JPH0419039A - 工作機械の熱変形防止装置 - Google Patents

工作機械の熱変形防止装置

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JPH0419039A
JPH0419039A JP12330390A JP12330390A JPH0419039A JP H0419039 A JPH0419039 A JP H0419039A JP 12330390 A JP12330390 A JP 12330390A JP 12330390 A JP12330390 A JP 12330390A JP H0419039 A JPH0419039 A JP H0419039A
Authority
JP
Japan
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temperature
air
temp
bed
column
Prior art date
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Pending
Application number
JP12330390A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hamazaki
真一 濱崎
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Seiko Ltd filed Critical Hitachi Seiko Ltd
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Publication of JPH0419039A publication Critical patent/JPH0419039A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械の非発熱部が発熱部からの熱伝導、
ふく射熱又は気温変化などによる温度変化を防ぐに好適
な工作機械の熱変形防止装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のマシニングセンタ等の工作機械においては5切削
加工工具による切削部並びに回転部などの特に発熱する
部分の冷却対策はなされているが、第6図に示すように
、ベッド5及びコラム10などの工作機械の非発熱部に
ついては送風機13で通風管2を経由して空気を送り、
排気口11,12から排出しているぐらいで、あまり温
度変化についする対策はなされていないのが現状である
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の工作機械の熱変形防止装置にあっては。
送風機で非発熱部に空気を送ることにより、温度の均一
化を計っているが、送風機の吹出口からベッドとコラム
との排気口に達するまでに空気の温度が変化してしまい
、効果が得にくいという問題点があった。
本発明の目的は、非発熱部であるベッドやコラム等の本
体部分の温度を均一化するとともに、非発熱部内部の熱
交換効率を向上させるためにフィン形状リブを設けた工
作機械の熱変形防止装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため1本発明に係る工作機械の熱
変形防止装置は、工作機械のベッド及びコラムの内部に
、所定の間隔で配置された複数の温度センサーと、空気
温度調整機に接続されて温度調節された空気を流通しか
つ少なくとも一つの吹出口を有する通風管と、それぞれ
の吹出口に配設された少なくとも一つの開閉器とを設け
、それぞれの温度センサーの出力に応じてそれぞれの開
閉器を開閉し温度調節された空気によりベッド及びコラ
ムを所定温度に制御する制御装置を具備した構成とする
そして制御装置は、それぞれの温度センサーの出力に応
じて開閉器の開度を調節し、空気温度調整機からの空気
の温度の吹出し量を制御する構成でもよい。
またベッド及びコラムの内部に、少なくとも一つのリブ
とそれぞれのリブに設けた羽とよりなるフィンを設ける
構成でもよい。
〔作用〕
本発明の工作機械の熱変形防止装置によれば。
工作機械のベッドとコラムの内部に、所定の間隔で配置
された複数の温度センサーが設定温度に対して高低を判
断する制御装置に接続されているため、発熱部からの熱
伝導及びふく射熱等の影響で設定温度より高くなった場
合、あるいは気温の低下で設定温度より低くなった場合
、各温度センサーの配置位置の近傍に位置する開閉器が
、制御装置の指令により開かれ、温度調節された空気が
ベッド及びコラムを冷却あるいは加熱する。そして、ベ
ッド及びコラムが所定温度になり、温度センサー9の出
力が許容設定温度範囲に入ると、開閉器が制御装置の指
令により閉じる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照しながら説
明する。
第1図及び第2図に示すように、工作機械の非発熱部で
あるベッド5とコラム10の内部に、所定の間隔で配置
された複数の温度センサー9と、空気温度調整機1に接
続され吹出口4A、4Bを有する通風管2A、2Bと、
それぞれの吹出口4A、4Bに配設された開閉器例えば
電磁弁3とを設けた。そして、それぞれの温度センサー
9の出力に応じて、その温度センサー9に対応する電磁
弁3を開閉する制御装置14を具備した構成である。
電磁弁3は、温度センサー9のデータをもとに。
0N−OFFすることでベッド5やコラム10の温度の
変化部分を中心に強制的に冷却もしくは加熱するもので
あり、その開度が温度センサー9の出力に比例制御され
る弁であって空気の吹出し量を制御するものでもよい。
所定温度は、実験により回転部である主軸の変形が最も
小さくなった温度に設定されており、制御袋W14に記
憶さ九ている。第3図に示すように制御装置14は、温
度センサー9(T1〜T、)の温度を入力し、第4図に
示す設定温度Cと比較する。例えば温度センサーTユの
温度が設定温度Cより高い場合は、その近傍の例えば電
磁弁E、に開指令を出力するとともに、空気温度調整機
1を起動し2通風管2A、2Bを経由して温度調節され
た空気を放出し、許容設定温度範囲B内に納めるように
制御する。従って制御装置14は、図示しない記憶部、
比較部などを内蔵しているものとする。許容設定温度範
囲Bは、空気の放出量の増加、又は放出される空気の温
度のばらつきを小さくすることによって、その範囲を狭
く設定することが可能である。
さらに詳細に本実施例を説明する。
一方の端部を空気温度調整機1に接続された通jl管2
Aは、ベッド5の中に入り所定の間隔で枝状に吹出口4
A、4Bが形成されている。そして通風管2Aのそれぞ
れの吹出口に電磁弁3が設けられている。ベッド5の吹
出口4A、4Bに対向する部分の近傍には、それぞれの
温度センサー9が設けられ、第3図に示すように、各温
度センサー9は制御装置E14に接続されている。例え
ば、温度センサー9の出力が設定温度以上になると、制
御装置!14より電磁弁3に対し開指令が出され、空気
温度調整機lで所定温度に温度制御された空気が、通風
管2Aを通り、吹出口4A、4Bから放出される。そし
て温度センサー9の出力が設定温度以下になると、制御
装置14より電磁弁3に対して閉指令が出され、空気の
放出が止められる。
本発明の他の実施例として第1図に示すように、ベッド
5の内部に、複数のリブ6が所定の間隔で配置され、リ
ブ6には羽7を複数個取付けて熱交換効率を向上させる
ためのフィン8を熱伝導率の良イ材料で形成してもよい
。そして第2図に示すように、吹出口4A、4Bのうち
いづれか一方の吹出口4A又は4Bが、フィン8と対向
する位置に配設される構成でもよい。
コラム10は、ベッド5に摺動可能に支持されており、
コラム】Oの内部は、ベッド5と同様に複数のフィン8
と複数の温度センサー9が配置され、温度センサー9は
制御装置114に接続されている。また、通風管2Bは
、通風管2Aと同様にコラム1oの中に入り所定の間隔
で枝状にのび、その先端に電磁弁3が設けられている。
そして、ベッド5とコラム10とに排気口11.12が
設けられている。以上のような構成になっているため、
制御装置14は、ベッド5とコラム10内の各温度セン
サー9の出力に基づいて第4図に示すように、設定温度
Cに対する高低を判断し、電磁弁3を開閉制御する。
例えば、第4図に示すように、温度センサー9の出力が
設定温度Cより低い期間(時間Hが0〜H1)、温度セ
ンサー9の出力が設定温度Cの上限を越えたのち設定温
度Cに戻るまでの期間(時間HがH2〜H1,H,〜H
5)、制御装置14の指令に基づいて電磁弁3が開き、
ベッドやコラムの加熱、冷却を行なう。このとき、部分
的に温度変化があればその部分を中心に、空気温度調整
機1から温度制御された空気を流し、排気口11,12
から非発熱部の外に放出することにより、許容設定温度
範囲B内におさまるようにしている。したがって、ベッ
ド5とコラム10の温度を均一化することができるため
、非発熱部の熱変形を小さくすることができる。
なお、通風管2A、2Bを断熱材で覆い、目的個所に温
度調節された空気を吹付けるようにしてもよい。
本発明によれば第5図に示すように、時間Hを横軸に、
コラムの倒れDを縦軸にして一点鎖線を従来例とし、実
線を本実施例で表わすと、9μmの最大値がほぼ1/2
となる効果がある。
また、工作機械の非発熱部内部に温度センサーを設け、
温度の変化の大きい所を中心に温度調節された空気を流
すようコントロールしているため、例えば熱源の移動に
よる高温位置移動に対応することができる。また、その
非発熱部内部に温度制御した空気を流すよう構成したも
のであるから、外気の温度がどのように変化しようとも
安定した精度を確保できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、工作機械の熱変形防止装置に温度セン
サー、通風管及び制御装置などを設けたため、非発熱部
は所定温度に制御されて熱変形が大巾に減少するととも
に、外気温度や発熱部の移動に影響されることなく安定
し、工作機械の加工精度を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は第]
−図のA部を示す拡大図、第3図は本発明の制御系統を
示す図、第4図は本発明の詳細な説明するグラフ、第5
図は本発明の詳細な説明するグラフ、第6図は従来の技
術を示す図である。 1・・・空気温度調整機、2A、2B・・通風管、3・
・・電磁ペン(開閉器)、4A、4B・・・吹出口。 5・・・ベッド、6・・リブ、7・・・羽、8・・・フ
ィン、 9・・・温度センサー 10・・・コラム、 14・・・制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、工作機械のベッド及びコラムの内部に、所定の間隔
    で配置された複数の温度センサーと、空気温度調整機に
    接続されて温度調節された空気を流通しかつ少なくとも
    一つの吹出口を有する通風管と、それぞれの吹出口に配
    設された少なくとも一つの開閉器とを設け、それぞれの
    温度センサーの出力に応じてそれぞれの開閉器を開閉し
    前記温度調節された空気により前記ベッド及びコラムを
    所定温度に制御する制御装置を具備したことを特徴とす
    る工作機械の熱変形防止装置。 2、制御装置は、それぞれの温度センサーの出力に応じ
    て開閉器の開度を調節し、空気温度調整機からの空気の
    吹出し量を制御することを特徴とする請求項1記載の工
    作機械の熱変形防止装置。 3、ベッド及びコラムの内部に、少なくとも一つのリブ
    とそれぞれのリブに設けた羽とよりなるフィンを設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の工作機械の熱変
    形防止装置。
JP12330390A 1990-05-14 1990-05-14 工作機械の熱変形防止装置 Pending JPH0419039A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101017200B1 (ko) * 2003-02-28 2011-02-25 테트라 라발 홀딩스 앤드 피낭스 소시에떼아노님 라미네이트 재료, 라미네이트 재료의 제조 방법,라미네이트 재료의 열-밀봉 방법, 및 포장 용기
JP2012035396A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 工作機械
DE102012021069A1 (de) * 2012-10-22 2015-08-13 Haustechnik Hot Gmbh Werkzeugmaschine in formbeständiger Portal - Bauweise
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KR20190005517A (ko) * 2017-07-07 2019-01-16 두산공작기계 주식회사 공작기계의 컬럼 냉각 장치

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