JP2012030720A - シートバック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックの一部を角度調整すると共に、車室とトランクルームとを挿通する。
【解決手段】シートバック装置10では、リヤシートバック16が、着座乗員の腰部に対応して設けられた可動パッド20と、可動パッド20の車両上方側に設けられた前倒可能パッド24と、を有している。リヤシートバック16内にはフレームが設けられて、フレームには車室とトランクルームとを連通可能にする連通孔が形成されている。ここで、乗員の操作により角度調整機構が可動パッド20を所定の角度に調整する。さらに、乗員の操作によりトランクスルー機構が可動パッド20及び前倒可能パッド24をリヤシートバック16から前倒して、フレームの連通孔34が開口される。このため、リヤシートバック16の可動パッド20を角度調整できると共に、車室と荷室とを連通できる。これにより、乗員の快適性を図ることができると共に、長尺状の荷物を収納できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車室の後側に配置されるシートバック装置に関する。
シートバック装置では、乗員の腰椎部付近を支えるクッションパッドの角度を調整できるものがある(例えば、特許文献1参照)。このシートバック装置では、クッションパッドの角度を調整することで、快適性が向上し、乗員の疲労を軽減できるという利点がある。
一方、車室の後側に配置されるシートバック装置では、シートバックの一部を前倒しすることで、車室とトランクルームとを連通可能にするものがある(所謂、トランクスルー機能)。このトランクスルー機能を備えたシートバック装置では、車室とトランクルームとの間の荷物の出し入れができると共に、長尺状の荷物を収納できるという利点がある。
したがって、車両の後側に配置されるシートバック装置では、両者の利点を備えることが好ましい。
実公平4−50846号公報
本発明は、上記事実を考慮し、シートバックの一部を角度調整できると共に、車室とトランクルームとを連通できるシートバック装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のシートバック装置は、車室の後側に配置され、着座乗員の腰部に対応して可動可能に設けられた可動部と前記可動部の車両上方側に前倒し可能に設けられた前倒可能部とを有するシートバックと、前記シートバック内に設けられ、前記可動部と前記前倒可能部とを内包する大きさを有しかつ車室と荷室とを連通可能にする開口部が形成された枠部材と、乗員の操作により前記可動部を車幅方向に沿った軸回りに所定の角度に調整する角度調整機構と、乗員の操作により前記可動部及び前記前倒可能部を前記シートバックから前倒して前記開口部を開口させるトランクスルー機構と、を備えている。
請求項2に記載のシートバック装置は、請求項1のシートバック装置において、前記可動部が前記シートバックに収納されている際には、前記可動部及び前記前倒可能部が前記シートバックから前倒可能にされ、前記可動部が所定角度に調整された際には、前記可動部及び前記前倒可能部が前記シートバックから前倒不能にされる。
請求項3に記載のシートバック装置は、請求項1又は請求項2のシートバック装置において、前記トランクスルー機構は、前記開口部内に配置されると共に前記枠部材に回転可能に支持され、前記可動部及び前記前倒可能部が直接的又は間接的に固定されるベース部と、前記ベース部に設けられ、回転することで前記シートバックに設けられたストライカに係合解除可能にされるロック部と、を備えている。
請求項4に記載のシートバック装置は、請求項3のシートバック装置において、前記角度調整機構は、前記ベース部に回動可能に支持され、前記可動部が固定される可動フレームと、前記可動フレームに連結されると共に前記可動フレームの回動に連動して回転され、外周部に係止部が設けられた回転盤と、前記ベース部に設けられ、前記係止部に噛合することで、前記回転盤の回転を規制するラチェットと、前記可動フレームに連結され、前記可動フレームが初期状態の際には、前記ロック部の回転軌跡外に配置されることで前記ロック部を回転可能にし、前記可動フレームが所定の角度に調整された際には、前記ロック部の回転軌跡上に配置されることで前記ロック部を回転不能にする規制部と、を備えている。
請求項1に記載のシートバック装置では、シートバックが、車室の後側に配置されており、シートバックは、着座乗員の腰部に対応して可動可能に設けられた可動部と可動部の車両上方側に前倒し可能に設けられた前倒可能部とを有している。また、シートバック内には枠部材が設けられており、枠部材には車室と荷室とを連通可能にする開口部が形成されている。また、開口部は、シートバックの可動部と前倒可能部とを内包する大きさを有している。
ここで、乗員の操作により、角度調整機構がシートバックの可動部を所定の角度に調整する。さらに、乗員の操作により、トランクスルー機構が、シートバックの可動部及び前倒可能部をシートバックから前倒して、枠部材の開口部が開口される。
このため、このシートバック装置では、シートバックの可動部を角度調整できると共に、車室と荷室とを連通できる。これにより、乗員の快適性を図ることができると共に、長尺状の荷物を収納できる。
請求項2に記載のシートバック装置では、可動部がシートバックに収納されている際には、可動部及び前倒可能部がシートバックから前倒可能にされ、可動部が所定角度に調整された際には、可動部及び前倒可能部がシートバックから前倒不能にされる。
このため、可動部がシートバックに収納されている際には、可動部及び前倒可能部をシートバックから前倒しできる。これにより、可動部及び前倒可能部を前倒しする際に、仮に、所定角度に調整された可動部が障害になることで、可動部及び前倒可能部が最後まで前倒しされないことを防止できる。さらに、可動部及び前倒可能部が最後まで前倒しされていない状態で、シートバックがさらに前倒しされた際の角度調整機構の破損を防止できる。
請求項3に記載のシートバック装置では、ベース部が、枠部材の開口部に配置されて、枠部材に回転可能に支持されている。また、ベース部にはシートバックの可動部及び前倒可能部が直接的又は間接的に固定されている。さらに、ロック部がベース部に設けられており、ロック部は、回転することでシートバックに設けられたストライカに係合解除可能にされている。
このため、ロック部が回転して、ロック部とストライカとの係合が解除されて、ベース部が回転されることで、シートバックの可動部及び前倒可能部を前倒しできる。これにより、可動部及び前倒可能部を前倒しする部品を共用できる。
請求項4に記載のシートバック装置では、可動フレームはベース部に回動可能に支持されており、可動フレームには可動部が固定されている。また、回転盤が可動フレームに連結されており、回転盤は可動フレームの回動に連動して回転される。また、回転盤の外周部には係止部が設けられており、係止部にラチェットが噛合することで回転盤の回転が規制される。これにより、可動フレームの回動が規制されて、シートバックの可動部の角度が調整される。
ここで、規制部が可動フレームに連結されており、可動フレームが初期状態の際には、規制部がロック部の回転軌跡外に配置されることで、ロック部が回転可能にされている。また、可動フレームが所定の角度に調整された際には、規制部がロック部の回転軌跡上に配置されることで、ロック部が回転不能にされる。
このため、可動フレームに規制部を連結する簡易な構成で、可動部がシートバックに収納されている際には、可動部及び前倒可能部をシートバックから前倒可能にできて、可動部が所定角度に調整された際には、可動部及び前倒可能部をシートバックから前倒不能にできる。
本発明の実施の形態に係るシートバック装置の要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシートバック装置のロック機構を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシートバック装置が適用されたリヤシートを示す斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートバック装置のフックブラケットとワイヤとの係合解除状態を示す断面図であり、(A)は、フックブラケットがワイヤに係合している状態を示す断面図であり、(B)は、フックブラケットがワイヤから解除された状態を示す断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートバック装置の角度調整機構の要部の側面図であり、(A)は、角度調整機構が初期状態に位置している際を示す側面図であり、(B)は、角度調整機構が第1調整位置に位置している際を示す側面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートバック装置の角度調整機構の要部の側面図であり、(A)は、角度調整機構が第2調整位置に位置している際を示す側面図であり、(B)は、角度調整機構がリリース位置に位置している際を示す側面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートバック装置が適用されたリヤシートの側面図であり、(A)は、可動パッドが所定位置に調整された際を示す側面図であり、(B)は、可動パッド及び前倒可能パッドがシートバックから前倒しされた際を示す側面図である。
図3には、本発明の実施の形態に係るシートバック装置10が適用されたリヤシート12が斜視図にて示されており、図1には、本発明の実施の形態に係るシートバック装置10の要部が斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両右方を矢印RHで示し、車両上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係るシートバック装置10は、リヤシート12の車両左側部及び車両右側部に各々設けられている。このため、リヤシート12の車両左側部のシートバック装置10を説明して、リヤシート12の車両右側部のシートバック装置10の説明は省略する。
図3に示す如く、リヤシート12は、車室の車両後側に配置されている。リヤシート12は、乗員が着座するシートクッションとしてのリヤシートクッション14と、シートバックとしてのリヤシートバック16とを備えている。リヤシートバック16はリヤシートクッション14の後側端部に起立した状態で配置されている。
リヤシートバック16は、本体部としてのバックパッド18を備えており、バックパッド18は車両に固定されている。リヤシートバック16は、可動部としての可動パッド20を備えており、可動パッド20は、着座した乗員の腰部に対応してリヤシートバック16の中央下部に配置されて、後述するアッパーブラケット138に固定されている。可動パッド20の下側には帯状の複数(本実施の形態では2つ)のストラップ22が配置されており、一方のストラップ22の一端は可動パッド20の右下部に固定されて、他方のストラップ22の一端は可動パッド20の左下部に固定されている。また、リヤシートバック16は、前倒可能部としての前倒可能パッド24を備えており、前倒可能パッド24は、可動パッド20の上側に配置されて、後述するベース部48に固定されている。
(トランクスルー機構について)
図1及び図2に示す如く、リヤシートバック16はトランクスルー機構30を構成する枠部材としての矩形枠状のフレーム32を備えている。フレーム32は、可動パッド20及び前倒可能パッド24の後側に配置されて、リヤシートバック16に固定されている。フレーム32の中央部には、開口部としての矩形状の連通孔34が貫通して設けられており、連通孔34を介して車室と荷室としてのトランクルームとが連通可能にされている。また、連通孔34は、可動パッド20及び前倒可能パッド24を内包する大きさにされている。フレーム32の下部には、一対の支持部36及び支持部38が前側へ向けて一体的に立設されており、支持部36及び支持部38は、互いに平行に配置されている。
フレーム32の上側には、長尺棒状のストライカ40が設けられており、ストライカ40は略コ字形状に屈曲されている。ストライカ40の長手方向両端はリヤシートバック16の上部に固定されており、ストライカ40は、長手方向両端から中間部42へ下側に向けて延伸されている。ストライカ40の長手方向一端と中間部42との間には、屈曲部44が設けられており、ストライカ40の長手方向他端と中間部42との間には、屈曲部46が設けられている。さらに、ストライカ40の中間部42が連通孔34側へ突出されるように、屈曲部44と屈曲部46とが屈曲されている。
フレーム32の連通孔34内には、トランクスルー機構30を構成する矩形板状のベース部48が配置されており、ベース部48の前側には、ベース部48の右下部において、断面L字形状の取付ブラケット50が配置されている。取付ブラケット50の一端部はベース部48に固定されており、取付ブラケット50の他端部はフレーム32の支持部36に車両前後方向へ回転可能に支持されている。また、ベース部48の前側には、ベース部48の左下部において、断面L字形状の取付ブラケット52が配置されている。取付ブラケット52の一端部はベース部48に固定されており。取付ブラケット52の他端部はフレーム32の支持部38に車両前後方向へ回転可能に支持されている。これにより、ベース部48がフレーム32に対して車両前後方向へ回転可能にされている。
ベース部48の上部には、矩形状の孔部54が貫通して設けられており、孔部54には、ストライカ40が挿通されている。ベース部48の中央部には、一対の支持部56及び支持部58が前側へ向けて一体に立設されており、支持部56及び支持部58は互いに平行に配置されている。
図2と図4(A)及び(B)とに示す如く、ベース部48の前側には、ベース部48の上部において、トランクスルー機構30を構成するロック機構60が設けられている。ロック機構60はホルダ62を備えており、ホルダ62は板状の基部63を有している。基部63は、上側へ向かうに従い前側へ向かう方向へ傾斜して配置されており、基部63の幅方向(車両左右方向)両端から側壁64及び側壁66がそれぞれ後側へ向けて一体に延出されている。側壁64及び側壁66の後部は、それぞれ側壁64及び側壁66に垂直に屈曲されて、ベース部48に固定されている。また、側壁64と側壁66との間には、ホルダ62の前部において、シャフト68が車両左右方向に沿って掛け渡されている。
側壁64と側壁66との間には、ロック機構60を構成するロック部としてのフックブラケット70が配置されている。フックブラケット70は、基部71を有しており、基部71の幅方向(車両左右方向)両端から側板72及び側板74がそれぞれ上側へ向けて一体に延出されている。側板72と側板74とには、シャフト68が貫通されており、フックブラケット70がホルダ62に対して車両前後方向へ回転可能に支持されている。
側板72及び側板74の中央部には、下側へ向けて開口された凹部76及び凹部78が貫通形成されており、凹部76及び凹部78はストライカ40の中間部42に係合している(図4(A)に示す状態であり、以下この位置を「係合位置」という)。また、フックブラケット70がシャフト68軸線方向一方(図4(B)の矢印E方向)へ回転されると、凹部76及び凹部78がストライカ40の中間部42から離間されて、凹部76及び凹部78とストライカ40の中間部42との係合が解除される(図4(B)に示す状態であり、以下この位置を「係合解除位置」という)。
側板72及び側板74の後部には、傾斜部80及び傾斜部82が各々設けられており、傾斜部80及び傾斜部82は、下側へ向かうに従い前側へ向かう方向へ傾斜されている。また、側板72と側板74との間には、シャフト84が車両左右方向に沿って掛け渡されている。
ロック機構60は付勢手段としてのトーションバネ86を備えており、トーションバネ86には、シャフト68が挿通されている。トーションバネ86の一端部はホルダ62の側壁64に係合されており、トーションバネ86の他端部がフックブラケット70の側板72に係合されて、トーションバネ86はフックブラケット70を係合位置側へ付勢している。
フックブラケット70の上側には、長尺帯状のストラップ88が配置されている。ストラップ88の長手方向一端はシャフト84に連結されており、ストラップ88の長手方向他端は、前倒可能パッド24の上側に配置されている。このため、ストラップ88を車両上側に引っ張ると、シャフト84を介してフックブラケット70がトーションバネ86の付勢力に抗して係合解除位置側へ回転されて、フックブラケット70とストライカ40との係合が解除される。これにより、ベース部48が車両前方向へ回転可能にされる。
(角度調整機構について)
図1に示す如く、ベース部48の前側には、角度調整機構90を構成する長尺棒状の可動フレーム92が配置されている。可動フレーム92は略U字形状に屈曲されており、可動フレーム92の長手方向両端部が支持部56及び支持部58に車幅方向(車両左右方向)に沿って同軸上に支持されて、可動フレーム92が車両前後方向へ回動可能にされている。
可動フレーム92の右側部には、可動フレーム92の前部において、断面U字形状の軸受ブラケット94が配置されている。軸受ブラケット94は、右側へ向けて開口されて、可動フレーム92に接合されている。また、可動フレーム92の左側部には、可動フレーム92の前部において、断面U字形状の軸受ブラケット96が配置されている。軸受ブラケット96は、左側へ向けて開口されて、可動フレーム92に接合されている。
軸受ブラケット94の左側には、断面略U字形状のロアブラケット98が配置されており、ロアブラケット98は、前側へ向けて開口されて、ベース部48に固定されている。また、軸受ブラケット96の右側には、断面略L字形状のロアブラケット100が配置されており、ロアブラケット100の一端部がベース部48に固定されている。
ロアブラケット98とロアブラケット100とには、円柱状の支軸102が車幅方向(車両左右方向)に沿って貫通されており、支軸102はロアブラケット98及びロアブラケット100に回転可能に支持されている。支軸102のロアブラケット100側部には、アーム104が一体的に設けられており、アーム104は後述するコイルスプリング118に対応している。
ロアブラケット98と軸受ブラケット94との間には、角度調整機構90を構成するリンク機構106が配置されており、リンク機構106は板状のリンク108及びリンク110を備えている。リンク108の一端部とリンク110の一端部とは、回転可能に連結されており、リンク108の他端部は軸受ブラケット94に回転可能に連結されている。一方、リンク110の他端部は支軸102の長手方向一端に固定されており、リンク110は支軸102と一体回転可能にされている。
ロアブラケット100と軸受ブラケット96との間には、角度調整機構90を構成するリンク機構112が配置されており、リンク機構112は板状のリンク114及びリンク116を備えている。リンク114の一端部とリンク116の一端部とは回転可能に連結されており、リンク116の他端部は軸受ブラケット96に回転可能に連結されている。一方、リンク114の他端部は支軸102の長手方向他端に固定されており、リンク114は支軸102と一体回転可能にされている。これにより、可動フレーム92が車両前方向へ回動されると、リンク機構106及びリンク機構112を介して支軸102が軸線回り一方(図5の矢印G方向側)に回転され、可動フレーム92が車両後方向へ回転されると、リンク機構106及びリンク機構112を介して支軸102が軸線回り他方(図5の矢印H方向側)に回転される。
ロアブラケット100とアーム104との間には、コイルスプリング118が掛け渡されており、コイルスプリング118は、支軸102を軸線回り他方(図5の矢印H方向)へ付勢している。
支軸102のロアブラケット98側部には、角度調整機構90を構成する回転盤としての円盤状のロックギヤ120が同軸上に配置されており、ロックギヤ120は、支軸102に固定されて、支軸102と一体回転可能にされている。
図5(A)及び(B)と図6(A)及び(B)とに示す如く、ロックギヤ120の外周部には、略台形状の凹部122が設けられており、凹部122のロックギヤ120周方向一側(図5及び図6の矢印H方向側)には、係止部としての第1係止部124が設けられている。第1係止部124のロックギヤ120周方向一側部には、第1傾斜面124Aが設けられており、第1傾斜面124Aはロックギヤ120の周方向一側へ向かうに従いロックギヤ120の径方向外側へ向かう方向へ傾斜されている。第1係止部124のロックギヤ120周方向他側部には、第1係止面124Bが設けられており、第1係止面124Bは第1傾斜面124Aのロックギヤ120周方向他側端からロックギヤ120の径方向外側へ向けて形成されている。
第1係止部124のロックギヤ120周方向一側(図5及び図6の矢印H方向側)には、係止部としての第2係止部126が設けられている。第2係止部126のロックギヤ120周方向一側部には、第2傾斜面126Aが設けられており、第2傾斜面126Aはロックギヤ120の周方向一側へ向かうに従いロックギヤ120の径方向外側へ向かう方向へ傾斜されている。第2係止部126のロックギヤ120周方向他側部には、第2係止面126Bが設けられており、第2係止面126Bは第2傾斜面126Aのロックギヤ120周方向他側端からロックギヤ120径方向外側へ向けて形成されている。
ロックギヤ120の右側面には、円柱状のストッパピン128が突設されており、ストッパピン128は後述するカム130の長孔132に対応している。
ロックギヤ120の右側には、角度調整機構90を構成する略扇形状のカム130が配置されており、カム130は支軸102に回転可能に支持されている。カム130の側面には、長尺状の長孔132が貫通して設けられており、長孔132はカム130の周方向に沿って湾曲して形成されている。長孔132には、前述したストッパピン128が移動可能に挿入されており、ストッパピン128が長孔132の一端から他端に移動する範囲において、カム130はロックギヤ120に対して相対回転可能にされている。
カム130の外周部には、摺動面131が設けられており、摺動面131は、ロックギヤ120の外周面と同心円状に形成されて、ロックギヤ120の外周面に対してロックギヤ120径方向外側に配置されている。カム130の摺動面131とは反対側には、非接触面133が設けられており、非接触面133は、ロックギヤ120の外周面と同心円状に形成されて、ロックギヤ120の凹部122に対してロックギヤ120径方向内側に配置されている。カム130の外周部には、ロックギヤ120の第1係止部124側において、カム側傾斜面134が設けられている。
ロックギヤ120がカム130に対して相対回転されて、ストッパピン128が長孔132の他端に移動された際には、カム側傾斜面134と第2傾斜面126Aとが面一となるように構成されている。
ロックギヤ120の下側には、角度調整機構90を構成する板状のラチェット136が配置されている。ラチェット136の一端部はロアブラケット98に車両前後方向へ回転可能に支持されている。ラチェット136の他端部には、ラチェット歯136Aが設けられており、ラチェット歯136Aはロックギヤ120の第1係止部124及び第2係止部126に噛合可能に形成されている。さらに、図示しないトーションバネによって、ラチェット歯136Aがロックギヤ120の第1係止部124及び第2係止部126に噛合される方向に、ラチェット136は付勢されている。
図1に示す如く、可動フレーム92の前側には、角度調整機構90を構成する略断面U字形状のアッパーブラケット138が配置されており、アッパーブラケット138は可動フレーム92側へ向けて開口されて、可動フレーム92を被覆している。アッパーブラケット138は、支持部56及び支持部58に車幅方向(車両左右方向)に沿って同軸上に支持されて、車両前後方向へ可動フレーム92と一体的に回動可能にされている。このため、可動パッド20は、アッパーブラケット138を介して可動フレーム92に固定されて、アッパーブラケット138、可動フレーム92を介してベース部48に固定されている。
アッパーブラケット138の前側には、アッパーブラケット138の上部において、角度調整機構90を構成する規制部としての長尺棒状のワイヤ140が設けられており、ワイヤ140は略コ字形状に屈曲されている。ワイヤ140の長手方向両端はアッパーブラケット138の上部に固定されており、ワイヤ140は、ワイヤ140の長手方向両端から中間部142へ上側に向けて延伸している。これにより、ワイヤ140はアッパーブラケット138を介して可動フレーム92に連結されている。ワイヤ140の長手方向一端と中間部142との間には、屈曲部144が設けられており、ワイヤ140の長手方向他端と中間部142との間には、屈曲部146とが設けられている。屈曲部144と屈曲部146とは、ワイヤ140の中間部142がフックブラケット70より前側に配置されるように、屈曲されている。
ここで、可動フレーム92が回動される前では、ラチェット歯136Aはロックギヤ120の凹部122に収容されている。また、ロックギヤ120のストッパピン128はカム130の長孔132の一端に位置している(図5(A)に示す状態であり、この状態を「初期状態」という)。さらに、この状態では、ワイヤ140の中間部142が、フックブラケット70の上側かつ前側に位置されて、フックブラケット70の回転軌跡外に配置されている(図4(A)の実線で示されている状態である)。
また、可動フレーム92が車両前側へ回動された際には、リンク機構106、リンク機構112、及び支軸102を介してロックギヤ120が軸線回り一方(図5の矢印G方向)へカム130に対して相対回転される。この際には、ラチェット歯136Aが第1係止部124に噛合して、ロックギヤ120の回転が規制される。さらに、ロックギヤ120のストッパピン128はカム130の長孔132の一端と他端との間に移動する(図5(B)に示す状態であり、この状態を「第1調整位置」という)。
さらに、可動フレーム92が車両前側に回動された際には、リンク機構106、リンク機構112、及び支軸102を介してロックギヤ120が軸線回り一方へカム130に対して相対回転される。この際には、ラチェット歯136Aが第2係止部126に噛合して、ロックギヤ120の回転が規制される。さらに、ロックギヤ120のストッパピン128がカム130の長孔132の他端に移動する(図6(A)に示す状態であり、この状態を「第2調整位置」という)。
図4(A)に示す如く、可動フレーム92が第1調整位置及び第2調整位置に回動された際には、アッパーブラケット138が車両前方向へ回動されることで、アッパーブラケット138に固定されたワイヤ140の中間部142は、フックブラケット70の車両上側に移動されて、フックブラケット70の回転軌跡上に配置されるように構成されている(図4(A)の2点鎖線で示された状態である)。
次に、本発明の作用について説明する。
リヤシートバック16の可動パッド20及び前倒可能パッド24がバックパッド18に収納されている際には、可動フレーム92は初期状態にされている。この状態では、ワイヤ140の中間部142は、フックブラケット70の上側かつ前側に位置して、フックブラケット70の回転軌跡外に配置されている。このため、フックブラケット70は回転可能にされている。
トランクスルー機能を使用する場合に、乗員がストラップ88を車両上側に引っ張ると、シャフト84を介してフックブラケット70がトーションバネ86の付勢力に抗して係合解除位置側へ回転される。フックブラケット70が係合解除位置側へ回転されると、フックブラケット70の凹部76及び凹部78がストライカ40の中間部42から離間されて、フックブラケット70とストライカ40との係合が解除される。これにより、ベース部48が車両前側に回動可能にされる。
この状態で、ストラップ88を前側へ引くと、ベース部48を介して前倒可能パッド24がバックパッド18から前倒しされると共に、ベース部48、可動フレーム92、及びアッパーブラケット138を介して可動パッド20がバックパッド18から前倒しされる。この際には、可動パッド20は初期状態であるため、前倒可能パッド24の前側面がシートクッション14に接触するまで前倒し可能となる(図7(B)に示す状態)。これにより、フレーム32の連通孔34が開口されて、車室とトランクルームとが連通孔34を介して連通可能とされる。
一方、可動パッド20及び前倒可能パッド24をリヤシートバック16のバックパッド18に収納させる際には、可動パッド20及び前倒可能パッド24を前倒状態から起立させる。この際には、ベース部48が車両後側へ回転されて、フックブラケット70の傾斜部80及び傾斜部82がストライカ40に当接される。この時、傾斜部80及び傾斜部82には、ストライカ40からトーションバネ86の付勢力に抗する方向の回転力が作用されて、フックブラケット70が係合解除位置側へ回転される。さらに、ストライカ40が、傾斜部80及び傾斜部82上を摺動して、傾斜部80と凹部76との境界部分及び傾斜部82と凹部78の境界部分に到達した際には、フックブラケット70がトーションバネ86の付勢力によって係合位置側へ回転されて、凹部76及び凹部78がストライカ40に係合する。これにより、ベース部48がロック機構60によってフレーム32に固定されて、可動パッド20及び前倒可能パッド24がバックパッド18に収納される。
次に、可動パッド20及び前倒可能パッド24がバックパッド18に収納されている際に、可動パッド20の角度を調整する場合には、乗員がストラップ22を車両前側に引っ張る。ストラップ22が車両前側に引っ張られると、可動パッド20、アッパーブラケット138を介して可動フレーム92が初期状態から車両前側へ回動される。可動フレーム92が車両前側へ回動されると、リンク機構106及びリンク機構112を介して支軸102が軸線回り一方(図5の矢印H方向)へ回転される。
この際には、ロックギヤ120が軸線回り一方へカム130に対して相対回転されて、ラチェット136のラチェット歯136Aがロックギヤ120の第1係止部124に噛合する。このため、ロックギヤ120の回転がラチェット136によって規制されて、可動フレーム92が第1調整位置に調整される。これにより、可動パッド20が第1調整位置に調整される(図7(A)に示す状態)。
さらに、ストラップ22を車両前側へ引っ張ると、可動フレーム92が車両前側に回動されて、リンク機構106及びリンク機構112を介して支軸102がさらに軸線回り一方(図6の矢印H方向)へ回転される。この際には、ロックギヤ120がさらに軸線回り一方へカム130に対して相対回転されて、ラチェット136のラチェット歯136Aがロックギヤ120の第2係止部126に噛合する。このため、ロックギヤ120の回転がラチェット136によって規制されて、可動フレーム92が第2調整位置に調整される。これにより、可動パッド20が第2調整位置に調整される。この状態では、ロックギヤ120のストッパピン128がカム130の長孔132の他端側まで移動されている。
可動パッド20が第2調整位置に調整された後に、さらにストラップ22を車両前側へ引っ張ると、ロックギヤ120のストッパピン128がカム130の長孔132の他端に移動されているため、ストッパピン128が長孔132の他端を押すことにより、ロックギヤ120とカム130とが一体に軸線回り一方へ回転される。この際、ラチェット歯136Aは、カム側傾斜面134を摺動して、カム130の摺動面131を摺動する(図6(B)に示す状態)。この状態で、ストラップ22を離すと、コイルスプリング118の付勢力によって、ロックギヤ120がカム130に対して軸線回り他方へ相対回転されて、ストッパピン128が長孔132の他端から一端まで移動する。このため、ロックギヤ120の凹部122にカム130のカム側係止部134が収容される。これにより、可動フレーム92が初期状態に復帰される。
ここで、乗員がストラップ22を引張操作することにより、角度調整機構90がリヤシートバック16の可動パッド20を車両前方向へ所定の角度に調整する。さらに、乗員がストラップ88を引張操作することにより、トランクスルー機構30がリヤシートバック16の可動パッド20及び前倒可能パッド24をリヤシートバック16から車両前方向へ前倒して、フレーム32の連通孔34が開口される。
このため、このシートバック装置10では、リヤシートバック16の可動パッド20の角度調整ができると共に、車室とトランクルームとを連通できる。これにより、乗員の快適性を図ることができると共に、長尺状の荷物を収納できる。
また、可動パッド20及び前倒可能パッド24がリヤシートバック16に収納されている(初期状態にされている)際には、ワイヤ140の中間部142は、フックブラケット70の上側かつ前側に位置して、フックブラケット70の回転軌跡外に配置されている。このため、フックブラケット70が回転可能にされて、フックブラケット70とストライカ40の中間部42との係合が解除可能となり、可動パッド20及び前倒可能パッド24がリヤシートバック16から前倒可能にされている。
一方、可動パッド20が第1調整位置及び第2調整位置に調整された際には、アッパーブラケット138が車両前方向へ回動されることで、アッパーブラケット138に固定されたワイヤ140の中間部142が、フックブラケット70側に回動される。この際には、ワイヤ140の中間部142は、フックブラケット70の上側に移動して、フックブラケット70の回転軌跡上に配置される。この状態で、ストラップ88を車両前側へ引っ張ると、ワイヤ140の中間部142がフックブラケット70の回転軌跡上に配置されているため、フックブラケット70がワイヤ140の中間部142に干渉して、フックブラケット70が回転されない。これにより、可動パッド20が第1調整位置及び第2調整位置に調整された際には、フックブラケット70とストライカ40の中間部42との係合が解除不能となり、可動パッド20及び前倒可能パッド24をリヤシートバック16から前倒しできない。
このため、可動パッド20がリヤシートバック16に収納されている際にのみ(可動フレーム92が初期状態の際にのみ)、可動パッド20及び前倒可能パッド24をリヤシートバック16から前倒しできる。
したがって、可動パッド20及び前倒可能パッド24を前倒しする際には、可動パッド20が必ずバックパッド18に収納されている。これにより、仮に、所定角度に調整されている可動パッド20が可動パッド20及び前倒可能パッド24の前倒操作に障害になることで、可動パッド20及び前倒可能パッド24が最後まで前倒しされないことを防止できる。
さらに、仮に、所定角度に調整されている可動パッド20が障害になり、可動パッド20及び前倒可能パッド24が最後まで前倒しされていない状態で、リヤシートバック16がさらに前倒しされた際には、角度調整機構90に過剰な負荷がかかり、角度調整機構90が破損される可能性がある。しかし、可動パッド20はバックパッド18に収納されているため、可動パッド20に過剰な負荷がかかることが抑制できて、可動パッド20の破損を防止できる。
また、可動パッド20は、アッパーブラケット138、可動フレーム92を介してベース部48に固定されており、前倒可能パッド24はベース部48に固定されている。トランクスルー機能を使用する際には、ベース部48が回転することで、可動パッド20及び前倒可能パッド24が前倒しされる。これにより、可動パッド20及び前倒可能パッド24を前倒しする部品を共用できる。
さらに、ワイヤ140がアッパーブラケット138に連結されており、可動フレーム92が初期状態の際には、ワイヤ140がフックブラケット70の回転軌跡外に配置されることで、フックブラケット70が回転可能にされている。また、可動フレーム92が所定の角度に調整された際には、ワイヤ140がロフックブラケット70の回転軌跡上に配置されることで、フックブラケット70が回転不能にされる。これにより、簡易な構成で、可動パッド20がリヤシートバック16に収納されている際には、可動パッド20及び前倒可能パッド24をリヤシートバック16から前倒可能にできて、可動パッド20が所定角度に調整された際には、可動パッド20及び前倒可能パッド24をシートバックからリヤシートバック16にできる。
なお、本実施の形態では、トランクスルー機能を使用する場合に、リヤシートバック16の可動パッド20及び前倒可能パッド24が前倒しされる構成とした。これに替えて、リヤシートバック16のバックパッド18、前倒可能パッド24、及び可動パッド20が前倒しされる構成としてもよい。
また、本実施の形態では、フックブラケット70が回転されることでストライカ40の中間部42と係合解除可能にされている。これに替えて、フックブラケット70が直線移動されることでストライカ40の中間部42と係合解除可能にされる構成としてもよい。
16 リヤシートバック(シートバック)
30 トランクスルー機構
32 フレーム(枠部材)
34 連通孔(開口部)
48 ベース部
70 フックブラケット(ロック部)
90 角度調整機構
92 可動フレーム
120 ロックギヤ(回転盤)
136 ラチェット
140 ワイヤ(規制部材)

Claims (4)

  1. 車室の後側に配置され、着座乗員の腰部に対応して可動可能に設けられた可動部と前記可動部の車両上方側に前倒し可能に設けられた前倒可能部とを有するシートバックと、
    前記シートバック内に設けられ、前記可動部と前記前倒可能部とを内包する大きさを有しかつ車室と荷室とを連通可能にする開口部が形成された枠部材と、
    乗員の操作により前記可動部を車幅方向に沿った軸回りに所定の角度に調整する角度調整機構と、
    乗員の操作により前記可動部及び前記前倒可能部を前記シートバックから前倒して前記開口部を開口させるトランクスルー機構と、
    を備えたシートバック装置。
  2. 前記可動部が前記シートバックに収納されている際には、前記可動部及び前記前倒可能部が前記シートバックから前倒可能にされ、前記可動部が所定角度に調整された際には、前記可動部及び前記前倒可能部が前記シートバックから前倒不能にされる請求項1に記載のシートバック装置。
  3. 前記トランクスルー機構は、
    前記開口部内に配置されると共に前記枠部材に回転可能に支持され、前記可動部及び前記前倒可能部が直接的又は間接的に固定されるベース部と、
    前記ベース部に設けられ、回転することで前記シートバックに設けられたストライカに係合解除可能にされるロック部と、
    備えた請求項1又は請求項2に記載のシートバック装置。
  4. 前記角度調整機構は、
    前記ベース部に回動可能に支持され、前記可動部が固定される可動フレームと、
    前記可動フレームに連結されると共に前記可動フレームの回動に連動して回転され、外周部に係止部が設けられた回転盤と、
    前記ベース部に設けられ、前記係止部に噛合することで、前記回転盤の回転を規制するラチェットと、
    前記可動フレームに連結され、前記可動フレームが初期状態の際には、前記ロック部の回転軌跡外に配置されることで前記ロック部を回転可能にし、前記可動フレームが所定の角度に調整された際には、前記ロック部の回転軌跡上に配置されることで前記ロック部を回転不能にする規制部と、
    を備えた請求項3に記載のシートバック装置。
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