JP2012042834A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザビリティーを低下させないようにし、かつより色ずれ補正の精度を向上させる。
【解決手段】回転体50にプロセス手段1を当接させる或いは離接させる準備動作の一部を終えた後に、回転体と共に回動するマーカー71a,71bを検知するマーカー検知手段70によりマーカーが検知されたタイミングを基準に、一次転写されるトナー像の形成位置を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。
従来から、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの4色のトナー像を被転写体に順次重ね合わせて形成する、所謂マルチパス方式(4パス方式とも呼ぶ)のカラー画像形成装置が知られている。このようなカラー画像形成装置においては、複数色の画像を重ね合わせる位置が色間で相対的にずれてしまうと、色ずれが発生してしまう。そのため、被転写体に重ね合わせられる各色のトナー像間の位置合わせは、可能な限り正確に行う必要がある。
一方、カラー画像形成装置においては、プリントジョブの投入からファーストプリントアウトまでのユーザ待機時間の短縮や、生産性の向上などが、ユーザビリティーの観点から求められている。このことは、上記マルチパス方式のプリンタにおいても同様である。マルチパス方式のプリンタにおいては、従来では直列的に行っていた処理を並列的に行うような形態が既に知られている。例えば前ページのトナー像の二次転写と次ページのトナー像の一次転写とを画像形成装置が直列的に実行していたところを、並列的に実行するよう変更することが考えられる。
そして、このような形態では、例えば、複数色のうち最後に一次転写される色の一次転写動作と並行して、クリーニング等が行われている場合とそうでない場合とが混在してくる。この場合に、クリーニング等に関して、部材の当接・離間動作に起因したメカニカルショックが係ってくると、画像形成色によって画像形成部にかかる負荷条件が異なってしまい、結果、色ずれが発生してしまう。
ここで、特許文献1によれば、マルチパス方式の電子写真プリンタにおいて、トナー像の一次転写時のメカニカルショックの有無により潜像形成位置や一次転写位置がずれてしまうことを考慮したレジストレーション補正制御技術が提案されている。即ち、特許文献1では、メカニカルショックがある場合に、画像の書き出しタイミングを補正する技術が提案されている。
特開2000−66475号公報
上記のメカニカルショックに関して、偶発的な要因なども有り、実際に発生する色ずれ量を正確に予測することは難しい。即ち、メカニカルショックに起因した色ずれ量を予め予測しておき、それを補正することは難しく、予測精度をより向上させることが望まれている。
他方、別の課題として、近年においては、画像形成装置のより一層の小型化/コスト削減等が求められている。そして、この小型化/コスト削減等に伴い、従来以上に、色ずれ補正に工夫が求められている。
尚、上記したメカニカルショックを回避し、画像形成を行うべく、前ページの画像形成と、メカニカルショック動作と、次ページの画像形成と、を直列的に行うようにすれば、メカニカルショックに起因する色ずれは回避できる。しかし、これでは画像形成の生産性の低下、即ちユーザビリティーを低下させてしまう。
本願発明は、ユーザビリティーを低下させないようにし、かつより色ずれ補正の精度を向上させることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、それぞれ色の異なるトナーを用いて潜像を現像する複数の現像器を有する現像装置と、前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体、または、前記トナー像が一次転写される記録材を担持し回転する転写体担持体としての回転体と、前記回転体に形成されたマーカーであって前記回転体と共に回動するマーカーを検知するマーカー検知手段と、前記回転体にプロセス手段を当接させるまたは離接させる準備動作を行う制御手段と、前記準備動作の一部を終えた後に、前記マーカー検知手段により前記マーカーが検知されたタイミングを基準として、前記一次転写されるトナー像の形成位置を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザビリティーを低下させないようにし、かつより色ずれ補正の精度を向上させることを目的とする。
画像形成装置本体の主断面を示す図である。 中間転写ベルトユニットおよびドラムカートリッジユニットの主断面を示す図である。 中間転写ベルトユニットおよびドラムカートリッジユニットの横断面を示す図である。 画像形成装置のハードウェアを示すブロック図である。 多色画像を形成するシーケンスを示すタイミングチャートである。 単色画像を形成するシーケンスを示すタイミングチャートである。 第1ロータリポジションについての色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。 第2ロータリポジションを示す図である。 第2ロータリポジションについての色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。 第3ロータリポジションを示す図である。 第3ロータリポジションについての色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。 画像形成終了動作を説明するためのタイミングチャートである。 第1ロータリポジションについての色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。 第2ロータリポジションについての色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。 第3ロータリポジションについての色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。 別の色ずれ補正シーケンスを示すタイミングチャートである。
<実施例1>
[カラー画像形成装置の画像形成動作概略]
図1に示した画像形成装置はロータリ(現像器回転)方式の4サイクルマルチカラーレーザープリンタを一例として説明する。感光体ドラム1は図1に示した矢印方向(反時計回り)に回転する。感光体ドラム1は順次複数色のトナー像を担持する像担持体の一例である。帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電させる。さらに、光学走査装置と呼ばれることもある露光装置3が原稿画像に応じた光ビームを感光体ドラム1の表面に照射することで、静電潜像が形成される。露光装置3による静電潜像の書き出しタイミング(画像形成開始タイミング)は、光学センサ70から出力される信号(ITB_TOP)が基準となる。中間転写ベルト5a(中間転写体)は、像担持体に形成された複数色のトナー像が一次転写される回転体の一例である。中間転写ベルト5aには、複数のマーカー71a、71bが設けられている。マーカー71a、71bは、中間転写体に設けられ、中間転写体とともに回動する複数のマーカーの一例である。光学センサ70は、マーカー検知手段の一例である。マーカー71a、71bの反射率は、中間転写ベルト5aの表面の反射率と顕著に異なっている。よって、光学センサ70の発光素子から光をこれらに向けて照射し、反射して帰ってきた光を光学センサ70の受光素子で受光することで、マーカー71a、71bを検知できる。マーカー71a、71bは、光学反射体である必要はなく、磁石や磁性体、抵抗体など、中間転写ベルト5aの表面とは物理的な特性が異なった部材であればよい。この場合、光学センサ70に代えて、中間転写ベルト5aの表面とマーカーとの物理的特性の違いを検知可能なセンサが採用される。
ロータリ現像装置4は、それぞれ色の異なるトナーを用いて潜像を現像する複数の現像器を有する現像装置であって、自らが回動することで像担持体へ当接する現像器を切り替える現像装置である。イエローのトナー像を形成する際には、ロータリ現像装置4が駆動モータに駆動されて回動し、イエローの現像器4Yが現像位置に配置される。現像位置は、イエローの現像器4Yと感光体ドラム1とが対向して当接することになる位置のことである。現像器4Yは不図示の現像カップリングより駆動モータからの駆動力を伝達されて回転する。現像カップリングは現像器側の端部に設けられた現像器側現像カップリングと、現像器側カップリングが連結(嵌合)する本体側現像カップリングとから構成される。現像器4Yは、感光体ドラム1上の静電潜像にイエロートナーが付着するように感光体ドラム1上の帯電極性と同極性でほぼ同電位の電圧をイエロートナーに印加する。
一方、回転体としての中間転写ベルト5aは、駆動ローラ40と第1の従動ローラ41および第2の従動ローラ42に張架されて回転する。第1の従動ローラ41は中間転写ベルト5aに適度のテンションを与えるため、テンションローラと呼ばれることもある。また、第2の従動ローラ42はアイドラローラと呼ばれることもある。中間転写ベルトユニット内の一次転写ローラ5jにトナーと逆極性の電圧が印加されることで、感光体ドラム1上のイエロートナー像が中間転写ベルト5a上に一次転写される。
イエロートナー像の一次転写が終了すると、ロータリ現像装置4が90度回転し、マゼンタの現像器4Mが現像位置に移動してくる。以下、イエローの場合と同様にしてマゼンタ、シアン、ブラックの各色について、静電潜像の作像、現像、一次転写を順次行い、中間転写ベルト5a上に4色のトナー像を重ね合わせる。ロータリ現像装置4は一回転することができるが、その位置はロータリ位置検知センサ11によって検知される。
一次転写が実行されている間、二次転写ローラ12(二次転写ユニット)は、中間転写ベルト5aとは離接した状態(非接触状態)にある。同様に、クリーニングユニットに含まれる帯電ブラシ22、帯電ローラ23も中間転写ベルト5aに対して非接触状態にある。これは、多色画像が完成する前に、多重転写途中のトナー像を破損してしまわないようにするためである。
中間転写ベルト5a上に4色のトナー像が重畳的に多重転写されると、中間転写ベルト5a上に多色画像が完成する。次に二次転写を実行するために、図1が示すように二次転写ローラ12が中間転写ベルト5aに当接するよう移動する(当接状態)。中間転写ベルト5aの回転と同期して、給紙装置19に収納されている記録媒体がピックアップローラ18により1枚毎に分離して搬送路へ給紙される。レジストレーションローラと呼ばれることもある搬送ローラ7dによって所定の位置で待機していた記録媒体が中間転写ベルト5aと二次転写ローラ12とのニップ部に送り込まれる。二次転写ローラ12にはトナーと逆極性の電圧が印加されており、中間転写ベルト5a上のトナー像は一括して記録媒体の表面に二次転写される。
トナー像を二次転写された記録媒体は定着器8に搬送されてトナー像を定着させられる。定着処理された記録媒体は、排紙ローラ対9によって画像形成装置100の排紙トレイ10に排紙される。これにより画像形成が完了する。一方、一次転写後に帯電ブラシ22と帯電ローラ23が中間転写ベルト5aに当接し、中間転写ベルト5aに残った残留トナーに転写時と逆の電荷を与える。逆の電荷を付与された残留トナーは、感光体ドラム1に静電的に付着する。その後、残留トナーは、感光体ドラム1用のクリーニングブレード6により廃トナーボックス16に回収される。
上述したクリーニングユニット(帯電ブラシ22、帯電ローラ23)や、二次転写ユニット(二次転写ローラ12)のことを、回転体である中間転写ベルト5aに対して当接/離接し、かつ電子写真プロセスの一部を担うといういみでプロセス手段と称する。
[中間転写ベルトユニットおよび感光体ドラムユニット]
図2、図3に示された中間転写ベルトユニット21によれば、中間転写ベルト5aの上方に感光体ドラムユニット20が配置されている。感光体ドラムユニット20は廃トナーボックス16を備えている。画像形成装置100により画像形成可能な記録媒体の長辺方向の長さには制限がある。つまり、画像形成可能な最大サイズの記録媒体が画像形成装置の設計時に決定される。ここでは、中間転写ベルト5aの周長は、最大サイズの記録媒体の長辺方向の長さ以上であって、かつ、2倍未満に設定されている。最大サイズとしては、例えばリーガルサイズやA4サイズを割り当てることができる。即ち、A4画像を中間転写ベルト5a上に同時に2ページ分形成できないまでに小型化されている。図2によれば駆動ローラ40には中間転写ベルト5a上の残留トナーに転写時と逆極性の電荷を付与するための帯電ブラシ22と帯電ローラ23が設けられている。帯電ブラシ22と帯電ローラ23が中間転写ベルト5aに対して当接および離接可能であることはすでに説明したとおりである。
図3によれば、感光体ドラムユニット20には感光体ドラム1の両端が回転自在に右側軸受202と左側軸受206により保持されている。感光体ドラム1の右側端部に配置されたカップリング49を介して駆動モータから所定の回転駆動力が感光体ドラム1に伝達される。帯電ローラ2は、両端の軸受25により保持されているとともに、圧縮バネ26により所定の力で感光体ドラム1へ圧接されている。これにより、帯電ローラ2は、感光体ドラム1に対して従動回転する。
図3によれば、中間転写ベルトユニット21の駆動ローラ40の両端は回転自在に右側軸受201と左側軸受205により保持されている。駆動ギア48を介して駆動モータから所定の回転駆動力が駆動ローラ40に伝達する。図2によれば、第1の従動ローラ41の両端にある軸受には圧縮バネ44が設けられ、中間転写ベルト5aに所定の張力を与えるようになっている。中間転写ベルト5aを挟んで、感光体ドラム1と対向する位置には、一次転写ローラ5jが設けられている。一次転写ローラ5jの両端にある軸受46には圧縮バネ47が取り付けられている。圧縮バネ47により所定の力で一次転写ローラ5jが中間転写ベルト5aに圧接されている。これにより一次転写ローラ5jが中間転写ベルト5aに従動して回転する。軸受46の少なくとも片方は導電性の部材で構成されている。よって、軸受46を介して一次転写ローラ5jに所定のバイアスを印加することで、感光体ドラム1の表面上のトナーを中間転写ベルト5a上に一次転写できる。
図1で説明したように中間転写ベルト5aの幅方向における画像形成領域外に光反射体であるマーカー71a、71bが貼付されている。図3によれば、これらに対向するような所定の位置に反射型の光学センサ70が配置されている。光学センサ70がマーカー71a、71bからの反射光を検知することにより、中間転写ベルト5aの搬送方向における位置や画像の書き出しタイミングが決定される。光学センサ70から出力される検知信号(ITB_TOP)に同期して、露光装置3が感光体ドラム1への光ビームの露光タイミングが制御される。
[画像形成装置のシステム]
図4を用いて、画像形成装置の制御部について説明する。制御部は、外部機器101と通信するビデオコントローラ102と、プリンタエンジン103とに大別される。ビデオコントローラ102において、104は、ビデオコントローラ102全体の制御を司るCPUである。105は、CPU104が実行する各種制御コードを格納する不揮発性記憶部である。不揮発性記憶部105は、例えば、ROM、EEPROM、ハードディスクドライブなどの記憶装置に相当する。106は、CPU104の主メモリやワークエリア等として機能する一時記憶用のRAMである。107は、ホストコンピュータ等の外部機器101からの印刷データや制御データを入力したり、制御情報を出力したりするホストインターフェースである。ホストインターフェース107が受信した印刷データは圧縮データとしてRAM106に格納される。データ伸張部108は、RAM106に格納された任意の圧縮データを、ライン単位に画像データに伸張する。また、伸張された画像データはRAM106に格納される。DMA制御部109は、CPU104からの指示によりRAM106内の画像データを、エンジンインターフェース111に転送する。DMA制御部109は、RAM106の任意の圧縮データを、データ伸張部108に転送することもある。さらに、DMA制御部109は、データ伸張部108から出力される画像データをエンジンインターフェース111に転送することもある。110は、操作者から入力される諸設定や指示をプリンタ本体に設けられたパネル部から受信するパネルインターフェースである。111は、プリンタエンジン103との信号の入出力部であるエンジンインターフェースである。エンジンインターフェース111は、不図示の出力バッファレジスタからデータ信号送出を行うとともにプリンタエンジン103との通信制御を行う。112は、アドレスバス及びデータバスを持つシステムバスである。上述の各構成要素は、システムバス112に接続され、互いにアクセス可能となっている。
プリンタエンジン103は大きく分けて、エンジン制御部400とエンジン機構部450から構成される。エンジン機構部450はエンジン制御部400からの各種指示により動作する部分である。レーザ/スキャナ系131は、露光装置3の一部であり、レーザ発光素子、レーザドライバ回路、スキャナモータ、回転多面鏡およびスキャナドライバ等を含む。レーザ/スキャナ系131は、CPU121から送信される露光開始指示信号(TOP_ENB)を受信すると、ビデオコントローラ102から送られてくる画像データに従い、感光体ドラム1をレーザ光にて露光走査する。作像系132は、感光体ドラム1上に形成された潜像に基づくトナー像を記録媒体上に形成させる部位である。作像系132は、感光体ドラムユニット20、ロータリ現像装置4、現像器4Yないし4Bkなどのカートリッジ、中間転写ベルト5a、定着器8、および、作像を行う上での各種バイアス(高電圧)を生成する高圧電源回路を備えている。感光体ドラムユニット20には、帯電ローラ2、感光体ドラム1等が含まれる。また、作像系132は、ロータリ現像装置4や中間転写ベルト5aの駆動ローラ40や定着器などを駆動する為の不図示のモータ及びモータドライバ等を備える。プロセスカートリッジには、不揮発性のメモリタグが備えられている。CPU121またはASIC122が、当該メモリタグに各種情報の読み書きを行う。給紙・搬送系133は、ピックアップローラ18、搬送ローラ7dおよびこれらを駆動するモータにより構成される。また、給紙・搬送系133は、CPU121からの停止指示にしたがって駆動モータを停止させてロータリ現像装置4を回動させたり、中間転写ベルト5aを停止させたりする。センサ系134は、レーザ/スキャナ系131、作像系132、給紙・搬送系133を、CPU121、ASIC122が制御する上で必要となる情報を収集するセンサ群である。センサ系134には、定着器8の温度センサ、トナー残量検知センサ、画像の濃度を検知する濃度センサ、用紙サイズを検知するセンサ、紙先端を検知するセンサ、紙搬送を検知するセンサなどが含まれる。これら各種センサで検知された情報はCPU121により取得され、プリントシーケンス制御に反映される。とりわけ、センサ系134は、ロータリ位置検知センサ11や光学センサ70を含んでいる。
エンジン制御部400において、CPU121は、RAM123を主メモリやワークエリアとして利用し、不揮発性記憶部124に格納される各種制御プログラムに従いエンジン機構部450を制御する。より具体的に、CPU121は、ビデオコントローラ102からエンジンインターフェース111およびエンジンインターフェース125を介して入力されたプリント制御コマンドおよび画像データに基づき、レーザ/スキャナ系131を駆動する。また、CPU121は、作像系132、給紙・搬送系133を制御することで、各種プリントシーケンスを制御する。また、CPU121はセンサ系を駆動することで、作像系、給紙・搬送系を制御する上で必要な情報を取得する。ASIC122は、CPU121の指示のもと、各種プリントシーケンスを実行する上での各モータの制御や現像バイアス等の高圧電源制御を行う。なお、CPU121の機能の一部または全てをASIC122に行わせてもよい。また、逆にASIC122の機能の一部または全てをCPU121が代わりに実行してもよい。また、CPU121やASIC122の機能の一部を別途の専用ハードウェアを設け、その専用ハードウェアに行わせるようにしてもよい。
[第1ロータリポジション(図1)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
ロータリ現像装置4は自ら回動することで、360度のうち様々な停止位置に配置される。停止位置は、待機位置や回動位置、ロータリポジションと呼ぶこともできるし、単に位置と呼ぶこともできる。また、このロータリポジションに応じて中間転写ベルト5aに付与されるメカニカルショックや負荷が変動することがある。よって、ロータリポジションに応じて画像の書き出しタイミングを調整する必要がある。
多色画像形成装置ではタンデム型とロータリ型とがあるが、図1に示したようなロータリ型の画像形成装置ではロータリ現像装置のロータリポジションによってメカニカルショックの影響が変化する。そこで、以下の実施例においては、ロータリポジションに応じて画像の書き出しタイミングを補正することで、中間転写ベルト5aに一次転写されるトナー像の形成位置を補正する。
以下では、複数あるロータリポジションのそれぞれにおける画像の位置合わせについて説明する。プリントジョブを投入する前において、ロータリ現像装置4は図1に示す第1ロータリポジションに位置している。第1ロータリポジションは、ブラック用の現像器4Bkとシアン用の現像器Cとの間に感光体ドラム1が配置される停止位置である。つまり、第1ロータリポジションは、複数の現像器のうち第3色目の現像を行う第3現像器と第4色目の現像を行う第4現像器との間に像担持体が存在する第1停止位置である。
図5によれば、中間転写ベルト5aを駆動する駆動モータのON/OFF、ITB_TOP、露光装置3に入力されるビデオ信号(VDO)、クリーニングユニットである帯電ブラシ22の当接と離接、二次転写ローラ12の当接と離接、ロータリ現像装置4を駆動する駆動モータの回転状態が示されている。つまり、図5には、多色画像を形成する際のこれらのタイミングチャートが示されている。図5によれば、CPU121は、ビデオコントローラ102からジョブが投入されると、中間転写ベルト5aを駆動する駆動モータのONにし、画像形成が終了すると駆動モータをOFFにする。光学センサは、マーカー71a、71bを検知するたびに検知したことを示すパルス状の検知信号(ITB_TOP)を出力する。図5においてαはマーカー71aに対応したパルスであり、βはマーカー71bに対応したパルスである。なお、中間転写ベルト5aを起動したときに最初に検知されるマーカーをマーカー71aと呼ぶことにする。
CPU121は、ITB_TOPを基準として露光装置3へのVDOの出力タイミング(静電潜像の書き出しタイミング)を制御する。CPU121は、図5に示したタイミングに同期して帯電ブラシ22を中間転写ベルト5aに対して当接させたり、離接させたりする。なお、CPU121は、帯電ブラシ22の当接・離接タイミングと同一の当接・離接タイミングで、二次転写ローラ12を中間転写ベルト5aに対して当接させたり、離接させたりする。図5が示すロータリ現像装置4を駆動する駆動モータは、現像対象の現像器が現像位置へ到達するよう、1枚の記録紙につき4回にわたって正転する。なお、ジョブが終了すると、CPU121は、駆動モータを逆転させて、ロータリ現像装置4を停止位置まで回動させる。
図6によれば、単色画像を形成する際のタイミングチャートが示されている。図5と比較しながら図6を見るとわかるように、帯電ブラシ22と二次転写ローラ12はジョブの実行中において当接と離接とをそれぞれ1回だけ行う。これは、単色の画像形成をする際には複数色の重畳転写が不要だからである。ロータリ現像装置4の正転と逆転もそれぞれ1回だけ行われる。
図7を用いて、書き出しタイミングの調整方法について詳細に説明する。ここでは、複数色のトナー像を形成することを前提としている。また、CPU121は、カウンタを用いてシーケンスを管理している。カウンタに代えてタイマーが用いられてもよい。
まず、CPU121は、ロータリ位置検知センサ11から出力される信号により、CPU121がロータリ現像装置4のロータリポジションを特定する。CPU121は、特定したロータリポジションを示す情報をRAM123に記憶する。ロータリ位置検知センサ11は、中間転写体の停止位置のうち中間転写体が回動を開始する前に停止していた停止位置を検知する停止位置検知手段として機能する。
時刻TにCPU121は駆動ローラ40が中間転写ベルト5aの回転を開始するとともに、カウンタをスタートさせる。カウンタの値が時刻Tになると、CPU121は、二次転写ローラ12を中間転写ベルト5aに当接させて、ある電流を二次転写ローラ12に流した時の電圧を測定し中間転写ベルト5aの抵抗検知を行う。実際の画像形成時に二次転写ローラ12に電流を流すときには、環境や記録紙種別に応じてその流す電流値を可変にする。検知された抵抗値は、その時に、どのような電圧で二次転写バイアスを印加すればよいかをCPU121によって演算するときに用いられる。時刻Tに光学センサ70がマーカー71aを検知して、1つ目のITB_TOP信号301を出力する。マーカー71aは、中間転写体の回動を開始してからマーカー検知手段によって最初に検知される第1マーカーの一例である。マーカー71bは、中間転写体の回動を開始してからマーカー検知手段によって第1マーカーの次に検知される第2マーカーの一例である。
CPU121は、時刻Tを示すカウンタから取得して、RAM123に記憶する。マーカー71aを検知することで、中間転写ベルト5aの周面の位置が確定する。RAM123に記憶した時刻Tを基準として以降の画像形成プロセスを実行することで、エンジン機構部450の立ち上げ時間を短くすることができる。また、マーカー71aを検知したタイミングを基準とすることで、CPU121は、二次転写ローラ12や帯電ブラシ22などを中間転写ベルト5aに対して当接させるタイミングを決定できる。帯電ブラシ22は、中間転写体を清掃する清掃部材の一例である。二次転写ローラ12は、中間転写体からトナー像を記録媒体に二次転写する二次転写部材の一例である。CPU121は時刻Tに所定時間を加算して時刻Tや時刻Tなどを決定する。CPU121は、カウンタの値が時刻Tになったことを確認すると、クリーニングユニットを構成している帯電ブラシ22を中間転写ベルト5aに対して当接させ画像形成の準備動作を行う。CPU121は、カウンタの値が時刻Tになったことを確認すると、駆動モータを起動してロータリ現像装置4を回動させて、イエローの現像器4Yを現像位置に移動させる。この現像器の移動も画像形成の準備動作に含まれる。
CPU121は、準備動作の一部(クリーニングユニットの当接)が終了したときに、光学センサ70によりマーカー71bを検知する。そして、CPU121は、検知したときのカウンタの値をY書き出し基準時刻Tとして設定し、基準時刻TをRAM123に記憶する。その後、基準時刻TからY露光待機期間tが経過した時刻Tに、CPU121がTOP_ENB信号305を露光装置3へ出力する。露光装置3は、TOP_ENB信号305を検知すると露光処理をスタートする。このように、露光装置3は、第1色目のトナー像についてはマーカー検知手段により複数のマーカーのうち第1マーカーが検知されたタイミングを基準として像担持体を露光する露光手段の一例である。なお、Y露光待機期間tは、Y書き出し基準時刻Tまでの期間よりも長い期間となるように予め設定されている。
CPU121は、Y書き出し基準時刻TからCPU121がTOP_ENB信号305の出力を開始する時刻Tまでの時間をカウンタにより測定し、測定した時間を露光同期時間tとしてRAM123に記憶する。露光同期時間tは、マゼンタ、シアンおよびブラックの書き出しタイミングを決定するために使用される。このように、CPU121やカウンタ、RAM123は、第2マーカーが検知されたタイミングから、複数色のトナー像のうち第1色目のトナー像を形成するために露光手段が露光を開始するタイミングまでの時間を記録する記録手段の一例である。
CPU121は、TOP_ENB信号305を基点として決定されたイエローVDOの書き出し時刻Tが到来したことを確認すると、エンジンインターフェース125がイエローのVDO信号306を出力する。VDO信号306によりエンジン機構部450は画像形成を開始する。すなわち、イエロートナー像が感光体ドラム1に形成され、中間転写ベルト5aへ一次転写される。CPU121は、再度、マーカー71aを検知すると、次の色であるマゼンタの画像形成プロセスに移行する。マーカー71aを検知してからマーカー71bを検知するまでの期間にある所定の時刻Tになると、CPU121は、中間転写ベルト5aから二次転写ローラ12、帯電ブラシ22および帯電ローラ23を離接させる。これにより、中間転写ベルト5a上のイエロートナー像に対して二次転写ローラ12などが接触しないようになる。CPU121は、マーカー71bを検知した時刻Tから露光補正時間t−tだけ経過した時刻T11にマゼンタ用のTOP_ENB信号310を露光装置3へ出力する。露光装置3は、TOP_ENB信号310を検知すると露光処理をスタートする。このように、露光装置3は、第2色目以降のトナー像についてはマーカー検知手段により複数のマーカーのうち第2マーカーが検知されたタイミングを基準として像担持体を露光する露光手段の一例である。
なお、CPU121は、RAM123に記憶して置いた露光同期時間tから補正値tを減算することで露光補正時間t−tを決定する。このように、CPU121は、複数色のトナー像のうち第2色目以降のトナー像を形成するための露光タイミングを計測された時間を反映させて決定する露光タイミング制御手段の一例である。補正値tは図1に示した第1ロータリポジションに対応した補正値である。不揮発性記憶部124には、様々なロータリポジションに対応した補正値が記憶されているものとする。補正値は工場出荷時に実験やシミュレーションによって決定しておけばよい。このように、CPU121は、露光手段の露光タイミングを補正する補正値であって、ロータリ現像装置4の停止位置に対応した補正値を設定する。不揮発性記憶部124は、中間転写体の複数の停止位置のそれぞれに対応した補正値を保持する補正値保持手段として機能する。また、CPU121は、補正値保持手段から読み出すことで、停止位置検知手段により検知された停止位置に対応した補正値を決定する補正値決定手段として機能する。マゼンタと同様に、シアンおよびブラックについてもマーカー71bが検知された時刻からt−tだけ経過した時刻を書き出しタイミングとすることで、4色の各画像の重ね合わせ位置が整合する。
このように、上記実施例では、第1マーカーが検知されたタイミングから第2マーカーが検知されたタイミングまでの期間において清掃部材と中間転写体に対して当接する。つまり、帯電ブラシ22、帯電ローラ23等の当接によるメカニカルショックがない区間(露光同期時間t)に、書き出しタイミングを決定することができる。メカニカルショックのない区間であれば中間転写ベルト5aは比較的安定して走行しているため、中間転写ベルト5aの周速変動による色ずれが軽減される。
[第2ロータリポジション(図8)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
図8によれば、ロータリ現像装置4が第2ロータリポジションに位置していることが示されている。すなわち、第2ロータリポジションは、ブラックの現像器4Bkが感光体ドラム1と当接している状態となるロータリ現像装置4の停止位置である。つまり、第2ロータリポジションは、複数の現像器のうち第4色目の現像を行う第4現像器が像担持体と当接する第2停止位置である。第2ロータリポジションへの停止は、例えば、1枚目のジョブが終了し、2枚目のジョブに移ろうとしているときに発生する。
ロータリ位置検知センサ11から出力される信号により、CPU121がロータリ現像装置4のロータリポジションを特定する。これにより、CPU121は、特定したロータリポジションに応じた補正値を不揮発性記憶部124から読み出すことが可能となる。上述したように、CPU121は、イエローに関して画像形成を実行した際に露光同期時間tを測定し、RAM123に保持している。そこで、図9が示すように、マゼンタ以降の各色の画像作成を行う際に、CPU121は、露光同期時間tに第2ロータリポジションに対応した補正値tを減算することで、露光補正時間t−tを算出する。CPU121は、マーカー71bを検知した時刻Tから露光補正時間t−tだけ経過した時刻T11にマゼンタ用のTOP_ENB信号310を露光装置3へ出力する。なお、tはtよりも小さな値となっている。
ここで補正が必要となる理由について説明する。第1ロータリポジション(図1)と比較して第2ロータリポジションでは、イエローの現像器4Yが現像位置に到達するまでに、感光体ドラム1とブラックの現像器4Bkの当接が1回少なくなる。当接が1回少なくなるということは、現像器側現像カップリングと本体側カップリングとが連結することに起因した負荷の変動が1回だけ減ることを意味する。そのため、中間転写ベルト5aが相対的に速く移動するため、イエローの書き出し位置は相対的に先に進んでいることになる。イエローの書き出し位置が相対的に先に進む理由は上に説明した通りである。そこで、マゼンタ以降の各色については、露光同期時間tに補正値tを減算することで、マゼンタ以降の各色の書き出し位置を先に進める必要がある。これにより、第1色目であるイエローの画像形成位置と第2色目以降の各色の画像形成位置とが整合するようになる。なお、第2ロータリポジションでは、第1ロータリポジションと比較して、負荷の変動が1回だけ少ないため、イエローの書き出し位置が先に進む距離も大きくなる。それゆえ、tはtよりも小さな値となっている。
[第3ロータリポジション(図10)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
第3ロータリポジションについての書き出しタイミングの補正について説明する。図10が示すように、第3ロータリポジションは、イエロー用の現像器Yとブラック用の現像器4Bkとの間に感光体ドラム1が配置される停止位置である。つまり、第3ロータリポジションは、複数の現像器のうち第4色目の現像を行う第4現像器と第1色目の現像を行う第1現像器との間に像担持体が存在する第3停止位置である。この第3ロータリポジションは、イエロートナーを感光体ドラム1上に付着させた後に中間転写ベルト5aをクリーニングし、かつ次のジョブが投入された状態で生じうるポジションである。
図1に示した第1ロータリポジションでは、イエローについて測定された露光同期時間tを他の色でもそのまま使用できたが、図10に示した第3ロータリポジションでは、他の色については露光同期時間tを補正する必要がある。そこで、図11が示すように、CPU121は、このための補正値tを露光同期時間tに加算することで、書き出し位置を補正する。t+tを露光補正時間と呼ぶことにする。CPU121は、マーカー71bを検知した時刻Tから露光補正時間t+tが経過した時刻T11に、マゼンタ用のTOP_ENB信号310を露光装置3へ出力する。
ここで補正が必要となる理由について説明する。図8に示したロータリ現像装置4の状態と比べて図10に示した状態ではイエローの現像器4Yが現像位置に到達するまでに、感光体ドラム1とブラックの現像器4Bkの当接と離接が1回ずつ少なくなる。当接と離接が1回ずつ少ないということは、現像器側現像カップリングと本体側現像カップリングとが連結することに起因した現像器回転の負荷の増加と、離脱することに起因した現像器回転の負荷増加が1回ずつ減ることを意味する。本実施例では、ロータリ現像装置4を回転させる駆動源と中間転写ベルト5aを回転させる駆動源が共通化されており、現像器回転の突発的な負荷増加は、駆動源全体の突発的な負荷増加に繋がる。突発的な負荷増加に対して、制御の追従性にも限界があり、中間転写ベルト5aの速度が瞬間的に低下する。つまり、現像器回転の負荷増加が連結・離脱で1回ずつ減ると、瞬間的な速度低下回数は減る。結果として、突発的な負荷増加回数が多い場合に比べ、中間転写ベルト5aは相対的に早く移動することとなる。そのため、イエローの書き出し位置は相対的に先に進んでいることになる。そこで、マゼンタ以降の各色については、露光同期時間tに補正値tを加算することで、マゼンタ以降の各色の書き出し位置を先に進める必要がある。これにより、第1色目であるイエローの画像形成位置と第2色目以降の各色の画像形成位置とが整合するようになる。
このように、画像形成を開始したときにおけるロータリ現像装置4の停止位置に応じて中間転写ベルト5aに係る負荷が変動するため、停止位置に応じて補正値tを切り替えればよい。各停止位置ごとの補正値tは予め実験やシミュレーションを行って決定し、不揮発性記憶部124に記憶しておけばよい。CPU121は、ロータリ位置検知センサ11を用いて検知した停止位置に対応した補正値tを不揮発性記憶部124から読み出して使用する。これにより、ロータリポジションの違いに起因した色ずれを低減することが可能となる。
[中間転写ベルト5aの停止処理]
図12によれば、画像形成プロセスが終了し、中間転写ベルト5aを止める準備が整った後で、CPU121がITB_TOP信号311を最初に検知した時刻を終了基準時刻T13としてRAM123に記憶する。不揮発性記憶部124には、予め設計段階で決定された終了補正時間tが記憶されている。CPU121は、終了基準時刻T13から終了補正時間tだけ経過した時刻T14に、中間転写ベルト5aを駆動している駆動モータを停止させる。終了補正時間tは、次回の画像形成時にできる限り早くITB_TOP信号301を検知できるよう決定されている。画像形成を開始すると、駆動モータの立ち上げなどの初期動作が必要になる。初期動作時間はほぼ一定であるため、予め設計段階で決定される。また、マーカー71aとマーカー71bとの間における周面上の距離も既知である。よって、周面上の距離と初期動作時間とから、終了補正時間tが決定される。これにより、次回において画像形成を開始してからマーカー71aが検知されるまでの期間を短くすることが可能となる。
<実施例2>
[第1ロータリポジション(図1)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
実施例2において実施例1と共通する事項については説明を省略する。図7に示した実施例では、1色目であるイエローについては書き出し位置を補正せずに、2色目以降の書き出しタイミングに補正値tを減算することで補正していた。一方で、図13が示すように、1色目の書き出しタイミングに対して補正値tを加算することでも同様の補正結果が得られる。なお、この場合、補正値tは、図7で説明した補正値t1と絶対値が等しくなる。
図13によれば、CPU121は、Y露光待機期間tから、第2ロータリポジションに対応した補正値tを加算して得られたタイミングを上述の時刻Tに決定する。そして、CPU121は、マーカー71bを検知した時刻Tから時刻Tまでの期間を測定し、測定結果を露光同期時間tとしてRAM123に保持する。CPU121は、時刻Tを起点としてtが経過した時刻を時刻Tとして確定する。CPU121は、2色目以降の書き出しタイミングについて露光同期時間tをそのまま用いて決定する。つまり、マーカー71bを検知した時刻T9から露光同期時間tだけ経過した時刻T11にCPU121はTOP_ENB信号の出力を開始する。
このように、1色目の書き出しタイミングを補正することでも、2色目以降を補正する場合と同様の効果が得られる。なお、補正回数が減るため、CPU121にとっては処理負担が軽減する利点もある。
[第2ロータリポジション(図8)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
図9に示した実施例では、1色目であるイエローについては書き出し位置を補正せずに、2色目以降の書き出しタイミングに補正値tを減算することで補正していた。一方で、図14が示すように、1色目の書き出しタイミングに対して補正値tを加算することでも同様の補正結果が得られる。
図14によれば、CPU121は、Y露光待機期間tから、第2ロータリポジションに対応した補正値tを加算して得られたタイミングを上述の時刻Tに決定する。このtはtより小さな値となっている。そして、CPU121は、マーカー71bを検知した時刻Tから時刻Tまでの期間を測定し、測定結果を露光同期時間tとしてRAM123に保持する。CPU121は、時刻Tを起点としてtが経過した時刻を時刻Tとして確定する。CPU121は、2色目以降の書き出しタイミングについて露光同期時間tをそのまま用いて決定する。つまり、マーカー71bを検知した時刻T9から露光同期時間tだけ経過した時刻T11にCPU121はTOP_ENB信号の出力を開始する。
このように、1色目の書き出しタイミングを補正することでも、2色目以降を補正する場合と同様の効果が得られる。なお、補正回数が減るため、CPU121にとっては処理負担が軽減する利点もある。
[第3ロータリポジション(図10)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
第3ロータリポジションについての別の補正方法について説明する。図11に示した実施例では、1色目であるイエローについては書き出し位置を補正せずに、2色目以降の書き出しタイミングに補正値tを加算することで補正していた。一方で、1色目の書き出しタイミングに対して補正値tを減算することでも同様の補正結果が得られる。
図15によれば、CPU121は、Y露光待機期間tから、第3ロータリポジションに対応した補正値tを減算して得られたタイミングを上述の時刻Tに決定する。そして、CPU121は、時刻Tから時刻Tまでの期間を測定し、測定結果を露光同期時間tとしてRAM123に保持する。CPU121は、2色目以降の書き出しタイミングについて露光同期時間tをそのまま用いて決定する。つまり、マーカー71bを検知した時刻T9から露光同期時間tだけ経過した時刻T11にCPU121はTOP_ENB信号の出力を開始する。
このように、1色目の書き出しタイミングを補正することでも、2色目以降を補正する場合と同様の効果が得られる。なお、補正回数が減るため、CPU121にとっては処理負担が軽減する利点もある。
<実施例3>
[第1ロータリポジション(図1)における多色画像の各色トナー像の位置合わせ]
実施例3において実施例1、2と共通する事項については説明を省略する。図7、図13での説明では、基準時刻Tと、ITB_TOP信号が出力されてから露光待機期間tの時間が経過するまでと、の関係を計測し、該計測結果に基づく色ずれ補正制御を行う場合を説明した。しかし、本発明は、この形態に限定されない。同様の補正結果を得ることができる別の実施形態を図16に示す。
図16では、CPU121は、光学センサ70によりマーカー71bを検知した時刻Tからt00経過した後に、TOP_ENB信号305を露光装置3へ出力する。そして、CPU121は、マーカー71bを検知した時刻Tから露光補正時間t00−tだけ経過した時刻T11にマゼンタ用のTOP_ENB信号310を露光装置3へ出力する。またCPU121は、他の色についても、同様にt00−tだけの経過をもってTOP_ENB信号を出力する。
また、図8に示されたロータリ現像装置4の停止に対しては、図16において(t00−t)の補正に対して、(t00−t2)の補正を行えばよい。また図10に示されたロータリ現像装置4の停止に対しては、図16においてt00−tの補正に対して、(t00+t3)の補正を行えばよい。また図13、14、図15については、tをt00に置き換えればよい。
以上のようにすることでも、実施例1、2と同様の効果を得ることができる。
<他の実施例>
上述の実施例においては、露光装置3(画像記録装置)が感光体ドラム1への光ビームの露光タイミング(画像記録タイミング)を補正することで、一次転写されるトナー像の形成位置を補正するよう説明してきた。しかし、同様の効果を得る場合に、他の方式でのトナー像の形成位置補正を適用してもよい。例えば露光タイミング(画像記録タイミング)を補正せずに、CPU121の指示により、色ずれをキャンセルするように、感光ドラムの回転速度を補正し、一次転写されるトナー像の形成位置を補正してもよい。
また、上述の実施例においては、露光タイミングの補正について、補正値を減算や加算する場合を説明したが、例えば補正値を乗算、除算して位置補正を行うようにしてもよい。この場合には、例えば(t−t)と同様の値となるようにtに乗算或いは除算する値を補正値に設定すればよい。
また、上述の説明では、マーカー71aの検知に応じて、清掃部材としてのクリーニグユニットの当接(準備動作)を実行する場合を説明した。しかし、それには限定されず、マーカー71aの検知に応じて二次転写ユニットを当接させるようにしてもよい。ただしその場合には、補正値を、二次転写ユニットの当接のメカニカルショックを鑑みた値に設定すればよい。
また、上述の説明では、マーカー71aの検知をもって、画像形成準備動作としてのプロセス手段(クリーニングユニット等)の当接(準備動作)を実行する場合を説明した。ここで、例えば図7の時刻Tから時刻Tの間に、クリーニングユニットが離接するような場合でも、メカニカルショックは発生する。従って、マーカー71aの検知と、マーカー71bの検知の間に、クリーニングユニットや二次転写ユニットの離接が発生する場合にも上記実施を行ってもよい。ただしその場合には、補正値を、離接のメカニカルショックを鑑みた値に設定すればよい。
また、上述の説明では、マーカー71a、bが形成される回転体として中間転写ベルト5aを例に説明してきた。しかし、これに限定されない。例えば、マーカー71a、bが形成される回転体として、トナー像が一次転写される記録材を担持し回転する転写体担持体を採用してもよい。
また、上述の説明では、マーカー71aの検知をもって、上記定義したプロセス手段を中間転写ベルト5a等に当接或いは離接する準備動作を実行する場合を説明した。しかし、この画像形成の準備動作を、マーカー71aの検知に基づくのではなく、例えば、中間転写ベルト5aの回転を開始してから所定時間後に実行するようにしてもよい。

Claims (9)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    それぞれ色の異なるトナーを用いて潜像を現像する複数の現像器を有する現像装置と、
    前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体、または、前記トナー像が一次転写される記録材を担持し回転する転写体担持体としての回転体と、
    前記回転体に形成されたマーカーであって前記回転体と共に回動するマーカーを検知するマーカー検知手段と、
    前記回転体にプロセス手段を当接させるまたは離接させる準備動作を行う制御手段と、
    前記準備動作の一部を終えた後に、前記マーカー検知手段により前記マーカーが検知されたタイミングを基準として、前記一次転写されるトナー像の形成位置を補正する補正手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記マーカー検知手段は複数のマーカーを検知し、
    前記制御手段は、前記複数のマーカーのうち第1マーカーが検知されたタイミングを基準とし、前記準備動作を行い、
    前記補正手段は、前記第1マーカーの検知に引き続き検知される第2マーカーが検知されたタイミングを基準として前記一次転写されるトナー像の形成位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 第1色目のトナー像については前記第1マーカーが検知されたタイミングを基準とし、第2色目以降のトナー像については前記マーカー検知手段により前記第1マーカーの検知に引き続き検知される第2マーカーが検知されたタイミングを基準として前記像担持体に画像を記録する画像記録手段と、
    前記第2マーカーが検知されたタイミングから、複数色のトナー像のうち第1色目のトナー像を形成するために前記画像記録手段が画像記録を開始するタイミングまでの時間を計測する計測手段とを備え、
    前記補正手段は、前記複数色のトナー像のうち前記第2色目以降のトナー像を形成するための前記画像記録手段の画像記録タイミングを前記計測手段によって計測された時間を反映させて画像記録タイミングを補正することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置は、回動することで前記像担持体へ当接する現像器を切り替え、
    前記補正手段は、前記現像装置が回動を開始する前の前記回転体が停止していた停止位置に対応した補正値に基づき、前記一次転写されるトナー像の形成位置を補正することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. トナー像を担持する像担持体と、
    それぞれ色の異なるトナーを用いて潜像を現像する複数の現像器を有する現像装置であって、回動することで前記像担持体へ当接する現像器を切り替える現像装置と、
    前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体、または、前記トナー像が一次転写される記録材を担持して回転する転写体担持体としての回転体と、
    前記回転体に形成されたマーカーであって前記回転体と共に回動するマーカーを検知するマーカー検知手段と、
    前記現像装置が回動を開始する前の前記回転体が停止していた停止位置に対応した補正値に基づき、前記一次転写されるトナー像の形成位置を補正する補正手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記補正値は、前記現像装置を回動させることで前記現像器を前記像担持体へ当接した回数および離接した回数の少なくとも一方に応じた値であることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記プロセス手段には、前記回転体を清掃する清掃部材が含まれており、
    前記準備動作の一部は、前記マーカー検知手段により前記第1マーカーが検知されたタイミングから前記マーカー検知手段により前記第2マーカーが検知されたタイミングまでの期間において前記回転体に対して前記清掃部材が当接または離接する動作であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記回転体の周長は、前記画像形成装置において画像形成可能な最大サイズの記録媒体についての長辺方向の長さ以上であって、かつ、前記長さの2倍未満であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像装置と前記回転体とを駆動するモータは共通化されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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