JP2012055394A - 眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入システム - Google Patents

眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入システム Download PDF

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Abstract

【課題】 コバ厚を有する眼内レンズをインジェクターにて送出させる際に、インジェクター側に特段の工夫を持たせることなく、好適に折り畳むことのできる眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入システムを提供する。
【解決手段】 患者眼への挿入時に眼内レンズ挿入器具を用いて小さく折り畳み可能な軟性の眼内レンズは、所定厚のコバを備える光学部と光学部を眼内で支持するための支持部とを備え,折り畳みにおける眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する光学部の一方の面とコバとが繋がる部分が鋭角となるように形成されている。

【選択図】 図1

Description

本発明は、患者眼の眼内に設置される眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入器具に眼内レンズが予め装填されてなる眼内レンズ挿入システムに関する。
従来、白内障の手術方法の一つとして水晶体を摘出した後、水晶体の代わりとして屈折力を持つ光学部と、光学部を眼内で支える支持部を持つ眼内レンズを眼内に挿入する方法が一般的に用いられている。このような眼内レンズには白内障手術後に生じる後発白内障の進行の抑制や支持部の取り付け強度を確保するために、光学部の周縁に所定の厚みを有するコバが形成されている。
また、このような眼内レンズは折り曲げ可能な柔軟性と共に所定の弾性を有する素材によって形成され、注入にはインジェクターと呼ばれる眼内レンズ挿入器具が用いられる。インジェクターは先端が先細となっており、プランジャーと呼ばれる押出棒で内部に設置された眼内レンズがインジェクターの先端に向けて押し出されると、その内壁形状に合わせて眼内レンズが小さく折り畳まれる。そして、折り畳まれて径が小さくされた状態で眼内レンズが眼内に送出されることで、患者に設ける切開創をできるだけ小径にでき、患者の負担を低減すると共に術後乱視等の後遺症の発生を抑えることができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような眼内レンズをインジェクターを用いて折り畳むときに光学部の対向するコバ同士がぶつかる場合がある。コバ同士が衝突した状態から眼内レンズを更に小さく折り畳もうとして圧力を加えると、眼内レンズが綺麗に折り畳まれなくなることで開放挙動が安定しなくなったり、破損の原因になっていた。そこで、インジェクターの内壁に眼内レンズの外周部(コバ)の一部を係止させるための段差(係止部)を設けることで、眼内レンズの折り畳み方向を定め一方向に丸め込まれるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
国際公開2008/041683号公報 特開平11−76288号公報
しかしながら、特許文献2に記載があるようにインジェクターの内壁に係止部を形成した場合、眼内レンズの押し出し作業時にこの係止部によって眼内レンズが傷つく可能性がある。また、インジェクター内壁に係止部を形成することは内部構成が複雑になってしまい成形がし難いという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、コバ厚を有する眼内レンズをインジェクターにて送出させる際に、インジェクター側に特段の工夫を持たせることなく、好適に折り畳むことのできる眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入システムを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 所定厚のコバを備える光学部と該光学部を眼内で支持するための支持部とを備え,患者眼への挿入時に眼内レンズ挿入器具を用いて小さく折り畳み可能な軟性の眼内レンズにおいて、前記折り畳みにおける前記眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する前記光学部の一方の面と前記コバとが繋がる部分が鋭角となるように形成されていることを特徴とする。
(2) (1)の眼内レンズにおいて、前記一方の面は前記光学部の光学領域を形成する所定の曲率を持った曲面または平面と、該曲面また平面と前記コバとの間にて形成される周辺部とを有し、前記鋭角となる部分は前記コバと周辺部との接続部分であることを特徴とする。
(3) (2)の眼内レンズにおいて、前記曲面は凸面であることを特徴とする。
(4) 所定厚のコバを備える光学部と該光学部を眼内で支持するための支持部とを備える軟性眼内レンズが眼内レンズ挿入器具内に予め装填されてなる眼内レンズ挿入システムにおいて、前記眼内レンズは、前記光学部の少なくともその一方の面と前記コバとが繋がる部分が鋭角となるように形成されており,該鋭角部分を持つ前記一方の面が前記眼内レンズ挿入器具の内壁に当接するように前記眼内レンズ挿入器具内に予め装填されていることを特徴とする。
本発明によれば、コバ厚を有する眼内レンズをインジェクターにて送出させる際に、インジェクター側に特段の工夫を持たせることなく、好適に折り畳むことのできる眼内レンズ、及び眼内レンズ挿入システムを提供できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に示しながら説明する。図1は本実施形態の眼内レンズ1の構成を示した説明図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は光学中心Lを通る断面を矢印A−A方向から見たときの側面断面図である。ただし、図1(b)は支持部3を除いて示している。
眼内レンズ1は所定の屈折力を有する領域を持つ光学部2と、光学部2を眼内で支持するための一対の支持部3からなる。光学部2及び支持部3は、HEMA(ヒドロキシエチルメタクリレート)等の単体、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルの複合材料等、従来、折り曲げ可能な軟性眼内レンズ用の材料を用いて切削加工、モールディング加工等で一体的に形成され、1ピース型の眼内レンズを形成している。
光学部2は所定の曲率の凸面に形成された光学領域ORを持つ前面2aと、所定の曲率の凸面に形成された後面2bと、前面2aと後面2bの周縁を接続すると共に所定の厚みを有する側面(以下、コバと記す)2cとを有する。コバ2cは支持部3の接合強度の確保や、後発白内障を抑制するために後面2bの縁に角を形成させるのに必要な厚さを持つ。一方、コバ2cはこのような厚みを有するため、光学部2全体の厚みが増してしまう。また、このようなコバ厚は眼内レンズ1の折り畳みの際に、折り曲げによって向き合うコバ同士が衝突し、好適に折り畳むことのできない要因となる。
そこで、本実施形態では光学部2の中心厚の増大を抑制させるとともに、眼内レンズ1を折り畳む際のコバ同士の衝突を避ける目的で、後述する眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する光学部2の一方の面の縁(コバと一方の面とが繋がる部分)が鋭角となるように形成されている。より具体的には、図1(b)に示すように、光学部2の前面2aに形成される光学領域ORはコバ2cに対して沈み込むように(中心厚が薄くなるように)形成され、光学領域ORの周縁に形成された周辺部10aにて光学領域ORの縁とコバ2cとを繋ぐことにより、鋭角部10が形成されるものとしている。なお、本実施形態では前面2aは眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する面としている。前面2aの光学領域ORと後面2bによって光学部2に所定の屈折力が与えられ、コバ2cによって光学部2と支持部3との接続状態が強固に維持されるようになると共に、眼内で後面2bとコバ2cとによって形成される角が嚢に密着されることで後発白内障の進行が抑制されるようになる。
このような、鋭角部10の先端の角度θは、後述する眼内レンズ挿入器具の内壁wに接触した状態で眼内レンズ1が押し出されたときに、鋭角部10の先端が少し外側に伸ばされることにより、鋭角部10の内側の周辺部10aが内壁wに接触される(鋭角部10の先端が光学部2の外側に位置される)ように鋭利に形成される(例えば、角度θは0°よりも大きく90°未満に決定される)。
このようにすると、眼内レンズ1の折り畳み時にコバ2cの面よりも鋭角部10同士が始めに接近し、衝突することになる。その結果、鋭角部10の先端の一方が他方の鋭角部10の内側に潜り込むようになる。これにより、眼内レンズ2の折り曲げによってコバ2cの面同士が衝突することが抑制されると共に、挿入部20内で眼内レンズ1が一方向に丸め込まれることで好適に小さく折り畳まれるようになる。
なお、本実施形態では前面2aに周辺部10aを設けて鋭角部10を形成するものとしているが、これに限るものではなく、眼内レンズ1の折り畳み時に少なくとも眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する面側に鋭角部10が形成されていればよい。また、鋭角部10が形成される面の光学領域ORは凸面に限らず平面とし、反対側の面により所望する屈折力が得られるようにすることもできる。
図2は本実施形態で使用する眼内レンズ挿入器具100の外観を示した概略外観図である。図2(a)は眼内レンズ挿入器具100を上方から、図2(b)は側方から見た状態を示している。また、図3は眼内レンズ挿入器具100の内部構成を示した断面の模式図である。
眼内レンズ挿入器具100は、眼内レンズ1が内部に載置される挿入部20と、挿入部20を先端に備える筒部本体30と、筒部本体(以下、筒部)30に対して前後方向に移動可能に取り付けられ、眼内レンズ1を押し出すための押出部材40から構成されている。
挿入部20は、先端に向かうに従いその内径が徐々に小さく(細く)なる領域を有したテーパ形状を有する挿入筒21と、蓋部材20aと、挿入筒21内で眼内レンズ1を置く為の載置台22と、眼内レンズ1が送出される先端21aとから構成されている。なお、本実施形態の眼内レンズ挿入器具100は、載置台22に載置された光学部2が載置台22に対して谷折にされるようになっていると共に、眼内レンズ1の前面2aが載置台22に対して下側(接触する側)で置かれるように決定されている。
光学部2の前面2a(鋭角部10側)が谷折にされることにより、鋭角部10の先端が挿入筒21の内壁wに接触するようになり、眼内レンズ1が好適に小さく折り畳まれるようになる。なお、この時の先端21aの開口部の向きは、先端21aから送出された眼内レンズ1が眼内で開放されたときに、光学部2の前面2aが角膜側となるように決定される。これにより、挿入筒21から押し出された眼内レンズ1が眼内で正しく位置されるようになる。
中空状の筒部30の内部には、押出部材40が筒部30から挿入部20の先端まで繋がる通路で軸方向に進退可能に挿通されている。押出部材40は眼内レンズ1を押し出す際に、光学部2に当接される先端44と、術者により押圧される押圧部41と、押圧部41が接続された軸基部42と、先端44と軸基部42とを繋ぐ押出棒43とから構成される。
次に、以上のような構成を備える眼内レンズ挿入器具100を用いた眼内レンズ1の押出動作を説明する。図4は眼内レンズ挿入器具100の挿入部20を押出軸に垂直な断面で見たときの断面図であり、図4(a)は挿入部20を矢印B−B方向から見たときの断面図(図3参照)であり、図4(b)から図4(d)には、眼内レンズ1が先端21a側に押し出された各位置での断面図である。
はじめに、術者(使用者)は、鑷子等を用いて蓋部材20aの位置の開口から眼内レンズ1を載置台22上に置く。この時、前面2aが載置台22側(接触する側)となるように(鋭角部10が内壁wに最も接近されるように)置く。そして、先端21aを患者眼の切開創から眼内に差しいれる。
この状態から押圧部41を押していくと、先端44が光学部2に当接され、眼内レンズ1が挿入筒21内に押し込まれるようになる。そして、図4(a)に示すように、鋭角部10の先端が挿入筒21の内壁wに接触された状態で光学部2が押し出されることで、鋭角部10の先端が次第に外側に伸ばされるようになる。そして、鋭角部10の周辺部10aが内壁wに接触した状態で眼内レンズ1が次第に折り畳まれる。このとき、図4(b)に示すように、鋭角部10が光学部2の外側に位置され、コバ2cよりも先に、対向する鋭角部10が接近されるようになる。この状態から、更に押圧部41が押されると、図4(c)に示すように、鋭角部10の先端の一方が他方の鋭角部10の内側に潜り込むようになる。
なお、本実施形態のように支持部3が光学部2に対して点対象(非対象)に取り付けられている眼内レンズ1が、先端21aに向けて先細になっている挿入部21内で押し出される場合には、はじめに前側の支持部3の根元付近に負荷がかかることで、前側の支持部3の取付位置側の周辺部10aがコバ2cが挿入部21内で内側となるように折り畳まれるようになる。この場合、光学部2の折り曲げ方向が一方向に決定されるようになる。
そして、更に押圧部41が押されると、図4(d)に示すように、挿入部20の中心(押出軸中心)に隙間がなくなるように光学部2がより小さく丸め込まれるようになる。
この状態から更に光学部2が押されると、先端21aから眼内レンズ1が送出されるようになる。このとき、光学部2が出来るだけ小さく折り畳まれるので、より小径の先端21aから眼内レンズ1を押し出すことができるようになる。その為、患者に設ける切開創を小さくでき、患者の負担を減らすことができるようになる。
先端21aから送出された眼内レンズ1はその復元力によって嚢内で開放される。このとき、本実施形態では挿入部20内で光学部2が綺麗に折り畳まれているのでその解放挙動が安定し、前面2a側が角膜側となるように好適に開放されるようになる。眼内から加えられる応力によって支持部3が嚢に沿って配置されるようになると、光学部2は支持部3によって眼内で好適に保持される。また、後面2bとコバ2cによって形成される角が嚢に密着されて、後発白内障の進行が好適に抑制されるようになる。
以上のように、眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する光学部の一方の面の縁(コバと一方の面とが繋がる部分)が鋭角となるように形成されていることで、眼内レンズ挿入器具側に特段の工夫を持たせることなく、眼内レンズのコバ同士が衝突することにより生じる不具合を簡単に抑制できるようになる。また、光学部をできるだけ小さく折り畳むことができるので、より小切開での眼内レンズの注入を行うことができるようになる。
なお、本発明は上記の構成に限られるものではない。例えば、図1に示す鋭角部10の先端は針状に形成されているが、鋭角部の先端形状は曲面又は平面(柱状)であってもよい。また、上記では挿入部21内で光学部2の前面2a側が谷折にされる例が示されている。これ以外にも、眼内レンズ挿入器具100による光学部2の折り曲げ方向が山折りの場合にも、眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する光学部の一方の面に鋭角部10が形成されることで、小切開での眼内レンズの注入を行うことができるようになる。
また、上記では後面2b(コバ2c)の外周全体に鋭角部10が形成されているが、鋭角部は眼内レンズ装入器具100による眼内レンズ1の押出動作によってコバ2c同士が衝突する可能性の有る範囲に形成されていればよく、例えば、図5の眼内レンズの第2実施形態に示すように、鋭角部10は、押出軸L2から両側に所定角度θ2(コバが衝突しない範囲)を除いた領域に形成してもよい。
また、上記では1ピース型の眼内レンズを例に挙げて説明したが、3ピース型の眼内レンズの場合にも光学部の一方の面とコバとが繋がる部分に鋭角部を設けることで、簡単に小径で安定した眼内レンズの押出動作を行うことができるようになる。なお、3ピース型の眼内レンズは前述した眼内レンズ材料を使用して光学部が形成され、支持部はPMMA(ポリメチルメタクリレート)、ポリプロピレン等の従来眼内レンズの支持部として用いられる材料にて形成される。そして、光学部と,先端が自由端とされ細いループ形状(C字状、J字状)からなる支持部とを別々に作成しておき、その後、一体化させることで得られる。
また、本実施形態では、カートリッジを持たず挿入器具本体に直接眼内レンズを置くタイプの眼内レンズ挿入器具を用いて眼内レンズの注入を行う例を説明した。これ以外にも、眼内レンズが載置されたカートリッジを眼内レンズ挿入器具本体に取り付けるタイプの眼内レンズ挿入器具、又は、眼内レンズを載置するためのカートリッジをレンズパッケージ(レンズケース)として用い、カートリッジとハンドピースとが予め一体的に成形され、ホルダにて保持されるプリセットタイプの眼内レンズ挿入システムの場合にも、本発明の構成を備える眼内レンズが用いられることで、簡単な構成で小切開での安定した眼内レンズの注入を行うことができるようになる。
なお、眼内レンズが眼内レンズ挿入器具内に予め装填されるプリセットタイプの眼内レンズ挿入システムの場合には、眼内レンズの鋭角部分を持つ一方の面が眼内レンズ挿入器具の内壁に当接するように、眼内レンズが眼内レンズ挿入器具内に予め装填されるようにすれば良い。
眼内レンズの構成の説明図である。 眼内レンズ挿入器具の概略外観図である。 眼内レンズ挿入器具の内部構成の断面模式図である。 挿入部を押出軸に垂直な断面で見たときの断面図である。 眼内レンズの第2実施形態の説明図である。
1 眼内レンズ
2 光学部
2c コバ
3 支持部
10 鋭角部
10a 周辺部
20 挿入部
30 筒部本体
40 押出部材
100 眼内レンズ挿入器具

Claims (4)

  1. 所定厚のコバを備える光学部と該光学部を眼内で支持するための支持部とを備え,患者眼への挿入時に眼内レンズ挿入器具を用いて小さく折り畳み可能な軟性の眼内レンズにおいて、
    前記折り畳みにおける前記眼内レンズ挿入器具の内壁に当接する前記光学部の一方の面と前記コバとが繋がる部分が鋭角となるように形成されていることを特徴とする眼内レンズ。
  2. 請求項1の眼内レンズにおいて、前記一方の面は前記光学部の光学領域を形成する所定の曲率を持った曲面または平面と、該曲面また平面と前記コバとの間にて形成される周辺部とを有し、前記鋭角となる部分は前記コバと周辺部との接続部分であることを特徴とする眼内レンズ。
  3. 請求項2の眼内レンズにおいて、前記曲面は凸面であることを特徴とする眼内レンズ。
  4. 所定厚のコバを備える光学部と該光学部を眼内で支持するための支持部とを備える軟性眼内レンズが眼内レンズ挿入器具内に予め装填されてなる眼内レンズ挿入システムにおいて、
    前記眼内レンズは、前記光学部の少なくともその一方の面と前記コバとが繋がる部分が鋭角となるように形成されており,該鋭角部分を持つ前記一方の面が前記眼内レンズ挿入器具の内壁に当接するように前記眼内レンズ挿入器具内に予め装填されていることを特徴とする眼内レンズ挿入システム。
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