JP4584165B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4584165B2
JP4584165B2 JP2006068914A JP2006068914A JP4584165B2 JP 4584165 B2 JP4584165 B2 JP 4584165B2 JP 2006068914 A JP2006068914 A JP 2006068914A JP 2006068914 A JP2006068914 A JP 2006068914A JP 4584165 B2 JP4584165 B2 JP 4584165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route
fan
game ball
warp
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006068914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007244468A (ja
Inventor
大亮 濱崎
Original Assignee
株式会社オリンピア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリンピア filed Critical 株式会社オリンピア
Priority to JP2006068914A priority Critical patent/JP4584165B2/ja
Publication of JP2007244468A publication Critical patent/JP2007244468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584165B2 publication Critical patent/JP4584165B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技用に供される遊技球を遊技盤上で自然落下させ、入賞口に遊技球を入れることで入賞獲得が可能な遊技機に関する。
この種の遊技機としては、パチンコその他の弾球遊技機が周知である。
従来、遊技機の一種として、複数種類の図柄等を予め定められた配列で変動表示するための液晶表示装置や演出専用のリール装置その他の図柄変動表示装置7を備えたパチンコ遊技機が知られている。
図柄変動表示装置7による図柄の変動表示は、遊技球が始動口その他の入賞口に入賞する等、所定の条件を満たすことにより行われる。そして、図柄変動表示装置7で図柄が変動後停止した時の図柄(以下、停止図柄)に応じて、パチンコ遊技機には遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり状態)、リーチ状態を経た後に特別遊技状態とならない外れリーチ状態、リーチ状態を経ずかつ特別遊技状態にもならない外れ状態が発生する。
ところでパチンコ遊技機の遊技性は、大当たりを引き当てるためにそのトリガーとなる前記始動口への遊技球の入賞を競うことのみにあるのではない。遊技盤中央に設けられ、いわゆる役物といわれ、図柄変動表示装置の前面に設けられている各種仕掛け物を作動させることにより行われる各種演出を遊技者が楽しむことにもある。
パチンコ遊技機は、遊技への期待感を高めることを目的とした演出を、リールや液晶表示装置その他の図柄変動表示装置7を用いて行っている。図柄変動表示装置7のうち特に液晶表示装置を搭載したタイプのパチンコ遊技機は、前記表示装置の画面上に様々なキャラクタ等を表示して多彩な演出の実行が可能である。
最近では、遊技性を高めたり、遊技者の関心を喚起したりするために、デジタルにアナログを合体させたもの(具体的には、液晶表示装置の前面に開閉自在な扉その他の仕掛け物)を配置したりしたパチンコ遊技機が提案されている。
このようなパチンコ遊技機が提案されたことにより、遊技性は高まり、遊技者の遊技機への関心も向上した。しかし、遊技者の遊技に対する期待感は減ることがなく、高まる一方である。
一方、仕掛け物は、これまで単に演出の担い手としての役割しかなかった。そこで、本発明者は、仕掛け物に別の役割を持たせられないか思案し、図柄変動表示装置7の前面に設けられている仕掛け物を、遊技盤面を流下する遊技球の通路の一部として機能させることができないか研究した。
特開2003−190401 特開2003−236086
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものである。そしてその解決しようとする課題は、仕掛け物を遊技盤面を流下する遊技球の通路の一部として機能させることで、これまでは単に演出の担い手の一部でしかなかった仕掛け物に遊技盤面を流下する遊技球の通路としての機能を持たせることにより、これまでよりも高い遊技性を確保することと、遊
技機に対する遊技者の関心を高めることにある。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち本発明の遊技機は、遊技用に供される遊技球を遊技盤上で自然落下させ、入賞口に遊技球を入れることで入賞獲得が可能な遊技機において、特定の図柄の組合せが表示される表示装置と、この表示装置の前面側に設けられ、扇子形態を呈して開閉可能な仕掛け物と、この仕掛け物の構成部材であって、扇子の親骨部分に相当し当該仕掛け物を開閉するために可動する可動部と、前記仕掛け物を扇子に見立てて開閉させるために前記可動部を転回する駆動装置と、前記遊技盤を流下してきた遊技球を前記入賞口へ高確率で案内する高確率ルート及び低確率で案内する低確率ルートを有するステージと、このステージに向けて前記遊技盤上の所定箇所から遊技球を導くワープルートとを備える。
そして、前記仕掛け物を構成する構成部材の少なくとも一部の部材を、前記ワープルートの延長用の補助ルート部材とし、この補助ルート部材を含む仕掛け物の適所には、前記ワープルート経由で前記ステージに向けて流下してくる遊技球を前記ステージの高確率ルート又は低確率ルートに振り分けるための振分手段が含まれることを特徴とする。
したがって、本発明によれば、表示装置の前面側に設けられている仕掛け物に係る構成部材を遊技盤面を流下する遊技球の通路の一部として機能させることで、これまで単に演出の担い手としての役割しかなかった仕掛け物に新たな機能を持たせることができる。
また、当該仕掛け物の構成部材は、ワープルートの延長用の補助ルート部材として機能する。よって、ワープルートを形成する材料の節約にもなる。
さらに仕掛け物の適所には、ワープルート経由で前記ステージに導かれる遊技球を入賞口へ高確率で案内する高確率ルート又は遊技球を入賞口へ低確率で案内する低確率ルートに振り分けるための振分手段が含まれており、扇子形態を呈して開閉可能な仕掛け物が開いたときには、当該振分手段により、遊技球が高確率ルートへ導かれ、仕掛け物が閉じたときには、同じく振分手段により、遊技球が低確率ルートへ導かれる。
前記補助ルート部材は前記可動部に球通路を設けることで形成され、当該可動部は前記ワープルートに切り離し自在に連結され、前記可動部と前記ワープルートとの連結部分に前記振分手段が設けられ、この振分手段によって前記遊技球が前記高確率ルートに振り分けられるのは、前記扇子形態の仕掛け物が開いた場合であり、その場合、前記可動部は、前記補助ルート部材として前記高確率ルートに前記遊技球を案内し、前記振分手段によって前記遊技球が前記低確率ルートに至るのは、前記扇子形態の仕掛け物が閉じる場合であり、その場合、前記可動部は、前記補助ルート部材として機能せず、前記遊技球は前記ワープルートから前記低確率ルートに案内されることを特徴としてもよい。
前記扇子形態をした仕掛け物は、前記可動部と同様扇子の親骨部分に相当するとともに、前記補助ルート部材として内部に球通路を有しかつ前記遊技盤に固定される固定部を有し、この固定部に前記振分手段を備え、この振分手段は、前記ワープルートから流れてきた遊技球を前記固定部から落下させる落下孔と、前記可動部に設けられて前記落下孔を開閉する開閉板とを有するようにする。
そして、前記扇子形態の仕掛け物が開く場合には、前記落下孔を前記閉塞板により閉塞することにより、前記ワープルートから流れてきた遊技球を補助ルート部材としての前記固定部経由で前記ステージの高確率ルートに導き、前記扇子形態の仕掛け物が閉じる場合
、前記落下孔が前記閉塞板により開口されることにより、前記ワープルートから流れてきた遊技球を前記落下孔経由で前記ステージの低確率ルートに導くことを特徴としてもよい。
前記駆動装置は、遊技盤上に設けられ遊技球を検知する所定の検知センサに遊技球が検知されたことを契機に作動して、前記仕掛け物を開くようにすることもできる。
本発明によれば、表示装置の前面側に設けられている仕掛け物の構成部材を遊技盤面を流下する遊技球の通路の一部として機能させることで、これまで単に演出の担い手としての役割しかなかった仕掛け物に遊技盤面を流下する遊技球の通路としての機能を持たせることができる。仕掛け物が遊技球の通路としての機能を発揮するのは、仕掛け物が扇子に見立てられて開く場合であって、閉じている場合は、遊技球の通路としての機能を発揮しないので、これをもって演出の1つとして捉えれば、これまでにない演出を期待できる。したがって、遊技性が高まる。
また振分手段により、遊技球が高確率ルートへ導かれ、仕掛け物が閉じたときには、振分手段により、遊技球が低確率ルートへ導かれるので、どちらのルートへ遊技球が導かれるのか遊技者にはわからず、よって高確率ルートへパチンコ球が導かれることもありえるという期待感を遊技者は抱くようになる。よって、遊技者にとっての興趣が高まる。したがって、これまでよりも遊技者の遊技機への関心を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る遊技機の好適な実施形態を説明する。
図1〜図10を参照して実施例1を説明する。
図1及び図2に示すように、パチンコ遊技機1は、通称、セブン機やフィーバ機と呼ばれる第1種遊技機である。
パチンコ遊技機1は、遊技者が図示しない発射ハンドルを操作して、遊技盤3に設けられている特定の入賞口である始動口5にパチンコ球Bが入ると、その内部の通過球検知センサ5a(図1参照)によってパチンコ球Bが検知され、これを契機に遊技盤中央に設けられパチンコ遊技機1のテーマに即した絵や数字を表した特有の図柄を表示する図柄変動表示装置7を主たる構成部材とするセンター役物9が作動する。
図柄変動表示装置7は一旦作動した後に停止する。そして、停止した時の図柄の組合せが、図柄変動表示装置7の表示画面7aに揃えば大当たりとなり、遊技者は多量のパチンコ球Bを獲得できる。
大当たりになると、大入賞口(通称アタッカー)11が作動して大きく開口し、1回につき所定時間(例えば30秒)、若しくは所定個数(例えば10個)のパチンコ球Bが入賞するまで開口状態を維持する。大入賞口内には、図示しないいわゆるVゾーンという特定領域があり、大入賞口に入賞したパチンコ球Bのうちの1個でもVゾーンを通過すれば、大入賞口11を一旦閉じた後、再び大入賞口11が開く。そして、予め定められた回数(ラウンド数)に至るまで当該開閉動作を繰り返す。
センター役物9の上には、電動チューリップ13が設けられ、電動チューリップ13,センター役物9,始動口5,大入賞口11が直線状に配列されている。そして、これらを中心にしてほぼ線対称に各種装置が配置されている。各種装置とは、例えばランプ風車・
通過ゲート・プラ風車・各種入賞チャッカー・サイドランプその他の電飾を挙げられる。また遊技盤3の全面には適宜の間隔をおいて、一定の規則性のもと多数の釘15が配列されている。
センター役物9の側部には、遊技盤3の裏側に設けられ、遊技者には出口しか見ることのできない第1のワープルート17が配置されている。第1のワープルート17の出口17aは、センター役物9に通じている。そしてセンター役物9には、第1のワープルート17の出口17aから出たパチンコ球Bが始動口5に入る前に遊動する場であるステージ19を有する。よって第1のワープルート17は、電動チューリップ(所定箇所)13から、ステージ19に向けて遊技盤3上のパチンコ球Bを導くルートといえる。
ステージ19は、そこに流下してきたパチンコ球Bが始動口5に入賞し易くなるようにされており、左右方向に延びるステージ部21と、図柄変動表示装置7の左側に配置され、鉛直面内で開閉自在な扇子形体をした仕掛け物(以下、扇子という)23とを有する。扇子23は始動口5にパチンコ球Bが入賞するとこれを契機に所定時間開き、その後閉じる。扇子23が開くと図柄変動表示装置7の前面が一部覆われ、閉じると図柄変動表示装置7の全部が見えるようになる(図1〜図3参照)。
なお、この明細書で前後・左右・上下とは、遊技者がパチンコ遊技機1に対面した場合において遊技者のいる側が前であり、パチンコ遊技機1の裏側が後ろであり、左右及び上下とは、それぞれ遊技者がパチンコ遊技機1に対面した場合において、遊技者の側から見た場合の左右及び上下をいう。
また扇子23が開くと始動口5にパチンコ球Bが入りやすく、閉じると入りにくくなっている。そのための詳しい構成については順次説明する。
図1〜図3を見てわかるように、ステージ部21は、下段ステージ211とそれよりも高所に位置する上段ステージ213とを含む平台であり、上段ステージ213の方が小さい。そしてパチンコ球Bがこれらステージ211や213を流下する場合、上段ステージ213の方が下段ステージ211よりも始動口5に入りやすくなるよう、上段ステージ213には、パチンコ球Bを始動口5に案内する第2のワープルート25の球入口251が設けられ、下段ステージ211にはそれがない。
ただし、下段ステージ211を転動するパチンコ球Bであっても、下段ステージ211の長手方向に流れた場合には、始動口5に入りやすくなるように案内路211aが形成されている。同様に上段ステージ213には第2のワープルート25の球入口251にパチンコ球Bが入りやすくする案内路213aが形成されている。
すなわち、ステージ19は、遊技盤3をその上方から流下してきたパチンコ球Bを始動口5へ高確率で案内する高確率ルート及び低確率で案内する低確率ルートをそれぞれ上段ステージ213及び下段ステージ211に有するといえる。
第2のワープルート25も遊技盤3の裏面を廻って、その球出口253は始動口5に連続するようになっている。よって第2のワープルート25に入ったパチンコ球Bは、始動口5の真上に位置する命釘15lの影響はあってもほぼ確実に始動口5に入る。しかし、下段ステージ211及び上段ステージ213を転動するパチンコ球Bの多くは、パチンコ球Bを回収するアウト口27に入り(図1参照)、遊技盤3の外へ回収される。
扇子23は、本物の扇子23を見立てた仕掛け物である。扇子23は、本物の扇子の親骨部分の一方に相当し、前(遊技者からみた手前)側に位置する可動部231と、本物の
扇子の親骨部分の他方に相当し後ろ(遊技者からみた向こう)側に位置する固定部233と、可動部231及び固定部233の間に配置され扇子23の地紙に相当する展開部235と、扇子23を開閉させるために、可動部231を転回する駆動部としてのステッピングモータ237とからなる。なお、地紙に相当するといっても展開部235はプラスチックで形成されている。また扇子23の他の構成部材も同様プラスチックで形成されている。
可動部231は、扇子23を開閉するために、図2にあるような水平位置と図3にあるような垂直位置との間で可動する。また可動部231は、少なくとも先端が開口する中空直方体形状をしており、その内部はパチンコ球Bが通過する球通路231wになっている。また可動部231には、その基端側にパチンコ球Bが球通路231wに入るために、可動部231が水平位置にあるときに上方に開放された開口が設けられている。
なお、可動部231の基端とは、可動部231を転回するための前記ステッピングモータ237の回転軸237aと可動部231とがつながっている側の端をいい、先端とは可動部231の他方の端をいう。そして可動部231の先端の開口を終端開口といい符号231oで示し、基端側において上方に開放された開口を始端開口といい符号231sで示す(図2参照)。
パチンコ球Bが可動部231を通るのは、可動部231が水平位置にあるときであり(図2、図4参照)、このとき第1のワープルート17の出口17aから可動部231の始端開口231sに入ったパチンコ球Bは、球通路231wを経由して上段ステージ213の上にまで可動部231内を転動し、終端開口231oから上段ステージ213上に落下する。
パチンコ球Bに加速を付けるために、可動部231の先端を幾分下方に傾斜させ、可動部231が水平よりも幾分傾斜させてもよい。扇子23が開くと、可動部231は、第1のワープルート17の延長用の補助ルート部材として機能する。上段ステージ213に落下したパチンコ球Bは上段ステージ213上を転動する(図2、図4参照)。
また、扇子23が閉じると、扇子23は、図柄変動表示装置7の前面が全て見えるように可動部231が垂直位置に移動する。このとき可動部231は、第1のワープルート17から切り離され(図3参照)、第1のワープルート17を転動してきたパチンコ球Bが可動部231を経由して上段ステージ213に至ることはない。可動部231が垂直位置から水平位置に戻されると、可動部231は、第1のワープルート17と再び連結され、第1のワープルート17を転動してきたパチンコ球Bを可動部経由で上段ステージ213に至らしめる。
水平位置及び垂直位置における適所(図示せず)には、可動部231をそれぞれ検知するための可動部検知センサ231a・231bが設けられている(図9参照)。なお、可動部231と第1のワープルート17との連結とは物理的に連結されていなくてもよい。第1のワープルート17の出口17aから出たパチンコ球Bが可動部231に至る可能性が高まれば、それをもって可動部231と第1のワープルート17とが連結しているとしてもよい。
可動部231はこれが水平位置にあると第1のワープルート17と連結されてパチンコ球Bを高確率ルートを有する上段ステージ213にまで導く。しかし、垂直位置にあると第1のワープルート17とは切り離され、第1のワープルート17を通ってきたパチンコ球Bは、第1のワープルート17の出口17aから落下し、低確率ルートを有する下段ステージ211に落下する。
要するに、パチンコ球Bが前記高確率ルートに至るのは、前記扇子形態の仕掛け物が開いた場合であり、その場合、可動部231は、補助ルート部材として前記高確率ルートを有する上段ステージ213にパチンコ球Bを案内する。そして、パチンコ球Bが前記低確率ルートに至るのは、扇子23が閉じる場合であり、その場合、可動部231は、補助ルート部材として機能せず、第1のワープルート17から低確率ルートを有する下段ステージ211にパチンコ球Bを案内する。
したがって、扇子23は、第1のワープルート17経由でステージ19に向けて流下してくるパチンコ球Bをステージ19の高確率ルート又は低確率ルートに振り分ける振分手段Aを可動部231と第1のワープルート17との連結部分Mに有するといえる。
また固定部233は、図柄変動表示装置の側縁とほぼ平行に垂直に立設された状態で遊技盤3に固定されている直方体形状の棒体である。
展開部235は、複数の中骨235aとそれらの間に位置する地紙部235bとからなり、山・谷の折り目によって折り畳みが可能である(図2,3参照)。
中骨235aは棒状の骨部235a1とその一端に設けられたリンク部235a2とかなる(図6参照)。骨部235a1には地紙部235bが張着され、リンク部235a2には次に述べるステッピングモータ237の回転軸237aが補助管238を介して貫通されている。
ステッピングモータ237は遊技盤3の裏側で固定され、遊技者の側からは見えないようになっている。そして、ステッピングモータ237の回転軸237aは、可動部231,固定部233及び展開部235の各基端部に貫通され、可動部231のみが回転軸237aと固定状態にされ、固定部233は回転軸237aと、及び展開部235のリンク部235a2は、補助管238と緩み嵌め状態にされている。
扇子23を開閉できるようにするために、ステッピングモータ237を制御するシステムをモータ駆動制御システムSという。モータ駆動制御システムについては、後述する制御の説明で述べる。
パチンコ遊技機1には、図7に示すように、周知の電源装置29と、遊技機全体の制御を司る主制御装置30と、主制御装置30から出力されたコマンド信号に基づいて図柄変動表示装置7に表示される各種図柄の制御を行う図柄制御装置32a・ランプその他の電飾を制御するランプ制御装置32b・スピーカ等の音声発生装置を制御する音声制御装置32cを含む副制御装置32と、主制御装置30から出力されたコマンド信号に基づいて、ステッピングモータ237を駆動制御する駆動制御装置33とを遊技盤3の裏面に有する。
そして、副制御装置32から出力されたコマンド信号に基づいて、図柄変動表示装置7を始め、各種ランプ・スピーカその他の演出装置34がパチンコ遊技機1のテーマに係る演出を行うように作動する。そして、駆動制御装置33から出力されたコマンド信号に基づいて、ステッピングモータ237が作動する。
副制御装置32から出力されたコマンド信号や駆動制御装置33から出力されたコマンド信号は、始動口5に入賞した場合に始動口5の通過球検知センサ5aから主制御装置30に図示しない入力インターフェース経由で入った信号に基づいて、主制御装置30が副制御装置32や駆動制御装置33に出力する信号である。
通過球検知センサ5aに基づいて、図柄制御装置32aから画像データが図柄変動表示装置7に供給される。
主制御装置30及び副制御装置32には、それぞれ図示しないCPU(CentralProcessing Unit),ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)が備えられている。
そして、始動口5の通過球検知センサ5aによりパチンコ球Bが検知されると、主制御装置30から駆動制御装置33及び図示しない出力インターフェースを経由してステッピングモータ237にコマンド信号が流れ、その結果、ステッピングモータ237が正回転し、扇子23を開く。なお、扇子23が閉じるときはステッピングモータ237は逆回転する。
同時に主制御装置30から副制御装置32及び前記出力インターフェースを経由して演出装置34や図柄変動表示装置7にコマンド信号が流れて、パチンコ遊技機1のテーマに沿った演出が実行される。
なお、図柄制御装置32aが主制御装置からデモ用のコマンドを受信すると、図柄制御装置32aのROMに書き込まれた制御プログラムに従って、図柄変動表示装置7の画面上にデモ画面を表示する。
ステッピングモータ237の駆動制御を行うモータ駆動制御システムSは、駆動制御装置33に含まれている。
そして、遊技状態が、大当たりその他遊技者に有利な特別遊技状態にあるのか、又は通常の遊技状態にあるのか、さらにはデモ状態にあるのかの判断は、主制御装置30のCPUが、前記入力インターフェース経由で主制御装置30に入力される始動口5の通過球検知センサ5aその他の各種検知センサからの入力信号並びに発射ハンドルの操作の有無等に基づいて、主制御装置30のROMに記憶されている遊技全体の制御を実行する遊技制御プログラムによって実行される。
本実施形態に係るプログラムは、実行ファイル形式でインストールされており、本実施形態の機能及び処理手順は、当該プログラムがバス及びメモリを介してCPUに読み込まれることにより実現される。またこれらのプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録させることができる。記録媒体としては例えば、ROM(Read Only Memory)、MO(Magnet Optical)、CD(Compact
Disk)、FD(FLEXIBLE Disk)等を挙げあられる。
電源装置29は、外部から電源プラグによって供給される交流電圧(AC24V)を複数種類の直流電圧に変換して、主制御装置30,副制御装置32,駆動制御装置33等に供給する。
そして、始動口5にパチンコ球Bが入賞すると、これを契機に扇子23は所定の時間、開くようになっている。また始動口5に入賞すると図柄変動表示装置7の表示画面7aが変動し、その後停止した時にパチンコ遊技機1のテーマに即した絵や数字を表した特有の図柄の組合せが、揃ったり揃わなかったりするが、当該図柄の組合せ状況に応じて、扇子23の開閉を調整するようにモータ駆動制御システムによりステッピングモータ237が駆動制御されるようにプログラミングされている。例えばリーチが掛かりそうになったら大きく全開しその後すぐに閉じるとか、大当たり予告の場合は、連続して開閉するとかいう具合である。
モータ駆動制御システムSについては、そのシステム構成図である図8及び当該システムに係る電気回路を示す図9並びに既述した図を参照して説明する。
モータ駆動制御システムSは、本システムSを作動するために主制御装置30のROMに記憶されているプログラムにより制御される。
またモータ駆動制御システムSは、主制御装置30のROMに記憶されているプログラムにより制御される。ステッピングモータ237を動かすには主制御装置30のCPUからスタート信号が発進される。そして、このスタート信号がコントローラ33aでパルス信号に変換され、同じく駆動制御装置33に含まれているドライバ33bでモータ駆動電流に変換されてステッピングモータ237を動かす(図8参照)。
図9の電気回路からわかるように、主制御装置30のCPUから出力された信号がトランジスタ40に行くと、電源装置29の特定電圧の電流がトランジスタ40に流れ、グランドへ接続されるのでステッピングモータ237が回転する。そして、可動部検知センサ231a・231bからの信号が主制御装置30のCPUに入ることで、扇子23の可動部231が必要以上に開閉することを防止する。
次に、モータ駆動制御システムSを用いて扇子23を開閉するルーチンを図10のフローチャートを参照して説明する。
扇子23が開くのは、パチンコ球Bが始動口5に入った時である。よってステップ(以下ステップをSで示す)1では、始動口5に入賞したか否かを判定する。肯定判定した場合はS2に進み、否定判定した場合は肯定判定するまでこのルーチンを繰り返す。
S2では、扇子23が開くようにステッピングモータ237を正回転する。
S3では、扇子23が全開状態か否かを判定する。肯定判定した場合はS4に進み、否定判定した場合は肯定判定するまでこのルーチンを繰り返す。
S4では、ステッピングモータ237を停止する。
S5では始動口5に入賞してから所定時間が経過したか否かを判定する。肯定判定した場合はS6に進み、否定判定した場合は肯定判定するまでこのルーチンを繰り返す。
S6では扇子23が閉じるようにステッピングモータ237を逆回転する。
S7では扇子23が全閉状態か否かを判定する。肯定判定した場合はS8に進み、否定判定した場合は肯定判定するまでこのルーチンを繰り返す。
S8ではステッピングモータ237を停止する。
次に、このように構成されたパチンコ遊技機1の作用効果について説明する。
パチンコ遊技機1によれば、図柄変動表示装置7の前面に設けられている仕掛け物としての扇子23を構成する可動部231を、第1のワープルート17の補助ルート部材として機能させている。このため、これまでは単にパチンコ遊技機1が行う演出の担い手としての役割しかなかった仕掛け物に新たな機能を持たせることができる。
また、可動部231は、第1のワープルートの延長用の補助ルート部材として兼用されるので、補助ルート部材がないとした場合に第1のワープルートをその分延長した場合と比較すると材料の節約にもなる。
さらに可動部231と第1のワープルート17との連結部分Mには、ワープルート経由で前記ステージ19に向けて流下してくるパチンコ球Bを始動口5へ高確率で案内する高確率ルート又はパチンコ球Bを始動口5へ低確率で案内する低確率ルートに振り分けるための振分手段Aが含まれている。
そして、扇子23が開いたときには、振分手段Aにより、パチンコ球Bが高確率ルートへ導かれ、扇子23が閉じたときには、振分手段Aにより、パチンコ球Bが低確率ルートへ導かれる。したがって、遊技者はどちらにパチンコ球Bが流れるのかという期待に心が躍るため興趣が増す。
図11〜図16を参照して実施例2を説明する。
この実施例2が第1の実施例と相違する点は、扇子23の閉状態及びそれに関連する点にある。
まず扇子23の閉じた状態について、実施例1では、扇子23が垂直位置にあるときに閉じられるものを開示するが(図3参照)、実施例2では扇子23が水平位置にあるときに閉じられるものを開示する(図13参照)。この違いにより、実施例2は実施例1と比べ、次の点で構成が異なる。
固定部233及び可動部231の位置が実施例1の場合と入れ替わり、可動部231が後(向こう)側にあるのに対し、固定部233は前(手前)側にある。また固定部233が第1のワープルートの補助ルート部材として機能する。このため固定部233はその内部をパチンコ球Bが通る球通路233wとなっている。よって固定部233は、実施例1の可動部231と同様、その全体形状は中空直方体形状をしており、かつ遊技盤3においてステージ19の上に位置するように固定され、実施例1の可動部231と外見が似ている。
ただし、固定部233は、その長手方向における一端(右端)で開き、固定部233を流下してきたパチンコ球Bを上段ステージ213の上に案内する。なお当該右端の開口を終端開口として符号233oで示す。
さらに固定部233は振分手段Aを左端部に備える。固定部233が振分手段Aにより補助ルート部材として機能しなくなると、第1のワープルート17経由で流下してきたパチンコ球Bが下段ステージ211に落下する(図13参照)。
実施例2の振分手段Aは、図13〜図16からわかるように、第1のワープルート17から流れてきたパチンコ球Bを固定部233から落下させる矩形状の落下孔50と、落下孔50を開閉する開閉板52とからなる。落下孔50は、パチンコ球Bよりも幾分大きい。また、落下孔50の下には、下段ステージ211が位置する。開閉板52は、落下孔50と同じか幾分大きめの板状体である。
そして、その一側縁が軸部521となっており、当該軸部521の両端が固定部233の両側面下方に設けられた軸受孔(図示せず)に支えられて、自在に回転できるようになっている。また開閉板52の軸部521の延長線上にステッピングモータ237の回転軸237aが位置するように、開閉板52の軸部521とステッピングモータ237の回転軸237aとは連結されている。
固定部233と可動部231との間には、中骨235a及び地紙部235bからなる折り畳み可能な展開部235を有する。可動部231が垂直位置にあり扇子23が全開して
いるときに(図12参照)、開閉板52により落下孔50が閉じられる。反対に可動部231が水平位置にあり扇子23が全閉しているときに(図13参照)、開閉板52により落下孔50が開かれる。このような関係になるように、可動部231と開閉板52とは同軸(ステッピングモータ237の回転軸237a)上において周方向に90°の位相差を持って取り付けられている(図15参照)。
このように可動部231と開閉板52との位置関係を決めることにより、扇子23が開く場合には落下孔50が開閉板52により閉塞されるので、第1のワープルート17から流れてきたパチンコ球Bを落下孔50から落球することなく、固定部233経由で高確率ルートの上段ステージ213に導く(図15参照)。
反対に扇子23が閉じる場合には、落下孔50が開閉板52により開口されるので、第1のワープルート17から流れてきたパチンコ球Bは、落下孔50経由で低確率ルートの下段ステージ211に導く(図16参照)。
実施例2にあっては、固定部233に第1のワープルート17経由でステージ19に向けて流下してくるパチンコ球Bを始動口5へ高確率で案内する高確率ルート又はパチンコ球Bを始動口5へ低確率で案内する低確率ルートに振り分けるための振分手段Aが含まれており、扇子23が開いたときには、振分手段Aにより、パチンコ球Bが高確率ルートへ導かれ、扇子23が閉じたときには、振分手段Aにより、パチンコ球Bが低確率ルートへ導かれるので、遊技者はどちらにパチンコ球Bが流れるのかという期待に心が躍る。よって、興趣が高まる。
図17を参照して実施例3を説明する。図17(a)は扇子23が閉じた状態を示し、図17(b)は扇子23が開いた状態を示す。
この実施例2が第1の実施例と相違する点は、扇子23の駆動力の伝達の仕方についてである。
ステッピングモータ237の回転軸237aに円板60を設け、この円板60に軸62を偏心状態で設ける。そして、この偏心した軸(以下、偏心軸)62によって可動部231を回転させる。
そのために偏心軸62に係合する矩形の係合板64を可動部231Aの回転軸231A1に直交状態で固定する。そして、係合板64の側縁64aと偏心軸62とを当接させ、その状態でステッピングモータ237を回転する。するとステッピングモータ237が駆動しても、すぐには可動部231は動かない。これは、係合板64の側縁64aと当接していた偏心軸62が他方の側縁64bに当接するまでに時間がかかるからである。
すなわちステッピングモータ237は、パチンコ球Bが始動口5に入ることを契機にすぐに駆動するが、可動部231はステッピングモータ237と直結していないので、始動口5にパチンコ球Bが入ってもすぐには可動部231Aが反応しない。このため、遊技者にとって意外性のある動きを可動部231がすることになって面白い。
なお、本発明は上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範疇において種種変更を加え得ることは勿論である。
例えば、扇子23の開閉を始動口5への入賞を契機としたものを開示したが、スルーチャッカをパチンコ球Bが通過したことを契機にしてもよい。
本発明遊技機の実施例1に係るパチンコ遊技機の一部省略正面図である。 本発明遊技機の実施例1に係るセンター役物の要部拡大斜視図であり、扇子が開いている状態を示す図である。 図2の状態において扇子が閉じた状態を示す図である。 図2の要部拡大平面図である。 図3の要部拡大平面図である。 本発明遊技機の実施例1に係る扇子の斜視図である。 本発明遊技機に係る制御部のブロック図である。 本発明遊技機に係るモータ駆動制御システムについてのシステム構成図である。 本発明遊技機に係るモータ駆動制御システムに係る電気回路を示す図である。 本発明遊技機の実施例1に係る扇子を開閉するためのフローチャートである。 本発明遊技機の実施例2に係るパチンコ遊技機の一部省略正面図である。 本発明遊技機の実施例2に係るセンター役物の拡大斜視図であり、扇子が開いている状態を示す図である。 図12の状態から扇子が閉じた状態を示す図である。 図12の要部拡大平面図である。 本発明遊技機の実施例2に係る扇子とこれを開閉する駆動部の斜視図である。 図13の要部拡大斜視図である。 本発明遊技機の実施例3に係る扇子の要部拡大斜視図を示し、(a)は扇子が閉じている状態であり、(b)は扇子が開いている状態を示す。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
3 遊技盤
5 始動口(入賞口)
5a 通過球検知センサ(所定の検知センサ)
7 図柄変動表示装置(表示装置)
7a 表示画面
9 センター役物
11 大入賞口
13 電動チューリップ
15 釘
15l 命釘
17 第1のワープルート(ワープルート)
17a 出口
19 (ステージ)
21 ステージ部
23 扇子(仕掛け物)
25 第2のワープルート
27 アウト口
29 電源装置
30 主制御装置
32 副制御装置
32a 図柄制御装置
32b ランプ制御装置
32c 音声制御装置
33 駆動制御装置
33a コントローラ
33b ドライバ
34 演出装置
40 トランジスタ
50 落下孔
52 開閉板
60 円板
62 偏心軸
64 係合板
64a 側縁
64b 側縁
211 下段ステージ
211a 案内路
213 上段ステージ
213a 案内路
231 (可動部:実施例1において仕掛け物を構成する構成部材の少なくとも一部の部材:補助ルート部材)
231a 可動部検知センサ
231b 可動部検知センサ
231s 始端開口
231o 終端開口
231w 実施例1の球通路
231A 可動部
231A1 回転軸
233 固定部(実施例2において仕掛け物を構成する構成部材の少なくとも一部の部材:補助ルート部材)
233o 終端開口
233w 実施例2の球通路
235 展開部
235a 中骨
235a1 骨部
235a2 リンク部
235b 地紙部
237 駆動モータ(駆動装置)
237a 回転軸
237 ステッピングモータ
237a 回転軸
251 球入口
253 球出口
521 軸部
A 振分手段
B パチンコ球(遊技球)
M 連結部分(補助ルート部材の少なくとも一部を含む仕掛け物の適所)
S モータ駆動制御システム

Claims (4)

  1. 遊技用に供される遊技球を遊技盤上で自然落下させ、入賞口に遊技球を入れることで入賞獲得が可能な遊技機において、
    特定の図柄の組合せが表示される表示装置と、
    この表示装置の前面側に設けられ、扇子形態を呈して開閉可能な仕掛け物と、
    この仕掛け物の構成部材であって、扇子の親骨部分に相当し当該仕掛け物を開閉するために可動する可動部と、
    前記仕掛け物を扇子に見立てて開閉させるために前記可動部を転回する駆動装置と、
    前記遊技盤を流下してきた遊技球を前記入賞口へ高確率で案内する高確率ルート及び低確率で案内する低確率ルートを有するステージと、
    このステージに向けて前記遊技盤上の所定箇所から遊技球を導くワープルートとを備え、
    前記仕掛け物を構成する構成部材の少なくとも一部の部材を、前記ワープルートの延長用の補助ルート部材とし、
    この補助ルート部材を含む仕掛け物の適所には、前記ワープルート経由で前記ステージに向けて流下してくる遊技球を前記ステージの高確率ルート又は低確率ルートに振り分けるための振分手段が含まれることを特徴とする遊技機。
  2. 前記補助ルート部材は前記可動部に球通路を設けることで形成され、当該可動部は前記ワープルートに切り離し自在に連結され、
    前記可動部と前記ワープルートとの連結部分に前記振分手段が設けられ、
    この振分手段によって前記遊技球が前記高確率ルートに振り分けられるのは、前記扇子形態の仕掛け物が開いた場合であり、その場合、前記可動部は、前記補助ルート部材として前記高確率ルートに前記遊技球を案内し、
    前記振分手段によって前記遊技球が前記低確率ルートに至るのは、前記扇子形態の仕掛け物が閉じる場合であり、その場合、前記可動部は、前記補助ルート部材として機能せず、前記遊技球は前記ワープルートから前記低確率ルートに案内されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記扇子形態をした仕掛け物は、前記可動部と同様扇子の親骨部分に相当するとともに、前記補助ルート部材として内部に球通路を有しかつ前記遊技盤に固定される固定部を有し、
    この固定部に前記振分手段を備え、
    この振分手段は、前記ワープルートから流れてきた遊技球を前記固定部から落下させる落下孔と、
    前記可動部に設けられて前記落下孔を開閉する開閉板とを有し、
    前記扇子形態の仕掛け物が開く場合には、前記落下孔を前記閉塞板により閉塞することにより、前記ワープルートから流れてきた遊技球を補助ルート部材としての前記固定部経由で前記ステージの高確率ルートに導き、
    前記扇子形態の仕掛け物が閉じる場合、前記落下孔が前記閉塞板により開口されることにより、前記ワープルートから流れてきた遊技球を前記落下孔経由で前記ステージの低確率ルートに導くことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記駆動装置は、遊技盤上に設けられ遊技球を検知する所定の検知センサに遊技球が検知されたことを契機に作動して、前記扇子形態の仕掛け物を開くことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
JP2006068914A 2006-03-14 2006-03-14 遊技機 Expired - Fee Related JP4584165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068914A JP4584165B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068914A JP4584165B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007244468A JP2007244468A (ja) 2007-09-27
JP4584165B2 true JP4584165B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=38589393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006068914A Expired - Fee Related JP4584165B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4584165B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4912077B2 (ja) * 2006-08-11 2012-04-04 京楽産業.株式会社 装飾体開閉ユニット
JP5097370B2 (ja) * 2006-08-11 2012-12-12 京楽産業.株式会社 装飾体開閉ユニット
JP4996893B2 (ja) * 2006-08-11 2012-08-08 京楽産業.株式会社 装飾体開閉ユニット
JP6331636B2 (ja) * 2014-04-17 2018-05-30 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287644A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2006000559A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Sophia Co Ltd 遊技機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3335727B2 (ja) * 1993-09-27 2002-10-21 株式会社ソフィア 弾球遊技機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005287644A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2006000559A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Sophia Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007244468A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4822419B2 (ja) 遊技機
JP5178767B2 (ja) 可変入賞口装置および遊技機
JP2008125630A (ja) 遊技機
JP2006305010A (ja) 遊技機
JP4330089B2 (ja) 弾球遊技機
JP2008125632A (ja) 遊技機
JP4853874B2 (ja) 遊技機
JP4584165B2 (ja) 遊技機
JP5109133B2 (ja) 遊技機
JP5180062B2 (ja) 遊技機
JP3809506B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5342743B2 (ja) 遊技機
JP2006262930A (ja) 遊技機
JP2004113669A (ja) 遊技機
JP5593584B2 (ja) 遊技機
JP4120472B2 (ja) 遊技機
JP4822420B2 (ja) 遊技機
JP2006181050A (ja) 弾球遊技機
JP2006325890A (ja) 入球装置及び弾球遊技機
JP7209989B2 (ja) 遊技機
JP4615469B2 (ja) 遊技機
JP7224615B2 (ja) 遊技機
JP2010046308A (ja) 遊技機
JP7341448B2 (ja) 遊技機
JP2009119100A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4584165

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees