JPH0529818B2 - - Google Patents

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JPH0529818B2
JPH0529818B2 JP2037426A JP3742690A JPH0529818B2 JP H0529818 B2 JPH0529818 B2 JP H0529818B2 JP 2037426 A JP2037426 A JP 2037426A JP 3742690 A JP3742690 A JP 3742690A JP H0529818 B2 JPH0529818 B2 JP H0529818B2
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JP
Japan
Prior art keywords
air chamber
heat transfer
air
radiant
sintered metal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2037426A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03244933A (ja
Inventor
Kyoichi Sekiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority to JP2037426A priority Critical patent/JPH03244933A/ja
Publication of JPH03244933A publication Critical patent/JPH03244933A/ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気を熱媒体とする輻射吸、放熱式の
冷、暖房装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の輻射冷暖房装置における空気チ
ヤンバ1近傍の断面図である。
上記空気チヤンバ1の下面は天井板2によつて
構成されており、この天井板2にスリツト3又は
メツシユ状の細孔(図示せず)が配列されてい
る。
冷、温風はサプライダクト4から空気チヤンバ
1内に送入され、スリツト3(又はメツシユ状)
細孔(図示せず)を通つて室内に放出される。
前記の天井板2は、冷暖房用の輻射伝熱面とし
て作用する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来技術に係る装置(第3図)において
は、空気チヤンバ1内に送入される給気がそのま
ま室内への給気を兼ねているので、給気温度と室
内温度との差をあまり大きくできない。
また、輻射伝熱面である天井板2の表面が平滑
であるため伝熱面積が小さく、充分な輻射吸、放
熱効果が得られない。
その上、上記の如く天井板である輻射伝熱面が
平滑であるため、吸音性が良くないという問題も
有る。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、
伝熱面の熱通過効率が高く、しかも吸音性に優れ
た輻射冷暖房装置を提供することを目的とし、天
井に限らず輻射伝熱面を有する冷暖房に適用し得
る装置を提恥供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明に係る輻射
冷暖房装置は、輻射伝熱面の少なくとも一部を多
孔質の焼結金属板で構成するとともに、電動ダン
パを備えた冷温風リターンダクトを空気チヤンバ
に接続する。
前記の焼結金属板はアルミニウムで構成するこ
とが望ましい。本発明においてアルミニウムと
は、添加量が10Wt%以下のアルミニウム合金を
含む意である。
また、前記の電動ダンパは温度センサによつて
開閉制御される構造であることが望ましい。
〔作 用〕
上記のように構成された輻射冷暖房装置によれ
ば、輻射伝熱面が焼結合金で構成されているので
その据付面積に比して伝熱面積が大きい。
このため輻射伝熱量が大きく熱通過率が大き
い。さらに、該焼結合金板は表面にミクロな凹凸
が多いので吸音性も良い。
さらに、冷温風リターンダクトを設けて、空気
チヤンバに給気された冷、温風の一部を室内に吹
き出させる(多孔質焼結金属板を通して)と共
に、その残部を該リターンダクトを介して還流さ
せるので、給気温度とチヤンバ外温度(例えば室
内温度)との差を大きくすることができ、熱通過
率をいつそう大きくできる。
また、前記の電動ダンパの開度を変えると、空
気チヤンバ内の圧力が変化し、チヤンバ外への吹
き出し冷、温風の流量が変化する。
上記の電動ダンパを温度センサによつて開閉制
御することにより、室内温度の自動制御が可能と
なる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る輻射冷暖房装置の1実施
例として、天井に設けた空気チヤンバ5の一部を
破断して描いた斜視図である。
上記空気チヤンバ5の下面は多孔質の焼結金属
板5aによつて構成されており、天井板として使
用に供される。
上記空気チヤンバ5に、サプライダクト4およ
びリターンダクト6が接続されている。
本実施例の多孔質焼結金属板5aはアルミニウ
ムで構成されている。この種の部材として、例え
ば市販のNDCカルム(商標名)を適用すること
ができる。
アルミニウムは加工が容易で、特に多孔質の焼
結板を構成し易く、軽量であるから本発明に係る
多孔質の焼結金属板を構成するのに適している。
添加量10Wt%以下のアルミニウム合金を用いて
も同様の効果が得られる。
第2図は上記空気チヤンバ5を用いた本例の輻
射冷暖房装置の1実施例を示す系統図である。
前記のサプライダクト4は空調機10に接続さ
れていて矢印a方向の冷、温風の供給を受け、こ
れを空気チヤンバ1内に導く。
送入された冷、温風の一部は矢印b,bの如く
多孔質焼結金属(アルミニウム)板5aよりなる
天井板を通過して室内Roomに給気されて、残部
はリターンダクト6を経て矢印c,dの如く空調
機10に還流する。
上記リターンダクト6の途中に電動ダンパ7が
設けられて還流する冷、温風の流量を制御してい
る。8は駆動用のモータであり、温度センサ9に
よつて制御されている。
上記温度センサ9に設定された目標温度と検出
された実現の温度との差が大きいときは前記の電
動ダンパ7の開度を小さくする方向に自動制御さ
れる。
電動ダンパ7が閉じ方向に自動操作されると空
気チヤンバ1内の気圧が上昇し、矢印b方向の給
気量が増加するので、室内温度は急速に目標温度
に接近する。
室内温度が目標温度に近づくと電動ダンパ7が
開かれ、矢印b方向の給気流が減少する。
本実施例においては、上述の如く、多孔質で表
面積が大きくて輻射率の高いアルミニウム焼結合
金製の天井板5aから高能率で輻射吸、放熱が行
われると共に、該天井板によつて吸音効果が得ら
れる。しかも、上記の輻射吸、放熱と併せて冷、
温風の給気(矢印b)が、室内温度に応じて流量
を自動調整されつつ室内に供給されるので、該室
内の温度を一定に保持することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の輻射冷暖房装置に
よれば、空気チヤンバに供給された冷、温風の一
部がリターンダクトを介して還流されるので、給
気温度と室温との温度差を大きくとることがで
き、温度分布という面からも熱通過率を向上せし
めることができ、更に、輻射伝熱面が多孔質の焼
結金属板で構成されていて表面積が大きいので、
いつそう伝熱効果が良くなり、しかも多孔質焼結
金属板の多孔質という特性により吸音効果が得ら
れる。
その上、リターンダクトに電動ダンパが設けら
れているので、空気チヤンバから多孔質焼結金属
板を透過させる冷、温風の風量を調節することが
できる。
前記の多孔質焼結金属板をアルミニウムで構成
すれば輻射率が高いので好都合である。
また、前記の空気チヤンバを温度センサによつ
て開閉制御する構造を用いると、室内温度(正確
には空気チヤンバ外温度)の自動調整を行い得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る輻射冷暖房装置の1実施
例における空気チヤンバを示し、一部を破断して
描いた斜視図である。第2図は上記実施例の模式
的な系統図である。第3図は従来例の輻射冷暖房
装置における空気チヤンバを示す模式的な断面図
である。 1…従来例の空気チヤンバ、2…同じく天井
板、3…スリツト、4…サプライダクト、5…多
孔質焼結金属板、6…リターンダクト、7…電動
ダンパ、8…モータ、9…温度センサ、10…空
調機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 輻射伝熱面を備えた空気チヤンバと、上記空
    気チヤンバ内へ冷、温風を送入する冷温風サプラ
    イダクトとを具備している輻射冷、暖房装置にお
    いて、 前記の輻射伝熱面の少なくとも一部が多孔質の
    焼結金属板によつて構成されており、かつ、 電動ダンパを備えたリターンダクトが前記空気
    チヤンバに接続されていることを特徴とする輻射
    冷暖房装置。 2 前記の多孔質の焼結金属板はアルミニウム製
    であることを特徴とする、請求項1記載の輻射冷
    暖房装置。 3 前記の電動ダンパは、温度センサによつて開
    閉制御されるものであることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の輻射冷暖房装置。
JP2037426A 1990-02-20 1990-02-20 輻射冷暖房装置 Granted JPH03244933A (ja)

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JP2037426A JPH03244933A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 輻射冷暖房装置

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JP2037426A JPH03244933A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 輻射冷暖房装置

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JPH03244933A JPH03244933A (ja) 1991-10-31
JPH0529818B2 true JPH0529818B2 (ja) 1993-05-06

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JP2005030756A (ja) * 2003-02-20 2005-02-03 Daikin Ind Ltd 輻射パネル構造体および空気調和機
JP5491965B2 (ja) * 2010-05-26 2014-05-14 パナソニック株式会社 冷房システム
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