根支持部25を支点として開口部23cを閉じる方向に回動すると、NDフィルタによって開口部23cが閉じられて、開口部23cを通過する光量を調整可能になっている。
また、第2羽根支持部25の左右には、それぞれの挿通部23h、23jから第3、第4羽根駆動部33a、34aが上方に挿通している。
そのために、第2支持部38aを第2羽根支持部25に挿入支持すると、図2に示すように、第2羽根支持部25の左右に第3、第4羽根駆動部33a、34aが位置するようになっている。
また、第1、第2マグネット31、32と対向する上方には、略楕円形状の第1コイル39が配設され、この第1コイル39には、中央部に楕円孔39aが形成されている。また、第3、第4マグネット34、35と対向する上方には、第1コイル39と同形状の第2コイル40が配設され、この第2コイル40には、楕円孔40aが形成されている。
前記第1、第2コイル39、40は、FPC(フレキシブル基板)41に接着剤等で取り付けられて一体化されている。
前記FPC41上には、スズメッキ鋼板等の磁性材料からなる板状のトップヨーク42が配設され、第1、第2コイル39、40に通電して発生する磁束の密度を高めるようになっている。
前記トップヨーク42には、ベース部材23の開口部23cと対向する位置に楕円孔42aが形成されている。この楕円孔42aに、第2羽根38に取り付けた所定厚さのNDフィルタ(図示せず)が位置するようになっている。
そして、第2羽根38が回動すると、NDフィルタが楕円孔42a内を移動可能になっている。
また、第1楕円孔34aの図示左右には、第1、第2羽根支持部24、25及び第1、第2、第3、第4羽根駆動部29a、30a、33a、34aが位置可能な逃げ部42b、42bが形成されている。
このような構成の本発明のシャッタ装置21の組立は、ボトムヨーク22の図示右側の平面部22b上に、第1マグネット31を固着した第1リンク部材29と、第2マグネット32を固着した第2リンク部材30とを載置する。
また、ボトムヨーク22の図示左側の平面部22b上に、第3マグネット35を固着した第3リンク部材33と、第4マグネット36を固着した第4リンク部材34を載置する。
次ぎに、ボトムヨーク22上にベース部材23を載置すると、仕切壁28が第1と第3マグネット31、35間に位置すると共に第1〜第4羽根駆動部29a、30a、33a、34aがベース部材23のそれぞれの挿通部23f、23g、23h、23jを挿通して上方に突出する。
また、一方の磁石仕切部26が第1、第2マグネット31、32間に位置すると共に、第1、第2リンク部材29、30間にリンク仕切部26aが位置する。
また、他方の磁石仕切部27が第3、第4マグネット35、36間に位置すると共に、第3、第4リンク部材33、34間にリンク仕切部27aが位置する。
次ぎに、ベース部材23の第1羽根支持部24、および挿通部23f、23gを挿通して上方に突出する第1、第2羽根駆動部29a、30aに、第1羽根37の長孔からなる第1支持部37aを挿入して、第1羽根37を羽根載置部32b上に載置する。
その後、第1羽根37の上から、ベース部材23の第2羽根支持部25、および挿通部23h、23jを挿通して上方に突出する第3、第4羽根駆動部33a、34aに、第2羽根38の長孔からなる第2支持部38aを挿入して、第2羽根38を載置する。
次ぎに、第1、第2コイル39、40を固着したFPC41を取り付けたトップヨーク42の外周部を、ボトムヨーク22の円形状の外周部に位置合わせしてベース部材23上に載置する。
すると、トップヨーク42はベース部材23の3箇所の形成した凸部23kに高さ方向が位置決めされる。このことにより、ベース部材23の羽根載置部23bとトップヨーク42との間に、第1、第2羽根37、38が回動自在の所定寸法の隙間が形成される。
また、第1コイル39は、楕円孔39aがコイル位置決め突起26bに挿入されると共に略楕円状の外周部が図示右側のコイル位置決め部23eに接して位置決めされる。
また、同様に、第2コイル40は、楕円孔40aがコイル位置決め突起27bに挿入されると共に、外周部が図示左側のコイル位置決め部23eに接して位置決めされる。
そして、ボトムヨーク22とトップヨーク42との間の外周部が、円形状の周壁部材(図示せず)で覆うことにより、本発明のシャッタ装置21が組み立てられている。このような本発明のシャッタ装置21は、ボトムヨーク22からトップヨーク42までの厚さ寸法が略1、5mmと薄型に形成されている。
このように組み立てられた本発明のシャッタ装置21の動作は、図4〜図8の基づいて説明すると、まず、図4に示すように、例えば第1、第2コイル39、40に対して無通電時には、第1、第2羽根37、38が開口部23cを開放する方向に回動した初期状態となっている。
この初期状態の時に、例えば、第2コイル40への通電を停止して、第1コイル39に一方向の電力を通電して発生する磁束が、第1、第2マグネット31、32の磁束に作用すると、第1、第2マグネット31、32がベース部材23の基部23aの外周部に沿って、互いに離れる方向に移動する。
このことにより、第1リンク部材29は、時計回り方向にスライドすると共に、第2リンク部材30が反時計回り方向にスライドする。即ち、第1、第2リンク部材29、30は、基部23aの外周部に沿って互いに反対方向にスライドする。
すると、図5、図6に示すように、第1、第2羽根駆動部29a、30aによって、第1羽根37の長孔からなる第1支持部37aが操作されて、第1羽根37が、第1羽根支持部24を支点として反時計回り方向に回動して、遮蔽部37bが開口部23cを遮蔽する。そして、遮蔽部37bによって、開口部23cを通過する光が完全に遮蔽されてシャッタ動作が行われる。
また、開口部23cを開放するには、第1コイル39への通電方向を逆にすると、第1コイル39に発生する磁束が第1、第2マグネット31、32の磁束に作用して、第1、第2マグネット31、32が互いに近づく方向に移動する。
このことにより、第1リンク部材29が反時計回り方向にスライドすると共に、第2リンク部材30が時計回り方向にスライドする。
すると、第1羽根37は、第1羽根支持部24を支点として、時計回り方向に回動して、遮蔽部37bが開口部23cを開放した初期状態に復帰する。
また、第2羽根38を操作するには、例えば初期状態の時に、第1コイル39への通電を停止して、第2コイル40に一方向の電力を通電して発生する磁束が、第3、第4マグネット35、36の磁束に作用すると、第3、第4マグネット35、36がベース部材23の基部23aの外周部に沿って、互いに離れる方向に移動する。
このことにより、第3リンク部材33は、反時計回り方向にスライドすると共に、第4リンク部材30が時計回り方向にスライドする。
すると、図7、図8に示すように、第3、第4羽根駆動部33a、34aによって、第2羽根38の長孔からなる第2支持部38aが操作されて、第2羽根38が、第2羽根支持部25を支点として時計回り方向に回動して、フィルタ支持部38bに支持したNDフィルタ(図示せず)が開口部23c側に回動する。
そして、NDフィルタによって、開口部23cを通過する光量を調整するフィルタ動作が行われる。
また、NDフィルタが開口部23cを開放するには、第2コイル40への通電方向を逆にすると、第2コイル40に発生する磁束が第3、第4マグネット35、36の磁束に作用して、第3、第4マグネット35、36が互いに近づく方向に移動する。
このことにより、第3リンク部材33が時計回り方向にスライドすると共に、第4リンク部材34が反時計回り方向にスライドする。
すると、第2羽根38は、第2羽根支持部25を支点として、反時計回り方向に回動してNDフィルタが開口部23cを開放した初期状態に復帰する。
本発明シャッタ装置21は、基部23aの外側に第1〜第4リンク部材29、30、33、34を同一平面上に配設すると共に、第1〜第4マグネット31、32、35、36をそれぞれのリンク部材29、30、33、34上野同一平面上に配設しているので、厚さ寸法が略1.5mmの薄型化が可能である。
尚、本発明では、第2羽根38を、NDフィルタをフィルタ支持部38bに支持したフィルタ羽根で説明したが、第2羽根38は、フィルタ羽根に換えて、開口部23cの口径より小さい小径穴を有する絞り羽根(図示せず)からなり、この絞り羽根で、開口部23cを通過する光量を調整するようにしたものでも良い。
また、本発明のシャッタ装置21は、外部から衝撃力が加わって、例えば第1、第2リンク部材29、30が同方向にスライドするような荷重が加わったとしても、それぞれの羽根駆動部29a、30aが第1羽根37の第1支持部37aに支持されているので、同方向に動くことができない。
そのために、外部から衝撃が加わったとして、第1、第2羽根37、38が開口部23cを閉じる方向に回動することがない。
また、第1、第2羽根37、38は、薄板状に形成されて質量が非常に小さいので、外部から衝撃力が加わったとしても回動しないようになっている。
本発明に関するシャッタ装置の分解斜視図である。 図1の要部平面図である。 図2の正面図である。 本発明に係わる第1羽根の動作を説明する平面図である。 本発明に係わる第1羽根の動作を説明する平面図である。 本発明に係わる第1羽根の動作を説明する平面図である。 本発明に係わる第2羽根の動作を説明する平面図である。 本発明に係わる第2羽根の動作を説明する平面図である。 従来のシャッタ装置の分解斜視図である。
符号の説明
21 本発明のシャッタ装置
22 ボトムヨーク
22a 開口
22b 平面部
23 ベース部材
23a 基部
23b 羽根載置部
23c 開口部
24 第1羽根支持部
25 第2羽根支持部
26 磁石仕切部
26a リンク仕切部
27 磁石仕切部
27a リンク仕切部
29 第1リンク部材
29a 第1羽根駆動部
30 第2リンク部材
30a 第2羽根駆動部
31 第1マグネット
32 第2マグネット
33 第3リンク部材
33a 第3羽根駆動部
34 第4リンク部材
34a 第4羽根駆動部
35 第3マグネット
36 第4マグネット
37 第1羽根
38 第2羽根
39 第1コイル
40 第2コイル
41 FPC

Claims (13)

  1. 所定の口径の開口部が形成された円形状の基部を有するベース部材と、このベース部材に一端部側が支持されて前記開口部を開閉する方向に回動可能な第1羽根とを備え、円形状の前記基部の外側の同一平面上には、第1リンク部材の外側に所定の間隔を有して第2リンク部材が並設され、前記第1、第2リンク部材が前記基部の外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、前記第1羽根が前記開口部を開閉する方向に回動可能になっていることを特徴とするシャッタ装置。
  2. 前記第1、第2リンク部材は、互いの半径寸法が異なる円弧状に形成され、前記第1リンク部材の一方の面には、第1マグネットが取り付けられ、前記第1マグネットの端面と所定の間隔を有して隣り合わせて配設した第2マグネットが前記第2リンク部材の一方の面に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のシャッタ装置。
  3. 前記第1、第2マグネットと対向する側に第1コイルを配設し、前記第1コイルに通電して発生する磁束が前記第1、第2マグネットの磁束に作用して、前記第1、第2マグネットが前記基部の外周部に沿って互いに離れる方向、または互いに近づく方向に移動するようになっていることを特徴とする請求項2記載のシャッタ装置。
  4. 前記第1羽根の前記一端部側には、前記ベース部材に形成した第1羽根支持部に支持可能な第1支持部が形成され、前記第1、第2リンク部材のそれぞれの一端部側には、前記第1羽根支持部と共に前記第1支持部に支持可能な第1、第2羽根駆動部が形成され、前記第1支持部は、長孔に形成されて前記第1羽根支持部および前記第1、第2羽根駆動部が挿入支持可能になっており、
    前記第1、第2リンク部材が互いに反対方向にスライドすることにより、前記第1、第2羽根駆動部が前記第1支持部を操作して、前記第1羽根が前記回動可能になっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシャッタ装置。
  5. 前記第1、第2マグネットは、板状に形成されて面方向に着磁され、前記第1コイルとの対向面側がそれぞれ同じ磁極になっていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のシャッタ装置。
  6. 前記第1羽根と対称位置の前記ベース部材上には、前記第1羽根と独立して前記開口部を開閉可能な第2羽根が配設され、前記第1、第2リンク部材を配設した対称位置の前記ベース部材の前記基部の外周部には、前記第1、第2リンク部材と対称形状の第3、第4リンク部材が配設され、前記第3、第4リンク部材が前記基部の外周部に沿って互いに反対方向にスライドすることにより、前記第2羽根が前記開口部を開閉する方向に回動可能になっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシャッタ装置。
  7. 前記第3リンク部材の一方の面には第3マグネットが取り付けられ、前記第3マグネットの端面と隣り合わせて配設した第4マグネットが前記第4リンク部材の一方の面に取り付けられ、前記第3、第4マグネットと対向する側に第2コイルを配設し、前記第2コイルに通電して発生する磁束が前記第3、第4マグネットの磁束に作用して、前記第3、第4マグネットが前記基部の外周部に沿って互いに離れる方向、または互いに近づく方向に移動するようになっていることを特徴とする請求項6記載のシャッタ装置。
  8. 前記第2羽根の一端部側には、前記第1羽根の前記第1支持部と対称形状の第2支持部が形成され、前記第3、第4リンク部材には、前記第1、第2リンク部材の前記第1、第2羽根駆動部と対称位置に形成した第3、第4羽根駆動部が形成され、前記第2羽根の前記第2支持部に支持した前記第2羽根支持部の左右両隣には、前記第3、第4羽根駆動部が係合され、前記第3、第4リンク部材が互いに反対方向にスライドすることにより、前記第3、第4羽根駆動部が前記第2支持部を操作して、前記第2羽根が前記回動可能になっていることを特徴とする請求項6または7記載のシャッタ装置。
  9. 前記第3、第4マグネットは、前記第1、第2マグネットと同形状で面方向に着磁され、前記第2コイルとの対向面側がそれぞれ同じ磁極になっていることを特徴とする請求項7または8記載のシャッタ装置。
  10. 前記ベース部材には、前記第1、第2マグネットを所定の間隔で離間させると共に、前記第3、第4マグネットを所定の間隔で離間させる一対の磁石仕切部が形成され、この一対の磁石仕切部には、前記第1、第2リンク部材及び前記第3、第4リンク部材を所定の間隔で同一面方向に離間させるリンク仕切部が形成されていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載のシャッタ装置。
  11. 前記ベース部材には、前記第1、第2コイルを位置決め可能な位置決め部と、前記第1〜第4羽根駆動部が挿通可能な挿通部が形成されていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のシャッタ装置。
  12. 前記第1羽根は、前記開口部を遮蔽可能なシャッタ羽根からなり、前記第2羽根は、NDフィルタを取り付けたフィルタ羽根、または前記開口部の口径より小さい小径穴を有する絞り羽根からなることを特徴とする請求項6乃至11のいずれかに記載のシャッタ装置。
  13. 前記第1〜第4リンク部材は、磁性材からなるボトムヨークに載置され、前記ベース部材上には、前記第1、第2コイルおよび前記第1、第2羽根を介して磁性材からなるトップヨークが配設されていることを特徴とする請求項7乃至12のいずれかに記載のシャッタ装置。
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