JP2012041673A - 開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共通の構造の開閉装置であるにもかかわらず枠への取り付け位置の自由度が高い開閉装置を提供する。
【解決手段】開口部装置の障子を開閉させる開閉装置10であって、操作部材40と、駆動装置11とを有し、駆動装置は、操作部材により回動し、外周面に歯車歯面形状を有する第一の歯車16と、第一の歯車の回動軸と平行でない回動軸を有し、外周面に第一の歯車と噛み合う歯車歯面形状が形成され、内周面には雌ねじが形成されている第二の歯車23と、第二の歯車の雌ねじと螺合する棒状ねじ30と、棒状ねじに追随して移動する移動部材31と、移動部材に設けられ開閉機構に連結される連結部材35と、を備え、移動部材は複数の連結部材を有する、又は連結部材の取り付け位置を変更可能とされていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転運動をともなって開閉される障子を備える開口部装置の開閉装置に関する。
建物の開口部に備えられるサッシ窓のような開口部装置には、多種多様なものがあるが、その中には障子が回転運動をともなって開閉するものがある(以下、このような窓を単に「開口部装置」と記載することがある。)。これには例えば、縦滑り出し窓、横滑り出し窓、ルーバー窓等を挙げることができる。このような開口部装置では通常、開閉装置のハンドルを回転させる等して操作し、これに連動して作動する開閉機構を介して障子の開閉を行うことが可能とされている。
特許文献1には、従来の開閉装置を備えた開口部装置が開示されている。特許文献1に記載の開閉装置では、操作ハンドルを回転させることにより障子の一端を室外側に押し出し、及び室内側に引き寄せることができるように構成されている。
特開2008−291467号公報
上記したような開閉装置は、開口部装置の枠体のいずれかの部位に配置されることが多いが、どの位置に配置するかについては開口部装置が備えられる建物の他の部位との関係や、使用者の好み等が反映され、必ずしも同じであるとは限らない。例えば一対の縦枠のいずれに配置するか、又は下枠のうちどの位置に配置するか等を選択するに際し、その選択肢が多い方が好ましい。
しかしながら、特許文献1をはじめとする、障子の回動をともなって開閉する開口部装置に備えられる従来の開閉装置では、その構造上、ある1つの種類の開閉装置では配置できる位置が限定される。例えば右縦枠に取り付ける開閉装置をそのまま左縦枠に適用することはできなかった。また、下横枠に取り付けるに際しても下横枠の右側に配置する型の開閉装置と、下横枠の左側に配置する型の開閉装置とは共通とすることができなかった。従って、同じ機構であるにも関わらず、枠の取り付ける位置により少なくとも2種類の開閉装置を準備しておく必要があった。
また、例えば縦滑り出し窓、横滑り出し窓、及びルーバー窓のように開口部装置の種類が異なれば、当然に開閉装置も異なるものが設計されて適用されていた。従って、開口部装置の種類ごとに開閉装置の部品を準備しておく必要があり、これによっても部品点数の増加を招いていた。
そこで本発明は、共通の構造の開閉装置であるにもかかわらず枠への取り付け位置の自由度が高い開閉装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、枠体と、該枠体の内側に配置されて回転運動をともなって開閉する障子と、を有する開口部装置に対し、枠体のいずれかの位置に配置されるとともに、開閉機構を作動させて障子を開閉させる開閉装置(10)であって、操作者の操作の用に供される操作部材(40)と、操作部材の操作により作動する駆動装置(11)と、を有し、駆動装置は、操作部材により回動させられるとともに、その外周面に歯車歯面形状が形成されている第一の歯車(16)と、第一の歯車の回動軸と平行でない回動軸を有し、外周面に第一の歯車と噛み合う歯車歯面形状が形成されるとともに、内周面には雌ねじが形成されている第二の歯車(23)と、第二の歯車の雌ねじと螺合する棒状ねじ(30)と、棒状ねじに追随して移動する移動部材(31)と、移動部材に設けられ開閉機構に連結される連結部材(35)と、を備え、移動部材は、その移動方向に複数の連結部材を有する、又は連結部材の取り付け位置を変更可能とされていることを特徴とする開閉装置である。
請求項2に記載の発明は、枠体と、該枠体の内側に配置される障子と、を有するルーバー窓、縦滑り出し窓、又は横滑り出し窓に対し、枠体のいずれかの位置に配置されるとともに、開閉機構を作動させて障子を開閉させる開閉装置(10)であって、操作者の操作の用に供される操作部材(40)と、操作部材の操作により作動する駆動装置(11)と、を有し、駆動装置は、操作部材により回動させられるとともに、その外周面に歯車歯面形状が形成されている第一の歯車(16)と、第一の歯車の回動軸と平行でない回動軸を有し、外周面に第一の歯車と噛み合う歯車歯面形状が形成されるとともに、内周面には雌ねじが形成されている第二の歯車(23)と、第二の歯車の雌ねじと螺合する棒状ねじ(30)と、棒状ねじに追随して移動する移動部材(31)と、移動部材に設けられ開閉機構に連結される連結部材(35)と、を備え、連結部材は、ルーバー窓、縦滑り出し窓、又は横滑り出し窓のいずれの窓の開閉機構とも連結可能であることを特徴とする開閉装置である。
請求項1に記載の発明によれば、共通の構造であるにもかかわらず、枠へ配置する位置の自由度を大きくすることができる。すなわち、部材の共通化を図ることができ、より簡易に、及び安価に需要者の要求に応えることが可能である。
請求項2に記載の発明によれば、共通の構造であるにもかかわらず、開口部装置の種類のよる開閉装置の変更をする必要がなく、やはり部材の共通化を図ることができる。従って、これによってもより簡易に、及び安価に需要者の要求に応えることが可能である。
開閉装置の斜視図である。 開閉装置の駆動装置の分解斜視図である。 駆動装置のうちの移動部の一部を拡大して示した図である。 連結ピン(連結部材)を拡大して示した斜視図である。 ねじ歯車を説明する図である。 駆動装置の伝達部の部材の組み合わせを説明する斜視図である。 駆動装置の移動部の部材の組み合わせを説明する斜視図である。 駆動装置の動作を説明する図である。 駆動装置の動作を説明する他の図である。 ルーバー窓を説明する垂直方向断面図である。 他のルーバー窓を説明する垂直方向断面図である。 縦滑り出し窓を説明する水平方向断面図である。 他の縦滑り出し窓を説明する水平方向断面図である。 1つの形態にかかる横滑り出し窓を説明する垂直方向断面図である。 1つの形態にかかる他の横滑り出し窓を説明する垂直方向断面図である。 他の形態にかかる横滑り出し窓を説明する水平方向断面図である。 他の形態にかかる他の横滑り出し窓を説明する水平方向断面図である。
本発明の上記した作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。
図1は1つの実施形態に係る開閉装置10の外観斜視図である。図1(b)では操作部材40を分解して示している。当該開閉装置10が開口部装置の1つの部材として該開口部装置に取り付けられる。そして、操作部材40を回動操作することにより障子の開閉がおこなわれる。以下、開閉装置10について説明する。
開閉装置10は、駆動装置11、及び操作部材40を備えている。
駆動装置11は、操作者による操作部材40の操作による力を、後述するように開口部装置の開閉機構に伝達する装置である。駆動装置11により当該力を伝達をする際に開閉機構が適切に作動するように力の方向の変換がおこなわれる。図2には駆動装置11の分解斜視図を示した。駆動装置11は、伝達部12、移動部25、及び連結部材としての連結ピン35を備えている。以下、各部について説明する。
伝達部12は、ケース13、第一はすば歯車16、伝達軸17、フタ19、保持部材21、及び第二はすば歯車23を備えている。
ケース13は、駆動装置11の構成部材の大部分を覆い、外郭を形成する箱状の部材である。そしてケース13の上面が開口部装置の外観視で露出する。ケース13は、下面が開口した略箱状である箱体14と、該箱体14の上面から突出した中空の部位である操作部材連結部15とを備えている。操作部材連結部15は、その内側が中空とされ、一方側が開口されているとともに、その中空部分は箱体14の内側中空部に連通している。
第一はすば歯車16は、後述する第二はすば歯車23との関係でいわゆるねじ歯車を形成する第一の歯車である。
伝達軸17は、操作部材40からの駆動力を第一はすば歯車16に伝達する軸状部材であり、第一はすば歯車16と同軸に、該第一はすば歯車16に取り付けられている。伝達軸17のうち第一はすば歯車16側とは反対側となる端部は、係合部18とされ、操作部材40に係合することができる形状に形成されている。
本実施形態では、第一はすば歯車16と伝達軸17とは一体とされているが、これに限定されることはなく、第一はすば歯車と伝達軸とが別体とされ、後で軸着される態様であってもよい。
フタ19は上記した操作部材連結部15の開口した部位を閉鎖する略円板状の部材で、その中央に貫通孔19aが設けられている。
保持部材21は、所定の間隔を有して、その面が対向するように並列された一対の平板状部材である保持板22、22を具備している。後述するように該保持板22、22間に挟まれるように第二はすば歯車23が回動可能に保持される。従って、保持板22、22には、第二はすば歯車23の回動軸23a、23aが挿入される孔22a、22aが設けられている。
第二はすば歯車23は、上記した第一はすば歯車16との関係でいわゆるねじ歯車を形成する第二の歯車である。第二はすば歯車23には、その回動の軸に沿って回動軸23aが備えられている。さらに該回動軸23aには軸心に沿って雌ねじ孔23bが設けられ、該雌ねじ孔23bの内周面には雌ねじ溝が形成されている。
ここで、第一はすば歯車16と第二はすば歯車23とは、いわゆる「ねじ歯車」を形成していればよい。ねじ歯車とは、対となる複数の円筒、又は円柱歯車において、その軸線方向が平行でないように組み合わされた歯車である。これには、例えば2つのはすば歯車の組み合わせ、又は1つのはすば歯車と1つの平歯車の組み合わせを挙げることができる。本実施形態では、いずれもはすば歯車である例を説明したが、これに限定されることなく、いずれか一方が平歯車であってもよい。
次に、駆動装置11のうちの移動部25について説明する。移動部25は、レール部材26、26、棒状ねじ30、移動部材としての移動プレート31、及び摺動部材33、33、…を備えている。
レール部材26は、長尺の板状部材で、その長手方向両端部が、板面に対して略直交するように折り曲げられて形成された部材である。両端の折り曲げられた形状は一方と他方で異なっているものの、2つのレール部材26、26の両端部をそれぞれ異なる側と組み合わせて、互い違いに固定することにより、全体として矩形枠状が形成される。
また、レール部材26には、その長手方向に沿って、矩形枠状の内側に向けて凸となるように突出させた案内手段としてのレール27、27が設けられている。
本実施形態のレール27、27は、レール部材26をプレス加工することによりレール部材26の一部を突出させて形成している。このようにレール27、27を形成することにより、新たな部品、及びこれを取り付けるための部材を必要としない利点がある。また、レール27、27がリブとして作用し、レール部材26自体の強度を上げることもできる。さらには、このようなプレス加工によって得られたレール面は滑らかであり、摺動性に優れるので、レールとして適切な摺動面を備えている。
ただし、レールを形成するに際しては、他の部材を用いることを妨げるものではなく、他の部材をここに取り付けることによってレールを形成してもよい。
棒状ねじ30は、直径が一定の丸棒の外周面に雄ねじが形成された棒状の部材である。その直径、及び雄ねじは上記した第二はすば歯車23に設けられた雌ねじ孔23bに螺合することができるものである。
ここで雄ねじの形状は、特に限定されるものではないが、物体を直線的に移動させるためのねじ形状として適切な台形ねじや角ねじが好ましい。また、いわゆる条数も限定されるものではなく、操作部材の回転に対する移動の程度によって適宜設定することが可能である。
移動プレート31は、移動部材として機能する長尺の板状部材で、その長手方向両端部が、板面に対して略直交するように折り曲げられて形成された部材である。当該両端の折り曲げられた部分はその面が対向するように配置されており、上記棒状ねじ30の両端を保持する保持部32、32として機能する。移動プレート31には、保持部32、32でない部位の両端近傍及びその間略中央のそれぞれに、板厚方向に貫通する孔31a、31b、31cが設けられている。図3には、図2のうち、移動プレート31の両端部近傍を拡大した図を示した。図3(a)が一方側端部、図3(b)が他方側の端部である。図3には、移動プレート31に加えて棒状ねじ30の端部、及び後述する摺動部材33、33、…も併せて示している。図2、図3からわかるように、移動プレート31の両端近傍及びその間略中央のそれぞれには孔31a、31b、31cが設けられている。また、保持部32、32には、移動プレート31の幅方向の両側に被案内手段としての凹部32a、32a、…が形成されている。
摺動部材33は、被案内手段として機能し、図3からわかるように、略コ字状の板である2枚の摺動板33a、33aが所定の間隔で並列され、コ字状である内側を渡すように連結板33bが配置されて一体化されている。これにより連結板33bの一方側には、摺動板33a、33a、及び連結板33bに囲まれた凹部33cが形成されている。本実施形態ではこのような摺動部材33が4つ備えられている。
摺動部材33の材質は特に限定されるものではないが、後述するように被案内手段としての摺動部材33がレール部材26の案内手段としてのレール27に沿って摺動する観点から、摺動性の高い樹脂等により形成されることが好ましい。
次に駆動装置11の連結ピン35について説明する。図4に連結ピン35の斜視図を示した。連結ピン35は、後述する開閉機構との連結部材として機能する部材で、全体として円柱状とされている。より詳しくは、円柱である連結部36、及び該連結部36から連続して配置される同軸で径が小さい円柱である嵌入部37を備えている。また、連結部36には、該連結部36の外周面の一部からその直径方向に2つの突起38、38が設けられている(図4には、一方の突起38のみが表れている。)。
以上のような駆動装置11の各構成部材は、次のように組み合わせられて駆動装置11とされている。図5〜図7に説明図を示した。
図1(b)及び図2からわかるように、伝達部12のケース13の操作部材連結部15の筒状である内側に第一はすば歯車16が配置され、操作部材連結部15の開口部はフタ19により閉鎖されている。ここで、伝達軸17の一部は、フタ19の孔19aを貫通してフタ19から外に露出する。これにより、伝達軸17の回動により第一はすば歯車16を回動させることができる。従って、伝達軸17の係合部18が、フタ19の外に突出して配置される。
図2及び図5からわかるように、伝達部12のうち、第二はすば歯車23は、保持部材21の保持板22、22間に挟まれるように回転可能に保持される。そして、このようにして組み合わされた第二はすば歯車23及び保持部材21はケース13の箱体14の内側に配置される。このとき、図5からわかるように、第一はすば歯車16と第二はすば歯車23とがねじ歯車を形成するように組み合わせられる。これにより、第一はすば歯車16の回動により第二はすば歯車23が回動する。
移動部25については、図2及び図6からわかるように、移動プレート31の保持部32、32間を渡すように棒状ねじ30が取り付けられている。棒状ねじ30の保持部への取り付けは方法は特に限定されることはなく、かしめやネジ止め等を挙げることができる。
また、このとき図6からわかるように、棒状ねじ30は、上記した第二はすば歯車23の雌ねじ孔23bに通され、棒状ねじ30と第二はすば歯車23とは螺合されている。従って、第二はすば歯車23の回動により、棒状ねじ30がその軸方向に直線的に移動することが可能となる。そして当該棒状ねじ30を保持している移動プレート31もこれに追随して移動することができる。
また図3及び図6からわかるように、4つの摺動部材33、33、…は、移動プレート31の保持部32に具備された凹部32aに固定されている。摺動部材33の保持部32への取り付けは、該摺動部材33の凹部33cを保持部32に差し込むようにしておこなう。従って、摺動部材33の摺動板33a、33aのコ字状の開口が保持部32とは反対側に向くように固定される。これにより後述するように、当該コ字状の内側にレール部材26のレール27を配置することができる。
また、図6からわかるように、移動プレート31は、棒状ねじ30、第一はすば歯車16、及び第二はすば歯車23の下面側を覆うように配置される。これにより、駆動装置11の主要な機構を塵埃等から保護することもできる。
移動部25のレール部材26、26は、図2及び図7からわかるように、折り曲げられた長手方向両端部を互い違いに固定することにより、全体として矩形枠状が形成される。このとき、レール27、27、…の突出面が対向するように配置される。そして、当該矩形枠状の内側には、保持部材21、第二はすば歯車23、移動プレート31、及び摺動部材33が含まれる。その際には保持部材21がレール部材26、26の内面に固定され、これにより保持部材21及び第二はすば歯車23の位置が固定される。また、摺動部材33、33、…は、レール部材26のレール27、27、…のそれぞれに嵌め込まれ、移動プレート31及び棒状ねじ30の移動を案内する。
ここで、保持部材21がレール部材26、26の内面に固定される際には、レール部材26、26の長手方向略中央であることが好ましい。これにより、後述するように、移動プレート31をレール部材26、26の長手方向に対称に移動させることができる。
また、レール27、27、…が嵌め込まれるのは、上記したように摺動部材33、33、…であるが、移動プレート31の保持部32に設けられた凹部32a、32a、…内にもレール27、27、…の凸である頂部が含まれる態様が好ましい。これにより例えば火災等により樹脂製である摺動部材33、33、…が消失しても、レール27、27、…が当該凹部32a、32a、…内に含まれ、移動プレート31がレール27、27から外れずに移動部25としての形態を保つことができる。
そして、図6からわかるように、連結ピン35は、その嵌入部37が移動プレート31の孔31a(図2参照)に嵌入される。その際、連結ピン35の連結部36は、棒状ねじ30が配置される側とは反対側に突出するように配置される。
ここでは、連結ピン35を孔31aに配置した例を示した。これにより、後述するように開口部装置の縦枠や横枠に開閉装置10を配置して開閉機構を作動させることができる。一方、開閉装置10では、連結ピン35を孔31b、31cに取り付けけることも可能である。連結ピン35を孔31b、31cに取り付けた場合には、開閉装置10を、その構造を変更することなく、2つの縦枠の一方側及び他方のいずれにも配置できる。このように、開閉装置10によれば、連結ピン35の配置を変更するだけで、又は変更することなく左右いずれの縦枠に取り付けることも可能となる。従って部材の共通性を高めることができる。開口部装置については後で説明する。
また、ここでは、連結ピン35を孔31a、31b、31cのいずれかに配置するように変更できる態様としたが、連結ピン35が複数設けられ、孔31a、31b、31cのうちの必要な2か所又はいずれにも予め取り付けられている態様であってもよい。
以上のように組み合わされた駆動装置11によれば、連結ピン35を次のように直線的に移動させることができる。図8、図9に説明のための図を示した。図8(a)に示した姿勢から、伝達軸17の係合部18を回転させると、第一はすば歯車16が回転し、第二はすば歯車23が回転する。これにより第二はすば歯車23に螺合した棒状ねじ30が移動する。第二はすば歯車23は、レール部材26、26に固定されており(図7参照)、移動することができないので、棒状ねじ30が直線的に移動することになる。従って、移動プレート31を介して棒状ねじ30に取り付けられた連結ピン35が図8(b)に示したように矢印VIIIで示した方向に直線的に移動する。伝達軸17を反対に回転させれば、図8(b)の姿勢から図8(a)の姿勢に戻ることもできる。
一方、図9(a)に示した姿勢(図8(a)と同じ姿勢)から、伝達軸17の係合部18を図8で説明した方向とは反対に回転させると、第一はすば歯車16が回転し、第二はすば歯車23が回転する。これにより第二はすば歯車23に螺合した棒状ねじ30が移動する。第二はすば歯車23は、レール部材26、26に固定されており(図7参照)、移動することができないので、棒状ねじ30が直線的に移動することになる。従って、移動プレート31を介して棒状ねじ30に取り付けられた連結ピン35が図9(b)に矢印IXで示した方向に直線的に移動する。すなわち、図8で説明した方向とは逆の方向に移動プレート31を移動させることができる。伝達軸17を反対に回転させれば、図9(b)の姿勢から図9(a)の姿勢に戻ることもできる。
ここで、連結ピン35を移動プレート31の孔31bに取り付けておけば(図9に破線で表わした。)、連結ピン35は、図8で示した連結ピン35の移動とは対称に移動させることが可能となる。
図1に戻って開閉装置10について説明を続ける。操作部材40は、駆動装置11に備えられる伝達軸17の係合部18(図1、図2参照)に係合され、該係合部18を回動させるためのハンドル状の部材である。従って、操作者は操作部材40を回転させて伝達軸17を回転させ、駆動装置11を作動させ、障子の開閉をおこなうことができる。障子の開閉については後で説明する。
以上のような開閉装置10によれば、連結ピン35を取り付ける位置を変更するだけで、又は変更することなく、他の部材は何ら変更することなく開口部装置の左右の縦枠のいずれにも配置することができる。従って部品の共通化が図られる。
以下、開閉装置10を備える各種の開口部装置について説明する。
図10は開閉装置10を備えるルーバー窓50を説明するための模式図で、ルーバー窓50の垂直断面を表している。図10には建物開口部の縁に沿って配置される枠体のうち、上横枠51の断面、下横枠52の断面、及び一方の縦枠53が表れている。また、縦枠53には、開閉装置10、及び開閉機構55が備えられている。そして枠体の内側には、当該開閉装置10及び開閉機構55により開閉される障子としてのルーバー60、60、…が配置されている。すなわち、ルーバー窓50では、一方の縦枠53に開閉装置10が具備されている。図10では紙面右が室内側、紙面左が室外側である。
ルーバー窓50は、水平横長である障子としてのルーバー60、60、…が上下方向に並列され、各ルーバー60、60、…が回動するように開閉する。ルーバー60では、室外側パネル61、及び室内側パネル62が所定の間隔を有して対向するように並列され、その縦枠側両端部がホルダー63により保持されている。そして当該ホルダー63が開閉機構55に連結されることによりルーバー60、60、…の開閉が可能とされている。
開閉機構55は、スライド板56、連結アーム57、及びアーム58、58、…を備えている。スライド板56は、縦枠53の長手方向(すなわち上下方向)に沿って移動可能な部材で、ホルダー63、63、…の一端が回動可能に取り付けられている。また、スライド板56は連結アーム57により開閉装置10に連結されている。すなわち、連結アーム57の一端側がスライド板56に固定され、他端側が開閉装置10の上記した連結ピン35に固定されている。このとき、連結ピン35は、移動プレート31の孔のうち中央の孔31cに取り付けられている。
アーム58、58、…は、ルーバー60、60、…のそれぞれに具備される細長の部材である。アーム58、58、…の一端は縦枠53に回動可能に固定され、他端はホルダー63、63、…に回動可能に固定される。
ルーバー窓50は、図10に示した開放の姿勢から例えば次のように閉鎖させることができる。すなわち、操作者は開閉装置10の操作部材40を回動させる。すると、開閉装置10の移動プレート31、及び連結ピン35が図10の紙面上方に直線的に移動する。そして連結アーム57を介してスライド板56も紙面上方に移動する。これによりスライド板56とホルダー63との連結部分も上方に移動するので、ホルダー63の端部も上方に移動する。一方、ホルダー63はアーム58により縦枠53に回動可能に取り付けられている。従ってホルダー63はスライド板56側の端部が上方に、他端側が下方に移動してルーバー60が閉鎖の姿勢となる。
ルーバー60、60、…の開放は上記と反対の動作によりおこなわれる。
このように、開閉装置10をルーバー窓50の一方側の縦枠53に取り付けて適切にルーバー60、60、…の開閉をおこなうことができる。
図11は、図10のルーバー窓50とは異なる位置に開閉装置10を配置したルーバー窓50’を表している。すなわち、ルーバー窓50’では、ルーバー窓50とは反対側の縦枠54に開閉装置10を配置し、図11はこれが現れるように示している。図11では紙面右が室外側、紙面左が室内側である。ルーバー窓50’では、開閉装置10が、上記ルーバー窓50とは異なる側の縦枠54に配置されていることが特徴である。かかる場合にも開閉装置10の移動プレート31の孔のうち、孔31cに連結ピン35が固定され、ここに連結アーム57が取り付けられている。その他、開閉機構55も縦枠54側に配置される。これ以外の構成はルーバー窓50と共通するので、同じ符号を付すと共に説明を省略する。
このように、開閉装置10によれば、連結ピン35を移動プレート31の孔31cとしたままで、その構造を変更することなく左右の縦枠いずれにも配置することが可能である。これにより部品の共通化を図ることができる。
図12は開閉装置10を備える縦滑り出し窓100を説明するための模式図で、縦滑り出し窓100の水平断面を表している。図12には建物開口部の縁に沿って配置される枠体のうち、下横枠102、及び縦枠103、104の断面が表れている。また、下横枠102には、開閉装置10、及び開閉機構105が備えられている。そして枠体の内側には、当該開閉装置10及び開閉機構105により開閉され、縦滑り式に開閉可能な障子110が配置されている。すなわち、縦滑り出し窓100では、下横枠102に開閉装置10が具備されている。図12では紙面下が室内側、紙面上が室外側である。
縦滑り出し窓100は、枠体内側に配置される障子110を有し、縦滑り出し式に開閉する。障子110は、複層ガラスパネル111と、該複層ガラスパネル111の外周端部に沿って配置される框と、を備えている。そして障子110が開閉機構105に連結されることにより障子110の開閉が可能とされている。
開閉機構105は、アーム106、連結板107、ブラケット108、及び補助アーム109を備えている。アーム106は細長の部材で、その一端は下横枠102に回動可能に取り付けられている。連結板107も細長の部材で、その一端がアーム106の他端に回動可能に取り付けられている。ブラケット108はその一部が連結板107に回動可能に取り付けられるとともに、他の部位が障子110に固定されている。従ってアーム106と連結板107とは端部同士が回動可能に連結され、連結板107とブラケット108も回動可能に連結されている。補助アーム109も細長の部材でその一端がアーム106のうち、回動可能に取り付けられた両端部間に回動可能に連結され、、他端は開閉装置10の連結ピン35に回動可能に取り付けられている。このとき、連結ピン35は、移動プレート31の孔のうち孔31bに取り付けられている。
縦滑り出し窓100は、図12に示した開放の姿勢から例えば次のように閉鎖させることができる。すなわち、操作者は開閉装置10の操作部材40を回動させる。すると、上記説明したように開閉装置10の移動プレート31、及び連結ピン35が図12の紙面左方向に直線的に移動する。これにより補助アーム109が紙面左方向に引っ張られ、アーム106が下横枠12に近づいて倒れるように回動する。これにより連結板107が紙面左方向へ押圧されるように移動し、ブラケット108の連結との連結部を押圧する。ここで、障子110は、アーム112、113により、2か所の軸114、115で回動可能に下横枠102に連結されている。連結板107とブラケット108との連結軸はこの2つの軸112、113の間に具備されていることから、障子110は図12にXIIで示したように移動・回動して閉鎖が完了する。
障子110の開放は上記と反対の動作によりおこなわれる。
このように、開閉装置10を枠体のうち下横枠102に取り付けて適切に障子110の開閉をすることができる。
図13は、図12の縦滑り出し窓100に対して左右反転させた開閉機構105を適用した縦滑り出し窓100’を表している。図13の視点は図12と同じである。縦滑り出し窓100’では、その開閉機構105が、上記縦滑り出し窓100と左右反転した態様で配置されていることが特徴である。これは、縦滑り出し窓100’が取り付けられる建物や他の部材との関係でこのように反転させて配置することが好ましい場合がある。かかる場合には、開閉機構を図13のように配置するとともに、開閉装置10の移動プレート31の孔のうち、孔31aに連結ピン35が取り付けられ、ここに補助アーム109が取り付けられている。開閉機構105やこれ以外の構成は縦滑り出し窓100と共通するので、同じ符号を付すと共に説明を省略する。
このように、開閉装置10によれば、連結ピン35の位置を変えるのみでその構造を変更することなく、開閉機構の左右反転構造にも対応することが可能である。これにより部品の共通化を図ることができる。
図14は開閉装置10を備える1つの形態に係る横滑り出し窓150を説明するための模式図で、横滑り出し窓150の垂直断面を表している。図14には建物開口部の縁に沿って配置される枠体のうち、上横枠151の断面、下横枠152の断面、及び一方の縦枠153が表れている。また、縦枠153には、開閉装置10、及び開閉機構155が備えられている。そして枠体の内側には、当該開閉装置10及び開閉機構155により、横滑り式に開閉される障子160が配置されている。すなわち、横滑り出し窓150では、一方の縦枠153に開閉装置10が具備されている。図14では紙面右が室内側、紙面左が室外側である。
横滑り出し窓150は、枠体内側に配置される障子160を有し、横滑り出し式に開閉する。障子160は、複層ガラスパネル161と、該複層ガラスパネル161の外周端部に沿って配置される框と、を備えている。そして障子160が開閉機構155に連結されることにより障子160の開閉が可能とされている。
開閉機構155は、第一アーム156、第二アーム157、及び連結アーム158を備えている。第一アーム156は、細長の部材でその一端が縦枠153に回動可能に取り付けられている。第二アーム157も細長の部材でその一端が障子160に回動可能に取り付けられている。そして第一アーム156及び第二アーム157の他端同士が回動可能に連結されている。また連結アーム158も細長の部材でその一端が第一アーム156の長手方向略中央に回動可能に取り付けられ、他端は開閉装置10の連結ピン35に回動可能に取り付けられている。このとき、連結ピン35は、移動プレート31の孔のうち孔31aに取り付けられている。
横滑り出し窓150は、図14に示した開放の姿勢から例えば次のように閉鎖させることができる。すなわち、操作者は開閉装置10の操作部材40を回動させる。すると、上記説明したように開閉装置10の移動プレート31、及び連結ピン35が図14の紙面上方に直線的に移動する。これにより連結アーム158が上方に引っ張られ、第一アーム156が起こされるように回動する。かかる第一アーム156の回動により第二アーム157、そして障子160が枠体側に引き寄せられるように移動・回動して閉鎖が完了する。
障子160の開放は上記と反対の動作によりおこなわれる。
このように、開閉装置10を枠体のうち一方側の縦枠153に取り付けて適切に障子160の開閉をすることができる。
図15は、図14の横滑り出し窓150とは異なる位置に開閉装置10を配置した横滑り出し窓150’を表している。すなわち、図15では図14とは反対側の縦枠154が現れるように示し、紙面右が室外側、紙面左が室内側である。横滑り出し窓150’では、開閉装置10が、上記横滑り出し窓150とは異なる側の縦枠154に配置されていることが特徴である。かかる場合には開閉装置10の移動プレート31の孔のうち、孔31bに連結ピン35が取り付けられ、ここに連結アーム158が取り付けられている。その他、開閉機構155も縦枠154側に配置される。これ以外の構成は横滑り出し窓150と共通するので、同じ符号を付すと共に説明を省略する。
このように、開閉装置10によれば、連結ピン35の位置を変えるのみで、その構造を変更することなく左右の縦枠いずれにも配置することが可能である。これにより部品の共通化を図ることができる。
図16は開閉装置10を備える他の形態に係る横滑り出し窓200を説明するための模式図で、横滑り出し窓200の水平断面の一部を表している。図16には建物開口部の縁に沿って配置される枠体のうち、下横枠202が表れている。また、下横枠202には、開閉装置10、及び開閉機構205が備えられている。そして枠体の内側には、当該開閉装置10及び開閉機構205により、横滑り式に開閉される障子210が配置されている。すなわち、横滑り出し窓200では、下横枠202に開閉装置10が具備されている。図16では紙面上が室外側、紙面下が室内側である。
横滑り出し窓200は、枠体内側に配置される障子210を有し、横滑り出し式に開閉する。障子210は、複層ガラスパネル211と、該複層ガラスパネル211の外周端部に沿って配置される框(不図示)と、を備えている。そして障子210が開閉機構205に連結されることにより障子210の開閉が可能とされている。
開閉機構205は、連結アームとしての第一アーム206、第二アーム207、第三アーム208、及び第四アーム209を備えている。第一アーム206は、開閉装置10との連結アームとしても機能する細長の部材でその一端が開閉装置10の連結ピン35に回動可能に取り付けられている。このとき、連結ピン35は、移動プレート31の孔のうち孔31aに取り付けられている。第二アーム207も細長の部材でその一端が障子210に回動可能に取り付けられている。そして第一アーム206及び第二アーム207の他端同士が回動可能に連結されている。
第三アーム208は、細長の部材でその一端が下横枠202に回動可能に取り付けられている。また、第三アーム208の長手方向中間部分は第一アーム206の長手方向中間部分と回動可能に連結されている。第四アーム209も細長の部材でその一端が障子210に回動可能に取り付けられている。そして第三アーム208及び第四アーム209の他端同士が回動可能に連結されている。
横滑り出し窓200は、図16に示した開放の姿勢から例えば次のように閉鎖させることができる。すなわち、操作者は開閉装置10の操作部材40を回動させる。すると、上記説明したように開閉装置10の移動プレート31、及び連結ピン35が図16の紙面左方に直線的に移動する。これにより第一アーム206の端部も移動する。そして第一アーム206及び第三アーム208が下横枠202の長手方向に近づくように回動する。当該回動により第二アーム207、第四アーム209及び障子210が下横枠202に引き寄せられて閉鎖の姿勢となる。
障子210の開放は上記と反対の動作によりおこなわれる。
このように、開閉装置10を下横枠202に取り付けて適切に障子210の開閉をすることができる。
図17は、図16の横滑り出し窓200に対して左右反転させた開閉機構205を適用した横滑り出し窓200’を表している。図17の視点は図16と同じである。横滑り出し窓200’では、その開閉機構205が、上記横滑り出し窓200と左右反転した態様で配置されていることが特徴である。これは、横滑り出し窓200’が取り付けられる建物や他の部材との関係でこのように反転させて配置することが好ましい場合がある。かかる場合には、開閉機構を図17のように配置するとともに、開閉装置10の移動プレート31の孔のうち、孔31bに連結ピン35が取り付けられ、ここに第一アーム208が取り付けられている。開閉機構205やこれ以外の構成は横滑り出し窓200と共通するので、同じ符号を付すと共に説明を省略する。
このように、開閉装置10によれば、連結ピン35の位置を変えるのみでその構造を変更することなく、開閉機構の左右反転構造にも対応することが可能である。これにより部品の共通化を図ることができる。
ここまで、いくつかの種類の開口部装置への開閉装置の適用を説明した。これによれば、構造を変更することなく、枠内への配置の自由度を向上させ、また左右反転した開閉機構への対応も可能であることを述べた。
さらに、上記からわかるように、開閉装置10は、開口部装置の種類に応じた複数の開閉機構を用意することにより、いずれの開口部装置への適用も可能となる。すなわち、連結ピンをいずれの開閉機構にも連結可能とすることで、異なる種類の開口部装置間でも部品の共通化を図ることできる。
以上、現時点において最も実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う開閉装置も本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
10 開閉装置
11 駆動装置
12 伝達部
13 ケース
16 第一はすば歯車(第一の歯車)
17 伝達軸
21 保持部材
23 第二はすば歯車(第二の歯車)
26 レール部材
27 レール(案内手段)
30 棒状ねじ
31 移動プレート(移動部材)
32 保持部
35 連結ピン(連結部材)
40 操作部材

Claims (2)

  1. 枠体と、該枠体の内側に配置されて回転運動をともなって開閉する障子と、を有する開口部装置に対し、前記枠体のいずれかの位置に配置されるとともに、開閉機構を作動させて前記障子を開閉させる開閉装置であって、
    操作者の操作の用に供される操作部材と、
    前記操作部材の操作により作動する駆動装置と、を有し、
    前記駆動装置は、
    前記操作部材により回動させられるとともに、その外周面に歯車歯面形状が形成されている第一の歯車と、
    前記第一の歯車の回動軸と平行でない回動軸を有し、外周面に前記第一の歯車と噛み合う歯車歯面形状が形成されるとともに、内周面には雌ねじが形成されている第二の歯車と、
    前記第二の歯車の前記雌ねじと螺合する棒状ねじと、
    前記棒状ねじに追随して移動する移動部材と、
    前記移動部材に設けられ前記開閉機構に連結される連結部材と、を備え、
    前記移動部材は、その移動方向に複数の連結部材を有する、又は前記連結部材の取り付け位置を変更可能とされていることを特徴とする開閉装置。
  2. 枠体と、該枠体の内側に配置される障子と、を有するルーバー窓、縦滑り出し窓、又は横滑り出し窓に対し、前記枠体のいずれかの位置に配置されるとともに、開閉機構を作動させて前記障子を開閉させる開閉装置であって、
    操作者の操作の用に供される操作部材と、
    前記操作部材の操作により作動する駆動装置と、を有し、
    前記駆動装置は、
    前記操作部材により回動させられるとともに、その外周面に歯車歯面形状が形成されている第一の歯車と、
    前記第一の歯車の回動軸と平行でない回動軸を有し、外周面に前記第一の歯車と噛み合う歯車歯面形状が形成されるとともに、内周面には雌ねじが形成されている第二の歯車と、
    前記第二の歯車の前記雌ねじと螺合する棒状ねじと、
    前記棒状ねじに追随して移動する移動部材と、
    前記移動部材に設けられ前記開閉機構に連結される連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、前記ルーバー窓、縦滑り出し窓、又は横滑り出し窓のいずれの窓の前記開閉機構とも連結可能であることを特徴とする開閉装置。
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