JP2012041318A - シワ形成抑制用基剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は、まず、即時性のある方法でシワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性、持続性を高めた組成物を得ることである。
【解決手段】
ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体と、抱水性油分と、セルロースの誘導体と、水溶性高分子とを配合したシワ形成抑制用基剤が本発明の目的を充分に達成する基剤であることがわかった。
さらには、抱水性油分がトリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、セルロースの誘導体がヒドロキシエチルセルロース、水溶性高分子がポリビニルアルコール、ヒアルロン酸、カルボキシビニルポリマーより選択される1種以上である基剤が最も本発明の主旨を達成する
【選択図】なし
本発明の目的は、まず、即時性のある方法でシワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性、持続性を高めた組成物を得ることである。
【解決手段】
ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体と、抱水性油分と、セルロースの誘導体と、水溶性高分子とを配合したシワ形成抑制用基剤が本発明の目的を充分に達成する基剤であることがわかった。
さらには、抱水性油分がトリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、セルロースの誘導体がヒドロキシエチルセルロース、水溶性高分子がポリビニルアルコール、ヒアルロン酸、カルボキシビニルポリマーより選択される1種以上である基剤が最も本発明の主旨を達成する
【選択図】なし
Description
本発明は、シワ形成抑制用基剤に関し、更に詳しくはクリーム、乳液、パック剤等の化粧品や医薬品に好適に使用されるシワ形成抑制用基剤に関する。
シワの形成を抑制するために、これまで化粧料においては抗酸化剤(特許文献1)、植物抽出物(特許文献2)、リポ酸と、ビタミンA、カロチノイド類、リボフラビン、ビタミンB6、コバラミン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、アデノシン、フラボノイド類、タンニン類よりなる群から選択される一種又は二種以上を含有する皮膚外用剤(特許文献3)、卵黄油と、プラセンタエキス、ビタミンC、ビタミンEのうちの2種以上の成分を含有するシワ形成防止作用を有する化粧料(特許文献4)、レチノイン酸δ−トコフェリル(特許文献5)の利用などが提案されているがその効果は充分に満足するものではない。
また、このような薬剤での効果の発現には時間が係ることは言うまでもない。
また、このような薬剤での効果の発現には時間が係ることは言うまでもない。
本発明者らが鋭意検討した結果、シワ形成抑制する薬剤の効果を最大限活かす基剤がないので、有効なシワ形成抑制剤がないことがわかった。
また、これらの薬剤の効果はある程度の時間を必要とするが、使用者は即時的なシワへの対応も期待する。
本発明の目的は、まず、即時性のある方法でシワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性、持続性を高めた組成物を得ることである。
また、これらの薬剤の効果はある程度の時間を必要とするが、使用者は即時的なシワへの対応も期待する。
本発明の目的は、まず、即時性のある方法でシワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性、持続性を高めた組成物を得ることである。
本発明者らは、鋭意検討した結果、
ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体と、抱水性油分と、セルロースまたはその誘導体と、水溶性高分子とを配合した基剤を用いると、まず、シワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性を高めるので、シワ形成抑制用の基剤として最適な組成物が得られることがわかった。
ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体と、抱水性油分と、セルロースまたはその誘導体と、水溶性高分子とを配合した基剤を用いると、まず、シワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性を高めるので、シワ形成抑制用の基剤として最適な組成物が得られることがわかった。
ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体は、ポリアルキレングリコールとジイソシアネートとで重合体を形成したものであればよく、例えばポリアルキレングリコールメチレンジイソシアネートシクロヘキサン共重合体があり、これは、ポリアルキレングリコールとメチレンジイソシアネートシクロヘキサンとの共重合体で、下記の式、
で示される。式中のRは炭素数1〜4のアルキレン基で、m、nはそれぞれ、好ましくはmが1〜8、nが4〜70、更に好ましくはmが1〜4、nが8〜〜55である共重合体を用いる。
抱水性油分としては液状ラノリン、脂肪酸ステロールのエステルまたはヒドロキシ脂肪酸ステロールのエステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸エステル、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニンエステル、ペンタエリスリトールエステル等が利用できるが、なかでも、ペンタエリスリトールエステルが好ましい。
ペンタエリスリトールエステルとしては、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリチル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスチル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル等が挙げられる。
このなかでもトリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルが最適であることが本発明者らの検討でわかった。
ペンタエリスリトールエステルとしては、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリチル、テトラ(エチルヘキサン酸/安息香酸)ペンタエリスチル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル等が挙げられる。
このなかでもトリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルが最適であることが本発明者らの検討でわかった。
セルロースの誘導体としては、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースエチルエーテル、カルボキシメチルセルロースナトリウム等が利用できるが、なかでも、ヒドロキシエチルセルロースが好ましい。
水溶性高分子としては、カラギーナン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩、β-1,3-グルカン、β-1,4-グルカン、β-1,6-グルカン、ヘパリン、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチレンオキサイドやポリプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン、デルマタン硫酸、ケラタン硫酸等等が利用できるが、なかでも、ポリビニルアルコール、ヒアルロン酸、カルボキシビニルポリマーが好ましい。
これらの物質の配合量は剤形や製剤の用途、それぞれの物質の種類等によって大きく異なるが配合量は、ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体は0.1〜5.0重量%、抱水性油分は0.1〜10.0重量%と、セルロースの誘導体は0.05〜5.0重量%と、水溶性高分子は、0.1〜20.0重量%が好ましく、さらに、ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体は0.2〜3.0重量%、抱水性油分は0.1〜8.0重量%と、セルロースの誘導体は0.1〜3.0重量%と、水溶性高分子は、0.2〜10.0重量%がより好ましい。
これにシワ形成抑制作用のある薬剤を加える。シワ形成には種々の要因がありこれを抑制する薬剤も多く存在する。これらから任意に選択すればよいが、複数のシワ形成抑制作用のある薬剤を選択して配合する方が効果が期待できる。
一部を例示すれば、ビタミンAおよびその誘導体、ニコチン酸アミド、ヘスペリジン、ヒドロキシプロリンおよびその誘導体、ヒバマタ抽出物、Ac-Glu-Glu-Met-Gln-Arg-Arg-NH2であるアセチルヘキサペプチド、コラーゲン、エラスチン、加水分解コンキオリン等が挙げられる。
一部を例示すれば、ビタミンAおよびその誘導体、ニコチン酸アミド、ヘスペリジン、ヒドロキシプロリンおよびその誘導体、ヒバマタ抽出物、Ac-Glu-Glu-Met-Gln-Arg-Arg-NH2であるアセチルヘキサペプチド、コラーゲン、エラスチン、加水分解コンキオリン等が挙げられる。
このほか必要な原料を組み合わせて皮膚外用剤を作成する。
配合原料を例示すれば、天然動植物油脂例えば、オリーブ油、ミンク油、ヒマシ油、パーム油、月見草油、ヤシ油、ヒマシ油、カカオ油、マカデミアナッツ油等;蝋例えば、ホホバ油、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等;高級アルコール例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコール等;高級脂肪酸例えば、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸等;高級脂肪族炭化水素例えば、流動パラフィン、固形パラフィン、スクワラン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等;合成エステル油例えば、ブチルステアレート、ヘキシルラウレート、ジイソプロピルアジペート、ジイソプロピルセバケート、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテートイソプロピルミリステート、セチルイソオクタノエート、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール;シリコーン誘導体例えば、メチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等のシリコーン油等が挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤例えば、アルキル硫酸塩、脂肪酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸塩や硫酸塩等;非イオン性界面活性剤例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル等;両面活性剤例えば、アルキルベタイン、ホスホベタイン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール及びこれらのリゾ体の他、ホスホファチジン酸とその塩等が挙げられる。
薬剤としてトコフェロール、酢酸トコフェロール、ビタミンC、アラントイン、エラスチン、アルブチン、コラーゲン、グリチルリチン酸ジカリウム等が挙げられる。
配合原料を例示すれば、天然動植物油脂例えば、オリーブ油、ミンク油、ヒマシ油、パーム油、月見草油、ヤシ油、ヒマシ油、カカオ油、マカデミアナッツ油等;蝋例えば、ホホバ油、ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等;高級アルコール例えば、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、オレイルアルコール等;高級脂肪酸例えば、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸等;高級脂肪族炭化水素例えば、流動パラフィン、固形パラフィン、スクワラン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等;合成エステル油例えば、ブチルステアレート、ヘキシルラウレート、ジイソプロピルアジペート、ジイソプロピルセバケート、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテートイソプロピルミリステート、セチルイソオクタノエート、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール;シリコーン誘導体例えば、メチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等のシリコーン油等が挙げられる。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤例えば、アルキル硫酸塩、脂肪酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸塩や硫酸塩等;非イオン性界面活性剤例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル等;両面活性剤例えば、アルキルベタイン、ホスホベタイン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール及びこれらのリゾ体の他、ホスホファチジン酸とその塩等が挙げられる。
薬剤としてトコフェロール、酢酸トコフェロール、ビタミンC、アラントイン、エラスチン、アルブチン、コラーゲン、グリチルリチン酸ジカリウム等が挙げられる。
多価アルコールとしては1,3プロパンジオール、1,2ペンタンジオール、1,3ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、それ以上のポリエチレングリコール類、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、それ以上のポリプロピレングリコール類、1,4−ブチレングリコール等のブチレングリコール類、グリセリン、ジグリセリン、それ以上のポリグリセリン類、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトール等の糖アルコール類、グリセリン類のエチレンオキシド(以下、EOと略記)、プロピレンオキシド(以下、POと略記)付加物、糖アルコール類のEO、PO付加物、ガラクトース、グルコース、フルクトース等の単糖類とそのEO、PO付加物、マルトース、ラクトース等の多糖類とそのEO、PO付加物などの多価アルコールが挙げられる。
これらの原料を常法に従って製剤化するが、剤形はO/W型エマルジョンが好ましく用いられる。
これらの原料を常法に従って製剤化するが、剤形はO/W型エマルジョンが好ましく用いられる。
以下に実施例を示すがこれに限定されることはなんらない。
なお、実施例、比較例の数字は重量部を表す。
なお、実施例、比較例の数字は重量部を表す。
注1)日清オイリオグリープ社製、商品名サラコスWO−6
注2)ベルテックファーマシューティカル社製、商品名Polyolprepolymer−14
注3)ベルテックファーマシューティカル社製、商品名Polyolprepolymer−15
注4)日清オイリオグリープ社製、商品名ベイシスLS−60HR
注5)ハーキュレス社製、商品名ナトロゾール250HHR
注6)日本合成化学工業社製、商品名ゴーセノールEG−25
注7)和光純薬社製、商品名ハイビスワコー103
注8)Ac-Glu-Glu-Met-Gln-Arg-Arg-NH2
これらを常法に従ってクリームを作成した。
以下に有効性を確認したので記載する。
シワ即時性効果確認試験
男性(42〜55才)3名の左右の目尻に一方に実施例1をもう一方に比較例1を1cm2当り3mgを塗布した。塗布前と、塗布10分後に、レプリカ剤(有限会社アール・エス・アイ社製、商品名SKIN CAST)を使用して、転写レプリカを得、これをカラー3Dレーザー顕微鏡(株式会社キーエンス社製、商品名VK−9700)で深さを計測した。
塗布前を1としてシワの深さの結果を表2に示す。
シワ即時性効果確認試験
男性(42〜55才)3名の左右の目尻に一方に実施例1をもう一方に比較例1を1cm2当り3mgを塗布した。塗布前と、塗布10分後に、レプリカ剤(有限会社アール・エス・アイ社製、商品名SKIN CAST)を使用して、転写レプリカを得、これをカラー3Dレーザー顕微鏡(株式会社キーエンス社製、商品名VK−9700)で深さを計測した。
塗布前を1としてシワの深さの結果を表2に示す。
経皮吸収試験
指標成分としてアセチルヒドロキシプロリンを用いて以下の手順で経皮吸収試験を行った。
使用したのはフランツ型セル式経皮吸収試験機(ハンソン社製、商品名マイクロエッテプラス(手動式))でHR−1系ヘアレスマウス皮膚(株式会社星野試験動物飼育所社製、商品名ラボスキン)をセットし、試験品を50mg塗布した。なお、試験品には実施例1及び比較例1を用いた。
1、24、48時間後にレシーバー側からサンプリングを行い、これをHPLCで分析し、単位面積当りの累積透過量を測定した。
なお、HPLCの条件は、ODSカラムで0.04Mのリン酸緩衝液(pH2.2)検出器はUV210nmで行った。
結果を表3に示す。
指標成分としてアセチルヒドロキシプロリンを用いて以下の手順で経皮吸収試験を行った。
使用したのはフランツ型セル式経皮吸収試験機(ハンソン社製、商品名マイクロエッテプラス(手動式))でHR−1系ヘアレスマウス皮膚(株式会社星野試験動物飼育所社製、商品名ラボスキン)をセットし、試験品を50mg塗布した。なお、試験品には実施例1及び比較例1を用いた。
1、24、48時間後にレシーバー側からサンプリングを行い、これをHPLCで分析し、単位面積当りの累積透過量を測定した。
なお、HPLCの条件は、ODSカラムで0.04Mのリン酸緩衝液(pH2.2)検出器はUV210nmで行った。
結果を表3に示す。
使用試験
女性(23〜55才)30名をA,B2群に分け、顔面の左右に、A群は実施例2と比較例1を、B群には実施例3と比較例1を使用してもらった。(1日2回1ケ月間、使用量は指示しなかった)
その結果、試験終了後の聞き取りでA群では、比較例1より実施例2の方が非常にシワが減少したと答えた人が3名、シワが減少したと答えた人が6名、ややシワが減少したと答えた人が4名、差がなったと答えた人が2名であった。
また、B群では、比較例1より実施例3の方が非常にシワが減少したと答えた人が1名、シワが減少したと答えた人が9名、ややシワが減少したと答えた人が5名であった。
また、使用直後にシワが目立たなくなったと回答した人がA群では11名、B群では12名いた。
女性(23〜55才)30名をA,B2群に分け、顔面の左右に、A群は実施例2と比較例1を、B群には実施例3と比較例1を使用してもらった。(1日2回1ケ月間、使用量は指示しなかった)
その結果、試験終了後の聞き取りでA群では、比較例1より実施例2の方が非常にシワが減少したと答えた人が3名、シワが減少したと答えた人が6名、ややシワが減少したと答えた人が4名、差がなったと答えた人が2名であった。
また、B群では、比較例1より実施例3の方が非常にシワが減少したと答えた人が1名、シワが減少したと答えた人が9名、ややシワが減少したと答えた人が5名であった。
また、使用直後にシワが目立たなくなったと回答した人がA群では11名、B群では12名いた。
このように即時性のある方法でシワを目立たなくしたのち、シワに有効な薬剤の吸収性、持続性を高めた結果、シワを減少させ、若々しい肌を得ることができた。
Claims (6)
- ポリアルキレングリコール−ジイソシアネート共重合体と、抱水性油分と、セルロースの誘導体と、水溶性高分子とを配合したシワ形成抑制用基剤
- 抱水性油分が、ペンタエリスリトールエステルより選択される1種以上である請求項1のシワ形成抑制用基剤
- セルロースの誘導体が、ヒドロキシエチルセルロースより選択される1種以上である請求項1乃至請求項3のシワ形成抑制用基剤
- 水溶性高分子が、ポリビニルアルコール、ヒアルロン酸、カルボキシビニルポリマーより選択される1種以上である請求項1乃至請求項4のシワ形成抑制用基剤
- ペンタエリスリトールエステルが、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルより選択される1種以上である請求項2乃至請求項4のシワ形成抑制用基剤
- 請求項1乃至請求項5に記載されたシワ形成抑制用基剤にシワ形成抑制剤を配合したシワ形成抑制用皮膚外用剤
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010185787A JP2012041318A (ja) | 2010-08-23 | 2010-08-23 | シワ形成抑制用基剤 |
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- 2010-08-23 JP JP2010185787A patent/JP2012041318A/ja active Pending
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