JP3139646U - ２枚格子ｘ型猪撃退具 - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、猪に農作物を荒らされるのを防止する為の、２枚格子Ｘ型猪撃退具である。
【解決手段】 本考案の２枚格子Ｘ型猪撃退具の特徴は、格子丸棒の直径２〜６ミリ、格子枡の大きさ８〜１６センチから成る、２枚の鉄製丸棒格子を本体とした２枚格子Ｘ型猪撃退具である。格子上端横棒の２箇所以上を、リング等で組み合わせるが溶接をしないので、Ｘ角の調整が自在になり、立ち上がりを高くすることも、つぶして広く使うことも出来るので、学習能力があると言われている猪の、撃退対策に変化を付けた設置対応ができる。また、折りたたみができ、持ち運びが容易なので、猪に荒らされ易い収穫時期に、２枚格子Ｘ型猪撃退具を簡単に設置することができる。尚、格子棒先端部を鋭くして猪の鼻等を痛め、格子に足を入れば足を捕られた様な怖い思いをさせる撃退効果が有り、鉄製で必要な強度があるので壊されることがない。
【選択図】図１

Description

本考案は、農作物を猪から守る為の、猪撃退具に関するものである。

農作物を猪から守る為の有効な手段が無く、農作物が猪に荒らされる被害を防ぐ為に、トタンや防除網等の設置固定型の防御壁等で農作物を囲って、猪の被害を防ごうとしていた。

設置固定型の防御壁等で農作物を囲う方法は、その手間と費用が計り知れず、又、猪が怖い思いをすることもないので、防御壁等が破られる事もある。本考案はこの様な問題を解決する為に、２枚格子Ｘ型猪撃退具を考案したものである。

課題を解決する為の手段

本考案の２枚格子Ｘ型猪撃退具の特徴は、格子丸棒の直径２〜６ミリ、格子枡の大きさ８〜１６センチから成る、２枚の鉄製丸棒格子を本体とした、２枚格子Ｘ型猪撃退具である。格子上端横棒の２箇所以上を、リング等で組合せて、溶接はしない。Ｘ角の調整が自在になり、立ち上がりを高くすることも、つぶして広く使うことも出来る。鉄製丸棒格子を本体としている為、２枚格子Ｘ型猪撃退具に必要な強度と性能がえられ、地面に設置するだけで良く、適当な重さが得られ風で倒れることはない。また、折りたたみができ、持ち運びが容易なので、猪に荒らされ易い、農作物の収穫時期に合わせて、２枚格子Ｘ型猪撃退具を設置する事が簡単にできる。また、格子棒先端部を鋭くして猪の鼻等を痛め、格子に足を入れば足を捕られた様な怖い思いをさせる撃退効果が有る。尚、鉄製丸棒格子本体の下側の格子棒先端部を鋭くして置けば、猪が下から入ることもなく、鉄製の２枚格子Ｘ型猪撃退具は壊されないので問題を解決している。

考案の効果

２枚格子Ｘ型猪撃退具を地面上に設置しておくだけで、その場に来た猪が、格子棒先端部の痛さや、格子に足を捕られる危険を知り、警戒しその場を離れるので、農作物被害を防げる。また、下側の格子棒先端部も鋭くしておくことで、猪が下から入ることも防止できる。尚、従来の設置固定型の防御壁に比べ、取り扱い、及び、別の場所への移設が簡単で割安になる。よって、従来型防御壁の問題を解決している。

考案を実施する為の最良の形態

２枚の鉄製丸棒格子本体をＸ型に組み合わせた、２枚格子Ｘ型猪撃退具は、角度を自在に調整して設置でき、押しつぶした型で広く設置しても良い。２枚格子Ｘ型猪撃退具は、学習能力が有ると言われている猪に対して、猪が、より警戒して近づかなくなる工夫ができる。

以下、添付図面に従って、２枚格子Ｘ型猪撃退具の、一実施例を説明する。１は、２枚格子Ｘ型猪撃退具の本体を成す、鉄製丸棒格子本体、２は、突き出し格子の上端横棒、３は、格子棒先端部、４は、２枚の鉄製丸棒格子本体を一体にして２枚格子Ｘ型猪撃退具にする為の、リング、または、リング状にした針金である。尚、２の上端横棒と４のリング、または、リング状にした針金は溶接していない為、Ｘ角が調整自在となり、好みに応じた角度で、５の、地面上に設置できる。

本考案の、２枚格子Ｘ型猪撃退具の立面図である。 ２枚格子Ｘ型猪撃退具の正面図である。 ２枚格子Ｘ型猪撃退具の立面図である。

符号の説明

１鉄製丸棒格子本体
２格子上端横棒
３格子棒先端部
４リング、または、リング状にした針金
５地面

Claims (1)

1. ２枚の鉄製丸棒格子、丸棒の直径２〜６ミリ、格子枡の大きさ８〜１６センチから成る２枚の鉄製丸棒格子本体をＸ型に組み合わせて、Ｘ角度が変えられ、折りたたみ出来ることを特徴とした、２枚格子Ｘ型猪撃退具

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