JP4424334B2 - 内燃機関のシリンダヘッドユニット及びそのシリンダヘッドユニットに備えられたスペーサ - Google Patents
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Description
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、シリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの間のうちシール材が適用されていない箇所に対して、このシール材の層厚さ(シール膜厚)に略一致する厚さのスペーサを介在させることで、カムシャフトハウジングに作用する荷重をスペーサを経てシリンダヘッド本体に伝達させることができるようにしている。
具体的に、本発明は、カムシャフトを回転自在に支持するカムシャフトハウジングとシリンダヘッド本体とが一体的に組み付けられて成るシリンダヘッドユニットを前提とする。このシリンダヘッドユニットに対し、上記シリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間の一部にシール材を介在させる一方、このシール材が介在されていないシリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間の少なくとも一部に上記シール材の層厚さに略一致する厚さを有するスペーサを介在させている。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るエンジンは、直列4気筒ガソリンエンジンであって、シリンダブロック10及び、このシリンダブロック10の上側に取り付けられたシリンダヘッドユニット20を備えている。
次に、上記シリンダヘッドユニット20における特徴とする部分の構成について説明する。
次に、変形例について説明する。本変形例はスペーサ設置面31cの形状及びスペーサ70の形状が上述した実施形態のものと異なっており、その他の構成は上記実施形態のものと同様である。従って、ここでは、スペーサ設置面31c及びスペーサ70についてのみ説明する。
以上説明した実施形態及び変形例は、DOHC型自動車用4気筒ガソリンエンジンのシリンダヘッドユニット20として本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、その他の形式のガソリンエンジンやディーゼルエンジンにも適用可能である。また、自動車用に限らず、その他の用途に使用されるエンジンにも適用可能である。また、気筒数やエンジン形式(直列型やV型等の別)についても特に限定されるものではない。
31 シリンダヘッド本体
31c スペーサ設置面
41 カムシャフトハウジング
42 吸気カムシャフト
42a,42b カムスプロケット
44 排気カムシャフト
47,51 凹部(軸受け部)
60 FIPG(シール材)
70 スペーサ
Claims (5)
- カムシャフトを回転自在に支持するカムシャフトハウジングとシリンダヘッド本体とが一体的に組み付けられて成るシリンダヘッドユニットにおいて、
上記シリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間の一部にはシール材が介在されている一方、このシール材が介在されていないシリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間の少なくとも一部には、上記シール材の層厚さに略一致する厚さを有するスペーサが介在されていることを特徴とするシリンダヘッドユニット。 - 上記請求項1記載のシリンダヘッドユニットにおいて、
カムシャフトハウジングに回転自在に支持されているカムシャフトの一端部にはカムスプロケットまたはカムプーリが配設されており、
シール材は、シリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間のうちカムスプロケットまたはカムプーリが配設される側以外の領域に介在されており、
スペーサは、シリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間のうちカムスプロケットまたはカムプーリが配設される側の領域に介在されていることを特徴とするシリンダヘッドユニット。 - 上記請求項1または2記載のシリンダヘッドユニットにおいて、
スペーサは金属製の薄板であって、カムシャフトハウジングにおいてカムシャフトを回転自在に支持するための軸受け部分に対応する位置に介在されていることを特徴とするシリンダヘッドユニット。 - 上記請求項1、2または3記載のシリンダヘッドユニットにおいて、
シリンダヘッド本体におけるカムシャフトハウジングとの合わせ面は、スペーサの介在箇所における幅寸法がカムシャフトハウジングの幅寸法に略一致するように設定されていることを特徴とするシリンダヘッドユニット。 - 上記請求項1〜4のうち何れか一つに記載のシリンダヘッドユニットに備えられ、上記シール材が介在されていないシリンダヘッド本体とカムシャフトハウジングとの合わせ面同士の間に介在されていることを特徴とするスペーサ。
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