JP2012029207A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通話の際に表示部を適正に制御することにより利便性に優れた携帯端末装置を提供する
【解決手段】携帯電話機は、表示部21と、表示部21に画像を表示させる表示制御部103と、ユーザが近接したことを検出するための近接センサ24と、通話の開始を検出する通話検出部101とを備える。ここで、表示制御部103は、通話中に、ユーザが耳を近接センサ24から離すと、表示部21に通話者が利用するための特定の画像を表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものである。
従来、携帯電話機には、液晶パネルなどからなる表示部が備えられている。表示部には、携帯電話機を操作するための画像や、操作により実行される各種アプリケーションの画像などが表示される。
通話の際には、携帯電話機がユーザの耳に当てられるため、表示部の画像がユーザに見られることはない。
そこで、かかる携帯電話機において、通話中、ユーザの耳が携帯電話機に近接したことを検出すると、表示部の照明を消灯し、ユーザの耳が携帯電話機から離れたことを検出すると、表示部の照明を点灯するような構成が採られ得る(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−211655号公報
しかしながら、上記構成のように、ユーザの耳の近接および離間に応じて表示部の照明を制御するのみでは、携帯電話機の消費電力を低減できるものの、ユーザの使い勝手を向上させることはできない。たとえば、通話の内容により自分の電話番号や通話相手のメールなどの情報が必要となった場合、ユーザは携帯電話機を耳から離して操作し、自己の電話番号などの情報を得なければならない。また、ミュートやハンズフリーなど、通話中に利用する機能をユーザが実行しようとした場合には、その操作画面を探さなければならず、手間がかかる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、通話の際に表示部を適正に制御することにより利便性に優れた携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、表示部と、前記表示部を制御する表示制御部と、被検出物が近接したことを検出するための近接検出部と、通話の開始を検出する通話検出部とを備える。ここで、前記表示制御部は、前記通話が開始されると、前記被検出物が前記近接検出部に近接した状態において、前記表示部を消灯し、前記被検出物が前記近接検出部から離れた状態において、前記表示部に通話者が利用するための特定の画像を表示させる。
本発明の携帯端末装置によれば、通話中にユーザの耳などが近接検出部に近づき、表示部を利用する可能性が低い状態では、表示部の照明を消灯することにより、電力の消費を抑えることができる。一方、ユーザの耳などが近接検出部から離れ、表示部を利用する可能性が高い状態では、表示部の照明を点灯することにより、表示部に情報が表示され、ユーザが表示部を利用し易くなる。
また、本発明の携帯端末装置によれば、通話中にユーザの耳などが近接検出部から離れ
ると、ユーザが利用するための特定の画像が表示部に自動的に表示される。たとえば、自己の電話番号など通話時に必要となり得る情報が表示される。あるいは、いわゆるハンズフリー機能(スピーカの切替)など、通話時に必要となり得る機能を起動するための操作ボタンが表示される。これにより、ユーザは、携帯端末装置から耳を遠ざけ、通話を一時中断した際、容易に、必要となる情報を取得でき、必要となる機能を実行させることができる。
本態様に係る携帯端末装置において、前記表示制御部は、前記被検出物が前記近接検出部から離れた状態において、当該携帯端末装置に特定の機能を発揮させるための操作に用いる画像を表示するよう構成され得る。
このような構成とすれば、通話相手を待たせることなく、速やかに操作して、機能を利用することができる。
本態様に係る携帯端末装置において、キーワードとなる情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に関連する情報を検索する検索部をさらに備え得る。この場合、前記表示制御部は、前記被検出物が前記近接検出部から離れた状態において、前記検索部により検索された情報を前記表示部に表示させる。
このような構成とすれば、通話中、ユーザの耳などが近接検出部から離れた状態において、ユーザが要望する情報の可能性が高い情報が表示部に表示されるため、ユーザは表示された情報の中から必要な情報を効率的に取得することができる。
本態様に係る携帯端末装置において、前記取得部は、通話相手を識別するための識別情報を取得するような構成とされ得る。この場合、前記検索部は、前記識別情報に関連する情報を検索する。
このような構成とすれば、通話中にユーザの耳などが近接検出部から離れると、通話相手に関連する情報が表示部に自動的に表示される。このような通話相手に関連した情報はユーザが要望する情報の可能性がより高いため、さらに効率的な情報の取捨選択が可能となる。
本態様に係る携帯端末装置において、前記取得部は、通話中の音声情報を取得するよう構成され得る。この場合、前記検索部は、前記音声情報に関連する情報を検索する。
このような構成とすれば、通話中の音声情報が抽出され、これに関連する情報が自動的に検索されて、通話中にユーザが近接検出部から離れた際に、関連情報が表示される。このため、検索のためのキーワードを入力する必要がなく、利便性に優れる。しかも、通話中の音声情報に関連する情報は、ユーザが要望する情報である可能性が高いことから、ユーザはさらに効率的に必要な情報を取得できる。
本態様に係る携帯端末装置において、マイクロホンと、前記マイクロホンへ発せられた音声を通話相手に送る通常モードと、前記音声を通話相手に送らないミュートモードとの切替えを行う切替部とをさらに備え得る。この場合、前記切替部は、前記通常モードが実行されているときに、近接していた前記被検出物が前記近接検出部から離れると、前記通常ミュートモードへ切り替える。
このような構成とすれば、通話中にユーザの耳などが近接検出部から離れ、通話がされない状態では、ミュートモードに切り替えられるので、不要な音声などが通話相手に届かず、通話相手に対して配慮することができる。
本発明によれば、通話の際に表示部を適正に制御することにより利便性に優れた携帯端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る表示面に情報や機能が表示されている携帯電話機である。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。チャートである。 実施の形態に係る画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る表示面に情報や機能が表示されている携帯電話機である。 実施の形態に係る画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る表示面に情報や機能が表示されている携帯電話機である。 実施の形態に係る画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。チャートである。 実施の形態に係る画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は携帯電話機の外観構成を示す図である。同図(a)は、第2キャビネットが開放した状態の携帯電話機の正面図であり、同図(b)は同じ状態での側面図である。同図(c)は同図(b)のA−A´断面図である。
携帯電話機は、第1キャビネット1と第2キャビネット2を備えている。第2キャビネット2は、スライド機構部4によって、第1キャビネット1に対し図1のX軸方向にスライド可能に連結されている。
第1キャビネット1には、キー入力部3が配されている。キー入力部3は、携帯電話機への各種の操作入力を検出する。
第1キャビネット1の上面には、キー入力部3を構成する操作キー群3aが配されている。操作キー群3aは、4個の起動キー31と、方向キー32と、決定キー33と、通話キー34と、終話キー35と、12個のテンキー36と、クリアキー37とを備えている。
起動キー31は、主に、電子メール機能、電話帳機能、ウェブ機能などの特定のアプリケーションを起動する際に操作される。方向キー32は、主に、ディスプレイ21に表示された各種メニューから所望のメニューを選択する際に操作される。決定キー33は、主に、選択されたメニューに決定する際やディスプレイ21に表示された内容に同意(OK)する際に操作される。通話キー34は、主に、通話を開始する際に操作され、終話キー35は、主に、通話を終了する際に操作される。テンキー36は、主に、文字(ひらがな、カタカナ、アルファベット)や数字、記号の入力を行う際に操作される。クリアキー3
7は、主に、入力した文字等を消去する際に操作される。なお、テンキー36の一部の機能を、QWERTYキー等で実現するような構成としてもよい。
第1キャビネット1には、カメラモジュール11が配されている。カメラモジュール11のレンズ窓(図示せず)は、第1キャビネット1の背面に設けられ、このレンズ窓から被写体の像がカメラモジュール11に取り込まれる。
第2キャビネット2にはディスプレイ21が配されている。ディスプレイ21は、画像を表示する表示部であって、後述のように液晶パネル21aと液晶パネル21aを照明するパネルバックライト21bにより構成されている。液晶パネル21aの表示面が外部に現れる。なお、ディスプレイ21は、有機EL等他の表示素子により構成されてもよい。
ディスプレイ21の表示面側には、タッチセンサ22が配されている。タッチセンサ22は透明なシート状を有しており、タッチセンサ22を透してディスプレイ21の表示面を見ることができる。
タッチセンサ22は、マトリクス状に配された第1透明電極と第2透明電極とを備えている。タッチセンサ22は、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザに触られた表示面上の位置を検出し、その位置に応じた位置信号を後述のCPUへ出力する。なお、タッチセンサ22は、静電容量式のタッチセンサ22に限られず、超音波式、感圧式等のタッチセンサ22であってもよい。
第1キャビネット1側にはマイクロホン12(以下、「マイク」と略す)が配されており、第2キャビネット2側には通話スピーカ23が配されている。ユーザは、通話スピーカ23からの音声を耳で捉え、マイク12に対して音声を発することにより通話を行うことができる。
通話スピーカ23の隣には、近接センサ24が配されている。近接センサ24は、ユーザの耳などの被検出物が近接したことおよび近傍に被検出物が存在していることを検出するための近接検出部であって、たとえば、静電容量式の近接センサ24である。近接センサ24は、被検出物が近接または近傍に存在することにより静電容量が増加し、静電容量が閾値を超えると、検出信号をCPUへ出力する。一方、近接センサ24は、被検出部が離れ近傍に存在しなくなると、検出信号をCPUへ出力しなくなる。なお、近接センサ24は、静電容量式の近接センサ24に限られず、たとえば、超音波式や誘導形の近接センサ24であっても良い。
スライド機構部4は、図1(c)に示すように、ガイド板41とガイド溝42によって構成されている。ガイド板41は、第2キャビネット2の背面の左右両端部に設けられており、その下端に突条41aを有する。ガイド溝42は、第1キャビネット1の側面に、スライド方向(図1のX軸方向)に沿って形成されている。ガイド板41の突条41aは、ガイド溝42に係合されている。
携帯電話機を閉じた状態では、図1(b)に一点鎖線で示すように、第2キャビネット2が第1キャビネット1の上に略完全に重なっている。この閉じた状態では、第2キャビネット2の背後に操作キー群3aの全てのキーが隠れた状態となる。第2キャビネット2は、ガイド板41がガイド溝42の終端位置に達するまでスライドする。この開いた状態では、図1(a)に示すように、第2キャビネット2が第1キャビネット1の上から外側へ移動し、操作キー群3aの全てのキーが外部に露出する。
全てのキーが隠れた状態において、携帯電話機への入力は、タッチセンサ22により行
われる。このとき、ディスプレイ21の表示面には、所定の位置にソフトキーの画像が表示される。
なお、第2キャビネット2が完全に閉じても外部から操作可能な位置、たとえば、第1キャビネット1の側面に、操作キー群3aとは別の操作キーを設けることもできる。こうすれば、第2キャビネット2が完全に閉じていても、このような操作キーを用いて所望の操作を行うことが可能となる。
図2は、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。
本実施の形態の携帯電話機は、上述した各構成要素の他、CPU100、メモリ200、映像エンコーダ301、音声エンコーダ302、キー入力回路303、クロック304、通信モジュール305、バックライト駆動回路306、キーバックライト307、映像デコーダ308、音声デコーダ309、外部スピーカ310を備えている。
カメラモジュール11はCCD等の撮像素子を有する。カメラモジュール11は、撮像素子から出力された撮像信号をデジタル化し、その撮像信号にガンマ補正等の各種補正を施して映像エンコーダ301へ出力する。映像エンコーダ301は、カメラモジュール11からの撮像信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
マイク12は、集音した音声を音声信号に変換して音声エンコーダ302へ出力する。音声エンコーダ302は、マイク12からのアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変換するとともに、デジタルの音声信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
キー入力回路303は、操作キー群3aの各キーが操作されたときに、各キーに応じたキー入力信号をCPU100へ出力する。
クロック304は、時刻を計測して時刻信号をCPU100へ出力する。
通信モジュール305は、CPU100からの音声信号や画像信号、テキスト信号などを無線信号に変換し、アンテナ305aを介して基地局へ送信する。また、アンテナ305aを介して受信した無線信号を音声信号や画像信号、テキスト信号などに変換してCPU100へ出力する。
バックライト駆動回路306は、CPU100からの制御信号に応じた電圧信号をキーバックライト307およびパネルバックライト21bに供給する。キーバックライト307は、バックライト駆動回路306からの電圧信号により点灯し、操作キー群3aの個々のキーを照明する。パネルバックライト21bは、バックライト駆動回路306からの電圧信号により点灯し、液晶パネル21aを照明する。
映像デコーダ308は、CPU100からの映像信号を液晶パネル21aで表示できるアナログ若しくはデジタルの映像信号に変換し、液晶パネル21aに出力する。液晶パネル21aは、映像信号に応じた画像を表示面上に表示する。
音声デコーダ309は、CPU100からの音声信号にデコード処理を施し、さらにアナログの音声信号に変換して通話スピーカ23に出力する。また、音声デコーダ309は、CPU100からの着信音やアラーム音等の各種報知音の音信号、および音声信号にデコード処理を施し、さらにアナログの音信号に変換して外部スピーカ310へ出力する。通話スピーカ23は、音声デコーダ309からの音声信号を音声として再生する。外部ス
ピーカ310は、音声デコーダ309からの着信音等を再生したり、音声信号を音声として再生したりする。
メモリ200は、ROMおよびRAMを含む記憶部である。メモリ200には、CPU100に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。また、メモリ200には、カメラモジュール11で撮影した画像情報や通信モジュール305を介して外部から取り込んだ画像情報、テキスト情報(メール情報)などが所定のファイル形式で保存される。
メモリ200には、アドレス帳や自己の情報などが保存されている。アドレス帳では、連絡先の氏名や名称、電話番号およびメールアドレスなどが対応付けられている。自己の情報として、自己の氏名や名称、電話番号およびメールアドレスなどが対応付けられている。また、メモリ200には、通話およびメール通信の履歴情報が保存されている。これらの履歴情報では、通信相手の電話番号および通信日時などが対応付けられている。
メモリ200には、通話時間と単位時間当たりの料金とが関係付けられた通話換算情報が保存されている。
CPU100は、キー入力回路303およびタッチセンサ22からの操作入力信号に基づき、制御プログラムに従って、カメラモジュール11、マイク12、通信モジュール305、液晶パネル21a、通話スピーカ23、外部スピーカ310等を動作させる。これにより、通話機能、電子メール機能等の各種機能(アプリケーション)が実行される。
CPU100は、通話検出部101、判断部102および表示制御部103を備える。これら各部は、CPU100によって実行されるソフトウェアの機能として実現される。
通話検出部101は、通話の呼出信号を受信した通信モジュール305から受け、さらに呼出信号を受けた後に通話キー34の操作に応じたキー入力信号をキー入力回路303から受けると、通話が開始されたことを検出する。
判断部102は、近接センサ24からの検出信号を受け、被検出物が近接センサ24に接近したこと、および近接センサ24から離れたことを判断する。
表示制御部103は、判断部102の判断結果に基づき、ディスプレイ21を制御する。たとえば、表示制御部103は、メモリ200から画像情報を読み出し、画像情報の映像信号を映像デコーダ308に出力し、映像信号に応じた画像を液晶パネル21aの表示面に表示させる。また、表示制御部103は、制御信号をバックライト駆動回路306へ出力し、パネルバックライト21bの点灯および消灯を制御する。
<第1の実施形態の処理手順>
図3(a)は、通話中に、近接センサ24の近傍に存在していたユーザが近接センサ24から離れた時に、画像をディスプレイ21に表示する処理手順を示すフローチャートである。図3(b)は、画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
通信モジュール305は、通話相手からの呼出信号など受信すると、CPU100へ出力する。呼出信号は、通話検出部101へ入力される。CPU100は、外部スピーカ310に着信音を出力させる。
この着信音に気づき、ユーザが通話キー34を操作すると、この操作に応じたキー入力信号がキー入力回路303から通話検出部101へ出力される。通話検出部101は、呼
出信号の受信後に通話キー34の操作があったことにより、通話が開始したと判断し、判断部102へ通知する(S101:YES)。このとき、CPU100は、クロック304から時刻信号を取得し、通話開始時刻をメモリ200に保存する。
通話時には、CPU100は、マイク12から音声エンコーダ302を介して入力されたユーザの音声情報を通信モジュール305へ出力して、通信モジュール305から通話相手へ送信させる。また、CPU100は、通信モジュール305から入力された通話相手の音声情報を音声デコーダ309へ出力して、通話スピーカ23から出力させる。これにより、ユーザは通話相手と音声による通信が可能となる。
通話が開始され、ユーザが携帯電話機を耳に近づけると、近接センサ24は被検出物が近接したことを検出し、検出信号を判断部102へ出力する。判断部102は、近接センサ24からの検出信号を受け、近接センサ24への被検出物の接近を判断し、表示制御部103へ通知する(S102:YES)。
表示制御部103は、判断部102からの通知を受け、バックライト駆動回路306へ制御信号を出力し、パネルバックライト21bを消灯する(S103)。これにより、ユーザが通話中に耳を近接センサ24に近づけたことで、ユーザが通話するため表示面を見たり操作したりすることがないので、表示面の照明が消される。
次に、ユーザが通話相手との通話を一時中断して、表示面を操作する場合に、ユーザが携帯電話機を耳から離すと、耳が近接センサ24から離れ、近接センサ24から検出信号が出力されなくなる。これにより、判断部102は、近接センサ24から被検出物が離れたと判断し、表示制御部103へ通知する(S104:YES)。
ユーザの耳が近接センサ24から離れると、ユーザが表示面を操作する可能性が高いので、画像表示処理が実行される(S105)。
画像表示処理では、表示制御部103は、判断部102からの通知を受け、メモリ200から自己の情報および所定の画像情報を読み出す。このとき、CPU100は、クロック304から時刻信号を受け、通話開始時刻からの通話時間を算出する。さらに、CPU100は、通話換算情報に基づいて、通話時間に応じた通話料金を求める。(S106)
そして、表示制御部103は、図4に示すように、通話時間:10分、通話料金:×××円、および自己の情報(電話番号):MY#××××××××を表示面に表示するとともに、スピーカ切替と記載されたアイコンおよびアドレス帳と記載されたボタンを表示面に表示する。さらに、表示制御部103は、パネルバックライト21bを点灯する(S107)。
スピーカ切替と記載されたボタンが押されると、タッチセンサ22により検出された位置信号がCPU100へ出力される。CPU100は、この信号を受けて、音声の出力先を通話スピーカ23から外部スピーカ310へ切り替える。これにより、ハンズフリーによる通話が可能になる。また、アドレス帳と記載されたボタンが押されると、タッチセンサ22により押された位置が検出されて、これに応じてアドレス帳の表示画面がメモリ200から読み出され、表示制御部103によって表示面に表示される。これにより、ユーザは、たとえば、通話相手のアドレス情報を検索することが可能となる。
以上、本実施の形態によれば、通話中、ユーザが近接センサ24から耳を離したときに、通話時間やアドレス帳などの通話に関連した情報が表示されたり、ハンズフリーのためのスピーカ切替など通話に関連する機能が表示されたりする。このため、ユーザは、耳を携帯電話機から離すだけで、これらの情報および機能を探す手間無く得ることができ、利
便性に優れる。
また、通話中にユーザの耳が近接センサ24に接近し、表示面が利用されることがない状態となると、パネルバックライト21bが消える。これにより、照明の消費量が節約され、効率的に電力が使用される。
<第2実施形態>
第1実施形態の携帯電話機では、通話中に近接センサ24から耳を離したときに所定の情報が表示された。これに対し、第2実施形態の携帯電話機では、通話中に近接センサ24から耳を離したときに検索画面が表示され、その入力情報の検索結果が表示される点が、第1実施形態の携帯電話機と異なる。なお、第2実施形態の構成のうち第1実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
図5は、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。
CPU100は、通話検出部101、判断部102および表示制御部103に加えて、取得部104および検索部105をさらに備える。
表示制御部103は、メモリ200から所定の検索画面の画像情報を読み出し、映像デコーダ308を介して検索画面を表示面に表示させる。また、表示制御部103は、検索画面での検索結果を表示面に表示させる。
取得部104は、キー入力回路303から操作キー群3aの各キーに応じた入力信号を受け、入力情報を取得する。
検索部105は、メモリ200やネットワークに存在する各種の情報などの検索対象となる情報の中から入力情報に関連する情報を検索し、検索結果をメモリ200に格納して、表示制御部103に通知する。ここで、メモリ200に存在する検索対象には、通話やメール通信の履歴情報、メールの題名や本文や添付ファイルなどのメール情報、写真などの画像情報などがある。ネットワークに存在する検索対象には、ウェブページなどがある。
図6は、入力情報に関連する情報を表示するための画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。図7(a)は、検索画面が表示された表示面である。図7(b)は、メールを検索した結果が表示された表示面である。図7(c)は、ネットワークを検索した結果が表示された表示面である。
画像表示処理では、表示制御部103は、メモリ200から所定の検索画面の画像情報を読み出し、図7(a)に示す検索画面を表示面に表示して、バックライトを点灯する(S201)。
検索画面には、検索するキーワードを入力するための入力ボックスと、検索対象を選択する4つの選択ボタンとが表示される。選択ボタンには、メモリ200の通話などの履歴情報を検索対象とする履歴検索、メモリ200の本文などを検索対象とするメール検索、メモリ200の写真などの画像情報を検索対象とする写真検索、ならびにネットワークの情報を検索対象とするネット検索の各ボタンが設けられる。
ユーザが操作キー群3aを操作して、この検索画面の入力ボックスにキーワード、たとえば「車」の文字を入力すると、取得部104は、車を入力情報として受け付ける。引き続き、ユーザのキー操作またはタッチセンサ22の操作により、選択ボタンが選択された
ら、検索部105は、選択された検索対象から車に関連する情報を検索する(S202)。
たとえば、「車」の入力情報に対してメール検索が選択されると、検索部105は、メモリ200から車を含むメールの題名などを検索し、検索結果として題名に車を含むメールを特定し、その日付および題名を抽出して、表示制御部103へ通知する(S203)。
表示制御部103は、検索部105からの通知を受け、図9(b)に示すように、検索結果であるメールの日付および題名を表示面に表示し、パネルバックライト21bを点灯する(S204)。
また、車の入力情報に対してネット検索が選択された場合でも、上記と同様に、検索部105は、ネットワークに存在する情報から車を含む情報を検索し、検索結果としてウェブページのタイトルを取得して、表示制御部103へ通知する(S203)。表示制御部103は、図9(c)に示すように、検索結果としてウェブページのタイトルを表示面に表示し照明を点灯する(S204)。
以上、本実施の形態によれば、通話中にユーザが近接センサ24から耳を離したときに、検索画面が自動的に表示されることにより、検索画面を起動する手間がなく、検索機能を簡単に利用できる。しかも、ユーザが所望する情報の可能性が高い情報が検索結果として表示されるので、ユーザはこの検索結果の中から目的とするデータを簡単に見つけ出すことができる。
<第3実施形態>
第2実施形態の携帯電話機では、通話中に近接センサ24から耳を離したときに検索画面が表示され、その入力情報の検索結果が表示された。これに対し、第3実施形態の携帯電話機では、通話中に近接センサ24から耳を離したときに通話相手に関連する情報(関連情報)が表示される点が、第2実施形態の携帯電話機と異なる。なお、第3実施形態の構成のうち第1および第2実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
メモリ200には、保存情報と識別情報とが対応付けられて保存されている。保存情報は、メモリ200などに保存されている情報である。保存情報としては、たとえば、通話やメールなどの履歴情報、メールの本文などのテキスト情報、メールに添付されたテキスト情報や画像情報など、またはこれらの保存先を示す情報(保存先情報)など通信に関する情報がある。これらの通信に関する保存情報に対する識別情報は、通話やメールなどの通信相手の氏名や名称、電話番号、メールアドレスなどである。また、通信以外の保存情報としては、カメラモジュール11で撮影した写真の画像情報、メモやスケジュール情報などのテキスト情報メモやスケジュールなど、またはこれらの保存先情報などがある。これらの保存情報の場合、写真に付加されたコメントなどに、氏名や電話番号などが含まれていれば、氏名や電話番号などが識別情報となる。さらに、上記以外で保存情報および識別情報とが対応付けられた情報としては、アドレス帳などがある。
取得部104は、通信モジュール305から呼出信号に付加された通話相手の電話番号などの識別情報を取得し、メモリ200に保存する。
検索部105は、通話相手の識別情報を入力情報として受け付けて、メモリ200から入力情報に対応付けられた保存情報を通話相手の関連情報として検索して取得し、表示制御部103に通知する。このとき、検索部105は、保存情報自体ではなく、各保存情報が特定できる情報(特定情報)を取得することもできる。特定情報としては、履歴情報では通信日時などであり、メール本文では題名や通信日時などであり、写真ではファイル名
などであり、メモでは文章の一部であり、スケジュールでは予定日時などである。
表示制御部103は、検索部105により検索された保存情報をメモリ200から読み出し、表示面に表示する。あるいは、表示制御部103は、検索部105により検索された特定情報をメモリ200から読み出し、表示面に表示する。
特定情報には、対応する保存情報の保存先情報が関連付けられている。特定情報が表示面に表示された場合、メール通信履歴や写真のファイル名など特定情報の表示部分がユーザの指で押されると、タッチセンサ22が押された位置を検出する。そして、表示制御部103は、押された位置に表示されている特定情報を特定し、この特定情報に対応する保存情報の保存先を求め、メモリ200の保存先から保存情報を読み出し、保存情報を表示面に表示する。
表示制御部103は、映像デコーダ308を介して保存情報に応じた画像を表示面に表示させる。
図8は、通話相手の関連情報を表示するための画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。図9(a)は、通話相手に関する検索結果が表示された表示面である。図9(b)は、選択された検索結果に対応する保存情報が表示された表示面である。
ユーザが耳を近接センサ24から離すと、画像表示処理が実行される。画像表示処理では、検索部105がメモリ200から通話相手の電話番号を取得する(S301)。
次に、検索部105は、メモリ200を参照しながら、通話相手の電話番号に一致する電話番号を検索し、その電話番号に対応する通話履歴情報やメール履歴情報などの保存情報を取得する。また、検索部105は、通話相手の電話番号に対応する氏名やメールアドレスをアドレス帳から取得する。そして、検索部105は、通話相手の氏名やメールアドレスを含む保存情報、たとえば、メール履歴情報や写真などの保存情報を検索し取得する。保存情報を取得する際、検索部105は、通信日時やメールの題名、写真のファイル名など保存情報の特定情報および保存情報の保存先情報を抽出し、特定情報と保存先情報のとを関連付けてメモリ200に保存し、表示制御部103に通知する(S302)。
表示制御部103は、検索部105からの通知を受け、保存情報の特定情報をメモリ200から読み出す。そして、表示制御部103は、図9(a)に示すように、保存情報の特定情報として、通話履歴を示す日時、メール通信履歴を示す日時および題名、ならびに写真のファイル名を表示面に表示するとともに、パネルバックライト21bを点灯する(S303)。
たとえば、メール通信履歴の欄の「7/1 予定」と表示された項目がユーザの指で押されると、タッチセンサ22が押された位置を検出する。そして、表示制御部103は、押された位置に表示される特定情報を特定し、この特定情報に対応するメール本文の保存先を求める。表示制御部103は、このメモリ200の保存先に保存されたメール本文を読み出し、図7(b)に示すように、メール本文を表示面に表示する。
以上、本実施の形態によれば、通話中にユーザが近接センサ24から耳を離したときに、通話相手に関連する情報がメモリ200から自動的に読み出され表示されることにより、これらの情報を探す手間が省かれる。しかも、アドレス帳などが利用されることにより、通話相手の電話番号だけでなく、通話相手の氏名やメールアドレスなどに関連する情報も検索されて表示される。このため、それぞれを検索する手間がなく、一括で自動的に通話相手の情報が得られる。
<第4実施形態>
第3実施形態の携帯電話機では、通話中に近接センサ24から耳を離したときに通話相手の情報が表示された。これに対し、第4実施形態の携帯電話機では、通話中に近接センサ24から耳を離したときに通話中の語句に関連する情報が表示される点が、第3実施形態の携帯電話機と異なる。なお、第1実施形態の構成のうち第1〜第3実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
取得部104は、通話中、通話相手からの音声情報を通信モジュール305から取得し、また、ユーザが発した音声情報を音声エンコーダ302から取得する。そして、取得部104は、メモリ200に保存されている音声認識プログラムなどにより、取得した音声情報を文字情報に変換して、文字情報をメモリ200に一時的に保存する。文字情報は、ある一定量が保存され、一定量を超えると古いものから削除される。文字情報の保存は、通話の終了または画像表示処理の実行などまで続けられる。なお、取得する音声情報は、通話相手の音声情報だけでもよいし、ユーザの音声情報だけでもよい。
検索部105は、通話の文字情報の中から最後の単語などを取り出し、取り出した文字情報に関連する情報をメモリ200やネットワークの情報の中から検索し、検索結果を関連情報として取得し、表示制御部103へ通知する。
図10(a)は、通話中に、ユーザの耳が近接センサ24から離れた時に、通話内容に関連する情報を表示面に表示する処理手順を示すフローチャートである。図10(b)は、画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図10(a)のS401〜S403は、それぞれ図1(a)のS101〜S103と同様であり、図10(b)のS408〜S409は、それぞれ図6のS302〜S304と同様であるため、これらの説明は省略する。
ユーザが耳を近接センサ24に近づけて、通話が開始されると、通話検出部101は、通話相手の音声情報およびユーザの音声情報を取得しながら、音声情報を文字情報に逐次変換してメモリ200に一時的に保存していく(S404)。
そして、ユーザが耳を携帯電話機から離すと、近接センサ24からの検出信号がなくなる。これに応じて、判断部102は、ユーザの耳が携帯電話機から離れたと判定し、検索部105へ通知する(S405:YES)。
そして、画像表示処理が実行される(S406)。画像表示処理では、検索部105は、判断部102からの通知を受け、通話の文字情報から最後の単語を入力情報として取得する(S407)。これにより、通話の最後の単語についてメモリ200やネットワークにおいて検索され、検索結果として最後の単語に関連する情報が取得されて表示面に表示される。
以上、本実施の形態によれば、通話相手およびユーザの通話内容から検索ワードが自動的に抽出されることで、検索ワードを入力する手間が省ける。しかも、通話内容に関連する情報が検索されることにより、検索結果はユーザが必要とする情報の可能性が高いため、この検索結果からユーザが要望する情報を簡単に入手できる。
<第5実施形態>
第5実施形態の携帯電話機は、オートミュート機能が搭載される点が、第2実施形態の携帯電話機と異なる。なお、第5実施形態の構成のうち第1および第2実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
図11は、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。
CPU100は、切替部106をさらに備える。切替部106は、通常モードとミュートモードとを切り替える。
オートミュート機能では、通話時に、ユーザが携帯電話機を耳から離せば、自動的に通常モードからミュートモードに切り替えられる。ミュートモードになると、マイク12から入力されたユーザの音声情報は、通信モジュール305へ出力されずに、取得部104へ出力される。マイク12から音声情報が通信モジュール305へ出力されなくなるので、ユーザの音声が通信相手に送信されなくなる。一方、ユーザが携帯電話機を再び耳に近づければ、自動的にミュートモードが解除されて通常モードとなる。
ここで、通常モードとは、ミュートモードとは反対に、たとえば、マイク12からの音声情報が通信モジュール305へ出力されることにより、ユーザの音声が通話相手に送信される状態をいう。
図12(a)は、オートミュート機能における入力情報の関連情報を表示するための画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。図12(b)は、画像表示処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図12のS501〜S504の処理は、図3(a)のS101〜S104の処理と同様であるため、説明を省略する。
通話中にユーザが携帯電話機から耳を離したか否かの判定において、近接センサ24からの検出信号が出力されていれば、判断部102は耳が近接センサ24から離れていないと判定する(S504:NO)。そして、切替部106は、通常モードを維持する。これにより、マイク12から入力されたユーザの音声が、通話相手の携帯電話機に送信される。
一方、ユーザが携帯電話機を耳から離し、近接センサ24から検出信号が出力されなくなると、判断部102は、耳が近接センサ24から離れたと判定し、切替部106および表示制御部103に通知する(S504:YES)。
そして、切替部106は、判断部102から通知を受け、マイク12からの音声情報の出力先を通信モジュール305から取得部104へ変えて、ミュートモードに切り替える(S505)。これにより、マイク12から入力された音声が、通話相手の携帯電話機に送信されなくなった状態で、取得部104へ入力される。
また、判断部102から通知により、画像表示処理が実行される(S506)。画像表示処理では、表示制御部103が、メモリ200から所定の検索画面情報を読み出し、図7(a)に示すように、検索画面を表示面に表示し、パネルバックライト21bを点灯する(S507)。
ユーザが音声を発すると、音声がマイク12から音声エンコーダ302を介して取得部101に入力される。取得部104は、マイク12からの音声情報を文字情報に変換し、表示制御部103および検索部105に通知する。
表示制御部103は、取得部104からの通知を受け、文字情報を検索ワードの入力ボックスに表示する。また、検索部105は、取得部104から通知を受け、文字情報を入力情報として取得する(S508)。次に、ユーザにより操作キー群3aまたはタッチセンサ22が操作され、検索対象のボタンが選択されると、検索部105は、選択された検索
対象において文字情報を含む関連情報を検索し、検索結果が得られる(S509)。次いで、表示制御部103により、音声入力された情報に関連する情報が表示面に表示される(S510)。
そして、表示された関連情報をユーザが見て、さらに通話を続ける場合、ユーザが携帯電話機を再び耳に近づける。これにより、ユーザの耳が近接センサ24に近接すると、近接センサ24から検出信号が出力される。
近接センサ24から検出信号が出力されたことにより、判断部102は、耳が近接センサ24に近接したと判定し、切替部106に通知する(S511:YES)。切替部106は、判断部102からの通知を受け、マイク12からの音声の出力先を取得部104から通信モジュール305へ切り替えて、ミュートモードを解除する(S512)。これにより、通常モードに再び戻り、マイク12から入力された音声が、通話相手の携帯電話機に送信されるようになる。
以上、本実施の形態によれば、通話中にユーザが耳を携帯電話機から離すと、ユーザの音声が通話相手に届かない状態で、検索ワードを音声入力することができるため、ミュート機能を起動する手間が省ける。また、ミュート機能を起動することを忘れて、検索ワードが通話相手に伝わることが防止できる。
また、本実施の形態によれば、ユーザが携帯電話機を耳に近づければ、自動的にミュートモードが解除され、通常モードとなる。よって、ミュートモードを解除する手間無く、通話を再開できる。また、ミュートモードが実行されたままで通話できない状態を回避できる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、第1実施形態では、所定の情報を表示面の所定の位置に表示したが、表示する情報およびその表示位置をユーザが予め設定できるようにしてもよい。
さらに、第5実施形態では、オートミュート機能により、通話時にユーザの耳が携帯電話機から離れると、自動的にミュートモードに切り替えられた。これに対して、オートミュート機能のオン・オフがユーザにより設定されるようにしてもよい。この場合、オートミュート機能のオン設定時に、ユーザが携帯電話機から離れれば、ミュートモードに切り替えられる。
また、第5実施形態では、ユーザの耳が携帯電話機から離れると、直ちに画像表示処理の実行およびミュートモードへの切替が行われる。これに対して、ユーザの耳が携帯電話機から離れてから所定時間が経過すると、画像表示処理の実行およびミュートモードへの切替が行われるようにしてもよい。
また、第2から第5実施形態では、検索対象が、予め設定されていてもよいし、検索時に選択できるようしてよい。
さらに、上記実施形態では、通話相手から呼出信号か発せられ、それに応じてユーザが通話キー34を操作することにより、通話検出部101が通話開始を検出する。これに対して、ユーザがテンキー36を操作して通話相手の電話番号を入力してから通話キー34
を押すことに応じて、通話検出部101が通話開始を検出するようにしてもよい。
上記実施形態では、ユーザの耳など被検出物が携帯電話機に近接したか離れたかの検出に近接センサ24を用いたが、近接センサ24に代えて地磁気センサまたはタッチセンサ22などを用いることもできる。たとえば、タッチセンサ22を用いる場合、通話時には、タッチセンサ22によるキー入力は禁止され、操作キー群3aのみによりキー入力が行われる。また、タッチセンサ22よって耳などがすぐに離れたと検出されず、誤ってミュートモードが実行され難くするためには、耳などの近接を検出する検出距離が、キー入力を検出する検出距離より大きくされることが望ましい。
さらに、近接センサ24に加えて加速度センサを用いれば、ユーザの耳などが携帯電話機に近接したことを、精度良く検出することもできる。即ち、加速度センサを用いた場合、携帯電話機の移動に応じて、加速度センサからの3軸方向の加速度信号の内の少なくとも1つが大きく変化する。CPUは、加速度の変化が予め定めた閾値を越えると、携帯電話機が移動したと判定する。携帯電話機が移動した後に近接センサ24が被検出物の近接を検出すれば、携帯電話機に耳が当てられたと判断でき、携帯電話機が移動せずに、近接センサ24が被検出物の近接を検出すれば、携帯電話機が耳に当てられたのではなく、指などが誤って近接センサ24に近接したと判断できる。
また、加速度センサの加速度信号を用いて携帯電話機の姿勢を検出することにより、ユーザの耳などが携帯電話機の近接したことを、精度良く検出することもできる。即ち、携帯電話機の姿勢を検出することにより、携帯端末装置が横にされて机などに置かれた状態で、手などが近接検出部に近づいたのか、あるいは、通話などのために、携帯電話機が立てられた状態で手で持たれ、このときに耳などが近接検出部に近づいたのかを、区別することができる。
さらに、上記実施の形態では、いわゆるスライド式の携帯電話機に本発明が適用されている。しかしながら、これに限らず、いわゆる折り畳み式、ストレート型等、いかなるタイプの携帯電話機に本発明が適用されてもよい。
さらに、本発明の携帯端末装置は、携帯電話機に限られず、PDA(PersonalDigital Assistant)等であってもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。たとえば、上記実施形態の一部または全部を組み合わせることができる。
12 マイクロホン
21 ディスプレイ
21a 液晶パネル
21b パネルバックライト
24 近接センサ
101 検出部
103 表示制御部
104 検索部
105 切替部

Claims (6)

  1. 表示部と、
    前記表示部を制御する表示制御部と、
    被検出物が近接したことを検出するための近接検出部と、
    通話の開始を検出する通話検出部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記通話が開始されると、前記被検出物が前記近接検出部に近接した状態において、前記表示部を消灯し、前記被検出物が前記近接検出部から離れた状態において、前記表示部に通話者が利用するための特定の画像を表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記被検出物が前記近接検出部から離れた状態において、当該携帯端末装置に特定の機能を発揮させるための操作に用いる画像を表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    キーワードとなる情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された情報に関連する情報を検索する検索部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記被検出物が前記近接検出部から離れた状態において、前記検索部により検索された情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項3に記載の携帯端末装置において、
    前記取得部は、通話相手を識別するための識別情報を取得し、
    前記検索部は、前記識別情報に関連する情報を検索する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項3または4に記載の携帯端末装置において、
    前記取得部は、通話中の音声情報を取得し、
    前記検索部は、前記音声情報に関連する情報を検索する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    マイクロホンと、
    前記マイクロホンへ発せられた音声を通話相手に送る通常モードと、前記音声を通話相手に送らないミュートモードとの切替えを行う切替部とをさらに備え、
    前記切替部は、前記通常モードが実行されているときに、近接していた前記被検出物が前記近接検出部から離れると、前記通常ミュートモードへ切り替える、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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