JP2006119288A - 投射型表示装置 - Google Patents

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大 米屋
Takuji Okubo
琢二 大久保
Yoshiro Asano
善郎 浅野
Hiroaki Fujii
寛昭 藤井
Takashi Nagahata
貴 長畑
Hirotaka Nagata
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Abstract

【課題】使用時における冷却性能を確保しつつ非使用時における筐体内部への塵埃の侵入を防止するとともに筐体の美観を向上させる。
【解決手段】各冷却風用窓20は、筐体10の開口22に設けられた複数の羽根体24と、連結機構26と、駆動手段28と、ばね手段30とを備えている。連結機構26は、複数の羽根体24が並べられた方向に延在する細長形状のスライダ2602を備え、スライダ2602がその延在方向に往復直線移動することで複数の羽根体24が軸2406を支点に揺動し、開口22が開閉される。駆動手段28は形状記憶合金製の部材2802で構成され連結機構26を動かし複数の羽根体24を開口22を開放する開放位置と開口22を閉塞する閉塞位置との間で揺動させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は投射型表示装置に関する。
スクリーン上に光束を投影して画像を形成する投射型表示装置(プロジェクター)がある。このような投射型表示装置は、例えば、光源と、光源から出射された光束を波長が異なる複数の光束に分離する光学系と、分離された各光束を画像形成用の1つの光束に合成して出射する画像形成部と、これら光源、光学系、画像形成部を収容する筐体とを備えている。
そして、投射型表示装置では、多くの場合、明るい画像を得るために光源として用いられるランプには大きな光量の高圧ランプ(ウルトラハイプレッシャーランプ)などが用いられている。
このような高圧ランプは、点灯時にその表面温度が300度近くになり、発熱量が大きいことから、筐体の内部に対して冷却用ファンを用いた強制冷却が行なわれている(例えば特許文献1参照)。
このような強制冷却は、筐体に複数の冷却風用窓を設けるとともに、筐体の内部に冷却用ファンを設け、冷却風用窓および冷却用ファンを介して筐体の内部に外気を取り込むとともに、筐体内部の空気を冷却風用窓および冷却用ファンを介して筐体の外部に排出することでなされている。
特開2003−254294号公報
このような投射型表示装置は、非使用時に、机の上や棚の上にむき出しで載置される場合が多い。そのため、冷却風用窓から筐体内部へ塵埃が侵入し、塵埃が筐体内部に収容されている光学系や画像形成部などに付着するおそれがある。そして、塵埃が光学系や画像形成部に付着するとスクリーン上に投影される画像が劣化する。
また、冷却風用窓は筐体の表面の一部を構成しているため、筐体の美観を損ね勝ちでデザイン性の自由度を確保する上で不利であった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、使用時における冷却性能を確保しつつ非使用時における筐体内部への塵埃の侵入を防止するとともに筐体の美観を向上させる上で有利な投射型表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、筐体と、前記筐体の内部に収容された投影部と、前記筐体の内部に設けられた複数の冷却用ファンと、前記筐体に設けられた複数の冷却風用窓とを備え、前記冷却用ファンおよび前記冷却風用窓を介して前記筐体の内部に外気を取り込み前記投影部に冷却風を当接させて前記投影部を冷却し前記投影部に当接された冷却風を前記筐体の外部に排出する投射型表示装置であって、前記複数の冷却風用窓のうちの少なくとも1つの冷却風用窓は、前記筐体に設けられた開口と、前記開口に揺動可能に配設され揺動することで前記開口を開閉する複数の羽根体と、前記複数の羽根体を連結する連結機構と、前記連結機構に接続され前記複数の羽根体を前記開口を開放する開放位置と前記開口を閉塞する閉塞位置との間で揺動させる駆動手段と、前記連結機構を、前記複数の羽根体が前記閉塞位置に位置するように付勢するばね手段とを備え、前記駆動手段は、前記投影部の発熱により前記筐体内部の温度が上昇した際に、形状が復帰し前記ばね手段の弾性力に抗して伸張し前記連結機構を介して前記複数の羽根体を前記閉塞位置から前記開放位置に揺動させる形状記憶合金製の部材で構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、投射型表示装置の使用時には各冷却風用窓の各羽根体が開放されるため、各冷却風用窓を通して筐体の外部から内部に外気を円滑に取り込むとともに、筐体の内部から外部に空気を円滑に排出することができるので使用時における冷却性能を確保できることは無論のこと、投射型表示装置の非使用時には各冷却風用窓が各羽根体によって閉塞されているため、冷却風用窓から筐体内部への塵埃の侵入を阻止でき、塵埃が光学系や画像形成部に付着してスクリーン上に投影される画像が劣化することを防止する上で有利である。
また、投射型表示装置の非使用時には筐体の表面の一部を構成する冷却風用窓が各羽根体によって閉塞されているため、筐体の美観を損ねることが少なく、デザイン性の自由度を確保する上で有利となる。
また、駆動手段として形状記憶合金からなる部材を用いたので、モータやソレノイドなどのアクチュエータを用いて冷却風用窓を開閉する場合に比較して、構成および制御を簡素化できるとともに、占有スペースが少なくて済み、投射型表示装置の小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
本発明は、使用時における冷却性能を確保しつつ非使用時における筐体内部への塵埃の侵入を防止するとともに筐体の美観を向上させるという目的を、筐体に設けられた開口に揺動可能に配設され揺動することで開口を開閉する複数の羽根体と、複数の羽根体を連結する連結機構と、連結機構に接続され複数の羽根体を開口を開放する開放位置と開口を閉塞する閉塞位置との間で揺動させる駆動手段と、連結機構を、複数の羽根体が閉塞位置に位置するように付勢するばね手段とを設け、駆動手段を、投影部の発熱により筐体内部の温度が上昇した際に、形状が復帰しばね手段の弾性力に抗して伸張し連結機構を動かし複数の羽根体を閉塞位置から開放位置に揺動させる形状記憶合金製の部材で構成することで達成した。
次に、本発明の実施例について図面にしたがって説明する。
図1は本実施例における投射型表示装置の構成を示す平面図、図2は羽根体が閉塞位置に位置した状態を示す説明図、図3は羽根体が開放位置に位置した状態を示す説明図、図4(A)は羽根体が閉塞位置に位置した状態を示す斜視図、(B)は羽根体が開放位置に位置した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、投射型表示装置100は筐体10を備え、筐体10の内部に、光源12、ハウジング13、複数の冷却用ファン18、基板19が設けられ、筐体10に複数の冷却風用窓20が設けられている。
筐体10は、左右方向の幅と、前後方向の長さと、上下方向の高さを有する矩形板状に形成されている。なお、筐体10の前後方向は投射レンズ17の光軸方向のスクリーン側を前方、反対側を後方とし、筐体10の左右方向は、筐体10を前方から見た状態の左右方向とする。
光源12は例えばウルトラハイプレッシャーランプによって構成されている。
光源12は、筐体10の左右方向のほぼ中央で後部寄りの箇所に配置されている。
ハウジング13には、照明光学系14、色分離光学系15、画像形成部16、投射レンズ17が収容保持されている。
光源12から出射された白色光は複数のレンズおよび光学部品を含む照明光学系14によって色分離光学系15に導かれ、色分離光学系15によって赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の光束に分離され、これら3色の光束は対応する赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の画像情報をそれぞれ表示する3つの液晶パネル(不図示)を通過した後、クロスダイクロイックプリズム(不図示)によって1つの光束に合成され、投射レンズ17を介してスクリーン上にカラー画像として投影される。
前記3つの液晶パネルおよびクロスダイクロイックプリズムを含んで画像形成部16が構成されており、この画像形成部16も光源12からの白色光が3つの液晶パネルに照射されることで発熱する。
基板19は、光源12や冷却用ファン18への電源の供給を行う電源回路、画像形成部16の前記各液晶パネルの駆動を行う駆動回路などが設けられている。
本実施例では、光源12、照明光学系14、色分離光学系15、画像形成部16、投射レンズ17によって特許請求の範囲の投影部が構成されている。
筐体10は平面視矩形板状の底壁1002と、底壁1002の4辺から起立された前壁1004と、後壁1006と、左右の側壁1008,1010と、これら前壁1004、後壁1006、側壁1008,1010の上辺を接続する不図示の上壁とを有している。
前壁1004には開口が設けられ、この開口を介して投射レンズ17が前方に臨ませて配置されている。
本実施例では、冷却風用窓20は5つ設けられ、そのうちの2つは、右の側壁1010の後部寄り箇所に並べて設けられ、他の2つは、左の側壁1008の後部寄り箇所に並べて設けられ、残りの1つは不図示であるが、画像形成部16の下方に位置する筐体10の底壁1002箇所に設けられている。
また、本実施例では、冷却用ファン18は2つ設けられ、そのうちの1つは、右の側壁1010に設けられた1つの冷却風用窓20に臨む筐体10の内部箇所に設けられている。また、残りの1つの冷却用ファン18は、不図示ではあるが、画像形成部16とこの画像形成部16の下方に位置する冷却風用窓20との間に設けられている。
そして、これら冷却用ファン18の駆動により、画像形成部16の下方の冷却風用窓20および左の側壁1008に配置された2つの冷却風用窓20から外気を筐体の内部に取り入れ、外気により画像形成部16箇所および光源12並びに基板19などを冷却し、その後、右の側壁1010の2つの冷却風用窓20を通して筐体10の外部に排出するようにしている。
図2乃至図4に示すように、各冷却風用窓20は、筐体10に設けられた矩形状の開口22と、開口22に設けられた複数の羽根体24と、連結機構26と、駆動手段28と、ばね手段30とを備えている。なお、図1では省略されているが、左右の側面1010の開口22には、図2乃至図4に示すようにそれぞれ複数の羽根体24が設けられている。
各羽根体24は、羽根部2402と、羽根部2402の基部から突設されたアーム部2404とで構成されている。
各羽根体24は、それらの羽根部2402の基部が軸2406を介して開口22の縁で支持されている。
連結機構26は、開口22の内側に臨む筐体10箇所に配設され、複数の羽根体24が並べられた方向に延在する細長形状のスライダ2602を備え、スライダ2602の延在方向の端部には係止片2606が設けられている。
スライダ2602は不図示の支持手段により筐体10側でその延在方向に往復直線移動可能に支持されている。
スライダ2602と複数の羽根体24の各アーム部2404はそれぞれピン2408と長溝2604を介して連結され、スライダ2602がその延在方向に往復直線移動することで複数の羽根体24が軸2406を支点に揺動し、開口22が開閉されるように構成されている。すなわち、複数の羽根体24は、図2に示すように、それら羽根部2404が筐体10の表面と同一面上を延在し開口22を閉塞する閉塞位置と、図3に示すように開口22を開放する開放位置との間で揺動可能に配設されている。なお、本実施例では、連結機構26はスライダ2602とピン2408と長溝2604などで構成されている。
駆動手段28は、連結機構26に接続され複数の羽根体24を開口22を開放する開放位置と開口22を閉塞する閉塞位置との間で揺動させるもので、駆動手段28は、前記投影部の発熱により筐体10内部の温度が上昇した際に、形状が復帰しばね手段30の弾性力に抗して伸張し連結機構26を介して複数の羽根体24を閉塞位置から開放位置に揺動させる形状記憶合金製の部材で構成されている。
本実施例では、形状記憶合金製の部材は、形状記憶合金からなる線材がコイル状に巻回されることでコイル2802として構成されている。
ばね手段30は、連結機構26を、複数の羽根体24が閉塞位置に位置するように付勢するもので、コイルスプリング3002により構成されている。
コイルスプリング3002とコイル2802は、スライダ2602の延在方向に対してそれらの軸心を平行させて並べられ、スライダ2602に沿わせて配設されている。そして、コイルスプリング3002およびコイル2802の一方の端部はスライダ2602の係止片2606に連結され、他方の端部は筐体の箇所1020に連結されている。
次に、作用について説明する。
まず、投射型表示装置100の電源が切断されており、光源12が点灯されていない状態では、図2、図4(A)に示すように、コイルスプリング3002(ばね手段30)の弾性力(引っ張り力)によってコイル2802(駆動手段28)が短縮された状態となることで、スライダ2602に連結された各羽根体24が閉塞位置に位置し、各冷却風用窓20(開口22)は各羽根体24の羽根部2402によって閉塞されている。
投射型表示装置100の電源が投入されると、各冷却用ファン18が動作を開始するとともに光源12が点灯され筐体10内部の温度が上昇する。
すると、図3、図4(B)に示すように、コイル2802(駆動手段28)がコイルスプリング3002(ばね手段30)の弾性力に抗して伸張することでスライダ2602が直線移動し、これにより各羽根体24が開放位置に揺動され、各冷却風用窓20(開口22)が開放される。
これにより、画像形成部16の下方に位置する冷却風用窓20から取り込まれた外気と、左の側壁1008に設けられた2つの冷却用窓20から取り込まれた外気が、ハウジング13および光源12並びに基板19に十分に当接され、ハウジング13および光源12並びに基板19を十分に冷却した後、右の側壁1010に設けられた2つの冷却用窓20を通して筐体10外に排出される。
また、投射型表示装置100の使用後、電源が切断されると、光源12が消灯されることで筐体10内部の温度が低下する。
筐体10内部の温度低下に伴い、コイル2802(駆動手段28)の伸張が解除されると、図2、図4(A)に示すように、コイルスプリング3002(ばね手段30)の弾性力によってコイル2802が短縮された状態となることで、スライダ2602が反対方向に直線移動し、各羽根体24が開放位置から閉塞位置に揺動され、各冷却風用窓20は各羽根体24の羽根部2402によって閉塞された状態に戻る。
本実施例によれば、投射型表示装置100の使用時には各冷却風用窓20の各羽根体24が開放されるため、各冷却風用窓20を通して筐体10の外部から内部に外気を円滑に取り込むとともに、筐体10の内部から外部に空気を円滑に排出することができるので使用時における冷却性能を確保できることは無論のこと、投射型表示装置100の非使用時には各冷却風用窓20が各羽根体24によって閉塞されているため、冷却風用窓20から筐体内部への塵埃の侵入を阻止することができる。したがって、塵埃が光学系や画像形成部に付着してスクリーン上に投影される画像が劣化することを防止する上で有利である。
また、投射型表示装置100の非使用時には筐体10の表面の一部を構成する冷却風用窓20が各羽根体24によって閉塞されているため、筐体10の美観を損ねることが少なく、デザイン性の自由度を確保する上で有利となる。
また、形状記憶合金からなるコイル2802と、コイルスプリング3002とにより複数の羽根体24を揺動させ、冷却風用窓20を開閉する構成としたので、モータやソレノイドなどのアクチュエータを用いて冷却風用窓20を開閉する場合に比較して、構成および制御を簡素化できるとともに、占有スペースが少なくて済み、投射型表示装置100の小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
次に実施例2について説明する。
実施例2が実施例1と異なるのは、スライダ2602に対するコイル2802およびコイルスプリング3002の配置である。
図5は実施例2において羽根体が閉塞位置に位置した状態を示す説明図、図6は実施例2において羽根体が開放位置に位置した状態を示す説明図である。なお、以下では、実施例1と同様の部分および部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
実施例2では、コイルスプリング3002が、スライダ2602の延在方向の一方の端部2610と筐体10の箇所1021との間に設けられ、また、コイル2802が、スライダ2602の延在方向の他方の端部2612と筐体10の箇所1022との間に設けられている。
すなわち、実施例2では、コイルスプリング3002とコイル2802が、スライダ2602の延在方向の両端に配置され、コイルスプリング3002およびスライダ2602ならびにコイル2802が同一直線上に並べられている。
実施例2においても実施例1と同様に、図6に示すように、コイル2802(駆動手段28)がスプリング3002(ばね手段30)の弾性力に抗して伸張することでスライダ2602が直線移動し、これにより各羽根体24が開放位置に揺動され、各冷却風用窓20(開口22)が開放される。
また、図5に示すように、コイル2802(駆動手段28)の伸張が解除されると、コイルスプリング3002(ばね手段30)の弾性力によってコイル2802が短縮された状態となることで、スライダ2602が反対方向に直線移動し、各羽根体24が開放位置から閉塞位置に揺動され、各冷却風用窓20は各羽根体24の羽根部2402によって閉塞された状態に戻る。
実施例2においても実施例1と同様に、使用時における冷却性能を確保できることは無論のこと、冷却風用窓20から筐体内部への塵埃の侵入を阻止してスクリーン上に投影される画像が劣化することを防止する上で有利であり、投射型表示装置100の非使用時には筐体10の表面の一部を構成する冷却風用窓20が各羽根体24によって閉塞されているためデザイン性の自由度を確保する上で有利である。
また、形状記憶合金からなるコイル2802と、コイルスプリング3002とにより複数の羽根体24を揺動させ、冷却風用窓20を開閉するための構成および制御を簡素化できるとともに、占有スペースが少なくて済み、投射型表示装置100の小型化および低コスト化を図る上で有利となる。
なお、本発明では、複数の羽根体24を連結する連結機構26としては従来公知の様々な構成が採用可能であり、それら採用される構成に伴い、ばね手段30や形状記憶合金製の部材の形状、構造、配置関係が適宜変更される。
実施例1における投射型表示装置の構成を示す平面図である。 羽根体が閉塞位置に位置した状態を示す説明図である。 羽根体が開放位置に位置した状態を示す説明図である。 (A)は羽根体が閉塞位置に位置した状態を示す斜視図、(B)は羽根体が開放位置に位置した状態を示す斜視図である。 実施例2において羽根体が閉塞位置に位置した状態を示す説明図である。 実施例2において羽根体が開放位置に位置した状態を示す説明図である。
符号の説明
100……投射型表示装置、10……筐体、12……光源、13……ハウジング、18……冷却用ファン、20……冷却風用窓、22……開口、24……羽根体、26……連結機構、28……駆動手段、2802……形状記憶合金製の部材、30……ばね手段。

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に収容された投影部と、
    前記筐体の内部に設けられた複数の冷却用ファンと、
    前記筐体に設けられた複数の冷却風用窓とを備え、
    前記冷却用ファンおよび前記冷却風用窓を介して前記筐体の内部に外気を取り込み前記投影部に冷却風を当接させて前記投影部を冷却し前記投影部に当接された冷却風を前記筐体の外部に排出する投射型表示装置であって、
    前記複数の冷却風用窓のうちの少なくとも1つの冷却風用窓は、
    前記筐体に設けられた開口と、
    前記開口に揺動可能に配設され揺動することで前記開口を開閉する複数の羽根体と、
    前記複数の羽根体を連結する連結機構と、
    前記連結機構に接続され前記複数の羽根体を前記開口を開放する開放位置と前記開口を閉塞する閉塞位置との間で揺動させる駆動手段と、
    前記連結機構を、前記複数の羽根体が前記閉塞位置に位置するように付勢するばね手段とを備え、
    前記駆動手段は、前記投影部の発熱により前記筐体内部の温度が上昇した際に、形状が復帰し前記ばね手段の弾性力に抗して伸張し前記連結機構を介して前記複数の羽根体を前記閉塞位置から前記開放位置に揺動させる形状記憶合金製の部材で構成されている、
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記形状記憶合金製の部材は、前記筐体の内部の温度が下降した際に、前記伸張が解除されるように構成され、前記ばね手段は、前記形状記憶合金製の部材の前記伸張が解除された状態で前記連結機構を介し前記複数の羽根体を前記閉塞位置に復帰させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  3. 前記連結機構は、前記複数の羽根体が並べられた方向に延在する細長形状のスライダを備え、前記スライダは筐体側でその延在方向に往復直線移動可能に支持され、前記スライダと前記複数の羽根体はそれぞれピンと長溝を介して連結され前記スライダが往復直線移動することで前記複数の羽根体が開閉するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  4. 前記ばね手段はコイルスプリングから構成され、前記形状記憶合金製の部材は、形状記憶合金からなる線材がコイル状に巻回されることでコイルとして構成されており、前記コイルスプリングおよび前記コイルは前記連結機構と前記筐体との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  5. 前記連結機構は、前記複数の羽根体が並べられた方向に延在する細長形状のスライダを備え、前記スライダは筐体側でその延在方向に往復直線移動可能に支持され、前記スライダと前記複数の羽根体はそれぞれピンと長溝を介して連結され前記スライダが往復直線移動することで前記複数の羽根体が開閉するように構成され、前記ばね手段はコイルスプリングから構成され、前記形状記憶合金製の部材は、形状記憶合金からなる線材がコイル状に巻回されることでコイルとして構成されており、前記コイルスプリングと前記コイルはそれらの軸心を前記スライダの延在方向と平行させて並べられ、前記コイルスプリングおよび前記コイルの一方の端部は前記スライダに連結され他方の端部は前記筐体に連結されていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  6. 前記連結機構は、前記複数の羽根体が並べられた方向に延在する細長形状のスライダを備え、前記スライダは筐体側でその延在方向に往復直線移動可能に支持され、前記スライダと前記複数の羽根体はそれぞれピンと長溝を介して連結され前記スライダが往復直線移動することで前記複数の羽根体が開閉するように構成され、前記ばね手段はコイルスプリングから構成され、前記形状記憶合金製の部材は、形状記憶合金からなる線材がコイル状に巻回されることでコイルとして構成されており、前記コイルスプリングは前記スライダの延在方向の一方の端部と筐体との間に設けられ、前記コイルは前記スライダの延在方向の他方の端部と筐体との間に設けられ、前記コイルスプリングおよびスライダならびにコイルは同一直線上に並べられていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
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