JP2012035758A - チルトステアリング装置 - Google Patents
チルトステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012035758A JP2012035758A JP2010177726A JP2010177726A JP2012035758A JP 2012035758 A JP2012035758 A JP 2012035758A JP 2010177726 A JP2010177726 A JP 2010177726A JP 2010177726 A JP2010177726 A JP 2010177726A JP 2012035758 A JP2012035758 A JP 2012035758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- tilt
- support shaft
- side plates
- long hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
【課題】チルトロック解除時の衝撃を緩和でき、従来のチルトスプリングを廃止できるチルトステアリング装置を提供する。
【解決手段】操作レバーの操作に伴って、チルトロック/ロック解除を達成するカム及びカムフォロア29を含む。カムフォロア29は、固定側板12の支軸挿通孔としての縦長孔16に回動不能に挿入された挿入部39を含む。挿入部39は、挿入部本体41と、挿入部本体41から下方に突出する凸湾曲部42を有する。チルトロックが解除されてステアリングコラムとともにカムフォロワ29が最下位に落下するときに、凸湾曲部42が、縦長孔16の狭幅部48に摩擦係合し〔図2(b)参照〕。衝撃を緩和する。
【選択図】図2
【解決手段】操作レバーの操作に伴って、チルトロック/ロック解除を達成するカム及びカムフォロア29を含む。カムフォロア29は、固定側板12の支軸挿通孔としての縦長孔16に回動不能に挿入された挿入部39を含む。挿入部39は、挿入部本体41と、挿入部本体41から下方に突出する凸湾曲部42を有する。チルトロックが解除されてステアリングコラムとともにカムフォロワ29が最下位に落下するときに、凸湾曲部42が、縦長孔16の狭幅部48に摩擦係合し〔図2(b)参照〕。衝撃を緩和する。
【選択図】図2
Description
本発明はチルトステアリング装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイールの高さを変えられるようにしたチルトステアリング装置がある。
この種のチルトステアリング装置では、通例、操作レバーの操作でロック機構を作動させる。ロック機構は、車体に固定された固定ブラケットによって、ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットを所定の挟持力で挟持し、チルトロックを達成する(例えば、特許文献1,2参照)。
この種のチルトステアリング装置では、通例、操作レバーの操作でロック機構を作動させる。ロック機構は、車体に固定された固定ブラケットによって、ステアリングコラムに固定されたコラムブラケットを所定の挟持力で挟持し、チルトロックを達成する(例えば、特許文献1,2参照)。
通例、この種のチルトステアリング装置では、チルトロックを解除したときのステアリングコラムの荷重を支えて、チルト操作を補助するために、ステアリングコラムを上方へ付勢する所謂チルトスプリングが設けられている。
一方、上記のチルトスプリングを廃止した場合において、運転者がステアリングホイールを支えていないと、ステアリングコラムが調整範囲の最下位まで落下し、落下時の衝撃で、例えばワイパーレバーが誤作動するおそれがある。
一方、上記のチルトスプリングを廃止した場合において、運転者がステアリングホイールを支えていないと、ステアリングコラムが調整範囲の最下位まで落下し、落下時の衝撃で、例えばワイパーレバーが誤作動するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、チルトロック解除時のステアリングコラムの落下の衝撃を緩和することができるチルトステアリング装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、車体(19)に固定される一対の固定側板(12,13)をステアリングコラム(3)に固定される一対のコラム側板(6,7)に圧接することによりチルトロックを達成するロック機構(40)を備え、上記ロック機構は、上記一対の固定側板を外側から締め付けて対応するコラム側板に押圧可能な締付面(37,23)を有する一対の締付部材(29,22)と、上記一対の固定側板の支軸挿通孔としての縦長孔(16,17)および上記一対のコラム側板の支軸挿通孔(9,10)を挿通して上記一対の締付部材を支持する支軸(21)と、を含み、上記一対の締付部材の少なくとも一方は、対応する締付面から突出し対応する縦長孔に回動不能に挿入された挿入部(39,22)を含み、上記挿入部は、挿入部本体(41,61)と、挿入部本体から下方に突出する凸部(42,62)と、を含み、上記縦長孔は、上記挿入部本体を案内する広幅部(47,67)と、上記広幅部の下方に連通し下方に向かうにしたがって次第に幅が狭くなる狭幅部(48,69)と、を含み、上記締付部材の上記挿入部の上記凸部は、上記縦長孔の上記狭幅部に摩擦係合可能な凸湾曲部(42,62)を含むチルトステアリング装置(1)を提供する。
本発明によれば、チルトロックが解除されて、ステアリングコラムが下方へ落下するときに、支軸とともに締付部材が最下位に達するに際して、締付部材の挿入部の凸部の凸湾曲部が、縦長孔の狭幅部に摩擦係合する。その結果、ステアリングコラムの落下の衝撃を格段に緩和することができる。
また、上記縦長孔の上記狭幅部は、互いに逆向きに傾斜する一対の傾斜面(51,52;71,72)間に形成されている場合がある(請求項2)。この場合、一対の傾斜面間に形成された狭幅部を、凸湾曲部に確実に摩擦係合させることができる。
また、上記縦長孔の上記狭幅部は、互いに逆向きに傾斜する一対の傾斜面(51,52;71,72)間に形成されている場合がある(請求項2)。この場合、一対の傾斜面間に形成された狭幅部を、凸湾曲部に確実に摩擦係合させることができる。
また、上記一対の締付部材は、チルトロック達成用のカム部材(29)と、上記支軸の一端(21a)に設けられた段付き頭部(22)と、を含む場合がある(請求項3)。この場合、チルトロック解除時のステアリングコラムの落下の衝撃の緩和を、締付部材としてのカム部材および段付き頭部に、凸湾曲部を有する凸部を設ける簡単な構成で容易に達成することができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態のチルトステアリング装置1の縦断面図である。図1を参照して、本チルトステアリング装置1は、軸方向上端にステアリングホイール(図示せず)が固定されるステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を回動可能に支承するステアリングコラム3とを備えている。
図1は、本発明の一実施の形態のチルトステアリング装置1の縦断面図である。図1を参照して、本チルトステアリング装置1は、軸方向上端にステアリングホイール(図示せず)が固定されるステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2を回動可能に支承するステアリングコラム3とを備えている。
ステアリングコラム3は、ステアリングシャフト2を回動自在に支承するチューブからなるアッパジャケット4を含む。このアッパジャケット4に、断面溝形のコラムブラケット5が固定されている。コラムブラケット5は、アッパジャケット4から上方に延びる一対のコラム側板6、7と、これらコラム側板6、7の上端部を互いに接続する上板8とを有している。これら一対のコラム側板6、7には、円形の支軸挿通孔9,10がそれぞれ形成されている。
コラムブラケット5を固定するための固定ブラケット11が、相対向する一対の固定側板12、13と、これら固定側板12、13の上端部を互いに接続する上板14と、上板14の上面に例えば溶接により固定される取付ステー15とを備えている。一対の固定側板12、13には、支軸挿通孔としての円弧状の縦長孔16,17がそれぞれ形成されている。
固定ブラケット11は、取付ステー15の左右両端部にそれぞれ挿通されるボルト18を介して、車体19に固定されている。固定ブラケット11の一対の固定側板12、13とコラムブラケット5の対応する一対のコラム側板6、7とを圧接させることにより、コラムブラケット5が、固定ブラケット11に固定されるようになっている。
アッパジャケット4の軸方向下端には、チューブからなるロアージャケット20が嵌合されている。このロアージャケット20は、車体19に支持される図示しないピボット軸(チルト中心軸)の回りに揺動自在に支持されている。ステアリングコラム3を上記ピボット軸(チルト中心軸)の回りのチルト方向上方へ付勢する、所謂チルトスプリングは設けられていない。
アッパジャケット4の軸方向下端には、チューブからなるロアージャケット20が嵌合されている。このロアージャケット20は、車体19に支持される図示しないピボット軸(チルト中心軸)の回りに揺動自在に支持されている。ステアリングコラム3を上記ピボット軸(チルト中心軸)の回りのチルト方向上方へ付勢する、所謂チルトスプリングは設けられていない。
アッパジャケット4の上方に配置される支軸21が、コラムブラケット5の一対のコラム側板6、7の支軸挿通孔9,10、および固定ブラケット11の一対の固定側板12、13の縦長孔16,17に挿通されている。
支軸21の一端部21aには、固定ブラケット11の固定側板13を外側から締め付けてコラムブラケット5のコラム側板7に押圧可能な締付部材としての段付き頭部22が一体に形成されている。
支軸21の一端部21aには、固定ブラケット11の固定側板13を外側から締め付けてコラムブラケット5のコラム側板7に押圧可能な締付部材としての段付き頭部22が一体に形成されている。
段付き頭部22は、固定ブラケット10の固定側板13の外側面13aに対向する締付面23を有し、また、締付面23から支軸21の軸方向に突出し、固定側板13の縦長孔17に挿入された挿入部24とを有している。
挿入部24の断面は、縦長の略矩形形状(実際には、側片が円弧状)をなしている。挿入部24は、固定側板13の縦長孔17に係合して支軸21の回動を規制している。すなわち、締付部材としての段付き頭部22は、支軸21回りの回動が規制されることで回動不能部材を構成している。
挿入部24の断面は、縦長の略矩形形状(実際には、側片が円弧状)をなしている。挿入部24は、固定側板13の縦長孔17に係合して支軸21の回動を規制している。すなわち、締付部材としての段付き頭部22は、支軸21回りの回動が規制されることで回動不能部材を構成している。
一方、支軸21の他端部21bにはねじ部25が設けられている。このねじ部25に螺合部材としてのナット26が螺合している。また、支軸21の他端部21bには、チルトロック達成用のカム機構27が設けられている。具体的には、固定ブラケット11の固定側板12とナット26との間にカム部材としてのカム28およびカムフォロワ29が介在し、支軸21の他端部21bに嵌合している。
カム28は、環状をなしている。支軸21が、カム28の挿通孔30に挿通され、支軸21によって、カム28が支持されている。カム28には、操作レバー31の本体部32の一端部が連結されている。操作レバー31の本体部32の他端部に設けられた握り部33を握って操作レバー31を回動することで、カム28を支軸21回りに回動することができるようになっている。カム28とナット26との間には座金34が介在している。また、ナット26の緩み止め部材35が操作レバー31の本体部32に保持されている。
カムフォロワ29は、固定ブラケット11の固定側板12を外側から締め付けてコラムブラケット5のコラム側板6に押圧可能な締付部材である。カムフォロワ29は、環状をなし、カム28と固定ブラケット11の固定側板12との間に介在している。支軸21が、カムフォロワ29の挿通孔36に挿通され、支軸21によって、カムフォロワ29が支持されている。
締付部材を提供するカム部材としてのカムフォロワ29は、固定ブラケット11の固定側板12の外側面12aに対向する締付面37を有する円板状の主体部38と、主体部38の締付面37から突出し、縦長孔16に挿入された挿入部39とを有している。
挿入部39の断面は、縦長の略矩形形状(実際には、側片が円弧状)をなしている。挿入部39が縦長孔16に嵌め入れられて、カムフォロワ29の支軸21回りの回動が規制されている。これにより、締付部材としてのカムフォロワ29が回動不能部材を構成している。
挿入部39の断面は、縦長の略矩形形状(実際には、側片が円弧状)をなしている。挿入部39が縦長孔16に嵌め入れられて、カムフォロワ29の支軸21回りの回動が規制されている。これにより、締付部材としてのカムフォロワ29が回動不能部材を構成している。
カム28およびカムフォロワ29の、互いに対向して接触する対向面には、互いに対応する形状の凹凸がそれぞれ設けられている。カム28を回動させることで、カムフォロワ29をこのカム28に対して支軸21の軸方向X1に移動できるようになっている。これにより、カムフォロワ29を固定ブラケット11の固定側板12に対して押圧したり、押圧を解除したりできる。
段付き頭部22を有する支軸21と、支軸21を回転操作する操作レバー31、操作レバー31の回転に伴って一対の締付部材によって一対の固定側板12,13を外側から締め付けるカム機構27とによって、一対の固定側板12,13を一対のコラム側板6,7に圧接することによりチルトロックを達成するロック機構40が構成されている。
上記一対の締付部材が、カムフォロワ29および支軸21の段付け頭部22により構成されている。すなわち、カムフォロワ29の締付面37および段付き頭部22の締付面23が、一対の固定側板12,13を外側から締め付けて、各固定側板12,13を対応するコラム側板6,7に押圧する。
上記一対の締付部材が、カムフォロワ29および支軸21の段付け頭部22により構成されている。すなわち、カムフォロワ29の締付面37および段付き頭部22の締付面23が、一対の固定側板12,13を外側から締め付けて、各固定側板12,13を対応するコラム側板6,7に押圧する。
図2(a)に示すように、締付部材としてのカムフォロワ29の挿入部39は、固定側板12の縦長孔16に挿入されている。カムフォロワ29の挿入部39は、挿入部本体41と、挿入部本体41から下方に突出する凸部としての凸湾曲部42とを有している。挿入部本体41は、相対向する被案内面43,44を有している。
挿入部本体41の被案内部43,44と凸湾曲部42との接続部には、段部45,46が設けられており、挿入凸部本体41の幅W1よりも、凸湾曲部42の最大幅W2が狭くされている。
挿入部本体41の被案内部43,44と凸湾曲部42との接続部には、段部45,46が設けられており、挿入凸部本体41の幅W1よりも、凸湾曲部42の最大幅W2が狭くされている。
縦長孔16は、挿入部本体41を案内する広幅部47と、広幅部47の下方に連通し下方に向かうにしたがって次第に幅が狭くなる狭幅部48とを有している。広幅部47は、挿入部本体41の一対の被案内部43,44にそれぞれ沿う一対の案内部49,50を有している。狭幅部48は、互いに逆向きに傾斜する一対の傾斜面51,52間に形成されている。
広幅部47と狭幅部48との間には、段部53,54が設けられており、広幅部47の幅W3は、狭幅部48の最大幅W4(すなわち最上位における幅に相当)よりも広くされている(W3>W4)。
図3(a)に示すように、締付部材としての、支軸21の段付き頭部22の挿入部24は、固定側板13の縦長孔17に挿入されている。段付き頭部22の挿入部24は、挿入部本体61と、挿入部本体61から下方に突出する凸部としての凸湾曲部62とを有している。挿入部本体61は、相対向する被案内面63,64を有している。
図3(a)に示すように、締付部材としての、支軸21の段付き頭部22の挿入部24は、固定側板13の縦長孔17に挿入されている。段付き頭部22の挿入部24は、挿入部本体61と、挿入部本体61から下方に突出する凸部としての凸湾曲部62とを有している。挿入部本体61は、相対向する被案内面63,64を有している。
挿入部本体61の被案内部63,64と凸湾曲部62との接続部には、段部65,66が設けられており、挿入凸部本体61の幅W5よりも、凸湾曲部62の最大幅W6が狭くされている(W5>W6)。
縦長孔17は、挿入部本体61を案内する広幅部67と、広幅部67の下方に連通し下方に向かうにしたがって次第に幅が狭くなる狭幅部68とを有している。広幅部67は、挿入部本体61の一対の被案内部63,64にそれぞれ沿う一対の案内部69,70を有している。狭幅部68は、互いに逆向きに傾斜する一対の傾斜面71,72間に形成されている。
縦長孔17は、挿入部本体61を案内する広幅部67と、広幅部67の下方に連通し下方に向かうにしたがって次第に幅が狭くなる狭幅部68とを有している。広幅部67は、挿入部本体61の一対の被案内部63,64にそれぞれ沿う一対の案内部69,70を有している。狭幅部68は、互いに逆向きに傾斜する一対の傾斜面71,72間に形成されている。
広幅部67と狭幅部68との間には、段部73,74が設けられており、広幅部67の幅W7は、狭幅部68の最大幅W8(すなわち最上位における幅に相当)よりも広くされている(W7>W8)。
図2(a)および図3(b)に示すように、カムフォロワ29が最上位にあるとき、および図示していないが、最下位に達していないときは、凸湾曲部42は縦長孔16の縁部に接触していない。
図2(a)および図3(b)に示すように、カムフォロワ29が最上位にあるとき、および図示していないが、最下位に達していないときは、凸湾曲部42は縦長孔16の縁部に接触していない。
本実施の形態によれば、操作レバー31の操作に伴ってチルトロックが解除されて、ステアリングコラム3が下方へ落下するときに、カムフォロワ29が最下位に達するに際して、図2(b)に示すように、カムフォロワ29の挿入部39の凸湾曲部42が、縦長孔16の狭幅部48に摩擦係合し、且つ、図3(b)に示すように、支軸21の段付き頭部22の挿入部24が、縦長孔17の狭幅部68に摩擦係合する。その結果、ステアリングコラム3の落下の衝撃を格段に緩和することができる。
また、各狭幅部48,68をそれぞれ一対の傾斜面51,52;71,72間に形成しているので、狭幅部48,68を、対応する凸湾曲部42,62に確実に摩擦係合させることができる。
また、チルトロック解除時のステアリングコラム3の落下の衝撃の緩和を、締付部材としてのカムフォロワ29および段付き頭部22に、凸部としての凸湾曲部42,62を設ける簡単な構成で容易に達成することができる。
また、チルトロック解除時のステアリングコラム3の落下の衝撃の緩和を、締付部材としてのカムフォロワ29および段付き頭部22に、凸部としての凸湾曲部42,62を設ける簡単な構成で容易に達成することができる。
上記の実施の形態では、カムフォロア29の挿入部39において、下方に突出する凸部の全体を凸湾曲部42としたが、これに限らず、凸部の下頂部を平坦部とし、縦長孔16の両縁部に係合する、凸部の根本部の左右のみを凸湾曲部としてもよい。また、段付き頭部22の挿入部24において、下方に突出する凸部の全体を凸湾曲部62としたが、これに限らず、凸部の下頂部を平坦部とし、縦長孔17の両縁部に係合する、凸部の根本部の左右のみを凸湾曲部としてもよい。
その他、本発明は、請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…チルトステアリング装置、3…ステアリングコラム、4…アッパージャケット、5…コラムブラケット、6,7…コラム側板、9,10…(コラム側板の)支軸挿通孔、11…固定ブラケット、12,13…固定側板、16,17…縦長孔(固定側板の支軸挿通孔)、19…車体、21…支軸、21a…一端、21b…他端、22…段付き頭部、23…(段付き頭部の)締付面、24…(段付き頭部の)挿入部、25…ねじ部、26…ナット、27…カム機構、28…カム、29…カムフォロワ(カム部材)、31…操作レバー、37…(カムフォロワの)締付面、39…(カムフォロワの)挿入部、40…ロック機構、41;61…挿入部本体、42;62…凸湾曲部、43,44;63,64…被案内部、45,46;65,66…段部、47;67…広幅部、48;68…狭幅部、49,50;69;70…案内部、51,52;71,72…傾斜面、53,54;73,74…段部
Claims (3)
- 車体に固定される一対の固定側板をステアリングコラムに固定される一対のコラム側板に圧接することによりチルトロックを達成するロック機構を備え、
上記ロック機構は、上記一対の固定側板を外側から締め付けて対応するコラム側板に押圧可能な締付面を有する一対の締付部材と、上記一対の固定側板の支軸挿通孔としての縦長孔および上記一対のコラム側板の支軸挿通孔を挿通して上記一対の締付部材を支持する支軸と、を含み、
上記一対の締付部材の少なくとも一方は、対応する締付面から突出し対応する縦長孔に回動不能に挿入された挿入部を含み、
上記挿入部は、挿入部本体と、挿入部本体から下方に突出する凸部と、を含み、
上記縦長孔は、上記挿入部本体を案内する広幅部と、上記広幅部の下方に連通し下方に向かうにしたがって次第に幅が狭くなる狭幅部と、を含み、
上記締付部材の上記挿入部の上記凸部は、上記縦長孔の上記狭幅部に摩擦係合可能な凸湾曲部を含むチルトステアリング装置。 - 請求項1において、上記縦長孔の上記狭幅部は、互いに逆向きに傾斜する一対の傾斜面間に形成されているチルトステアリング装置。
- 請求項1または2において、上記一対の締付部材は、チルトロック達成用のカム部材と、上記支軸の一端に設けられた段付き頭部と、を含むチルトステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010177726A JP2012035758A (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | チルトステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010177726A JP2012035758A (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | チルトステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012035758A true JP2012035758A (ja) | 2012-02-23 |
Family
ID=45848245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010177726A Pending JP2012035758A (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | チルトステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012035758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014015128A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Jtekt Corp | ステアリング装置 |
US9205858B2 (en) * | 2012-08-09 | 2015-12-08 | Nsk, Ltd. | Tilt steering column device |
-
2010
- 2010-08-06 JP JP2010177726A patent/JP2012035758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014015128A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Jtekt Corp | ステアリング装置 |
US9205858B2 (en) * | 2012-08-09 | 2015-12-08 | Nsk, Ltd. | Tilt steering column device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2511155B1 (en) | Steering device | |
JP4266952B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP5277023B2 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP6080008B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP4192891B2 (ja) | ステアリング装置 | |
US8641095B2 (en) | Steering column device | |
JP6620880B2 (ja) | ステアリング装置 | |
WO2015016311A1 (ja) | ステアリング装置 | |
JP2012011837A (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP3645157B2 (ja) | チルトステアリング装置 | |
JP2008132819A (ja) | テレスコピックステアリング装置 | |
JP2012035758A (ja) | チルトステアリング装置 | |
JP5277103B2 (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP6562103B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP4913027B2 (ja) | 取付部品角度調整機構及び二輪車 | |
JP4003618B2 (ja) | ステアリングコラムチルト装置 | |
JP2010076690A (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP2008308034A (ja) | ステアリング装置 | |
JP4182419B2 (ja) | チルトステアリング装置 | |
JP2004034884A (ja) | ステアリングコラム装置 | |
JP2004136870A (ja) | チルトステアリング装置 | |
KR100841507B1 (ko) | 자동차 스티어링 칼럼의 틸팅 장치 | |
JP2004243957A (ja) | ステアリングのチルト装置 | |
JP2006327355A (ja) | ステアリング装置 | |
JP4196268B2 (ja) | 位置調整式ステアリング装置 |