JP2012031648A - 補強ブレースの取付け金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 補強ブレース5先端に取着された所謂挟み込みタイプの取付け金具6を用いて、吊りボルト2の上部に取付けする際、U字状の吊りボルト固定部62を吊りボルト2に外嵌した状態で、補強ブレース5の位置合わせが行え、その状態を直ちに仮固定できるようにして、両手を離した状態でビス止め作業による本固定を行えるようにする。
【解決手段】 取付け金具6を、吊りボルト2に外嵌するよう略U字状の吊りボルト固定部62と、吊りボルト2への外嵌を案内する案内片63と、案内片63から拡開方向に延出する操作片64とで一体形成し、吊りボルト固定部62を、吊りボルト2に外嵌させた状態で、操作片64を連結片61側に押圧変姿させて挟持させて仮固定し、案内片63と連結片61とを、操作片64の押圧操作に追随して対面させてビス固定するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天井躯体から垂下される複数の吊りボルト間に、補強ブレースを傾斜状に架設する際、吊りボルトの上部側へ組付け固定するために使用される補強ブレースの取付け金具に関する。
一般に、天井パネルやダクト等が施工される天井構造においては、天井躯体から垂下される複数の吊りボルトを介して複数の野縁受け(チャンネル)を支持する下地構造が採用されており、かつ、吊りボルトの間隔維持や、耐震性を向上させるために、吊りボルト間に振れ止め用の補強ブレースを傾斜状に架設する筋交い構造により、吊りボルトの振れ止めが行われている。この補強ブレースの取り付けにあたっては、吊りボルトに固定するための取付け金具が使用される。
ところで、従来、補強ブレースを傾斜状に架設際に、上側となる先端に用いられる取付け金具としては、特許文献1に開示された組付けタイプのもの、或いは、特許文献2に開示された挟み込みタイプのものが知られている。
組付けタイプのものは、筋交いとしての固定強度上の問題も存在せず、上側取付け金具の高所位置での取付け作業を回避して、下側だけの取付け作業ができるので作業性に優れているという利点を有している。一方、挟み込みタイプのものは、別体として形成された2枚の板体を吊りボルトと補強ブレースの両者を挟み込んでボルト締めする作業が作業が強いられるため、上側と下側の補強ブレースの角度調整と、高さ位置合わせ作業とを一人で行うことが難しく、二人での作業を強いられるという問題を有するものの、吊りボルトを挟み込んで強固にボルト固定できるという利点を有することから、一人で取付け作業が行えるものの出現が望まれていた。
そこで、特許文献3に開示されたもののように、特許文献2の2枚一組の板体を、平面視において、吊りボルトに外嵌するU字状の吊りボルト固定部を介してハ字状に拡開対向した板状片を一体とする本体金具を形成し、両板状片間に補強ブレースの連結金具を挟み込んでボルトを貫通させてボルト締め固定するように改良し、一人で取付け作業が行えるようにした挟み込みタイプのものが提案されている。
しかしながら、このものは、本体金具とボルトが別体となった取付け金具と、これ又別体の連結金具による3部材で構成されているため、その取付け施工する際には、先ず吊りボルトに本体金具を外嵌させた後、両板状片間に連結金具を介在させ両者のボルト挿入孔の位置合わせを行ってボルトを挿通し、ナットを仮螺入させた状態で、補強ブレースの角度調整と、補強ブレースの下側を固定するに適した高さに位置合わせを行い、しかる後、補強ブレースを自重垂下した状態で、本体金具とナットを一方の手で把持し、他方の手でボルト締め作業を行わなければならず、高所位置で支えながらの作業が強いられるばかりか、位置合わせがずれた場合には再度の位置合わせ作業が強いられることとなり、一カ所の補強ブレース取付け作業に相当の時間を要し、作業効率が極めて悪いため作業コストが増大し施工性に劣るという問題があった。
特開2003−138688号公報 特開平07−324426号公報 特開2002−339918号公報
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、吊りボルトの上側に補強ブレース先端側を固定する、所謂挟み込みタイプの取付け金具でありながら、U字状の吊りボルト固定部を吊りボルトに外嵌した状態で、直ちに補強ブレースの角度調整と、補強ブレースの下側を固定するに適した高さに位置合わせ作業を行なえるようにし、しかも、一旦位置合わせされた状態を片手で素早く仮固定し、両手を離しても位置合わせがずれることなくボルト締めやビス止め作業を行えるようにして、一カ所の補強ブレース取付け作業に要する時間の短縮と作業効率を高めて作業コストの軽減を図り、施工性の良い補強ブレースの取付け金具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、天井躯体から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルト間に、補強ブレースを傾斜状に架設する際、補強ブレースの先端側に設けられたブレース連結金具に折曲可能に連結され、前記吊りボルトの上部側へ組付け固定される取付け金具であって、該取付け金具は、前記ブレース連結金具に連結される連結片を介して、前記吊りボルトに外嵌するよう平面視略U字状に形成された吊りボルト固定部と、該吊りボルト固定部から吊りボルトへの外嵌を案内するよう延出形成された案内片と、該案内片から拡開方向に延出形成された操作片とを一体に備え、前記吊りボルト固定部を、吊りボルトに外嵌させた状態で、前記拡開姿勢の操作片を連結片側に押圧変姿させて挟持させることにより、補強ブレースを吊りボルトに対して仮固定可能とし、さらに、前記案内片と連結片とを、操作片の押圧変姿に追随して対面せしめてビス固定することを特徴とするものである。
本発明は、上記のように構成したことにより、吊りボルトの上側に補強ブレース5先端側を固定する、所謂挟み込みタイプの取付け金具でありながら、U字状の吊りボルト固定部を吊りボルトに外嵌した状態で、直ちに補強ブレースの角度調整と、補強ブレースの下側を固定するに適した高さに位置合わせ作業を行なえるようになり、しかも、一方の手で補強ブレースを保持し、一旦位置合わせされた状態から拡開姿勢の操作片を、他方の片手による挟み込み操作で押圧変姿するだけの簡単な操作で、手を離しても位置合わせがズレることなく位置ズレ規制かなされた状態で素早く吊りボルトに仮固定することができる。その結果、垂下する補強ブレースを支えることなく、両手を離した状態でのボルト締めやビス止め作業を行って本固定することができ、一人で補強ブレースの取付け作業を行なっても、一カ所要する作業時間を大幅に短縮して作業効率を向上することができ、もって、天井施工全体の作業コストの軽減と施工性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する補強ブレースの取付け金具に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るユニット天井に補強ブレースが取り付けられた状態の全体納まり図、図2は、本発明の実施形態に係る取付け金具の実施例を示す(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図、図3の(A)〜(C)は、本発明の実施形態に係る取付け金具の取付方法を示す説明図である。
これら図面において、1は天井躯体であって、該天井躯体1には、複数の吊りボルト2が所定間隔を存して吊持されており、この吊りボルト2の下端に天井パネルを敷設するためのTハンガー41を介してTバー4が天井面全体に格子状に組み付けられることでユニット天井面が形成される。
5は吊りボルト2間で一端を天井躯体1側に基端を天井面となるTバー4側に傾斜状に架設して取り付けられる補強ブレースであって、該補強ブレース5には、その先端側にブレース連結金具7を介して吊りボルト2の上部に組付けされる取付け金具6が取り付けされている。
補強ブレース5としては、断面コ字状のチャンネル材5aやボルト材5bが用いられ、また、補強ブレース5の基端側は、吊りボルト2の下部に取着された固定金具41aを介してビス止め固定されるようになっている。
ブレース連結金具7は、断面コ字状に形成され、補強ブレース5が取着されるブレース取付部71と、取付け金具6の基部側に形成した断面コ字状の連結片61に重合させて、所定の傾斜角に角度調整できるよう軸着部8を介して折曲回転可能に連結される接合先部72と、ブレース取付部71と接合先部72との間に、補強ブレース5の先端を当接させて位置決めするよう突出せしめてプレス成形された当接片73を備えて構成される。ブレース取付部71は、天井用の補強ブレース5としてチャンネル材5aの先端側を重合させてタッピングビス3によりビス止め固定するビス孔71aが穿設された平滑部711と、吊りボルト2の下端に取り付けられた野縁などのチャンネル材を用いて天井ダクトなどを構成する際に、補強ブレース5として採用されるボルト材5bの先端側をナット止めするボルト挿入孔71bが穿設された立上り部712とにより、その用途や要求に応じて使い分けできるように側面視L字状に折曲形成されている。
また、軸着部8は、接合先部72に穿設した軸孔81に対して、連結片61に円環状に突出形成した環状軸片82を嵌挿し、環状軸片82を外周にプレス折曲させて自由回転可能に軸着させた構成となっている。
取付け金具6は、基部となる前記連結片61を介して、吊りボルト2に外嵌するよう平面視略U字状に形成された吊りボルト固定部62と、該吊りボルト固定部62から吊りボルト2への外嵌を案内するよう延出形成された案内片63と、該案内片63から拡開方向に延出形成された操作片64とを備えて一体形成されている。案内片63と、該案内片63が対面する連結片61には、それぞれ両者を締め付け固定するためのビス孔631とタップ孔611が2カ所に穿設され、案内片63が固定片として機能するよう構成されている。
また、U字状の吊りボルト固定部62には、その前後面に略長形の切欠孔621が穿設されており、切欠孔621、621間の湾曲する内面部に吊りボルト2のネジ山に係合する係合溝622が刻設され、切欠孔621の連結片61側と、案内片63側の内面部に、吊りボルト2のネジ溝に係止する係止突部623が上下に対向して都合4カ所設けられている。
次に、上記取付け金具6の使用方法を図3に基づいて説明する。まず、図3(A)に示すブレース連結金具7の平滑部711にチャンネル材5aをタッピングビス3を用い、または、立上り部712にボルト材5bをナット止めて取着しておく。この時の取付け金具6は拡開状態にあり、吊りボルト2に対して吊りボルト固定部62を案内片63によりスムーズに案内させて外嵌させ、補強ブレース5の角度調整と、補強ブレース5の下側を固定するに適した高さに位置合わせを行い、一方の手で補強ブレース5を保持した状態で、拡開姿勢の操作片64と連結片61を把持し挟み込み押圧して閉動し、上下に位置決め微調整可能な半開状としても良く、あるいは、最終的な位置決め調整が完了したら、半開状態とすることなく直ちに案内片63を連結片61に当接するまで押圧変姿して吊りボルト2に挟持させることにより、補強ブレース5を吊りボルト2に対して仮固定する。
この仮固定状態にする挟み込み操作は、切欠孔621が設けられていることにより、押圧変姿がし易くなっており、挟み込み操作に追随して係止突部623が吊りボルト2のネジ溝に係止し、係合溝622が吊りボルト2のネジ山に係合しているので、仮固定状態で両手を放して補強ブレース5を自重垂下させても、取付け金具6が吊りボルト2にしっかりと挟持されているので位置ズレすることはない。この仮固定操作でビス孔631とタップ孔611が位置合わせされるので、案内片63側からタッピングビス3を螺入して本固定する。その際、操作片64は、接合先部72に弾圧され、自重垂下した補強ブレース5の振れ止めとして機能するようになっている。なお、取付け金具6を吊りボルト2の下側に用いても良いことは勿論である。
叙述の如く構成された本発明の実施例の形態において、いま、天井躯体に吊持される複数の吊りボルト2、2間に、補強ブレース5を傾斜状に架設する際に、補強ブレース5の先端側に、ブレース連結金具7を介して折曲回転可能に取り付けられた取付け金具6を吊りボルト2の上部側へ組付け固定するのであるが、本発明の取付け金具6は、ブレース連結金具7に連結される連結片61を介して、吊りボルト2に外嵌するよう平面視略U字状に形成された吊りボルト固定部62と、該吊りボルト固定部62から吊りボルト2への外嵌を案内するよう延出形成された案内片63と、該案内片63から拡開方向に延出形成された操作片64とを一体に備え、吊りボルト固定部62を、吊りボルト2に外嵌させた状態で、操作片64を連結片61側に押圧変姿させて挟持させることにより、補強ブレース5を吊りボルト2に対して仮固定可能とし、さらに、案内片63と連結片61とを、操作片64の押圧変姿に追随して対面せしめてビス固定するように構成されている。
この様に構成すると、吊りボルト2の上側に補強ブレース5先端側を固定する、所謂挟み込みタイプの取付け金具6でありながら、U字状の吊りボルト固定部62を吊りボルト2に外嵌した状態で、直ちに補強ブレース5の角度調整と、補強ブレース5の下側を固定するに適した高さに位置合わせ作業を行なえるようになり、しかも、一方の手で補強ブレース5を保持し、一旦位置合わせされた状態から拡開姿勢の操作片64を、他方の片手による挟み込み操作で押圧変姿するだけの簡単な操作で、両手を離しても位置合わせがズレることなく位置ズレ規制かなされた状態で素早く吊りボルト2に仮固定することができる。その結果、垂下する補強ブレース5を支えることなく、両手を離した状態でのボルト締めやビス止め作業を行って本固定することができ、一人で補強ブレース5の取付け作業を行なっても、一カ所要する作業時間を大幅に短縮して作業効率を向上することができ、もって、天井施工全体の作業コストの軽減と施工性の向上を図ることができる。
また、吊りボルト固定部62の内面部には、U字状の湾曲面に、吊りボルト2のネジ山が係合する係合溝622が刻設されると共に、連結片61側と案内片63側のそれぞれに、操作片64の押圧変姿で吊りボルト2のネジ溝に係止する係止突部623が形成されているので、吊りボルト固定部62が仮固定状態であっても、係合溝622と係止突部623が、それぞれ吊りボルト2のネジ山とネジ溝にしっかりと噛み合い、手を離して補強ブレース5を自重垂下させた状態にしても不用意に位置ズレすることが全くない。
また、吊りボルト固定部62には、切欠孔621が穿設されているので、拡開姿勢の操作片64を押圧変姿する際、連結片61を基部として把持した片手による挟み込み操作がし易くなって、何ら器具を要せずして取付け金具6を吊りボルト2の上部側へ簡単に組付け固定することができる。
また、ブレース連結金具7は、取付け金具6の操作片64と連結片61との間に配設すると共に、操作片64は、案内片63と連結片61とをビス固定した際に、ブレース連結金具7を押圧可能に構成されているので、本固定した状態で、操作片64が接合先部72に弾圧され、軸着部8を介して自重垂下した補強ブレース5の自由揺動やガタツキが規制され、振れ止めとして機能することができ、補強ブレース5の基端側を固定金具41aを用いて吊りボルト2の下部に取着する際、傾斜させた補強ブレース5を作業者が不用意に手離しても、振り子のように勢い良く振れてしまい、下端部などがぶつかって負傷するなどの不測の事態を未然に回避でき、作業時の安全性を高めることができるだけでなく、操作片64が押圧片となって、補強ブレース5をガタツキ無く施工することができ、耐震強度に対する筋かいとしての補強機能を向上させることができる。
また、ブレース連結金具7は、連結片61に軸着部8を介して折曲回転可能に連結される接合先部72と、補強ブレース5を取着するブレース取付部71とが一体に形成されると共に、ブレース取付部71は、チャンネル材5aとしての補強ブレース5をネジ止めする平滑部711と、ボルト材5bとしての補強ブレースの一端をナット止め可能とすべく、平滑部711の自由端側に折曲された立上り部712とで側面視略L字状に形成させて、補強ブレース5としてチャンネル材5aとボルト材5bとを選択的に装着可能に構成されているので、ユニット天井面の構造や、天井ダクトなどを構成する際に、その用途や要求に応じて補強ブレース5を使い分けすることができる。
ユニット天井に補強ブレースが取り付けられた状態の全体納まり図である 取付け金具の実施例を示す(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図である (A)〜(C)は、取付け金具の取付方法を示す説明図である
1 天井躯体
2 吊りボルト
3 タッピングビス
4 Tバー
41 ハンガー
41a 固定金具
5 補強ブレース
5a チャンネル材
5b ボルト材
6 取付け金具
61 連結片
611 タップ孔
62 ボルト固定部
621 切欠孔
622 係合溝
623 係止突部
63 案内片
631 ビス孔
64 操作片
7 ブレース連結金具
71 ブレース取付部
711 平滑部
71a ビス孔
712 立上り部
71b ボルト挿入孔
72 接合先部
73 当接片
8 軸着部
81 軸孔
82 環状軸片

Claims (5)

  1. 天井躯体から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルト間に、補強ブレースを傾斜状に架設する際、補強ブレースの先端側に設けられたブレース連結金具に折曲可能に連結され、前記吊りボルトの上部側へ組付け固定される取付け金具であって、
    該取付け金具は、前記ブレース連結金具に連結される連結片を介して、前記吊りボルトに外嵌するよう平面視略U字状に形成された吊りボルト固定部と、該吊りボルト固定部から吊りボルトへの外嵌を案内するよう延出形成された案内片と、該案内片から拡開方向に延出形成された操作片とを一体に備え、
    前記吊りボルト固定部を、吊りボルトに外嵌させた状態で、前記拡開姿勢の操作片を連結片側に押圧変姿させて挟持させることにより、補強ブレースを吊りボルトに対して仮固定可能とし、
    さらに、前記案内片と連結片とを、操作片の押圧変姿に追随して対面せしめてビス固定することを特徴とする補強ブレースの取付け金具。
  2. 請求項1において、前記吊りボルト固定部の内面部には、U字状の湾曲面に、吊りボルトのネジ山が係合する係合溝が刻設されると共に、連結片側と案内片側のそれぞれに、前記操作片の押圧変姿で吊りボルトのネジ溝に係止する係止突部が形成されていることを特徴とする補強ブレースの取付け金具。
  3. 請求項1又は2において、前記吊りボルト固定部には、切欠孔が穿設されていることを特徴とする補強ブレースの取付け金具。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、前記ブレース連結金具は、前記操作片と連結片との間に配設すると共に、前記操作片は、案内片と連結片とをビス固定した際に、ブレース連結金具を押圧可能に構成されていることを特徴とする補強ブレースの取付け金具。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記ブレース連結金具は、前記連結片に軸着部を介して折曲回転可能に連結される接合先部と、補強ブレースを取着するブレース取付部とが一体に形成されると共に、該ブレース取付部は、チャンネル材補強ブレースをネジ止めする平滑部と、ボルト材補強ブレースの一端をナット止め可能とすべく、平滑部の自由端側に折曲された立上り部とで側面視略L字状に形成させて、チャンネル材補強ブレースとボルト材補強ブレースとを選択的に装着可能に構成されていることを特徴とする補強ブレースの取付け金具。
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