JP2015521762A - 端末画面制御方法、端末、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

端末画面制御方法、端末、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明の実施例は、画面制御方法及び端末を開示している。当該方法は、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップと、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御するステップと、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御するステップと、を含む。本発明によれば、端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフをより正しく制御することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、端末技術分野におけるタッチパネル技術分野に関し、特に画面制御方法及び端末に関する。
現在、タッチパネル端末は、メインな端末として使用されているが、ユーザが端末を使用して電話する際に、人体の顔や頭などが端末の画面に長時間に接触すると、誤操作を起こしやすい。従来技術においては、画面のオン・オフを制御するためのオプティカルセンシング技術を用いて、この問題は解決される。その原理としては、オプティカルセンサを利用して周囲の光の状況を感知し、それをコントローラの処理チップに通知して画面のオン・オフを制御する。通話中、端末の前部に搭載されるオプティカルセンサは、周囲の光の状況を感知し、端末が人体(例えば耳)と一定な距離まで接近したときに、光が暗くなったことを感知し、画面をオフさせるように制御し、一方、端末が人体から一定な距離以上に離れたときに、光が明るくなったことを感知し、画面をオンさせるように制御する。
しかしながら、オプティカルセンサによる周囲光の感知状況の判別は、定量的な基準がなく、また、端末が現在位置する環境の光の強弱から影響を受けやすく、画面のオン・オフに対して正しく制御できなくなる。
本発明の実施例は、従来技術に存在する端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフに対して正しく制御できないことを解決するための画面制御方法及び端末を提供する。
本発明の実施例は、端末画面制御方法を提供し、当該端末画面制御方法は、端末の通話中又は呼出中に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップと、前記距離が前記距離閾値より大きくないと判定されると、前記画面をオフさせるように制御するステップと、前記距離が前記距離閾値より大きいと判定されると、前記画面をオンさせるように制御するステップと、を含む。
さらに、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の容量値を検出するステップと、前記容量値が容量閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定するステップと、前記容量値が前記容量閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定するステップと、を含む。
さらに、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出するステップと、前記電流値が電流閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定するステップと、前記容量値が前記電流閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定するステップと、を含む。
さらに、前記端末の無線周波数モジュールにより、前記端末が通話中又は呼出中であることを判定する。
さらに、前記所定領域は、前記画面においてレシーバの近くに位置する。
本発明の実施例は、端末も提供し、当該端末は、自装置の通話中又は呼出中に、前記自装置の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するための検出モジュールと、前記距離が前記距離閾値より大きくないと判定されると、前記画面をオフさせるように制御し、前記距離が前記距離閾値より大きいと判定されると、前記画面をオンさせるように制御するための制御モジュールと、を含む。
さらに、前記検出モジュールは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の容量値を検出するためのものであり、前記容量値が容量閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定し、前記容量値が前記容量閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定する。
さらに、前記検出モジュールは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出し、前記電流値が電流閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、前記容量値が前記電流閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定する。
さらに、前記端末が通話中又は呼出中であることを判定し、前記検出モジュールに通知するための無線周波数モジュールを含む。
さらに、人体からの距離を測るために用いられる前記検出モジュールの前記所定領域は、前記画面においてレシーバの近くに位置する。
本発明の実施例に係る上記技術的解決策において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面上の所定領域が人体と接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定し、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御する。当該方法において、画面のオン・オフの制御に定量的な制御基準を提供したため、背景技術におけるオプティカルセンサによる光の強弱を感知する方法に比較し、画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
図面は、本発明をより理解するためのものであり、明細書の一部分として、本発明の実施例とともに本発明を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例による端末画面制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例1による端末画面制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例2による端末画面制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例3による端末の構造を模式的に示す図である。
端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフをより正しく制御するために、本発明の実施例は、端末画面制御方法及び端末を提供する。以下、明細書の図面を参照し、本発明の好適な実施例を説明する。ここで記載する好適な実施例は、単に本発明を説明及び解釈するためのものであり、本発明を限定するためのものではない。また、矛盾しないかぎり、本願における実施例及び実施例における構成は、互いに組み合わせることができる。
本発明の実施例は、端末画面制御方法を提供する。図1に示すように、以下のステップを含む。
ステップ101において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定する。
ステップ102において、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御する。
なお、上記ステップ101における電気信号は、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量であってもよく、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流であってもよい。そして、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、具体的に、以下の2つの方式を採用することができる。
方式1:端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の容量値を検出し、当該容量値が容量閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、当該容量値が当該容量閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
方式2:端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出し、当該電流値が電流閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、当該容量値が当該電流閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
以下、図面を参照し、具体的な実施例を用いて本発明による方法と端末について詳細に説明する。
実施例1:
本発明の実施例1において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かにより、画面のオン・オフを制御する。距離が距離閾値より大きいか否かは、実際には、画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量に基づいて判定することができる。
例えば、容量式タッチパネルを例とし、人体が画面における容量感知領域に接触すると、人体の電界は、タッチパネルの表面との間に結合容量を形成する。実質上、人体が画面に接触せず、一定な距離まで接近すると、結合容量が生成される。
本発明の実施例1は、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量に基づいて、人体と画面との距離が距離閾値より大きいか否かを判定して画面のオン・オフを制御できる。
図2は、本実施例1による端末画面制御方法のフローチャートであり、詳しくは、以下の処理ステップを含む。
ステップ201において、端末は、現在通話中又は呼出中であると判定する。ユーザが端末を使用して通話又は呼出をしている最中に、端末における無線周波数(RF:Radio Frequency)モジュールにより端末が現在通話又は呼出状態にあることを検出して判定することができる。
ステップ202において、端末が通話中又は呼出中のとき、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に対する検出を起動する。具体的には、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の容量値を検出してもよい。
本実施例1において、端末の画面における所定領域は、実際のニーズに応じて柔軟に設置されることができる。例えば、所定領域は、画面においてレシーバの近くに位置するように設置され、そのサイズ及び形状がレシーバの周囲のPCB(Printed Circuit Board)ボードに合わせるサイズであることが好ましい。
ステップ203において、検出した画面から発生する接触容量の容量値に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定する。大きくないと判定される場合、ステップ204に進み、大きいと判定される場合、ステップ205に進む。具体的な判定方式は、以下のようである。
検出した接触容量の容量値が容量閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定する。容量値が容量閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。なお、容量閾値とは、所定領域と人体との距離が距離閾値であるときに画面から発生する接触容量の容量値である。
ステップ204において、端末の画面をオフさせるように制御する。
ステップ205において、端末の画面をオンさせるように制御する。
本発明の実施例1による上記方法によれば、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量の容量値の大きさと容量閾値との関係に応じて、画面と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定することにより、この定量的な制御基準に基づいて、画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
実施例2
本発明の実施例2において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かにより、画面のオン・オフを制御する。距離が距離閾値より大きいか否かは、実際には、画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流に基づいて判定することができる。
例えば、容量式タッチパネルを例とし、人体が画面における容量感知領域に接触すると、人体の電界は、タッチパネルの表面との間に結合容量を形成する。高周波電流の場合、キャパシタが直接の導体となるため、人体は、タッチパネルの電極が供給することにより発生した小さい電流を吸収する。当該電流は、供給電流と言われる。実質上、人体が画面に接触せず、一定な距離まで接近すると、結合容量及び対応する供給電流が生成される。
本発明の実施例2は、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流に基づいて、人体と画面との距離が距離閾値より大きいか否かを判定して画面のオン・オフを制御できるものである。
図3は、本実施例2による端末画面制御方法のフローチャートであり、詳しくは、以下の処理ステップを含む。
ステップ301において、端末は、現在通話中又は呼出中であると判定する。ユーザが端末を使用して通話又は呼出をしている最中に、端末における無線周波数モジュールにより端末が現在通話又は呼出状態にあることを検出して判定することができる。
ステップ302において、端末が通話中又は呼出中のとき、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に対する検出を起動する。具体的には、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出してもよい。
本実施例2において、端末の画面における所定領域は、実際のニーズに応じて柔軟に設置されることができる。例えば、所定領域は、画面においてレシーバの近くに位置するように設置され、そのサイズ及び形状がレシーバの周囲のPCBボードに合わせるサイズであることが好ましい。
ステップ303において、検出した画面から発生する接触容量の供給電流の電流値に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定する。大きくないと判定される場合、ステップ304に進み、大きいと判定される場合、ステップ305に進む。具体的な判定方式は、以下のようである。
検出した接触容量の供給電流の電流値が電流閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定する。容量値が電流閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。なお、電流閾値とは、所定領域と人体との距離が距離閾値であるときに画面から発生する接触容量の供給電流の電流値である。
ステップ304において、端末の画面をオフさせるように制御する。
ステップ305において、端末の画面をオンさせるように制御する。
本発明の実施例2による上記方法によれば、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値の大きさと電流閾値との関係に応じて、画面と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定することにより、この定量的な制御基準に基づいて、画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
実施例3
同一の発明思想に基づいて、本発明の上記実施例による端末画面制御方法に対応して、本発明の実施例3は、端末を提供している。その構造の模式的な図は、図4に示される。具体的には、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するための検出モジュール401と、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御するための制御モジュール402とを含む。
さらに、検出モジュール401は、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の容量値を検出するためのものであり、容量値が容量閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、容量値が容量閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
さらに、検出モジュール401は、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出するためのものであり、電流値が電流閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、容量値が電流閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
さらに、端末は、端末が通話中又は呼出中であると判定し、検出モジュール401に通知するための無線周波数モジュール403を含む。
さらに、人体からの距離を測るために用いられる検出モジュールの所定領域は、画面においてレシーバの近くに位置する。
以上をまとめると、本発明の実施例による技術的解決策は、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップと、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御するステップとを含む。本発明の実施例による技術的解決策を採用して、端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
上述の実施例は、単に本発明の技術的解決策の記載のために例示されただけであり、限定されるべきではない点に留意すべきである。上述の実施例を参照することにより詳細に本発明は開示されているが、当該分野の技術者は、本発明の主旨と範囲を逸脱しない限り、本発明について様々な変更及び変形を行うことができることを言うまでもない。
本発明は、端末技術分野におけるタッチパネル技術分野に関し、特に端末画面制御方法端末、プログラム及び記録媒体に関する。
現在、タッチパネル端末は、メインな端末として使用されているが、ユーザが端末を使用して電話する際に、人体の顔や頭などが端末の画面に長時間に接触すると、誤操作を起こしやすい。従来技術においては、画面のオン・オフを制御するためのオプティカルセンシング技術を用いて、この問題は解決される。その原理としては、オプティカルセンサを利用して周囲の光の状況を感知し、それをコントローラの処理チップに通知して画面のオン・オフを制御する。通話中、端末の前部に搭載されるオプティカルセンサは、周囲の光の状況を感知し、端末が人体(例えば耳)と一定な距離まで接近したときに、光が暗くなったことを感知し、画面をオフさせるように制御し、一方、端末が人体から一定な距離以上に離れたときに、光が明るくなったことを感知し、画面をオンさせるように制御する。
しかしながら、オプティカルセンサによる周囲光の感知状況の判別は、定量的な基準がなく、また、端末が現在位置する環境の光の強弱から影響を受けやすく、画面のオン・オフに対して正しく制御できなくなる。
本発明の実施例は、従来技術に存在する端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフに対して正しく制御できないことを解決するための端末画面制御方法端末、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の実施例は、端末画面制御方法を提供し、当該端末画面制御方法は、端末の通話中又は呼出中に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップと、前記距離が前記距離閾値より大きくないと判定されると、前記画面をオフさせるように制御するステップと、前記距離が前記距離閾値より大きいと判定されると、前記画面をオンさせるように制御するステップと、を含む。
さらに、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の容量値を検出するステップと、前記容量値が容量閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定するステップと、前記容量値が前記容量閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定するステップと、を含む。
さらに、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出するステップと、前記電流値が電流閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定するステップと、前記電流値が前記電流閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定するステップと、を含む。
さらに、前記端末の無線周波数モジュールにより、前記端末が通話中又は呼出中であることを判定する。
さらに、前記所定領域は、前記画面においてレシーバの近くに位置する。
本発明の実施例は、端末も提供し、当該端末は、自装置の通話中又は呼出中に、前記自装置の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するための検出モジュールと、前記距離が前記距離閾値より大きくないと判定されると、前記画面をオフさせるように制御し、前記距離が前記距離閾値より大きいと判定されると、前記画面をオンさせるように制御するための制御モジュールと、を含む。
さらに、前記検出モジュールは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の容量値を検出するためのものであり、前記容量値が容量閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定し、前記容量値が前記容量閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定する。
さらに、前記検出モジュールは、具体的に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出し、前記電流値が電流閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、前記電流値が前記電流閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定する。
さらに、前記端末が通話中又は呼出中であることを判定し、前記検出モジュールに通知するための無線周波数モジュールを含む。
さらに、人体からの距離を測るために用いられる前記検出モジュールの前記所定領域は、前記画面においてレシーバの近くに位置する。
本発明は、さらに、プロセッサに実行されることにより、前記端末画面制御方法を実現するプログラムを提供する。
本発明は、さらに、前記プログラムを記録した記録媒体を提供する。
本発明の実施例に係る上記技術的解決策において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面上の所定領域が人体と接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定し、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御する。当該方法において、画面のオン・オフの制御に定量的な制御基準を提供したため、背景技術におけるオプティカルセンサによる光の強弱を感知する方法に比較し、画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
図面は、本発明をより理解するためのものであり、明細書の一部分として、本発明の実施例とともに本発明を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例による端末画面制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例1による端末画面制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例2による端末画面制御方法のフローチャートである。 本発明の実施例3による端末の構造を模式的に示す図である。
端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフをより正しく制御するために、本発明の実施例は、端末画面制御方法及び端末を提供する。以下、明細書の図面を参照し、本発明の好適な実施例を説明する。ここで記載する好適な実施例は、単に本発明を説明及び解釈するためのものであり、本発明を限定するためのものではない。また、矛盾しないかぎり、本願における実施例及び実施例における構成は、互いに組み合わせることができる。
本発明の実施例は、端末画面制御方法を提供する。図1に示すように、以下のステップを含む。
ステップ101において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定する。
ステップ102において、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御する。
なお、上記ステップ101における電気信号は、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量であってもよく、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流であってもよい。そして、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、具体的に、以下の2つの方式を採用することができる。
方式1:端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の容量値を検出し、当該容量値が容量閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、当該容量値が当該容量閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
方式2:端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出し、当該電流値が電流閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、当該電流値が当該電流閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
以下、図面を参照し、具体的な実施例を用いて本発明による方法と端末について詳細に説明する。
実施例1:
本発明の実施例1において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かにより、画面のオン・オフを制御する。距離が距離閾値より大きいか否かは、実際には、画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量に基づいて判定することができる。
例えば、容量式タッチパネルを例とし、人体が画面における容量感知領域に接触すると、人体の電界は、タッチパネルの表面との間に結合容量を形成する。実質上、人体が画面に接触せず、一定な距離まで接近すると、結合容量が生成される。
本発明の実施例1は、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量に基づいて、人体と画面との距離が距離閾値より大きいか否かを判定して画面のオン・オフを制御できる。
図2は、本実施例1による端末画面制御方法のフローチャートであり、詳しくは、以下の処理ステップを含む。
ステップ201において、端末は、現在通話中又は呼出中であると判定する。ユーザが端末を使用して通話又は呼出をしている最中に、端末における無線周波数(RF:Radio Frequency)モジュールにより端末が現在通話又は呼出状態にあることを検出して判定することができる。
ステップ202において、端末が通話中又は呼出中のとき、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に対する検出を起動する。具体的には、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の容量値を検出してもよい。
本実施例1において、端末の画面における所定領域は、実際のニーズに応じて柔軟に設置されることができる。例えば、所定領域は、画面においてレシーバの近くに位置するように設置され、そのサイズ及び形状がレシーバの周囲のPCB(Printed Circuit Board)ボードに合わせるサイズであることが好ましい。
ステップ203において、検出した画面から発生する接触容量の容量値に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定する。大きくないと判定される場合、ステップ204に進み、大きいと判定される場合、ステップ205に進む。具体的な判定方式は、以下のようである。
検出した接触容量の容量値が容量閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定する。容量値が容量閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。なお、容量閾値とは、所定領域と人体との距離が距離閾値であるときに画面から発生する接触容量の容量値である。
ステップ204において、端末の画面をオフさせるように制御する。
ステップ205において、端末の画面をオンさせるように制御する。
本発明の実施例1による上記方法によれば、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量の容量値の大きさと容量閾値との関係に応じて、画面と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定することにより、この定量的な制御基準に基づいて、画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
実施例2
本発明の実施例2において、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かにより、画面のオン・オフを制御する。距離が距離閾値より大きいか否かは、実際には、画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流に基づいて判定することができる。
例えば、容量式タッチパネルを例とし、人体が画面における容量感知領域に接触すると、人体の電界は、タッチパネルの表面との間に結合容量を形成する。高周波電流の場合、キャパシタが直接の導体となるため、人体は、タッチパネルの電極が供給することにより発生した小さい電流を吸収する。当該電流は、供給電流と言われる。実質上、人体が画面に接触せず、一定な距離まで接近すると、結合容量及び対応する供給電流が生成される。
本発明の実施例2は、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流に基づいて、人体と画面との距離が距離閾値より大きいか否かを判定して画面のオン・オフを制御できるものである。
図3は、本実施例2による端末画面制御方法のフローチャートであり、詳しくは、以下の処理ステップを含む。
ステップ301において、端末は、現在通話中又は呼出中であると判定する。ユーザが端末を使用して通話又は呼出をしている最中に、端末における無線周波数モジュールにより端末が現在通話又は呼出状態にあることを検出して判定することができる。
ステップ302において、端末が通話中又は呼出中のとき、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に対する検出を起動する。具体的には、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出してもよい。
本実施例2において、端末の画面における所定領域は、実際のニーズに応じて柔軟に設置されることができる。例えば、所定領域は、画面においてレシーバの近くに位置するように設置され、そのサイズ及び形状がレシーバの周囲のPCBボードに合わせるサイズであることが好ましい。
ステップ303において、検出した画面から発生する接触容量の供給電流の電流値に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定する。大きくないと判定される場合、ステップ304に進み、大きいと判定される場合、ステップ305に進む。具体的な判定方式は、以下のようである。
検出した接触容量の供給電流の電流値が電流閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定する。電流値が電流閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。なお、電流閾値とは、所定領域と人体との距離が距離閾値であるときに画面から発生する接触容量の供給電流の電流値である。
ステップ304において、端末の画面をオフさせるように制御する。
ステップ305において、端末の画面をオンさせるように制御する。
本発明の実施例2による上記方法によれば、画面が人体と接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値の大きさと電流閾値との関係に応じて、画面と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定することにより、この定量的な制御基準に基づいて、画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
実施例3
同一の発明思想に基づいて、本発明の上記実施例による端末画面制御方法に対応して、本発明の実施例3は、端末を提供している。その構造の模式的な図は、図4に示される。具体的には、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するための検出モジュール401と、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御するための制御モジュール402とを含む。
さらに、検出モジュール401は、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の容量値を検出するためのものであり、容量値が容量閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、容量値が容量閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
さらに、検出モジュール401は、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出するためのものであり、電流値が電流閾値以上である場合、所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、電流値が電流閾値より小さい場合、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいと判定する。
さらに、端末は、端末が通話中又は呼出中であると判定し、検出モジュール401に通知するための無線周波数モジュール403を含む。
さらに、人体からの距離を測るために用いられる検出モジュールの所定領域は、画面においてレシーバの近くに位置する。
以上をまとめると、本発明の実施例による技術的解決策は、端末の通話中又は呼出中に、端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に画面から発生する電気信号に基づいて、所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップと、距離が距離閾値より大きくないと判定されると、画面をオフさせるように制御し、距離が距離閾値より大きいと判定されると、画面をオンさせるように制御するステップとを含む。本発明の実施例による技術的解決策を採用して、端末の通話中又は呼出中に画面のオン・オフをより正しく制御することができる。
上述の実施例は、単に本発明の技術的解決策の記載のために例示されただけであり、限定されるべきではない点に留意すべきである。上述の実施例を参照することにより詳細に本発明は開示されているが、当該分野の技術者は、本発明の主旨と範囲を逸脱しない限り、本発明について様々な変更及び変形を行うことができることを言うまでもない。

Claims (10)

  1. 端末の通話中又は呼出中に、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップと、
    前記距離が前記距離閾値より大きくないと判定されると、前記画面をオフさせるように制御するステップと、
    前記距離が前記距離閾値より大きいと判定されると、前記画面をオンさせるように制御するステップと、を含む
    ことを特徴とする端末画面制御方法。
  2. 前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、
    前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の容量値を検出するステップと、
    前記容量値が容量閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定するステップと、
    前記容量値が前記容量閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するステップは、
    前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出するステップと、
    前記電流値が電流閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定するステップと、
    前記容量値が前記電流閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記端末の無線周波数モジュールにより、前記端末が通話中又は呼出中であることを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記所定領域は、前記画面においてレシーバの近くに位置する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 自装置の通話中又は呼出中に、前記自装置の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する電気信号に基づいて、前記所定領域と人体との距離が距離閾値より大きいか否かを判定するための検出モジュールと、
    前記距離が前記距離閾値より大きくないと判定されると、前記画面をオフさせるように制御し、前記距離が前記距離閾値より大きいと判定されると、前記画面をオンさせるように制御するための制御モジュールと、を含む
    ことを特徴とする端末。
  7. 前記検出モジュールは、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の容量値を検出するためのものであり、前記容量値が容量閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値以下であると判定し、前記容量値が前記容量閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末。
  8. 前記検出モジュールは、前記端末の画面における所定領域と人体とが接近する時に前記画面から発生する接触容量の供給電流の電流値を検出し、前記電流値が電流閾値以上である場合、前記所定領域と人体との距離が距離閾値以下であると判定し、前記容量値が前記電流閾値より小さい場合、前記所定領域と人体との距離が前記距離閾値より大きいと判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末。
  9. さらに、前記端末が通話中又は呼出中であることを判定し、前記検出モジュールに通知するための無線周波数モジュールを含む
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の端末。
  10. 人体からの距離を測るために用いられる前記検出モジュールの前記所定領域は、前記画面においてレシーバの近くに位置する
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の端末。
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