JP6174956B2 - 通話機能を有する機器、通話機能を有する機器の制御方法およびプログラム - Google Patents

通話機能を有する機器、通話機能を有する機器の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機、固定電話機、通話機能付きのPDA(PersonalDigital Assistant)、通話機能付きのタブレットPC(Tablet PC)等、通話機能を有する機器に関する。また、本発明は、かかる通話機能を有する機器に用いて好適な制御方法およびプログラムに関する。
従来、携帯電話機は、複数の機能を同時に実行することができる。たとえば、ユーザは、通話を行っている間に、カメラで写真を撮り、撮った写真を電子メールに添付して通話先へ送ることができる。
また、通話状態にある携帯電話機に通話相手と別の相手から着信があった場合、通話終了後、その携帯電話機へ通話中の着信履歴を伝える電子交換機が知られている(特許文献1参照)。
特開平6−104988号公報
ユーザは、通話中に他の機能を利用した場合に、どのような機能を利用したかを通話後に確認したい場合がある。しかしながら、従来の携帯電話機では、ユーザは、通話中における他の機能の利用状況を、容易に確認することはできない。
また、上記電子交換機では、通話中における他の機能の利用状況を携帯電話機に伝えることはできない。
そこで、本発明は、通話中に実行された機器の動作の履歴を、ユーザが容易に確認できる、通話機能を有する機器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る通話機能を有する機器は、表示部と、通話と異なる機能に係る処理の履歴情報を記憶する記憶部と、通話が終了した後の所定時点において、前記記憶部に記憶された前記処理の履歴情報を前記表示部に表示する表示制御部と、を備える。
本態様に係る通話機能を有する機器において、前記記憶部は、アプリケーションを起動する処理に基づく起動履歴情報、メッセージを送信する処理に基づく送信履歴情報、およびメッセージを受信する処理に基づく受信履歴情報の少なくとも一つを、前記処理の履歴情報として記憶するような構成とされ得る。
本態様に係る通話機能を有する機器において、前記表示制御部は、通話が終了した時点において、前記記憶部に記憶された前記処理の履歴情報を前記表示部に表示するような構成とされ得る。
本態様に係る通話機能を有する機器において、前記表示制御部は、通話の履歴情報の一
覧を前記表示部に表示し、当該一覧から何れかの通話の履歴情報が選択された場合、その通話の間に前記記憶部に記憶された前記処理の履歴情報を前記表示部に表示するような構成とされ得る。
本態様に係る通話機能を有する機器において、前記表示制御部は、前記表示部に表示された前記処理の履歴情報に対する所定操作に基づいて、前記処理の履歴情報よりも詳細な、前記処理に係る情報を前記表示部に表示するような構成とされ得る。
本態様に係る通話機能を有する機器において、前記記憶部はさらに、前記処理の履歴情報を、前記処理が行われた通話の履歴情報と対応付けて記憶するような構成とされ得る。この場合、前記表示制御部は、前記通話に対応付けられて前記記憶部に記憶された前記処理の履歴情報を、その通話に対応する前記処理の履歴情報として前記表示部に表示する。
本態様に係る通話機能を有する機器において、前記処理の履歴情報は、前記処理が行われた日時を示す日時情報を含み得る。この場合、前記表示制御部は、日時情報が示す日時が通話の期間に含まれる、前記処理の履歴情報を、その通話に対応する前記処理の履歴情報として前記表示部に表示する。
本発明の第2の態様は、通話機能を有する機器の制御方法に関する。本態様に係る制御方法は、通話中、通話と異なる機能に係る処理の履歴情報を記憶部に記憶するステップと、通話が終了した後の所定時点において、前記記憶部に記憶された前記処理の履歴情報を表示部に表示するステップと、を含む。
本発明の第3の態様に係るプログラムは、通話機能を有する機器のコンピュータに、通話中、通話と異なる機能に係る処理の履歴情報を記憶部に記憶する機能と、通話が終了した後の所定時点において、前記記憶部に記憶された前記処理の履歴情報を表示部に表示する機能と、を付与する。
本発明によれば、通話中に実行された機器の動作の履歴を、ユーザが容易に確認できる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る、携帯電話機の構成を示す図である。 実施の形態に係る、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る、ホーム画面、ダイヤル画面および通話画面が表示されたディスプレイを示す図である。 実施の形態に係る、発信履歴テーブルおよび着信履歴テーブルの構成を示す図である。 実施の形態に係る、発信履歴記録処理および着信履歴記録処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る、撮影画面およびメール作成画面が表示されたディスプレイを示す図である。 実施の形態に係る、動作履歴テーブルの構成について説明するための図である。 実施の形態に係る、動作履歴記録処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る、通話処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る、動作履歴情報の一覧を含むリストウィンドウが表示されたディスプレイ、および、リストウィンドウ上で選択された動作履歴情報に関する詳細内容が表示されたディスプレイを示す図である。 実施の形態に係る、リストウィンドウ上で選択された動作履歴情報に関する詳細内容が表示されたディスプレイを示す図である。 実施の形態に係る、通話履歴表示処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る、通話履歴画面および動作履歴情報の一覧を含まない電話帳画面が表示されたディスプレイを示す図である。 実施の形態に係る、動作履歴情報の一覧を含む電話帳画面が表示されたディスプレイを示す図である。 変更例に係る、起動履歴テーブル、送信履歴テーブルおよび受信履歴テーブルの構成を示す図である。 変更例に係る、通話処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)および(c)は、それぞれ、携帯電話機1の正面図、背面図および右側面図である。以下、説明の便宜上、図1(a)〜(c)に示すように、キャビネット2の長手方向を上下方向と定義し、キャビネット2の短手方向を左右方向と定義する。
図1に示されるように、携帯電話機1は、キャビネット2と、ディスプレイ3と、タッチパネル4と、マイクロフォン5と、通話スピーカ6と、外部スピーカ7と、カメラ8とを含む。
キャビネット2は、正面から見て、ほぼ長方形の輪郭を有する。キャビネット2の正面側に、ディスプレイ3が配されている。ディスプレイ3には、各種の画像(画面)が表示される。ディスプレイ3は、たとえば、液晶ディスプレイである。ディスプレイ3は、有機ELディスプレイ等、他の種類のディスプレイであってもよい。さらに、ディスプレイ3を覆うように、タッチパネル4が配置されている。タッチパネル4は、透明なシート状に形成されている。タッチパネル4として、静電容量式、超音波式、感圧式、抵抗膜式、光検知式等、各種方式のタッチパネルが用いられ得る。
キャビネット2の内部には、下端部にマイクロフォン5が配されている。また、キャビネット2の内部には、上端部に通話スピーカ6が配されている。マイクロフォン5は、キャビネット2の正面に形成されたマイク孔5aを通過した音声を受け付ける。マイクロフォン5は、入力された音に応じた電気信号を生成する。通話スピーカ6は、音を出力する。出力された音は、キャビネット2の正面に形成された出力孔6aを通過してキャビネット2の外に放出される。通話の際には、通信先の機器(携帯電話機等)から受信された受話音声が通話スピーカ6から出力され、ユーザが発した発話音声がマイクロフォン5に入力される。なお、音は、音声、報知音等、様々な音を含む。
キャビネット2の内部には、外部スピーカ7が配されている。キャビネット2の背面には、外部スピーカ7と対向する領域に出力孔7aが形成されている。外部スピーカ7から出力された音は、出力孔7aを通過してキャビネット2の外に放出される。
キャビネット2の上部には、背面側にカメラ8が配されている。カメラ8は、CCD、CMOSセンサ等の撮像素子を含み、被写体を撮影する。
図2は、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、携帯電話機1は、制御部11と、記憶部12と、画像出力部13と、タッチ検出部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、音声処理部17と、キー入力部18と、通信部19を含む。
記憶部12は、ROM、RAM、外部メモリを含む。記憶部12には、各種のプログラムが記憶されている。記憶部12に記憶されるプログラムは、携帯電話機1の各部を制御するための制御プログラムの他、各種アプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」と称する)、たとえば、電話、メッセージ、ウェブブラウザ、地図、ゲーム、スケジュール管理、等のアプリケーションを含む。さらに、記憶部12に記憶されるプログラムは、後述する、発信履歴記録処理、着信履歴記録処理、動作履歴記録処理、通話処理および通話履歴表示処理を実行するためのプログラムを含む。プログラムは、メーカによって携帯電話機1の製造時に記憶部12に記憶される他、通信網やメモリカード、CD−ROM等の記憶媒体を介して記憶部12に記憶される。
記憶部12には、プログラムの実行の際、一時的に利用または生成されるデータを記憶するワーキング領域も含まれる。
制御部11は、CPUを含む。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムに従って、携帯電話機1を構成する各部(記憶部12、画像出力部13、タッチ検出部14、音声入力部15、音声出力部16、音声処理部17、キー入力部18、通信部19等)を制御する。
画像出力部13は、図1に示すディスプレイ3を含む。画像出力部13は、制御部11からの制御信号と画像信号に基づき、ディスプレイ3に画像(画面)を表示する。また、画像出力部13は、制御部11からの制御信号に応じて、ディスプレイ3の点灯、消灯および輝度の調整を行う。
タッチ検出部14は、図1に示すタッチパネル4を含み、タッチパネル4に対するタッチ操作を検出する。より具体的には、タッチ検出部14は、タッチパネル4に対する、ユーザの指などの接触対象が接触する位置(以下、「タッチ位置」と称する)を検出する。タッチ検出部14は、検出したタッチ位置に基づいて生成された位置信号を制御部11へ出力する。
なお、タッチ検出部14は、ユーザの指がディスプレイ3、すなわち、タッチパネル4に近接したときに、指が近接した位置をタッチ位置として検出する構成であってもよい。たとえば、タッチ検出部14のタッチパネル4が、静電容量式である場合、指がタッチパネル4に近接したときに静電容量の変化が検出閾値を超えるように、その感度が調整される。
ユーザは、タッチパネル4が設けられることにより、タッチパネル4に指を触れるあるいは近接させることにより様々なタッチ操作を行うことができる。タッチ操作は、たとえば、タップ操作、フリック操作、スライド操作等を含む。タップ操作とは、ユーザがタッチパネル4に指を接触あるいは近接させた後、短時間のうちに指をタッチパネル4から離す操作である。フリック操作とは、ユーザがタッチパネル4に指を接触あるいは近接させた後、タッチパネル4を指で任意の方向に弾くあるいは掃う操作である。スライド操作とは、ユーザがタッチパネル4に指を接触あるいは近接させたまま、任意の方向へ指を移動させる操作である。
たとえば、タッチ検出部14がタッチ位置を検出した場合に、タッチ位置が検出されて
から予め定められた第1時間以内にタッチ位置が検出されなくなると、制御部11は、タッチ操作をタップ操作と判定する。タッチ位置が検出されてから予め定められた第2時間以内に予め定められた第1距離以上タッチ位置が移動した後、タッチ位置が検出されなくなった場合、制御部11は、タッチ操作をフリック操作と判定する。タッチ位置が検出された後、予め定めた第2距離以上タッチ位置が移動すると、制御部11は、タッチ操作をスライド操作と判定する。
音声入力部15は、マイクロフォン5を含む。音声入力部15は、マイクロフォン5からの電気信号を音声処理部17へ出力する。
音声出力部16は、通話スピーカ6および外部スピーカ7を含む。音声出力部16には、音声処理部17からの電気信号が入力される。音声出力部16は、通話スピーカ6または外部スピーカ7から音を出力させる。
音声処理部17は、音声入力部15からの電気信号にA/D変換等を施し、変換後のデジタルの音声信号を制御部11へ出力する。音声処理部17は、制御部11からのデジタルの音声信号にデコード処理およびD/A変換等を施し、変換後の電気信号を音声出力部16に出力する。
キー入力部18は、少なくとも1つ以上のハードキーを含む。たとえば、キー入力部18は、携帯電話機1に電源を投入するための電源キー等を含む。キー入力部18は、押下されたハードキーに対応する信号を制御部11に出力する。
通信部19は、通話や通信を行うため、信号を変換するための回路、電波を送受信するアンテナ等を含む。通信部19は、制御部11から入力される通話や通信のための信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を、アンテナを介して基地局や他の通信装置等の通信先へ送信する。さらに、通信部19は、アンテナを介して受信した無線信号を制御部11が利用できる形式の信号へ変換し、変換された信号を制御部11へ出力する。
図3(a)、(b)および(c)は、それぞれ、ホーム画面101、ダイヤル画面104および通話画面105が表示されたディスプレイ3を示す図である。
携帯電話機1では、初期画面として、ホーム画面101がディスプレイ3に表示される。図3(a)に示すように、ホーム画面101は、各種のアプリケーションを起動するための起動用アイコン101aを含む。起動用アイコン101aには、たとえば、電話アイコン101b、カメラアイコン101c、メールアイコン101d等が含まれる。
ディスプレイ3には、ホーム画面101、通知バー102および操作キー群103が表示される。通知バー102は、ディスプレイ3に表示されたホーム画面101の上方に表示される。通知バー102は、現在時刻、バッテリー残量を示す残量メータ、電波の強度を示す強度メータ等を含む。操作キー群103は、ホーム画面101の下方に表示される。操作キー群103は、設定キー103a、ホームキー103b、およびバックキー103cから構成されている。設定キー103aは、主に、各種設定を行う設定画面をディスプレイ3に表示させるためのキーである。ホームキー103bは、主に、ディスプレイ3の表示を他の画面からホーム画面に移行させるためのキーである。バックキー103cは、主に、実行された処理を1ステップ前の処理に戻すためのキーである。
電話を掛ける場合、ユーザは、電話アイコン101bに対してタップ操作を行う。電話のアプリケーションが起動されて、ディスプレイ3にダイヤル画面104が表示される。図3(b)に示すように、ダイヤル画面104は、テンキー104aと、表示窓104b
と、発信キー104cを含む。
テンキー104aへのタップ操作により電話番号が入力されると、入力された電話番号が表示窓104bに表示される。発信キー104cに対するタップ操作がなされると、入力された電話番号の電話機へ発信される。
なお、アプリケーションが実行され、ダイヤル画面104等、アプリケーションに基づく実行画面が表示されても、さらに、アプリケーションの進行に伴って実行画面が遷移しても、通知バー102および操作キー群103は、ディスプレイ3に表示され続ける。
発信先の電話機から応答があり、通信路が確立されて通話が可能な状態となると、ディスプレイ3に通話画面105が表示される。図3(c)に示すように、通話画面105は、情報表示領域105a、スピーカ切替キー105bおよび終話キー105cを含む。情報表示領域105aには、通話相手の電話番号、名前、写真等、通話相手に関する情報が含まれる。
ユーザは、通話相手との通話を行う。通話中、ユーザは、受話音声の出力先を通話スピーカ6から外部スピーカ7へ切り替える場合に、スピーカ切替キー105bへのタップ操作を行う。通話相手との通話が終わると、ユーザは、終話キー105cへのタップ操作を行う。
電話の着信があり、ユーザが所定の応答操作を行って通話が可能な状態となった場合も、ディスプレイ3に通話画面105が表示される。
通話が行われた場合、携帯電話機1には、通話履歴情報が記録される。通話履歴情報は、発信履歴情報と着信履歴情報とに分けられる。記憶部12には、発信履歴テーブル12aおよび着信履歴テーブル12bが備えられる。
図4(a)および(b)は、それぞれ、発信履歴テーブル12aおよび着信履歴テーブル12bの構成を示す図である。
発信履歴テーブル12aには、発信履歴情報が記録される。発信履歴情報は、発信先の電話番号、発信日時、通話開始日時、通話終了日時を含む。各発信履歴情報には、記録番号が付される。
着信履歴テーブル12bには、着信履歴情報が記録される。着信履歴情報は、発信元の電話番号、着信日時、通話開始日時、通話終了日時を含む。各着信履歴情報には、記録番号が付される。
発信履歴情報および着信履歴情報の記録のため、発信履歴記録処理および着信履歴記録処理が制御部11により実行される。
図5(a)は、発信履歴記録処理を示すフローチャートである。
制御部11は、電話の発信があると(S101:YES)、発信先の電話番号および発信日時を発信履歴テーブル12aに記録する(S102)。さらに、制御部11は、通話が開始されると(S103:YES)、通話開始日時を発信履歴テーブル12aに記録する(S104)。さらに、制御部11は、通話が終了すると(S105:YES)、通話終了日時を発信履歴テーブル12aに記録する(S106)。通話が開始されることなく発信が停止すると(S107:YES)、制御部11は、通話開始日時および通話終了日
時を発信履歴テーブル12aに記録することなく発信履歴記録処理を終了する。
図5(b)は、着信履歴記録処理を示すフローチャートである。
制御部11は、電話の着信があると(S111:YES)、発信元の電話番号および着信日時を着信履歴テーブル12bに記録する(S112)。さらに、制御部11は、通話が開始されると(S113:YES)、通話開始日時を着信履歴テーブル12bに記録する(S114)。さらに、制御部11は、通話が終了すると(S115:YES)、通話終了日時を着信履歴テーブル12bに記録する(S116)。通話が開始されることなく着信が停止すると(S117:YES)、制御部11は、通話開始日時および通話終了日時を着信履歴テーブル12bに記録することなく着信履歴記録処理を終了する。
携帯電話機1は、マルチタスクの機能を備えており、複数のアプリケーションを並行して実行することができる。たとえば、ユーザは、電話のアプリケーションによる通話中に、電話と異なる機能のアプリケーションを利用できる。
通話中に他の機能のアプリケーションを利用する場合、ユーザは、図3(c)に示す通話画面105がディスプレイ3に表示されている状態において、ホームキー103bに対するタップ操作を行う。これにより、図3(a)に示すホーム画面101がディスプレイ3に表示される。電話のアプリケーションは、バックグラウンドで引き続き実行され、ユーザは、通話を継続することができる。ユーザは、ディスプレイ3の表示をホーム画面101へ戻す前に、受話音声の出力先を外部スピーカ7へ切り替えることにより、通話を継続しながらディスプレイ3への操作を円滑に行うことができる。
図6(a)および(b)は、それぞれ、撮影画面106およびメール作成画面107が表示されたディスプレイ3を示す図である。
ホーム画面101において、カメラアイコン101cに対してタップ操作が行われると、カメラのアプリケーションが起動される。ディスプレイ3には、図6(a)に示す撮影画面106が表示される。たとえば、ユーザは、通話しながら、通話相手に依頼された写真を撮影することができる。カメラのアプリケーションを終了すると、ディスプレイ3にホーム画面101が表示される。
次に、ホーム画面101において、メールアイコン101dに対してタップ操作が行われると、電子メールのアプリケーションが起動される。ユーザが新規メールを作成するための操作を行うと、ディスプレイ3には、図6(b)に示すメール作成画面107が表示される。たとえば、ユーザは、先にカメラで撮影した写真を電子メールに添付し、通話相手の電話機へ送ることができる。
このように、ユーザは、通話中に、様々なアプリケーションを利用することや電子メール等のデータの送受信を行うことができる。この場合、ユーザは、通話中に、どのようなアプリケーションが利用されたか、あるいは、どのようなデータの送受信が行われたかを、その通話が終了した後に確認したいときがある。
そこで、本実施の形態の携帯電話機1では、通話の間にアプリケーションの起動、メッセージの送信およびメッセージの受信が行われると、それらの処理に係る履歴情報(以下、「動作履歴情報」と称する)が、その通話に対応付けて記憶部12に記録され、通話終了後の所定の時点において、通話に対応付けられた動作履歴情報がディスプレイ3に表示される。なお、メッセージには、電子メールおよびテキストメッセージが含まれる。
記憶部12には、動作履歴テーブル12cが備えられている。図7(a)は、動作履歴テーブル12cの構成を示し、図7(b)は、アプリケーションの起動履歴情報、メッセージの送信履歴情報およびメッセージの受信履歴情報の詳細な構成を示す。
図7(a)に示すように、動作履歴テーブル12cには、通話履歴情報(発信履歴情報、着信履歴情報)に付される記録番号、すなわち、通話履歴情報に対応付けられた状態で、動作履歴情報として、アプリケーションを起動する処理に基づく起動履歴情報、メッセージを送信する処理に基づく送信履歴情報、およびメッセージを受信する処理に基づく受信履歴情報が記録される。
図7(b)に示すように、アプリケーションの起動履歴情報は、アプリケーションの名前、起動日時および付帯情報を含む。付帯情報は、アプリケーションの種別によって異なる。たとえば、電子メールのアプリケーションの場合、本文等の詳細な情報が保存された保存場所が付帯情報とされる。また、カメラのアプリケーションの場合、撮影されたら写真の保存場所が付帯情報とされる。
メッセージの送信履歴情報は、メッセージの種別(電子メール、テキストメール等)、送信日時、本文等の詳細な情報の保存場所を含む。メッセージの受信履歴情報は、メッセージの種別、受信日時、本文等の詳細な情報の保存場所を含む。
上記の動作履歴情報を記録するための動作履歴記録処理が制御部11により実行される。
図8は、動作履歴記録処理を示すフローチャートである。
制御部11は、通話が開始されたか否かを判定する(S201)。通話が開始されると(S201:YES)、制御部11は、アプリケーションが起動されたか否か、メッセージが送信されたか否か、および、メッセージが受信されたか否かを判定する(S202、S203、S204)。
アプリケーションが起動されると(S202:YES)、制御部11は、発信履歴テーブル12aまたは着信履歴テーブル12bから読み出した今回の通話に係る記録番号に対応付けて、アプリケーションに係る起動履歴情報(名前、起動日時および付帯情報)を動作履歴テーブル12cに記録する(S205)。
また、メッセージが送信されると(S203:YES)、制御部11は、今回の通話に係る記録番号に対応付けて、送信されたメッセージに係る送信履歴情報(種別、送信日時および保存場所)を動作履歴テーブル12cに記録する(S206)。
さらに、メッセージが受信されると(S204:YES)、制御部11は、受信されたメッセージが通話相手から送信されたメッセージであるか否かを判定する(S207)。記憶部12には、電話帳情報(電話番号、メールアドレス、名前、住所、写真など)が記録された電話帳テーブルが備えられている。たとえば、メッセージが電子メールの場合、送信元のメールアドレスが、電話帳テーブルに登録された通話相手のメールアドレスに一致すれば、制御部11は、受信されたメッセージが通話相手からのメッセージであると判定する。受信されたメッセージが通話相手からのメッセージであれば(S207:YES)、制御部11は、今回の通話に係る記録番号に対応付けて、受信されたメッセージに係る受信履歴情報(種別、受信日時および保存場所)を動作履歴テーブル12cに記録する(S208)。
通話が終了すると(S209:YES)、制御部11は、動作履歴記録処理を終了する。
本実施の形態の携帯電話機1では、通話が終了した時点において、その通話の間に記録された動作履歴情報がディスプレイ3に表示される。
図9は、通話処理を示すフローチャートである。携帯電話機1からの発信に対して発信先の電話機から応答がなされた場合、および、発信元からの着信に対して携帯電話機1から応答がなされた場合に、制御部11により通話処理が開始される。
通話処理が開始されると、制御部11は、通信路を確立する(S301)。通信路が確立されると、制御部11は、通話画面105(図3(c)参照)をディスプレイ3に表示し(S302)、通話制御を開始する(S303)。制御部11は、通信部19により受信した受話音声を通話スピーカ6または外部スピーカ7から出力する。また、制御部11は、マイクロフォン5に入力された発話音声を通信部19から送信する。
終話操作、すなわち、終話キー105cへのタップ操作が行われると(S304:YES)、制御部11は、通信路を遮断する(S305)。
制御部11は、今回の通話に関する動作履歴情報が動作履歴テーブル12cに記録されているか否かを判定する(S306)。動作履歴情報が動作履歴テーブル12cに記録されていなければ(S306:NO)、制御部11は、通話画面105を閉じて(S307)、通話処理を終了する。
一方、動作履歴情報が動作履歴テーブル12cに記録されていれば(S306:YES)、制御部11は、動作履歴テーブル12cから動作履歴情報(起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報)を読み出し、動作履歴情報の一覧を含むリストウィンドウ108を生成し、生成したリストウィンドウ108を通話画面105に重ねてディスプレイ3に表示する(S308)。
図10(a)は、リストウィンドウ108が表示されたディスプレイ3を示す。リストウィンドウ108は、情報表示欄108aおよび確認キー108bを含む。たとえば、情報表示欄108aには、起動履歴情報として、起動されたアプリケーションの名前が表示され、送信履歴情報として、送信されたメッセージの種別が表示され、受信履歴情報として、受信されたメッセージの種別が表示される。各動作履歴情報は、たとえば、上から日時の早い順に並べられる。情報表示欄108aは、各動作履歴情報が表示される表示欄108cと、表示欄108cの隣に配置される詳細キー108dを含む。なお、図10(a)には、通話中に、カメラと電子メールのアプリケーションが起動され、電子メールが送信され、テキストメッセージが受信された場合のリストウィンドウ108が例示されている。
制御部11は、確認操作、すなわち、確認キー108bへのタップ操作がなされたか否かを判定する(S309)。また、制御部11は、何れかの動作履歴情報への詳細内容の表示操作、すなわち、何れかの詳細キー108dへのタップ操作がなされたか否かを判定する(S310)。確認操作がなされると(S309:YES)、制御部11は、通話画面105を閉じて(S307)、通話処理を終了する。
詳細内容の表示操作がなされると(S310:YES)、制御部11は、表示操作がなされた動作履歴情報に関して、詳細内容をディスプレイ3に表示する(S311)。
図10(b)は、通話中に起動されたカメラのアプリケーションに係る詳細内容が表示されたディスプレイ3を示す図である。
カメラのアプリケーションの起動履歴情報が表示された表示欄108cに対応する詳細キー108dへのタップ操作がなされると、制御部11は、動作履歴テーブル12cに記録された保存場所からカメラで撮影された写真を読み出し、読み出した写真のサムネイルを作成する。制御部11は、表示欄108cの領域を拡げ、拡げた領域に作成したサムネイルを配置する。
図10(c)は、通話中に起動された電子メールのアプリケーションに係る詳細内容が表示されたディスプレイ3を示す図である。
電子メールのアプリケーションの起動履歴情報が表示された表示欄108cに対応する詳細キー108dへのタップ操作がなされると、制御部11は、動作履歴テーブル12cに記録された保存場所からメールアドレスを読み出す。さらに、制御部11は、読み出したメールアドレスに基づいて、電話帳テーブルから電子メールの送信相手の写真および名前を読み出す。制御部11は、表示欄108cの領域を拡げ、拡げた領域に読み出したメールアドレス、写真および名前を配置する。
図11(a)は、通話中に送信された電子メールに係る詳細内容が表示されたディスプレイ3を示す図である。
電子メールの送信履歴情報が表示された表示欄108cに対応する詳細キー108dへのタップ操作がなされると、制御部11は、電子メールのアプリケーションを起動するとともに、動作履歴テーブル12cに記録された保存場所から本文等の詳細情報を読み出して、送信された電子メールの詳細内容を閲覧するための閲覧画面109をディスプレイ3に表示する。
図11(b)は、通話中に受信されたテキストメッセージに係る詳細内容が表示されたディスプレイ3を示す図である。
テキストメッセージの受信履歴情報が表示された表示欄108cに対応する詳細キー108dへのタップ操作がなされると、制御部11は、テキストメッセージのアプリケーションを起動するとともに、動作履歴テーブル12cに記録された保存場所から本文等の詳細情報を読み出して、受信されたテキストメッセージの詳細内容を閲覧するための閲覧画面110をディスプレイ3に表示する。
本実施の形態の携帯電話機1では、通話履歴情報の一覧が表示された通話履歴画面111から、何れかの通話履歴情報が選択された時点において、その通話の間に記録された動作履歴情報がディスプレイ3に表示される。
図12は、通話履歴表示処理を示すフローチャートである。ユーザにより通話履歴を呼び出すための操作がなされた場合に、制御部11により通話履歴表示処理が開始される。
通話履歴表示処理が開始されると、制御部11は、通話履歴画面111をディスプレイ3に表示する(S401)。図13(a)は、通話履歴画面111を示す。通話履歴画面111には、通話履歴情報、すなわち、発信履歴情報および着信履歴情報の一覧が表示される。たとえば、制御部11は、各表示欄111aに、通話履歴情報として、通話相手の電話番号、発信日時(着信日時)、名前、写真を表示する。さらに、通話履歴画面111には、各表示欄111aの隣に発信キー111bが配置される。
上記の例では、通話履歴画面111に、発信履歴情報と着信履歴情報の双方が含まれる。しかしながら、発信履歴情報を含む通話履歴画面と着信履歴情報を含む通話履歴画面とが別々に表示される構成が採られてもよい。
制御部11は、何れかの通話履歴情報を選択する操作、すなわち、何れかの表示欄111aへのタップ操作が行われたか否かを判定する(S402)。また、制御部11は、何れかの通話履歴情報に関して発信操作、すなわち、何れかの発信キー111bへのタップ操作が行われたか否かを判定する(S403)。さらに、制御部11は、終了操作、すなわち、バックキー103cへのタップ操作がなされたか否かを判定する(S404)。
何れかの通話履歴情報を選択するための操作が行われると(S402:YES)、制御部11は、動作履歴テーブル12cを参照することにより、選択された通話履歴情報に対応付けられた動作履歴情報が存在するか否かを判定する(S405)。動作履歴情報が存在しない場合(S405:NO)、制御部11は、動作履歴情報の一覧を含まない電話帳画面112をディスプレイ3に表示する(S406)。
図13(b)は、動作履歴情報の一覧を含まない電話帳画面112を示す。電話帳画面112は、電話帳情報表示欄112aを含む。電話帳情報表示欄112aには、選択された通話履歴情報が示す通話相手の電話帳情報、たとえば、名前、電話番号、メールアドレス、住所、顔写真が表示される。
終了操作、すなわち、バックキー103cへのタップ操作が行われると(S407:YES)、制御部11は、電話帳画面112を閉じて、ディスプレイ3に通話履歴画面111を表示する(S401)。
一方、ステップS405において、動作履歴情報が存在すると判定すると(S405:YES)、制御部11は、動作履歴テーブル12cから動作履歴情報を読み出し、動作履歴情報の一覧を含む電話帳画面113をディスプレイ3に表示する(S408)。
図14(a)は、動作履歴情報の一覧を含む電話帳画面113を示す。電話帳画面113は、電話帳情報表示欄113aおよび動作履歴情報表示欄113bを含む。電話帳情報表示欄113aには、通話履歴情報が示す通話相手の電話帳情報が表示される。電話帳情報表示欄113aは、上下方向にスクロール可能であり、ユーザが上下方向へのスクロール操作を行うことにより、全ての電話帳情報が表示される。動作履歴情報表示欄113bには、動作履歴情報リスト114が表示される。動作履歴情報リスト114の構成は、図10(a)に示されたリストウィンドウ108の情報表示欄108aと同様である。
制御部11は、終了操作、すなわち、バックキー103cへのタップ操作が行われたか否か、何れかの動作履歴情報への詳細内容の表示操作、すなわち、何れかの表示欄114aに対応する詳細キー114bへのタップ操作が行われたか否かを判定する(S409、S410)。終了操作が行われると(S409:YES)、制御部11は、電話帳画面113を閉じて、ディスプレイ3に通話履歴画面111を表示する(S401)。
一方、何れかの動作履歴情報への詳細内容の表示操作が行われると(S410:YES)、制御部11は、図9に示された通話処理と同様、表示操作がなされた動作履歴情報に関して、詳細内容をディスプレイ3に表示する(S411)。図14(b)には、通話中に起動された電子メールのアプリケーションに係る詳細内容が表示されたディスプレイ3が示されている。
本実施の形態によれば、ユーザは、通話中に行われた、通話と異なる機能に係る処理に基づく動作履歴情報、具体的には、アプリケーションの起動履歴情報、メッセージの送信履歴およびメッセージの受信履歴情報を、通話が終了した後に確認することができる。
さらに、本実施の形態によれば、通話が終了した時点で、自動的に、動作履歴情報の一覧がディスプレイ3に表示されるので、ユーザは、何らの操作を行うことなく、終了した通話に係る動作履歴情報を終了後直ちに確認できる。
さらに、本実施の形態によれば、通話履歴画面111上での操作により、動作履歴情報の一覧がディスプレイ3に表示されるので、通話が終了した後しばらく期間が経過した後においても、ユーザは、以前行われた通話に関する動作履歴情報を確認できる。
さらに、本実施の形態によれば、動作履歴情報の一覧から何れかの動作履歴情報を選択すると、選択された動作履歴情報に関して詳細内容がディスプレイに表示される。よって、ユーザは、通話の間に行われた携帯電話機1の処理に関して、より詳細な情報を得ることができる。
さらに、本実施の形態では、通話の間に生じた処理に基づく動作履歴情報が、その通話に係る通話履歴情報に対応付けて動作履歴テーブル12cに記憶される構成が採られている。よって、通話が行われていない間に生じた処理に基づく動作履歴情報は記憶部12に記録されないので、記憶部12に記憶される情報量が増大することを抑制できる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態等によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
<変更例>
本変更例では、発信履歴テーブル12a、着信履歴テーブル12bおよび動作履歴テーブル12cに加えて、起動履歴テーブル12d、送信履歴テーブル12e、および受信履歴テーブル12fが記憶部12に備えられる。
図15(a)、(b)および(c)は、それぞれ、起動履歴テーブル12d、送信履歴テーブル12eおよび受信履歴テーブル12fの構成を示す図である。
本変更例では、通話中であるか否かに係わらず、携帯電話機1の動作中、アプリケーションが起動されたときに起動履歴テーブル12dに起動履歴情報が記録され、メッセージが送信されたときに送信履歴テーブル12eに送信履歴情報が記録され、メッセージが受信されたときに受信履歴テーブル12fに受信履歴情報が記録される。起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報の構成は、上記実施の形態と同様であり、起動履歴情報は起動日時を含み、送信履歴情報は、送信日時を含み、受信履歴情報は、受信日時を含む。本変更例では、動作履歴記録処理は実行されない。
図16は、本変更例に係る、通話処理を示すフローチャートである。本変更例では、図9の通話処理に対して、ステップS306の処理が削除され、ステップS321ないしステップS323の処理が追加される。
以下、図9の通話処理と異なる処理について説明する。
通信路が遮断されると(S305)、制御部11は、発信履歴テーブル12aまたは着信履歴テーブル12bと、起動履歴テーブル12d、送信履歴テーブル12e、および受
信履歴テーブル12fとを参照し、起動日時が今回の通話期間内にあるアプリケーションの起動履歴情報、送信日時が今回の通話期間内にあるメッセージの送信履歴情報、および、受信日時が今回の通話期間内にある、通話相手が送信元のメッセージの受信履歴情報を各履歴テーブル12d、12e、12fから抽出する(S321)。起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報の何れもが抽出されなければ(S322:NO)、制御部11は、通話画面105を閉じる(S307)。
一方、起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報のうち、少なくとも何れか一つが抽出されれば(S322:YES)、制御部11は、抽出された起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報を、今回の通話に係る通話履歴情報に付された記録番号に対応付けて動作履歴テーブル12cに記録する(S323)。その後、制御部11は、抽出された動作履歴情報(起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報)の一覧からなるリストウィンドウ108をディスプレイ3に表示する(S308)。
本変更例によれば、上記実施の形態と同様、ユーザは、通話中に行われた、通話と異なる機能に係る処理に基づく動作履歴情報(アプリケーションの起動履歴情報、メッセージの送信履歴、メッセージの受信履歴情報)を、通話が終了した後に確認することができる。
<その他の変更例>
上記実施の形態では、通話期間内の、アプリケーションの起動履歴情報、メッセージの送信履歴情報およびメッセージの受信履歴情報が、動作履歴情報として、記憶部12に記録され、その通話が終了した後にディスプレイ3に表示される。しかしながら、動作履歴情報は、これら起動履歴情報、送信履歴情報および受信履歴情報に限られるものではない。たとえば、通話期間内にデータの削除が行われるとデータの削除履歴情報が記憶部12に記録され、記録された削除履歴情報が、その通話の間の動作履歴情報としてディスプレイ3に表示される構成が採られてもよい。あるいは、通話期間内にデータの編集が行われるとデータの編集履歴情報が記憶部12に記録され、記録された編集履歴情報が、その通話の間の動作履歴情報としてディスプレイ3に表示される構成が採られてもよい。
さらに、上記実施の形態では、通話中に受信された、送信元が通話相手であるメッセージの受信履歴情報が動作履歴テーブル12cに記録される。しかしながら、通話中に受信された、送信元が通話相手以外の者であるメッセージの受信履歴情報が動作履歴テーブル12cに記録される構成が採られてもよい。ただし、上記実施の形態のように、送信元が通話相手であるメッセージの受信履歴情報が動作履歴テーブル12cに記録される構成とすれば、通話と関係しないメッセージの受信履歴情報がディスプレイ3に表示されることを抑制できる。
上記実施の形態では、スマートフォン型の携帯電話機に本発明が適用されている。しかしながら、これに限らず、ストレート式、折りたたみ式、スライド式等、他のタイプの携帯電話機に本発明が適用されても良い。
さらに、本発明は、携帯電話機に限られず、固定電話機、通話機能付きのPDA(PersonalDigital Assistant)、通話機能付きのタブレットPC(Tablet PC)等、通話機能を有する各種の機器に適用可能である。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
3 ディスプレイ(表示部)
11 制御部(表示制御部)
12 記憶部
12c 動作履歴テーブル
12d 起動履歴テーブル
12e 送信履歴テーブル
12f 受信履歴テーブル

Claims (9)

  1. 通話機能を有する機器において、
    表示部と、
    カメラと、
    通話中、前記カメラで撮影を行うカメラ機能に係る処理の履歴情報を記憶する記憶部と、
    通話が終了した後の所定時点において、前記記憶部に記憶された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を前記表示部に表示する表示制御部と、を備える、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  2. 請求項1に記載の通話機能を有する機器において、
    前記記憶部は、カメラ機能に対応するアプリケーションを起動する処理に基づく起動履歴情報を、前記カメラ機能に係る処理の履歴情報として記憶する、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  3. 請求項1または2に記載の通話機能を有する機器において、
    前記表示制御部は、通話が終了した時点において、自動的に、前記記憶部に記憶された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の通話機能を有する機器において、
    前記表示制御部は、通話の履歴情報の一覧を前記表示部に表示し、当該一覧から何れかの通話の履歴情報が選択された場合、その通話の間に前記記憶部に記憶された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の通話機能を有する機器において、
    前記表示制御部は、前記表示部に表示された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報に対する所定操作に基づいて、前記カメラ機能に係る処理の履歴情報よりも詳細な、前記カメラ機能に係る処理に係る情報を前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の通話機能を有する機器において、
    前記記憶部はさらに、前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を、前記カメラ機能に係る処理が行われた通話の履歴情報と対応付けて記憶し、
    前記表示制御部は、前記通話に対応付けられて前記記憶部に記憶された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を、その通話に対応する前記カメラ機能に係る処理の履歴情報として前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  7. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の通話機能を有する機器において、
    前記カメラ機能に係る処理の履歴情報は、前記カメラ機能に係る処理が行われた日時を示す日時情報を含み、
    前記表示制御部は、日時情報が示す日時が通話の期間に含まれる、前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を、その通話に対応する前記カメラ機能に係る処理の履歴情報として前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする通話機能を有する機器。
  8. 通話機能を有する機器の制御方法であって、
    通話中、カメラで撮影を行うカメラ機能に係る処理の履歴情報を記憶部に記憶するステップと、
    通話が終了した後の所定時点において、前記記憶部に記憶された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を表示部に表示するステップと、を含む、
    ことを特徴とする制御方法。
  9. 通話機能を有する機器のコンピュータに、
    通話中、カメラで撮影を行うカメラ機能に係る処理の履歴情報を記憶部に記憶する機能と、
    通話が終了した後の所定時点において、前記記憶部に記憶された前記カメラ機能に係る処理の履歴情報を表示部に表示する機能と、を付与する、
    ことを特徴とするプログラム。
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