JP2012038122A - コンテンツ制御設定システムおよびコンテンツ制御設定方法 - Google Patents

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秀典 酒井
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Abstract

【課題】本発明は、利便性を保ちつつ、デジタルサイネージシステムの大規模化を抑制し、かつシステムの運用のための特別な知識を必要としない、コンテンツ制御設定システムを提供する。
【解決手段】本発明に係るコンテンツ制御設定システム100は、画像表示装置1と制御装置3とを備える。画像表示装置1は、制御装置3からウェブサーバ26に対して送信された制御設定要求信号に応じて、制御装置3に、ウェブブラウザ51による表示が可能な制御画面表示用データ(HTML)を送信する。制御装置3は、当該制御画面表示用データ(HTML)とウェブブラウザ51とを用いて、コンテンツの制御および/または設定を行うためのウェブ画面31,32を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、広告等のコンテンツの表示に関する制御・設定を行うコンテンツ制御設定システムおよびコンテンツ制御設定方法に関するものである。
近年、店舗等で製品広告やサービスを小型画像表示装置に表示するPOP(Point Of Purchase)装置や、公共の場所等で企業広告や製品広告を大型画像表示装置に表示する電子看板が、急速に普及している。当該POP装置や電子看板等は、総じてデジタルサイネージと呼ばれ、顧客に対する販促効果を高めている。
従来のデジタルサイネージのシステムでは、パーソナルコンピュータ(PC))やDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤー等の再生装置と、テレビやディスプレイモニター等の画像表示装置とを用いて、コンテンツの再生が行われている。または、特許文献1や特許文献2に開示されている方法も存在する。
特許文献1に係る技術では、画像表示装置に、メモリカード等の記憶媒体からデータを読み出す手段と制御手段とが、搭載されている。当該特許文献1に係る技術では、記憶媒体に保存されているコンテンツを、画像表示装置に搭載しているマイコンが繰り返し読み出すことで、当該コンテンツの再生が実現されている。
当該特許文献1に係る技術では、既存の再生装置を既存の表示装置に接続するか、もしくはコンテンツが記憶されている記憶媒体を専用再生装置に接続するだけである。したがって、当該特許文献1に係る技術では、特別なシステムやアプリケーションは必要なく、加えて操作にも特別な知識を必要としない利点があり、簡単にデジタルサイネージシステムを実現できる。
また、特許文献2には、専用サーバーを含む専用配信システムから、テレビや専用受信機を含む専用受信システムへと、ネットワークを介して再生用のコンテンツが配信される技術が、開示されている。
当該特許文献2に係る技術では、時間帯、曜日に応じて再生コンテンツをスケジュール管理できるよう、専用配信システム側で当該スケジュールを適宜変更ができる。加えて、当該特許文献2に係る技術では、地震、災害等の緊急を要する情報をリアルタイムで配信することができるので、利便性が高い。
特開2001−100683号公報 特開2007−174611号公報
しかしながら、特許文献1に係る技術では、利便性が低いという問題がある。つまり、特許文献1に係る技術では、再生できるコンテンツは、再生装置や記憶媒体に予め記憶されたものに限定され、またコンテンツの更新のためには、現在再生中のコンテンツを一旦ストップしなければならないという欠点がある。
また、特許文献2に係る技術では、大規模システムが必要であり、システムの運用に特別な知識が必要である、という問題がある。つまり、特許文献2に係る技術では、デジタルサイネージシステムを構築するためには、配信側システムおよび受信側システムの双方に、専用のハードウェア(H/W)とソフトウェア(S/W)とが必要となり、システムが大規模化する。また、当該H/WおよびS/Wの必要性により、当該特許文献2に係る技術では、システムの構築・運用のためには特別な知識が必要となる。また、当該特許文献2に係る技術では、配信側システムに何らかの不具合が発生すると、システム全体の機能がストップする。このため、配信側システムには、特に信頼性の高い機器の導入や、監視機能およびバックアップ機能の導入が必要となり、当該点においても、特許文献2に係る技術は、システムの運用に特別な知識が必要となる。
一方で、POP装置を利用したシステムでは、デジタルサイネージシステムの小規模化が実現でき、システム導入も容易である。しかしながら、POP装置を、天井など手の届かない場所へ設置した場合、コンテンツ更新が非常に困難になり、利便性が低くなるという問題が生じる。
そこで、本発明は、利便性を保ちつつ、デジタルサイネージシステムの大規模化を抑制し、かつシステムの運用のための特別な知識を必要としない、コンテンツ制御設定システムおよびコンテンツ制御設定方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るコンテンツ制御設定システムは、コンテンツの表示を行い、ウェブサーバの機能を有し、ネットワーク接続可能な画像表示装置と、ウェブブラウザの機能を有し、ウェブ画面の表示が可能であり、前記ネットワークに接続可能な制御装置とを、備えており、前記画像表示装置は、前記制御装置から前記ウェブサーバに対して送信された制御設定要求信号に応じて、当該制御装置に、前記ウェブブラウザによる表示が可能な制御画面表示用データを送信し、前記制御装置は、前記制御画面表示用データと前記ウェブブラウザとを用いて、前記コンテンツの制御および/または設定を行うための前記ウェブ画面を表示する。
また、本発明に係るコンテンツ制御設定方法は、コンテンツの表示を行い、ウェブサーバの機能を有し、ネットワーク接続可能な画像表示装置と、ウェブブラウザの機能を有し、ウェブ画面の表示が可能であり、前記ネットワークに接続可能な制御装置とを、備えているコンテンツ制御設定システムにおけるコンテンツ制御設定方法であって、(A)前記制御装置が、前記画像表示装置の前記ウェブサーバに対して、制御設定要求信号を送信するステップと、(B)前記画像表示装置が、前記制御設定要求信号に応じて、前記制御装置に対して、前記ウェブブラウザによる表示が可能な制御画面表示用データを送信するステップと、(C)前記制御装置が、前記制御画面表示用データと前記ウェブブラウザとを用いて、前記コンテンツの制御および/または設定を行うための前記ウェブ画面を表示するステップとを、備える。
本発明に係るコンテンツ制御設定システムおよびコンテンツ制御設定方法では、画像表示装置は、制御装置からウェブサーバに対して送信された制御設定要求信号に応じて、当該制御装置に、ウェブブラウザによる表示が可能な制御画面表示用データを送信する。そして、制御装置は、制御画面表示用データとウェブブラウザとを用いて、コンテンツの制御および/または設定を行うための前記ウェブ画面を表示する。
したがって、本発明では、作業者は制御装置のウェブブラウザ操作のみで、画像表示装置におけるコンテンツの再生表示を制御・設定できるので、高い利便性を有する。また、本発明では、制御装置側には特別なアプリケーションの実装が不要となり、これにより、システムの運用のための特別な知識を必要としない。加えて、制御装置には、特別なH/WやS/W実装する必要がなく、ウェブブラウザのみ搭載されていれば十分である。よって、本発明では、デジタルサイネージシステムの大規模化を抑制でき、かつシステム導入のコストも低減できる。
本発明に係るコンテンツ制御設定システムの概略構成を示すブロック図である。 画像表示装置におけるハードウェア(H/W)構成を示すブロック図である。 画像表示装置におけるハードウェア(S/W)構成を示すブロック図である。 CGIプログラム群を構成する、各種CGIプログラムを示すブロック図である。 実施の形態1に係るコンテンツ制御設定システムの動作を説明するための図である。 実施の形態1に係るコンテンツ制御設定システムの動作を説明するための図である。 実施の形態1に係るコンテンツ制御設定システムの動作を説明するための図である。 実施の形態2に係るコンテンツ制御設定システムの動作を説明するための図である。 本発明に係るコンテンツ制御設定システムの他の概略構成を示すブロック図である。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
<システムの構成>
本発明に係るコンテンツ制御設定システム100の概略構成を、図1に示す。
図1に示すように、コンテンツ制御設定システム100は、画像表示装置1、ストレージ機器2、制御装置3、コンテンツサーバ4およびネットワーク接続機器5によって、構成されている。
画像表示装置1は、少なくとも1台以上であり、再生されたコンテンツの表示(コンテンツの再生表示)を行う。画像表示装置1は、ネットワーク(双方向性通信回線)と接続可能である。さらに、画像表示装置1は、ウェブサーバ機能およびウェブクライアント機能を有する。また、画像表示装置1は、ストレージ機器2の接続が可能である。
ストレージ機器2は、画像表示装置1に対して、外付けとして、接続可能である。当該ストレージ機器2には、画像表示装置1で再生表示されるコンテンツが保存される。当該ストレージ機器2として、たとえば、SD(Secure Digital)メモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどを採用することができる。
制御装置3は、ウェブブラウザ機能を有しており、ウェブ画面の表示を行うことができる。当該制御装置3においても、ネットワークに接続可能である。当該制御装置3として、たとえば、パーソナルコンピュータや携帯端末などが採用できる。
コンテンツサーバ4は、ハードディスクドライブを備えており、当該ハードディスクドライブには、画像表示装置1で再生表示されるコンテンツが保存される。当該コンテンツサーバ4においても、ネットワークに接続可能である。当該コンテンツサーバ4として、たとえば、パーソナルコンピュータなどが採用できる。
ここで、図1に示したシステム構成では、制御装置3とコンテンツサーバ4とは別構成であったが、制御装置3とコンテンツサーバ4とを同一装置で構成しても良い。
ネットワーク接続制御装置5には、ネットワーク接続機能を備えた各装置1,3,4が接続され、当該各装置1,3,4のネットワーク接続を制御する。
なお、上記記載から分かるように、図1に示すシステム構成では、コンテンツの保存先は、画像表示装置1に接続可能なストレージ機器2と、ネットワークに接続可能なコンテンツサーバ4とである。
<画像表示装置1のハードウェア構成>
図1に示した画像表示装置1のハードウェア構成を、図2に示す。
図2に示すように、画像表示装置1は、ハードウェア6と液晶パネルモジュール18とから構成される。液晶パネルモジュール18は、映像を表示する。
他方、ハードウェア6は、CPU(Central Processing Unit)7、サブメモリ8、メインメモリ9、グラフィックスコントローラ10、ビデオメモリ11、LAN(Local Area Network)コントローラ12、SDカードコントローラ13およびUSBコントローラ14によって、構成されている。
CPU7は、アプリケーションやOS(Operating System)などのソフトウェアを実行する。サブメモリ8は、ROM(Read Only Memory)などであり、ソフトウェアを記録する。メインメモリ9は、RAM(Random Access Memory)などであり、サブメモリ8からロードされたソフトウェアを記録する。グラフィックスコントローラ10は、画像の拡大や縮小を行い、所望の画質に変換する画質調整を行う。ビデオメモリ11は、グラフィックスコントローラ10からの映像信号を、フレームレート変換や画質調整のために、一旦記憶する。
LANコントローラ12にはLAN15が接続され、当該LANコントローラ12は、当該LAN15を認識し、LAN通信をコントロールする。SDカードコントローラ13にはSDカード16が接続され、当該SDカードコントローラ13は、SDカード16を認識し、記憶ファイルの入出力をコントロールする。USBコントローラ14にはUSB機器17が接続され、当該USBコントローラ14は、USB機器17を認識し、USB機器17をコントロールする。
<画像表示装置1のソフトウェア構成>
図1に示した画像表示装置1のソフトウェア構成を、図3に示す。
図3に示すように、画像表示装置1におけるソフトウェア19は、OS20、ミドルウェア/ライブラリ群23およびアプリケーション群24から構成される。
OS20は、カーネル21とデバイスドライバ群22とから構成されている。カーネル21は主に、プロセス管理、メモリ管理、時間管理、割り込み処理などを行う。また、デバイスドライバ群22は、アプリケーションの要求に応じて、ハードウェア6を制御する。
アプリケーション群24は、ウェブクライアント25、ウェブサーバ26、CGI(Common Gateway Interface)プログラム27およびコンテンツプレーヤ/ビューワ28から構成される。
ウェブクライアント25は、ウェブサーバに対して要求を出す。また、ウェブサーバ26は、ウェブブラウザからの要求に応じて、CGIプログラムを起動する。また、CGIプログラム群27は、コンテンツ制御設定システム100用のCGIプログラムから成る。ここで、図4に示すように、CGIプログラム群27は、スケジュール制御プログラム29とグループ設定制御プログラム30とから、構成される。さらに、コンテンツプレーヤ/ビューワ28は、コンテンツの再生を行う。
ミドルウェア/ライブラリ群23は、OS20とアプリケーション群24との中間に入るソフトウェアであり、OS20とアプリケーション群24との中間で要求の受け渡しを担う。また、ミドルウェア/ライブラリ群23は、アプリケーション群24の起動・停止・監視などの制御を行う。
<システムの動作>
図1に示す構成において、複数台設置された画像表示装置1と制御装置3とコンテンツサーバ4とは、ネットワークに接続されており、これらの装置1,3,4は、固有のIP(Internet Protocol)アドレスを持つ。ここで、当該固有のIPアドレスは、ネットワーク接続制御機器5から自動で各装置1,3,4に割り当てられるか、もしくは、個々の装置1,3,4において手動で設定される。
図2,3,4に示す構成を有する画像表示装置1の電源が、ONされる。すると、サブメモリ8に記憶されたカーネル21、デバイスドライバ群22、ミドルウェア/ライブラリ群23およびアプリケーション群24は、メインメモリ9へロードされる。これにより、ハードウェア6が、デバイスドライバ群22により、アプリケーション群24から制御可能となる。その後、LANコントローラ12が、固有のIPアドレスを読み込み、これにより、画像表示装置1のネットワーク接続が完了する。
同様にして、制御装置3に配設されたLANコントローラおよびコンテンツサーバ4に配設されたLANNコントローラが、固有のIPアドレスを読み込み、これにより、制御装置3およびコンテンツサーバ4のネットワーク接続が完了する。
以上により、画像表示装置1と制御装置3とコンテンツサーバ4とは、同一ローカルネットワーク内で接続されることになり、制御装置3は、ネットワーク経由で、画像表示装置1を制御することが可能となる。
さて、上述したように、画像表示装置1はウェブサーバの機能(ウェブサーバ26)を有し、制御装置3はウェブブラウザの機能を有している。したがって、制御装置3のウェブブラウザによって、ネットワーク経由で、画像表示装置1のCGIプログラム群27を指定し、当該CGIプログラム群27を実行させることができる。そこで、制御装置3は、ウェブブラウザを介して、画像表示装置1のウェブサーバ26に対して、CGIプログラム起動要求(制御設定要求信号と把握できる)を送信する。
このように、制御装置3は、CGIプログラム起動要求を送信するだけで、実際にCGIプログラム群27を実行するのは、画像表示装置1である。したがって、制御装置3には、特別なアプリケーションは必要なく、ウェブブラウザ機能のみを実装していればよい。
制御装置3からのCGIプログラム起動要求を受けたウェブサーバ26は、CGIプログラム群27を起動させ、当該CGIプログラム群27は、画像表示装置1の構成要素であるハードウェア6のCPU7へ制御要求を出す。CPU7は、当該制御要求に応じて制御を開始する。当該動作を、下記にて詳述する。
図5に例示するように利用者が制御装置3を操作し、たとえば制御装置3のウェブブラウザ(図6の符号51参照)において、「http://<画像表示装置1の固有IPアドレス>/cgi−bin/schedule.cgi」と、指定する。そうすると、当該指定された固有IPアドレスの画像表示装置1のウェブサーバ26に対して、制御装置3は、当該指定に対応するCGIプログラム起動要求を送信する(図6に示すステップS1参照)。
すると、当該CGIプログラム起動要求を受信した画像表示装置1内では、当該CGIプログラム起動要求に応じて、上記制御装置3に、ウェブブラウザ51による表示が可能な制御画面表示用データを作成し、送信する動作を行う。ここで、上記「schedule」の文言を含む指定が実施された場合には、当該指定に対応するCGIプログラム起動要求は、再生スケジュール設定に関するプログラムの起動の要求である(図4のスケジュール制御プログラム29の起動要求)。
当該CGIプログラム起動要求を受信したウェブサーバ26は、CGIプログラム群27のcgi−binフォルダに存するスケジュール制御プログラム29(schedule.cgi)を起動する(図6に示すステップS2参照)。
そして、スケジュール制御プログラム29は、再生スケジュール設定に関するHTML(Hyper Text Markup Language)を作成する。ここで、当該作成されたHTMLが、ウェブブラウザ51による表示が可能な制御画面表示用データであると、把握できる。そして、スケジュール制御プログラム29は、当該作成したHTMLを、ウェブサーバ26に対して出力する(図6に示すステップS3参照)。
そして、ウェブサーバ26は、取得したHTMLを、CGIプログラム起動要求の送信元である制御装置3のウェブブラウザ51に対して送信する(図6に示すステップS4参照)。
当該制御装置3側では、受信したHTMLとウェブブラウザ51とを用いて、コンテンツの制御および/または設定を行うためのウェブ画面を表示する。ここで、上記説明は、再生スケジュール設定に関するものである。したがって、図5に示すように、制御装置3のウェブブラウザ51上に、スケジュール設定ウェブ画面31が表示される。
当該スケジュール設定ウェブ画面31が表示されると、利用者は、当該ウェブ画面31上の「再生/登録」の欄において、上記で指定した固有のIPアドレスの画像表示装置1側で再生表示するコンテンツと、当該コンテンツの保存先を指定する。ここで、コンテンツの保存先が2以上である場合には、制御装置3は、ウェブ画面31上において、コンテンツの保存先を選択できる。図1の構成例の場合には、コンテンツサーバ4およびストレージ機器2から、コンテンツの保存先が選択される。
利用者が、コンテンツとコンテンツの保存先を指定し、当該スケジュール設定ウェブ画面31上において「再生ボタン」を押す(即再生制御と称する)。すると、上記で指定した固有のIPアドレスの画像表示装置1では、コンテンツプレーヤ/ビューワ28を起動し、コンテンツ再生表示を開始する。なお、画像表示装置1におけるコンテンツの再生の際には、当該画像表示装置1のコンテンツプレーヤ/ビューワ28は、再生するコンテンツのファイル形式にあわせて、ミドルウェア/ライブラリ群23に含まれるコーデックを用いる。つまり、画像表示装置1自身において、再生表示を行うコンテンツの復号を実施する。
ここで、コンテンツの保存先として、画像表示装置1に接続されているストレージ機器2が選択されたとき、画像表示装置1は、当該ストレージ機器2に保存されているコンテンツの再生表示を行う。
他方、コンテンツの保存先として、コンテンツサーバ4が選択されたとき、画像表示装置1は、コンテンツサーバ4から、当該画像表示装置1に接続されているストレージ機器2に、指定されたコンテンツをダウンロードする。具体的に、当該画像表示装置1のスケジュール制御プログラム29は、ウェブクライアント25を起動し、当該画像表示装置1に接続されているストレージ機器2に、指定されたコンテンツをダウンロードする。そして、当該ダウンロード後、当該画像表示装置1は、当該ダウンロードされたコンテンツの再生表示を行う。
このように、コンテンツの保存先としてコンテンツサーバ4が選択されたときに、コンテンツ再生表示動作前に、対象となるコンテンツを画像表示装置1側のストレージ機器2にダウンロードすることにより、コンテンツの再生表示動作が、ネットワーク負荷状況に左右されることを防止できる。
また、利用者は、スケジュール設定ウェブ画面31上の「再生/登録」の欄において、上記したコンテンツ指定と上記したコンテンツ保存先の指定(選択)に加えて、コンテンツの再生表示の日程も設定することもできる。つまり、制御装置3は、当該ウェブ画面31上において、上記で指定した固有のIPアドレスを有する画像表示装置1でのコンテンツの再生スケジュールを設定できる(予約再生制御と称する)。
利用者が、コンテンツの再生スケジュールの設定(コンテンツ、コンテンツ保存先の選択・指定、コンテンツの再生表示の日程指定)後、当該スケジュール設定ウェブ画面31上において「登録ボタン」を押す。つまり、利用者は、予約再生制御の設定を実行する。そうすると、制御装置3は、制御装置3で設定されたコンテンツの再生スケジュールに関する情報を、上記指定された固有IPアドレスの画像表示装置1のウェブサーバ26に対して送信する(図7に示すステップS11参照)。
すると、当該ウェブサーバ26は、スケジュール制御プログラム29を起動し(図7に示すステップS12参照)、当該起動したスケジュール制御プログラム29は、ステップS11で送信された情報を保存する。具体的に、スケジュール制御プログラム29は、コンテンツの再生スケジュールに含まれるコンテンツ名と、当該コンテンツ名のコンテンツ保存先と、当該コンテンツ名の再生日時とを、メインメモリ9に記憶する。
そして、当該スケジュール制御プログラム29は、新たにHTMLを作成し、当該新たに作成したHTMLをウェブサーバ26に対して出力する(図7に示すステップS13参照)。
そして、ウェブサーバ26は、取得したHTMLを、コンテンツの再生スケジュールの設定操作が実施された制御装置3のウェブブラウザ51に対して送信する(図7に示すステップS14参照)。
当該制御装置3側では、受信したHTMLとウェブブラウザ51とを用いて、表示しているスケジュール設定ウェブ画面31の「一覧」の表において、コンテンツの再生スケジュールの登録情報を表示(反映)される。
他方、画像表示装置1では、保存された再生スケジュールに関する情報に従って、該当する日時において対象となるコンテンツの再生表示を行う。具体的に、画像表示装置1では、コンテンツプレーヤ/ビューワ28を起動し、該当する日時に対象となるコンテンツの再生表示を開始する。なお、画像表示装置1におけるコンテンツの再生の際には、当該画像表示装置1のコンテンツプレーヤ/ビューワ28は、再生するコンテンツのファイル形式にあわせて、ミドルウェア/ライブラリ群23に含まれるコーデックを用いる。つまり、画像表示装置1自身において、再生表示を行うコンテンツの復号を実施する。
ここで、コンテンツの保存先デバイスとしてコンテンツサーバ4が選択された場合には、当該画像表示装置1のスケジュール制御プログラム29は、ウェブクライアント25を起動する。そして、ネットワーク負荷状況に左右されないように、再生スケジュールに関する情報保存後直ぐに(または、コンテンツの再生表示前に)、当該ウェブクライアント25は、コンテンツサーバ4から当該画像表示装置1に接続しているストレージ機器2へ、スケジュールされたコンテンツをダウンロードする。そして、該当する日時に、画像表示装置1は、当該ストレージ機器2にダウンロードされたコンテンツの再生表示を実行する。
なお、コンテンツの保存先として画像表示装置1に接続されているストレージ機器2が選択されているときには、画像表示装置1は、設定された再生スケジュールに従い、該当する日時に、当該ストレージ機器2に保存されているコンテンツの再生表示を行う。
上記発明によれば、作業者は制御装置3のウェブブラウザ51から、画像表示装置1内のウェブサーバ26へアクセスし、画像表示1内のウェブサーバ26によって、画像表示内のCGIプログラム群27が起動される。そして、制御装置3側のウェブブラウザ51に表示されるウェブ画面31で、コンテンツの再生制御やコンテンツの再生スケジュールの設定を行う。そして、当該制御・設定に従い、画像表示装置1側において、対象となるコンテンツの再生表示を行う。
このように、本発明では、作業者は制御装置3のウェブブラウザ51操作のみで、画像表示装置1におけるコンテンツの再生表示を制御・設定できるので、高い利便性を有する。また、本発明では、制御装置3側には特別なアプリケーションの実装が不要となり、これにより、システムの運用のための特別な知識を必要としない。加えて、制御装置3には、特別なH/WやS/W実装する必要がなく、ウェブブラウザ51のみ搭載されていれば十分であるので、デジタルサイネージシステムの大規模化を抑制できる。たとえば、一般的なパーソナルコンピュータ)以外に、携帯端末も制御装置3として利用できる。
本コンテンツ制御設定システム100は、コンテンツをネットワーク配信する機能を有しながらも、大規模なシステムを必要としないため、簡単にシステムの構築ができ、さらに運用にかかるコストが大幅に軽減される。
さらに、前もってストレージ機器2にコンテンツを保存し、当該ストレージ機器2を画像表示装置1に接続すれば、コンテンツのネットワーク配信が必要のない小規模なデジタルサイネージシステムにも適用できる。
また、本発明では、コンテンツの保存先としてコンテンツサーバ4が選択されたとき、画像表示装置1は、コンテンツサーバ4から、当該画像表示装置1に接続されているストレージ機器2に、コンテンツをダウンロードし、当該ダウンロード後、当該コンテンツの再生表示を行う。したがって、コンテンツの再生表示動作が、ネットワーク負荷状況に左右されることを防止できる。
また、本発明では、コンテンツの再生に際して、画像表示装置1は自装置内において、再生表示を行うコンテンツの復号を実施している。したがって、コンテンツ再生用の装置の配設が省略され、その分、システムコストの低減およびシステムの小規模化を図ることができる。
なお、再生スケジュールにおけるコンテンツの登録は一つに限らず、複数の日時に渡って、複数種類のコンテンツの再生スケジュール登録ができることは言うまでもない。
また、制御装置3から画像表示装置1に対する設定・制御に関する情報は、当該画像表示装置1が電源OFFしたときに、メインメモリ9からサブメモリ8へ保存される。したがって、画像表示装置1における次回の電源ON時においても、当該情報は画像表示装置1に保持される。つまり、画像表示装置1の電源OFFにより、当該情報が消去されることはない。
<実施の形態2>
複数台設置した画像表示装置1に対して、同一スケジュールで同一コンテンツを再生したい場合もある。この場合、実施の形態1で説明したシステム構成では、制御装置3のウェブブラウザから、同一スケジュールで同一コンテンツの再生を行う全ての画像表示装置1の各々に対してアクセスし、各画像表示装置1に対して再生スケジュールの情報を設定することができる。しかしながら、制御装置3が各画像表示装置1に対して個別にアクセスする方法では、再生スケジュールの設定に手間がかかる。
そこで、本実施の形態に係るコンテンツ制御設定システムでは、制御装置3は、当該制御装置3に表示されるウェブ画面上において、画像表示装置1のグループ分け設定も行うことができる。以下、本実施の形態に係るコンテンツ制御設定システムの動作を、図1乃至4および図8を用いて説明する。なお、以下では、実施の形態1で説明した事項と同じ事項に関しては説明を省略し、当該グループ分け設定に焦点を当てて説明を進める。
ここで、本実施の形態において、「親画像表示装置1A」とは、制御装置3が設定・登録のためにアクセスしている1台の所定の画像表示装置1のことを意味している。他方、「子画像表示装置1a」とは、制御装置3によりアクセスされていない「親画像表示装置1A」以外の全ての画像表示装置1のことを意味している。
さて、実施の形態1で説明したように、制御装置3のウェブブラウザ51によって、ネットワーク経由で、一台の所定の画像表示装置(以下、親画像表示装置と称する)1AのCGIプログラム群27を指定し、当該CGIプログラム群27を実行させることができる。そこで、制御装置3は、ウェブブラウザ51を介して、親画像表示装置1Aのウェブサーバ26に対して、CGIプログラム起動要求(制御設定要求信号と把握できる)を送信する。
制御装置3からのCGIプログラム起動要求を受けたウェブサーバ26は、CGIプログラム群27を起動させ、当該CGIプログラム群27は、画像表示装置1の構成要素であるハードウェア6のCPU7へ制御要求を出す。CPU7は、当該制御要求に応じて制御を開始する。当該動作を、下記にて詳述する。
図8に例示するように利用者が制御装置3を操作し、たとえば制御装置3のウェブブラウザ51において、「http://<親画像表示装置1Aの固有IPアドレス>/cgi−bin/group.cgi」と、指定する。
そうすると、当該指定された固有IPアドレスの親画像表示装置1Aのウェブサーバ26に対して、制御装置3は、当該指定に対応するCGIプログラム起動要求を送信する(図6に示すステップS1参照)。
すると、当該CGIプログラム起動要求を受信した親画像表示装置1A内では、当該CGIプログラム起動要求に応じて、上記制御装置3に、ウェブブラウザ51による表示が可能な制御画面表示用データを作成し、送信する動作を行う。ここで、上記「group」の文言を含む指定が実施された場合には、当該指定に対応するCGIプログラム起動要求は、グループ設定(グループ登録)に関するプログラムの起動の要求である(図4のグループ設定制御プログラム30の起動要求)。
当該CGIプログラム起動要求を受信したウェブサーバ26は、CGIプログラム群27のcgi−binフォルダに存するグループ設定制御プログラム30(group.cgi)を起動する(図6に示すステップS2参照)。
そして、グループ設定制御プログラム30は、画像表示装置2のグループ分け設定(登録)に関するHTMLを作成する。ここで、当該作成されたHTMLが、ウェブブラウザ51による表示が可能な制御画面表示用データであると、把握できる。そして、グループ設定制御プログラム30は、当該作成したHTMLを、ウェブサーバ26に対して出力する(図6に示すステップS3参照)。
そして、ウェブサーバ26は、取得したHTMLを、CGIプログラム起動要求の送信元である制御装置3のウェブブラウザ51に対して送信する(図6に示すステップS4参照)。
当該制御装置3側では、受信したHTMLとウェブブラウザ51とを用いて、コンテンツの制御および/または設定を行うためのウェブ画面を表示する。ここで、上記説明は、グループ設定(登録)に関するものである。したがって、上記制御装置3内と親画像表示装置1A内とにおける各動作および両装置3,1A間の送受信通信により、図8に示すように、制御装置3のウェブブラウザ51上に、グループ登録ウェブ画面32が表示される。
当該グループ登録ウェブ画面32の表示により、制御装置3は、当該ウェブ画面32上において、各画像表示装置1のグループ分け設定ができる。
つまり、当該グループ登録ウェブ画面32が表示されると、利用者は、当該ウェブ画面32上の「登録」の欄において、グループ分け登録の対象とする画像表示装置1のディスプレイ名と、当該画像表示装置1のIPアドレスと、当該画像表示装置1を所属させるグループとを指定する。利用者が、当該指定後、グループ登録ウェブ画面32の「登録」の欄において「実行ボタン」を押す。
ここで、制御装置3において表示されているグループ登録画面32において、現在アクセス中の親画像表示装置1Aに対するグループ分け設定(登録)に限らず、全ての画像表示装置1に対するグループ分け設定(登録)の指定を実施することができる。
すると、制御装置3は、制御装置3で設定されたグループ分けに関する情報を、上記親画像表示装置1Aのウェブサーバ26に対して送信する(図7に示すステップS11参照)。
すると、当該ウェブサーバ26は、グループ設定制御プログラム30を起動し(図7に示すステップS12参照)、当該起動したグループ設定制御プログラム30は、ステップS11で送信された情報を保存する。具体的に、グループ設定制御プログラム30は、グループ分け登録の対象とする画像表示装置1のディスプレイ名と、当該画像表示装置1のIPアドレスと、当該画像表示装置1を所属させるグループとを、メインメモリ9に記憶する。
そして、当該グループ設定制御プログラム30は、新たにHTMLを作成し、当該新たに作成したHTMLをウェブサーバ26に対して出力する(図7に示すステップS13参照)。
そして、ウェブサーバ26は、取得したHTMLを、上記制御装置3のウェブブラウザ51に対して送信する(図7に示すステップS14参照)。当該制御装置3側では、受信したHTMLとウェブブラウザ51とを用いて、表示しているグループ登録ウェブ画面32の「一覧」の表において、グループ分けの登録情報を表示(反映)される(グループ登録ウェブ画面32の更新)。なお、制御装置3によりアクセス中の親画像表示装置1Aに関する情報は、「一覧」の最上部へ表示される。
さらに、グループ分けの登録情報を表示(反映)のための動作に加えて、グループ設定制御プログラム30は、親画像表示装置1Aと同じネットワーク内に属する他の全ての画像表示装置(つまり、子画像表示装置1a)に、グループ分け設定に関する登録情報(上記で、メインメモリ9において記録した情報)を送信する。これにより、親画像表示装置1Aに対して、グループ分けに関する設定・登録が実施される度に、当該グループ分け設定に関する登録情報を、全画像表示装置1において同期させることができる。
さて、利用者が、1以上の画像表示装置1に対する上記グループ分け設定・登録の操作を、一通り終了したとする。次に、利用者は、実施の形態1で説明した内容に従い、スケジュール登録ウェブ画面31を制御装置3に表示させる。そして、利用者は、当該ウェブ画面31において、所望の画像表示装置1に対して、実施の形態1で説明した予約再生制御に関する設定・登録の処理を実施する。つまり、利用者は、当該ウェブ画面31上において、所望の画像表示1に対して、コンテンツ、当該コンテンツ保存先および当該コンテンツの再生表示の日時等指定する処理を実行する。
すると、実施の形態1で説明した動作(コンテンツの再生スケジュールに関する情報を親画像表示装置1Aに対して送信、親画像表示装置1Aにおける前記再生スケジュールに関する情報の記憶、親画像表示装置1Aにおける新たなHTMLの作成、当該新たなHTMLの制御装置3への送信、制御装置3における新たなHTMLを利用したスケジュール設定画面31の更新であり、図7を用いて説明した一連の動作)が、コンテンツ制御設定システム100において実行される。
ここで、本実施の形態では、実施の形態1で図7を用いて説明した上記一連の動作に加えて、次の動作も行う。つまり、予約再生制御の処理で指定されたコンテンツが、予約再生制御の処理で指定されたコンテンツ保存先から、親画像表示装置1Aに接続されているストレージ機器2へ、ダウンロードされる。
これにより、ここまでの動作により、親画像表示装置1Aには、予約再生制御の処理で設定されたコンテンツの再生スケジュール情報が記憶される。そして、当該親画像表示装置1Aに接続されているストレージ2には、予約再生制御の処理で指定されたコンテンツが記憶される。
そこで、本実施の形態では、親画像表示装置1Aは、上記予約再生制御の処理で指定した所望の画像表示装置1、および、上記グループ分けの設定・登録により当該所望の画像表示装置1と同じグループに属する他の全ての画像表示装置1に対して、親画像表示装置1Aが記憶している上記コンテンツの再生スケジュール情報、および、当該親画像表示装置1Aに接続されているストレージ2に記憶されている上記コンテンツを、各々送信する。なお、各画像表示装置1に対して送信されたコンテンツは、各画像表示装置1に接続された各ストレージ機器2へと格納される。
これにより、同一グループに属する全ての画像表示装置1において、同じ再生スケジュール情報と、当該再生スケジュール情報に含まれるコンテンツとを、共有することが可能となる。つまり、同一グループに属する各画像表示装置1において、同じ再生スケジュール情報とコンテンツとを、コンテンツの再生表示前に、登録させることができる。
なお、同じグループに属する各画像表示装置1では、スケジュール制御プログラム29は、登録された再生スケジュール情報に従い、該当する日時になると、該当するコンテンツを当該画像表示装置1に接続されている各ストレージ機器2から夫々読みだし、各画像表示装置1における当該コンテンツの再生表示を開始する。これにより、同じグループに属する各画像表示装置1において、同一スケジュールで同一コンテンツが、再生表示させる。ここで、当該コンテンツの再生処理の際のコンテンツの復号動作については、実施の形態1を参照されたい。
以上のように、本実施の形態では、利用者は、複数台の画像表示装置1に関してグルーピングを行うことができる。したがって、本実施の形態では、コンテンツ制御設定システム100の利便性をより向上させることができる。
また、本実施の形態では、一台の親画像表示装置1Aが、他の全ての子画像表示装置1aに対して、グループ分けに関する情報を送信している。したがって、ウェブブラウザ機能を有する制御装置3が、一台の画像表示装置1Aに対してグループ分けの設定・登録を行うだけで、他の全ての子画像表示装置1aは、同じグループ分けの設定・登録の情報を共有することができる。
また、本実施の形態では、親画像表示装置1Aが、予約再生制御の処理で指定されたコンテンツを、自装置1Aに接続されているストレージ機器2にダウンロードする。そして、親画像表示装置1Aは、予め有するグループ分けの情報に従い、予約再生制御の処理で指定された所望の画像表示装置1および当該所望の画像表示装置1と同じグループに属する各画像表示装置1に対して、予約再生制御の処理で設定されたスケジュール情報を送信する。さらに、親画像表示装置1Aは、自装置1Aに接続されているストレージ機器2から、所望の画像表示装置1に接続されているストレージ機器2および当該所望の画像表示装置1と同じグループに属する各画像表示装置1に接続される各ストレージ機器2に対して、予約再生制御で指定されたコンテンツを送信する。
したがって、ウェブブラウザ機能を有する制御装置3が、一台の画像表示装置1Aに対して予約再生制御に関する設定・登録を行うだけで、同じグループに属する各画像表示装置1において、同一スケジュールで同一コンテンツが、再生表示させる。
<実施の形態3>
実施の形態1,2では、各画像表示装置1が、全てのソフトウェアおよび全てのハードウェアを内蔵している構成について言及した。本実施の形態では、図9に示すように、各画像表示装置1は、STB(Set Top Box)33と表示部34とから構成されている。つまり、画像表示装置1は、二つの別部材(STB33、表示部34)により構成されており、STB33と表示部34とは、データの通信可能に接続されている。
表示部34は、画像(コンテンツ)の表示のみが実施できる単なるディスプレイとしてのみ機能する。たとえば、表示部34は、図2に示した液晶パネルモジュール18のみから成る。
STB33は、当該表示部34以外の画像表示装置1が有する他の全ての機能を有する(たとえば、ウェブサーバ機能、ウェブクライアント機能、ネットワーク接続機能、ストレージ機器接続機能、コンテンツ再生機能、データ記憶機能等)。つまり、STB33は、図3で示した全てのソフトウェア機能を備える。
なお、画像表示装置1が、二つの別部材(STB33、表示部34)により構成される以外、コンテンツ制御設定システム100の構成・動作は、実施の形態1,2で説明した内容と同じである。
以上のように、本実施の形態では、画像表示装置1は、STB33と表示部34とにより構成されている。したがって、表示部34として、既存のディスプレイやTVなどを利用することができる。つまり、本実施の形態では、コンテンツの表示画面の利用の自由度が向上する(つまり、利便性が向上する)。よって、本実施の形態では、たとえば用途に合わせて、コンテンツの表示画面のサイズを自由に選択することができる。
<他の実施の形態>
上記実施の形態では、制御装置3のウェブブラウザからCGIプログラム群27を指定する方法を、例にとって説明した。たとえば、「http://<画像表示装置1の固有IPアドレス>/cgi−bin/schedule.cgi」や、「http://<親画像表示装置1Aの固有IPアドレス>/cgi−bin/group.cgi」など。
しかし、制御装置3のウェブブラウザにおいて、たとえば、「http://<画像表示装置1の固有IPアドレス>」とのみ指定しても良い。このように、IPアドレスのみを指定したとする。この場合には、制御装置3と当該IPアドレスの画像表示装置1との更新により、制御装置3のウェブブラウザにおいて、トップメニュー画面を表示させる。当該トップメニューの画面には、各プログラム(スケジュール制御プログラム29やグループ設定制御プログラム30)に対応した各種ボタンが含まれる。
制御装置3に表示されるトップメニュー画面において、当該各種ボタンを操作すれば、上記IPアドレスの画像表示装置1において、操作対象のCGIプログラムを起動させることができる。
当該IPアドレスのみを指定する方法によると、直接プログラム名を入力する手間が省け、各種CGIプログラムの名前を覚えておく必要もなくなる。
また、実施の形態1において、コンテンツを再生する際、再生するコンテンツのファイル形式に合わせて、ミドルウェア/ライブラリ群23に含まれるコーデックを用いる方法を例にとって説明した。
しかし、コンテンツの復号を実施する専用のハードウェアデコーダを、コンテンツ制御設定システム100において別途設けても良い。画像表示装置1と当該ハードウェアデコーダとは接続されており、画像表示装置1(または、表示部34)は、ハードウェアデコーダからの信号に基づいて、コンテンツの再生表示を行う。
このように、ハードウェアデコーダを別途設ける構成を採用することによると、たとえば動画コンテンツ再生時に、画像表示装置1におけるCPU7の負荷を低減することができる。これにより、フレーム飛びの無い滑らかな動画コンテンツ再生表示が、可能となる。
また、実施の形態1では、コンテンツサーバ4に格納されているコンテンツを再生する際、コンテンツの再生表示の前に、コンテンツサーバ4から、一旦画像表示装置1に接続されているストレージ機器2へ、当該コンテンツをダウンロードする方法を例にとって説明した。
しかしながら、実施の形態1の説明において、コンテンツの保存先としてコンテンツサーバ4が選択されたとき、予めのコンテンツのダウンロードを行わず、画像表示装置1は、コンテンツサーバ4に保存されている当該コンテンツのストリーミング再生表示を行っても良い。
当該ストリーミング再生表示の方法を採用することによると、ダウンロードに要する時間を省くことができる。したがって、当該方法により、コンテンツの再生要求から、実際のコンテンツの再生表示までの時間を、短縮することができる。
なお、図5に示したウェブ画面31および図8で示したウェブ画面32は、一例であり、当該表示形成に限定される必要はない。
1 画像表示装置、1A 親画像表示装置、1a 子画像表示装置、2 ストレージ機器、3 制御装置、4 コンテンツサーバ、5 ネットワーク接続制御装置、6 ハードウェア、7 CPU、8 サブメモリ、9 メインメモリ、10 グラフィックスコントローラ、11 ビデオメモリ、12 LANコントローラ、13 SDカードコントローラ、14 USBコントローラ、15 LAN 16 SDカード、17 USB、18 液晶パネルモジュール、19 ソフトウェア、20 OS、21 カーネル、22 デバイスドライバ群、23 ミドルウェア/ライブラリ群、24 アプリケーション群、25 ウェブクライアント、26 ウェブサーバ、27 CGIプログラム群、28 コンテンツプレーヤ/ビューワ、29 スケジュール制御プログラム、30 グループ設定制御プログラム、31 スケジュール設定ウェブ画面、32 グループ登録ウェブ画面、33 STB、34 表示部、51 ウェブブラウザ、100 コンテンツ制御設定システム。

Claims (16)

  1. コンテンツの表示を行い、ウェブサーバの機能を有し、ネットワーク接続可能な画像表示装置と、
    ウェブブラウザの機能を有し、ウェブ画面の表示が可能であり、前記ネットワークに接続可能な制御装置とを、備えており、
    前記画像表示装置は、
    前記制御装置から前記ウェブサーバに対して送信された制御設定要求信号に応じて、当該制御装置に、前記ウェブブラウザによる表示が可能な制御画面表示用データを送信し、
    前記制御装置は、
    前記制御画面表示用データと前記ウェブブラウザとを用いて、前記コンテンツの制御および/または設定を行うための前記ウェブ画面を表示する、
    ことを特徴とするコンテンツ制御設定システム。
  2. 前記コンテンツを保存しており、前記画像表示装置に接続可能なストレージ機器を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  3. 前記コンテンツを保存しており、前記ネットワークに接続可能なコンテンツサーバを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  4. 前記コンテンツの保存先は、
    2以上であり、
    前記制御装置は、
    前記ウェブ画面上において、前記画像表示装置で再生される前記コンテンツの前記保存先を選択できる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  5. 前記コンテンツの保存先は、
    前記画像表示装置に接続可能なストレージ機器と、
    前記ネットワークに接続可能なコンテンツサーバとである、
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ制御設定システム。
  6. 前記コンテンツの前記保存先として、前記コンテンツサーバが選択されたとき、前記画像表示装置は、
    前記コンテンツサーバから、前記画像表示装置に接続された前記ストレージ機器に、前記コンテンツをダウンロードし、当該ダウンロード後、前記コンテンツの再生表示を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ制御設定システム。
  7. 前記コンテンツの前記保存先として、前記ストレージ機器が選択されたとき、前記画像表示装置は、
    前記ストレージ機器に保存されている前記コンテンツの再生表示を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ制御設定システム。
  8. 前記コンテンツの前記保存先として、前記コンテンツサーバが選択されたとき、前記画像表示装置は、
    前記コンテンツサーバに保存されている前記コンテンツのストリーミング再生表示を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ制御設定システム。
  9. 前記制御装置は、
    前記ウェブ画面上において、前記画像表示装置での前記コンテンツの再生スケジュールを設定でき、
    前記画像表示装置は、
    前記再生スケジュールに従って、前記コンテンツの再生表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  10. 前記画像表示装置は、
    複数であり、
    前記制御装置は、
    前記ウェブ画面上において、前記画像表示装置のグループ分け設定ができる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  11. 前記グループ分け設定に関する登録情報は、
    全ての前記画像表示装置に送信される、
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ制御設定システム。
  12. 前記制御装置は、
    一台の所定の前記画像表示装置の前記ウェブサーバに対して、前記制御設定要求信号を送信し、
    前記所定の画像表示装置は、
    前記制御設定要求信号に応じて、前記制御装置に、前記制御画面表示用データを送信し、
    前記制御装置は、
    前記制御画面表示用データと前記ウェブブラウザとを用いて、前記コンテンツの再生スケジュール設定を行うための前記ウェブ画面を表示し、前記ウェブ画面上において、所望の前記画像表示装置での前記コンテンツの再生スケジュールを設定でき、
    前記所定の画像表示装置は、
    前記所望の画像表示装置および、前記グループ分け設定により当該所望の画像表示装置と同じグループに属する他の前記画像表示装置に対して、前記再生スケジュールと、前記再生スケジュールに従って再生される予定の前記コンテンツとを、送信する、
    ことを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ制御設定システム。
  13. 前記画像表示装置は、
    前記コンテンツの再生表示を行う表示部と、
    別部材として前記表示部と接続され、前記ウェブサーバの機能とネットワーク接続の機能とを有するセットトップボックス部とから、構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  14. 前記画像表示装置は、
    自装置内において、再生表示を行う前記コンテンツの復号を実施する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  15. 前記コンテンツの復号を実施するデコーダを、さらに備えており、
    前記画像表示装置は、
    前記デコーダからの信号に基づいて、前記コンテンツの再生表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ制御設定システム。
  16. コンテンツの表示を行い、ウェブサーバの機能を有し、ネットワーク接続可能な画像表示装置と、ウェブブラウザの機能を有し、ウェブ画面の表示が可能であり、前記ネットワークに接続可能な制御装置とを、備えているコンテンツ制御設定システムにおけるコンテンツ制御設定方法であって、
    (A)前記制御装置が、前記画像表示装置の前記ウェブサーバに対して、制御設定要求信号を送信するステップと、
    (B)前記画像表示装置が、前記制御設定要求信号に応じて、前記制御装置に対して、前記ウェブブラウザによる表示が可能な制御画面表示用データを送信するステップと、
    (C)前記制御装置が、前記制御画面表示用データと前記ウェブブラウザとを用いて、前記コンテンツの制御および/または設定を行うための前記ウェブ画面を表示するステップとを、備える、
    ことを特徴とするコンテンツ制御設定方法。
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