JP2012040141A - 可搬型放射線撮影装置システム、プログラム - Google Patents

可搬型放射線撮影装置システム、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数個の可搬型放射線撮影装置を使用して長尺画像を得る場合に、簡易な方法で、画像の連結順番を判定することができる可搬型放射線撮影装置システム、及びプログラムを得る。
【解決手段】各指標から各可搬型放射線撮影装置までの距離が異なっている。このため、第1可搬型放射線撮影装置10Aによって撮影された第1指標76Aの第1指標画像が最も小さく、第2可搬型放射線撮影装置10Bによって撮影された第2指標76Bの第2指標画像が次に小さく、第3可搬型放射線撮影装置10Cによって撮影された第3指標76Cの第3指標画像が最も大きい。そして、CPU80で、線源70からの放射線の照射により各可搬型放射線撮影装置10によって撮影された指標の大きさを比較して、画像の連結順番を判別する。このように、各画像84に撮影された指標画像82の大きさ比較することで、画像84の連結順番を判定することができる
【選択図】図1

Description

本発明は、可搬型放射線撮影装置システムとプログラムに関する。
特許文献1には、放射線画像処理装置について記載されており、これによると、複数個の画像を統合して1個の長尺画像を得よるようになっている。
詳細には、撮影時に2つ以上のマーカが写し込まれた3枚以上の放射線画像から、各マーカを検出する。そして、検出されたマーカ情報に基づいて、複数の放射線画像における重複領域を判定する。判定された重複領域において、検出された各マーカの位置が一致するように、放射線画像の移動を行い、位置合わせされた複数の放射線画像を統合する。
特開2007−229246号公報
しかし、従来の技術では、画像の連結順番を判定するのに、マーカを各可搬型放射線撮影装置の重複領域に配置する必要があった。可搬型放射線撮影装置は複数のサイズがあることが知られており、異なるサイズの可搬型放射線撮影装置を使用する場合にはいちいちマーカの位置を変更する手間がかかる問題があった。
本発明の課題は、複数個の可搬型放射線撮影装置を使用して長尺画像を得る場合に、簡易な方法で、画像の連結順番を判定することである。
本発明の請求項1に係る可搬型放射線撮影装置システムは、放射線を照射する線源と、前記線源からの放射線の照射により放射線画像を出力すると共に、撮影範囲を広げるように並べられる少なくとも2個以上の可搬型放射線撮影装置と前記線源と各々の前記可搬型放射線撮影装置との間に設けられる指標と、前記線源からの放射線の照射により各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された前記指標の大きさを比較して、各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別する判別手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、撮影範囲を広げるように並べられる少なくとも2個以上の可搬型放射線撮影装置に向けて線源が放射線を照射する。さらに、線源と各々の可搬型放射線撮影装置との間に指標が設けられており、この指標が、線源からの放射線の照射により各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影される。
また、判別手段は、撮影された指標の大きさを比較して、各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別する。
このように、複数個の可搬型放射線撮影装置を使用して長尺画像を得る場合に、簡易な方法で、画像の連結順番を判定することができる。
本発明の請求項2に係る可搬型放射線撮影装置システムは、請求項1に記載において、各々の前記可搬型放射線撮影装置は、前記可搬型放射線撮影装置の端部で重ねられて撮影範囲を広げるように並べられることを特徴とする。
上記構成によれば、各々の可搬型放射線撮影装置は、可搬型放射線撮影装置の端部で重ねられて撮影範囲を広げるように並べられている。つまり、各々の可搬型放射線撮影装置の端部が重ねられることで、各指標から各可搬型放射線撮影装置までの距離が各可搬型放射線撮影装置の厚み分異なる。すなわち、距離の相違により各可搬型放射線撮影装置によって撮影される指標の大きさが変化する。
このように、各々の可搬型放射線撮影装置の端部を重ねることで指標の大きさを変化させる。これにより、判別手段は、容易に各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別することができる。
本発明の請求項3に係る可搬型放射線撮影装置システムは、請求項1又は2に記載において、前記線源と前記可搬型放射線撮影装置との間には、前記指標が取り付けられた支持部材が設けられることを特徴とする。
上記構成によれば、指標が取り付けられた支持部材が、線源と可搬型放射線撮影装置との間に設けられている。このように支持部材に指標を取り付けることで、各可搬型放射線撮影装置と指標との距離が安定する。これにより、各可搬型放射線撮影装置に撮影される指標の大きさも安定するため、判別手段は、容易に各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別することができる。
本発明の請求項4に係る可搬型放射線撮影装置システムは、請求項1〜3の何れか1項に記載において、各々の前記指標は、同一形状とされると共に可搬型放射線撮影装置と各々の指標との距離が異なることを特徴とする。
上記構成によれば、各々の指標は同一形状とされ、さらに、可搬型放射線撮影装置と各々の指標との距離が異なっている。各々の指標が同一形状であるため、指標との距離が離れている可搬型放射線撮影装置に撮影される指標は大きく、指標との距離が近づいている可搬型放射線撮影装置に撮影される指標は小さくなる。
これにより、判別手段は、容易に各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別することができる。
本発明の請求項5に係る可搬型放射線撮影装置システムは、請求項1〜3の何れか1項に記載において、各々の前記指標は、異なる大きさであることを特徴とする。
上記構成によれば、各々の指標が異なる大きさであるため、各可搬型放射線撮影装置に撮影された指標も異なる大きさとなる。これにより、判別手段は、容易に各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別することができる。
本発明の請求項6に係るプログラムは、コンピュータを、放射線を照射する線源からの放射線の照射により、撮影範囲を広げるように並べられる少なくとも2個以上の可搬型放射線撮影装置によって撮影された前記線源と各々の前記可搬型放射線撮影装置との間に設ける指標の大小を比較する比較手段と、各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された前記指標に基づいて、各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別する判別手段と、として機能させることを特徴とする。
上記構成によれば、線源と各々の可搬型放射線撮影装置との間には、指標が設けられている。比較手段が、線源からの放射線の照射により、撮影範囲を広げるように並べられる少なくとも2個以上の可搬型放射線撮影装置によって撮影された指標の大小を比較する。
さらに、判別手段は、各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された指標に基づいて、各々の可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別する。
これより、複数個の可搬型放射線撮影装置を使用して長尺画像を得る場合に、簡易な方法で、画像の連結順番を判定することができる。
本発明によれば、複数個の可搬型放射線撮影装置を使用して長尺画像を得る場合に、簡易な方法で、画像の連結順番を判定することができる。
本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムを示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムに用いられる可搬型放射線撮影装置及び指標等を示した斜視図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムに用いられた各可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像を示した概念図である。 本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムに用いられたコンソールのCPUでの処理を示したフロー図である。 本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムに用いられた可搬型放射線撮影装置を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムに用いられた可搬型放射線撮影装置を示した回路図である。 本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムに用いられた可搬型放射線撮影装置を示した平面図である。 本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システムを示した構成図である。
本発明の第1実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システム、及びプログラムの一例について図1〜図7に従って説明する。なお、図中の矢印UPは、鉛直方向上方を示す。
(全体構成)
図1に示されるように、可搬型放射線撮影装置システム64は、第1可搬型放射線撮影装置10A(所謂電子カセット)と、第2可搬型放射線撮影装置10Bと、第3可搬型放射線撮影装置10Cと、これらに放射線を照射する線源70と、後述する指標76が取り付けられた支持部材の一例としての支持板74と、第1可搬型放射線撮影装置10A、第2可搬型放射線撮影装置10B、第3可搬型放射線撮影装置10C及び線源70を制御するコンソール78と、を含んで構成されている。
なお、第1可搬型放射線撮影装置10A、第2可搬型放射線撮影装置10B及び第3可搬型放射線撮影装置10Cについては、基本構成が同一であるため、特に区別しない場合は、可搬型放射線撮影装置10として記載して先頭の第1、第2、第3及び符号末尾のアルファベットを省略して説明する。各可搬型放射線撮影装置10を構成する構成部品についても同様とする。
図6に示されるように、可搬型放射線撮影装置10(所謂電子カセッテ)の筐体18の内部には、放射線撮像層12が設けられている。この放射線撮像層12は、上部電極と半導体層と下部電極を備えた放射線撮像素子13と後述するシンチレータ30(図5参照)とを備えている。そして、この放射線撮像素子13には、光を受けて電荷を蓄積するセンサ部14と、センサ部14に蓄積された電荷を読み出すためのTFTスイッチ16と、を含んで構成される画素20が2次元状に多数設けられている。
また、放射線撮像素子13には、前述したTFTスイッチ16をON/OFFするための複数の走査配線22と、センサ部14に蓄積された電荷を読み出すための複数の信号配線24と、が互いに交差して設けられている。
さらに、放射線撮像素子13の表面には、GOS又はCsI等からなるシンチレータ30(図5、図7参照)が貼り付けられている。シンチレータ30は、発生した光の外部への漏れだしを防止するため、貼り付けられた放射線撮像素子13に対する反対側の面に発生した光を遮光する遮光体31(図5参照)を有している。
そして、放射線撮像層12では、照射されたX線などの放射線はシンチレータ30で光に変換され、センサ部14に照射される。センサ部14は、シンチレータ30から照射された光を受けて電荷を蓄積するようになっている。
さらに、各信号配線24には、信号配線24に接続された何れかのTFTスイッチ16がONされることによりセンサ部14に蓄積された電荷量に応じて放射線画像を示す電気信号(画像信号)が流れるようになっている。
また、放射線撮像素子13の信号配線方向の一端側には、結線用のコネクタ32が複数個並んで設けられ、走査配線方向の一端側には、コネクタ34が複数個並んで設けられている。そして、各信号配線24はコネクタ32に接続され、各走査配線22はコネクタ34に接続されている。
さらに、放射線撮像層12による放射線検出の制御、及び各信号配線24に流れる電気信号に対する信号処理の制御を行う制御部36が設けられ、制御部36は、信号検出回路42と、スキャン信号制御回路40と、を備えている。
また、信号検出回路42には、複数個のコネクタ46が設けられており、このコネクタ46には、フレキシブルケーブル44の一端が電気的に接続されている。さらに、このフレキシブルケーブル44の他端は、コネクタ32に接続されており、信号配線24毎に、入力される電気信号を増幅する増幅回路を内蔵している。この構成により、信号検出回路42は、各信号配線24より入力される電気信号を増幅回路により増幅して検出することで、画像を構成する各画素20の情報として、各センサ部14に蓄積された電荷量を検出するようになっている。
一方、スキャン信号制御回路40には、コネクタ48が設けられており、このコネクタ48には、フレキシブルケーブル52の一端が電気的に接続されている。さらに、このフレキシブルケーブル52の他端は、コネクタ34に接続されており、スキャン信号制御回路40は各走査配線22にTFTスイッチ16をON/OFFするための制御信号を出力するようになっている。
また、図5に示されるように、本実施の形態に係る可搬型放射線撮影装置10は、照射された放射線により表わされる放射線画像を撮影する撮影部60を有している。この撮影部60には、平板状に形成された制御基板62の一方の面に放射線撮像層12が配置され、制御基板62の他方の面に放射線撮像層12に対応する信号検出回路42及びスキャン信号制御回路40が配置されている。
(要部構成)
次に、撮影時における各可搬型放射線撮影装置10の配置、及び可搬型放射線撮影装置10と線源70との間に設けられた支持板74に取り付けられた指標76等について説明する。
図1、図2に示されるように、3個の可搬型放射線撮影装置10を用いて長尺状の撮影を行う場合には、第1可搬型放射線撮影装置10Aの第1筐体18Aの下端側の裏面側(放射線の入射側に対して反対側)に、第2可搬型放射線撮影装置10Bの第2筐体18Bの上端側が重ねられるようになっている。さらに、第2可搬型放射線撮影装置10Bの第2筐体18Bの下端側の裏面側に、第3可搬型放射線撮影装置10Cの第3筐体18Cの上端側が重ねられるようになっている。これにより、鉛直方向に撮影範囲を広げるように3個の可搬型放射線撮影装置10が並べられ、長尺撮影が可能となる。
また、線源70と鉛直方向に並べられた可搬型放射線撮影装置10との間は、被写体72が位置するための撮影位置とされている。さらに、この被写体72と可搬型放射線撮影装置10との間には、鉛直方向に延びる板状の支持板74が設けられており、この支持板74に沿って被写体72が立っている。
さらに、この支持板74には、第1可搬型放射線撮影装置10Aと対向するように指標76A、第2可搬型放射線撮影装置10Bと対向するように指標76B、第3可搬型放射線撮影装置10Cと対向するように指標76Cが取り付けられている。そして、各指標76A、76B、76Cは、同一の円形状とされている。
この構成により、各指標76から各可搬型放射線撮影装置10までの距離が、可搬型放射線撮影装置10の厚み分異なるようになっている。つまり、第1指標76Aから第1可搬型放射線撮影装置10Aまでの距離が最も短く、第2指標76Bから第2可搬型放射線撮影装置10Bまでの距離が次に短く、第3指標76Cから第3可搬型放射線撮影装置10Cまでの距離が最も長いようになっている。
さらに、各可搬型放射線撮影装置10と線源70とを制御するコンソール78が設けられており、このコンソール78には、判別手段の一例としてのCPU(中央処理装置)80が備えている。なお、このCPU80によって実行される処理については、後述する図4に示すフローチャートと共に説明する。
(作用・効果)
次に、可搬型放射線撮影装置10を用いて長尺撮影をするために、コンソール78のCPU80で実行される処理について図4に示すフローチャート等を参照して説明する。
先ず、図1、図2に示されるように、各可搬型放射線撮影装置10の端側を重ねて鉛直方向に延びるように各可搬型放射線撮影装置10を並べる。さらに、被写体72は、被写体72と可搬型放射線撮影装置10に設けられた支持板74に沿って立っている。
この状態で、図4に示されるように、ステップ100で、撮影者のコントロールパネル(図示省略)の操作によりコンソール78が、放射線画像の撮影を指示する。
図1、図2に示されるように、放射線画像の撮影が指示されると、線源70は予め与えられた撮影条件等に応じた放射線量の放射線を射出する。線源70から射出された放射線は、撮影位置の被写体72及び各指標76を透過することで画像情報を担持した後に各可搬型放射線撮影装置10に照射される。
つまり、第1可搬型放射線撮影装置10Aには、第1指標76Aを透過した放射線が照射され、第2可搬型放射線撮影装置10Bには、第2指標76Bを透過した放射線が照射され、第3可搬型放射線撮影装置10Cには、第3指標76Cを透過した放射線が照射される。
図5に示されるように、放射線撮像層12では、照射されたX線などの放射線はシンチレータ30で光に変換され、放射線撮像素子13のセンサ部14(図6参照)に照射される。センサ部14は、シンチレータ30から照射された光を受けて電荷を蓄積する。
図6に示されるように、画像読出時には、スキャン信号制御回路40から放射線撮像素子13のTFTスイッチ16のゲート電極に走査配線22を介して順次ON信号(+10〜20V)が印加される。これにより、放射線撮像素子13のTFTスイッチ16が順次ONされることによりセンサ部14に蓄積された電荷量に応じた電気信号が信号配線24に流れ出す。信号検出回路42は、放射線撮像素子13の信号配線24に流れ出した電気信号に基づいて各センサ部14に蓄積された電荷量を、画像を構成する各画素20の情報として検出する。これにより、放射線撮像層12に照射された放射線により示される画像を示す画像情報を取得する。全ての画像情報を取得すると、図4に示すステップ200に移行する。なお、全ての画像情報を取得できない場合は、ステップ100を繰り返して行い全ての画像情報を取得する。
ステップ200では、各画像に撮影された指標の大小を比較する。つまり、第1可搬型放射線撮影装置10Aによって撮影された第1指標76Aの画像情報と、第2可搬型放射線撮影装置10Bによって撮影された第2指標76Bの画像情報と、第3可搬型放射線撮影装置10Cによって撮影された第3指標76Cの画像情報の大小を比較する。
前述したように、第1指標76Aから第1可搬型放射線撮影装置10Aまでの距離が最も短く、第2指標76Bから第2可搬型放射線撮影装置10Bまでの距離が次に短く、第3指標76Cから第3可搬型放射線撮影装置10Cまでの距離が最も長いようになっている。
このため、図3(A)に示されるように、第1可搬型放射線撮影装置10Aによって撮影された第1指標76Aの第1指標画像82Aが最も小さく、図3(B)に示されるように、第2可搬型放射線撮影装置10Bによって撮影された第2指標76Bの第2指標画像82Bが次に小さく、図3(C)に示されるように、第3可搬型放射線撮影装置10Cによって撮影された第3指標76Cの第3指標画像82Cが最も大きい。
そして、これら第1指標画像82A、第2指標画像82B、第3指標画像82Cの大小を比較して図4に示すステップ300へ移行する。
ステップ300では、各画像の連結順番を判別する。つまり、図3に示されるように、指標画像82が最も小さい第1可搬型放射線撮影装置10Aによって撮影された画像84Aを一番上に配置し、指標画像82が次に小さい第2可搬型放射線撮影装置10Bによって撮影された画像84Bを画像84Cの下に配置し、指標画像82が最も大きい第3可搬型放射線撮影装置10Cによって撮影された画像84Cを一番下に配置する。このように各画像84の連結順番を判別してステップ400に移行する。
ステップ400では、ステップ300で判別した連結順番に画像84を重ね合わせて(並べて)保存して終了する。
以上説明したように、複数個の可搬型放射線撮影装置10を使用して長尺画像を得る場合に、各画像84に撮影された指標画像82の大きさ比較することで、画像84の連結順番を判定することができる。
また、複数個の可搬型放射線撮影装置10が端部で重ねられ、撮影範囲を広げるように並べられることで、指標76から各可搬型放射線撮影装置10までの距離を可搬型放射線撮影装置10の厚み分異ならせることができる。
また、各可搬型放射線撮影装置10と指標76との距離を異ならせ、各指標76を同一形状とすることで、各可搬型放射線撮影装置10に撮影される指標画像82の大きさを異ならせることができる。
次ぎに、本発明の第2実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システム、及びプログラムの一例について図8に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図8に示されるように、第2実施形態に係る可搬型放射線撮影装置システム90では、第1可搬型放射線撮影装置10Aの第1筐体18Aの下端側の表面側(放射線の入射側)に、第2可搬型放射線撮影装置10Bの第2筐体18Bの上端側が重ねられるようになっている。さらに、第2可搬型放射線撮影装置10Bの第2筐体18Bの下端側の表面側に、第3可搬型放射線撮影装置10Cの第3筐体18Cの上端側が重ねられるようになっている。これにより、鉛直方向に撮影範囲を広げるように3個の可搬型放射線撮影装置10が並べられ、長尺撮影が可能となる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、3個の可搬型放射線撮影装置10を用いて説明したが、特に3個に限定されることなく、2個であってもよく、また、4個以上であってもよい。
また、上記実施形態では、放射線としてX線を用いて説明したが、特にこれに限定されるものではなく、γ線等であってもよい。
また、上記実施形態では、立位状態での長尺撮影に可搬型放射線撮影装置システム64、90を用いたが、臥位状態での長尺撮影に可搬型放射線撮影装置システムを用いてもよい。この場合には、各可搬型放射線撮影装置を水平方向に延びるように配置することで、長尺撮影が可能となる。
また、上記実施形態では、線源70から被写体72、指標76、可搬型放射線撮影装置10の順で配置したが、特にこれに限定されることなく、線源70から指標76、被写体72、可搬型放射線撮影装置10の順で配置してもよい。
また、上記実施形態では、指標76を同一形状として説明したが、特に同一形状に限定されることなく、異なった形状であってもよく、また、被験者の骨格であってもよい。
また、上記実施形態では、指標画像82が、画像84の中央側に撮影されたが、特に中央側に限定されることなく、端側等であってもよい。
10A 第1可搬型放射線撮影装置
10B 第2可搬型放射線撮影装置
10C 第3可搬型放射線撮影装置
64 可搬型放射線撮影装置システム
70 線源
74 支持板(支持部材)
76A 第1指標
76B 第2指標
76C 第3指標
80 CPU(判別手段、コンピュータ)
90 可搬型放射線撮影装置システム

Claims (6)

  1. 放射線を照射する線源と、
    前記線源からの放射線の照射により放射線画像を出力すると共に、撮影範囲を広げるように並べられる少なくとも2個以上の可搬型放射線撮影装置と、
    前記線源と各々の前記可搬型放射線撮影装置との間に設けられる指標と、
    前記線源からの放射線の照射により各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された前記指標の大きさを比較して、各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別する判別手段と、
    を備える可搬型放射線撮影システム。
  2. 各々の前記可搬型放射線撮影装置は、前記可搬型放射線撮影装置の端部で重ねられて撮影範囲を広げるように並べられる請求項1に記載の可搬型放射線撮影システム。
  3. 前記線源と前記可搬型放射線撮影装置との間には、前記指標が取り付けられた支持部材が設けられる請求項1又は2に記載の可搬型放射線撮影システム。
  4. 各々の前記指標は、同一形状とされると共に可搬型放射線撮影装置と各々の指標との距離が異なる請求項1〜3の何れか1項に記載の可搬型放射線撮影システム。
  5. 各々の前記指標は、異なる大きさである請求項1〜3の何れか1項に記載の可搬型放射線撮影システム。
  6. コンピュータを、
    放射線を照射する線源からの放射線の照射により、撮影範囲を広げるように並べられる少なくとも2個以上の可搬型放射線撮影装置によって撮影された前記線源と各々の前記可搬型放射線撮影装置との間に設ける指標の大小を比較する比較手段と、
    各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された前記指標に基づいて、各々の前記可搬型放射線撮影装置によって撮影された画像の連結順番を判別する判別手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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