JP2012038825A - パワーモジュール用基板の製造装置および製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取扱性に優れ、繰り返して使用することができるクッションシートを用いることにより、パワーモジュール用基板の製造を容易にする。
【解決手段】第1ろう材11を介在させてセラミックス基板20と金属板30,40とを積層してなる積層体101を、複数積み重ねた状態で厚さ方向に加圧する加圧装置110と、グラファイトシート121の両面にカーボンシート122が第2ろう材123によりろう付けされてなり、積み重ねられた複数の積層体101間に配置されるクッションシート120とを備え、セラミックス基板20と金属板30,40とをろう付する製造装置100。
【選択図】図3

Description

本発明は、大電流、高電圧を制御する半導体装置に用いられるパワーモジュール用基板の製造装置および製造方法に関する。
一般に、半導体素子の中でも電力供給のためのパワーモジュールは発熱量が比較的高いため、このパワーモジュール用基板としては、例えば特許文献1に示されるように、AlN、Al、Si、SiC等からなるセラミックス基板上にアルミニウム板等の金属板をAl−Si系等のろう材を介して接合させたものが用いられている。この金属板は、後工程のエッチング処理によって所望パターンの回路が形成されて回路層となる。そして、エッチング後は、この回路層の表面にはんだ材を介して電子部品(半導体チップ等のパワー素子)が搭載され、パワーモジュールとなる。
パワーモジュール用基板の製造工程において、特許文献1に示されるように、セラミックス基板の両面に金属板を積層した回路基板ユニットとクッションシートとを交互に重ね、厚さ方向に加圧しながら加熱することにより、セラミックス基板と金属板とがろう付される。クッションシートは、セラミックス基板と金属板との接合面に圧力を均等に作用させるために用いられ、グラファイト製クッション層の両面にカーボン製緻密層が形成されている。
特開2008−192823号公報
クッション層を形成するグラファイトは鱗片状の薄膜であり、脆く、金属板に付着しやすいなど取扱性が悪いという問題がある。このため、特許文献1に開示されているように、カーボン板を配置したりCVD法等によってカーボンコーティングしたりすることにより、グラファイト性クッション層の両面にカーボン製緻密層を形成している。しかしながら、カーボン板を用いる場合、カーボン板とグラファイト層とがずれるおそれがあるため、クリップや接着剤などで固定する必要があり、繰り返して使用することが困難であるなどの問題もあり、より作業性のよいクッションシートの実現が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、取扱性に優れ、繰り返して使用することができるクッションシートを用いることにより、パワーモジュール用基板の製造を容易にすることを目的とする。
本発明は、第1ろう材を介在させてセラミックス基板と金属板とを積層してなる積層体を複数積み重ねた状態で厚さ方向に加圧する加圧装置と、グラファイトシートの両面にカーボンシートが第2ろう材によりろう付けされてなり、積み重ねられた複数の前記積層体間に配置されるクッションシートとを備え、前記セラミックス基板と前記金属板とをろう付してパワーモジュール用基板を製造する装置である。
ここで、カーボンシートとは、たとえば、コークスやコールタールピッチ等を主原料として、静水圧成形法により形成され、等方的な構造と特性を持つものである。また、グラファイトシートとは、たとえば、酸処理した天然黒鉛を膨張化処理し、予備成形およびロール圧延することにより形成され、クッション性を有するものである。
このパワーモジュール用基板の製造装置によれば、クッションシートにおいてグラファイトシートとカーボンシートとが接合されているので、クッションシートの取扱性がよく、加圧装置に積層体とクッションシートとを積層する作業を容易に行うことができる。また、ろう付後のパワーモジュール用基板とクッションシートとを加圧装置から取り出す際にグラファイトシートとカーボンシートとがずれず、クッションシートが破損するおそれが小さいので、クッションシートを繰り返し使用することが可能になる。
このパワーモジュール用基板の製造装置において、前記第2ろう材の融点は、前記積層体のろう付温度よりも高いことが好ましい。たとえば、セラミックス基板と金属板とを873Kでろう付する場合、融点が973K以上である第2ろう材によってグラファイトシートとカーボンシートとがろう付けされていることが好ましい。この場合、積層体をろう付する際にクッションシートの第2ろう材が溶融しないので、グラファイトシートとカーボンシートとの接合を維持することができ、クッションシートを繰り返し使用することができる。
ここで、第2ろう材としては、たとえば、融点が1273K〜1373KのCu−Ni−Mn系ろう材、Cu−Ni−M(Si、Cr、Mg、Co)−Mn系ろう材などが例示される。
このパワーモジュール用基板の製造装置において、前記第2ろう材にマグネシウムが含まれていてもよい。この場合、積層体をろう付する際に、第2ろう材中のマグネシウムが蒸発し、金属板の外面に溶融状態のろう材による濡れ性を低下させるMgO膜が形成される。したがって、セラミックス基板と金属板との間からはみ出した第1ろう材が金属板の側面を伝って移動しにくくなり、金属板の表面、すなわち回路パターン表面にろう材が付着しにくくなる。
マグネシウムを含む第2ろう材としては、たとえば、Cu:1〜15mass%、Ni:5〜35mass%、MgO:0.005〜0.05mass%、残部がMn及び不可避不純物からなるろう材などが挙げられる。
また、本発明は、第1ろう材を介在させてセラミックス基板と金属板とを積層した積層体と、グラファイトシートの両面にカーボンシートが第2ろう材によりろう付されてなるクッションシートとを交互に積層し、これらを厚さ方向に加圧および加熱することにより前記セラミックス基板と前記金属板とをろう付してパワーモジュール用基板を製造する方法である。
このパワーモジュール用基板の製造方法によれば、グラファイトシートとカーボンシートとが接合されているクッションシートを用いるので、クッションシートの取扱性がよく、加圧装置に積層体とクッションシートとを積層する作業を容易に行うことができる。また、ろう付後のパワーモジュール用基板とクッションシートとを加圧装置から取り出す際にグラファイトシートとカーボンシートとがずれにくく、クッションシートが破損するおそれが小さいので、クッションシートを繰り返し使用することが可能になる。
このパワーモジュール用基板の製造方法において、前記第2ろう材の融点は、前記積層体のろう付温度よりも高いことが好ましい。たとえば、セラミックス基板と金属板とを873Kのろう付温度でろう付する場合、融点が973K以上である第2ろう材によってグラファイトシートとカーボンシートとがろう付けされていることが好ましい。この場合、積層体をろう付する際にも、クッションシートの第2ろう材が溶融しないので、グラファイトシートとカーボンシートとの接合を維持することができ、クッションシートを繰り返し使用することができる。
このパワーモジュール用基板の製造方法において、前記第2ろう材にマグネシウムが含まれていてもよい。この場合、積層体をろう付する際に、金属板の外面に、溶融状態のろう材による濡れ性を低下させるMgO膜が形成される。したがって、セラミックス基板と金属板との間からはみ出した第1ろう材が金属板の側面を伝って移動しにくくなり、金属板の表面、すなわち回路パターン表面にろう材が付着するのを防止できる。
本発明のパワーモジュール用基板の製造装置および製造方法によれば、取扱性に優れ、繰り返して使用することができるクッションシートを提供できるので、パワーモジュール用基板の製造を容易にすることができる。
パワーモジュール用基板を用いたパワーモジュールを示す断面図である。 本発明のパワーモジュール用基板の製造装置を示す側面図である。 本発明に係るパワーモジュール用基板の製造方法を示す側面図である。 本発明に係るパワーモジュール用基板の製造装置におけるクッションシートの製造方法を示す分解断面図である。 MgO膜が形成されたパワーモジュール用基板を示す側面図である。
以下、本発明に係るパワーモジュール用基板の製造装置および製造方法の実施形態について説明する。図1は、この発明により製造されるパワーモジュール用基板10を適用したパワーモジュール50を示す全体図である。
パワーモジュール用基板10は、図1に示すように、セラミックス基板20と、このセラミックス基板20に接合された放熱層用の金属板30と、セラミックス基板20に接合された回路層用の金属板40とを備える。
セラミックス用基板20は、例えばAlN(窒化アルミニウム)、Si(窒化珪素)等の窒化物系セラミックス、若しくはAl(アルミナ)等の酸化物系セラミックスを母材として矩形状に形成されている。放熱層用の金属板30は、純アルミニウムにより形成される。回路層用の金属板40は、純アルミニウム若しくはアルミニウム合金により形成される。セラミックス基板20と金属板30,40との相互間は、Al−Si系、Al−Ge系、Al−Cu系、Al−Mg系またはAl−Mn系等の第1ろう材11によりろう付されている。
このパワーモジュール用基板10を用いたパワーモジュール50は、図1に示すように、パワーモジュール用基板10に半導体チップ等の電子部品60およびヒートシンク70を取り付けて製造される。パワーモジュール50において、電子部品60は、金属板40から形成された回路パターン41の上に、Sn−Ag−Cu系、Zn−Al系若しくはPb−Sn系等のはんだ材61によって接合される。電子部品60と回路パターン41の端子部との間は、アルミニウムからなるボンディングワイヤ62により接続される。
ヒートシンク70は、アルミニウム合金の押し出し成形によって形成され、その長さ方向に沿って冷却水を流通させるための多数の流路70aが形成されている。ヒートシンク70は、ろう付、はんだ付、ボルト等によってパワーモジュール用基板10に接合される。
このパワーモジュール50に用いられているパワーモジュール用基板10の製造装置100について、本発明に係る実施形態を説明する。図2に示すように、パワーモジュール用基板10の製造装置100は、第1ろう材11を介在させてセラミックス基板20と金属板30,40とを積層してなる積層体101(図3参照)を複数積み重ねた状態で、図に矢印で示すように厚さ方向に加圧する加圧装置110と、グラファイトシート121の両面にカーボンシート122が第2ろう材123によりろう付けされてなり、複数の積層体101間に配置されるクッションシート120(図4参照)とを備える。
加圧装置110は、ベース板111と、ベース板111の上面の四隅に垂直に取り付けられたガイドポスト112と、これらガイドポスト112の上端部に固定された固定板113と、これらベース板111と固定板113との間で上下移動自在にガイドポスト112に支持された加圧板114と、固定板113と加圧板114との間に設けられて加圧板114を下方に付勢するばね115とを備えている。固定板113および加圧板114は、ベース板111に対して平行に配置されている。積層体101およびクッションシート120は、固定板113と加圧板114との間に交互に積層されて、ばね115の付勢力によって厚さ方向(積層方向)に加圧される。ばね115の付勢力による積層体101に対する押圧力は、0.5×10〜5×10Paである。
クッションシート120は、加圧装置110における付勢力を均一に各積層体101に対して伝えるために配置される。クッションシート120は、図4に示すように、第2ろう材123を介して積層されたグラファイトシート121とカーボンシート122とを厚さ方向に加圧・加熱することにより、ろう付されてなる。
グラファイトシート121はクッション性を有し、たとえば、東洋炭素株式会社製黒鉛シート(製品名PF−UHP,UHPU、厚さ0.2〜1.5mm)を用いることができる。また、カーボンシート122は比較的硬質で平滑な平面を有し、たとえば、東洋炭素株式会社製等方製黒鉛材(製品名TTK−4、かさ密度1.78Mg/m、硬さ72(HSD))を用いて形成することができる。
第2ろう材123は、積層体101の前記ろう付温度(たとえば873K)よりも高い融点を有し、積層体101のろう付時には溶融しない材質である。このような第2ろう材123としては、たとえば融点が1273K〜1373KのCu−Ni−Mn系ろう材、Cu−Ni−M(Si、Cr、Mg、Co)−Mn系ろう材などが例示される。M(Si、Cr、Mg、Co)は、Si、Cr、Mg、Coのうちの少なくとも一種を含むことを意味する。この第2ろう材123の厚みは、5〜50μm、好ましくは10〜20μmである。第2ろう材123の厚みをこのように設定するのは、10μmより薄いと接合不良のおそれがあり、20μmより厚いと厚みばらつきの原因となるとともに積層段数が減るためである。
グラファイトシート121とカーボンシート122とが第2ろう材123によってろう付けされてなるクッションシート120は、内部(グラファイトシート121)の密度が0.5〜1.3Mg/mであるのに対し、表面(カーボンシート122)の密度が1.6〜1.9Mg/mであって、比較的軟質な内部に対して硬質で平滑な表面を有している。クッションシート120の厚さは0.5〜5.0mmである。すなわち、クッションシート120は、クッション性を備えつつ、取扱性に優れる構造のシート材である。
このように形成されたクッションシート120と積層体101とを交互に積層し、これらを厚さ方向に加圧する加圧装置110を熱処理炉等に入れて所定のろう付温度で加熱することにより、各積層体101のセラミックス基板20と金属板30,40とをろう付して、パワーモジュール用基板10を製造することができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る製造装置100および製造方法によれば、セラミックス基板20と金属板30,40とのろう付の際、セラミックス基板20に反り、うねり、表面凹凸、厚みの不均一等があっても、クッションシート120がクッション性を備えることにより、積層体101を均一に加圧できる。また、クッションシート120は耐熱性を有しているので、ろう付時の高温によってもクッション性が維持され、積層体101を均一に加圧した状態でろう付することができる。
また、クッションシート120は、脆く取扱性の悪いクッション層(グラファイトシート121)の両面に比較的硬質な緻密層(カーボンシート122)が一体に設けられた構造であるので、取扱性に優れ、繰り返して使用することも可能である。
なお、クッションシート120のグラファイトシート121とカーボンシート122とを接合している第2ろう材123は、マグネシウムが含まれる材質であってもよい。この場合、たとえばCu:1〜15mass%、Ni:5〜35mass%、MgO:0.005〜0.05mass%、残部がMn及び不可避不純物からなるろう材などが例示される。第2ろう材123に含まれるマグネシウムは、製造装置100におけるろう付時に、金属板30,40の側面に蒸着され、雰囲気中等の酸素と結合してMgO膜12を形成する(図5参照)。このMgO膜は、溶融状態のろう材の金属板30,40に対する濡れ性を低下させるので、ろう付時にセラミックス基板20と金属板30,40との間からはみ出した第1ろう材11が金属板30,40の側面を伝って表面に付着するのを防止できる。したがって、パワーモジュール50における回路パターン41に対する電子部品60の接合信頼性を高め、外観品質を向上し、コンパクト化や低コスト化を図ることができる。
なお、本発明は前記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。たとえば、積層体のろう付温度よりも融点が低い第2ろう材を用いてもよい。この場合、グラファイトシートおよびカーボンシートの長辺寸法をx、短辺寸法をyとして、第2ろう材の寸法は各シートよりも小さい長辺0.7〜0.9x、短辺0.7〜0.9yに設定することが好ましい。
10 パワーモジュール用基板
11 第1ろう材
12 MgO膜
20 セラミックス基板
30,40 金属板
41 回路パターン
50 パワーモジュール
60 電子部品
61 はんだ材
62 ボンディングワイヤ
70 ヒートシンク
70a 流路
100 製造装置
101 積層体
110 加圧装置
111 ベース板
112 ガイドポスト
113 固定板
114 加圧板
115 ばね
120 クッションシート
121 グラファイトシート
122 カーボンシート
123 第2ろう材

Claims (6)

  1. 第1ろう材を介在させてセラミックス基板と金属板とを積層してなる積層体を、複数積み重ねた状態で厚さ方向に加圧する加圧装置と、
    グラファイトシートの両面にカーボンシートが第2ろう材によりろう付けされてなり、積み重ねられた複数の前記積層体間に配置されるクッションシートと
    を備え、前記セラミックス基板と前記金属板とをろう付することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造装置。
  2. 前記第2ろう材の融点は、前記積層体のろう付温度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール用基板の製造装置。
  3. 前記第2ろう材にマグネシウムが含まれていることを特徴とする請求項1または2に記載のパワーモジュール用基板の製造装置。
  4. 第1ろう材を介在させてセラミックス基板と金属板とを積層した積層体と、グラファイトシートの両面にカーボンシートが第2ろう材によりろう付されてなるクッションシートとを交互に積層し、
    これらを厚さ方向に加圧および加熱することにより前記セラミックス基板と前記金属板とをろう付することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
  5. 前記第2ろう材の融点は、前記積層体のろう付温度よりも高いことを特徴とする請求項4に記載のパワーモジュール用基板の製造方法。
  6. 前記第2ろう材にマグネシウムが含まれていることを特徴とする請求項4または5に記載のパワーモジュール用基板の製造方法。
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