JP2012055767A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動役物装置を備える遊技機において、可動役物による演出を興趣の高いものにする。
【解決手段】可動役物装置は、ガイド溝が形成されたガイド溝部材と、ガイド部材に対し、相対的に移動可能であるとともに相対的に回動可能に構成され、ガイド溝に摺動可能に係合する一対の可動部材と、電気的駆動源と、を備え、電気的駆動源が可動役物装置を駆動させることによって、一対の前記可動部材が、ガイド溝によって案内されるとともに、それぞれの自由端部の間隔を互いに広狭させるように円弧状に回動する。
【選択図】図12

Description

本発明は、可動役物装置を備える遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機には、センターケースのステージ上に自重で動作する球誘導部材を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ステージ上に、電気的駆動源により動作する可動役物を備えた遊技機も知られている。
また、遊技領域のステージ以外の位置にも、様々な動きをする役物が設けられている。
特開2002−306701号公報
しかしながら、従来の可動役物は動作が限られており、可動役物による演出がつまらないものとなっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、可動役物装置を備える遊技機において、可動役物による演出を興趣の高いものにすることを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
可動役物装置を備える遊技機において、
前記可動役物装置は、
ガイド溝が形成されたガイド溝部材と、
前記ガイド部材に対し、相対的に移動可能であるとともに相対的に回動可能に構成され、前記ガイド溝に摺動可能に係合する一対の可動部材と、
電気的駆動源と、を備え、
前記電気的駆動源が前記可動役物装置を駆動させることによって、一対の前記可動部材が、前記ガイド溝によって案内されるとともに、それぞれの自由端部の間隔を互いに広狭させるように円弧状に回動することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、一対の可動部材が、ガイド溝部材に対して相対移動しながらそれぞれの自由端部の間隔を互いに広狭させるように円弧状に回動するので、ダイナミックな演出が可能になり遊技の興趣を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記ガイド溝部材に対する前記可動部材の位置を検出する検出手段を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、可動部材とガイド溝部材との相対位置によって決まる一対の可動部材の互いの自由端部の間隔(例えば一対の可動部材が開いているか閉じているか)を検知することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技機において、
遊技の進行を制御する遊技制御装置と、該遊技制御装置の制御下で各種の演出に関する制御を行う演出制御装置とを備え、
前記演出制御装置は、前記可動役物装置の動作を制御することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、可動役物装置が演出制御装置によって制御されるので、遊技制御装置の制御に基づいて行われる各種の演出に合わせて可動役物装置を動作させることができる。
本発明によれば、可動役物装置を備える遊技機において、可動役物による演出を興趣の高いものにすることができる。
本発明を適用した実施形態1の構成を示す遊技機の正面図である。 図1の遊技機の遊技盤の部分拡大図である。 図1の遊技機の制御系の一部を示すブロック図である。 図1の遊技機のセンターケースを模式的に示す図である。 図1の遊技機の可動役物装置を模式的に示した平面図である。 図5の可動役物装置を示す斜視図である。 図5の可動役物装置を示す図である。 図5の可動役物装置を示す分解斜視図である。 図5の可動役物装置の一部分の分解斜視図である。 図5の可動役物装置の前後のガイド部の分解斜視図である。 図5の可動役物装置の左右方向の移動を説明するための図である。 図5の可動役物装置の上下方向の回動を説明するための図である。 図1の遊技機の液晶表示装置の表画面の一例を示す図である。 本発明を適用した実施形態2の遊技機のセンターケースを模式的に示す図である。 図14の遊技機の可動役物装置を模式的に示した平面図である。 図15の可動役物装置を模式的に示した正面図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機100の適例としてのパチンコ遊技機について説明を行う。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の構成を示す遊技機100の正面図である。また、図2は、ガイドレール2で囲まれ、遊技球を発射して遊技を行う遊技領域1aが前面側に形成された遊技盤1の部分拡大図である。
図1に示すように、実施形態1の遊技機100は、矩形枠状に構成された機枠110を備え、機枠110の前面側には、該機枠110に対して前方向へ扉状に回動可能に矩形枠状の前面枠120が軸着されている。また、遊技機100の左側には、遊技球貸出用のプリペイドカードが挿入されるカード挿入口701を有するカードユニット700が設けられている。
前面枠120は、当該前面枠120に備えられる各種部材等の取付用のベースとなる前面枠本体130と、当該前面枠本体130に対して、その前面側に回動可能に軸支されたクリア部材保持枠140を有する。
前面枠本体130は、矩形枠状の機枠110の前面側をちょうど覆うような概略矩形板状に構成されるとともに、その中央から上端部に渡る部分に、遊技盤1を嵌め込んで収容するための方形状の開口部が形成されている。そして、前面枠本体130に収容された遊技盤1の前面が前面枠本体130の開口部から前側に臨むようになっている。すなわち遊技盤1は、前面枠本体130に嵌め込まれることで前面枠120に取り付けられている。
また、前面枠本体130の遊技盤1が嵌め込まれた開口部、すなわち、前面枠本体130の中央より少し下側から上端部にわたる部分には、前面枠本体130の前側を覆うクリア部材保持枠140が配置されており、遊技盤1の前面とクリア部材保持枠140に嵌め込まれたクリア部材としてのガラス板141との間で、遊技盤1の前面に設けられたガイドレール2に囲まれた部分が、遊技球が発射されて流下する遊技領域1aとされている。
また、クリア部材保持枠140の一方の側部(遊技機100の前面側から見て左側の側部)は、前面枠本体130の一方の側部に回動可能に軸支されて、扉状に開閉自在とされ、クリア部材保持枠140を開くことにより、遊技盤1の前面側の遊技領域1aの前側を開放可能となっている。
クリア部材保持枠140には、前面枠本体130の開口部をほぼ閉塞するように、該開口部に嵌め込まれた遊技盤1との間に遊技球が流下可能な遊技領域1aとなる間隔を開けて二重のガラス板141が固定されている。そして、クリア部材保持枠140において、遊技機100の前側からガラス板141を介して遊技盤1の前面側の少なくとも遊技領域1aの部分が視認可能となっている。
また、前面枠本体130に軸着されたクリア部材保持枠140の開放端側となる前面側から見て右側の端部の前面には、施錠装置の一部をなす鍵穴142が形成されている。
この鍵穴142は、前面枠本体130の施錠装置の一部であるとともに、クリア部材保持枠140の施錠装置の一部でもあって、鍵穴142に鍵を入れて一方(例えば左回り)に回すと前面枠本体130の施錠が解除され、他方(例えば右回り)に回すとクリア部材保持枠140の施錠が解除されるようになっている。
また、前面枠本体130の前面側のクリア部材保持枠140の下側には、上皿ユニット150が取り付けられている。
上皿ユニット150は、左右側部のうちの一側部となる左側部を前面枠本体130に軸着して、左右方向に回動して開閉自在に構成されている。また、上皿ユニット150には、排出された遊技球(賞球、貸球)を貯留するとともに、遊技球を発射する発射装置(図示略)に遊技球を送る上皿151が設けられている。
上皿151の上面には、カード挿入口701にプリペイドカードを挿入した状態で押圧操作することで上皿151への貸球の排出動作を要求する球貸ボタン152と、カード挿入口701に挿入されたプリペイドカードの返却動作を要求するためのカード返却ボタン153と、上皿151の遊技球を抜き取って下皿157に流下させるための球抜き操作レバー154等が設けられている。
また、上皿151の前面には、PUSHボタンやSELECTボタン等の遊技者が操作可能な演出用ボタン155が3つ配設されている。
各演出用ボタン155の内側には、当該演出用ボタン155の押下を検出する演出用ボタンセンサ155aが配設されている。
上皿ユニット150の下側には、上皿151に収容しきれない遊技球を収容する下皿157、遊技領域1aに向けて遊技球の発射操作を行うとともに、遊技領域1aに遊技球を発射する際の発射勢を調節するための操作ハンドル158、灰皿159、音声を出力するスピーカ160(図3参照)などが設置されている。
遊技盤1の遊技領域1aには、センターケース10、第1普図始動ゲート21A、第2普図始動ゲート21B、第1始動口24、普図変動表示の結果如何によって開閉部材25b、25bを開閉させる第2始動口をなす普通変動入賞装置25、特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換するサイクル遊技を行う特別変動入賞装置26、一般入賞口27、…、風車と呼ばれる打球方向変換部材(図示略)、…、多数の障害釘(図示略)などが配設されている。
また、遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴(図示略)が設けられている。
また、遊技盤1の前面右下であってガイドレール2の外側には、図2に示すように、普図変動表示ゲームを表示する普図表示器23と、第1特図変動表示ゲームを表示する第1特図表示器22Aと、第2特図変動表示ゲームを表示する第2特図表示器22Bと、普図変動表示ゲームの未処理回数を表示する普図記憶表示器20と、第1特図変動表示ゲームの未処理回数(第1始動記憶)を表示する第1特図記憶表示器12と、第2特図変動表示ゲームの未処理回数(第2始動記憶)を表示する第2特図記憶表示器13と、第1及び第2特図変動表示ゲームにおける結果が2R大当りか15R大当りかを決定する決定ラウンド数表示器14が設けられている。
なお、普図記憶表示器20、普図表示器23、第1特図表示器22A、第2特図表示器22B、第1特図記憶表示器12、第2特図記憶表示器13、決定ラウンド数表示器14は、セグメントLEDとして一体に設けられている。
センターケース10は、遊技領域1aの略中央に取り付けられ、特図変動表示ゲームの表示領域となる窓部10a(図4(a)参照)を形成している。このセンターケース10に形成された窓部10aの後方には、液晶表示装置50が配されるようになっている。
液晶表示装置50は、例えば、液晶ディスプレイを備え、表示内容が変化可能な表示部がセンターケース10の窓部10aを介して遊技盤1の前面側から視認可能となるように配されている。
なお、液晶表示装置50は、液晶ディスプレイを備えるものに限らず、EL、CRT等のディスプレイを備えるものであっても良い。
また、センターケース10の下側には、第1始動口24と、第2始動口をなす普通変動入賞装置25が設けられている。
また、センターケース10の左右には、第1普図始動ゲート21A及び第2普図始動ゲート21Bが設けられている。
そして、第1及び第2普図始動ゲート21A、21B内を通過すると、普図変動表示ゲームが行われ、第1始動口24に入賞した場合は、補助遊技として第1特図変動表示ゲームが実行され、第2始動口をなす普通変動入賞装置25に入賞した場合は、補助遊技として第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
第1及び第2普図始動ゲート21A、21B内には、第1及び第2普図始動ゲート21A、21Bを通過した遊技球を検出するための第1普図ゲートセンサ21a及び第2普図ゲートセンサ21b(図3参照)が設けられている。そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が第1及び第2普図始動ゲート21A、21Bを通過して第1及び第2普図ゲートセンサ21a、21bにより検出されると、普図変動表示ゲームが普図表示器23で行われる。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置25が開状態に変換されている場合に、第1及び第2普図始動ゲート21A、21Bを遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が1加算されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。なお、普図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える普図記憶表示器20にて表示されるようになっており、例えば、図2に示すように、上下2つのLEDのうち、始動記憶数が「1」の場合には、上のLEDが点灯し、始動記憶数が「2」の場合には、下のLEDも点灯する。そして、始動記憶数が「3」の場合には、上のLEDが点滅し、始動記憶数が「4」の場合には、下のLEDも点滅することによって、始動記憶数が判別可能となっている。
なお、普図変動表示ゲームは、液晶表示装置50の表示領域の一部に表示するようにしても良く、この場合は、識別図柄として、例えば、数字、記号、キャラクタ図柄などの飾り普通図柄を用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようにする。同様に、飾り普通図柄の変動表示ゲームの始動記憶数を液晶表示装置50に表示するようにしても良い。
そして、普図変動表示ゲームの停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置25の開閉部材25b、25bが所定時間(例えば、0.5秒間)
開放される。これにより、普通変動入賞装置25に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
第1始動口24の内部には、第1特図始動口センサ24a(図3参照)が備えられている。そして、第1特図始動口センサ24aによって遊技球を検出することに基づいて、補助遊技としての第1特図変動表示ゲームを開始する始動権利が発生するようになっている。
普通変動入賞装置25の内部には、第2特図始動口センサ25a(図3参照)が備えられている。そして、第2特図始動口センサ25aによって遊技球を検出することに基づいて、補助遊技としての第2特図変動表示ゲームを開始する始動権利が発生するようになっている。
普通変動入賞装置25は、第1始動口24の下部に配設され、左右一対の開閉部材25b、25bを具備している。
一対の開閉部材25b、25bは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいて閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)を保持しており、第1始動口24により上部が閉塞されることで、普通変動入賞装置25に遊技球を受け入れ不可能な状態となっている。一方、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電SOL25c(図3参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて遊技球を受け入れ可能となり、普通変動入賞装置25に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変換させられるようになっている。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームを開始する始動権利は、それぞれ所定の上限数(例えば、4)の範囲内で始動記憶(特図始動記憶)として記憶される。従って、第1特図変動表示ゲームが開始可能な状態で、且つ、始動記憶数が0の状態で、第1始動口24に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶されて、始動記憶数が1加算されるととともに、直ちに始動記憶に基づいて、第1特図変動表示ゲームが開始され、この際に始動記憶数が1減算される。
一方、第1特図変動表示ゲームが直ちに開始できない状態、例えば、既に第1特図変動表示ゲームもしくは第2特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、第1始動口24に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、第1特図変動表示ゲームが開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了もしくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて第1特図変動表示ゲームが開始される。
なお、第1特図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える第1特図記憶表示器12、…にて表示されるとともに、液晶表示装置50の所定領域に表示される。
また、第2特図変動表示ゲームを直ちに開始できない状態、例えば、既に第1特図変動表示ゲームもしくは第2特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、第2始動口をなす普通変動入賞装置25に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、第2特図変動表示ゲームが開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了もしくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて第2特図変動表示ゲームが開始される。
なお、第2特図変動表示ゲームの始動記憶は、LEDを備える第2特図記憶表示器13、…にて表示されるとともに、液晶表示装置50の所定領域に表示される。
第1特図変動表示ゲームの始動記憶は、例えば、図2に示すように、上下2つのLEDのうち、始動記憶数が「1」の場合には、上のLEDが点灯し、始動記憶数が「2」の場合には、下のLEDも点灯する。そして、始動記憶数が「3」の場合には、上のLEDが点滅し、始動記憶数が「4」の場合には、下のLEDも点滅することによって、始動記憶数が判別可能となっている。
また、同様に、第2特図変動表示ゲームの始動記憶は、例えば、図2に示すように、上下2つのLEDのうち、始動記憶数が「1」の場合には、上のLEDが点灯し、始動記憶数が「2」の場合には、下のLEDも点灯する。そして、始動記憶数が「3」の場合には、上のLEDが点滅し、始動記憶数が「4」の場合には、下のLEDも点滅することによって、始動記憶数が判別可能となっている。
なお、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームは、同時に実行されることはない。また、第2特図変動表示ゲームは、第1特図変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。すなわち、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームの始動記憶がある場合であって、特図変動表示ゲームの実行が可能となった場合は、第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
また、後述するように、第1特図変動表示ゲームで導出された特別結果よりも、第2特図変動表示ゲームで導出された特別結果のほうが特別遊技状態の終了後に遊技者にとって有利な状態(時短動作状態)となりやすい。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、第1特図表示器22A及び第2特図表示器22Bで実行されるようになっており、複数の識別情報を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームが行われる。
また、液晶表示装置50にて各特図変動表示ゲームに対応させて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。即ち、液晶表示装置50は、変動表示装置として、複数の識別情報の変動表示を行う変動表示ゲームを表示する。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、第1特図表示器22A若しくは第2特図表示器22Bの表示態様が特別結果態様(例えば、「7」)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。また、これに対応して液晶表示装置50の表示態様も特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となる。
なお、遊技機100に第1特図表示器22A及び第2特図表示器22Bを備えずに、液晶表示装置50のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
また、実施形態1の遊技機100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、遊技状態として確変状態(第2確率状態)を発生可能となっている。この確変状態は、特図変動表示ゲームでの当り結果となる確率が、通常確率状態(第1確率状態)に比べて高い状態である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲームおよび第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。
なお、確変状態と時短動作状態はそれぞれ独立して発生可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可能である。
普通変動入賞装置25の下側には、特別変動入賞装置26が設けられている。
特別変動入賞装置26は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉26aによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせる。
なお、開閉扉26aは、例えば、駆動装置としての大入賞口SOL26b(図3参照)により駆動される。また、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する大入賞口センサ26c(図3参照)が配設されている。
また、一般入賞口27には、当該一般入賞口27に入った遊技球を検出するための一般入賞口センサ27a(図3参照)が配設されている。
そして、遊技を開始することにより遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球が、一般入賞口27、…、普通変動入賞装置25、第1始動口24、特別変動入賞装置26等の入賞口の何れかに入賞すると、それぞれの入賞口に対応した賞球に関する情報が排出制御装置(図示略)に出力されるようになっている。排出制御装置は、排出装置を制御し、所定数の遊技球を排出する(払い出す)ようになっている。
図3は、遊技機100の制御系の一部を示すブロック図である。
図3に示すように、遊技機100は、その制御系として遊技の進行を制御するメイン制御装置としての遊技制御装置30、この遊技制御装置30の制御下で各種の演出に関する制御を行うサブ制御装置としての演出制御装置40とを備えている。
遊技制御装置30は、CPU31a、RAM31b、ROM31c等を有する遊技用マイクロコンピュータ31、クロック(発振器:CLK)32、入出力I/F33等を備えている。
このうち、CPU31aは、制御部、演算部を備え、演算制御を行う他、特図や普図の変動表示ゲームに関連する各種乱数値なども生成している。
各種乱数値には、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値、普図変動表示ゲームの当り判定用乱数値、特図変動表示ゲームの停止図柄の決定に用いられる図柄決定用乱数値、特図変動表示ゲームにおける基本変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)の種類の決定に用いられる基本変動パターン決定用乱数値などが含まれる。
RAM31bは、第1始動口24に設けられた第1特図始動口センサ24a、普通変動入賞装置25に設けられた第2特図始動口センサ25aのオン信号などを記憶する記憶領域や、第1及び第2普図始動ゲート21A、21Bに設けられた第1及び第2普図ゲートセンサ21a、21bのオン信号の記憶(普図始動記憶)の記憶領域、各種乱数値の記憶領域、並びに、CPU31aの作業領域等を備えている。
ROM31cには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、特図変動表示ゲームの大当り発生を判定するための特図変動表示ゲームの大当り判定値を有する乱数判定テーブル、普図変動表示ゲームの当り発生を判定するための普図の当り判定値を有する普図判定テーブルなどが書き込まれている。
また、入出力I/F33には、図示しないローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、第1特図始動口センサ24a、第2特図始動口センサ25a、第1及び第2普図ゲートセンサ21a、21b、一般入賞口センサ27a、大入賞口センサ26c等からの各種信号が入力されている。そして、これら各種信号は、該入出力I/F33により中継されて、CPU31aに対し出力されている。
さらに、入出力I/F33には、CPU31aから出力される各種の制御信号が入力され、これら制御信号は、当該入出力I/F33により中継されて、図示しない出力ポート及びドライバを介して、普通変動入賞装置25の開閉部材25b、25bの駆動手段としての普電SOL25c、特別変動入賞装置26の大入賞口を開閉する駆動手段としての大入賞口SOL26b、外部情報端子61、演出制御装置40などに出力されている。
また、特図変動表示ゲームの結果を表示する第1及び第2特図表示器22A、22B、未処理の第1特図変動表示ゲームの回数を表示する第1特図記憶表示器12、未処理の第2特図変動表示ゲームの回数を表示する第2特図記憶表示器13、普図変動表示ゲームの結果を表示するとともに未処理の普図変動表示ゲームの回数を表示する普図表示器23、普図変動表示ゲームの未処理回数を表示する普図記憶表示器20などにも出力されている。
なお、遊技制御装置30には、電源供給装置(図示略)から電力が供給されており、その他の装置にも電源供給装置から電力が供給されるようになっている。さらに、電源供給装置には、停電時等の外部からの電力の供給が途絶えた場合でも電力を供給可能とするためのバックアップ電源が備えられ、停電時等に各制御装置の揮発性メモリに保存されたデータの消失を防止するようになっている。
演出制御装置40は、第1CPU41a、第1RAM41b、第1ROM41c、第2CPU42a、第2RAM42b、第2ROM42c、クロック(発振器:CLK)43、入出力I/F44等を備えている。
第1CPU41aは、主として、遊技制御装置30から送信された演出コマンドを受信して、当該演出コマンドの振り分け、スピーカ160からの効果音の出力制御、装飾ランプ・LED161の発光制御、可動部材用モータ15aの駆動制御等を行うものである。具体的には、第1CPU41aは、制御部、演算部を備え、遊技制御装置30から受信した演出データのうち、第2演算処理装置42に送信(転送)されるデータの振り分けや、スピーカ160からの音出力や装飾ランプ・LED161の発光や可動部材用モータ15aの駆動等の演出に係る制御を行う。
第1RAM41bは、各種データの記憶領域や、第1CPU41aの作業領域等を備えている。
第1ROM41cは、第1CPU41aにより実行される各種制御プログラムや制御データが記憶されている。また、第1ROM41cは、音声ROMとして、スピーカ160から出力される効果音等に係る音データを記憶している。
なお、第1RAM41bと第1ROM41cは、別部材として設けられているが、一体となって第1メモリ(図示略)として設けられても良い。さらに、第1メモリと第1CPU41aが一体となって一チップ化されたものであっても良い。
第2CPU42aは、第1演算処理装置41と、第1演算処理装置41から送信された表示制御に関する演出コマンドを受信して液晶表示装置50を制御するものである。具体的には、第2CPU42aは、制御部、演算部を備え、第1演算処理装置41から受信した表示制御に関する演出データ(コマンド)に基づいて、第2ROM42cから各種画像データを取得して液晶表示装置50における画像の表示制御を行う。
第2RAM42bは、各種データの記憶領域や、第2CPU42aの作業領域等を備えている。
第2ROM42cは、第2CPU42aにより実行される各種制御プログラムや制御データが記憶されている。また、第2ROM42cは、図柄ROMとして、液晶表示装置50に表示される画像等に係る画像データを記憶している。
なお、第2RAM42bと第2ROM42cは、別部材として設けられているが、一体となって第2メモリ(図示略)として設けられても良い。さらに、第2メモリと第2CPU42aが一体となって一チップ化されたものであっても良い。
入出力I/F44には、回転部材用モータ位置検出センサ15b、演出用ボタンセンサ155a、スピーカ160、装飾ランプ・LED161、可動部材用モータ15a、第1可動部材位置検出センサ156a、第2可動部材位置検出センサ156b、液晶表示装置50が接続されている。
第1可動部材位置検出センサ156a及び第2可動部材位置検出センサ156bは、検出手段として、可動役物310の位置を検出するためのものである。
また、第1可動部材位置検出センサ156a及び第2可動部材位置検出センサ156bは、可動役物装置300が左右方向に移動した際に、所定位置で第1通路構成部材320(後述)と上下に重なるように配設されている(図5参照)。具体的には、第1可動部材位置検出センサ156a及び第2可動部材位置検出センサ156bは、左右方向に並設され、第1可動部材位置検出センサ156aは、可動役物310が最も左側に移動した状態でOFF状態となり、且つ、当該可動役物310が右側に移動することでON状態となる位置に配設されている一方で、第2可動部材位置検出センサ156bは、可動役物310が最も右側に移動した状態でON状態となり、且つ、当該可動役物310が左側に移動することでOFF状態となる位置に配設されている。
そして、第1可動部材位置検出センサ156a及び第2可動部材位置検出センサ156bから出力された検出信号が第1CPU41aに入力されると、第1CPU41aは、第1可動部材位置検出センサ156a及び第2可動部材位置検出センサ156bの検出結果に基づいて、可動役物310の位置を液晶表示装置50に表示させるための制御信号を入出力I/F44を介して第2CPU42aに出力する。
具体的には、第2可動部材位置検出センサ156bから出力されたON信号が第1CPU41aに入力されると、第1CPU41aは、可動役物310が最も右側に位置していることの表示に係る制御信号を入出力I/F44を介して第2CPU42aに出力する。また、第1可動部材位置検出センサ156aから出力されたOFF信号が第1CPU41aに入力されると、第1CPU41aは、可動役物310が最も左側に位置していることの表示に係る制御信号を入出力I/F44を介して第2CPU42aに出力する。
そして、第2CPU42aは、第1CPU41aから出力され入力された制御信号に応じて所定の表示制御信号を、液晶表示装置50に出力して、所定の画像(図13(a)及び図13(b)参照)を表示させる。また、当該所定の画像の表示は、液晶表示装置50にて飾り特図変動表示ゲームが実行されている際や、液晶表示装置50にデモ画面を表示して客待ち状態にて行われるようになっている。
具体的には、可動役物310が最も右側に位置している場合には、液晶表示装置50は、図13(a)に示すように、表示画面の右側(例えば、右下隅部等)に蝶々を模した図柄を表示する。一方、可動役物310が最も左側に位置している場合には、液晶表示装置50は、図13(b)に示すように、表示画面の左側(例えば、左上隅部等)に蝶々を模した図柄を表示する。
次に、これらの制御回路において行われる遊技制御について説明する。
遊技制御装置30の遊技用マイクロコンピュータ31のCPU31aでは、第1及び第2普図始動ゲート21A、21Bに備えられた第1及び第2普図ゲートセンサ21a、21bからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。そして、普図表示器23に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、普図表示器23に特別の結果態様を表示するとともに、普電SOL25cを動作させ、普通変動入賞装置25の開閉部材25b、25bを所定時間(例えば、0.5秒
間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器23にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、第1始動口24に備えられた第1特図始動口センサ24aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動入賞(始動記憶)を記憶し、この始動記憶に基づき、第1特図変動表示ゲームの大当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、第1特図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。
また、普通変動入賞装置25に備えられた第2特図始動口センサ25aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当たり判定用乱数値を抽出してROM31cに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。
そして、遊技制御装置30のCPU31aは、上記の第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲームの判定結果を含む制御信号(演出制御コマンド)を、演出制御装置40に出力する。そして、第1特図表示器22Aや第2特図表示器22Bに、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
また、演出制御装置40では、遊技制御装置30からの制御信号に基づき、液晶表示装置50で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置40では、遊技制御装置30からの制御信号に基づき、スピーカ160からの音の出力、装飾ランプ・LED161の発光を制御する処理、可動部材用モータ15aの回転駆動を制御する処理を行う。
そして、遊技制御装置30のCPU31aは、特図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、第1特図表示器22Aや第2特図表示器22Bに特別の結果態様を表示するとともに、特別遊技状態を発生させる処理を行う。
特別遊技状態を発生させる処理においては、例えば、大入賞口SOL26bにより特別変動入賞装置26の開閉扉26aを開放し、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。そして、大入賞口に所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば25秒または1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば15回または2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
なお、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、第1特図表示器22Aや第2特図表示器22Bにはずれの結果態様を表示する制御を行う。
次に、センターケース10について図4を参照して説明する。
図4(a)は、センターケース10を示す正面図であり、図4(b)は、センターケース10のステージ200を拡大して示す斜視図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、センターケース10は、前面側が開口するとともに、奥側に液晶表示装置50の表示部を前側に臨ませる略矩形状の窓部10aが形成されている。センターケース10の外周壁の左右両側部の各々には、ワープ流路10bへの入口となる左右のワープ入口10cが形成されている。
左右各々のワープ入口10cは、左右各々の上方に向かって開口するように形成され、当該ワープ入口10cを介して導入された遊技球は左右各々のワープ流路10bを通ってセンターケース10内に流入する。センターケース10内に流入した遊技球は、ステージ200(図4(b)参照)上に排出される。
ステージ200は、センターケース10の前側開口の下部、具体的には、窓部10aの手前側下部に形成されている(図4(a)等参照)。
また、ステージ200は、図4(b)に示すように、遊技球が転動する床部201が設けられ、この床部201の略中央に第2出口202aに連通された溝状の第2出口通路202が設けられ、第2出口通路202よりも左側(上流側)に第1出口203aに連通された溝状の第1出口通路203が設けられている。これら第1出口通路203と第2出口通路202の間には、可動役物装置300が配設されている。
第1出口203aは、センターケース10の下部前面側に設けられ、ステージ200上に排出され、第1出口通路203に流入された遊技球をセンターケース10外に排出するためのものである。
また、第2出口202aは、センターケース10の下部前面側であって、第1始動口(入賞部)24の直上に設けられている。また、第2出口202aは、可動役物装置300の第1通路構成部材320上を転動して第2出口通路202に流入された遊技球をセンターケース10外に排出するためのものである。即ち、可動役物装置300の第1通路構成部材320上を転動して第2出口通路202に流入された遊技球は、第2出口202aからセンターケース10外に排出されることで、第1始動口24に入賞し易くなっている。
次に、可動役物装置300について詳細に説明する。
図5(a)は、可動役物310が最も右側に移動した状態を模式的に示した平面図であり、図5(b)は、可動役物310が最も左側に移動した状態を模式的に示した平面図である。また、図6は、可動役物装置300を示す斜視図である。また、図7(a)は、可動役物装置300を右側から視て示した図であり、図7(b)は、可動役物装置300を正面側から視て示した図である。また、図8は、可動役物装置300を示す分解斜視図である。また、図9は、可動役物装置300の取付ベース部材360、可動台部材380、支持部370及び前後のガイド部390A、390Bの分解斜視図であり、図10は、前後のガイド部390A、390Bを拡大して示す分解斜視図である。
可動役物装置300は、図4(b)並びに図5(a)及び図5(b)に示すように、ステージ200の第1出口通路203と第2出口通路202の間に、透明な被覆部材400により被覆された状態で配設され、後述する駆動機構部330により左右方向に移動自在となっている。
被覆部材400は、図4(b)に示すように、第1出口通路203の右端から第2出口通路202の右端までを上側から覆うような箱形状に形成されている。また、被覆部材400の左端には、上下方向に略沿って起立した左側壁410が設けられ、この左側壁410の前後方向の略中央部には、可動役物310の第1通路構成部材320が突出される略矩形状の開口411が形成されている。
開口411は、第1通路構成部材320が突出した状態で(図5(b)参照)、第1通路構成部材320上を転動する遊技球を当該開口411を通過させて被覆部材400の内側に導入可能な寸法に設定さている。
そして、第1出口通路203内に落ち込まずに第1通路構成部材320上を転動して被覆部材400の内側に導入された遊技球は、第2出口通路202に落ち込むことで第2出口202aから排出される。なお、ステージ200の第1出口通路203と第2出口通路202の間の部分は、第2出口通路202側が低くなるように傾斜されて、被覆部材400の内側に流入した遊技球が第2出口通路202に落ち込み易くしても良い。
また、被覆部材400の右端には、上下方向に略沿って起立した右側壁420が設けられており、当該右側壁420によって、右のワープ流路10bを通ってステージ200に流入された遊技球が第2出口通路202に落ち込むことを防止するようになっている。
可動役物装置300は、図6等に示すように、例えば、外形が蝶々の形状を模した可動役物310を備え、当該可動役物310の蝶々の胴体部に相当する位置に左右方向に延在する略板状の第1通路構成部材320が配設されている(図5(a)等参照)。
可動役物310は、図6〜図8に示すように、蝶々の羽根の形状を模した第1及び第2羽根部材311、312と、これらの羽根部材311、312の回動中心となる回動軸部材313とを備えている。
第1羽根部材311は、回動軸部材313に対して前側に設けられた羽根本体部314の下端に回動軸部材313が挿通される第1軸挿通部311aが設けられている。
第1軸挿通部311aは、左右方向に延在する筒状に形成され、左右方向に並んで二つ設けられている。また、二つの第1軸挿通部311a、311aのうち、右側(蝶々本体の向きに対して後側)のものには、後ガイド部390Bの後側のガイド溝395(後述)に係止される球形状の被操作部311bが接続部を介して設けられている(図7(a)及び図8参照)。
第2羽根部材312は、回動軸部材313に対して後側に設けられた羽根本体部314の下端に回動軸部材313が挿通される第2軸挿通部312aが設けられている。
第2軸挿通部312aは、左右方向に延在する筒状に形成され、二つの第1軸挿通部311aの間に配置されるようになっている。また、第2軸挿通部312aには、前ガイド部390Aの前側のガイド溝395(後述)に係止される球形状の被操作部312bが接続部を介して設けられている(図7(a)及び図8参照)。
回動軸部材313は、左右方向に延在する部材であり、第1羽根部材311の二つの第1軸挿通部311a、311aと第2羽根部材312の第2軸挿通部312aに挿通されて、左右両端部が支持部370により支持されることで、第1及び第2羽根部材311、312をひらひらさせるように回動自在な状態とする(詳細後述)。
第1通路構成部材320は、当該可動役物310の蝶々の胴体部に相当する位置に取付固定されている。このため、可動役物310の左右方向の往復移動に伴って当該第1通路構成部材320が左右方向に往復移動して、第1通路構成部材320の先端部を第1出口通路203上に突出しない第1状態と、第1出口通路203上に突出した第2状態とに相互に変換可能となっている。
即ち、第1通路構成部材320は、可動役物310が右側に移動した状態では、当該第1通路構成部材320の先端部を被覆部材400の開口411から左側に突出していない第1状態となっているが、可動役物310が左側に移動することで、当該第1通路構成部材320の先端部を被覆部材400の開口411から左側に突出させて第1出口通路203上に配置された第2状態に変換される。
また、可動役物装置300は、図6等に示すように、電気的駆動源としての可動部材用モータ15aと、この可動部材用モータ15aの駆動により、可動役物310を左右方向に往復移動させるとともに、当該往復移動と同期させて可動役物310の第1及び第2羽根部材311、312をひらひらさせるように回動させるための駆動機構部330とを備えている。
駆動機構部330は、図8等に示すように、可動部材用モータ15aの回転軸に連結されたギヤ部340と、ギヤ部340を回転自在に軸支した状態で収納する収納部材350と、この収納部材350に取付固定される取付ベース部材360と、可動役物310を支持する支持部370を有し、取付ベース部材360に左右方向に移動自在に設けられた可動台部材380と、可動役物310の左右方向の移動及び第1及び第2羽根部材311、312の回動を案内する前後のガイド部390A、390Bとを備えている。
ギヤ部340は、可動部材用モータ15aの回転軸に連結された第1ギヤ341と、この第1ギヤ341と噛合された第2ギヤ342と、この第2ギヤ342と噛合された第3ギヤ343とを備えている。
第2ギヤ342は、収納部材350の第2軸部351に回転自在に取り付けられ、また、第3ギヤ343は、収納部材350の第3軸部352に回転自在に取り付けられている。第3ギヤ343の偏心した位置には、可動台部材380の裏面の係合溝383(図11(a)及び図11(b)参照)と係合する係合軸344が接続部345を介して設けられている。
そして、可動部材用モータ15aの回転に同期して第2ギヤ342及び第3ギヤ343が回転することで、可動部材用モータ15aの駆動力を可動台部材380に伝達する。なお、可動台部材380の動作については後述する。
取付ベース部材360は、収納部材350の上側に図示しない取付ネジにより取付けられている。また、取付ベース部材360には、左右方向に延在するスライド用凹部361が形成されている。
スライド用凹部361は、取付ベース部材360の左右両端よりも下側に略矩形状に凹むような形状に形成されている。また、スライド用凹部361の前後方向の幅は、可動台部材380の前後方向の幅と略等しいか、或いは、これよりもわずかに大きくなっている。これにより、スライド用凹部361内を可動台部材380が左右方向に移動可能となっている。
スライド用凹部361の底面には、左右方向略中央部から右側よりの部分にかけて略矩形状に開口して、可動台部材380の係合溝383が形成された下側突出部382(図11(a)及び図11(b)参照)が係合する開口部362が形成されている。
なお、スライド用凹部361の底面の開口部362の前後両側には、所定幅を有する縁部がそれぞれ形成され、可動台部材380の左右方向の往復移動の際に、可動台部材380の前後の張出部381、381が縁部上面を摺動するようになっている。
可動台部材380は、その上面に支持部370が取付固定され、この支持部370により支持された可動役物310を左右方向に移動させるものである。
可動台部材380の前後両端部には、スライド用凹部361の底面の開口部362の縁部上面に当接する張出部381、381がそれぞれ配設されている。これらの張出部381、381の各々は、左右方向に長尺な円柱状に形成されている。前側の張出部381の前端から後側の張出部381の後端までの幅は、スライド用凹部361の底面の開口部362の前後方向の幅よりも大きくされており、これにより、可動台部材380がスライド用凹部361の底面の開口部362から抜け落ちないようになっている。
また、可動台部材380の右側端部には、スライド用凹部361の開口部362に係合する下側突出部382が設けられている。下側突出部382の下面には、上側に凹んで第3ギヤ343の係合軸344が係合する係合溝383が形成されている。
係合溝383は、図11(a)及び図11(b)に示すように、前後方向に長尺に形成された長円形状をなしている。これにより、係合溝383内を係合軸344が前後方向に移動可能となっている(詳細後述)。
また、可動台部材380の上面には、支持部370の左軸部材371及び右軸部材372(後述)が図示しない取付ネジにより取付固定される取付部384がそれぞれ設けられている。
支持部370は、可動役物310の回動軸部材313の左右両端部を支持する左軸部材371及び右軸部材372と、左軸部材371及び右軸部材372を可動台部材380の取付部384に取り付けるための左軸取付部材373及び右軸取付部材374とを備えている。
右軸部材372の上端には、回動軸部材313の右端部が挿入される軸受部375が設けられている。また、右軸部材372の下端には、可動台部材380の取付部384に載置されて右軸取付部材374により上側から押さえられた状態となる二つの被押圧部372a、372aが設けられている。
そして、二つの被押圧部372a、372aが可動台部材380の取付部384に載置され、当該被押圧部372aが右軸取付部材374により上側から押さえられて、この右軸取付部材374が図示しない取付ネジにより可動台部材380に取付固定されることで、可動台部材380に対して右軸部材372が配設された状態となる。
左軸部材371は、右軸部材372と略等しい形状に形成されている。
即ち、左軸部材371の上端には、回動軸部材313の左端部が挿入される軸受部375が設けられている。また、左軸部材371の下端には、可動台部材380の取付部384に載置されて左軸取付部材373により上側から押さえられた状態となる二つの被押圧部371a、371aが設けられている。
そして、二つの被押圧部371a、371aが可動台部材380の取付部384に載置され、当該被押圧部371aが左軸取付部材373により上側から押さえられて、この左軸取付部材373が図示しない取付ネジにより可動台部材380に取付固定されることで、可動台部材380に対して左軸部材371が配設された状態となる。
そして、第1羽根部材311の二つの第1軸挿通部311a、311aと第2羽根部材312の第2軸挿通部312aに挿通された回動軸部材313の左右両端部が、左軸部材371及び右軸部材372に支持されることによって、可動役物310が第1及び第2羽根部材311、312をひらひらさせるように回動自在な状態となる。
前後のガイド部390A、390Bは、取付ベース部材360のスライド用凹部361の前後両側の各々取付固定されている(図8及び図9参照)。
前ガイド部390Aは、図10に示すように、取付ベース部材360の前側に取付固定される前取付部材391Aと、第2羽根部材312の被操作部312bが係止されるガイド溝395が形成された前ガイド部材392Aと、この前ガイド部材392Aが後側に所定角度傾斜して連結された前溝連結部材393Aと、この前溝連結部材393Aを前取付部材391Aに取付固定するための前固定部材394Aとを備えている。
前ガイド部材392Aには、波形に形成された曲線状のガイド溝395が形成されている。
ガイド溝395は、左右方向に凸部と凹部が交互に繰り返すように配設されることで上下に波打つように形成されている。また、ガイド溝395の幅は、球形状の被操作部312bの外径と略等しいか、或いは、これよりもわずかに大きくされている。これにより、ガイド溝395により案内された被操作部312bが、ガイド溝395内で上下動を繰り返しながら左右方向に移動可能となっている。
前ガイド部材392Aのガイド溝395と反対側には、接続部を介して前溝連結部材393Aが取付固定されている。
前溝連結部材393Aには、前ガイド部材392Aを取付固定するための図示しない取付ネジが螺着される二つの螺着部398、398が設けられ、これら螺着部398、398に取付ネジが螺着されることで前ガイド部材392Aが後側に所定角度傾斜した状態となる。
また、前溝連結部材393Aの左右両端部には、前取付部材391Aの取付部384に載置されて前固定部材394Aにより上側から押さえられた状態となる被押圧部396Aがそれぞれ形成されている。
前取付部材391Aは、左右方向に長尺な部材であり、その略中央部に前溝連結部材393Aが載置される載置部397Aが設けられている。そして、載置部397Aに前溝連結部材393Aが載置された状態で、この前溝連結部材393Aの二つの被押圧部396A、396Aが前固定部材394Aにより上側から押さえられ、この前固定部材394Aが図示しない取付ネジにより前取付部材391Aに取付固定されることで、前取付部材391Aに対して前ガイド部材392Aが所定角度傾斜して配設された状態となる。
後ガイド部390Bは、図10に示すように、取付ベース部材360の後側に取付固定される後取付部材391Bと、第1羽根部材311の被操作部311bが係止されるガイド溝395が形成された後ガイド部材392Bと、この後ガイド部材392Bが後側に所定角度傾斜して連結された後溝連結部材393Bと、この後溝連結部材393Bを後取付部材391Bに取付固定するための後固定部材394Bとを備えている。
後ガイド部材392Bは、前ガイド部材392Aと略等しい形状に形成されている。
即ち、後ガイド部材392Bには、波形に形成された曲線状のガイド溝395が形成されている。
ガイド溝395は、左右方向に凸部と凹部が交互に繰り返すように配設されることで上下に波打つように形成されている。また、ガイド溝395の幅は、球形状の被操作部311bの外径と略等しいか、或いは、これよりもわずかに大きくされている。これにより、ガイド溝395内を被操作部311bが上下動を繰り返しながら左右方向に移動可能となっている。
また、後ガイド部材392Bのガイド溝395及び前ガイド部材392Aのガイド溝395は、第1及び第2羽根部材311、312の互いの回動方向を同期させるように、互いの凹凸が前後方向に略重なるような配置となっている。具体的には、回動軸部材313により回動自在に支持された状態となっているので、第1羽根部材311の被操作部311b及び第2羽根部材312の被操作部312bをガイド溝395により操作して上方向に移動させることで第1羽根部材311及び第2羽根部材312を同期させて下方向に移動させるように回動させ、一方、第1羽根部材311の被操作部311b及び第2羽根部材312の被操作部312bをガイド溝395により操作して下方向に移動させることで第1羽根部材311及び第2羽根部材312を同期させて上方向に移動させるように回動させるようになっている。
後ガイド部材392Bのガイド溝395と反対側には、接続部399を介して後溝連結部材393Bが取付固定されている。
後溝連結部材393Bには、後ガイド部材392Bを取付固定するための図示しない取付ネジが螺着される二つの螺着部398、398が設けられ、これら螺着部398、398に取付ネジが螺着されることで後ガイド部材392Bが後側に所定角度傾斜した状態となる。
また、後溝連結部材393Bの左右両端部には、後取付部材391Bの取付部384に載置されて後固定部材394Bにより上側から押さえられた状態となる被押圧部396Bがそれぞれ形成されている。
後取付部材391Bは、左右方向に長尺な部材であり、その略中央部に後溝連結部材393Bが載置される載置部397Bが設けられている。そして、載置部397Bに後溝連結部材393Bが載置された状態で、この後溝連結部材393Bの二つの被押圧部396B、396Bが後固定部材394Bにより上側から押さえられ、この後固定部材394Bが図示しない取付ネジにより後取付部材391Bに取付固定されることで、後取付部材391Bに対して後ガイド部材392Bが所定角度傾斜して配設された状態となる。
また、前取付部材391A及び後取付部材391Bは、取付ベース部材360に取付固定された状態で、前取付部材391Aがスライド用凹部361の前側の縁部よりも後側に突出してスライド用凹部361内の可動台部材380の前側の縁部の上側に配置されるとともに、後取付部材391Bがスライド用凹部361の後側の縁部よりも前側に突出してスライド用凹部361内の可動台部材380の後側の縁部の上側に配置されるようになっている(図7(a)参照)。
即ち、前取付部材391A及び後取付部材391Bによりスライド用凹部361内の可動台部材380は抜止された状態となっており、可動台部材380がスライド用凹部361内から外れて抜け落ちるのを防止することができる。
次に、可動役物310の左右方向の移動について図11を参照して説明する。
図11(a)は、可動役物装置300に備わる可動役物310が最も左側に配置された状態を模式的に示す図であり、図11(b)は、可動役物装置300に備わる可動役物310が最も右側に配置された状態を模式的に示す図である。
可動部材用モータ15aの駆動に基づいて、第1ギヤ341から第3ギヤ343が回転して当該第3ギヤ343の係合軸344が係合溝383内を往復移動することで、可動部材用モータ15aの回転運動を可動台部材380の左右方向のスライド運動に変換して、当該可動台部材380の支持部370により支持された可動役物310を左右方向に移動させる。
即ち、係合軸344が最も左側に配置されるように第3ギヤ343が回動した状態で(図11(a)参照)、可動部材用モータ15aの駆動に基づいて第3ギヤ343が所定の矢印方向に回動すると、第3ギヤ343に連結されている係合軸344が係合溝383内を前側に移動していく。このとき、当該第3ギヤ343の回動に同期して、開口部362に係合した状態となっている可動台部材380の下側突出部382は、開口部362内を右側にスライド移動していく。そして、第3ギヤ343の回動に基づいて、係合軸344が最も前側に配置された後は、係合軸344が係合溝383内を後側に移動していく。そして、係合軸344が最も右側に配置されるように第3ギヤ343が回動した状態で(図11(b)参照)、可動台部材380の下側突出部382が最も右側にスライド移動した状態となる。このようにして、可動台部材380により支持された可動役物310は左側から右側に移動する。
これにより、第1通路構成部材320は、その先端部を被覆部材400の開口411から左側に突出していない第1状態となる。
そして、第3ギヤ343が所定の矢印方向にさらに回動すると、係合軸344が係合溝383内を後側に移動していく。このとき、当該第3ギヤ343の回動に同期して、可動台部材380の下側突出部382は開口部362内を左側にスライド移動していく。そして、第3ギヤ343の回動に基づいて、係合軸344が最も後側に配置された後は、係合軸344が係合溝383内を前側に移動していく。そして、係合軸344が最も左側に配置されるように第3ギヤ343が回動した状態で(図11(a)参照)、可動台部材380の下側突出部382が最も左側にスライド移動した状態となる。このようにして、可動台部材380により支持された可動役物310は右側から左側に移動する。
これにより、第1通路構成部材320は、その先端部を被覆部材400の開口411から左側に突出させて第1出口通路203上に配置された第2状態に変換され、ワープ流路10bを介してステージ200に流入された遊技球を第2出口通路202に誘導可能となっている。
上記の動作を第3ギヤ343の回動に伴って繰り返すことで、可動役物310(可動台部材380)を左右方向に往復移動させるようになっている。
次に、可動役物310の第1及び第2羽根部材311、312の上下方向の回動について図12を参照して説明する。
図12(a)は、第2羽根部材312の被操作部312bの前ガイド部390Aにおける位置と当該第1及び第2羽根部材311、312が下側に回動した状態の対応関係を模式的に示す図であり、図12(b)は、第2羽根部材312の被操作部312bの前ガイド部390Aにおける位置と当該第1及び第2羽根部材311、312が上側に回動した状態の対応関係を模式的に示す図である。
第1及び第2羽根部材311、312は、当該可動役物310の左右方向の往復移動と同期して、ひらひらさせるように上下方向に回動する。
即ち、可動役物310の可動台部材380は、取付ベース部材360に対して左右方向に往復移動するようになっており、当該往復移動の際に、取付ベース部材360に取付固定された前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395に係止された被操作部311b、312bがガイド溝395内で上下動を繰り返しながら左右方向に移動する。
具体的には、第1及び第2羽根部材311、312が最も下側に回動した状態では(図12(a)参照)、当該第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bがガイド溝395の凸部に配置された状態となっている。なお、このとき、可動台部材380(可動役物310)は、最も右側に配置された状態となっている。
そして、可動部材用モータ15aの駆動に基づいて、第3ギヤ343が所定方向に回動して可動台部材380を左側に移動させていくと、第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bは、前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395に案内されながら当該ガイド溝395内を左側に移動していく。ガイド溝395は、上下に波打つように凹凸が繰り返されているため、被操作部311b、312bが左側に移動しながら上下動することとなり、これによって、第1及び第2羽根部材311、312は、ひらひらさせるように上下方向に回動する。そして、可動台部材380が最も左側に配置された状態で、第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bは、前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395における凹部内に配置され、第1及び第2羽根部材311、312が最も上側に回動した状態となる(図12(b)参照)。これにより、第1及び第2羽根部材311、312は、互いの自由端部側の間隔を最も狭めた状態となる。
その後、第3ギヤ343がさらに所定方向に回動して可動台部材380を右側に移動させていくと、第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bは、前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395に案内されながら当該ガイド溝395内を右側に移動していく。このとき、被操作部311b、312bが右側に移動しながら上下動することとなり、これによって、第1及び第2羽根部材311、312は、ひらひらさせるように上下方向に回動する。そして、可動台部材380が最も右側に配置された状態で、第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bは、前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395における凸部内に配置され、第1及び第2羽根部材311、312が最も下側に回動した状態となる(図12(a)参照)。これにより、第1及び第2羽根部材311、312は、互いの自由端部側の間隔を最も広げた状態となる。
以上のように、実施形態1の遊技機100は、遊技領域1aに可動役物装置300を備える遊技機において、可動役物装置300は、遊技領域1aに固定して取り付けるための取付ベース部材360と、取付ベース部材360に対して所定の直線方向に移動可能な可動台部材380と、可動台部材380を移動させる一の可動部材用モータ15aと、を備え、可動台部材380は、被操作部311b、312bを備える可動部材(例えば、第1及び第2羽根部材311、312)を回動可能に軸支し、取付ベース部材360は、被操作部311b、312bが係止される曲線状のガイド溝395が形成されたガイド溝部材(例えば、前後のガイド部材392A、392B)を備え、可動部材用モータ15aにより、可動台部材380を所定の直線方向に移動させることによって、ガイド溝395に係止された被操作部311b、312bを操作して可動部材を動作させるようになっている。
従って、可動部材用モータ15aにより取付ベース部材360に対して可動台部材380を所定の直線方向に移動させることに伴って、可動台部材380に支持された第1及び第2羽根部材311、312を所定の直線方向に移動させることができるとともに、取付ベース部材360に備えられた前後のガイド部材392A、392Bの曲線状のガイド溝395によって第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bを操作して当該第1及び第2羽根部材311、312を動作させることができるので、一つの可動部材用モータ15aで可動役物310の二つの可動物、即ち、可動台部材380と第1及び第2羽根部材311、312を動作させることができる。また、一つの可動部材用モータ15aで、可動台部材380に直線移動をさせることができるとともに、第1及び第2羽根部材311、312に曲線状のガイド溝395に対応させた上下方向の回動動作をさせることができるので、このようにより複雑な動きをする可動役物装置300を限られた遊技領域1aに省スペースで取り付けることができる。
また、液晶表示装置50と、液晶表示装置50の手前側に設けられ、下部に遊技球が転動可能なステージ200を備えるセンターケース10と、遊技領域1aのセンターケース10の下側に配置され、遊技球が入賞する第1始動口24と、を備え、第1始動口24への遊技球の入賞に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技機100であって、センターケース10は、さらに、遊技領域1aの当該センターケース10外部を流下する遊技球をステージ200まで流入可能なワープ口(例えば、ワープ入口10c)を備え、ステージ200は、当該ステージ200の表面から凹んだ溝状に形成され、ワープ口を介して流入された遊技球の通路となる第1出口通路203と、第1始動口24の上側に設けられ、ワープ口を介して流入された遊技球の通路となる第2出口通路202と、を備え、可動役物装置300は、ステージ200の第1出口通路203と第2出口通路202の間に設けられ、可動台部材380の往復移動に伴って所定の直線方向に往復移動して、第1出口通路203上に突出しない第1状態と、第1出口通路203上に突出した第2状態とに相互に変換可能に構成され、ワープ口を介して流入された遊技球の第2出口通路202までの通路を構成する第1通路構成部材320を備え、第1状態から第2状態へと変換して第1出口通路203上に突出した第1通路構成部材320によって、ワープ口を介して流入された遊技球を第2出口通路202に誘導可能に構成されている。
従って、可動役物装置300の第1通路構成部材320が、可動台部材380の往復移動に伴って左右方向に往復移動して、第1出口通路203上に突出しない第1状態から第1出口通路203上に突出した第2状態とに変換されることで、当該第1通路構成部材320によって、ワープ入口10cを介してステージ200に流入された遊技球を第1始動口24の上側に設けられた第2出口通路202に誘導可能となっているので、ステージ200上の遊技球の動きをランダムにすることができるとともに、第2状態に変換した第1通路構成部材320によって、ステージ200に流入された遊技球を第2出口通路202に誘導して、第1始動口24に入賞させ易くすることができることとなって、遊技の興趣を向上させることができる。
また、可動役物装置300の位置を検出する第1及び第2可動部材検出センサ156a、156bを備え、液晶表示装置50は、第1及び第2可動部材検出センサ156a、156bによる検出結果に基づいて、可動役物装置300の位置を表示するようになっている。
従って、液晶表示装置50には、可動役物装置300の位置が表示されるので、例えば、デモ画面で、可動役物310が所定間隔で特に有利な状態になるような場合に可動役物310の位置を表示することで、遊技者に液晶表示装置50の表示によって可動役物装置300の位置を認識させることができることとなって、当該可動役物装置300の位置を考慮した遊技機の選択を行わせることができる。
[実施形態2]
以下に、実施形態2の遊技機について図14〜図16を参照して説明する。
図14(a)は、センターケース510を示す正面図であり、図14(b)は、センターケース510のステージ500を拡大して示す斜視図である。また、図15(a)は、可動役物310が最も後側に移動した状態を模式的に示した平面図であり、図15(b)は、可動役物310が最も前側に移動した状態を模式的に示した平面図である。また、図16(a)は、可動役物310が最も後側に移動した状態を模式的に示した正面図であり、図16(b)は、可動役物310が最も前側に移動した状態を模式的に示した正面図である。
実施形態2の遊技機は、図14〜図16に示すように、センターケース510に、第1始動口(入賞部)24の直上に設けられた第3出口501bと連通された第3出口通路501が設けられ、可動役物装置600の可動役物310を前後方向に移動させて、第3出口通路501の入口501aを開閉するようになっている。
なお、実施形態2にあっては、センターケース510の構成、可動役物装置600の配置の向き及び第2通路構成部材620の形状以外の点で上記実施形態1の遊技機100と略同様の構成をなし、その説明は省略する。
センターケース510には、左右各々のワープ流路10bと接続された連絡路10dを通って流入された遊技球が転動する床部201を具備するステージ500が配設され、床部201の略中央部には、第3出口通路501の入口501aが上向きに開設されている。
また、第3出口通路501の入口501aの上方には、可動役物装置600が前後方向に移動自在に配設されている。
第3出口通路501の入口501aと反対側の第3出口501bは、センターケース510の下部前面側であって、第1始動口(入賞部)24の直上に設けられている。また、第3出口501bは、可動役物装置600の第2通路構成部材620上を転動して第3出口通路501に流入された遊技球をセンターケース510外に排出するためのものである。即ち、可動役物装置600の第2通路構成部材620上を転動して第3出口通路501に流入された遊技球は、第3出口501bからセンターケース510外に排出されることで、第1始動口24に入賞し易くなっている。
可動役物310の蝶々の胴体部に相当する位置に、前後方向に延在する第2通路構成部材620が配設されている。
第2通路構成部材620は、前後方向に長尺に形成されるとともに、正面視にて上側に凸の断面三角形状をなしている。また、第2通路構成部材620の前端部は、頂点部から下面にかけて斜めに傾斜するように切り欠かれている。これにより、第2通路構成部材620上を転動する遊技球を手前側に落下させ易くなっている。
また、第2通路構成部材620は、可動役物310の前後方向に対する往復移動に伴って、第3出口通路501の入口501aを開閉するようになっている。即ち、可動役物310(可動台部材380)が最も前側に配置された状態で、第2通路構成部材620を第3出口通路501の入口501a上に突出させて当該入口501aを閉塞した状態とする。一方、可動役物310が最も後側に配置された状態で、第2通路構成部材620を第3出口通路501の入口501a上に突出させずに当該入口501aを開放した状態とする。
なお、第2通路構成部材620の形状は、上記したものに限られるものではなく、適宜任意に変更することができる。
可動役物装置600は、可動役物310を前後方向に移動自在となるような向きでセンターケース510内に取付固定されている。即ち、可動役物装置600は、実施形態1の可動役物装置300を平面視にて時計回りに90°回転させたものである。
そして、可動役物310は、可動部材用モータ15aの駆動に基づいて、第1ギヤ341から第3ギヤ343が回転して当該第3ギヤ343の係合軸344が係合溝383内を往復移動することで、可動部材用モータ15aの回転運動を可動台部材380の前後方向のスライド運動に変換して、当該可動台部材380の支持部370により支持された可動役物310を前後方向に移動させる。
なお、可動役物装置600は、可動役物310を水平面内にて前後方向に移動させるようにしても良いし、水平面に対してわずかに上下方向に傾斜させる向きで前後方向に移動させるようにしても良い。
また、第1及び第2羽根部材311、312は、当該可動役物310の前後方向の往復移動と同期して、ひらひらさせるように上下方向に回動する。
具体的には、可動役物310の可動台部材380は、取付ベース部材360に対して前後方向に往復移動するようになっており、当該往復移動の際に、取付ベース部材360に取付固定された前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395に係止された被操作部311b、312bがガイド溝395内で上下動を繰り返しながら前後方向に移動する。そして、可動台部材380が最も前側に配置された状態で、第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bは、前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395における凸部内に配置され、第1及び第2羽根部材311、312が最も下側に回動した状態となって、互いの自由端部側の間隔を最も広げた状態となる(図15(b)及び図16(b)参照)。ここで、可動役物装置600は、第2通路構成部材620を前側に移動させて第3出口通路501の入口501a上に突出させて当該入口501aを閉塞するとともに、第1及び第2羽根部材311、312を回動させて互いの自由端部側の間隔を広げた第1状態となっている。
一方、可動台部材380が最も後側に配置された状態で、第1及び第2羽根部材311、312の被操作部311b、312bは、前後のガイド部390A、390Bのガイド溝395における凹部内に配置され、第1及び第2羽根部材311、312が最も上側に回動した状態となって、互いの自由端部側の間隔を最も狭めた状態となる(図15(a)及び図16(a)参照)。ここで、可動役物装置600は、第2通路構成部材620を後側に移動させて第3出口通路501の入口501a上に突出せずに当該入口501aを開放するとともに、第1及び第2羽根部材311、312を回動させて互いの自由端部側の間隔を狭める第2状態となっている。そして、第1状態から第2状態に変換することにより、第2通路構成部材620によって第3出口通路501の入口501aを開放するとともに、互いの自由端部側の間隔を狭めた第1及び第2羽根部材311、312によってワープ流路10bを介してステージ500に流入された遊技球を第3出口通路501の入口501aに誘導可能となっている。
以上のように、実施形態2の遊技機は、液晶表示装置50と、液晶表示装置50の手前側に設けられ、下部に遊技球が転動可能なステージ500を備えるセンターケース510と、遊技領域1aのセンターケース510の下側に配置され、遊技球が入賞する第1始動口24と、を備え、第1始動口24への遊技球の入賞に基づいて遊技者に所定の遊技価値を付与する遊技機であって、センターケース510は、さらに、遊技領域1aの当該センターケース510外部を流下する遊技球をステージ500まで流入可能なワープ入口10cを備え、ステージ500は、第1始動口24の上側に設けられ、ワープ入口10cを介して流入された遊技球の通路となる第3出口通路501を備え、可動役物装置600は、可動台部材380の往復移動に伴って所定の直線方向に往復移動自在に構成され、ワープ入口10cを介して流入された遊技球の第3出口通路501の入口501aまでの通路を構成する第2通路構成部材620を備え、可動部材は、可動台部材380の往復移動に伴って互いの自由端部側の間隔を広狭させるように回動自在に構成された第1及び第2羽根部材311、312を備え、可動台部材380の往復移動に伴って、第2通路構成部材620を直線方向に沿って所定方向に移動させて第3出口通路501の入口501a上に突出させて当該入口501aを閉塞するとともに、第1及び第2羽根部材311、312を回動させて互いの自由端部側の間隔を広げる第1状態と、第2通路構成部材620を直線方向に沿って所定方向と反対方向に移動させて第3出口通路501の入口501a上に突出せずに当該入口501aを開放するとともに、第1及び第2羽根部材311、312を回動させて互いの自由端部側の間隔を狭める第2状態とに相互に変換可能に構成され、第1状態から第2状態に変換することにより、第2通路構成部材620によって第3出口通路501の入口501aを開放するとともに、互いの自由端部側の間隔を狭めた第1及び第2羽根部材311、312によってワープ入口10cを介して流入された遊技球を第3出口通路501の入口501aに誘導可能に構成されている。
従って、可動役物装置600は、可動台部材380の往復移動に伴って、第2通路構成部材620を前方向に移動させることにより第3出口通路501の入口501a上に突出させて当該入口501aを閉塞するとともに、第1及び第2羽根部材311、312を回動させて互いの自由端部側の間隔を広げる第1状態から、第2通路構成部材620を後方向に移動させることにより第3出口通路501の入口501a上に突出せずに当該入口501aを開放するとともに、第1及び第2羽根部材311、312を回動させて互いの自由端部側の間隔を狭める第2状態に変換することにより、第2通路構成部材620によって第3出口通路501の入口501aを開放するとともに、互いの自由端部側の間隔を狭めた第1及び第2羽根部材311、312によってワープ入口10cを介して流入された遊技球を第3出口通路501の入口501aに誘導可能となっているので、第1及び第2羽根部材311、312の回動で第1始動口24への球の誘導を行うことができるとともに第2通路構成部材620の往復運動によりワープ入口10cの開閉を行うことができ、第1及び第2羽根部材311、312の回動と可動役物装置600の往復運動に加えて第3出口通路501の入口501aの開閉と遊技球の第1始動口24への誘導とを一の可動部材用モータ15aで行うことができる。さらに、第1及び第2羽根部材311、312や可動役物装置600本体の動作によって装飾的効果を向上させることができるとともに、ステージ500上の遊技球の動きをランダムにすることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、可動部材として羽根部材を例示したが、これに限られるものではなく、可動台部材380に回動可能に軸支されたものであれば如何なるものであっても良い。
また、ガイド溝395として、波形状に形成されたものを例示したが、これに限られるものではなく、少なくとも曲線状に形成されたものであれば如何なるものであっても良い。
なお、本発明の遊技機は、前記実施形態に示されるようなパチンコ遊技機100に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技球を使用する全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 遊技機
10、510 センターケース
10c ワープ入口
15a 可動部材用モータ
24 第1始動口
50 液晶表示装置
200、500 ステージ
202 第2出口通路
203 第1出口通路
300、600 可動役物装置
310 可動役物
311 第1羽根部材
311b 被操作部
312 第2羽根部材
312b 被操作部
320 第1通路構成部材
360 取付ベース部材
380 可動台部材
392A 前ガイド部材
392B 後ガイド部材
395 ガイド溝
501 第3出口通路
620 第2通路構成部材

Claims (3)

  1. 可動役物装置を備える遊技機において、
    前記可動役物装置は、
    ガイド溝が形成されたガイド溝部材と、
    前記ガイド部材に対し、相対的に移動可能であるとともに、相対的に回動可能に構成され、前記ガイド溝に摺動可能に係合する一対の可動部材と、
    電気的駆動源と、を備え、
    前記電気的駆動源が前記可動役物装置を駆動させることによって、一対の前記可動部材が、前記ガイド溝によって案内されるとともに、それぞれの自由端部の間隔を互いに広狭させるように円弧状に回動することを特徴とする遊技機。
  2. 前記ガイド溝部材に対する前記可動部材の位置を検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技の進行を制御する遊技制御装置と、該遊技制御装置の制御下で各種の演出に関する制御を行う演出制御装置とを備え、
    前記演出制御装置は、前記可動役物装置の動作を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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