JP2012051708A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降路内における安全確保位置より高い端部点検位置まで乗りかごを移動可能として、昇降路頂部に設置された機器の点検を確実なものにすると共に、点検員の安全性を確保できることが望まれていた。
【解決手段】昇降路11内に、乗りかご2の上昇運転時、乗りかご2が所定の安全確認位置に到達すると、この乗りかご2の上昇移動を停止させる第1のスイッチ41を設ける。また、乗りかご2が、安全確保位置よりさらに上部の位置に到達すると、この乗りかご2の上昇移動を停止させる第2のスイッチ42を設ける。さらに、操作されることにより、第1のスイッチ41による停止指令を無効にすると共に、乗りかご2の下方への移動指令をロックし、その操作復帰により上記ロックを解除する運転切替スイッチ5を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、昇降路内における点検時の安全対策を施したエレベータ装置に関する。
エレベータの昇降路内での保守点検にあたっては、作業員がエレベータホールの乗降口から昇降路内の乗りかご上面に乗り込み、その乗りかご上面を足場として点検作業を行なっている。このような場合、点検員の安全性を確保するため、種々の安全対策が採られている(例えば、特許文献1参照)。
このような安全対策の一つとして、乗りかごが昇降路内の予め定められた上限位置、すなわち、昇降路天井部と乗りかご上面部との間隔が予め設定された安全距離となる位置(これを安全確保位置と呼ぶ)に到達すると、これを検出して乗りかごの上昇動作を自動的に停止させるスイッチを設け、乗りかご上の作業員が昇降路内の天井部に衝突することを防止することが行なわれている。
特開2010−137962号公報
ところで、近来のエレベータ装置では、建物内のエレベータの占有面積を最小限とするために機械室レスタイプが普及している。この機械室レスタイプのエレベータ装置では、昇降路内の上端部に、乗りかごを昇降駆動する巻上機が設置される。このため、前述した安全距離は、乗りかご上面部から昇降路天井部までの距離ではなく、乗りかご上面部から巻上機設置部下面までの距離となる。このため、昇降路内の上端部に巻上機を設置したエレベータ装置の安全確保位置は、昇降路内の上端部に巻上機が設置されていないエレベータ装置(例えば、油圧式のエレベータ装置等)に比べて巻上機の高さ寸法分低い位置となる。このような低い位置で、乗りかごが停止し、それ以上の高さに上昇しない場合、保守員の安全性は確保されるが、昇降路頂部に設置された機器(巻上機を含む)を点検する場合、作業者は点検対象機器に十分に接近できないため、点検作業が行ない難くなり、作業性が低下することとなる。
本発明の実施の形態によるエレベータ装置は、昇降路内における乗りかごが、点検員の安全性を確保可能な安全確保位置に到達すると動作し、この乗りかごの移動を停止させるための停止指令を出力する第1のスイッチと、前記乗りかごが、昇降路内における前記安全確保位置より端部側の位置に到達すると動作し、この乗りかごの移動を停止させるための停止指令を出力する第2のスイッチと、この第2のスイッチ近くに設置され、操作されることにより、前記第1のスイッチによる停止指令を無効にすると共に、乗りかごの前記端部への移動方向に対する反対方向への移動指令をロックし、その操作状態の復帰により上記ロックを解除する運転切替スイッチとを備えたことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るエレベータ装置の全体構成図である。 本発明の一実施形態で用いられる各スイッチの接続構成を示す回路図である。 本発明の一実施形態の制御動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1において、建物内に形成された昇降路11内には、エレベータ装置の乗りかご2が、ガイドレール12によって昇降可能に設けられている。この昇降路11の上端部には、巻上機1が設置されており、乗りかご2と釣合錘13とを、それらの間に掛け渡されたロープ14を介して相互に昇降駆動させる。
乗りかご2には、その高さ方向に沿って縦長のカム部材3が設けられており、乗りかご2の上昇移動時に、昇降路11内の上部に設置されたスイッチ41,42と接触してこれらを動作させる。また、乗りかご2の上面には、点検時に保守員15が最寄りの階床から乗り移り、昇降路11内に設けられた各種の機器を保守点検できるように構成している。さらに、昇降路11内の上部の、スイッチ42の近くには、乗りかご2の上面に載っている保守員15により操作可能な運転切替スイッチ5が設けられている。
第1のスイッチ41は、昇降路11内における乗りかご2が、点検員15の安全性を確保可能な安全確保位置に到達するとカム部材3と係合して動作し、この乗りかご2の移動を停止させるための停止指令を出力する。すなわち、第1のスイッチ41は、乗りかご2の上昇運転時、乗りかご2が、昇降路11の上端部に設置された巻上機1の設置部下面との安全距離を確保した所定の安全確保位置に到達すると、この乗りかご2の上昇移動を停止させる停止指令を出力する。
また、第2のスイッチ42は、乗りかご2が、昇降路11内における安全確保位置よりさらに端部側の端部点検位置(昇降路11内の端部に位置する機器を点検するための位置)に到達すると、カム部材3と係合して動作し、この乗りかご2の移動を停止させるための停止指令を出力する。すなわち、第2のスイッチ42は、乗りかご2が、安全確保位置よりさらに上部の端部点検位置に到達すると、この乗りかご2の上昇移動を停止させる停止指令を出力する。
ここで、第1のスイッチ41と第2のスイッチ42の設置位置について説明すると、このエレベータ装置が、例えば、油圧エレベータ装置から巻上機を要するロープ式にリニューアルしたものとする。リニューアル前の油圧エレベータでは、昇降路11の最上端部に巻上機を設ける必要はなく、乗りかご2上の保守員15の安全性を確保するためには、乗りかご2の上面と昇降路11の天井部との間に所定の安全距離を確保すればよく、この場合の安全確保位置はスイッチ42で停止制御される高さに設定すればよい。しかし、リニューアル後では、昇降路11の最上端部に図1で示すように巻上機1が設定されるため、スイッチ42で停止制御される高さまで乗りかご2を上昇させると、乗りかご2の上面から巻上機1の設置部下面までの間に安全距離を確保できない。このため、この安全距離を確保できる下方の位置を安全確保位置とし、ここにスイッチ41を設置し、これを第1のスイッチ41とし、ここをリニューアル後における安全確保位置とした。また、リニューアル前の安全確保位置をリニューアル後の端部点検位置とし、ここに設置されていたスイッチを第2のスイッチ42としてそのまま流用した。
もちろん、リニューアル物件に限らず、巻上機を昇降路上端部に設置するロープ式エレベータとして新設する場合も、上述した安全確保位置に第1のスイッチ41を設け、端部点検位置に第2のスイッチ42を設ければよい。
運転切替スイッチ5は、第2のスイッチ42近くに設置され、保守員15により操作されると、第1のスイッチ41による停止指令を無効にすると共に、乗りかご2の移動方向に対する反対方向への移動指令をロックする。このロックは、運転切替スイッチ5に対する操作の復帰により解除される。すなわち、運転切替スイッチ5は、操作されることにより、第1のスイッチ41による停止指令を無効にする。このため、乗りかご2は、安全確保位置を越えての上昇運転が可能となる。また、このとき乗りかご2の下方への移動指令をロックする。このロックは、上述のように、運転切替スイッチ5に対する操作を復帰することにより解除される。
次に、図2により、第1のスイッチ41の接点41b及び第2のスイッチ42の接点42bと、運転切替スイッチ5の接点5a,5bとにより構成される上方運転許可回路21及び下方運転許可回路22の構成を説明する。
ここで、接点41b及び接点42bは、乗りかご2の上昇運転時、対応するスイッチ41または42が、カム部材3と係合することによりオフ状態となる所謂b接点である。これらb接点41b、42bは、上方運転許可回路21に直列に設けられており、いずれかがオフ状態となることにより乗りかご2の上昇運転が停止制御される。すなわち、これらb接点41b、42bは、カム部材3との係合により、乗りかご2に対し上昇運転停止指令を出力する。
また、運転切替スイッチ5は、操作されることによりオン状態となるa接点5aとオフ状態になるb接点5bとを有する。a接点5aは第1のスイッチ41のb接点41bと並列に接続され、また、b接点5bは下方運転許可回路22に設けられる。運転切替スイッチ5は、操作されることによりa接点5aがオン状態となり、並列関係にあるb接点41bをバイパスする。したがって、第1のスイッチ41による乗りかご2の上昇運転停止指令を無効にする。このため、乗りかご2は、安全確保位置を越えての上昇運転が可能となる。また、運転切替スイッチ5の、操作されることによりオフ状態になるb接点5bは下方運転許可回路22をオフさせるので、乗りかご2の下方への移動指令をロックする。このロックは、上述のように、運転切替スイッチ5に対する操作状態が復帰することにより解除される。
なお、運転切替スイッチ5は、昇降路11の平面における巻上機1が設置されていない区域内に設置されていることが好ましい。このように構成すると、運転切替スイッチ5の操作により、後述するように、乗りかご2が安全確保位置を越えて上昇しても、その上方に図示のように巻上機1が存在しないことから、乗りかご2上の点検員15が巻上機1に衝突することがなく、安全性がより高まる。
上記構成において、図1は、エレベータ装置の昇降路内部を点検すべく、点検員15が最寄りの階床から乗りかご2の上面に乗り移った状態を示している。この状態で、昇降路11の内部の機器を点検するため、乗りかご2を昇降移動させるものとする。このとき、第1のスイッチ41及び第2のスイッチ42は、それぞれ乗りかご2のカム部材3と接しておらず、図2で示したそれらのb接点41b、42bは共にオン状態のままであり、上昇運転許可回路21もオン状態である。また、運転切替スイッチ5は操作されていないためそのa接点5aはオフ、b接点5bはオン状態のままであり、下方運転許可回路22もオン状態である。このため、点検員15の運転により昇降路11内の任意の位置へ乗りかごを上昇または下降させることができる。
このような状態において、点検対象が昇降路11の最上端部に設置された機器の場合、乗りかご2を昇降路11内の最上位位置まで上昇させる必要がある。この場合、乗りかご2が上昇して安全確保位置に到達すると、そのカム部材3が第1のスイッチ41に当接するので、そのb接点41bがオフ状態となり、上方運転許可回路21がオフとなる。このため、乗りかご2の上昇は、点検員15に対する安全確保位置に停止制御され、乗りかご2上の点検員15が昇降路11内の上端部に設置された巻上機1に衝突することはなく、安全性は確保される。
この安全確保位置は、前述のように、乗りかご2と巻上機1の設置部下面との間に所定の安全距離を確保した位置であり、乗りかご2がこの位置に停止することで、乗りかご2上の点検員の安全は確保される。しかし反面、点検員15は、昇降路11の最上部に設置された機器に対して間近に接近できないため、点検作業が十分に行えないという問題が生じる。この場合、点検員15は、第2のスイッチ42近くに設けた運転切替スイッチ5を操作する。この操作によりそのa接点5aはオン状態となり、b接点5bはオフ状態となる。このため、第1のスイッチ41による上昇運転停止指令は無効となり、乗りかご2を、安全確保位置を越えて上昇させることが可能になる。また、下方運転回路42がオフ状態となるため、乗りかごを下方へ移動させることはできなくなる。
この状態で、乗りかご2を上昇運転し、乗りかご2が端部点検位置に到達すると、カム部材3が第2のスイッチ42と当接し、そのb接点42bにより上方運転回路21を再びオフ状態にするので、乗りかご2は端部点検位置に停止制御される。この端部点検位置では、点検員15は点検対象に十分に接近できるので、点検作業が容易となり適切な点検を行うことができる。もちろん、端部点検位置は、巻上機1との間で十分な安全距離を確保できないが、その前段である安全確保位置においていったん乗りかご2を停止させているので、その後の運転切替スイッチ5の操作後における乗りかご2の上昇運転時、点検員15は充分に気をつけることとなり、安全性が損なわれることはない。
この場合、運転切替スイッチ5を、前述のように、昇降路11の平面における巻上機1が設置されていない区域内に設置しておけば、運転切替スイッチ5の操作時、点検員15は巻上機1が存在しない区域に移動することとなるため、乗りかご2が安全確保位置を越えて上昇しても、その上方に巻上機1が存在しないことから、点検員15の巻上機1への衝突を確実に防止でき、安全性がより高まる。
点検終了後は、運転切替スイッチ5を操作状態から復帰させる。この復帰により、そのa接点5aはオフとなり、b接点5bはオン状態となるため下方運転許可回路42がオン状態に復帰する。したがって、乗りかご2を下方に移動させ、任意の位置に昇降移動可能な状態に復帰させることができる。言い換えると、運転切替スイッチ5の操作状態を復帰させなければ、乗りかご2を元の位置に戻すことができないので、運転切替スイッチ5の復帰し忘れを確実に防止することができる。
上述した制御をソフトウエアで実行する際の処理過程を、図3のフローチャートにより説明する。処理がスタートすると、第1のスイッチ41が入っているか(オン状態か)を監視する(ステップ301)。乗りかご2が安全確保位置に到達して第1のスイッチ41がオフ状態になると(ステップ301:NO)、次に運転切替スイッチ5が切替操作されたか判断し(ステップ302)、まだ切替操作されていなければ(ステップ302:NO)上方運転許可回路21がオフ状態となるため、乗りかご2の上昇運転は不可となる(ステップ303)。
これに対し、運転切替スイッチ5が切替操作された場合(ステップ302:YES)は、図2で示した第1のスイッチ41のb接点41bのオフ動作による上昇運転停止指令がバイパスされて無効となるため、上方運転許可回路21がオン状態となり、上昇運転可能な状態となるので、第2のスイッチ42が入っているか(オン状態か)を監視する(ステップ304)。これ以降は、図2で示した下方運転許可回路22がオフ状態となるため、乗りかご2の下降運転は不可となる。
この状態で、乗りかご2が未だ端部停止位置に到達せず、第2のスイッチがオン状態であれば(ステップ304:YES)、運転切替スイッチ5が戻されていない(ステップ305:NO)ことを条件に、第2のスイッチ42の監視を続けるステップ304)。
なお、途中で運転切替スイッチ5が戻された場合は(ステップ305:YES)、ステップ302から303に戻り、乗りかご2の上昇運転が不可になると共に、その下降運転不可の状態は解除される。
運転切替スイッチ5が戻されることなく乗りかご2が上昇し、端部点検位置に到達すると、第2のスイッチ42がオフ状態となるので(ステップ304:NO)、乗りかご2の上昇運転は停止する(ステップ306)。これ以降、乗りかご2を下降させるためには、運転切替スイッチ5の操作状態を復帰させればよい。
これまでの説明は、乗りかご2の上面に点検員15が乗り、昇降路11内の最上部を点検する場合についてであったが、図示しないが、昇降路11内の下端部に形成されるピット内に作業員が降り点検作業を行う場合についても、上述した第1のスイッチ41、第2のスイッチ42、運転切替スイッチ5に相当するスイッチをそれぞれ設け、同様に構成することができる。すなわち、ピット内に点検員が降りた場合、この点検員を保護するため、乗りかご2は、ピット床面から所定の安全距離を保った安全確保位置に自動停止させる必要がある。このため、乗りかご2がその下降運転により安全確保位置に到達したならば、そのカム部材3と当接して乗りかごの下降動作を停止させる第1のスイッチを設ける。
ところで、近年ピットの深さは短縮傾向にあり、上述した安全確保位置は比較的高い位置に設定される。このため、乗りかご2はこの高い位置で停止することとなるため、ピット内の点検員が乗りかご2に設けられた機器を点検する場合、十分点検対象に接近できない場合が生じる。そこで、前記安全確保位置よりさらに下部の端部点検位置に第2のスイッチを設け、乗りかご2を前記安全確保位置を越えて下降運転させたとき、乗りかご2がこの端部点検位置に達したならば、そのカム部材3と当接して乗りかご2の下降動作を停止させるように構成する。
さらに、この第2のスイッチの近くに運転切替スイッチを設け、その操作により、第1のスイッチによる停止指令を無効にすると共に、乗りかごの上方への移動指令をロックし、その操作復帰により上記ロックを解除するように構成する。
このように構成すると、点検員がピット内に降りた状態において、乗りかごを下降運転した場合、乗りかご2は、先ず安全確保位置において第1のスイッチにより停止制御される。この停止位置では点検作業が十分に行えない場合、運転切替スイッチを操作することにより、第1のスイッチによる下降運転停止指令を無効にし、下降運転可能な状態にする。そして、乗りかご2を、さらに下降運転し、端部点検位置に達すると第2のスイッチが動作して乗りかご2の下降を停止させる。このためピット内の点検員は、十分低い端部点検位置まで移動した乗りかご2に接近して点検作業を行うことができ、適切かつ容易に点検を行うことが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…巻上機
2…乗りかご
3…カム部材
41…第1のスイッチ
42…第2のスイッチ
5…運転切替スイッチ
11…昇降路

Claims (4)

  1. 昇降路内における乗りかごが、点検員の安全性を確保可能な安全確保位置に到達すると動作し、この乗りかごの移動を停止させるための停止指令を出力する第1のスイッチと、
    前記乗りかごが、昇降路内における前記安全確保位置より端部側の位置に到達すると動作し、この乗りかごの移動を停止させるための停止指令を出力する第2のスイッチと、
    この第2のスイッチ近くに設置され、操作されることにより、前記第1のスイッチによる停止指令を無効にすると共に、乗りかごの前記端部への移動方向に対する反対方向への移動指令をロックし、その操作状態の復帰により上記ロックを解除する運転切替スイッチと、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記第1のスイッチは、乗りかごの上昇運転時、乗りかごが、前記昇降路の上端部に設置された巻上機の設置部下面との安全距離を確保した所定の安全確保位置に到達すると、この乗りかごの上昇移動を停止させる停止指令を出力し、
    前記第2のスイッチは、この乗りかごが、前記安全確保位置よりさらに上部の所定位置に到達すると、この乗りかごの上昇移動を停止させる停止指令を出力し、
    前記運転切替スイッチは、操作されることにより、前記第1のスイッチによる停止指令を無効にすると共に、乗りかごの下方への移動指令をロックし、その操作復帰により上記ロックを解除する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記運転切替スイッチは、前記第2のスイッチ近くで、前記昇降路の平面における前記巻上機が設置されていない区域内に設置されていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記第1のスイッチは、乗りかごの下降運転時、乗りかごが、前記昇降路下端部のピット床面との間に所定の安全位置を確保した安全確保位置に到達すると、この乗りかごの下降移動を停止させる停止指令を出力し、
    前記第2のスイッチは、この乗りかごが、前記安全確保位置よりさらに下部の所定位置に到達すると、この乗りかごの下降移動を停止させる停止指令を出力し、
    前記運転切替スイッチは、その操作により、前記第1のスイッチによる停止指令を無効にすると共に、乗りかごの上方への移動指令をロックし、その操作状態の復帰により上記ロックを解除する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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