JP2012035396A - 工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上下のそれぞれの端が開口し、工具ヘッドを間接的に支持する筒状のコラム10と、コラム10の下方開口23の縁と設置面Fとの間に配置され、コラム10を持ち上げて支持する複数の脚31と、コラム10の下方開口22から雰囲気空気をコラム内に取り入れ、上方開口13から雰囲気空気を排気させるファンユニット40と、を備えている。
【選択図】図2
Description
工具が取り付けられる工具ヘッドと、上下のそれぞれの端が開口し、前記工具ヘッドを支持する筒状のコラムと、前記コラムの下方開口の縁と設置面との間に配置され、該コラムを持ち上げて支持する複数の脚と、前記コラムの下方開口と上方開口とのうちの一方の開口から雰囲気空気を該コラム内に取り入れ、他方の開口から該雰囲気空気を排気させる送風手段と、を備えていることを特徴とする。
前記送風手段は、前記コラム内の前記下方開口側に設けられ、該コラムの該下方開口から前記雰囲気空気を該コラム内に取り入れ、前記上方開口から該雰囲気空気を排気するものであってもよい。
前記コラムとして、互いに間隔を開けて配置されている一対のコラムを備えていると共に、該一対のコラムの相互間に渡されている横梁部材を備え、前記工具ヘッドは、前記横梁部材を介して前記コラムに支持され、前記一対のコラムは、それぞれ、前記横梁部材が設けられる側の第一周壁と、該第一周壁と対向する第二周壁とを有し、前記一対のコラムのそれぞれには、前記送風手段が設けられていてもよい。
前記第一周壁には、該第一周壁の外面を覆うカバーが設けられていてもよい。この場合、前記第二周壁の厚さは該第一周壁の厚さより厚いことが好ましい。このように、カバーが設けられていない側の第二周壁の厚さを厚くして、当該第二周壁の熱容量を大きくすることで、カバーが設けられ第一周壁の雰囲気温度に対する低い温度追従性に、当該第二周壁の温度追従性を近づけることができる。このため、第一周壁と第二周壁との温度差を抑えることができる。
前記コラムの内面には、互いに間に上下方向に伸びる前記雰囲気空気の流路が確保されている複数のフィンが形成されていてもよい。また、前記一対のコラムのそれぞれの前記第一周壁の内面及び前記第二周壁の内面には、互いに間に上下方向に伸びる前記雰囲気空気の流路が確保されている複数のフィンが形成されていてもよい。
前記コラムを形成する周壁の一部分の温度を測定する第一温度計と、前記コラムを形成する周壁のうち、前記一部分との間で温度差が生じる他の部分の温度を測定する第二温度計と、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、前記送風手段を停止させる制御手段と、を備えていてもよい。
前記一対のコラムのうちの一方のコラムの前記第一周壁の温度を測定する第一温度計と、前記一方のコラムの前記第二周壁の温度を測定する第二温度計と、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、前記一対のコラムのそれぞれに設けられている前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、該一対のコラムのそれぞれに設けられている前記送風手段を停止させる制御手段と、を備えていてもよい。
前記一対のコラムのそれぞれの前記第一周壁の温度を測定する第一温度計と、前記一対のコラムのそれぞれの前記第二周壁の温度を測定する第二温度計と、前記一対のコラムのうちの一方のコラムに関して、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、該一方のコラムに設けられている前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、該一方のコラムに設けられている前記送風手段を停止させると共に、前記一対のコラムのうちの他方のコラムに関して、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、該他方のコラムに設けられている前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、該他方のコラムに設けられている前記送風手段を停止させる制御手段と、を備えていてもよい。
前記コラム外の雰囲気温度を測定する雰囲気温度計と、前記雰囲気温度計で測定された温度の単位時間当たりの変化量である温度変化率を求め、該温度変化率が予め定められた範囲を超えるときに、前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、前記送風手段を停止させる制御手段と、を備えていてもよい。
前記コラム外の雰囲気温度を測定する雰囲気温度計を備え、前記制御手段は、前記雰囲気温度計で測定された温度の単位時間当たりの変化量である温度変化率を求め、該温度変化率が予め定められた変化率範囲を超えるときと、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた温度差範囲を超えるときに、前記送風手段を稼動させ、該温度変化率が前記予め定められた変化率範囲内で、且つ、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が前記予め定められた温度差範囲内のときに、前記送風手段を停止させてもよい。
以下、本発明に係る工作機械の第一実施形態について、図1〜図5を用いて説明する。
次に、本発明に係る工作機械の第二実施形態について、図6及び図7を用いて説明する。
次に、本発明に係る工作機械の第三実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。
次に、本発明に係る工作機械の第四実施形態について、図10及び図11を用いて説明する。
「第五実施形態」
次に、本発明に係る工作機械の第五実施形態について、図12を用いて説明する。
以上の各実施形態の工作装置は、いずれもコラム10が四角筒状であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、円筒状であってもよい。
Claims (12)
- 工具が取り付けられる工具ヘッドと、
上下のそれぞれの端が開口し、前記工具ヘッドを支持する筒状のコラムと、
前記コラムの下方開口の縁と設置面との間に配置され、該コラムを持ち上げて支持する複数の脚と、
前記コラムの下方開口と上方開口とのうちの一方の開口から雰囲気空気を該コラム内に取り入れ、他方の開口から該雰囲気空気を排気させる送風手段と、
を備えていることを特徴とする工作機械。 - 請求項1に記載の工作機械において、
前記送風手段は、前記コラム内の前記下方開口側に設けられ、該コラムの該下方開口から前記雰囲気空気を該コラム内に取り入れ、前記上方開口から該雰囲気空気を排気する、
ことを特徴とする工作機械。 - 請求項1又は2に記載の工作機械において、
前記コラムとして、互いに間隔を開けて配置されている一対のコラムを備えていると共に、該一対のコラムの相互間に渡されている横梁部材を備え、
前記工具ヘッドは、前記横梁部材を介して前記コラムに支持され、
前記一対のコラムは、それぞれ、前記横梁部材が設けられる側の第一周壁と、該第一周壁と対向する第二周壁とを有し、
前記一対のコラムのそれぞれには、前記送風手段が設けられている、
ことを特徴とする工作機械。 - 請求項3に記載の工作機械において、
前記第一周壁には、該第一周壁の外面を覆うカバーが設けられている、
ことを特徴とする工作機械。 - 請求項4に記載の工作機械において、
前記第二周壁の厚さは該第一周壁の厚さより厚い、
ことを特徴とする工作機械。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記コラムの内面には、互いに間に上下方向に伸びる前記雰囲気空気の流路が確保されている複数のフィンが形成されている、
ことを特徴とする工作機械。 - 請求項3から5のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記一対のコラムのそれぞれの前記第一周壁の内面及び前記第二周壁の内面には、互いに間に上下方向に伸びる前記雰囲気空気の流路が確保されている複数のフィンが形成されている、
ことを特徴とする工作機械。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記コラムを形成する周壁の一部分の温度を測定する第一温度計と、
前記コラムを形成する周壁のうち、前記一部分との間で温度差が生じる他の部分の温度を測定する第二温度計と、
前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、前記送風手段を停止させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする工作機械。 - 請求項3、4、5、7のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記一対のコラムのうちの一方のコラムの前記第一周壁の温度を測定する第一温度計と、
前記一方のコラムの前記第二周壁の温度を測定する第二温度計と、
前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、前記一対のコラムのそれぞれに設けられている前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、該一対のコラムのそれぞれに設けられている前記送風手段を停止させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする工作機械。 - 請求項3、4、5、7のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記一対のコラムのそれぞれの前記第一周壁の温度を測定する第一温度計と、
前記一対のコラムのそれぞれの前記第二周壁の温度を測定する第二温度計と、
前記一対のコラムのうちの一方のコラムに関して、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、該一方のコラムに設けられている前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、該一方のコラムに設けられている前記送風手段を停止させると共に、前記一対のコラムのうちの他方のコラムに関して、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた範囲を超えたときに、該他方のコラムに設けられている前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、該他方のコラムに設けられている前記送風手段を停止させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする工作機械。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記コラム外の雰囲気温度を測定する雰囲気温度計と、
前記雰囲気温度計で測定された温度の単位時間当たりの変化量である温度変化率を求め、該温度変化率が予め定められた範囲を超えるときに、前記送風手段を稼動させ、該予め定められた範囲内のときに、前記送風手段を停止させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする工作機械。 - 請求項8から10のいずれか一項に記載の工作機械において、
前記コラム外の雰囲気温度を測定する雰囲気温度計を備え、
前記制御手段は、前記雰囲気温度計で測定された温度の単位時間当たりの変化量である温度変化率を求め、該温度変化率が予め定められた変化率範囲を超えるときと、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が予め定められた温度差範囲を超えるときに、前記送風手段を稼動させ、該温度変化率が前記予め定められた変化率範囲内で、且つ、前記第一温度計で測定された温度と前記第二温度計で測定された温度との温度差が前記予め定められた温度差範囲内のときに、前記送風手段を停止させる、
ことを特徴とする工作機械。
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