JP2012056577A - クローラ式走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トラックフレームのトレッド幅の変更作業が楽になるようにする。
【解決手段】 駆動輪6、前後従動輪3、4及び遊転輪5にクローラ7が巻き掛けられたクローラ式走行装置において、後車軸ケース34に揺動軸8を左右方向移動自在に挿通した支持筒体72が固設され、揺動軸8は支持筒体72よりも左右方向に長く形成されかつその両端部に支持筒体72に対する左右移動範囲を設定する一対の支持板71が固定され、支持板71にトラックフレーム2が連結され、前記支持筒体72に対する揺動軸8の左右移動を規制するように、一対の支持板71のうちの一方の支持板71と支持筒体72との間又は他方の支持板71と支持筒体72との間に、選択的に介在されるスペーサ部材77が設けられ、このスペーサ部材77が周方向に分割されかつ揺動軸8に径外側から外嵌可能な一対の抱持体79を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、トラクタの後部等に装備可能なクローラ式走行装置に関する。
例えば、クローラ式走行装置としては、トラクタの後輪タイヤ車輪として、又は後輪タイヤ車輪に代えて装備することによりセミクローラトラクタを構成するものがある。
この種のクローラ式走行装置においては、走行機体の後車軸に駆動輪が取り付けられ、後車軸を支持する後車軸ケースに、左右方向の揺動軸を介してトラックフレームが揺動軸廻りに揺動自在に支持され、トラックフレームの前後端部に前後従動輪が配置されると共に中途部に遊転輪が設けられ、前記駆動輪、前後従動輪及び遊転輪にクローラが巻き掛けられ、駆動輪を回転駆動させることにより、駆動輪に巻き掛けたクローラを周方向に循環回走させるようにしたものがあり、このクローラ式走行装置を装備したトラクタを畑地で使用する場合、作物によって畝の幅が異なるので、畝溝(畝と畝との間の溝)間の間隔の広狭に対応したトレッド変更が必要となる。
そこで、この種の従来のクローラ式走行装置では、簡単な構造でトレッド変更できるものとして、駆動輪(クローラが巻き付けられる駆動輪の外周部)の左右方向の中心を、後車軸側の駆動輪取付部から左右方向にオフセットさせ、駆動輪を左右反転して後車軸側の取付部に取り付けることにより、クローラが左右方向に変更調整可能になるように、駆動輪の外周部側を左右方向に位置変更可能に構成し、また、トラックフレームを揺動軸と共に左右方向に移動自在に支持し、揺動軸を左右方向に位置変更させることにより、駆動輪の外周部側の左右方向の位置変更に対応して、前後従動輪及び遊転輪が左右方向に位置変更可能となるようにしたものがある(例えば特許文献1)。
特開2003−276657号公報 特開2003−095154号公報
しかし、従来では、トラックフレーム乃至揺動軸を左右方向に移動変更するに際して、揺動軸の位置決めをするスペーサを揺動軸に対して軸方向に嵌脱するようにしていたので、クローラ式走行装置のトレッド幅の変更作業全体も面倒であった。
本発明は、上記問題点に鑑み、スペーサを揺動軸に対して径外側から嵌脱して揺動軸の移動と位置設定をすることにより、トラックフレームのトレッド幅の変更作業を簡単にできるようにしたクローラ式走行装置を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、次の通りである。
第1に、走行機体30の後車軸ケース34に後車軸33が支持され、後車軸33に駆動輪6が外周部側左右方向位置変更可能に設けられ、後車軸ケース34に左右方向の揺動軸8を介してトラックフレーム2が揺動自在にかつ左右方向移動自在に支持され、トラックフレーム2の前後端部に前後従動輪3、4が配置されると共に中途部に遊転輪5が設けられ、前記駆動輪6、前後従動輪3、4及び遊転輪5にクローラ7が巻き掛けられたクローラ式走行装置において、
後車軸ケース34に揺動軸8を左右方向移動自在に挿通した支持筒体72が固設され、揺動軸8は支持筒体72よりも左右方向に長く形成されかつその両端部に支持筒体72に対する左右移動範囲を設定する一対の支持板71が固定され、支持板71にトラックフレーム2が連結され、
前記支持筒体72に対する揺動軸8の左右移動を規制するように、一対の支持板71のうちの一方の支持板71と支持筒体72との間又は他方の支持板71と支持筒体72との間に、選択的に介在されるスペーサ部材77が設けられ、このスペーサ部材77が周方向
に分割されかつ揺動軸8に径外側から外嵌可能な一対の抱持体79を備えていることを特徴とする。
第2に、前記抱持体79は一対で揺動軸8を抱持する半割筒状に形成され、かつ抱持体79の両端には対向する抱持体79の両端とそれぞれ締結される締結片80が突設さていることを特徴とする。
第3に、前記一対の支持板71は支持部材65で連結され、この支持部材65にトラックフレーム2の走行機体30側へ突出した延設台66が固定されていることを特徴とする。
第4に、走行機体30の後車軸33に駆動輪6が取り付けられ、後車軸33を支持する後車軸ケース34に、左右方向の揺動軸8とこの揺動軸8に嵌合した支持筒体72と揺動軸8の両端部の一対の支持板71とを介してトラックフレーム2が揺動軸8廻りに揺動自在にかつ左右方向に移動自在に支持され、トラックフレーム2の前後端部に前後従動輪3,4が配置されると共に中途部に遊転輪5が設けられ、前記駆動輪6、前後従動輪3、4及び遊転輪5にクローラ7が巻き掛けられ、クローラ7が左右方向に変更調整可能になるように、駆動輪6の外周部側が左右方向に位置変更可能とされ、駆動輪6の外周部側の左右方向の位置変更に対応して、前後従動輪3,4及び遊転輪5が左右方向位置変更可能となるように、トラックフレーム2が後車軸ケース34側に対して左右方向に移動自在に支持されており、
トラックフレーム2が左右方向移動可能になるように、前記支持筒体72に対して揺動軸8が左右方向移動自在に挿通され、揺動軸8は支持筒体72よりも左右方向に長く形成され、トラックフレーム2の左右方向移動により支持筒体72から突出した揺動軸8の外周に左右方向移動を規制するスペーサ部材77が外嵌され、このスペーサ部材77は、一対の支持板71のうちの一方の支持板71と支持筒体72との間又は他方の支持板71と支持筒体72との間に、選択的に介在され、かつ周方向に分割されかつ揺動軸8に径外側から外嵌可能な一対の抱持体79を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、駆動輪の外周部側の左右方向の位置変更に対応して、トラックフレームを左右方向に位置変更するに際して、支持筒体に対する揺動軸の左右移動を規制するスペーサ部材を分割形状にしているので、揺動軸に対するスペーサ部材を着脱を径外側から容易に行うことができ、トラックフレームのトレッド幅の変更作業が楽になる。
本発明の一実施形態を示すトラクタの側面図である。 同クローラ式走行装置の側面図である。 同クローラ式走行装置の背面断面図である。 同テンション調整機構の平面断面図である。 同駆動輪部分の背面断面図である。 同トラックフレームの枢支軸部分の側面断面図である。 同図6のA−A線断面図である。 同駆動輪部分の背面断面図である。 同トレッド変更した状態の駆動輪部分の背面断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、101は、4輪駆動トラクタの後輪の替わりにクローラ式走行装置1(セミクローラ7)を左右独立して設けた半履帯トラクタ(車輌)であり、前輪107は操向輪とされている。
このトラクタ101は、車体(走行機体)30の後部にキャビン104が搭載されたキャビン付きトラクタが例示されており、キャビン104内の後部には、運転席105が設けられ、運転席105の前方には、操縦ハンドル106が設けられている。
走行機体30は、エンジン108の後部にフライホイールハウジングを介して動力伝達ケース109を取り付けて構成され、動力伝達ケース109は、クラッチハウジング及び
ミッションケース等から構成されている。
前輪107は、前車軸フレーム110に支持された前車軸ケースの左右両側に設けられ、前車軸ケースは、エンジン108から前方に突出するように、該エンジン108に取付固定された前車軸フレーム110に、前後軸回りに揺動自在に支持されている。
クローラ式走行装置1は、図3に示すように、動力伝達ケース(ミッションケース)31の後端側に、左右方向突出状に設けられた後車軸ケース34(車軸ケース)の左右方向外端側に取り付けられている。クローラ式走行装置1は、後車軸ケース34の左右方向外端側に左右一対設けられている。左右一対のクローラ式走行装置1の駆動輪6とクローラ7とトラックフレーム2とがそれぞれ左右に対応して設けられると共に、左右方向の揺動軸8が左右に対応して設けられている。
図2及び図3において、クローラ式走行装置1は、角材、板材、パイプ材等で形成されたトラックフレーム2に、テンション調整用前従動輪(調整輪)3と遊転の後従動輪4とそれらの中間の遊転輪5とを前後方向に配列支持し、前記遊転輪5の上方に駆動輪6を配置し、これら全輪にクローラ7を巻き掛け、前記トラックフレーム2を駆動輪6の軸芯と平行でかつその下方に位置する揺動軸8回りに揺動自在に構成している。
左右一対のクローラ式走行装置1の駆動輪6とクローラ7とトラックフレーム2とは、それぞれ左右に対応して設けられている。また、左右一対のクローラ式走行装置1の左右方向の揺動軸8も左右に対応して設けられている。
前記前従動輪3は、トラックフレーム2の前端上面に設けた下向き傾斜状のテンション調整機構9の自由端に支軸3Aを介して回転自在に支持されている。
テンション調整機構9は、図4にも示すように、トラックフレーム2の上面の前下向き傾斜した傾斜台2aに固定の支持体11と、この支持体11に長手方向摺動自在に支持されていて前従動輪3の支軸3Aを支持する軸支体10と、この軸支体10を前従動輪3側へ弾発するテンションスプリング12と、クローラ7が伸びたときに軸支体10を前従動輪3側へ移動して伸びを吸収する弛み修正手段13とを有している。傾斜台2aの上方にテンション調整機構9を被うカバー17が設けられている。カバー17は取付部材19を介して支持体11に支持されている。
トラックフレーム2の後端は二股形状となっていて、左右一対の軸受体18を介して後従動輪4の支軸4Aを回転自在に支持している。
遊転輪5は、前従動輪3及び後従動輪4よりも小径であり、トラックフレーム2に輪軸5Aを介して前後3輪配置されており、遊転可能なマタギ転輪を例示している。
前記遊転輪5の内の前側の1輪の遊転輪5は、輪軸5Aがトラックフレーム2に下面に固定のブラケット24を介して支持されており、前記遊転輪5の内の後側の2輪(中途部及び後部)の遊転輪5は、輪軸5Aをイコライザリンク20に枢支し、このイコライザリンク20の前後中途部をトラックフレーム2に固定の支持ブラケット21に枢支軸22を介してシーソ揺動自在に枢支している。
図2、図3、図5に示すように、支持ブラケット21は下端が開口したコの字状に形成され、支持ブラケット21の上端部はトラックフレーム2に溶接等により固着され、枢支軸22に固設した固定板25をボルトで支持ブラケット21に固定することにより、枢支軸22は支持ブラケット21に固定され、枢支軸22に支持筒体26が枢支軸22に対して左右方向の軸心廻りに回動自在に外嵌保持され、この支持筒体26にイコライザリンク20の前後中途部が外嵌固定され、これによりイコライザリンク20の前後中途部をトラックフレーム2に固定の支持ブラケット21に枢支軸22を介してシーソ揺動自在に枢支されている。
トラックフレーム2の後部に、山形形状のカバー体27がトラックフレーム2の上面を覆うように設けられ、このカバー体27に後従動輪4に向けてスクレーパ28が突設され、このスクレーパ28で後従動輪4に付着した泥等を走行時に掻き落とすようになっている。イコライザリンク20の前後両端部に遊転輪5に向けたスクレーパ29が設けられ、このスクレーパ29で後2輪の遊転輪5に付着した泥等を走行時に掻き落とすようなっている。支持ブラケット21の前側遊転輪5後方に遊転輪5に向けたスクレーパ30が設け
られ、このスクレーパ30で前側遊転輪5に付着した泥等を走行時に掻き落とすようになっている。
駆動輪6は、後車軸(駆動軸)33の外端面に装着されたスプロケット(円板の外周に歯を有する駆動伝動体)で構成されている。前記後車軸33は走行機体30を構成するミッションケース31の後部から左右に突出した後車軸ケース34に支持され、かつ後車軸ケース34から外側方に突出しており、ホイール形トラクタの場合は、駆動輪6の代わりにタイヤ車輪が装着される。
前記駆動輪6のピッチ円直径は、タイヤ車輪の外周円直径の略半分に設定されており、そのために、前輪への動力伝達系には、駆動輪6の周速と略等しくするための減速装置が組み込まれている。なお、前輪の周速を駆動輪6の周速より増速する変速装置を装備していてもよい。
図2、図3、図8及び図9に示すように、駆動輪6は、後車軸33側の取付部42に着脱自在に取り付けられる内輪体44と、内輪体44に着脱自在に取り付けられる外輪体45と、外輪体45の外周部に取り付けられる外周係合輪43とを備える。
内輪体44は、互いに左右方向に変位した内周側の取付基部46と外周側の外輪取付部47とを一体に有し、内輪体44の取付基部46と外輪取付部47とは、それぞれ左右方向に対して直交する円板リング状に形成され、内輪体44の取付基部46の外周端側と内輪体44の外輪取付部47の内周端側とを連結する左右方向の筒状連結部48が、内輪体44に設けられている。
外輪体45は、互いに左右方向に変位した内周側の取付基部51と外周側の外周壁部52とを一体に有している。外輪体45の取付基部51と外周壁部52とは、それぞれ左右方向に対して直交する円板リング状に形成され、外輪体45の取付基部51の外周端側と外輪体45の外周壁部52の内周端側とを連結する左右方向の筒状連結部53が、外輪体45に設けられている。
内輪体44の取付基部46は、ボルトナット等の固定具55により、外輪取付部47が左右方向に位置変更するように内輪体44を左右に反転して後車軸33側の取付部42に着脱自在に固定可能とされている。また、外輪体45の取付基部51は、ボルトナット等の固定具56により、内輪体44に対して外輪体45を左右に反転して内輪体44の外輪取付部47に着脱自在に固定可能とされている。
外輪体45の筒状連結部53が内輪体44の筒状連結部48よりも左右方向に長く形成さており、外輪体45の外周壁部52が、後車軸33側の取付部42よりも左右方向内方側で、左右方向に位置変更するように、外輪体45の取付基部51と外周壁部52との左右方向の変位差が、内輪体44の取付基部46と外輪取付部47との左右方向の変位差よりも大に設定されている。
外周係合輪43は、外周に多数の係合歯59が突設された円板リンク状に形成され、その内周がボルトナット等の固定具60により外輪体45の外周壁部52に着脱自在に固定され、外周係合輪43の係合歯59がクローラ7の幅方向(左右方向)中央部の係止部に係脱自在に係合するように構成されている。
外周係合輪43は周方向に3分割されて、3つの係合輪構成体43aをボルトナット等の締結具61により着脱自在に連結してなり、駆動輪6に巻き付けたクローラ7を外すにあたって、先ず、クローラ7が巻き掛けられていない下側の係合輪構成体43aを取り外し、次に残りの2つの係合輪構成体43aのうちの1つがクローラ7から外れるように駆動輪6を回転させて、そのクローラ7から外れた係合輪構成体43aを外し、その後、残りの1つの係合輪構成体43aがクローラ7から外れるように駆動輪6を回転させることにより、クローラ7が容易に取り外し可能となっている。
駆動輪6が遊転輪5の上方に配置されていることにより、前従動輪3及び後従動輪4とは三角配置となり、駆動輪6は三角形の上側頂点を形成し、前従動輪3及び後従動輪4はそれぞれ下側一頂点を形成する。それら全輪に巻き掛けられたクローラ(弾性履帯)7は、側面視において略三角形(おむすび形)となり、遊転輪5は略三角形の底辺に位置する。
前記クローラ7は鉄クローラでもよいが、ここでは内部に周方向の抗張体を埋設したゴムクローラが使用されており、幅方向中央には駆動輪6の係合歯59が係合する係止孔等の係止部が周方向等間隔に形成され、外周接地面には横一文字又はハの字等パターンのラグが、内周面には脱輪防止突起がそれぞれ突出形成されている。このクローラ7は、幅方向の抗張体である芯金を周方向等間隔に埋設しておいてもよい。
図2、図3及び図6に示すように、トラックフレーム2には、走行機体30側へ突出した延設台66が立設され、この延設台66上に揺動支持体64がボルトナット等の締結具67で着脱自在に固定されている。左右の後車軸ケース34に取付け枠体68がボルト固定され、取付け枠体68の下部に支持筒体72が固着されている。従って、後車軸ケース34に取付け枠体68を介して左右方向の支持筒体72が固設されている。前記取付け枠体68の上止め板68aにキャビン支持台70が設けられている。
揺動支持体64は、L字状に屈曲した前後一対の支持部材65と一対の支持部材65を連結する三角形状の一対の支持板71とを備え、一対の各支持部材65は、下板部65aと起立板部65bとを溶接等により固着してなり、左右一対の支持板71間に支持筒体72が配置されている。
左右方向の揺動軸8が、一対の支持板71に挿通されると共に、支持筒体72に左右方向の軸心廻りに揺動自在でかつ左右方向に移動自在に挿通保持されている。揺動軸8の両端部に前記一対の支持板71が外嵌固着され、揺動軸8の外端部に固定板73が固設されて設けられており、固定板73をボルト等の固定具74で支持板71に固定することにより、揺動軸8に固定板73及び支持板71を介して揺動支持体64が固着されている。これにより、取付け枠体68に揺動軸8が支持され、揺動支持体64の上部は揺動軸8に支持され、揺動支持体64は、後車軸ケース34に、取付け枠体68を介して揺動軸8と共に該揺動軸8の軸心廻りに揺動自在でかつ左右方向に移動自在に支持されている。また、揺動軸8に揺動支持体64及び延設台66を介してトラックフレーム2が連結され、トラックフレーム2が、揺動軸8と共に後車軸ケース34側に対して揺動軸8の軸心廻りに揺動自在でかつ左右方向に移動自在に支持されている。
揺動軸8は支持筒体72よりも左右方向に長く形成され、一対の支持板71のうちの一方の支持板71と支持筒体72との間又は他方の支持板71と支持筒体72との間に、選択的に介在されるスペーサ部材77が設けられている。
従って、スペーサ部材77を支持板71と支持筒体72との間から取り外すことにより、一対の支持板71がそれぞれ対応する支持筒体72の外端に接当する範囲内で、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向に移動可能になり、図6に実線で示すように、揺動軸8を支持筒体72に対して左右方向外方に移動させた状態で、左右方向外方側の支持板71と支持筒体72との間にスペーサ部材77を介在させることにより、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向外方側に移動した状態で、揺動軸8の左右移動が規制され、図6に鎖線で示すように、揺動軸8を支持筒体72に対して左右方向内方側に移動させた状態で、左右方向内方側の支持板71と支持筒体72との間にスペーサ部材77を介在することにより、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向内方側に移動した状態で、揺動軸8の左右移動が規制されるようになっている。
図7に示すように、スペーサ部材77は半割筒状の一対の抱持体79を備え、各抱持体79の両端部に一対の締結片80がそれぞれ突設され、一対の抱持体79で揺動軸8を外嵌状に抱持して各抱持体79の締結片80同士を互いに重合させてボルトナット等の締結具81で締め付けることにより、スペーサ部材77が揺動軸8に着脱自在に装着されるように構成されている。
左右一対のクローラ式走行装置1の中間位置に、トラックフレーム2を後車軸ケース34に対して左右方向に移動させる駆動手段が設けられている。この駆動手段は、本実施の形態では油圧シリンダ82により構成されている。油圧シリンダ(駆動手段)82は、一対のクローラ式走行装置1における一対の揺動軸8間に左右方向に配置され、後車軸ケース34等に突設した支持筒体83にブッシュを介してより左右移動自在に支持されている。
図6に示すように、油圧シリンダ82の一端側(ロッド82b)が、例えば左側のクローラ式走行装置1の揺動軸8に溶接等により連結固定され、油圧シリンダ82の他端側(シリンダ本体82aのボトム側)が、右側のクローラ式走行装置1の揺動軸8に連結杆85を介して溶接等に連結固定されており、油圧シリンダ82の伸縮動作により一対の揺動軸8を互いに対応して左右方向内方又は左右方向外方に移動して、左右一対のトラックフレーム2が互いに左右方向に接離移動するように構成されている。而して、スペーサ部材77を取り外して油圧シリンダ(駆動手段)82を駆動することにより、前記駆動輪6の外周部側の左右方向の位置変更に対応して、前後従動輪3、4及び遊転輪5が左右方向に位置変更可能となるように、揺動軸8をトラックフレーム2と共に左右方向に移動できるように構成されている。
上記実施形態によれば、図8の状態からクローラ式走行装置1のトレッド変更をする場合、図9に示すように内輪体44を左右に反転して内輪体44の取付基部46を後車軸33側の取付部42に着脱自在に固定し、その後、外輪体45をその外周側の外周壁部52が内周側の取付基部51よりも左右方向内方に位置するように向けたままで、外輪体45の取付基部51を内輪体44の外輪取付部47に固定すればよく、内輪体44の左右反転により、図9に示すように、内輪体44の外輪取付部47が図8の状態よりも左右方向内方に位置変更し、駆動輪6の外周壁部52乃至クローラ7の左右方向中央部が、後車軸33側の取付部42よりも左右方向内方側で、左右方向内方に位置変更する。
トラックフレーム2の駆動輪6、前後従動輪3、4及び遊転輪5の左右方向内方への変更移動については、スペーサ部材77を支持板71と支持筒体72との間から取り外し、その後、油圧シリンダ82を縮小動作させると、図6に鎖線で示すように、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向内方側に移動し、左右方向内方側の支持板71と支持筒体72との間隔が開くので、ここに揺動軸8の左右方向内端部にスペーサ部材77を外嵌装着して、左右方向内方側の支持板71と支持筒体72との間に介在すればよく、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向内方側に移動した状態で、揺動軸8の左右移動が規制される。その結果、油圧シリンダ82の縮小動作により左右一対のトラックフレーム2が互いに接近するように左右方向内方に移動し、駆動輪6の外周部側の左右方向内方への位置変更に対応して、前後従動輪3、4及び遊転輪5が左右方向内方に位置変更する。
また、図9の状態からクローラ式走行装置1のトレッド変更をする場合、図8に示すように内輪体44を左右に反転して内輪体44の取付基部46を後車軸33側の取付部42に固定し、その後、外輪体45をその外周側の外周壁部52が内周側の取付基部51よりも左右方向内方に位置するように向けたままで、外輪体45の取付基部51を内輪体44の外輪取付部47に固定すればよく、内輪体44の左右反転により、図8に示すように、内輪体44の外輪取付部47が図9の状態よりも左右方向外方に位置変更し、駆動輪6の外周壁部52乃至クローラ7の左右方向中央部が、後車軸33側の取付部42よりも左右方向内方側で、左右方向外方に位置変更する。
トラックフレーム2の駆動輪6、前後従動輪3、4及び遊転輪5の左右方向外方への変更移動については、スペーサ部材77を支持板71と支持筒体72との間から取り外し、その後、油圧シリンダ82を伸長動作させると、図6に実線で示すように、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向外方側に移動し、左右方向外方側の支持板71と支持筒体72との間隔が開くので、ここに揺動軸8の左右方向内端部にスペーサ部材77を外嵌装着して、左右方向外方側の支持板71と支持筒体72との間に介在すればよく、揺動軸8が支持筒体72に対して左右方向外方側に移動した状態で、揺動軸8の左右移動が規制される。その結果、油圧シリンダ82の伸長動作により、左右一対のトラックフレーム2が互いに離間するように左右方向外方に移動し、駆動輪6の外周部側の左右方向外方への位置変更に対応して、前後従動輪3、4及び遊転輪5が左右方向外方に位置変更する。
従って、簡単な構造でクローラ式走行装置1を通常の後輪タイヤの装着位置よりも左右方向内方側でトレッド変更することが可能になり、クローラ式走行装置1を適切な範囲でトレッド変更することができる。
しかも、トラックフレーム2を後車軸ケース34に対して左右方向に移動させる油圧シ
リンダ(駆動手段)82が設けられているので、駆動輪6の外周部側の左右方向の位置変更に対応して、トラックフレーム2を後車軸ケース34に対して左右方向に大きな力を要さずに簡単に移動させることができて、駆動輪6の外周部側の左右方向外方への位置変更に対応して、前後従動輪3、4及び遊転輪5を容易に左右方向外方に位置変更することができ、クローラ式走行装置1のトレッド幅の変更作業全体も非常に楽になる。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、遊転輪5は4輪あってもよく、後側2輪のみをイコライザリンク20で支持し、残りの前側2輪をトラックフレーム2に個別に支持してもよいし、前側の2輪と後側の2輪とをそれぞれイコライザリンク20で支持するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、前後従動輪3、4及び遊転輪5が左右方向に位置変更可能となるように、トラックフレーム2を後車軸ケース34に対して左右方向に移動させる駆動手段として、油圧シリンダ82を使用しているが、これに代え、電動モータや油圧モータその他の駆動手段を使用するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、外輪体45の取付基部51と外周壁部52との左右方向の変位差が、内輪体44の取付基部46と外輪取付部47との左右方向の変位差よりも大に設定されているが、これに代え、内輪体44の取付基部46と外輪取付部47との左右方向の変位差を、外輪体45の取付基部51と外周壁部52との左右方向の変位差よりも大に設定するようにしてもよい。この場合、後車軸33側の取付部42に内輪体44を取り付けたままで、内輪体44に対して外輪体45を左右に反転して内輪体44の外輪取付部47に着脱自在に取り付けることにより、外輪体45の外周壁部52を、後車軸33側の取付部42よりも左右方向内方側で左右方向に位置変更することが可能になる。
1 クローラ式走行装置
2 トラックフレーム
3 前従動輪
4 後従動輪
5 遊転輪
6 駆動輪
7 クローラ
8 揺動軸
30 走行機体
33 後車軸
34 後車軸ケース
71 支持体
72 支持筒体
77 スペーサ部材
82 油圧シリンダ(駆動手段)

Claims (4)

  1. 走行機体(30)の後車軸ケース(34)に後車軸(33)が支持され、後車軸(33)に駆動輪(6)が外周部側左右方向位置変更可能に設けられ、後車軸ケース(34)に左右方向の揺動軸(8)を介してトラックフレーム(2)が揺動自在にかつ左右方向移動自在に支持され、トラックフレーム(2)の前後端部に前後従動輪(3、4)が配置されると共に中途部に遊転輪(5)が設けられ、前記駆動輪(6)、前後従動輪(3、4)及び遊転輪(5)にクローラ(7)が巻き掛けられたクローラ式走行装置において、
    後車軸ケース(34)に揺動軸(8)を左右方向移動自在に挿通した支持筒体(72)が固設され、揺動軸(8)は支持筒体(72)よりも左右方向に長く形成されかつその両端部に支持筒体(72)に対する左右移動範囲を設定する一対の支持板(71)が固定され、支持板(71)にトラックフレーム(2)が連結され、
    前記支持筒体(72)に対する揺動軸(8)の左右移動を規制するように、一対の支持板(71)のうちの一方の支持板(71)と支持筒体(72)との間又は他方の支持板(71)と支持筒体(72)との間に、選択的に介在されるスペーサ部材(77)が設けられ、このスペーサ部材(77)が周方向に分割されかつ揺動軸(8)に径外側から外嵌可能な一対の抱持体(79)を備えていることを特徴とするクローラ式走行装置。
  2. 前記抱持体(79)は一対で揺動軸(8)を抱持する半割筒状に形成され、かつ抱持体(79)の両端には対向する抱持体(79)の両端とそれぞれ締結される締結片(80)が突設さていることを特徴とする請求項1に記載のクローラ式走行装置。
  3. 前記一対の支持板(71)は支持部材(65)で連結され、この支持部材(65)にトラックフレーム(2)の走行機体(30)側へ突出した延設台(66)が固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクローラ式走行装置。
  4. 走行機体(30)の後車軸(33)に駆動輪(6)が取り付けられ、後車軸(33)を支持する後車軸ケース(34)に、左右方向の揺動軸(8)とこの揺動軸(8)に嵌合した支持筒体(72)と揺動軸(8)の両端部の一対の支持板(71)とを介してトラックフレーム(2)が揺動軸(8)廻りに揺動自在にかつ左右方向に移動自在に支持され、トラックフレーム(2)の前後端部に前後従動輪(3,4)が配置されると共に中途部に遊転輪(5)が設けられ、前記駆動輪(6)、前後従動輪(3、4)及び遊転輪(5)にクローラ(7)が巻き掛けられ、クローラ(7)が左右方向に変更調整可能になるように、駆動輪(6)の外周部側が左右方向に位置変更可能とされ、駆動輪(6)の外周部側の左右方向の位置変更に対応して、前後従動輪(3,4)及び遊転輪(5)が左右方向位置変更可能となるように、トラックフレーム(2)が後車軸ケース(34)側に対して左右方向に移動自在に支持されており、
    前記揺動軸(8)は支持筒体(72)よりも左右方向に長く形成され、トラックフレーム(2)の左右方向移動により支持筒体(72)から突出した揺動軸(8)の外周に左右方向移動を規制するスペーサ部材(77)が外嵌され、このスペーサ部材(77)は、一対の支持板(71)のうちの一方の支持板(71)と支持筒体(72)との間又は他方の支持板(71)と支持筒体(72)との間に、選択的に介在され、かつ周方向に分割されかつ揺動軸(8)に径外側から外嵌可能な一対の抱持体(79)を備えていることを特徴とするクローラ式走行装置。
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