JP2012036802A - オイルセパレータの配設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】締結箇所の削減を可能とするオイルセパレータの配設構造を提供する。
【解決手段】ヘッドカバー2の内面に取り付けられるオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15の下端部と、カムハウジング4及びカムキャップ6に亘って形成されたブローバイガス流路42,61の上端面との間にガスケット7を介在させる。オイルセパレータ1の上面に設けたピンPをヘッドカバー2の内面に設けたピン挿入部22内に挿入して位置決めした状態で、オイルセパレータ1の他端部をヘッドカバー2にボルト止めする。ヘッドカバー2をカムキャップ6に取り付ける際、上記ピン挿入部22からの押圧力がピンPを介してガスケット7に作用し、オイルセパレータ1がヘッドカバー2とガスケット7との間で挟持される。これにより、この部分ではボルト止めを必要とすること無しにオイルセパレータ1が保持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブローバイガス中に含まれているオイルミストを捕捉するためのオイルセパレータの配設構造に係る。特に、本発明は、オイルセパレータの配設構造の簡素化を図るための対策に関する。
従来より、自動車用エンジンには、シリンダとピストンとの隙間からクランクケース内に吹き抜けたブローバイガスを吸気系に導くためのPCV(Positive Crankcase Ventilation)装置が備えられている。つまり、このPCV装置によって、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)等を含むブローバイガスをエンジンの吸気系を経て燃焼室に送り込み、このブローバイガスの大気中への放出を防止している。また、クランクケース内に新気(外気)を導入して換気することで、ブローバイガスによるエンジンオイルの劣化を抑制し、潤滑性能等の長期維持も図っている。
また、下記の特許文献1にも開示されているように、上記PCV装置はオイルセパレータを備えている。このオイルセパレータによって、ブローバイガス中に含まれているオイルミストが分離(捕捉)され、このオイルがオイルパン等のオイル溜まり部へ送られる一方、オイルミストが分離除去された後のブローバイガスがエンジンの吸気系に還流されるようになっている。オイルセパレータの配置形態の一例としては、特許文献1にも開示されているように、エンジンのシリンダヘッドカバー(以下、単にヘッドカバーという)の内部に配置され、このヘッドカバーの内面に対して複数本のボルトによって一体的に締結されている。
また、クランクケース内からのブローバイガスの回収性能を高めることに鑑みられた構成として、クランクケース内とオイルセパレータ内とを直接的に連通させるブローバイガス回収専用通路を備えさせた構成が提案されている(例えば下記の特許文献2を参照)。
特開2005−194984号公報 特開平11−223118号公報
上述した如く従来のオイルセパレータの取り付け構造としては、複数本(例えば3本)のボルトによってシリンダヘッドカバー等のエンジン構成部材に締結していた。この複数本のボルトによる締結構造は、ヘッドカバー内でのオイルセパレータのガタツキや脱落を防止するために必須の構成であると考えられていた。
しかしながら、このように複数本のボルトを使用するオイルセパレータの取り付け構造にあっては、作業工数の削減、コストの低廉化、質量の軽量化を図るには限界があった。つまり、ボルト止め箇所の数だけボルト締結作業を必要とし且つオイルセパレータやヘッドカバーに複数のボルト孔を形成しておく必要があるため作業工数の削減に限界があった。また、複数本のボルトが必要であること及びオイルセパレータにはボルト孔を有する複数のフランジが必要であることに起因してコストの低廉化や質量の軽量化を図るにも限界があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、締結箇所の削減を可能とするオイルセパレータの配設構造を提供することにある。
−課題の解決原理−
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、オイルセパレータのブローバイガス導入開口の縁部とブローバイガス通路の開放端面との間をガスケットによりシールする構成に対し、ヘッドカバーとガスケットとの間でオイルセパレータを挟持することにより、このガスケットの弾性反力を利用してオイルセパレータに対する保持力が得られるようにしている。
−解決手段−
具体的に、本発明は、ブローバイガス通路を経て導入されたブローバイガス中に含まれるオイルミストを捕捉するオイルセパレータをヘッドカバーの内側に配設する配設構造を前提とする。このオイルセパレータの配設構造に対し、上記ブローバイガス通路におけるブローバイガス流通方向下流側の開放端部と上記オイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部との間にガスケットを備えさせる。また、上記オイルセパレータを、上記ヘッドカバーと上記ガスケットとの間に挟持した状態で配設している。
この特定事項により、ブローバイガス通路の開放端部とオイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部との間で弾性変形(圧縮変形)しているガスケットの反力の作用により、ブローバイガス通路に対するオイルセパレータの位置ずれを防止することが可能となる。つまり、ブローバイガス通路の開放端部とオイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部との間のシール機能と、オイルセパレータの保持機能とをガスケットに発揮させることが可能となり、このオイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部周辺にはボルト止めなどの締結手段を不要にすることが可能となる。
ヘッドカバーに対するオイルセパレータの取り付け構造として具体的には以下の構成が挙げられる。つまり、上記ブローバイガス導入開口を、上記ヘッドカバーに沿うオイルセパレータ長手方向の一端側に配設する一方、上記オイルセパレータにおけるその長手方向の他端側をヘッドカバーに一体的に締結している。
このように、オイルセパレータの長手方向の一端側をガスケットの弾性反力を利用することで保持し、オイルセパレータの長手方向の他端側をヘッドカバーに一体的に締結することにより、オイルセパレータの締結箇所を削減する(例えば1箇所のみにする)ことができる。このため、取り付け作業工数の削減、ボルト等の締結具の削減によるコストの低廉化及び質量の軽量化を図ることが可能となる。
上記オイルセパレータの長手方向の他端側をヘッドカバーに一体的に締結する場合におけるオイルセパレータ及びヘッドカバーの具体的な構成としては以下のものが挙げられる。つまり、上記オイルセパレータ長手方向の一端側に、上記ヘッドカバーに向かって突出する突出部を設けると共に、ヘッドカバーに、この突出部が挿入される凹陥部を設ける。そして、上記突出部を凹陥部に挿入することによって、オイルセパレータ長手方向の一端側におけるヘッドカバーに対する相対位置の位置決めを行う構成としている。
この構成によれば、上記突出部を凹陥部に挿入することによって、オイルセパレータ長手方向の一端側におけるヘッドカバーに対する相対位置の位置決めを行った状態で、オイルセパレータの長手方向の他端側をボルト止めなどの締結手段によってヘッドカバーに取り付けることが可能となる。この場合、締結作業時にオイルセパレータがヘッドカバーに対して位置ズレすることがなくなり(ボルト締結作業に伴ってオイルセパレータがボルトを中心に回動してしまうことがなくなり)、安定した締結作業を実現できる。
また、この場合に、オイルセパレータに対する保持力を発生させるための具体的な構成としては以下のものが挙げられる。つまり、上記突出部を、オイルセパレータに作用する挟持力の作用方向においてブローバイガス導入開口の縁部に設けられたフランジの外縁よりも内側の領域に対向した位置に配設する。また、この突出部の突出寸法を上記凹陥部の凹陥寸法よりも大きく設定する。
この構成によれば、上記ヘッドカバーからオイルセパレータに向かって作用する挟持力は、ヘッドカバーの凹陥部からオイルセパレータの突出部を経て、ブローバイガス導入開口の縁部に設けられたフランジ部の全周囲に作用することになる。このため、ブローバイガス導入開口の縁部の全体に亘って上記挟持力を略均等に作用させることが可能となり、ガスケットによるシール性をブローバイガス導入開口の縁部の全体に亘って均一化することができ、シール性の向上が図れる。
上記ブローバイガス通路の構成として、具体的には以下のものが挙げられる。つまり、上記ブローバイガス通路を、内燃機関のカムシャフトを回転自在に支持するカムキャップに形成する。そして、このカムキャップにおけるブローバイガス流通方向下流側の開放端部と上記オイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部との間にガスケットを介在させた構成としている。
この構成によれば、比較的剛性の高い部材であるカムキャップとオイルセパレータとの間でガスケットを圧縮変形させることができ、その変形量を十分に得て、高いシール性とオイルセパレータに対する高い保持力を確保することが可能となる。
本発明では、オイルセパレータのブローバイガス導入開口の縁部とブローバイガス通路の開放端部との間をガスケットによりシールする構成に対し、オイルセパレータを、ヘッドカバーとガスケットとの間に挟持した状態で配設している。このため、ガスケットの弾性反力によりブローバイガス通路に対するオイルセパレータの位置ずれを防止することが可能となり、ガスケットに、シール機能とオイルセパレータの保持機能とを発揮させることが可能となる。
実施形態におけるオイルセパレータ取り付け部分を示す図である。 オイルセパレータの平面図である。 オイルセパレータの正面図である。 オイルセパレータの底面図である。 オイルセパレータ各部の断面図であって、図5(a)は図3におけるA−A線に沿った断面図、図5(b)は図3におけるB−B線に沿った断面図である。 図6(a)はガスケットの平面図、図6(b)はガスケットの正面図である。 ガスケット各部の断面図であって、図7(a)は図6(a)におけるD−D線に沿った断面図、図7(b)は図6(a)におけるE−E線に沿った断面図、図7(c)は図6(a)におけるF−F線に沿った断面図である。 ヘッドカバーに対するオイルセパレータの組み付け作業を説明するための図である。 オイルセパレータが組み付けられたヘッドカバーをカムハウジングに取り付ける際におけるオイルセパレータのブローバイガス導入部周辺を示す図であって、図9(a)は取り付け直前の状態を、図9(b)は取り付け後の状態をそれぞれ示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係るオイルセパレータの配設構造を自動車用直列多気筒(例えば4気筒)エンジン(内燃機関)に適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態におけるオイルセパレータ1の取り付け部分を示す図である。この図1では、ヘッドカバー2を断面で表すことによってカム室3内でのオイルセパレータ1の取り付け構造を示している。
この図1に示すように、上記カム室3は、カムハウジング4(カムキャリアとも呼ばれる)とヘッドカバー2との間に形成されており、オイルセパレータ1は、このカム室3の内部に配設されている。
上記カムハウジング4は、例えばアルミニウム合金の鋳造成形品で成り、図示しないシリンダヘッドの上面にボルト止めなどの手段によって一体的に取り付けられている。また、このカムハウジング4は、吸気バルブを作動させるための吸気カムシャフト5及び排気バルブを作動させるための排気カムシャフト(図示省略)それぞれの下側を支持している。具体的に、上記カムハウジング4には、気筒列方向(図1における左右方向)に所定間隔を存して配設された軸受フレーム41が設けられている。各軸受フレーム41において、その上面には、凹部で成る吸気カムシャフト用軸受け部及び排気カムシャフト用軸受け部が形成されており、これら軸受け部によって上記吸気カムシャフト5及び排気カムシャフトの下側がそれぞれ回転自在に支持されている。また、吸気カムシャフト5及び排気カムシャフトの上側は、上記軸受フレーム41の上側に締結されるカムキャップ6によって支持されている。つまり、このカムキャップ6は、各カムシャフト5を上側から覆った状態で、ボルト止めなどの手段によって軸受フレーム41に締結されている。これらカムシャフト5の支持構造は周知であるため詳細な説明については省略する。
上記カムハウジング4及びカムキャップ6(図1において右側に位置するカムハウジング4及びカムキャップ6)には、互いに連通するブローバイガス流路(ブローバイガス通路)42,61が形成されている。また、カムハウジング4の下側に配設されているシリンダヘッド及びシリンダブロックにも同様のブローバイガス流路が形成されており、これら各部材に形成されているブローバイガス流路42,61は、例えば鉛直方向に延びる同一軸線上に形成されている。そして、上記シリンダブロックのブローバイガス流路の下端はクランク室に連通され、カムキャップ6のブローバイガス流路61の上端はオイルセパレータ1の内部空間に連通されている(カムキャップ6の上端とオイルセパレータ1との接続部分の構成については後述する)。これにより、クランク室内のブローバイガスが、シリンダブロック、シリンダヘッド、カムハウジング4及びカムキャップ6それぞれに形成されたブローバイガス流路42,61を経てオイルセパレータ1の内部に直接的に導入される構成となっている(図1における矢印I及びIIを参照)。つまり、上記ブローバイガス流路42,61は、カム室3には開放しないブローバイガス回収専用の通路として形成されている。
一方、ヘッドカバー2には、オイルセパレータ1をボルト止めするためのオイルセパレータ固定部21と、オイルセパレータ1の一部(後述するピンP)を挿入することによって、ヘッドカバー2に対するオイルセパレータ1の相対位置を位置決めするためのピン挿入部(凹陥部)22とが設けられている。
上記オイルセパレータ固定部21は、ヘッドカバー2の内面(下面)から所定寸法だけ下方に延びる略円柱形状の部材であって、その軸心部にはボルト孔が形成されている。一方、ピン挿入部22は、上記オイルセパレータ固定部21に対して、気筒列方向(図1における左右方向)に所定寸法を存した位置に設けられており、ヘッドカバー2の内面(下面)の一部分が上側に所定寸法だけ凹陥された形状となっている。具体的に、上記オイルセパレータ固定部21とピン挿入部22との間の距離は、オイルセパレータ1の長手方向の長さ寸法に略一致している。このため、ピン挿入部22は、オイルセパレータ1の長手方向の一端側に係止してオイルセパレータ1を位置決めし、オイルセパレータ固定部21は、オイルセパレータ1の長手方向の他端側を固定するようになっている(詳しくは後述する)。
−オイルセパレータ1の構造−
次に、上記オイルセパレータ1の構造について説明する。図2はオイルセパレータ1の平面図、図3はオイルセパレータ1の正面図、図4はオイルセパレータ1の底面図である。また、図5(a)は図3におけるA−A線に沿った断面図、図5(b)は図3におけるB−B線に沿った断面図である。
これらの図に示すようにオイルセパレータ1は、樹脂製であって、オイルセパレータ1の底板を構成する第1ケース11、天板を構成する第4ケース14、これら第1ケース11と第4ケース14との間に介在された第2ケース12及び第3ケース13が、溶着等の手段によって一体的に組み付けられた構成となっている。
オイルセパレータ1の長手方向の一端部(図4の右側端部)の底部にはブローバイガス導入部15が形成されている一方、オイルセパレータ1の長手方向の他端部(図3の左側端部)の上部にはブローバイガス導出部16が形成されている。上記ブローバイガス導入部15は、上記第1ケース11に形成されている。また、ブローバイガス導出部16は、上記第4ケース14に形成されている。
オイルセパレータ1内部のサイクロン部17,17,…でオイルミストが分離されたブローバイガスは図示しないブローバイガス導出通路を経た後、ブローバイガス導出部16から排出される。この排出されたブローバイガスは、図示しないPCVバルブを経てエンジンの吸気系に戻される。尚、このPCVバルブは、オイルセパレータ1の内部空間の圧力と吸気系の吸入負圧とに応じて開弁する。また、このPCVバルブは開閉自在な電磁弁により構成されていてもよい。
オイルセパレータ1の長手方向の一端部(図2の左側端部)には、オイルセパレータ1をヘッドカバー2に締結するためのボルト孔19aを備えたフランジ19が形成されている。このフランジ19は上記第1ケース11に形成されている。また、このフランジ19は、オイルセパレータ1の長手方向に延び、上記ボルト孔19aは鉛直方向に貫通している。また、上記フランジ19の上面におけるボルト孔19aの周縁部には円環状のカラー19bが設けられている。尚、図中18はオイル回収部であり、18aはオイル回収部18の底部に形成された開口である。
次に、オイルセパレータ1に形成されている上記ブローバイガス導入部15の構成について説明する。図5(b)に示すように、上記第1ケース11に形成されているブローバイガス導入部15には、オイルセパレータ1の内部空間を外部に開放する導入開口15aが形成されている。この導入開口15aの形状としては、図4に示すように略長円形状となっている。この形状は、上記カムキャップ6に形成されているブローバイガス流路61の開口形状に略一致している。上記導入開口15aの形状として具体的には、導入開口15aの長軸方向(図4における左右方向)の両側に円弧部15b,15cがそれぞれ形成されており、これら円弧部15b,15cの一端同士を繋ぐ直線部15dと、他端同士を繋ぐ第2の円弧部15eとを備えている、この第2の円弧部15eは導入開口15aの中央側に向けて湾曲する形状となっている。また、この導入開口15aの縁部には、下方に延びる環状のフランジ15fが形成されており、このフランジ15fの下側の端面には、後述するガスケット7を装着するためのガスケット装着溝15gが形成されている。具体的に、上記フランジ15fの突出寸法は4mmに設定されており、その板厚寸法は4mmに設定されている。また、ガスケット装着溝15gは、このフランジ15fの板厚方向の中央部分において例えば2mmの溝幅で形成されている。また、このガスケット装着溝15gの深さ寸法は例えば3mmに設定されている。これら値はこれに限定されるものではなく適宜設定される。
また、オイルセパレータ1の長手方向の他端部(図3の右側端部)の上面には、ヘッドカバー2に対するオイルセパレータ1の相対位置を位置決めするための円柱形状のピン(突出部)Pが形成されている。このピンPは上記第2ケース12に形成されている。このピンPは、ヘッドカバー2に形成されている上記ピン挿入部22に挿入されることによって、ヘッドカバー2に対するオイルセパレータ1の相対位置を位置決めするためのものである。また、このピンPは、オイルセパレータ1に作用する挟持力(この挟持力の詳細については後述する)の作用方向においてブローバイガス導入部15に形成されているフランジ15fの外縁よりも内側の領域に対向した位置に配設されている。尚、このピンPの突出寸法(高さ寸法)は、上記ピン挿入部22の凹陥寸法(深さ寸法)よりも大きく設定されている。例えば、ピン挿入部22の凹陥寸法が3mmに設定されているのに対し、ピンPの突出寸法は5mmに設定されている。
−ガスケット7−
次に、上記オイルセパレータ1のガスケット装着溝15gに装着されるガスケット7について説明する。
図6(a)はガスケット7の平面図、図6(b)はガスケット7の正面図である。これらの図に示すように、ガスケット7は、筒形状に形成されたゴム製(例えば、アクリルゴム製)の部材であって、上記ガスケット装着溝15gの形状に略沿った形状となっている。具体的には、上記ガスケット装着溝15gの上記各円弧部15b,15cの形状に沿った円弧部71,72、上記直線部15dの形状に沿った直線部73、上記第2の円弧部15eの形状に沿った第2の円弧部74を備えている。
また、このガスケット7は、図7(a)(図6におけるD−D線に沿った断面図)に示す第1断面形状を有する第1断面形状部分75と、図7(b)(図6におけるE−E線に沿った断面図)に示す第2断面形状を有する第2断面形状部分76と、図7(c)(図6におけるF−F線に沿った断面図)に示す第3断面形状を有する第3断面形状部分77とを備えている。
上記第1断面形状部分75は、ガスケット7の全周囲の大部分を占め、上記第2断面形状部分76はガスケット7の周方向の6箇所に、上記第3断面形状部分77はガスケット7の周方向の4箇所にそれぞれ設けられている。
第1断面形状部分75としては、肉厚寸法(ガスケット7の各断面における厚さ方向の寸法)が比較的大きく設定されたベース部75aと、このベース部75aの下側(オイルセパレータ1がカム室3内に配設された状態で上記カムキャップ6の上面に当接される側)に形成された突起部75bと、ベース部75aの上側に形成された挿入部75cとを備えている。
上記ベース部75aは、例えば厚さ寸法が上記ガスケット装着溝15gの溝幅に対して同等もしくは僅かに大きく設定されている。例えば3mmに設定されている。また、上記突起部75bは、肉厚寸法が上記ベース部75aの肉厚寸法よりも小さく設定されている。具体的に、この突起部75bは、肉厚寸法が1.5mmに、ベース部75aからの突出寸法が例えば0.5mmに設定されている。また、上記挿入部75cは、上記ベース部75aから上方に向かうに従って肉厚寸法が小さくなっていく先細り形状に形成されている。具体的な厚さ寸法としては、この挿入部75cの基端部(ベース部75a側の端部)の肉厚寸法は1.8mmに、先端部の肉厚寸法は1.0mmにそれぞれ設定されている。これらの値は、これに限定されるものではなく適宜設定される。
上記第2断面形状部分76は、上記第1断面形状部分75と同形状のベース部76a及び突起部76bを備えているが、挿入部76cの形状が第1断面形状部分75のものとは異なっている。この第2断面形状部分76における挿入部76cは、その全体に亘って肉厚寸法が均一となっている。この挿入部76cの肉厚寸法は、上記第1断面形状部分75における挿入部75cの基端部(ベース部75a側の端部)の肉厚寸法に略一致している。
上記第3断面形状部分77においても、上記第1断面形状部分75と同形状のベース部77a及び突起部77bを備えているが、挿入部77cの形状が第1断面形状部分75のものとは異なっている。この第3断面形状部分77における挿入部77cは、ベース部77aの上側に連続する第1挿入部77dと、この第1挿入部77dの先端側(上側)に連続する第2挿入部77eとを備えている。上記第1挿入部77dの肉厚寸法は、上記第2断面形状部分76における挿入部76cの肉厚寸法に略一致している。例えば1.8mmに設定されている。一方、上記第2挿入部77eの肉厚寸法は、上記第1挿入部77dの肉厚寸法(第2断面形状部分76における挿入部76cの肉厚寸法)よりも大きく且つ上記ベース部77aの肉厚寸法よりも小さく設定されている。例えば2.2mmに設定されている。これらの値は、これに限定されるものではなく適宜設定される。
また、上記各断面形状部分75,76,77の高さ寸法は同一であり、上記ガスケット装着溝15gの深さ寸法よりも大きく設定されている。例えば8.0mmに設定されている。また、上記各挿入部75c,76c,77cの高さ寸法は例えば4.5mmに設定されている。これらの値も、これに限定されるものではなく適宜設定される。
以上の形状とされたガスケット7が、上記オイルセパレータ1のブローバイガス導入部15に形成されているガスケット装着溝15gに挿入されている。この場合、ガスケット7の挿入部75c,76c,77c側からガスケット装着溝15gに挿入される。また、上述した如く、ガスケット7の高さ寸法は、上記ガスケット装着溝15gの深さ寸法よりも大きく設定されているため、ガスケット7がガスケット装着溝15gに挿入され、このガスケット7に外力が作用していない状態では、ガスケット7の下端部分(上記ベース部75a,76a,77a、及び、突起部75b,76b,77b)がガスケット装着溝15gから下方へ突出した状態となる。
尚、ガスケット7の第3断面形状部分77にあっては、上記第2挿入部77eの肉厚寸法が比較的大きく設定されており、上記ガスケット装着溝15gの溝幅の寸法よりも僅かに大きくなっていることから、ガスケット7がガスケット装着溝15gに挿入された状態では、この第2挿入部77eが、その厚さ方向に僅かに弾性変形し、その反力(ガスケット装着溝15gの内面に対する押圧力)によってガスケット7のオイルセパレータ1からの脱落が防止されるようになっている。
−オイルセパレータ1の取り付け作業−
次に、上記オイルセパレータ1の取り付け作業について説明する。この取り付け作業としては、オイルセパレータ1をヘッドカバー2に組み付ける作業と、このオイルセパレータ1が組み付けられたヘッドカバー2をカムハウジング4に取り付ける作業とにより行われる。
先ず、オイルセパレータ1をヘッドカバー2に組み付ける作業について説明する。オイルセパレータ1はヘッドカバー2の内面(カムハウジング4に組み付けられた際に下面となる面)にボルト止めによって組み付けられる。
具体的には、図8に示すように、ヘッドカバー2を、その内面が上側となるように設置し、その上方からオイルセパレータ1を、上記第4ケース14が下側となるように載置する。
この際、第2ケース12に形成されている位置決めピンPをヘッドカバー2のピン挿入部22に挿入して、ヘッドカバー2に対するオイルセパレータ1の相対位置を位置決めする。この状態で、ヘッドカバー2の内面に設けられたオイルセパレータ固定部21に上記オイルセパレータ1のフランジ19を重ね合わせ、このオイルセパレータ固定部21に形成されているボルト孔と、オイルセパレータ1のフランジ19に形成されているボルト孔19aとを位置合わせする。そして、その上方からフランジ19のボルト孔19a及びオイルセパレータ固定部21のボルト孔に亘ってボルト8を挿入してオイルセパレータ固定部21のボルト孔にねじ込むことによってフランジ19をオイルセパレータ固定部21に固定する。
このボルト止め作業にあっては、オイルセパレータ1のピンPがヘッドカバー2のピン挿入部22に挿入されているため、ボルト8のねじ込み時にオイルセパレータ1がボルト8を中心に回動してしまうといったことはなく、安定した締結作業が実現できる。
次に、上述の如くオイルセパレータ1が組み付けられたヘッドカバー2をカムハウジング4に取り付ける作業について説明する。この作業では、ヘッドカバー2の内面を下側にして、このヘッドカバー2をカムハウジング4の上面に搭載する。そして、これらヘッドカバー2及びカムハウジング4に亘って形成されたヘッドボルト孔に亘ってヘッドボルト(共に図示省略)を挿入してねじ込むことにより、カムハウジング4の上面にヘッドカバー2を一体的に組み付ける。
図9は、オイルセパレータ1が組み付けられたヘッドカバー2をカムハウジング4に取り付ける際におけるオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15周辺を示す図であって、図9(a)は取り付け直前の状態を、図9(b)は取り付け後の状態をそれぞれ示している。
この図9に示すように、ヘッドカバー2をカムハウジング4に組み付ける際、上記オイルセパレータ1のブローバイガス導入部15のガスケット装着溝15gに挿入されているガスケット7が、カムキャップ6に形成されているブローバイガス流路61の上側端面62に重ね合わされる。このガスケット7がブローバイガス流路61の上側端面62に重ね合わされるまでは、図9(a)に示すように、オイルセパレータ1の撓みによって上記ピンPの上端はピン挿入部22の内面(下面)から後退している。そして、上記ヘッドボルトの締結動作に伴って、ブローバイガス導入部15の下側端面15hとブローバイガス流路61の上側端面(カムキャップ6の上端面)62との間の間隔が狭まっていき、それに伴って、ガスケット7には、その高さ方向の圧縮力が作用することになる。それによってガスケット7は高さ方向の寸法が短くなるように弾性変形していく。
そして、ヘッドボルトの締結動作が完了すると、図1及び図9(b)に示すように、オイルセパレータ1は、上側に位置するヘッドカバー2と下側に位置するカムキャップ6との間に挟持された状態となり、その挟持力によってガスケット7が高さ方向に圧縮変形された状態となる。具体的には、ヘッドカバー2から作用する下向きの押圧力は、上記ピン挿入部22の内面(下向きの面)からピンPに与えられ、オイルセパレータ1に作用する。そして、オイルセパレータ1からガスケット7に向けて下向きの押圧力が作用することで、このガスケット7は高さ方向に圧縮変形される。これにより、ガスケット7に発生する弾性反力によりブローバイガス通路61に対するオイルセパレータ1の位置ずれを防止することができる。
また、上述した如く、上記ピンPは、オイルセパレータ1に作用する挟持力の作用方向においてブローバイガス導入部15に形成されているフランジ15fの外縁よりも内側の領域に対向した位置に配設されている。このため、上記ヘッドカバー2からオイルセパレータ1に向かって作用する挟持力は、ヘッドカバー2のピン挿入部22からオイルセパレータ1のピンPを経て、ブローバイガス導入部15に形成されたフランジ15fの全周囲に作用することになる。このため、このフランジ15fの全体に亘って上記挟持力を略均等に作用させることが可能となり、ガスケット7によるシール性をブローバイガス導入部15の全体に亘って均一化することができ、シール性の向上が図れることになる。
このように、本実施形態では、ガスケット7に、ブローバイガス流路61の開放端面とオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15の開口縁部との間をシールする機能と、オイルセパレータ1の保持機能とを発揮させることが可能となり、このオイルセパレータ1におけるブローバイガス導入部15の縁部周辺にはボルト止めなどの締結手段を不要にすることが可能となる。その結果、オイルセパレータ1の締結箇所を1箇所のみにすることができ、取り付け作業工数の削減、コストの低廉化、質量の軽量化を図ることが可能となる。
−他の実施形態−
以上説明した実施形態は、本発明に係るオイルセパレータの配設構造を自動車用直列多気筒エンジンに適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、自動車以外に搭載されるエンジンにも適用可能である。また、ガソリンエンジン及びディーゼルエンジンの何れにも適用可能である。更に、気筒数、燃料噴射方式、その他、エンジンの仕様は特に限定されるものではない。また、カムハウジング4を有するエンジンに対して本発明を適用した場合について説明したが、カムハウジングを備えていないエンジンに対しても本発明は適用可能である。この場合、カムキャップ6の下側にはシリンダヘッドが配設されることになる。
また、上記実施形態では、ブローバイガス流路42,61を一系統のみ備えた構成について説明した。本発明はこれに限らず、複数傾倒のブローバイガス流路を備えたものや、途中で流路が分岐されたブローバイガス流路を備えたものに対しても適用可能である。
また、上記実施形態では、ガスケット7をオイルセパレータ1に装着した状態で、このオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15をブローバイガス流路61の開放上端面に重ね合わせるようにしていた。本発明はこれに限らず、ブローバイガス流路61の開放上端面にガスケット7を載置または装着しておき、このガスケット7に対してオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15を重ね合わせるようにしてもよい。この場合にも、ガスケット7に発生する弾性反力によりブローバイガス通路61に対するオイルセパレータ1の位置ずれを防止することが可能である。
更に、上記ヘッドカバー2に対するオイルセパレータ1の位置決め構造としては、ヘッドカバー2に凹陥部で成るピン挿入部22を、オイルセパレータ1に突出部で成るピンPを設けたものとしたが、これに限らず、ヘッドカバー2に突出部を、オイルセパレータ1に凹陥部を設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、カムキャップ6にブローバイガス流路61を形成し、このカムキャップ6の上面にオイルセパレータ1を載置する構成としていた。本発明はこれに限らず、ブローバイガス流路を形成するための配管をエンジン内部に設けておき、この配管の端面にオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15を重ね合わせる構成としてもよい。この場合、これら配管の端面とオイルセパレータ1のブローバイガス導入部15との間に上記ガスケット7が介在され、このガスケット7が、上記シール機能とオイルセパレータ保持機能とを発揮することになる。
また、オイルセパレータ1のオイル分離のための構成としては、サイクロンによるもの限らず、フィルタを用いたり、慣性衝突によるものなどであってもよい。
本発明は、オイルセパレータの締結箇所を削減するためのオイルセパレータの配設構造に適用可能である。
1 オイルセパレータ
15 ブローバイガス導入部
15a 導入開口
15h 下側端面
19a ボルト孔
2 ヘッドカバー
21 オイルセパレータ固定部
22 ピン挿入部(凹陥部)
4 カムハウジング
42,61 ブローバイガス流路(ブローバイガス通路)
6 カムキャップ
62 上側端面
7 ガスケット
P ピン(突出部)

Claims (5)

  1. ブローバイガス通路を経て導入されたブローバイガス中に含まれるオイルミストを捕捉するオイルセパレータをヘッドカバーの内側に配設する配設構造において、
    上記ブローバイガス通路におけるブローバイガス流通方向下流側の開放端部と上記オイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部との間にはガスケットが備えられており、
    上記オイルセパレータが、上記ヘッドカバーと上記ガスケットとの間に挟持された状態で配設されていることを特徴とするオイルセパレータの配設構造。
  2. 請求項1記載のオイルセパレータの配設構造において、
    上記ブローバイガス導入開口は、上記ヘッドカバーに沿うオイルセパレータ長手方向の一端側に配設されている一方、上記オイルセパレータにおけるその長手方向の他端側はヘッドカバーに一体的に締結されていることを特徴とするオイルセパレータの配設構造。
  3. 請求項2記載のオイルセパレータの配設構造において、
    上記オイルセパレータ長手方向の一端側には上記ヘッドカバーに向かって突出する突出部が設けられていると共に、ヘッドカバーには、この突出部が挿入される凹陥部が設けられており、上記突出部が凹陥部が挿入されることによって、オイルセパレータ長手方向の一端側におけるヘッドカバーに対する相対位置の位置決めがなされていることを特徴とするオイルセパレータの配設構造。
  4. 請求項3記載のオイルセパレータの配設構造において、
    上記突出部は、オイルセパレータに作用する挟持力の作用方向においてブローバイガス導入開口の縁部に設けられたフランジの外縁よりも内側の領域に対向した位置に配設されていると共に、この突出部の突出寸法は上記凹陥部の凹陥寸法よりも大きく設定されていることを特徴とするオイルセパレータの配設構造。
  5. 請求項1〜4のうち何れか一つに記載のオイルセパレータの配設構造において、
    上記ブローバイガス通路は、内燃機関のカムシャフトを回転自在に支持するカムキャップに形成されており、このカムキャップにおけるブローバイガス流通方向下流側の開放端部と上記オイルセパレータにおけるブローバイガス導入開口の縁部との間にガスケットが介在されていることを特徴とするオイルセパレータの配設構造。
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