JP2012029733A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】意図しないタイミングで底蓋が開くことを防止しつつ、底蓋の開閉の操作性が良好な電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵カップ26は、塵埃を廃棄するための廃棄開口87を備える。集塵カップ26は、廃棄開口87を開閉する底蓋83を備える。集塵カップ26は、底蓋83により廃棄開口87を閉じた状態で底蓋83を係止する係止手段135を備える。集塵カップ26は、係止手段135を動作させて底蓋83の係止を解除させるための被操作部138を備える。カップ把持部123を把持状態としたときに被操作部138側と係止手段135側とを接続し、カップ把持部123を収納状態としたときに被操作部138側と係止手段135側との接続を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、掃除機本体に対して着脱可能な集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
従来、掃除機本体に対して集塵装置としての集塵カップを着脱可能とした電気掃除機がある。このような電気掃除機の集塵カップは、塵埃を分離および捕集する集塵装置本体としてのカップ本体部と、このカップ本体部を開閉可能な開閉蓋とを備えている。この開閉蓋は、係止手段である尾錠によってカップ本体部に係止されており、例えばカップ本体部側に位置する被操作部としての操作ボタンの操作によって尾錠の係止が解除されて開閉蓋が開くように構成されている。
特開2010−57653号公報
集塵カップが把持用のカップ把持部を有する場合、操作性などを考慮すると、操作ボタンはこのカップ把持部に把持することが好ましい。このようにカップ把持部に操作ボタンを配置した場合には、上記特許文献1に記載されているように、カップ把持部を把持した際に操作ボタンを誤って操作し、意図しないタイミングで開閉蓋が開いて塵埃がこぼれないように、カップ把持部を収納状態に倒したときに、操作ボタン側と尾錠側とを離間して、これらの連結を解除する構成がある。
しかしながら、上記特許文献1では、カップ把持部を把持状態に起こした場合でも操作ボタン側と尾錠側とが離間されているため、操作ボタンの操作時に、操作ボタン側が尾錠側と接触するまでの間と接触した後とで操作ボタンの操作荷重(押し荷重)が急激に(段階的に)変化し、例えば使用者がその操作荷重が変化した位置を操作ボタンの操作限界位置であると誤認するおそれがあるなど、使用者にとって操作ボタンの操作位置を認識しづらいだけでなく、操作ボタンの操作から開閉蓋の開放までに時間差が生じるなど、開閉蓋の開閉の操作性が良好でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、意図しないタイミングで開閉蓋が開くことを防止しつつ、開閉蓋の開閉の操作性が良好な電気掃除機を提供することを目的とする。
実施形態の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を有する。また、電気掃除機は、掃除機本体に対して着脱可能で、塵埃を捕集する集塵装置を有する。集塵装置は、収納される収納状態と、突出する把持状態とに可動的に設けられた集塵装置用把持部を備える。また、集塵装置は、塵埃を廃棄するための廃棄開口を備える。さらに、集塵装置は、廃棄開口を開閉する開閉蓋を備える。また、集塵装置は、開閉蓋により廃棄開口を閉じた状態で開閉蓋を係止する係止手段を備える。さらに、集塵装置は、係止手段を動作させて開閉蓋の係止を解除させるための被操作部を備える。そして、集塵装置用把持部を把持状態としたときに被操作部側と係止手段側とが接続され、集塵装置用把持部を収納状態としたときに被操作部側と係止手段側との接続が解除される。
一実施形態の電気掃除機の集塵装置の集塵装置用把持部の把持状態を示す斜視図である。 同上集塵装置の集塵装置用把持部の収納状態を示す斜視図である。 同上集塵装置を前方から示す斜視図である。 同上集塵装置を後方から示す斜視図である。 同上集塵装置の縦断面図である。 同上電気掃除機の掃除機本体の本体部、取付部および壁部を示す平面図である。 同上掃除機本体を示す縦断面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
以下、一実施形態の構成を図1ないし図8を参照して説明する。
図8において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、吸込風路体(風路形成体)である管部12と、この管部12が着脱可能に接続される掃除機本体13とを有している。
管部12は、掃除機本体13に接続される接続管部15と、この接続管部15の先端側に連通する可撓性を有するホース体16と、このホース体16の先端側に設けられた手元操作部17と、この手元操作部17の先端側に着脱可能に接続される延長管18と、この延長管18の先端側、あるいはホース体16の先端側に選択的に着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ19とを備えている。
手元操作部17には、把持部21がホース体16側へと突出し、この把持部21には、操作用の設定ボタン22が複数設けられている。
また、掃除機本体13は、図6ないし図8に示すように、本体ケース25を備え、この本体ケース25には、集塵装置である集塵カップ26が上下方向に沿って着脱可能となっている。そして、掃除機本体13は、被掃除面である床面上を走行可能に構成されている。
本体ケース25は、例えば合成樹脂などにより形成されており、電動送風機31を収容した本体部32と、この本体部32の下端部から前方に向けて突出する取付部33と、この取付部33の前端部から上方に向けて突出する壁部34と、本体部32の前部から前方へと突出する掃除機本体13の把持用の本体把持部であるハンドル35とを一体的に備えている。
電動送風機31は、上下方向に沿って本体部32内に配置されており、設定ボタン22の操作に応じて、本体部32内にて電動送風機31の上方に収容された制御手段36により動作が制御される。また、この電動送風機31は、周囲がカバー体37によって覆われており、このカバー体37に対して図示しないコイルばねなどの弾性部材によって弾性的に吊り下げられている。
本体部32は、中空状に形成されており、電動送風機31および制御手段36の他に、この電動送風機31に給電するための電源部として、図示しない電源コードを巻回したコードリール装置などが収容されている。この本体部32の後部には、電動送風機31からの排気を本体ケース25の外部へと排出する多数の排気口43が形成されている。さらに、この本体部32の前部には開口部47が形成されている。
開口部47は、電動送風機31の吸込側に風路部54を介して気密に接続されており、この電動送風機31の吸込側と、取付部33に取り付けられた集塵カップ26の下流側(排気側)とを気密に接続するものである。この開口部47の内部には、格子状のリブ55が形成されている。さらに、この開口部47は、ハンドル35と略等しい高さ位置に形成されており、本体部32の両側間に亘って、取付部33側である前側に臨んで位置している。そして、この開口部47の外縁部には、この開口部47の全周を囲んで環状の後側シール部材56が取り付けられている。すなわち、この後側シール部材56は、取付部33側に臨んでいる。そして、この後側シール部材56は、例えばゴム、あるいはエラストマなどの弾性を有する合成樹脂などの部材により形成されており、リブ55よりも前方に突出している。
また、取付部33は、集塵カップ26の下部を受けて保持する平面視円形状の凹部66が中央部に形成されており、水平方向に沿う受け皿状となっている。
また、壁部34は、取付部33の前端部から上方に向けて略垂直状に延びて形成されており、上端部に筒状の吸込接続部68が形成されている。すなわち、壁部34は、本体部32の前面に対して離間され、この前面に対向している。このため、この壁部34の両側と、本体部32の両側とハンドル35との間には、集塵カップ26の側部を外部に露出させて外部から目視可能とする露出口69,69が形成されている。
吸込接続部68は、前後方向に沿って軸方向を有しており、前端部に、管部12の基端部である接続管部15が着脱可能に接続される本体吸込口71が形成されており、後端部に、本体吸込口71と連通し取付部33側に臨む吸込口72が形成されている。
吸込口72は、取付部33に取り付けられた集塵カップ26の上流側(吸込側)と気密に接続されてこの集塵カップ26と外部とを気密に接続するためのものである。この吸込口72の外縁部には、前側シール部材75が配置されている。この前側シール部材75は、例えばゴム、あるいはエラストマなどの弾性を有する合成樹脂などの部材により形成されている。さらに、この吸込口72は、開口部47よりも下側に位置している。
また、ハンドル35は、両端部である基端部が本体部32の両側の上部にてこの本体部32に連結されており、前側へとループ状に形成されている。すなわち、このハンドル35は、取付部33の後方に基端側が接続されている。また、このハンドル35の前端部は、壁部34の上方付近に亘って延びており、この壁部34の吸込接続部68の上方に位置して、この壁部34に対して離間されている。したがって、このハンドル35は、取付部33に取り付けられた集塵カップ26の上側の周囲を囲んで位置しており、取付部33の上部に臨む取付開口76を区画している。この取付開口76は、集塵カップ26を取付部33に着脱する際に、この集塵カップ26が挿脱される部分である。なお、このハンドル35には、集塵カップ26を取付部33に取り付けた状態で集塵カップ26を掃除機本体13の本体ケース25に固定する図示しない係脱機構が例えば取付開口76の内側の両側などに配置されている。
そして、図1ないし図5に示す集塵カップ26は、含塵空気を内部で旋回させて塵埃を遠心分離する、いわゆるサイクロン集塵装置であり、集塵装置本体としての透視部である円筒状のカップ本体部81と、このカップ本体部81の上端に気密に着脱可能に取り付けられた蓋体としての上蓋部82と、カップ本体部81の下端に回動可能に軸支された開閉蓋としての底蓋83とを備えている。
カップ本体部81は、透光性を有する、すなわち透明な合成樹脂などの部材により、凹部66に嵌合可能な円筒状に形成されている。また、このカップ本体部81の前部には、集塵カップ26を取付部33に取り付けた状態で吸込口72と前側シール部材75を介して気密に接続される吸込開口部85が形成されている。さらに、このカップ本体部81の下端部には、塵埃を廃棄するための廃棄開口87が形成されている。この廃棄開口87は、底蓋83の回動により開閉される。さらに、このカップ本体部81の内部には、カップ本体部81内へと吸い込んだ含塵空気を旋回させて塵埃を遠心分離するための風向制御部である旋回分離部88が着脱可能に取り付けられている。また、このカップ本体部81の旋回分離部88の上部には、二次フィルタ部89が着脱可能に取り付けられている。
吸込開口部85の内部には、含塵空気をカップ本体部81の内周面に沿う方向へと整流するフィン状の整流部93が形成されている。また、この吸込開口部85の外縁部には、取付部33に集塵カップ26を取り付けた状態で前側シール部材75に面状に圧接される枠状の前部圧接部94が形成されている。
また、旋回分離部88は、中央部に円筒状に形成された分離本体96の周囲(周面)に形成された複数の通気開口97のそれぞれに、一次フィルタであるメッシュ状のフィルタ98が取り付けられている。そして、この旋回分離部88は、カップ本体部81と略同軸に配置されている。
また、二次フィルタ部89は、旋回分離部88の上側全体を覆って配置されている。この二次フィルタ部89は、枠体115に対してフィルタ98よりも目が細かい、微細塵捕集用の表面集塵フィルタであるフィルタとしての二次フィルタ116が貼付されて構成されている。この二次フィルタ116は、枠体115の形状により、周方向に山部と谷部とが交互に連続するプリーツ状に形成されている。
また、上蓋部82は、二次フィルタ部89の上部を覆ってカップ本体部81の上部に着脱可能である。この上蓋部82は、カップ本体部81から旋回分離部88および二次フィルタ部89を通過した空気を掃除機本体13の開口部47へと導く風路121を内部に区画しており、後部にこの風路121と連通する排気開口部122が形成されている。さらに、この上蓋部82の上部には、集塵カップ26の把持用の集塵装置用把持部としてのカップ把持部123が可動的に取り付けられている。
風路121は、旋回分離部88内を通過した空気が排気開口部122を介して電動送風機31側へと流れるものであり、内部に二次フィルタ部89の二次フィルタ116が位置している。
排気開口部122は、取付部33に集塵カップ26を取り付けた状態で、掃除機本体13の開口部47と後側シール部材56を介して気密に接続される部分であり、二次フィルタ部89の後方にて左右幅方向に横長に形成されている。この排気開口部122の外縁部には、取付部33に集塵カップ26を取り付けた状態で後側シール部材56に面状に圧接される枠状の後部圧接部128が形成されている。
また、カップ把持部123は、上蓋部82の前側に沿って円弧状に形成されており、両端部である軸支部としての基端部123a,123aがそれぞれ上蓋部82(集塵カップ26)の両側に回動可能に軸支され、基端部123a,123aの中間に位置する被把持部としての中間部123bに亘って、全体として上蓋部82の前側に位置している。そして、このカップ把持部123は、略垂直状に立ち上がらせて突出させた把持状態(図1に示す)と、上蓋部82の上面と略面一となるように回動して収納された収納状態(図2に示す)との間に亘って連続的に回動可能となっている。
さらに、カップ把持部123には、底蓋83をカップ本体部81に係止するための尾錠である係止手段135を操作する操作ボタン136が配置されている。この操作ボタン136は、カップ把持部123の一方の基端部123aの近傍に配置されており、カップ把持部123の形状に沿って、一側方向(一方の基端部123a側)へと摺動可能となっている。また、この操作ボタン136は、カップ把持部123から露出して使用者が操作する操作部136aと、この操作部136aに連続しカップ把持部123の内部に挿通されている当接部である挿通部136bとを有しており、カップ把持部123を把持状態としたときのカップ把持部123の前側に位置し、カップ把持部123を収納状態としたときに上蓋部82との間でカップ把持部123により覆われて操作できなくなるように構成されている。さらに、この操作ボタン136は、カップ把持部123の中間部123b側へと付勢されている。そして、この操作ボタン136は、上蓋部82に配置された伝達体137と接続可能となっており、これら操作ボタン136と伝達体137とで、被操作部138が構成されている。
伝達体137は、上蓋部82の一側において、上下方向に移動可能に支持されている。また、この伝達体137は、一端部である下端部に、係止手段135に対して当接可能な下部当接面137aが形成されており、他端部である上端部に、カップ把持部123の一方の基端部123aから外部へと突出した操作ボタン136の挿通部136bに対して当接可能な上部当接面137bが形成されている。そして、伝達体137は、上方向に向けて付勢されている。
また、係止手段135は、操作ボタン136の操作により、底蓋83の係止を解除するように構成されている。この係止手段135は、上下方向に延びる係止手段本体135aと、この係止手段本体135aの上端部から側方に延びる腕部135bとを一体に有するL字状に形成されており、係止手段本体135aと腕部135bとの連続部分である係止手段本体135aの上端部がカップ本体部81の前部の下端近傍に上下方向に回動可能に軸支されている。すなわち、係止手段135は、集塵カップ26の前部に位置している。また、係止手段本体135aの下端部には、係合部である係止爪部135cが形成されている。さらに、係止手段135は、腕部135bが上方へと回動する方向に向けて付勢されている。また、腕部135bは、カップ本体部81側に配置された伝達手段139と連結されている。この伝達手段139は、被操作部138の操作を係止手段135へと伝達するもので、係止手段135の腕部135bに連結された連結部材141と、カップ本体部81の上端部に沿って一側から前側へと周方向に配置された伝達部材142とを有している。そして、この伝達手段139は、カップ本体部81の前部から側部に亘って形成された覆い部材143により覆われており、伝達体137を介して操作ボタン136側と連結されている。
連結部材141は、上下方向に沿って長手状に形成されており、カップ本体部81の前部に位置している。この連結部材141は、上下方向に移動可能にカップ本体部81に支持されており、下端部が係止手段135の腕部135bに連結され、上端部に、伝達部材142側と当接可能な当接面141aが形成されている。
伝達部材142は、カップ本体部81の周方向に沿って移動可能に支持されている。また、この伝達部材142の一端部であり、カップ本体部81の一側に位置する部分に、伝達体137の下部当接面137aと当接可能な傾斜状の一側当接面部142aが形成されている。さらに、この伝達部材142の他端部であり、カップ本体部81の前側に位置する部分に、連結部材141の他側に位置して当接面141aに対向する傾斜状の前側当接面部142bが形成されている。そして、この伝達部材142は、カップ本体部81の前側に向けてこのカップ本体部81の周方向に沿って付勢されている。
また、底蓋83は、後部がカップ本体部81の後部の下端に形成された軸受部146,146に回動可能に軸支されており、前部が係止手段135によってカップ本体部81に係止されている。さらに、底蓋83の前部には、係止手段135の係止爪部135cと係合する被係止部147が形成されている。
次に、上記一実施形態の動作を説明する。
まず、掃除作業の前準備として、集塵カップ26を掃除機本体13の取付部33に取り付ける。
このとき、集塵カップ26は、係止手段135の係止爪部135cに底蓋83の被係止部147を係止させて底蓋83をカップ本体部81に係止して廃棄開口87を閉じた状態とするとともに、カップ本体部81の上部に旋回分離部88および二次フィルタ部89を取り付けた状態とする。
そして、上蓋部82に対して回動させて把持状態に起こしたカップ把持部123を把持し、集塵カップ26のカップ本体部81の下部を取付開口76から挿入し、下方へと押し下げて、集塵カップ26の下部の底蓋83およびカップ本体部81の下端近傍を取付部33の凹部66に嵌合させて、集塵カップ26を掃除機本体13の本体ケース25に固定する。この状態で、集塵カップ26の吸込開口部85と壁部34の吸込口72とが密着して気密に接続されるとともに、集塵カップ26の排気開口部122と本体部32の開口部47とが密着して気密に接続される。この後、使用者はカップ把持部123を回動させて収納状態に倒す。この状態で、集塵カップ26は、係脱機構によって掃除機本体13の本体ケース25に係止固定される。また、カップ把持部123により操作ボタン136が覆われ、この操作ボタン136が外部から操作できなくなるとともに、操作ボタン136の挿通部136bが水平方向に沿うことで、この挿通部136bが伝達体137の上部当接面137bから離間され、かつ、伝達体137の下部当接面137aが伝達部材142の一側当接面部142aに対して離間される。すなわち、被操作部138と係止手段135(伝達手段139)との接続が解除されている。さらに、集塵カップ26のカップ本体部81の両側部が露出口69から掃除機本体13の側部に露出する。
さらに、使用者は、管部12の接続管部15を本体吸込口71に接続するとともに、必要に応じてホース体16の先端側の手元操作部17に延長管18を接続し、さらに、延長管18の先端側に床ブラシ19を接続する。
なお、上記の一連の作業は、集塵カップ26が予め取付部33に取り付けられ、管部12が予め本体吸込口71に接続されている場合には不要である。
そして、使用者は電源コードを本体ケース25から引き出して壁面などの図示しないコンセントに接続した後、把持部21を把持し、所望の設定ボタン22を操作する。制御手段36は、この設定ボタン22の操作に対応した動作モード(強モード、中モード、弱モードなど)で電動送風機31を駆動させる。
この電動送風機31の駆動により生じた負圧は、風路部54、開口部47および排気開口部122を介して集塵カップ26に作用し、この集塵カップ26の吸込開口部85から吸込口72、本体吸込口71を介して管部12に作用する。そして、使用者は、床ブラシ19などを被掃除面上で前後に移動させることで、負圧の作用によって塵埃を空気とともに吸い込む。
含塵空気は、管部12から本体吸込口71、吸込口72および吸込開口部85を介して集塵カップ26のカップ本体部81内へと流入する。このとき、整流部93によって整流されることにより、含塵空気はカップ本体部81の内周面に沿って分離本体96の外周を旋回することで、比較的大きい塵埃である綿ごみなどの粗塵が遠心分離されてカップ本体部81の内部に捕集される。
この粗塵が分離された含塵空気は、通気開口97から旋回分離部88内へと吸い込まれる。このとき、通気開口97に取り付けられたフィルタ98により比較的小さい塵埃である細塵が捕集される。
さらに、含塵空気は、旋回分離部88内を上方へと通過し、二次フィルタ116を通過する際に、さらに小さい塵埃である微細塵が捕集される。この段階で、含塵空気中の塵埃は略全てが集塵カップ26内に捕集される。
この後、空気は風路121を通過し、排気開口部122から開口部47を介して風路部54へと流入し、整流されつつ風路部54を通過して電動送風機31へと吸い込まれる。
そして、電動送風機31に吸い込まれた空気は、この電動送風機31の内部を通過して排気風となり、電動送風機31の外部へと排気された後、排気口43を介して本体ケース25の外部へと排気される。
掃除が終了したときには、使用者が停止用の設定ボタン22を操作すると、制御手段36が電動送風機31を停止させる。
また、例えば使用者が集塵カップ26を目視して、所定量以上の塵埃が溜まったと判断したときには、集塵カップ26のカップ把持部123を上蓋部82に対して回動させて把持状態に起こすことで、係脱機構による集塵カップ26の掃除機本体13の本体ケース25への固定が解除され、このカップ把持部123を把持して集塵カップ26を取付開口76から上方へと引き抜くことで掃除機本体13の本体ケース25から取り外す。この状態で、操作ボタン136の挿通部136bが伝達体137の上部当接面137bに対向して当接し、伝達体137を若干下方へと押し下げることにより、伝達体137の下部当接面137aが伝達部材142の一側当接面部142aに当接し、かつ、伝達部材142の前側当接面部142bが連結部材141に当接した状態となっている。すなわち、被操作部138と係止手段135(伝達手段139)とが接続される。
そして、この集塵カップ26をごみ箱などの廃棄場所へと運んだ後、操作ボタン136の操作部136aをカップ把持部123の一方の基端部123a側へと付勢に抗してスライドさせるように操作することで、図1の想像線に示すように、挿通部136bが下方へと移動して伝達体137を付勢に抗して下方へと押し下げ、この伝達体137が下方へと移動する。この移動により、この伝達体137が伝達部材142を付勢に抗してカップ本体部81の周方向へと移動させ、この伝達部材142の移動により連結部材141が下方へと移動し、係止手段135の腕部135bを付勢に抗して下方へと押し下げるので、係止手段135が軸を中心として正面視で反時計回り方向へと回動し、係止爪部135cが被係止部147に対して側方へと逃げることで、底蓋83の係止が解除されて、底蓋83が自重により回動して廃棄開口87を開く。そして、この開いた廃棄開口87から、カップ本体部81の内部に捕集した塵埃を廃棄する。
以上説明した一実施形態によれば、カップ把持部123を把持状態としたときに被操作部138側と底蓋83を係止するための係止手段135側とが接続され、カップ把持部123を収納状態としたときに被操作部138側と係止手段135側との接続が解除されることにより、カップ把持部123の収納状態などの意図しないタイミングで底蓋83が廃棄開口87を開くことを防止しつつ、カップ把持部123を把持状態にしたときには、被操作部138と係止手段135とを接続して、被操作部138の操作ボタン136の操作に対して時間差なく係止手段135を動作させて適切に底蓋83を開くことができるとともに、操作ボタン136の操作荷重(押し荷重)が、底蓋83が廃棄開口87を開く位置となるまで連続的に(リニアに)変化し、使用者にとって操作ボタン136の操作位置を認識しやすいなど、底蓋83の開閉の操作性が良好になる。
また、カップ把持部123は、回動により収納状態と把持状態とに可変するので、カップ把持部123を把持状態としたときに被操作部138側と底蓋83を係止するための係止手段135側とが接続され、カップ把持部123を収納状態としたときに被操作部138側と係止手段135側との接続が解除される構成を簡単に形成できるとともに、収納状態としたときにはカップ把持部123が集塵カップ26側である上蓋部82に対して略面一となるので、見栄えがよい。
さらに、カップ把持部123と被操作部138とを上蓋部82側に配置し、係止手段135(伝達手段139)を、上蓋部82を着脱可能なカップ本体部81側に配置することにより、上蓋部82をカップ本体部81に対して取り付けたときに、被操作部138と係止手段135(伝達手段139)とが接続されることがなく誤動作によって底蓋83が廃棄開口87を開くことを防止できる。
また、操作ボタン136を、カップ把持部123を収納状態としたときにこのカップ把持部123によって覆われる位置にてカップ把持部123に配置することにより、使用者が操作ボタン136に誤って触りにくくなり、底蓋83が意図しないタイミングで開くことなどを、より確実に防止できる。
そして、カップ把持部123の両端部を集塵カップ26の両側に位置させ、係止手段135を集塵カップ26の前部に配置し、かつ、伝達手段139を集塵カップ26の周囲に沿って一側から前側に亘って配置することにより、集塵カップ26を掃除機本体13の本体ケース25の取付部33に取り付けた状態で、露出口69からの集塵カップ26のカップ本体部81の内部の目視を係止手段135および伝達手段139によって妨げることがない。したがって、カップ本体部81の内部に捕集された塵埃の量などを使用者が露出口69から確実に目視でき、塵埃を適切なタイミングで廃棄することが可能になる。
なお、上記一実施形態において、電源部としては、電源コードを巻回したコードリール装置に代えて、例えば二次電池などの電池を用いてもよい。
また、集塵カップ26の内部の構成は、上記構成に限定されるものではなく、例えば遠心分離に代えて直進慣性分離などにより塵埃を分離および捕集する構成などとしてもよいし、単にフィルタを配置して塵埃を捕集する構成などとしてもよい。
さらに、本体部32の内部の電動送風機31などの配置は任意に設定できる。
そして、カップ把持部123を把持状態としたときに被操作部138側と底蓋83を係止するための係止手段135側とが接続され、カップ把持部123を収納状態としたときに被操作部138側と係止手段135側との接続が解除されるように構成できれば、被操作部138、伝達手段139および係止手段135などの構成は、任意に形成できる。
また、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
13 掃除機本体
26 集塵装置としての集塵カップ
31 電動送風機
81 集塵装置本体としてのカップ本体部
82 蓋体としての上蓋部
83 開閉蓋としての底蓋
85 吸込開口部
87 廃棄開口
122 排気開口部
123 集塵装置用把持部としてのカップ把持部
135 係止手段
138 被操作部
139 伝達手段

Claims (5)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    この掃除機本体に対して着脱可能で、塵埃を捕集する集塵装置とを具備し、
    前記集塵装置は、
    収納される収納状態と、突出する把持状態とに可動的に設けられた集塵装置用把持部と、
    塵埃を廃棄するための廃棄開口と、
    この廃棄開口を開閉する開閉蓋と、
    この開閉蓋により前記廃棄開口を閉じた状態で前記開閉蓋を係止する係止手段と、
    この係止手段を動作させて前記開閉蓋の係止を解除させるための被操作部とを備え、
    前記集塵装置用把持部を把持状態としたときに前記被操作部側と前記係止手段側とが接続され、前記集塵装置用把持部を収納状態としたときに前記被操作部側と前記係止手段側との接続が解除される
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 集塵装置用把持部は、回動により収納状態と把持状態とに可変し、収納状態で集塵装置側と略面一となる
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 集塵装置は、
    塵埃を収容する集塵装置本体と、
    この集塵装置本体に対して着脱可能で電動送風機の吸込側に連通する風路を構成する蓋体とを備え、
    集塵装置用把持部および被操作部は、前記蓋体側に位置し、
    係止手段は、前記集塵装置本体側に位置している
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 被操作部は、少なくとも一部が集塵装置用把持部に配置され、この集塵装置用把持部の収納状態でこの集塵装置用把持部により覆われる
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機。
  5. 集塵装置は、
    前部に形成された吸込開口部と、
    後部に形成された排気開口部とを備え、
    集塵装置用把持部は、前記集塵装置の両側に両端部が位置し、
    係止手段は、前記集塵装置の前部に配置され、
    前記集塵装置の周囲に沿って一側から前側に亘って配置されて、この被操作部の操作を前記係止手段へと伝達する伝達手段を具備した
    ことを特徴とした請求項1ないし4いずれか一記載の電気掃除機。
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