JP2012034584A - 防護網 - Google Patents

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JP2012034584A JP2010174926A JP2010174926A JP2012034584A JP 2012034584 A JP2012034584 A JP 2012034584A JP 2010174926 A JP2010174926 A JP 2010174926A JP 2010174926 A JP2010174926 A JP 2010174926A JP 2012034584 A JP2012034584 A JP 2012034584A
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豊秀 田澤
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Abstract

【課題】竹や雑草および雑木の生育を抑止する為に、安全性を備えた防護網を簡単に設置でき、かつ繰り返し効果を得ることを可能とする。
【解決手段】返し棒3を備えた支柱2を土中に深く埋め込み、取り外し可能なワイヤー8で固定された金属などの部材でなる網1によって、竹や雑木などの生育を抑止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地中の竹の広がりや雑木の生育等を抑止する網を提供することを目的とする防護網に関する。
従来、地中の竹や木を取り除き、その広がりを防ぐためには田畑の周辺を囲いで覆い、重機で根や根茎部を掘り起こさなければならず大がかりな作業になるという問題があった。
その為に、雑草や竹を排除する除草剤を撒いたり根茎部に注入するなど、さまざまな工夫がなされてきた。
また、過去にシートに配列された刃先で雑草の芽および茎を切断する除草用シートが提案されたことがある。(特許文献1参照)
特開2002−84901 公報
しかし、従来の田畑の周りに囲いで覆う方法では、地中深くから進入してくる根茎を排除することができず、完全に竹や木の根茎を根絶する為には重機で掘り起こすなどの必要性があり、その場合も隣接する他の所有者の土地にも竹などの根茎及び地下茎が伸びている場合が多く、問題はなかなか解決されなかった。
また、除草剤を撒いたり、根茎部に薬剤を注入するなどの方法では、薬剤の影響がなくなるまで農作物を作ることができず、さらに作物を植えてから後に生育してきた竹については除草剤を撒くことは不可能であった。
そこで、特許文献1においては、刃先で雑草の芽および茎を切断する除草用シートが提案されたが、刃先にうまくヒットしなければ竹がそのまま生育し、シートが盛り上がることは明確である上に広範囲に渡ってシートを導入する必要があり、かつ刃先が竹の汁で錆びると交換が必要になるので、低コストで手軽なものではないところに難点があった。
したがって本発明に係る防護網の目的は、竹や雑草の伸育力を抑止することが可能な返し棒を備えた支柱を、土中に深く埋め込むことを特徴とする防護網を提供するものである。
本発明によって、一度設置するだけで生育を抑止することが可能な防護網を提供することができる。
また本発明おいて、隣接する他の所有者の土地の竹や雑木などが残存した状態でも、単独で必要な場所のみ効力を発揮できる防護網を提供することができる。
また本発明では、除草剤を使用する必要がないため、土壌や近隣の川を汚すことなく安全性を提供することができる。
また、防護網を設置することで、防護網の範囲の竹の子が折れて生育しない為、猪などの動物が竹の子や根を掘り返す目的で防護網の中に進入し、農作物を踏み荒らすなどの被害を回避することができるという効果が得られる。
また、防護網を設置することで地中のもぐらなどの動物が地上に出ることができないので、農作物を荒らすなどの被害を回避することができるという効果が得られる。
本発明の実施形態を示す全体の斜視図。 本発明の支柱2の先端付近を示す斜視図。 本発明の支柱2の下部を示す正面図。 本発明の他の実施例における支柱2の下部を示す斜視図。 本発明の図4の実施例における固定部の展開図を示す斜視図。 本発明の図5の固定部の一部を示す斜視図。 本発明の図4の実施例における固定部と返し棒18を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。なお、この実施形態は、一例を開示するものであり特許請求の範囲を意図的に限定するものではない。
まず図1は、本発明の実施形態を示す全体の正面図であり、図1において竹や雑木などの生育を抑止する網1の四方向の角にそれぞれ結んだ支柱2を備える構成とする。
そして、支柱2のズレや傾倒を防ぎ、かつ網1の浮き上がりを防ぐ為に、返し棒3を支柱2の底辺先端に固定設置する。
網1の地上からの深さは、農作物を育てられるよう網状の形状であり、その間を農作物の根が伸びるので問題ないが、大体地上から10センチメートルから30センチメートルあたりまでの深さが好ましい。
また、網1の周辺には網補強部材6を囲むように接着固定、または編み込みし、この網補強部材6には害虫忌避剤を練り込んだり、補強部材6全体にトゲや針を付着させ、動物の進入を防ぐ機能を備えるのも好ましい。
次に、図2の支柱2の先端付近を示す斜視図において、網1の四角の先端にハト目リングをプレス加工接着し、ワイヤー8を結び付けて支柱2と網1を固定する。
支柱2に巻き付けるワイヤー8は、ワイヤー保護材7で覆うことで支柱2を傷つけないよう保護し、かつ上下に固定部4で挟むように固定し、ワイヤー8の支柱2からのズレや外れを防止する。
網1の部材としては、金属・ワイヤー・ステンレス・アルミニウム・真鍮・鋼・チタン・ガラスセラミックなどの堅さがあり、かつ耐浸食性の高い部材が好ましい。
また、支柱2と返し棒3及び、各固定部とネジは、金属やステンレスなど強度と耐浸食性の高い部材が好ましい。
次に、支柱2の下部について図3で説明する。図3において、支柱2の下部は、返し棒3を固定する上下の固定部を備える構成となる。
返し棒3は固定部5で外れないように接着固定または回転ネジなどで固定される。
次に図4は、本発明の他の実施例における支柱2の下部を示す斜視図であり、支柱2を真ん中に通し、連結部材13を上固定部12と、底辺先端固定ネジ14で挟み込んで固定する構成となる。
この固定部を分かりやすく展開した図が図5であるが、連結部材13には円周を囲むように突起部15が構成され、この突起部15に設けられた穴16を、連結用リング17が通っている。
そして、図6は本発明の図5の固定部の一部を示す斜視図であり、図6において返し棒18の下部にある連結穴19を上記の連結用リング17に通しすしくみになる。
また図7は、本発明の図4の実施例における固定部と返し棒18を示す斜視図であり、図5における連結部材13に返し棒18を全体に取り付けている。このように返し棒18を連結固定し、上部に上固定部12を支柱2を通し、支柱2と連結部材13に接着固定する。
上固定部12は、連結部材13の突起部15よりも直径が小さく、返し棒3が連結部材13に対して90度にまっすぐでは返し棒18の意味が無い為、傾きは0度から80度までの範囲に傾く角度で止まるように構成され、もし地中で返し棒18の傾きがバラバラであっても、土の重さで動きが抑止されるので、支柱のズレや傾倒防止機能には問題ない。
このように、支柱2は返し棒3や返し棒18のような部材を固定設置することで網1のズレや浮き上がり防止を得ることができる機能を備えるものとする。
そして、農作物の収穫を終えた時には、支柱2の上部である固定部4を外し、ワイヤー8を外すことで網1を容易に外し、土を耕すことができる。
また、スコップなどで地面を地中深く掘るには、女性や高齢者には容易ではないので、支柱2の内部中央を上部から下部に貫通するように空洞にし、支柱2の上部先端から水を注ぐと、図3の固定ネジ底部10にあたる部分まで水が行き渡り、一時的に土を柔らかくすることで掘る作業の手間を大幅に省くことも可能である。その場合、地中深くに設置した後は、水が支柱2の空洞部に浸入しないように支柱2の先端上部に蓋を被せておくと良い。
また、焼き畑をする場合には、支柱2の先端部に取り付けた蓋を外し、内部中央の空洞部に水を流すことで、支柱2も返し棒3や返し棒18ごと簡単に引き抜くことが可能であり、何度も繰り返し使用することができる。
1 網
2 支柱
3 返し棒
4 固定部
5 底辺先端固定ネジ
6 網補強部材
7 ワイヤー保護材
8 ワイヤー
9 ハト目リング
10 固定ネジ底部
11 上固定部
12 上固定部
13 連結部材
14 底辺先端固定ネジ
15 突起部
16 穴
17 連結用リング
18 返し棒
19 連結穴
20 支柱通し穴

Claims (2)

  1. 本発明は、竹や雑草および雑木の生育を抑止することが可能な返し棒を備えた支柱を土中深く埋め込むことを特徴とする防護網。
  2. 請求項1において、網1と支柱2及びその他の固定部は金属などの堅い部材でなり、かつ耐浸食性の高い部材からなることを特徴とする防護網。
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