JP2000008827A - エンジンのpcv通路構造 - Google Patents

エンジンのpcv通路構造

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JP2000008827A
JP2000008827A JP10169621A JP16962198A JP2000008827A JP 2000008827 A JP2000008827 A JP 2000008827A JP 10169621 A JP10169621 A JP 10169621A JP 16962198 A JP16962198 A JP 16962198A JP 2000008827 A JP2000008827 A JP 2000008827A
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JP
Japan
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stiffener
engine
pcv
intake manifold
cylinder head
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Pending
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JP10169621A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Nakanishi
博文 中西
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用エンジンのインテークマニホー
ルドを支持するスティフナにPCV通路の機能を持たせ
る。 【解決手段】 エンジン1のインテークマニホールド6
とシリンダヘッドカバー4との間をPCV通路12で結
合した自動車において、中空のスティフナ18を設け、
このスティフナ18の中空の部分をPCV通路12に形
成し、このPCV通路12の一部をブローバイガスのブ
リーザ室18bに形成した。スティフナ18とPCV通
路12を一つのもので兼ねさせることができるので、部
品点数と組付けの作業工数を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のエンジ
ンに適用するエンジンのPCV通路構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンには、吸気系のインテ
ークマニホールドと排気系のエキゾーストマニホールド
が取付けられる。これらのうち、とくにインテークマニ
ホールドはエンジン本体の上方に設けられ、しかも側方
に突出するから、スティフナで支持して振動等に対処し
ている。図7について、この構造のエンジン1を説明す
る。エンジン1の外郭はシリンダブロック2、シリンダ
ヘッド3、シリンダヘッドカバー4およびオイルパン5
で構成されている。
【0003】シリンダヘッド3の一側にはインテークマ
ニホールド6の基端が取付けられており、反対側にはエ
キゾーストマニホールド7の基端が取付けられている。
エキゾーストマニホールド7の先端は触媒コンバータを
介してマフラに接続され、インテークマニホールド6の
先端(上端)はスロットルボディに接続されるが、これ
らの図示は省略する。インテークマニホールド6に隣接
したところにはデリバリパイプ8を介してインジェクタ
9が取付けられており、図示しない燃焼室に燃料を噴射
するようになっている。
【0004】インテークマニホールド6の先端近傍部位
とシリンダヘッドカバー4との間には、シリンダヘッド
カバー4側にPCV(ポジティブ・クランクケース・ベ
ンチレーション)バルブ10を設けたPCVホース11
が接続され、PCV通路12が形成されている。PCV
バルブ10とシリンダヘッドカバー4との間にはシール
13が介装され、PCVホース11とインテークマニホ
ールド6との間にはユニオン14とクランプ15が設け
られる。
【0005】インテークマニホールド6は図示するよう
にシリンダヘッド3から側方に突出していることから、
その一部とシリンダブロック2の下部との間にスティフ
ナ16が配設され、ボルト17,17で固定されてい
る。このスティフナ16はパイプ材の両端をつぶし成形
し、その部分にボルト17,17を通す構造である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構造からな
る従来のエンジン1は、PCV通路12とスティフナ1
6が別体であり、それぞれ専用の部材となっていたこと
から、PCV通路12の関係では、PCVホース11、
シール13、ユニオン14およびクランプ15等が必要
となり、一方、スティフナ16の関係ではボルト17
(2本)が必要となった。このため部品点数が多くなる
上に、組付けのための作業工数が増大することになる問
題があった。またこの構造において、オイル劣化防止な
らびにオイル消費量改善のためにシリンダヘッドカバー
4内の容量を増大させようとすると、エンジン1の高さ
がH1からH2と高くなってしまう問題があった。
【0007】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、スティフナにPCV通路を兼ねさせることにより、
上記問題を解消したエンジンのPCV通路構造を提供し
ようとするものである。
【0008】PCV通路に関する先行技術としては、実
開平4−123317号公報、実開平5−30410号
公報、さらに特開平9−222052号公報等に記載さ
れたものがある。しかしながらこれらの公報に記載され
たものは、いずれもPCV通路(ブローバイガス通路)
そのものの改良であり、スティフナについての課題は有
していないものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1に記載された発明は、
エンジンのインテークマニホールドとシリンダヘッドカ
バーとの間をPCV通路で結合した自動車において、中
空のスティフナを設け、該スティフナの中空の部分をP
CV通路に形成し、該PCV通路の一部をブローバイガ
スのブリーザ室に形成したことを特徴とする。
【0010】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載されたものにおいて、前記スティフナを、下方
が開口する箱状のブリーザ室と、該ブリーザ室の一部か
ら側方に延びるパイプ部とで形成すると共に、シリンダ
ヘッドカバーの上部に開口部を設け、該開口部に前記ブ
リーザ室の開口部分を当接させて結合し、前記パイプ部
をインテークマニホールドの長手方向中央部に接続した
ことを特徴とする。
【0011】このような構成とすることにより、シリン
ダヘッドカバー内に入ったブローバイガスはスティフナ
の一部に形成されたブリーザ室において気液分離され、
気体部分はパイプ部を通ってインテークマニホールドに
導かれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
7と同様部分を示した図1と、この図1の一部を上方か
ら示した図2、図2の要部を縦断面(断面A−A)で示
した図3および図1の矢視B部分を示した図4について
説明する。本発明においては図7のものにおけるスティ
フナ16を使用せず、図7のものにおいてPCV通路1
2を設けていたところにブリーザ室の機能を備えた、中
空のスティフナ18を介装してある。スティフナ18は
ブリーザ室の機能を備えているが、強度的にスティフナ
として十分な剛性を持たせてある。スティフナ18以外
の部分については図7に示したものと変わらないので、
同一の符号を付して説明は省略する。
【0013】スティフナ18は、図2に示すように平面
視が方形で、図3に示すように下方を開口部分18aに
した箱状のブリーザ室18bと、このブリーザ室18b
の一部から側方に延びるパイプ部18cとで形成されて
いる。一方、このブリーザ室18bの開口部分18aを
受けるシリンダヘッドカバー4の上部には開口部4aを
設け、この開口部4aの上方に開口部分18aを当接さ
せて結合する。そしてブリーザ室18bの一部から側方
に延びるパイプ部18cを、インテークマニホールド6
のサージタンク部6aに接続する。この接続部にはシー
ル材19を介してPCVバルブ20が介装されている。
【0014】図2に示すように、スティフナ18は上方
から挿入された2本のボルト21でシリンダヘッドカバ
ー4に固定され、他の2本のボルト22でシリンダヘッ
ド3に固定され、さらにこれに交差する水平の2本のボ
ルト23でインテークマニホールド6に固定されている
(図1参照)。スティフナ18をシリンダヘッドカバー
4の上部に取付けるに当たっては、図3に示すようにそ
の開口部分18aをシリンダヘッドカバー4の開口部4
aに合致させる。
【0015】この合致を密に行うために、図4に示すよ
うにスティフナ18のこの部分の内周には凹溝18dが
設けられており、この凹溝18dにガスケット24を嵌
着する(図3参照)。図3に示すようにシリンダヘッド
カバー4にはブリーザプレート25が設けられており、
気液分離を行うようになっている。
【0016】図4はブリーザ室18bの内部を示すもの
であり、図1の矢印B方向から見た図である。この図に
おいて符号18eで示すものはボルト21を通す孔、1
8fはボルト22を通す孔である。
【0017】図1に示すように、エンジン1の内部には
シリンダブロック2の下部からシリンダヘッドカバー4
に至るブローバイガス通路26が設けられており、その
上端がブリーザ室18bに連通させてある。ブリーザ室
18bにはインテークマニホールド6側からの吸気負圧
が作用するので、ブローバイガスはこのブローバイガス
通路26を上昇してインテークマニホールド6に入る。
【0018】この過程においてブリーザ室18bに入っ
たブローバイガスはここで気液分離され、油成分はシリ
ンダヘッドカバー4からシリンダヘッド3、シリンダブ
ロック2に至り、図示しないオイル通路を通ってオイル
パン5に落ちる。ブリーザ室18bで分離された気体成
分はパイプ部18cを通ってインテークマニホールド6
のサージタンク部6aに導かれ、燃焼室に入って燃焼す
る。一方、エアクリーナ下流よりブリーザユニオン18
gを介して新気がブリーザ室18bへ流入し、機関内部
の汚濁を防止し、潤滑油の劣化を防ぐ。
【0019】エンジン1が始動すると振動が発生する
が、インテークマニホールド6とシリンダヘッドカバー
4の間はスティフナ18で結合されているから、インテ
ークマニホールド6の振動は抑制される。
【0020】図5と図6に示すものは本発明の実施の形
態の他の例である。この場合にはスティフナ18を、シ
リンダヘッドカバー4に取付けられるブリーザ室18b
とインテークマニホールド6のサージタンク部6aに取
付けられるパイプ部18cの2分割構造とし、図6に示
すように、その間にガスケット28を介装した構造とし
てある。そして、ブリーザ室18bの部分とパイプ部1
8cの部分はボルト27で結合している。この構造にお
いても、その機能においては、先の実施例と変わるとこ
ろはない。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たエンジンのPCV通路構造であるから、請求項1に記
載された発明によれば、スティフナを中空にしてPCV
通路に形成し、このPCV通路の一部をブローバイガス
のブリーザ室に形成したことにより、スティフナとPC
V通路とを兼ねさせることができるので、部品点数と組
付けのための作業工数を減少させることができる。
【0022】また請求項2に記載された発明によれば、
スティフナをPCV通路として使用する具体的な構造が
得られ、これをシリンダヘッドカバー上部のデッドスペ
ースに設けることができる。これによりエンジンの高さ
を増やさずにブリーザ室の容量を大きくできてオイル劣
化の防止とオイル消費量の改善を図ることができる。パ
イプ部をインテークマニホールドの左右間中央部に接続
したことにより、安定した防振性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部断面図である。
【図2】図1のものの要部を示す平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う縦断面図である。
【図4】図1の矢印B方向矢視図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の例の要部を示す平面
図である。
【図6】図5のC−C線に沿う縦断面図である。
【図7】従来の構造を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 4 シリンダヘッドカバー 4a 開口部 6 インテークマニホールド 12 PCV通路 18 スティフナ 18a 開口部分 18b ブリーザ室 18c パイプ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのインテークマニホールドとシ
    リンダヘッドカバーとの間をPCV通路で結合した自動
    車において、中空のスティフナを設け、該スティフナの
    中空の部分をPCV通路に形成し、該PCV通路の一部
    をブローバイガスのブリーザ室に形成したことを特徴と
    するエンジンのPCV通路構造。
  2. 【請求項2】 前記スティフナを、下方が開口する箱状
    のブリーザ室と、該ブリーザ室の一部から側方に延びる
    パイプ部とで形成すると共に、シリンダヘッドカバーの
    上部に開口部を設け、該開口部に前記ブリーザ室の開口
    部分を当接させて結合し、前記パイプ部をインテークマ
    ニホールドの長手方向中央部に接続したことを特徴とす
    る請求項1に記載のエンジンのPCV通路構造。
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