JP2012029989A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉枠の微少な開放を認識することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】内枠2と、内枠2の前方側に位置して内枠2に対して所定方向に移動可能に開閉する開閉枠60と、を備えた遊技機1において、開閉枠60に設けられた開口部70と、内枠2に設けられ開口部70を介して視覚的に認識可能な認識部80と、内枠2あるいは開閉枠60の少なくとも一方に設けられ、内枠2に対して開閉枠60を閉鎖位置で閉鎖した場合には特定方向から開口部70を介して認識部80を視認可能とする一方、開閉枠60を所定の開放位置で開放した場合には特定方向から開口部70を介して認識部80を視認不能とする遮蔽部90とを有することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
一般に、パチンコ遊技機等の遊技機は、遊技球等の遊技媒体が流下可能な遊技領域が形成された遊技盤を備え、遊技盤を保持する内枠の前面側には一端側に配置された軸支機構によって開閉自在に軸支されたガラス窓等の開閉枠が配置されて、遊技を行う際に開閉枠がヒンジ部の反対側で固定されて閉鎖位置とされる。そして、遊技が行われる際には、発射装置によって発射された遊技球が遊技領域に打ち込まれ、遊技領域内を流下して所定位置に配置された入球領域(入賞口等)に入球することによって、遊技者に対して所定数の賞球が付与されるように構成される。
このような遊技機では、外部からピアノ線等の異物(不正器具)を侵入させて入賞口等を開放させて遊技球を入球させやすい状態にして多くの賞球を獲得しようとする等の不正行為が行われることがある。その際、遊技機の内部に異物を侵入させるために、例えば、閉鎖位置となっている開閉枠を開放方向へ強引に引っ張る等して内枠と開閉枠との間に隙間が形成される。
そこで、上記開閉枠を不正に開放しようとする不正行為に対処するために、開閉枠の開閉状態を検出して開放時に賞球の払出を停止させる遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この遊技機では、内枠にドアスイッチを取り付けるとともに、ドアスイッチの取付位置に対応する開閉枠の裏側(内枠側)に凸部を突設し、凸部がドアスイッチを押し込むことによって開閉枠が閉鎖位置であることを検知する一方、凸部によるドアスイッチの押し込みが解除された場合に開閉枠が開放位置であることを検知するように構成される。
しかしながら、開閉枠が開放位置であることを検知する際には、凸部によるドアスイッチの押し込みが解除されなければならないため、内枠と開閉枠との隙間が微少であると不正が検知できないことがあった。
特開平10−216321号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、開閉枠の微少な開放を認識することが可能な遊技機を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、内枠と、前記内枠の前方側に位置して前記内枠に対して所定方向に移動可能に開閉する開閉枠と、を備えた遊技機において、前記開閉枠に設けられた開口部と、前記内枠に設けられ前記開口部を介して視覚的に認識可能な認識部と、前記内枠あるいは前記開閉枠の少なくとも一方に設けられ、前記内枠に対して前記開閉枠を閉鎖位置で閉鎖した場合には特定方向から前記開口部を介して前記認識部を視認可能とする一方、前記開閉枠を所定の開放位置で開放した場合には前記特定方向から前記開口部を介して前記認識部を視認不能とする遮蔽部とを有することを特徴とする遊技機に係る。
請求項2の発明は、前記特定方向が当該遊技機に対して正面側からの一定方向であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機に係る。
請求項3の発明は、前記特定方向が前記開口部の開口方向に正対する方向であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機に係る。
請求項4の発明は、前記開閉枠を前記所定の開放位置よりも開放方向に開放した場合には前記認識部が露出して視認可能となることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項5の発明は、前記開閉枠が前記内枠の一側にヒンジ部を介して開閉可能であり、前記認識部が前記内枠の前記ヒンジ部と反対側上部位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項6の発明は、前記認識部が光を放つ発光体であり、前記開閉枠の前記閉鎖位置では前記発光体の光が前記開口部を介して視認可能である一方、前記開閉枠の前記所定の開放位置では、前記発光体の光が前記遮蔽部により遮断されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項7の発明は、前記遮蔽部は、前記開口部を覆うように設けた偏光部材を含み、前記偏光部材は前記発光体に対して、前記開閉枠が前記閉鎖位置にあるときには前記発光体の光を透過する一方、前記開閉枠が前記所定の開放位置にあるときには前記発光体の光を透過しない位置関係であることを特徴とする請求項6に記載の遊技機に係る。
請求項8の発明は、前記遮蔽部は、前記内枠に対して前記開閉枠が前記閉鎖位置にあるときに前記開口部を開放する第一位置と前記開閉枠が前記所定の開放位置にあるときに前記開口部を覆う第二位置との間を移動するシャッター部材を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項9の発明は、前記遮蔽部は、前記開口部内に開口方向に向けて当該開口部を仕切るように設けられた仕切壁を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項1の発明に係る遊技機は、内枠と、前記内枠の前方側に位置して前記内枠に対して所定方向に移動可能に開閉する開閉枠と、を備えた遊技機において、前記開閉枠に設けられた開口部と、前記内枠に設けられ前記開口部を介して視覚的に認識可能な認識部と、前記内枠あるいは前記開閉枠の少なくとも一方に設けられ、前記内枠に対して前記開閉枠を閉鎖位置で閉鎖した場合には特定方向から前記開口部を介して前記認識部を視認可能とする一方、前記開閉枠を所定の開放位置で開放した場合には前記特定方向から前記開口部を介して前記認識部を視認不能とする遮蔽部とを有するため、開閉枠の微少な開放を容易に認識することができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記特定方向が当該遊技機に対して正面側からの一定方向であるため、特別な動作が不要で目視するだけで容易かつ効率的に確認作業を行うことができる。
請求項3の発明は、請求項2において、前記特定方向が前記開口部の開口方向に正対する方向であるため、より容易かつ効率的に確認作業を行うことができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし3において、前記開閉枠を前記所定の開放位置よりも開放方向に開放した場合には前記認識部が露出して視認可能となるため、開閉枠の開閉状況を容易に確認することができる。
請求項5の発明は、請求項1ないし4において、前記開閉枠が前記内枠の一側にヒンジ部を介して開閉可能であり、前記認識部が前記内枠の前記ヒンジ部と反対側上部位置に設けられているため、開閉枠がわずかに開放された場合でも遮蔽部が認識部を遮蔽することができ、かつ、認識部の確認が容易となる。
請求項6の発明は、請求項1ないし5において、前記認識部が光を放つ発光体であり、前記開閉枠の前記閉鎖位置では前記発光体の光が前記開口部を介して視認可能である一方、前記開閉枠の前記所定の開放位置では、前記発光体の光が前記遮蔽部により遮断されるため、認識部の視認が容易となる。
請求項7の発明は、請求項6において、前記遮蔽部は、前記開口部を覆うように設けた偏光部材を含み、前記偏光部材は前記発光体に対して、前記開閉枠が前記閉鎖位置にあるときには前記発光体の光を透過する一方、前記開閉枠が前記所定の開放位置にあるときには前記発光体の光を透過しない位置関係であるため、簡易な構成で遮蔽効果を発揮することができる。
請求項8の発明は、請求項1ないし7において、前記遮蔽部は、前記内枠に対して前記開閉枠が前記閉鎖位置にあるときに前記開口部を開放する第一位置と前記開閉枠が前記所定の開放位置にあるときに前記開口部を覆う第二位置との間を移動するシャッター部材を含むため、簡易な構成で遮蔽効果を発揮することができる。
請求項9の発明は、請求項1ないし8において、前記遮蔽部は、前記開口部内に開口方向に向けて当該開口部を仕切るように設けられた仕切壁を含むため、簡易な構成で遮蔽効果を発揮することができる。
本発明の第1実施例に係る遊技機全体の正面図である。 図1の遊技機の斜視図である。 図1の遊技機の分解斜視図である。 開口部近傍の拡大正面図である。 開口部近傍の拡大斜視図である。 図1のA−A断面図である。 認識部近傍の要部断面図である。 第2実施例に係る遊技機の認識部近傍の要部断面図である。 第3実施例に係る遊技機の開口部近傍の拡大正面である。 第3実施例に係る遊技機の認識部近傍の要部断面図である。
図1,2に示す第1実施例の遊技機1は、この発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機である。遊技機1では、内枠2の内側に遊技盤3が着脱交換可能に収容されており、その遊技盤3に遊技球(遊技媒体)の内側ガイドレール4及び外側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール4によって囲まれて遊技球が流下可能な遊技領域6に、遊技球の入賞可能な入賞領域である入賞口等の役物が設けられている。図1,2において、遊技盤3に備えられた釘や各種役物は省略している。
役物としては、図示しないが、液晶表示器,有機EL,CRT,その他の表示手段で構成される表示装置、遊技球の入球(入賞)に起因して特別遊技状態(大当たり状態)に移行するか否かの判定を開始するための入球口に相当する始動入賞口、遊技特典付与装置としての大入賞装置、アウト口、普通図柄変動始動用ゲート、袖入賞口、落とし入賞口等が挙げられる。
また、この遊技機1は、内枠2の前方側に位置して内枠2に対して所定方向に移動可能に開閉する開閉枠60を備え、遊技状態を報知する枠飾りランプ35、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿32、上側球受け皿32を取り付けるための取付板33、上側球受け皿32の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿34、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ37、遊技者による操作ハンドルH1(操作手段)の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置H等がそれぞれ組み付けられている。
開閉枠60は、図2,3に示すように、遊技盤3の前面側に配置される透明板7を保持し閉鎖位置で透明板7を介して遊技領域6を視認可能とするものであり、内枠2の一側にヒンジ部8を介して開閉可能とされ、閉鎖位置に位置した際に他側(ヒンジ部8の反対側)において公知の施錠機構(図示せず)により施錠可能される。なお、透明板7としては、開閉枠60に取り付けた際に遊技領域6が視認可能なものであればよく、例えば、ガラスやプラスチック等の公知の透明な部材が使用される。
この遊技機1にあっては、図1〜図5に示すように、開口部70と、認識部80と、遮蔽部90とを有する。
開口部70は、図6,7に示すように、開閉枠60に設けられた貫通孔である。実施例では、所定長さを有する筒状体71により形成される。開口部70の開口方向は、遊技機1の正面方向側に向かって開口されるのであれば特に限定されるものではなく、例えば、開閉枠60が閉鎖位置のときに遊技盤3に対して垂直方向としたり、遊技盤3に対して所定角度傾斜させた方向としたりすることができる。実施例では、遊技盤3に対して垂直方向である。
認識部80は、図7に示すように、内枠2に設けられ、開口部70を介して視覚的に認識可能に構成される。認識部80としては、例えば、開口部近傍の開閉枠60と異なる色に着色された適宜の部材や、LED等の光を放つ発光体等を用いることができる。実施例では、LEDからなる発光体81が使用される。なお、図中の符号82は発光体81が放つ光である。
遮蔽部90は、図6,7に示すように、内枠2あるいは開閉枠60の少なくとも一方に設けられ、内枠2に対して開閉枠60を閉鎖位置で閉鎖した場合には特定方向から開口部70を介して認識部80を視認可能とする一方、開閉枠60を所定の開放位置で開放した場合には前記特定方向から開口部70を介して認識部80を視認不能とするように構成される。
ここで、特定方向とは、当該遊技機1に対して正面側からの一定方向であり、特に開口部70の開口方向に正対する方向である。また、所定の開放位置とは、図6(b)に示すように、開閉枠60を開放方向へ強引に引っ張る等して内枠2と開閉枠60との間に異物が侵入可能なわずかな隙間sが形成される不正な位置であり、例えば、開閉枠60が閉鎖位置から2〜3度開放方向に開放された位置である。
実施例の遮蔽部90は、開閉枠60や開口部70を構成する筒状体71の他、開口部70を覆うように設けた偏光部材91を含む。偏光部材91は、発光体81に対して、開閉枠60が閉鎖位置にあるときには発光体81の光82を透過する一方、開閉枠60が所定の開放位置にあるときには発光体81の光82を透過しない位置関係で設けられる。偏光部材91としては、ハーフミラー、マジックミラー、偏光板等を適宜使用することができる。
また、この遊技機1では、認識部80を内枠2のヒンジ部8と反対側上部位置に設けられる。内枠2のヒンジ部8と反対側位置では、ヒンジ部8側位置に比べで開閉枠60を開放方向に移動させた際の開閉枠60の移動量が比較的大きくなるので、開閉枠60がわずかに開放されれた(例えば、2〜3度開放)場合でも、遮蔽部90が認識部80を遮蔽することができる。そして、認識部80を内枠2の上部位置とすれば、認識部80の高さ位置が遊技場の店員等の確認者の視線とほぼ同一高さとなり、認識部80の確認が容易となる。
さらに、この遊技機1では、開閉枠60を所定の開放位置よりも開放方向に開放した場合には認識部80が露出して視認可能とされる。開閉枠60を所定の開放位置よりも開放方向に開放する場合とは、例えば、点検等を行うために開閉枠60の施錠を解除して開閉枠60を大きく開放させた状態等の正常な開放位置である。従って、開閉枠60が閉鎖位置に位置する(正常な閉鎖)場合は認識部80が開口部70を介して視認可能であり、開閉枠60が所定の開放位置(不正な開放)に位置する場合は認識部80が遮蔽部90に遮蔽されて認識不能となり、開閉枠60が所定の開放位置(不正な開放)より開放方向に位置する(正常な開放)場合は認識部80が露出して認識可能となるため、開閉枠60の開閉状況を容易に確認することができる。
ここで、第1実施例の遊技機1における開閉枠60の開閉状況の確認手順について説明する。まず、遊技場の店員等の確認者は、遊技機1の正面側、特に、開閉枠60が閉鎖位置である時の開口部70の開口方向に正対する位置(確認位置)から開口部70を介して認識部80(発光体81の光82)が視認可能であるか否かの確認を行う。その際、確認者は、遊技機1の正面側(開口部70の開口方向に正対する位置)から目視するだけでよく、覗き込んだり確認操作をしたりする等の特別な動作が不要であり、容易かつ効率的に確認作業を行うことができる。
図6(a)及び図7(a)に示すように、開閉枠60が閉鎖位置にある場合、開口部70は認識部80である発光体81の正面側に位置するとともに、その開口方向が認識部80の正面側(遊技機1の正面側)方向とされる。また、遮蔽部90を構成する偏光部材91は、発光体81の光82が透過可能となるように、発光体81に対して正対して配置される。この時、発光体81の光82は、偏光部材91を透過するとともに、開口部70を介して遊技機1外部に向かって放たれる。従って、確認者は、確認位置の方向から開口部70を介して発光体81の光82を視認することができるため、開閉枠60が正常な閉鎖位置に位置していると確認することができる。
一方、図6(b)及び図7(b)に示すように、開閉枠60が所定の開放位置(不正な開放)にある場合、開口部70は、開閉枠60が開放方向に移動したことに伴って移動するため、開口方向が認識部80の正面側方向に対して斜め方向とされる。これにより、偏光部材91は発光体81に対して傾斜した位置関係となり、発光体81の光82を透過させない。そのため、発光体81の光82は、偏光部材91に遮られて遊技機1外部には放たれない。従って、確認者は、確認位置の方向から開口部70を介して発光体81の光82を視認することができないため、開閉枠60が不正な開放位置に位置していると確認することができる。
次に、図8に示す第2実施例に係る遊技機1Aについて説明する。この遊技機1Aでは、遮蔽部90Aが、内枠2に対して開閉枠60が閉鎖位置にあるときに開口部70を開放する第一位置と、開閉枠60が所定の開放位置にあるときに開口部70を覆う第二位置との間を移動するシャッター部材91Aを含む。なお、以下の説明において、第1実施例と同一の符号は同一の構成を表すものとして、その説明を省略する。
シャッター部材91Aは、開口部70を覆う(閉鎖する)ことが可能な適宜の部材からなり、開閉枠60に設けられる。実施例では、図示しない付勢部材により常時開口部70を覆う方向に付勢され、開閉枠60が閉鎖位置にある時には内枠2に設けられたストッパ部材92Aに係止させて付勢部材の付勢力に抗して開口部70を開放する第一位置に位置するとともに、開閉枠60が所定の開放位置にある時にはストッパ部材92Aによる係止状態が解除されて付勢部材の付勢力により開口部70を覆う第二位置に位置するように構成される。
ここで、第2実施例の遊技機1Aにおける開閉枠60の開閉状況の確認手順について説明する。確認者は、第1実施例と同様に、確認位置から開口部70を介して認識部80(発光体81の光82)が視認可能であるか否かの確認を行う。図8(a)に示すように、開閉枠60が閉鎖位置にある場合、シャッター部材91Aは、ストッパ部材92Aにより係止されて開口部70を開放する第一位置に位置している。そのため、発光体81の光82は、認識部80の正面側方向に開口するように位置する開口部70を介して遊技機1外部に向かって放たれる。従って、確認者は、確認位置の方向から開口部70を介して発光体81の光82を視認することができ、開閉枠60が正常な閉鎖位置に位置していると確認することができる。
一方、図8(b)に示すように、開閉枠60が所定の開放位置(不正な開放)にある場合、シャッター部材91Aは、開閉枠60とともに開放方向に移動することによりストッパ部材92Aによる係止状態が解除され、付勢部材の付勢力により第一位置から開口部70を覆う第二位置に変更される。これにより、発光体81の光82は、開口部70を覆うシャッター部材91Aに遮られて遊技機1外部には放たれない。従って、確認者は、確認位置の方向から開口部70を介して発光体81の光82を視認することができず、開閉枠60が不正な開放位置に位置していると確認することができる。
図9,10に示す第3実施例に係る遊技機1Bでは、遮蔽部90Bが、開口部70内に開口方向に向けて当該開口部70を仕切るように設けられた仕切壁91Bを含む。仕切壁91Bは、図9に示すように、筒状体71内に開口部70の縦方向に亘って設けられた薄板状の部材である。また、仕切壁91Bの長さは特に限定されないが、実施例では、図10に示すように、筒状体71の長さよりわずかに短い程度である。なお、図の符号70Aは仕切壁91Bに仕切られた開口部70の第1貫通部、70Bは仕切壁91Bに仕切られた開口部70の第2貫通部を表す。
ここで、第3実施例の遊技機1Bにおける開閉枠60の開閉状況の確認手順について説明する。確認者は、第1及び第2実施例と同様に、確認位置から開口部70を介して認識部80(発光体81の光82)が視認可能であるか否かの確認を行う。図9及び図10(a)に示すように、開閉枠60が閉鎖位置にある場合、開口部70の開口方向が認識部80の正面側(遊技機1の正面側)方向であるため、開口部70の第1貫通部70A及び第2貫通部70Bを介して発光体81の光82が遊技機1外部に向かって放たれる。従って、確認者は、確認位置の方向から開口部70を介して発光体81の光82を視認することができ、開閉枠60が正常な閉鎖位置に位置していると確認することができる。
一方、図9(b)に示すように、開閉枠60が所定の開放位置(不正な開放)にある場合、開口方向が認識部80の正面側方向に対して斜め方向となることにより、仕切壁91Bも認識部80の正面側方向に対して斜め方向の位置関係となる。そのため、発光体81の光82は、認識部80正面方向に対して傾斜した位置関係にある筒状体71の内壁部分71Bや仕切壁91Bの側面部分92Bに遮られて遊技機1外部には放たれない。従って、確認者は、確認位置の方向から開口部70を介して発光体81の光82を視認することができず、開閉枠60が不正な開放位置に位置していると確認することができる。
以上図示し説明したように、本発明の遊技機では、遮蔽部90(90A,90B)により、内枠2に対して開閉枠60を閉鎖位置で閉鎖した場合に特定方向から開口部70を介して認識部80が視認可能となる一方、開閉枠60を所定の開放位置で開放した場合に特定方向から開口部70を介して認識部80が視認不能となるため、開閉枠60の微少な開放を容易に認識することができる。従って、遊技者が内枠2に対して開閉枠60を微少に開放(所定の開放位置で開放)させて、内枠2と開閉枠60との隙間sからピアノ線等の異物を侵入させる等の不正を働いたとしても、遊技場の店員等の確認者は容易に不正行為を把握することができる。
なお、本発明の遊技機は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、実施例では、開閉枠がヒンジ部を介して開閉可能な構成としたが、これに限定されるものではなく、スライド式の開閉枠等で構成してもよい。
また、第2実施例では、付勢部材の作用によって開口部を覆うように構成されたシャッター部材を用いたが、開閉枠の開放を検知して作動するスライド式のシャッター部材を用いてもよい。
さらに、第1〜第3実施例では、偏光部材、シャッター部材、仕切壁をそれぞれ個別に設ける構成としたが、これらを適宜組み合わせて設けてもよい。
本発明の遊技機は、パチンコ遊技機の実施例を用いて説明したが、この他にスロットマシン、アレンジボール等の適宜の遊技機に適用することができる。
1 遊技機
2 内枠
3 遊技盤
6 遊技領域
60 開閉枠
70 開口部
80 認識部
90 遮蔽部

Claims (9)

  1. 内枠と、
    前記内枠の前方側に位置して前記内枠に対して所定方向に移動可能に開閉する開閉枠と、
    を備えた遊技機において、
    前記開閉枠に設けられた開口部と、
    前記内枠に設けられ前記開口部を介して視覚的に認識可能な認識部と、
    前記内枠あるいは前記開閉枠の少なくとも一方に設けられ、前記内枠に対して前記開閉枠を閉鎖位置で閉鎖した場合には特定方向から前記開口部を介して前記認識部を視認可能とする一方、前記開閉枠を所定の開放位置で開放した場合には前記特定方向から前記開口部を介して前記認識部を視認不能とする遮蔽部
    とを有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記特定方向が当該遊技機に対して正面側からの一定方向であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記特定方向が前記開口部の開口方向に正対する方向であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記開閉枠を前記所定の開放位置よりも開放方向に開放した場合には前記認識部が露出して視認可能となることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記開閉枠が前記内枠の一側にヒンジ部を介して開閉可能であり、前記認識部が前記内枠の前記ヒンジ部と反対側上部位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記認識部が光を放つ発光体であり、前記開閉枠の前記閉鎖位置では前記発光体の光が前記開口部を介して視認可能である一方、前記開閉枠の前記所定の開放位置では、前記発光体の光が前記遮蔽部により遮断されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 前記遮蔽部は、前記開口部を覆うように設けた偏光部材を含み、前記偏光部材は前記発光体に対して、前記開閉枠が前記閉鎖位置にあるときには前記発光体の光を透過する一方、前記開閉枠が前記所定の開放位置にあるときには前記発光体の光を透過しない位置関係であることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記遮蔽部は、前記内枠に対して前記開閉枠が前記閉鎖位置にあるときに前記開口部を開放する第一位置と前記開閉枠が前記所定の開放位置にあるときに前記開口部を覆う第二位置との間を移動するシャッター部材を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の遊技機。
  9. 前記遮蔽部は、前記開口部内に開口方向に向けて当該開口部を仕切るように設けられた仕切壁を含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遊技機。
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