JP2012055192A - 穀粒搬出装置における吐出口構成部材、及びその製造方法 - Google Patents

穀粒搬出装置における吐出口構成部材、及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な形状の吐出口構成部材であっても、簡単な製作加工で構成することのできる穀粒搬出装置における吐出口構成部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】穀粒搬送部の搬送終端側で吐出口を備える吐出口構成部材を、一対の分割単位体5A,5Bに備えた合わせ面5C同士を接合することによって構成してあり、分割単位体5A,5Bのそれぞれは、合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを備えたものである。
【選択図】図7

Description

本発明は、搬送用筒体の内部に搬送用スクリューを内装した穀粒搬送部を備え、その穀粒搬送部の搬送終端側に吐出口を備えたコンバインで用いられる穀粒搬出装置の吐出口構成部材、及びその製造方法に関する。
このような穀粒搬送部の終端側に吐出口を備えた穀粒搬出装置における吐出口構成部材としては、搬送用筒体の終端側に、複数枚の板金材料を折り曲げたり溶接加工して構成した吐出口構成部材を設けていた(特許文献1参照)。
特開2000−23554号公報(段落〔0025〕、図4、図5、図6)
一般に穀粒搬送部の搬送終端側に設けられる吐出口構成部材は、その箇所での穀粒搬送の必要はなく穀粒の移動方向を下向きに変更して、下端側の吐出口から放出できるようにした構造であればよい。そして、この吐出口構成部材は、穀粒を吐出させる吐出口周辺に、照明装置やシャッター駆動装置を設けるなど、各種の備品が取り付けられる傾向があって、吐出口構成部材の形状は比較的複雑な形状になりやすいので、板金での製作加工が煩雑になるものであった。
本発明の目的は、複雑な形状の吐出口構成部材であっても、簡単な製作加工で構成することのできる穀粒搬出装置における吐出口構成部材、及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本発明における穀粒搬出装置の吐出口構成部材は、次の点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
〔解決手段1〕
本発明は、穀粒搬送部の搬送終端側で吐出口を備える吐出口構成部材を、一対の分割単位体に備えた合わせ面同士を接合することによって構成してあり、
前記分割単位体のそれぞれは、前記合わせ面を境にして面対称となる端縁部分を備えたものである点に特徴がある。
〔解決手段1にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段1で示した本発明の構成によると、組み合わせ状態で内部に穀粒の通路を形成するために空洞となっている吐出口構成部材を、単一の部材によって構成するのではなく、一対の分割単位体に備えた合わせ面同士を組み合わせることによって構成しているので、吐出口構成部材の分割単位体としては、内部に空洞を備えるような加工し難い複雑な形状ではなく、板材の曲げ加工で形成可能な程度の比較的単純な形状とすることができる。したがって、プレス成型する金型も小型で比較的単純な金型でよいので加工工数の削減を図り得る。
そして、分割単位体のそれぞれは、前記合わせ面を境にして面対称となる端縁部分を備えたものであるから、その端縁部分同士を突き合わせると、夫々の合わせ面が同一平面上に位置する状態とすることができる。
つまり、このように各分割単位体の夫々の合わせ面が同一平面上に位置する状態で、夫々の分割単位体が備える端縁部分を突き合わせ状態にできるということは、この突き合わせ状態の端縁部分を一連に接続した状態で、前記端縁部分の両側に各分割単位体が位置する状態とすることが可能である。
上記目的を達成するために講じた本発明における穀粒搬出装置の吐出口構成部材の製造方法は、次の点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
〔解決手段2〕
本発明は、一対の分割単位体同士を所定の合わせ面で接合することによって構成される穀粒搬出装置の吐出口構成部材を製造する方法であって、
前記一対の分割単位体となる部分を、ぞれぞれの合わせ面部分が一平面上に位置する状態で、かつ一つの部材の別々の箇所に切断予定箇所を挟んだ両側に振り分けて成型加工することによって中間製造物を製造し、
その中間製造物を各分割単位体となる部分の境界となる前記切断予定箇所で切断することにより一対の分割単位体を構成し、
切断された分割単位体を前記合わせ面で接合することにより吐出口構成部材を構成するようにしたことを特徴とする。
〔解決手段2にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段2で示した本発明の構成によると、一対の分割単位体となる部分を、ぞれぞれの合わせ面部分が一平面上に位置する状態で、かつ一つの部材の別々の箇所に切断予定箇所を挟んだ両側に振り分けて成型加工することによって中間製造物を製造し、その中間製造物を各分割単位体となる部分の境界となる前記切断予定箇所で切断することにより一対の分割単位体を構成することができる。
したがって、その中間製造物を成形加工するための金型は単一のものでよく、一対の分割単位体を単一の金型を用いて一挙に製造することができる。
これによって、各分割単位体毎に別々の金型を用意して別工程で製造する場合に比べて、部品点数の削減や加工工数の削減を図り得る効果がある。
また、各分割単位体を構成するために用いる金型は単一のものであり、成形された中間製造物を2分割して個々の分割単位体を構成するものである。しかし、その際、2分割する箇所とは異なる部位の端縁に合わせ面を形成するように構成してあり、これらの合わせ面は単一の金型で形成するため正確に平面性が確保される等、その後の組立作業を精度良く行うことができる。
〔解決手段3〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、下向きに開放された吐出口を有した箱状の吐出口構成部材における分割単位体の合わせ面が、上下方向に沿って吐出口を分断する箇所に形成されるように、中間製造物の切断予定箇所を吐出口形成箇所と交差する方向に形成してあることを特徴とする。
〔解決手段3にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段3で示した本発明の構成によると、吐出口構成部材を構成する分割単位体の合わせ面は、上下方向に沿って吐出口を分断する箇所に形成されるように、中間製造物の切断予定箇所が吐出口形成箇所と交差する方向に形成されている。
つまり、一般的に吐出口構成部材は、下向きに開放された吐出口を備えて上下に長い箱形形状に形成してあるので、分割単位体の合わせ面が、穀粒搬送用筒体の長手方向に沿う方向で、かつ上下方向に沿って吐出口を分断する箇所に形成されると、個々の分割単位体の成形加工を行い易くなる。
つまり、例えば前記合わせ面が吐出口に平行な水平面に沿って形成された場合には、その合わせ面よりも下側の分割単位体は筒状になり、上側の分割単位体は天井側が閉じられた箱状になり、単純なプレス加工などで成形することは困難であるが、本発明のように合わせ面を構成すれば、合わせ面の左右両側に半割箱状の分割単位体が構成されるので、成形時における板金の絞り箇所などがあまり深くなるようなこともなく、プレス加工などで簡単に成形加工し易いという利点がある。
〔解決手段4〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、各分割単位体の合わせ面には、その合わせ面同士の遠近方向で重複する嵌合部を、中間製造物の切断予定箇所の両側に振り分けて形成してあることを特徴とする。
〔解決手段4にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段4で示した本発明の構成によると、各分割単位体の合わせ面には、その合わせ面同士の遠近方向で重複する嵌合部を形成することができるので、合わせ面箇所での各分割単位体同士の組み付け作業を、各分割単位体同士の嵌合操作で簡単に行うことができる。
その上、嵌合部を備えた構造であることにより、単なる突き合わせ構造に比べて、合わせ面箇所での連結強度を向上させたり、連結箇所の密着度合を高めたりすることができる利点がある。
コンバインの全体側面図である。 穀粒搬出装置の横送り筒の筒軸線方向に沿う方向での吐出口構成部材の上下方向断面図である。 図2におけるIII-III線断面図である。 図2におけるIV-IV線断面図である。 吐出口構成部材を示す斜視図である。 吐出口構成部材を示す分解斜視図である。 中間製造物を示す斜視図である。 中間製造物の別実施形態を示す斜視図である。 中間製造物の別実施形態を示す斜視図である。 別実施形態における吐出口構成部材と中間製造物とを示し、(a)は吐出口構成部材を示す斜視図、(b)は(a)におけるb−b線での断面を合わせ面とする場合の中間製造物の斜視図、(c)は(a)におけるc−c線での断面を合わせ面とする場合の中間製造物の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
〔コンバインの全体構成〕
まず、本発明における穀粒搬出装置の吐出口構成部材を適用したコンバインの全体構成について説明する。
図1には自脱形コンバインの全体側面が示されている。このコンバインは、機体フレーム1の下部に左右一対のクローラ式走行装置10を装備し、機体フレーム1の前方及び左前部には昇降揺動可能に連結した刈取前処理装置11が設けられている。
前記刈取前処理装置11で刈り取られた穀稈は機体フレーム1の左後部に設けられた脱穀装置12で脱穀処理され、脱穀された穀粒が穀粒タンク13に回収され、脱穀処理後の排ワラは後方の排ワラ処理装置14に受け渡されるように構成されている。
前記機体フレーム1の右前部には、前記クローラ走行装置10、及び各種作業装置に対する動力源となるエンジン15を配設してある。そのエンジン15の上方側に位置する状態で運転座席16が配置され、その運転座席16の前方側、及び左側方に操縦搭17を備えた搭乗運転部18が配設されている。
前記穀粒タンク13には、その穀粒タンク13内に貯留された穀粒をタンク外へ送り出すための穀粒送出用スクリュー13aが底部に設けてあり、この穀粒送出用スクリュー13aから送り出される穀粒が後述する穀粒搬出装置2に引き継がれて、機外へ排出されるように構成されている。
前記穀粒タンク13の横側面13Aには、その横側面13Aの略全幅に亘る振動発電板7を設置してある。
この振動発電板7は、コンバインの走行作業中における、機体の走行に伴って発生する機体振動や、エンジン15及び前記脱穀装置12や穀粒搬出装置2などの各種作業装置の動作に伴う振動、ならびにエンジン15及び前記各種作業装置から発生する騒音振動を電気エネルギーに変換するように構成された周知のものであり、この振動発電板7で発電された電気エネルギーはバッテリ(図外)に蓄電されるように構成してある。
このように、振動発電板7によって発電された電力もバッテリに供給してコンバインの各種作業に利用できるようにすることによって、図示しないが前記エンジン15とともに原動部に内蔵されているオルタネータとして、前記振動発電板7で補充される電力に相当する程度の発電性能を低減させた仕様のものを採用することも可能である。したがって、オルタネータを駆動するための負荷を低減して燃料の節減を図ることができる。
また、前記振動発電板7を設置する箇所としては、上記のような穀粒タンク13の横側面13Aに限らず、例えば、脱穀装置12の天板上であったり、脱穀装置12の横側面であったり、運転キャビンを備えるものであれば、運転キャビンの天井面などの適所を選択することができる。
〔穀粒搬出装置の構成〕
穀粒搬出装置2は、穀粒タンク13側から供給される穀粒を受け取って上方側へ搬送する縦送り搬送部3と、その縦送り搬送部3の終端側に接続されて、縦送り搬送部3から供給された穀粒を横送り搬送して、終端の吐出口45から外部へ排出する横送り搬送部4(穀粒搬送部に相当する。)とから構成されている。図1は、穀粒搬出装置2の縦送り搬送部3が、その旋回作動範囲内に格納位置として予め設定された位置にある状態、つまり、横送り搬送部4が機体上の受け台19に載置された格納状態を示している。
前記縦送り搬送部3は、内部に穀粒を揚上搬送するための通路を有した縦送り筒30と、その縦送り筒30内に装備された穀粒搬送用の縦送りスクリュー31とを備えて構成され、前記横送り搬送部4は、内部に穀粒を横送り搬送するための通路を有した横送り筒40(穀粒搬送用筒体に相当する。)と、その横送り筒40内に装備された穀粒搬送用の横送りスクリュー41(搬送用スクリューに相当する。)とを備えて構成されている。
縦送り筒30の上端側に連設される横送り筒40は、前記縦送り筒30の上端側と、前記横送り筒40の横側部に一体に取り付けてある支持体42との間にわたって設けた油圧シリンダ43(起伏揺動操作用のアクチュエータの一例)によって、前記縦送り筒30の上端側における水平方向の横軸心x周りで起伏揺動自在に構成されている。
縦送り筒30の外周部には環状の従動ギヤ33が一体に形成してあり、機体フレーム1側の固定位置に支持された旋回用電動モータ20側の駆動ギヤ20aと噛合して駆動されることによって、前記縦送り筒30、及びその縦送り筒30の上端側に設けられた横送り筒40を縦送り筒30内の縦送りスクリュー31の回動中心である縦軸心y周りで旋回作動可能に構成してある。
この縦送り筒30の前記縦軸心y周りでの旋回作動位置は、前記従動ギヤ33の回転角度を検出する旋回用ポテンショメータ34によって検出されるように構成してある。
上記穀粒搬出装置2に対しては、穀粒タンク13の底部に備えられた穀粒送出用スクリュー13aを介してエンジン15の動力が伝達されるように構成してある。
すなわち、穀粒送出用スクリュー13aの穀粒搬送方向での下流側の端部から、ベベルギヤなどの適宜伝動機構を介して縦送りスクリュー31に対して駆動力が伝達され、その駆動力が縦送りスクリュー31の搬送終端側である上端部から横送りスクリュー41にも伝達されて、穀粒タンク13内部の穀粒が横送り搬送部4の搬送終端側の吐出口45から吐出されるように構成してある。
前記横送り筒40の搬送終端側に設けられる吐出口45には、その吐出口45を開閉するためのシャッタ46を設けてあるとともに、そのシャッタ46を水平方向軸芯周りに回動させて吐出口45を開閉操作するためのシャッタ駆動装置44、及び満杯検出器47、ならびに吐出口45の周辺を照らす照明器具48を設けてある。
尚、図中に示す符号49は吐出口45の周辺から下方へ垂設した飛散防止カバーで、屈曲変形自在な透明の軟質合成樹脂材により構成してある。
〔吐出口構成部材〕
前記吐出口45は、円筒状の横送り筒40の搬送終端側に連設された箱状の吐出口構成部材5の下端側が開放されることによって形成してあり、この箱状の吐出口構成部材5の外周壁部に前記シャッタ駆動装置44、及び満杯検出器47、ならびに吐出口45の周辺を照らす照明器具48が配設されている。
前記吐出口構成部材5は、板金製材料をプレス加工して形成されるものであり、図2乃至図6に示すように、左右一対の分割単位体5A,5Bを、その分割単位体5A,5B同士の相対向する位置の端縁部分を合わせ面5Cとして接合した状態に組み合わせて構成される箱状のケース本体50と、そのケース本体50の前端側の膨出空間部51と後方側の籾流路部52とを仕切る仕切部材53と、前記籾流路部52の後方側で横送り筒40の搬送終端側が挿通される開口5Dの下側に位置する後壁部材54とを備えて構成されている。
吐出口構成部材5の材質としては、板金製材料に限らず、例えば合成樹脂製材料等であってもよい。
前記ケース本体50を構成する左右一対の分割単位体5A,5Bは、夫々が図2乃至図6に示すように、前記横送り搬送部4の横送り筒40の外周面に沿う円弧状に湾曲した上側湾曲面50aと、その上側湾曲面50aに引き続いて鉛直下方に垂下した横側面50bとを横側方に備えている。
そして、前方側には、前記上側湾曲面50a及び横側面50bに直交するように前方側に向く前向き面50cと、その前向き面50cから引き続いて斜め前方下方に膨出する前下がり面50dと、その前下がり面50dの前端側で下向きに垂れ下がる膨出前向き面50eと、前記前向き面50cよりも前方側で前記前下がり面50dと膨出前向き面50eとの横側方に形成される膨出横側面50fとを備えている。
この膨出横側面50fは、図4乃至図6に示すように、前方側ほど分割単位体5A,5Bの合わせ面5Cに近付くように先細りの傾斜面になっているが、その一部に前記合わせ面5Cと平行になる凹入壁面50gを形成してある。この凹入壁面50gは、前記膨出横側面50fに対して少し凹入した位置に形成され、左右の分割単位体5A,5Bの夫々に形成される凹入壁面50g同士が互いに平行となるように形成されることにより、前記膨出空間部51に内装される照明器具48等の取付けが行い易くなるように工夫されている。また、その照明器具48等の取付けに用いた連結具の一部が凹入壁面50gの外部に露出しても、膨出横側面50fよりも外方へ突出しないように考慮されている。
前記左右一対の分割単位体5A,5Bのうち、左側の分割単位体5Aには、右側の分割単位体5Bとの合わせ面5Cに相当する箇所、すなわち、前記上側湾曲面50a、前向き面50c、前下がり面50d、及び膨出前向き面50eの、右側端縁近くに、右側の分割単位体5Bとの合わせ面5Cの外側に外嵌する状態となるように、少し外側へ膨出させた嵌合縁部50hを形成してある。
したがって、左右一対の分割単位体5A,5Bを合わせ面5Cで対向させると、図3乃至図5に示されるように、前記嵌合縁部50hで左右の分割単位体5A,5Bが嵌合された状態となり、この嵌合状態で左右の分割単位体5A,5B同士を溶接して接続するように構成してある。
このとき、前記左右の分割単位体5A,5Bが嵌合された状態となっているので、単なる突き合わせ状態で接合する場合に比べて、合わせ面5Cの全長にわたってシーム溶接を行わなくとも、適宜間隔でスポット溶接を行うだけで左右の分割単位体5A,5B同士を、強固に、かつ密に接合することができる。
前記ケース本体50に対して、図2、図4、及び図6に示す仕切り板53、及び図2乃至図6に示す後壁部材54が接続されている。
前記仕切部材53は、その上方位置で左右の分割単位体5A,5Bの前向き面50cと接触し、仕切部材53の円弧状の上縁部53aが前記前向き面50cの内面側に溶接され、仕切部材53の横側縁53bが左右の分割単位体5A,5Bの各横側面50bの内面側に対して溶接して固定される。
前記後壁部材54は、上端側に円弧状の凹入縁54aを備え、左右の分割単位体5A,5Bの各上側湾曲面50aとともに、吐出口構成部材5の後面側に、前記籾流路部52の後方側で横送り筒40の搬送終端側が挿通される開口5Dを形成している。
この後壁部材54は、左右両端側に折り返し片54bを一体に備えていて、この左右の折り返し片54b,54bを、左右の分割単位体5A,5Bの各横側面50b,50bに溶接して固定してある。
このようにして全体が箱状に形成された吐出口構成部材5は、穀粒搬出装置2の横送り筒40の搬送終端側に対して前記開口5Dを外嵌させて装着し、横送りスクリュー41で送り込まれる穀粒が籾流路部52を通って吐出口45から下方へ排出されるように構成してある。
上記の吐出口構成部材5を構成する分割単位体5A,5Bの夫々は、図6に示すように、前記合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを、夫々の分割単位体5A,5Bの後端縁側に備えたものである。
〔吐出口構成部材の製造方法〕
上記の吐出口構成部材5の製造方法について説明する。
すなわち、まず、ケース本体50を構成するに適した大きさの一枚の金属板を、所定の金型(図外)でプレス加工して、図7に示すように中間製造物6を作製する。
この中間製造物6は、吐出口構成部材5を、穀粒搬出装置2の横送り筒40の筒軸線方向に沿う方向で上下方向に分断した場合に左右に分離される左側の分割単位体5Aと右側の分割単位体5Bとが、夫々の後端縁側の端縁部分5E,5Eで一体化されているものであり、この後端縁となる端縁部分5E,5Eが存在する箇所に、切断予定箇所である切断線6aを設定したものである。
つまり、この中間製造物6は、図中に点線で示す切断線6a部分を境にして、切断後に左右の分割単位体5A,5Bとなる予定の部分を、左右夫々の箇所に振り分けた一体部品としてプレス加工することによって成形加工される。
そして、各分割単位体5A,5Bとなる予定の部分が一体のままで成形加工を完了した後に、前記切断線6a部分での切断処理をおこなって、左右の分割単位体5A,5Bを構成するようにしたものである。
このようにして構成された各分割単位体5A,5Bは、前記合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを、夫々の分割単位体5A,5Bの後端縁側に備えたものとなる。
前記中間製造物6には、前記切断線6a部分を境に、図中左側に左側の分割単位体5Aに相当する部分が、かつ右側に右側の分割単位体5Bに相当する部分がプレス成形されている。つまり、前記上側湾曲面50a、横側面50b、前向き面50c、前下がり面50d、膨出前向き面50e、膨出横側面50f、及び凹入壁面50gが前記切断線6a部分を境にした左右両側の分割単位体5A,5Bに形成されている。
そして、左右の分割単位体5A,5Bのうちの左側の分割単位体5Aに相当する部分の下縁側に、合わせ面5Cで嵌合構造を構成するための嵌合縁部50hを形成してある。
したがって、この中間製造物6が前記切断線6a部分で切断されることにより、左右の分割単位体5A,5Bが構成され、この左右の分割単位体5A,5Bを図中の矢印で示すように回動させて合わせ面5C同士を接合させることによりケース本体50が構成される。
そして、そのケース本体50の前向き面50cに対して、図2及び図6等に示す仕切部材53を溶接接続し、また、ケース本体50の後部側に、図2及び図6等に示す後壁部材54を位置させて左右両端側の折り返し片54bを左右の横側面50b,50bに溶接して吐出口構成部材5を構成する。
このように、前記中間製造物6は、左右一対の分割単位体5A,5Bを構成するための部分を、予め一つの部材としてプレス成形することによって形成されたものであり、かつ、吐出口構成部材5の合わせ面5Cを構成する部分とは異なる箇所で左右の分割単位体5A,5Bとなる部分が一体に連なっていて、その合わせ面5Cを構成する部分とは異なる箇所を切断箇所とすることによって、左右の分割単位体5A,5Bの合わせ面5Cの箇所を左右各別の構造を備えたものに構成することができる。
〔別実施形態の1〕
図8は、吐出口構成部材5を構成するための別の中間製造物6の例を示す。
この中間製造物6は、前記図7に示す実施形態で用いた左右一対の分割単位体5A,5Bと同一形状の分割単位体5A,5Bを構成するものである。しかしながらこの構造では、分割後に分割単位体5A,5Bとなる部分同士の中間製造物6を構成する段階での接続位置が、前述した実施形態のように吐出口構成部材5の後端縁側ではなく、吐出口45の下縁側である。
このため、切断線6aが、吐出口構成部材5の組み上げ後に吐出口45の下縁となる部分に相当する箇所に形成されている。
このようにして構成された各分割単位体5A,5Bは、前記合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを、夫々の分割単位体5A,5Bの下縁側に備えたものとなる。
したがって、この中間製造物6を前記切断線6a部分で切断することにより、左右の分割単位体5A,5Bが構成され、この左右の分割単位体5A,5Bを図中の矢印で示すように回動させて合わせ面5C同士を接合させることによりケース本体50が構成される。 その他、仕切部材53や後壁部材54の取り付け方などの他の構成は、上述した図7に示す構造のものと同様である。
〔別実施形態の2〕
図9は、中間製造物6として、上記の実施形態で示した構造のものとは異なり、図2に示すIII-III線方向での断面箇所を合わせ面5Cとした場合のものを例示している。
この構造では、合わせ面5Cが穀粒搬出装置2の横送り筒40の軸芯方向に対して直交する方向となるため、横送り筒40の左右方向ではなく前後方向で分割された分割単位体5A,5Bとなる部分を備えている。
この一対の分割単位体5A,5Bのうち、前側の分割単位体5Aに、前記上側湾曲面50aの前部、及び横側面50bの前部、前向き面50c、前下がり面50d、膨出前向き面50e、膨出横側面50f、及び凹入壁面50gが形成され、かつ、この前側の分割単位体5Aの下縁側に、合わせ面5Cで嵌合構造を構成するための嵌合縁部50hを形成してある。
そして、一対の分割単位体5A,5Bのうち、後側の分割単位体5Bに、前記上側湾曲面50aの後部、及び横側面50bの後部、ならびに開口5Dの下部に位置する後壁部材54が一体に形成されている。
この中間製造物6では、前側の分割単位体5Aと後側の分割単位体5Bとの接続箇所が、図中に点線で示す2本の切断線6a、6bの箇所で切断することにより、前後の分割単位体5A,5Bが構成され、この前後の分割単位体5A,5Bを図中の矢印で示すように回動させて合わせ面5C同士を接合させることによりケース本体50が構成される。
そして、この構造では、前記後壁部材54もケース本体50に一体に形成されているので、後は、そのケース本体50の前向き面50cに対して、図7に示す仕切部材53を溶接接続して吐出口構成部材5を構成する。
このようにして構成された各分割単位体5A,5Bは、前記合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを、夫々の分割単位体5A,5Bの下縁側に備えたものとなる。
〔別実施形態の3〕
吐出口構成部材5としては、上述の実施の形態に示したような箱形形状のものに限らず任意の形状を採用することができる。
例えば、図10(a)に示すような略円筒形状の吐出口構成部材5を構成する場合に、図中での水平方向断面b−bを合わせ面5Cとするように中間製造物6を構成する場合には、同図(b)に示すように、上部側の分割単位体5Aと下部側の分割単位体5Bとが一体物となるように中間製造物6を構成し、切断線6aで切断し、下方側へ回動させて合わせ面5C同士を接合させることによりケース本体50を構成することができる。
このようにして構成された各分割単位体5A,5Bは、前記合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを、夫々の分割単位体5A,5Bの後端縁側に備えたものとなる。
また、図10(a)に示す略円筒形状の吐出口構成部材5において、前後方向に沿う上下方向での断面c−cを合わせ面5Cとするように中間製造物6を構成する場合には、同図(c)に示すように、右側の分割単位体5Bと左側の分割単位体5Aとが一体物となるように中間製造物6を構成し、切断線6aで切断し、下方側へ回動させて合わせ面5C同士を接合させることによりケース本体50を構成すればよい。
このようにして構成された各分割単位体5A,5Bは、前記合わせ面5Cを境にして面対称となる端縁部分5E,5Eを、夫々の分割単位体5A,5Bの後端縁側に備えたものとなる。
〔別実施形態の4〕
吐出口構成部材5としては、実施の形態に示したように、左右一対の分割単位体5A,5Bを組み合わせて構成される箱状のケース本体50と、そのケース本体50の前端側の膨出部51と後方側の籾流路部52とを仕切る仕切部材53と、前記籾流路部52の後方側で横送り筒40の搬送終端側に連設される後壁部材54とを備えたものに限らず、左右一対の分割単位体5A,5Bのみで構成されたものであってもよい。
この場合、前記後壁部材に相当する部分54を左右一対の分割単位体5A,5Bに振り分けた状態で一体に形成するようにしてもよい。
〔別実施形態の5〕
一対の分割単位体5A,5B同士を接続する合わせ面5Cでの接続は、実施の形態に示したような溶接による接続に限らず、ボルト連結などの着脱可能な構造を採用してもよい。
〔別実施形態の6〕
一対の分割単位体5A,5B同士を接続する合わせ面5Cでの接続は、実施の形態に示したような嵌合構造に限らず、図示しないが合わせ面に形成したフランジ面同士を対向させて接続する構造であってもよい。
〔別実施形態の7〕
中間製造物6としては、実施の形態で示したように、各分割単位体5A,5Bとなる部分が一体のままで成形加工を完了し、その後に前記切断線6a部分で切断して左右の分割単位体5A,5Bを構成するようにしたものに限らず、各分割単位体5A,5Bとなる部分の成形加工完了と同時的に前記切断線6a部分で切断して、各分割単位体5A,5Bとなる部分の成形加工の完了とともに切断作業も完了するようにしたものであってもよい。
〔別実施形態の8〕
本発明を吐出口構成部材5の形状や構造として捉える場合には、左右一対の分割単位体5A,5Bを予め一つの部材としてプレス成形することによって形成したものに限らず、左右一対の分割単位体5A,5Bを別々の部材としてプレス成形したものであってもよい。
本発明は、コンバインの穀粒搬出装置に適用する場合において、そのコンバインとしては、自脱型に限らず、全稈投入型のものであってもよく、コンバイン以外の穀粒搬出装置、例えば、定置型の脱穀装置や脱穀施設に装備した穀粒搬出装置や、穀粒運搬用車両に装備させた穀粒搬出装置にも適用可能である。
2 穀粒搬出装置
4 穀粒搬送部(横送り搬送部)
5 吐出口構成部材
5A,5B 分割単位体
5C 合わせ面
5E 端縁部分
6 中間製造物
6a 切断予定箇所(切断線)
40 穀粒搬送用筒体
45 吐出口

Claims (4)

  1. 穀粒搬送部の搬送終端側で吐出口を備える吐出口構成部材を、一対の分割単位体に備えた合わせ面同士を接合することによって構成してあり、
    前記分割単位体のそれぞれは、前記合わせ面を境にして面対称となる端縁部分を備えたものである穀粒搬出装置における吐出口構成部材。
  2. 一対の分割単位体同士を所定の合わせ面で接合することによって構成される穀粒搬出装置における吐出口構成部材を製造する方法であって、
    前記一対の分割単位体となる部分を、ぞれぞれの合わせ面部分が一平面上に位置する状態で、かつ一つの部材の別々の箇所に切断予定箇所を挟んだ両側に振り分けて成型加工することによって中間製造物を製造し、
    その中間製造物を各分割単位体となる部分の境界となる前記切断予定箇所で切断することにより一対の分割単位体を構成し、
    切断された分割単位体を前記合わせ面で接合することにより吐出口構成部材を構成するようにしたことを特徴とする穀粒搬出装置における吐出口構成部材の製造方法。
  3. 下向きに開放された吐出口を有した箱状の吐出口構成部材における分割単位体の合わせ面が、上下方向に沿って吐出口を分断する箇所に形成されるように、中間製造物の切断予定箇所を吐出口形成箇所と交差する方向に形成してある請求項2記載の穀粒搬出装置における吐出口構成部材の製造方法。
  4. 各分割単位体の合わせ面には、その合わせ面同士の遠近方向で重複する嵌合部を、中間製造物の切断予定箇所の両側に振り分けて形成してある請求項2又は3記載の穀粒搬出装置における吐出口構成部材の製造方法。
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