JP2012031683A - 転圧機械 - Google Patents

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Kinori Hayasaka
喜憲 早坂
Seiji Seki
誠治 関
Hiroki Takeuchi
裕樹 竹内
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Abstract

【課題】簡単な構成で周囲の視認性を向上させることができ、その作業性及び安全性の向上を図ることができる転圧機械を提供する。
【解決手段】転圧機械としての振動ローラ車両は、軒(25)付きの屋根(24)を備えたキャブ(20)と、軒(25)の直下に設けられたミラー装置(30)とを備え、ミラー装置(30)は、軒(25)の下面にボールジョイント(34)を介して取り付けられた反射鏡(32)を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に後方や側方の視界を拡大させて作業性及び安全性の向上を図った転圧機械に関する。
この種の転圧機械、例えば、振動ローラ車両は、車体の前部又は後部のいずれか一方に振動ローラを兼用する車輪を備え、車体の上部には運転席が設けられている。そして、作業者が運転席に着座して前後進用操作レバー及びハンドルを操作することで、振動ローラ車両は前進又は後進し、この際、振動ローラが振動されていれば、地面の締め固め作業、所謂、転圧作業を実施するものとなる。
この転圧作業の際、運転席に着座した作業者がハンドル等の操作をしながら車両の後方や側方、また、その転圧状況を視認できるようにするため、運転席の近傍にはバックミラーが取り付けられている一方、前後の車輪の近傍にはそれぞれフロント及びリアアンダミラーが取り付けられている(特許文献1)。
特開2007−138554号公報
ところで、この種の転圧機械は、その転圧作業中、車輪への舗装材の付着を低減するため車輪及び舗装面に対して水を噴出していることが多い。この場合、前述のフロント及びリアアンダミラーはそれぞれ対応する側の車輪の近傍に位置し且つ車輪の周面に対してその鏡面を向けていることから、これらミラーの鏡面に車輪から飛散した舗装材や水滴が付着することが多い。それ故、作業者がフロント又はリアアンダミラーを視認しても、これらミラーに映し出される状況、即ち、車輪近傍のフロントアンダ又はリアアンダの舗装面の状況を視認しづらかった。
また、ミラーの角度を各作業者に適した角度に調節するため、この調節を作業者自身で行うには、先ず、作業者が各ミラーの角度を手作業で調節する一方、調節したミラーの角度が最適か否かを運転席に着座して確かめなくてはならない。即ち、作業者は運転席と各ミラーとの間を何度も往復しなければならず、ミラーの角度調節に多大な手間がかかるものとなっていた。この場合、ミラーを電動ミラーとし、作業者が運転席に着座したまま、運転席から電動ミラーの角度を最適に調節することも考えられるが、これは転圧機械のコスト高を招く一方、メンテナンス箇所をも増加させてしまう。
更に、前述したフロント及びリアアンダミラーや、バックミラーは何れも、車体から張り出して取り付けられているため、これらミラーが転圧作業中、障害物に衝突して破損してしまうおそれがある。また、転圧機械の一部が運転席からフロント及びリアアンダミラーと運転席との間に存在していれば、これがミラーに映り込み、作業者の視界を妨げることになる。
本発明は、上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、簡単な構成で作業者の視認を拡大させ、作業性及び安全性の向上を図ることができる転圧機械を提供することにある。
上述の目的を達成すべく、本発明の転圧機械は、前後の車輪の少なくともいずれか一方が振動ローラを兼用する車体と、車体に設けられ、支柱に支持された屋根及びその内部に運転席を備えるキャブであって、屋根が支柱から車体の前方、側方及び後方の少なくともいずれかに張り出した軒を有するキャブと、車体に設けられ、運転席に着座した作業者が車体の周囲を視認するために利用可能なミラー装置とを備え、ミラー装置は反射鏡を含み、この反射鏡は軒の下方且つ運転席に着座した作業者の水平視線より上方にて規定され、キャブの窓を通じてキャブ内から見通し可能な軒下領域に位置するように軒の下面又は支柱に取り付けられている。
反射鏡が軒の軒下領域に配置されていれば、反射鏡は運転席に着座した作業者の水平視線より上方に位置することになるので、作業者が反射鏡を介して視認可能な範囲を車体側により近付けることができる。この結果、転圧機械周囲の死角範囲が大きく減少し、転圧機械の転圧作業性やその安全性の向上を図ることができる。
また、反射鏡は、車輪、即ち、舗装面から遠く離れていることから、転圧作業中、後輪及び舗装面に散水されても、この散水による飛沫が反射鏡の鏡面に水滴として付着することがない。また、反射鏡はその鏡面を下向きにしているので、反射鏡の鏡面への埃等の付着も少なくできる。それ故、反射鏡に要求されるメンテナンス作業の回数を減らすことができ、転圧作業性の更なる向上を図ることができる。
更に、反射鏡が軒の軒下領域に配置されていれば、運転席に着座した作業者が反射鏡を視認する際、軒は日除けとしても役立ち、日差しが強くても、作業者は反射鏡を良好に視認することができ、安全に転圧作業を実施することができる。
一方、雨天での作業の際、軒は反射鏡の鏡面に雨滴が付着するのを防止する。また、ミラー装置は、軒から後方や側方に張り出すことなく配置されていることから、転圧作業中、ミラー装置が他の障害物と衝突することもない。
また、反射鏡はその取付角度を可変可能であり、更に、窓は開閉可能であるのが望ましい。この場合、作業者は窓を開き、手を伸ばすだけで、即ち、キャブ内から反射鏡の取付角度を調節することができる。つまり、転圧作業の途中であっても、作業者はキャブから出ることなく反射鏡の取付角度を調節することができ、それ故、転圧機械の作業性の向上をより一層図ることができる。
更に、反射鏡は軒の下面に貼り付けられていてもよい。
請求項1〜4記載の転圧機械は、簡単な構成で作業者の視認を拡大させ、作業性及び安全性の向上を図ることができる。
本発明に係る振動ローラ車両を示す側面図である。 キャブ上部の骨組みを示す斜視図である。 ミラー装置を示す図である。 振動ローラ車両の背面図である。 ミラー装置を2つ備えた振動ローラ車両の背面図である。 キャブの両側にミラー装置を備えた振動ローラ車両の背面図である。 キャブの前側及び後側にミラー装置を備えた振動ローラ車両の側面図である。 キャブの支柱に取り付けられたミラー装置を備えた振動ローラ車両の背面図である。 ミラー装置の取付具の他の例を示す背面図である。 図9の取付具の側面図である。 ミラー装置の他の例を備えたキャブ上部の斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る転圧機械として一実施例の振動ローラ車両について説明する。
図1に示す振動ローラ車両1はフロントフレーム2及びリアフレーム4からなる車体を備え、リアフレーム4はその後部に左右一対の後輪8を有する。一方、フロントフレーム2は前輪を兼用する振動ローラ6を有し、この振動ローラ6はフロントフレーム2に回転可能に軸支されている。なお、フロント及びリアフレーム2,4はステアリングリンク10を介して関節方式により互いに連結されている。
リアフレーム4の上部には車幅方向中央に運転席を備えたキャブ20が設けられており、このキャブ20の詳細については後述する。
キャブ20の後方、即ち、リアフレーム4の後端部上にはエンジン16が配置され、このエンジン16は開閉可能なエンジンカバー12により覆われている。このエンジンカバー12の前端上部は、支持板13の上端にヒンジ14を介して取り付けられており、支持板13はキャブ20とエンジンカバー12との間に配置され、リアフレーム4から上方に向かって延びている。また、リアフレーム4の後端にはタンク装置18が配置され、このタンク装置18は、燃料タンク及び作動油タンクから構成されている。
更に、エンジン16の近傍には油圧ポンプ17が配置されている。この油圧ポンプ17はエンジン16により駆動され、後輪8及び振動ローラ6を回転させる油圧モータ等の油圧機器に向け、タンク装置18、即ち、その作動油タンク内から吸い上げた作動油を供給する。なお、タンク装置18の燃料タンクはエンジン16の燃料を蓄えている。
キャブ20はキャブフレーム23を備え、このキャブフレーム23の詳細は図2に示されている。キャブフレーム23は、一対のリア支柱22及びフロントセクション23fからなる。一対のリア支柱22はリアフレーム4から上方に向かって互いに平行に延びる中空の角柱であり、振動ローラ車両1の車幅方向に互いに離間して配置されている。フロントセクション23fは前後一対ずつのリア及びフロントピラー23a,23bを有し、一対のリアピラー23aは対応する側のリア支柱22の前面に結合された状態で、このリア支柱22に沿って鉛直方向に延び、一方、一対のフロントピラー23bは一対のリアピラー23aの前側に配置されている。車幅方向でみて、対応する側のリアピラー23a及びフロントピラー23bはこれらの上端同士がサイドビーム23sにより連結され、そして、一対のフロントピラー23bの上端同士はフロントビーム23cにより互いに連結されている。従って、上述のキャブフレーム23は前後、左右及び上方のそれぞれにて開口している。
キャブフレーム23の後面開口はリアパネル23rによって閉塞され、このリアパネル23rは一対のリア支柱22の後面に結合されている。リアパネル23rの上部には開口部が形成されており、この開口部に開閉可能なリアウインドウ28(図4参照)が装着されている。
キャブフレーム23の一方の開口側面はサイドパネル(図示しない)によって閉塞されている。このサイドパネルは対応する側のリア及びフロントピラー23a,23bに結合され、その上部に開閉可能なサイドウインドウを有する。
キャブフレーム23の他方の開口側面にはドア26がヒンジを介して装着されている。このドア26は他方の開口側面を開閉でき、その上部に開閉可能なドア窓28dを有する。ドア26の開閉は、キャブ20に対する作業者の入出を可能にする。
更に、キャブフレーム23の開口前面はその下部がフロントパネル(図示しない)によって閉塞されており、このフロントパネルは一対のフロントピラー23bの前面に結合されている。開口前面の上部にはフロントウインドウが装置されている。
更にまた、キャブフレーム23の上面開口は屋根24によって閉塞されており、この屋根24はキャブフレーム23の上縁に結合されている。図2から明らかなように屋根24は平板状をなし、その外周部はキャブフレーム23から突出している。即ち、屋根24はキャブフレーム23の全周から張り出した軒25を有している。
なお、キャブ20内には前述の運転席に加えて、ステアリングハンドル(図示せず)を含む操作機器が配置されており、運転席に着座した作業者はステアリングハンドルの操作により、振動ローラ車両の操向を制御でき、この際、フロントフレーム2はリアフレーム4に対し、ステアリングリンク10を介して左又は右に旋回する。
ところで、上述した振動ローラ車両1の場合、キャブ20の後方にエンジンカバー12が配置されていることから、キャブ20の運転席に着座した作業者にとって、後方の視界が特に狭く、後方に死角が生じるのを避けることができない。このような不具合を解消するため、本実施例の振動ローラ車両1には前述したリアアンダミラーに代わるものとして、ミラー装置30が更に備えられている。
このミラー装置30はキャブ20における屋根24の軒25の一部、具体的には、後方に張り出した軒25の部位(以下、後方軒25rと称する)での軒下領域に設けられており、その詳細は図3に示されている。ミラー装置30は、ディスク形状の反射鏡32を備え、この反射鏡32は取付板33及び取付具34を介して後方軒25rの下面に取り付けられている。詳しくは、反射鏡32はその鏡面と反対側の面、即ち、裏面にて取付板33に貼り付けられており、この取付板33に取付具34が連結されている。
詳しくは、取付具34はボールジョイントであり、ボールピン36とボールリテーナ37とからなる。ボールピン36は、軸部36bと、この軸部36bの両端にそれぞれ設けられたねじ36a及びボール36cとを有している。ねじ36aは軸部36bよりも小径であり、軒25の下面に形成されたねじ孔35にねじ込まれている。一方、ボールリテーナ37は一対のリテーナブロック38からなり、これらリテーナブロック38は取付具34のボール36cを包み込んだ状態で互いに重ね合わされている。即ち、リテーナブロック38の重ね合わせ面は半球状の凹所をそれぞれ有しており、これら凹所は互いに協働してボール36cが相対的に摺接する球状受面38aを形成する。
更に、各リテーナブロック38には取付フランジ39が一体に形成されており、これら取付フランジ39が取付ねじ40を介して取付板33に締結されることで、一対のリテーナブロック38は取付板33と取付具34とを互いに結合している。
それ故、反射鏡32は、ボールピン36のボール36cを中心として任意の方向に首振り運動することができ、この結果、その取り付け角度を可変可能である。
より具体的には、図4に示されるように、ミラー装置30は振動ローラ車両1の前進方向でみて後方軒25rの左端側に寄った位置に配置され、その反射鏡32の鏡面は車両1の後方且つ下方に向けられている。それ故、運転席に着座した作業者が振り返って左後方を見上げた際、作業者はリアウインドウ28を通じて反射鏡32に映る振動ローラ車両1の後方且つ下方、即ち、リアアンダを視認することができる。
このように、後方軒25rの直下(軒下領域)に反射鏡32が配置されていれば、反射鏡32は運転席に着座した作業者の水平視線より上方に位置することになるので、運転席に着座した作業者がエンジンカバー12越しに直接視認可能なリアアンダに比べて、作業者が反射鏡32を介して視認可能なリアアンダを車体側により近付けることができる。この結果、後方の死角範囲が大きく減少し、振動ローラ車両1の転圧作業性やその安全性の向上を図ることができる。
また、反射鏡32は、後輪8、即ち、舗装面から遠く離れていることから、転圧作業中、後輪8及び舗装面に散水されても、この散水による飛沫が反射鏡32の鏡面に水滴として付着することがなく、また、反射鏡32はその鏡面を下向きにしているので、反射鏡32の鏡面への埃等の付着も少なくできる。それ故、反射鏡32に要求されるメンテナンス作業の回数を減らすことができ、転圧作業性の更なる向上を図ることができる。
更に、反射鏡32が後方軒25rの直下(軒下領域)に配置されていれば、運転席に着座した作業者が反射鏡32を視認する際、後方軒25rは日除けとしても役立ち、日差しが強くても、作業者は反射鏡32を良好に視認することができ、安全に転圧作業を実施することができる。
一方、雨天での作業の際、後方軒25rは反射鏡32の鏡面に雨滴が付着するのを防止する。また、ミラー装置30は、後方軒25rから後方や側方に張り出すことなく配置されていることから、転圧作業中、ミラー装置30が他の障害物と衝突することもない。
更にまた、反射鏡32はその取付角度を調節可能であるとともに、キャブ20には開閉可能なリアウインドウ28が設けられているから、作業者はリアウインドウ28を開き、手を伸ばすだけで、即ち、キャブ20内から反射鏡32の取付角度を調節することができる。つまり、転圧作業の途中であっても、作業者はキャブ20から出ることなく反射鏡32の取付角度を調節することができ、それ故、振動ローラ車両1の作業性の向上をより一層図ることができる。
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施形態を逸脱しない範囲で種々の変更ができる。
例えば、振動ローラ車両1はミラー装置30を複数備えていてもよい。詳しくは、図5に示される振動ローラ車両1の場合、後方軒25rには2つのミラー装置30が車幅方向に互いに離間して取り付けられている。この場合、作業者が視認可能なリアアンダの範囲が更に拡がり、振動ローラ車両1の作業性やその安全性をより一層向上させることができる。
また、図6に示されるように、キャブ20における両側の軒下領域にもミラー装置30を設けることができ、この場合のミラー装置30もまた軒25から張り出すものではなく、そして、その反射鏡32の取付角度はサイドウインドウ28sを開くことで、キャビン20内から調節可能である。このような反射鏡32によれば、キャブ20内の作業者はサイドウインドウ28sを通じて反射鏡32に映る振動ローラ車両1の側方を視認しながら路肩の転圧作業を実施でき、この際、作業者はキャブ20から身を乗り出す必要がなく、好適である。
更に、図7に示されるように、キャブ20における前側の軒下領域にもミラー装置30を設けることができ、この場合のミラー装置30もまた軒25から張り出すものではなく、その反射鏡32にて、振動ローラ6の前方、即ち、フロントアンダをより良好に視認可能となる。なお、この場合、キャビン20内から反射鏡32の取付角度を調節可能にするため、フロントウインドウは開閉可能であるのが望ましい。
一方、図8に示されるように、取付具34は、キャブ20のリア支柱22に取り付けられていてもよいが、この場合であっても、反射鏡32が軒25から張り出すことなく、その下方に位置付けられることは言うまでもない。
また、図9及び図10に示されるように、ミラー装置30は、取付具34に代えて取付具43を含むことができる。この場合、取付具43は軒25の下面から垂下された取付ブラケット44と、この取付ブラケット44の下端と反射鏡32の取付板33とを接続するリンク41とを有している。詳しくは、取付ブラケット44は一対のアングルプレート42からなり、これらアングルプレート42は車幅方向に所定の間隔を存し且つ互いに逆向きの姿勢で軒25の下面にボルト45を介して固定されている。即ち、各アングルプレート42は軒25の下面に固定される水平な固定部42aと、この固定部42aから下方に延びる連結部42bとからなる。固定部42aにはボルト45を挿通させるボルト孔45aが形成され、そして、連結部42bの下端部には連結孔42cが形成されている。
一方、リンク41は取付板33から一体的に突出し、その先端に連結孔42cに対応する貫通孔41aが形成されている。
それ故、一対のアングルプレート42の連結部42b間にリンク41の先端部を挟み込んで、連結孔42c及び貫通孔41aを合致させ、この状態で、これら連結孔42c及び貫通孔41aに連結ボルト46を差し込み、この連結ボルト46とナット47とにより、アングルプレート42間にてリンク41を締め付けることで、反射鏡32は軒25に取付具43を介して取り付けられる。この場合であっても、反射鏡32は、その取付角度を連結ボルト46回りの上下方向に可変可能である。
更に、図11に示されるように、軒25自体にミラー装置30を直接組み込んでもよい。この場合、軒25の下面には複数の凹所50がキャビン20の周方向に沿い互いに隣接して形成されており、ミラー装置30は各凹所50内にそれぞれ装着された反射鏡32を有する。具体的には、反射鏡32は、軒25の前側及び後側の部位にそれぞれ2つずつ配置され、軒25の両側の部位にはそれぞれ3つずつ配置されている。また、前側及び後ろ側の反射鏡32は前方及び後方に向けて上向きに傾斜され、そして、両側の反射鏡32は側方に向けて下向きに傾斜されている。
1 振動ローラ車両
2 フロントフレーム
4 リアフレーム
6 振動ローラ(前輪)
8 後輪
10 ステアリングリンク
12 エンジンカバー
13 支持板
14 ヒンジ
16 エンジン
17 ポンプ
18 タンク装置
20 キャブ(運転席)
22 リア支柱
23 キャブフレーム
23a リアピラー
23b フロントピラー
23c フロントビーム
23d 脚部
23e 連結部
23f フロントセクション
23r リアパネル
23s サイドビーム
24 屋根
25 軒
25r 後方軒
26 ドア
28 リアウインドウ
28d ドア窓
28s サイドウインドウ
30 ミラー装置
32 反射鏡
33 取付板
34 取付具
35 ねじ孔
36 ボールピン
36a ねじ
36b 軸部
36c ボール
37 ボールリテーナ
38 リテーナブロック
38a 球状受面
39 取付フランジ
40 取付ねじ
41 リンク
41a 貫通孔
42 アングルプレート
42a 固定部
42b 連結部
42c 連結孔
43 取付具
44 取付ブラケット
45 ボルト
45a ボルト孔
46 連結ボルト
46a 連結孔
47 ナット
50 凹所

Claims (4)

  1. 前後の車輪の少なくともいずれか一方が振動ローラを兼用する車体と、
    前記車体に設けられ、支柱に支持された屋根及びその内部に運転席を備えるキャブであって、前記屋根が前記支柱から前記車体の前方、側方及び後方の少なくともいずれかに張り出した軒を有するキャブと、
    前記車体に設けられ、前記運転席に着座した作業者が前記車体の周囲を視認するために利用可能なミラー装置と
    を備え、
    前記ミラー装置は反射鏡を含み、この反射鏡は前記軒の下方且つ前記運転席に着座した作業者の水平視線より上方にて規定され、前記キャブの窓を通じて前記キャブ内から見通し可能な軒下領域に位置するように前記軒の下面又は前記支柱に取り付けられていることを特徴とする転圧機械。
  2. 前記反射鏡はその取付角度を可変可能であることを特徴とする請求項1記載の転圧機械。
  3. 前記窓は、開閉可能であることを特徴とする請求項2記載の転圧機械。
  4. 前記反射鏡は、前記軒の下面に貼り付けられていることを特徴とする請求項1記載の転圧機械。
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JP2013217187A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Joseph Voegele Ag 信号装置を有する建設機械
CN105133468A (zh) * 2015-09-12 2015-12-09 张萍 一种具有可调反光装置的压路机
JP2020020187A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 日本道路株式会社 目地材除去装置

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