JP2006000559A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
遊技盤上の限られた空間を有効に活用して遊技球の移動状態を複雑に変化できるようにし、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】
開口窓部5の下方に遊技球が転動可能なステージ31を備え、ステージ31は、遊技球を転動可能な第1ステージ51と、第1ステージ51の前面側下方に設けられて遊技球を始動口8側へと誘導する第2ステージ61と、第1ステージ51の下方であって第2ステージ61の上方に設けられ、前傾斜状態と後傾斜状態とに変動する変動ステージ71と、第1ステージ51と第2ステージ61との境界段差を形成する壁部41の一部を後方へ窪ませて形成した窪部42と、から構成し、変動ステージ71が前傾斜した際に、第1ステージ51から流下した遊技球を遊技球保持部材80に保持し、後傾斜した際に保持した遊技球を窪部42に導入して第2ステージ61の遊技球誘導溝65を経て始動口8側へと誘導する。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関し、遊技領域内における遊技球の移動を一層複雑にして遊技の興趣を高めた遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、図柄等を表示する変動表示装置が遊技領域の略中央に設けられ、この変動表示装置の表示面が臨むように、その周縁部前面側に、装飾等の目的を兼ねた包囲枠として所謂センターケースが設けられている。
そして、例えば、特開2003−24550号公報(特許文献1)に開示されているように、センターケース(包囲枠)の下部に設けられたステージの中央に開閉可能な可動部材を有する通過案内機構が設けられ、上記ステージでの遊技球の転動による遊技性、及び遊技球の転動に基づく始動口への入賞率の変化により遊技の興趣を高めることを試みた遊技機が提案されている。
特開2003−24550号公報
ところで、近年のパチンコ遊技機は変動表示装置が大型化する傾向にあり、それに伴い表示装置の表示面を囲むセンターケースも外形寸法も大きくなってきている。そのため、遊技領域の遊技球が流下する領域が狭められて釘の植設数も減少し、遊技球の流下速度が速まって遊技領域における滞在時間が短くなり、遊技球を始動口へと誘導するための釘調整が難化しつつあり、そのため遊技者の興趣を損ねるという問題があった。
一方、センターケースが大型化すると、このセンターケースの下部に設けられたステージも大きくなるので、遊技においてこのステージの周辺空間を有効に活用することも検討されている。
また、単なる転動面の大型化では、遊技球の転動時間が徒に長くなり、転動終了タイミングが把握しにくく、却って、遊技者がストレスを感じる虞れがある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技盤上の限られた空間を有効に活用して遊技球の移動状態を複雑に変化できるようにして、遊技の興趣を高めることができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技盤に形成された遊技領域の略中央部に、凹室に窓部を形成したセンターケースを配設し、該センターケースの窓部に表示面を臨ませて変動表示装置を設け、前記センターケースの下方に位置する遊技領域に、前記変動表示装置の表示状態を変化させる始動口を配設した遊技機において、
前記センターケースは、
遊技球を受け入れ可能な遊技球流入口と、
前記窓部の下方に設けられ、前記遊技球流入口から受け入れた遊技球が転動可能なステージと、
を備え、
前記ステージは、
前記遊技球流入口から受け入れた遊技球を転動可能な第1ステージと、
該第1ステージの前面側に第1ステージよりも低く設けられ、前記始動口へ向けて傾斜した傾斜底部を有する第2ステージと、
前記第1ステージの下方であって前記第2ステージの前記傾斜底部の上方に設けられ、上面が前傾斜状態と後傾斜状態とに変動する変動ステージと、
前記第1ステージと前記第2ステージとの境界段差を形成する壁部の一部を後方へ窪ませて形成し、その底部を前記第2ステージの前記傾斜底部と連続させて形成した窪部と、
から構成し、
前記第2ステージは、
前記傾斜底部に、前記窪部から前記始動口側へと誘導する遊技球誘導溝を形成し、
前記変動ステージは、
水平方向に回動軸を備えた板部材からなり、
前記回動軸を前記壁部に軸支することにより、前傾斜および後傾斜可能に構成され、
前記第1ステージから流下した遊技球を、前傾斜した際に保持可能な遊技球保持部材を前端部に備え、該遊技球保持部材が保持した遊技球を後傾斜した際に前記窪部に導入して前記第2ステージの前記遊技球誘導溝を経て前記始動口側へと誘導することを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記変動ステージが、
その上面の前後方向の途中から後端部へ向けて放射状に複数の溝部を有し、
後傾斜状態においては、前記境界段差を形成する前記壁部に遊技球を当接させて前記溝部のうちの中央の溝部を除くいずれかの溝部に停留可能とする一方、
前傾斜状態においては、前記溝部に停留させた遊技球を前方へ移動させて前記遊技球保持部材に保持可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記変動ステージが、その上面の前記遊技球保持部材から前記溝部に至る領域の側縁部を遊技球が落下可能な落下部とし、前傾斜状態で上記落下部から前記第2ステージに落下可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記変動ステージが、前記窪部と対向する部位に、下方へ突出した阻止部材を備え、
該阻止部材は、
後傾斜状態においては、前記変動ステージから前記窪部を経て流下する遊技球に当接して該窪部から遊技球が流出することを阻止する一方、
前傾斜状態に変換することにより遊技球から離間して、遊技球の流出阻止を解除することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記変動ステージが略扇形の板部材であって、円弧の中心部側を前端部とし、円弧側を後端部として配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機である。
本発明の遊技機によれば、次のような優れた効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、センターケース内の下部に遊技球流入口から受け入れた遊技球が転動可能なステージを備え、該ステージは、第1ステージ、第2ステージ、変動ステージ及び窪部から構成されており、遊技球流入口から受け入れられた遊技球は、まず第1ステージを転動して変動ステージへと流下し、該変動ステージが前傾斜状態に変換した際に遊技球保持部材に保持され、変動ステージが後傾斜状態に変換した際に、窪部へと導入されて第2ステージへと流下し、該第2ステージの遊技球誘導溝を経て始動口側へと誘導されるように構成したので、遊技球の転動に基づく転動時間の確保による興趣と、遊技球の転動に基づく始動口への入賞率の変化による興趣とを共に満足させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、変動ステージの上面に、その前後方向の途中から後端部へ向けて放射状に複数の溝部が形成されており、第1ステージから流下する遊技球を変動ステージの後傾斜状態時に中央の溝部を除く溝部に複数個受け入れ可能であるので、変動ステージが前傾斜状態に変換された際に遊技球を遊技球保持部材に受け入れる可能性が高くなり、それゆえに後傾斜状態に変換された際に遊技球が中央の溝部へ誘導されて窪部から第2ステージの遊技球誘導溝を経て始動口側へと誘導する可能性も高まり、遊技の興趣を高めることができる。また、後傾斜状態に変換された際に遊技球が中央の溝部へ誘導されなかった場合にも、再び中央の溝部を除くいずれかの溝部に受け入れられるので、遊技球の前後転動に基づく転動時間の確保による興趣と、遊技球の転動に基づく始動口への入賞率の変化による興趣とを共に満足させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、変動ステージの上面の遊技球保持部材から溝部に至る領域は遊技球が転動可能であり、遊技球保持部材の側縁部の落下部から第2ステージに落下可能に構成したので、遊技球が遊技保持部材に保持されるか否かという遊技性をもたせて遊技の興趣を高めることができる。したがって、変動ステージの変動が遊技者に有利過ぎることはない。
請求項4に記載の発明によれば、変動ステージの窪部と対向する部位から下方へ阻止部材を突出させており、変動ステージが後傾斜状態の際に該変動ステージから窪部を経て流下する遊技球に該阻止部材を当接させて窪部から遊技球が流出するのを阻止し、遊技球の流下の勢いを減殺させることにより、前傾斜状態に変換する際に遊技球を始動口側へと安定して誘導することができ、始動口への入賞率が高まり、遊技の興趣を高めることができる。
請求項5に記載のものは、変動ステージを略扇形の板部材により形成し、円弧の中心部側を前端部とし、円弧側を後端部とすることにより、遊技球保持部材の落下部が窄んだ形状となるので、この落下部から落下する遊技球が第2ステージの中央側に流下し易くなり、落下部から第2ステージへ流下した遊技球であっても始動口へ入賞するのではないかという期待感を遊技者に抱かせることができ、遊技の興趣を高めることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図、図2はセンターケースを示す正面図、図3はセンターケースを示す斜視図である。
第1の実施形態のパチンコ遊技機において、遊技盤1は、図1に示すように、表面にガイドレール等の区画部材2により区画された遊技領域3を形成し、該遊技領域3の略中央部に、前面を開口した凹室4aを有するセンターケース4を配設し、該センターケース4の凹室4aの奥の面に開口窓部(窓部)5を形成し、該開口窓部(窓部)5の後方に液晶表示装置などの変動表示装置6を設けて、センターケース4の開口窓部5に変動表示装置6の表示面が臨むように構成し、センターケース4の下方の遊技領域3に変動表示装置6の始動用の始動口(普通図柄始動ゲート)8を、センターケース4の下方左右に普通電動役物9,10,11,12をそれぞれ配置し、始動口8の下方に一般入賞口14を配置し、センターケース4の下部両側方であって遊技領域3の左右周縁にサイドランプ部材17,17を配置し、始動口8、普通電動役物9,10,11,12、一般入賞口14などの入賞具やセンターケース4などの取付部分(すなわち占有部分)を除いた遊技領域3内に釘(障害釘)を植設するとともに所謂風車を配置し、遊技領域3の最下部には、遊技球を排出するアウト口19を設けてある。
センターケース4は、図1、図2及び図3に示すように、中央部分に略矩形の開口窓部5を開設した枠材であり、遊技盤1の表面に取り付ける取付基材21の前面側に、左右全幅に亘ってへの字状の鎧部22を前方に突設し、該鎧部22の左右傾斜端部から下方に縦長の側辺部24,24を突設し、左右の側辺部24,24の下端同士を接続する状態で底部25を突設し、上記鎧部22、左右側辺部24,24、及び底部25に囲まれた凹室4aの奥の面に開口窓部5を開設してある。そして、鎧部22は、上面が右側に偏って突出した振り分け凸部27から左下の前記普通電動役物9へ向けて緩やかに下り傾斜するとともに、右下の普通電動役物10,11,12へ向けて急傾斜している。また、本実施形態では、底部25の少し上方の左右対向する部位に遊技球流入口30,30が開口されている。したがって、遊技領域3の上部に飛入した遊技球は、センターケース4の鎧部22の上面に流下すると、振り分け凸部27によって左側あるいは右側に振り分けられることとなり、センターケース4の側辺部24,24の外側に位置する遊技領域3を流下し、鎧部22の左右の側辺部24,24に開口された遊技球流入口30,30に流入し得ることになる。さらに、上記取付基材21の後部には取付後部32が上記鎧部22と連続するように一体成形されており、該取付後部32は上記取付基材21から遊技盤1の開口部内へ挿入されるように後方へ向けて突設されている。なお、センターケース4の底部25の構造については後述する。
センターケース4の凹室4aの奥の面の開口窓部5に収納される変動表示装置6は、例えば、複数の変動表示領域(左側、中央、右側の3つの可変表示領域等)を設定して各表示領域の各々で独立して画像表示がなされる表示装置であって、本実施形態では、例えば、任意の画像を表示可能なLCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で表示画面部分が構成され、この表示画面上の複数の変動表示領域には複数の識別情報(図柄)を変動表示する変動表示ゲーム等、遊技の進行に基づく画像が表示される。したがって、本実施形態の遊技機は、遊技を統括的に制御する遊技制御手段と、該遊技制御手段からの表示指令信号に基づいて変動表示装置6の表示を制御する表示制御手段とを備え、上記始動口8への入賞等の始動条件の成立に基づいて変動表示装置6にて識別情報を変動表示する変動表示ゲームを実行し、該変動表示ゲームが特定の結果態様を導出することに関連して所定の遊技価値が付与されるように成っている。本実施形態では、変動表示装置6による変動表示ゲームで特定の結果態様になると、上記普通電動役物9が開放され、開放中受け入れた入賞球はスイッチ(図示せず)により検出される。また、このスイッチの入賞球検出に基づいて普通電動役物10が開放される。そして、普通電動役物10が開放され遊技球が入賞することに基づいて普通電動役物11が開放される。さらに普通電動役物11が開放され遊技球が入賞することに基づいて普通電動役物12が開放される。その際、前記スイッチに検出される入賞球数に応じて普通電動役物10の開放回数が決定され、遊技者に付与される遊技価値が変化する。
なお、変動表示ゲームで特定の結果態様になった場合に付与される遊技価値は、これに限定されるものではなく、適宜に設定することができる。
次に、図2乃至図5を用いて、センターケース内に配設される各構成要素について説明する。図4は変動ステージを取り除いた状態のセンターケースを示す斜視図、図5は変動ステージを示す斜視図である。
上記鎧部22の左右の側辺部24,24に開口された遊技球流入口30,30は、上記センターケース4の左側の遊技領域または右側の遊技領域を流下してくる遊技球を受け入れ易いように左上方または右上方へ臨んで開口されており、センターケース4内の下部に底部25と一体的に設けられたステージ31の上部両端に臨むように内側へ向かって連通されている。このステージ31は、前記開口窓部5の下方に設けられ、センターケース4の左右の遊技領域を流下し、上記遊技球流入口30,30からセンターケース4内へ受け入れた遊技球が転動可能に構成されており、当該ステージ31の上部には遊技球流入口30,30から受け入れた遊技球を転動可能な第1ステージ51が設けられるとともに、該第1ステージ51の前面側に第2ステージ61が第1ステージ51よりも低く設けられ、第1ステージ51の下方であって第2ステージ61の上方に、上面が前傾斜状態と後傾斜状態とに変動する変動ステージ71が設けられており、第1ステージ51と第2ステージ61との境界段差には壁部41が形成され、該壁部41の一部(本実施形態では左右方向の中央部分)を後方へ窪ませて上記変動ステージ71から上記第2ステージ61へと遊技球を案内する縦長の窪部42を形成している。
第1ステージ51は、ステージ31の上部において遊技球を転動可能な案内棚を構成しており、左右両端に開口した上記遊技球流入口30,30から中央奥側へ向けて円弧を描くように湾曲した湾状の転動面55を備えている。この第1ステージ51は左右両端部から湾曲した中央奥側へ向けて緩やかな下り傾斜となるように形成されており、上記遊技球流入口30,30の近傍に位置する左右両側部分の前端部には遊技球を中央側へ案内し得る程度の高さの低い落下防止壁(起立壁)52が形成されている。また、第1ステージ51の中央部分に位置する落下許容部53には落下防止壁は設けられておらず、前面側下方へ向けて下り傾斜しており、上記遊技球流入口30,30から第1ステージ51に受け入れられて湾状の落下許容部53に転動してきた遊技球は、上記変動ステージ71へと流下するように成っている。
第2ステージ61は、上述したように、第1ステージ51の前面側下方に設けられており、その中央部分には、上記センターケース4の下方に位置する始動口8の近傍へ向けて前面側下方に下り傾斜した傾斜底部62が形成されている。この傾斜底部62の左右両側部分63,64は、左側上方または右側上方へ向けて急傾斜しており、その両端部が上記第1ステージ51の左右両側下部に連続するように形成され、この左右両側部分63,64に遊技球が飛び込むようなことがあっても上記傾斜底部62に遊技球を集めるように構成されている。そして、この傾斜底部62の左右方向中央部には、上記窪部41から流出した遊技球を上記始動口8側へと誘導する遊技球誘導溝65が形成されている。
上記傾斜底部62の後端部は円弧状を呈しており、第1ステージ51と第2ステージ61との境界段差には、上記第1ステージ51の円弧状の前端部及び上記第2ステージ61の円弧状の後端部を上下に結ぶように曲率面を有する壁部41が形成され、この壁部41の左右方向中央部を後方へ窪ませて鉛直方向に沿った縦長の窪部42を形成しており、この窪部42は、上記変動ステージ71が後傾斜状態に変動した際に、該変動ステージ71から遊技球を導入して上記第2ステージ61へと案内するように各部の寸法が設定されている。したがって、この窪部42は、初期状態(略水平状態)の変動ステージ71の上面よりも上方に突き出しており、その底部は上記第2ステージ61の傾斜底部62と連続するように前面側へ向けて緩やかに下り傾斜している。さらに、上記遊技球誘導溝65は、この窪部42の底部から前方へと延出されている。
変動ステージ71は、図5に示すように、例えば、扇子の形状を模した略扇形の板部材により形成され、上述したように、上記第1ステージ51の下方であって上記第2ステージ61の傾斜底部62の上方、即ち、第1ステージ51と第2ステージ61との境界段差を形成する曲率面を有する壁部41の上下方向中間部の前方に配され、円弧の中心部(要)側を前端部とし、円弧側を後端部とするように配されている。この変動ステージ71の左右方向両端部には、水平方向に沿って回動軸72,73が左右に備えられており、図4に示すように、この回動軸72,73を上記壁部41の上下方向中間部の左右方向両側に設けた軸受部74に軸支することにより、その上面を前傾斜及び後傾斜可能に構成している。なお、変動ステージの作動機構については後述する。
この変動ステージ71は、上記第1ステージ51の落下許容部53から流下した遊技球を受け入れる案内棚として機能する部材であり、その前端部、即ち円弧の中心部側には当該変動ステージ71が前傾斜した際に遊技球を保持可能な遊技球保持部材80を備えている。この遊技球保持部材80は、遊技球の周囲半分を覆って前方から遊技球を保持するような円弧状の壁部材により形成され、本実施形態では、1個の遊技球のみを保持し得るように構成されているが、複数個の遊技球を保持し得るように構成してもよい。一方、変動ステージ71が後傾斜した際には、上記遊技球保持部材80に保持した遊技球を上記窪部41内に導入して上記第2ステージ61の遊技球誘導溝65を経て上記始動口8側へと誘導するように成っている。
また、変動ステージ71の上面には、その前後方向の途中から後端部へ向けて放射状に複数の溝部83が形成されており、本実施形態では、変動ステージ71が扇子の形状を模した扇状の板部材により形成されているので、扇子の波状凹部が遊技球を案内する溝部83として機能することになる。この変動ステージ71は、その周囲が上記曲率面を有する壁部41によって覆われて(囲まれて)いるので、後傾斜状態においては、上記壁部41に遊技球を当接させて上記溝部83のうちの中央の溝部83aを除くいずれかの溝部83に停留可能となる一方、前傾斜状態においては、上記中央の溝部83aを除くいずれかの溝部83に停留させた遊技球を前方へ移動させて上記遊技球保持部材80に保持可能に構成している。上記中央の溝部83aに流下した遊技球は、この中央の溝部83aが上記壁部41の左右方向中央部に形成された窪部42と一致しているので、変動ステージ71が後傾斜状態に変換された際に上記窪部42内へと導入されることになる。
さらに、変動ステージ71の上面において、上記遊技球保持部材80から複数の溝部83に至る領域には、遊技球が転動可能な転動可能領域87が形成されており、この転動可能領域87には遊技球を案内する溝部が形成されていないので、上記遊技球保持部材80の左右両側縁部は上記第2ステージ61に流下し得る落下部88,89として構成されている。即ち、変動ステージ71の後傾斜状態において上記溝部83に停留された遊技球は、変動ステージ71が前傾斜状態に変換されて上記遊技球保持部材80に保持されなかった場合に、上記遊技球保持部材80の左右両側の落下部88,89から第2ステージ61に流下するように成っている。
次に、変動ステージの作動機構について説明する。
この変動ステージ71の作動機構91は、図6の斜視図に示す様に、一方の回動軸72に設けたギヤ機構92と、サーボモーター等の駆動源93と、このサーボモーター93の駆動軸94に固定され、上記ギヤ機構92に噛合されるピニオンギヤ95とから構成されており、上記サーボモーター93を正逆回転することにより、ピニオンギヤ95及びギヤ機構92を介して変動ステージ71を前傾斜状態と後傾斜状態とに変換させるように構成されている。また、他方の回動軸73には扇状または三角形状の遮光板97が径方向外方へ向けて設けられ、この遮光板97には三角形状の開口部101が形成されており、該遮光板97が、例えば、発光素子と受光素子とから成る光センサ99の通光を遮ることによるオン、オフ信号の検出によって、変動ステージ71の作動状態を制御するように成っている(図13参照)。なお、変動ステージ71の具体的な作動制御については後述する。
次に、図1、図7及び図13を用いて、以上の如く構成された本実施形態の遊技機の作用について説明する。
図7は変動ステージが後傾斜状態のときに遊技球を受け入れている状況を示す斜視図であり、図8はその状況の縦断面図である。また、図9は変動ステージが前傾斜状態のときに、遊技球保持部材が遊技球を保持するとともに、落下部から遊技球が落下している状況を示す斜視図であり、図10は変動ステージが前傾斜状態のときに遊技球保持部材が遊技球を保持している状況を示す縦断面図である。さらに、図11は変動ステージが後傾斜状態のときに窪部を経由して遊技球を始動口側へ誘導している状況を示す斜視図であり、図12はその状況の縦断面図である。
遊技領域3の上部に飛入した遊技球は、図1及び図2に示すように、センターケース4の鎧部22の上面に流下すると、振り分け凸部27によって左側あるいは右側に振り分けられることとなり、センターケース4の側辺部24,24の外側に位置する左右の遊技領域3を流下し、鎧部22の左右の側辺部24,24に開口された遊技球流入口30,30に流入し得ることになる。
遊技球流入口30に遊技球100が流入すると、図7に示すように、ステージ31の上部に設けられた第1ステージ51の転動面55の端に流出する。この第1ステージ51の転動面55は中央奥側の湾状の落下許容部53へ向けて緩やかに下り傾斜しており、また、遊技球流入口30の近傍に位置する左右両側部分の前端部には遊技球100の落下を防止する落下防止壁52が設けられているので、遊技球流入口30から流下してきた遊技球100は第1ステージ51の転動面55上を左右方向に転動して中央奥側の落下許容部53上に円滑に案内されることになる。そして、第1ステージ51の落下許容部53には落下防止壁部は存在せず、前面側下方へ向けて下り傾斜しているので、上記落下許容部53へ転動してきた遊技球100は上記変動ステージ71へと流下することになる。
第1ステージ51の落下許容部53から流下した遊技球100は変動ステージ71の上面に落下し、図7及び図8に示すように、変動ステージ71が後傾斜状態にあるときには、この変動ステージ71の周囲が壁部41によって覆われているので、遊技球100は上記壁部41に当接して停留されることになる。この場合、この変動ステージ71の上面には複数の溝部83が形成されており、そのうちの中央の溝部83aは上記壁部41の左右方向中央部に形成された縦長の窪部42と一致しているので、この中央の溝部83aに流下した遊技球100は、上記窪部42内へと導入されることになる。しかし、上記中央の溝部83aを除くいずれかの溝部83に流下した遊技球100は、上記壁部41に当接して停留することになる。
上述したように、変動ステージ71の上面には複数の溝部83が形成されているが、これらの溝部83は、変動ステージ71の前端部を中心として、上面の前後方向の途中から後端部へ向けて放射状に形成されているので、図9及び図10に示すように、変動ステージ71が前傾斜状態に変換されると、変動ステージ71上に停留した遊技球100は前方側へ移動して前端部に設けられた遊技球保持部材80に保持されることになる。この場合、変動ステージ71が後傾斜状態にあるときには、第1ステージ51から流下する遊技球100を中央の溝部83aを除く溝部83に複数個受け入れ可能であるので、変動ステージ71が前傾斜状態に変換された際に、上記遊技球保持部材80に遊技球100を受け入れる可能性が高くなる。一方、変動ステージ71上に停留した遊技球100が上記遊技球保持部材80に保持されなかった場合には、該遊技球保持部材80の左右両側の落下部88,89から第2ステージ61の傾斜底部62上に流下することになる。
遊技球保持部材80に遊技球100が保持されると、図11及び図12に示すように、次に変動ステージ71が後傾斜状態に変換されることにより、遊技球100が中央の溝部83a上へ誘導され易くなり、この中央の溝部83aが形成されている位置に一致する窪部42へと遊技球100が導入され、該窪部42から第2ステージ61の傾斜底部62に形成された左右方向中央の遊技球誘導溝65を経て始動口8側へと誘導される可能性が高まり、遊技の興趣を高めることができる。
一方、変動ステージ71が後傾斜状態に変換された際に遊技球100が中央の溝部83aに誘導されなかった場合にも、再び中央の溝部83aを除くいずれかの溝部83に受け入れられて上記壁部41に当接して停留されることになり、再度、遊技球保持部材80に受け入れられる期待感を遊技者に抱かせることができる。
また、上記遊技球保持部材80の左右両側の落下部88,89から第2ステージ61の傾斜底部62上に遊技球100が流下した場合にも、上記傾斜底部62が前方へ向けて下り傾斜しているので、上記始動口8近傍へ誘導されることになる。特に、本実施形態では、変動ステージ71が扇子の形状を模した扇形の板部材により形成されており、円弧の中心部側を前端部とし、円弧側を後端部として配されているので、上記遊技球保持部材80の左右両側の落下部88,89が窄んだ形状となるので、この落下部88,89から落下する遊技球100が上記傾斜底部62の中央側に流下し易くなり、落下部88,89から第2ステージ61へ流下した遊技球100であっても始動口8へ入賞するのではないかという期待感を遊技者に抱かせることができる。
さらに、上記遊技球保持部材80の左右両側の落下部88,89から遊技球100が落下可能に構成したので、遊技球100が上記遊技球保持部材80に保持されるか否かという遊技性をもたせているが、変動ステージ71の前後傾斜状態の変動が遊技者に有利過ぎることはない。
具体的には、変動ステージ71は次のように作動制御される。図13は(a)は変動ステージの前後傾斜における遮光板の傾斜状況を示す概略図、図13(b)はモータの動作と光センサの検出の関係をタイミングチャートで示す説明図である。
図6において説明したように、一方の回動軸73には遮光板97が設けられおり、この遮光板97の三角形状の開口部101を有する部分が光センサ99の通光を遮ることにより、制御装置(図示せず)が光センサー99のオン、オフ信号を検出して、変動ステージ71の作動を制御するように成っている。
図13(a)において、Aは変動ステージ71が水平状態、即ち初期状態にあり、遮光板97の開口部101を光センサ99の赤外線が通光(オン信号)している。また、Bは変動ステージ71が後傾斜状態にあり、遮光板97の開口部101の上部分が光センサ99の赤外線が遮光(オフ信号)している。さらに、Cは変動ステージ71が前傾斜状態にあり、遮光板97の開口部101の下部分が光センサ99の赤外線が遮光(オフ信号)している。
図13(b)に示すように、光センサ99がA状態(通光状態)を検出すると、制御装置にオン信号を送出し、モータ93の正転を開始する。次に、光センサ99がB状態(遮光状態)を検出して制御装置にオフ信号を送出しても、モータ93はそのまま所定の時間だけ正転を継続した後、モータ93を停止する。その後、モータ93を逆転させるが、再びA状態(通光状態)を検出して制御装置にオン信号を送出しても、モータ93の逆転をそのまま継続し、光センサ99がC状態(遮光状態)を検出して制御装置にオフ信号を送出した後に所定の時間だけ逆転を継続した後、モータ93を停止する。その後、再びモータ93を正転させるが、A状態(通光状態)を検出して制御装置にオン信号を送出しても、モータ93の正転を継続することになる。このような作動制御を1サイクルとして、変動ステージ71を前傾斜状態と後傾斜状態とに変換動作させることになる。
この様に本実施形態の遊技機によれば、遊技球100の前後転動に基づく転動時間の確保による興趣と、遊技球100の転動に基づく上記始動口8への入賞率の変化による興趣とを共に満足させることができる。即ち、遊技盤1上の限られた空間を有効に活用して遊技球100の移動状態を複雑に変化できるようにし、全体として遊技の興趣を高めることができるものである。
次に、図14及び図15を用いて、第2の実施形態の遊技機について説明する。第2の実施形態において、図14は変動ステージに設けられた阻止部材が窪部からの遊技球の流出を阻止している状況を示す縦断面図、図15は変動ステージに設けられた阻止部材が遊技球を解放して始動口側へ誘導している状況を示す縦断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成部材については同一の符号を付して説明する。
これらの図面に示すように、第2の実施形態の変動ステージ111は、第1の実施形態と同様に扇子形状を模した略扇形の板材により構成され、上記壁部41の左右方向中央部に形成した上記窪部42と対向する部位に、下方へ突出した阻止部材112を設けている点が、第1の実施形態と異なっている。この阻止部材112は、変動ステージ111の円弧状の後端部の少なくとも上記窪部42と対向する部位に、下方へ屈曲するように板部材を設けたものであり、図14に示すように、上記変動ステージ111の後傾斜状態においては、この変動ステージ111から上記窪部42を経て流下する遊技球100に当接し、該窪部42から遊技球100が流出することを阻止するように構成されている。
一方、図15に示すように、上記変動ステージ111を前傾斜状態に変換すると、上記阻止部材112が遊技球100から離間して、遊技球100の流出阻止を解除することになり、上記窪部42から流出した遊技球100は上記第2ステージ61の傾斜底部62に形成された遊技球案内溝65に案内されて上記始動口8側へと誘導されることになる。
このように本実施形態は、第1の実施形態と基本的に同様の作用効果を奏するが、特に第2の実施形態によれば、変動ステージ111が後傾斜状態の際に、この変動ステージ111から窪部42を経て流下する遊技球100に上記阻止部材112を当接させて窪部42から遊技球100が流出することを阻止するので、変動ステージ111から窪部42を流下する遊技球100の勢いを一旦減殺させることができ、変動ステージ111が再び前傾斜状態に変換する際に遊技球100を始動口8側へと誘導することができる。これにより、遊技球100が第2ステージ61の傾斜底部62に形成された遊技球案内溝65に確実に案内されることになり、その直下の始動口8への入賞率が高まり、遊技の興趣を高めることができるものである。
上記した実施形態において、変動ステージ71,111の外観が扇子の形状を模して形成されているが、この形状に限るものではない。また、上記の実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、その他、遊技領域での遊技球の転動を複雑にするステージを備えた遊技機であれば、例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。 センターケースを示す正面図である。 センターケースを示す斜視図である。 変動ステージを取り除いた状態のセンターケースを示す斜視図である。 変動ステージを示す斜視図である。 変動ステージの作動機構を示す斜視図である。 変動ステージが後傾斜状態のときに遊技球を受け入れている状況を示す斜視図である。 変動ステージが後傾斜状態のときに遊技球を受け入れている状況を示す縦断面図である。 変動ステージが前傾斜状態のときに、遊技球保持部材が遊技球を保持するとともに、落下部から遊技球が落下している状況を示す斜視図である。 変動ステージが前傾斜状態のときに遊技球保持部材が遊技球を保持している状況を示す縦断面図である。 変動ステージが後傾斜状態のときに窪部を経由して遊技球を始動口側へ誘導している状況を示す斜視図である。 変動ステージが後傾斜状態のときに窪部を経由して遊技球を始動口側へ誘導している状況を示す縦断面図である。 (a)は変動ステージの前後傾斜における遮光板の傾斜状況を示す概略図、(b)はモータの動作と光センサの検出の関係をタイミングチャートで示す説明図である。 第2の実施形態において、変動ステージに設けられた阻止部材が窪部からの遊技球の流出を阻止している状況を示す縦断面図である。 第2の実施形態において、変動ステージに設けられた阻止部材が遊技球を解放して始動口側へ誘導している状況を示す縦断面図である。
符号の説明
1 遊技盤
3 遊技領域
4 センターケース
4a 凹室
5 開口窓部
6 変動表示装置
8 始動口
25 底部
30,30 遊技球流入口
31 誘導部
32 取付後部
41 壁部
42 窪部
51 第1ステージ
52 落下防止壁
53 落下許容部
55 転動面
61 第2ステージ
62 傾斜底部
63,64 第2ステージの左右両側部分
65 遊技球誘導溝
71 変動ステージ
80 遊技球保持部材
83 溝部
83a 中央の溝部
87 転動可能領域
88,89 落下部
100 遊技球
101 開口部
111 変動ステージ
112 阻止部材

Claims (5)

  1. 遊技盤に形成された遊技領域の略中央部に、凹室に窓部を形成したセンターケースを配設し、該センターケースの窓部に表示面を臨ませて変動表示装置を設け、前記センターケースの下方に位置する遊技領域に、前記変動表示装置の表示状態を変化させる始動口を配設した遊技機において、
    前記センターケースは、
    遊技球を受け入れ可能な遊技球流入口と、
    前記窓部の下方に設けられ、前記遊技球流入口から受け入れた遊技球が転動可能なステージと、
    を備え、
    前記ステージは、
    前記遊技球流入口から受け入れた遊技球を転動可能な第1ステージと、
    該第1ステージの前面側に第1ステージよりも低く設けられ、前記始動口へ向けて傾斜した傾斜底部を有する第2ステージと、
    前記第1ステージの下方であって前記第2ステージの前記傾斜底部の上方に設けられ、上面が前傾斜状態と後傾斜状態とに変動する変動ステージと、
    前記第1ステージと前記第2ステージとの境界段差を形成する壁部の一部を後方へ窪ませて形成し、その底部を前記第2ステージの前記傾斜底部と連続させて形成した窪部と、
    から構成し、
    前記第2ステージは、
    前記傾斜底部に、前記窪部から前記始動口側へと誘導する遊技球誘導溝を形成し、
    前記変動ステージは、
    水平方向に回動軸を備えた板部材からなり、
    前記回動軸を前記壁部に軸支することにより、前傾斜および後傾斜可能に構成され、
    前記第1ステージから流下した遊技球を、前傾斜した際に保持可能な遊技球保持部材を前端部に備え、該遊技球保持部材が保持した遊技球を後傾斜した際に前記窪部に導入して前記第2ステージの前記遊技球誘導溝を経て前記始動口側へと誘導することを特徴とする遊技機。
  2. 前記変動ステージは、
    その上面の前後方向の途中から後端部へ向けて放射状に複数の溝部を有し、
    後傾斜状態においては、前記境界段差を形成する前記壁部に遊技球を当接させて前記溝部のうちの中央の溝部を除くいずれかの溝部に停留可能とする一方、
    前傾斜状態においては、前記溝部に停留させた遊技球を前方へ移動させて前記遊技球保持部材に保持可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記変動ステージは、
    その上面の前記遊技球保持部材から前記溝部に至る領域の側縁部を遊技球が落下可能な落下部とし、前傾斜状態で上記落下部から前記第2ステージに落下可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記変動ステージは、
    前記窪部と対向する部位に、下方へ突出した阻止部材を備え、
    該阻止部材は、
    後傾斜状態においては、前記変動ステージから前記窪部を経て流下する遊技球に当接して該窪部から遊技球が流出することを阻止する一方、
    前傾斜状態に変換することにより遊技球から離間して、遊技球の流出阻止を解除することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記変動ステージは、
    略扇形の板部材であって、円弧の中心部側を前端部とし、円弧側を後端部として配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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