JP2013258478A - 携帯電子機器、入力操作制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】水中でも誤作動なく操作することができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電子機器1は、タッチパネル2と、複数のハードキーを備えたハードキー操作部9と、外部からの圧力を検出する圧力センサ3と、タッチパネル2またはハードキー操作部9からの出力信号に応じて予め定められた処理を実行する制御部6と、を有する。制御部6は、圧力センサ3の出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、ハードキー操作部9およびタッチパネル2それぞれに対する入力操作をともに有効とし、圧力センサ3の出力値が基準値より大きい場合には、タッチパネル2に対する入力操作を無効とし、ハードキー操作部9に対する入力操作を有効とする。
【選択図】図1
【解決手段】携帯電子機器1は、タッチパネル2と、複数のハードキーを備えたハードキー操作部9と、外部からの圧力を検出する圧力センサ3と、タッチパネル2またはハードキー操作部9からの出力信号に応じて予め定められた処理を実行する制御部6と、を有する。制御部6は、圧力センサ3の出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、ハードキー操作部9およびタッチパネル2それぞれに対する入力操作をともに有効とし、圧力センサ3の出力値が基準値より大きい場合には、タッチパネル2に対する入力操作を無効とし、ハードキー操作部9に対する入力操作を有効とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、防水機能を備えた携帯電子機器に関する。
最近の携帯電話端末には防水機能を備えたものがある。このような防水機能付き携帯電話端末は、水中での使用が可能であり、カメラ機能がついている場合には、水中撮影を行うことができる。
しかし、水圧が高くなると、水圧により操作キーが押下され、携帯電話端末が誤作動する場合がある。
特許文献1には、そのような水圧による誤作動を抑制することができる携帯電子機器が記載されている。
特許文献1に記載の携帯電子機器は、ハードキーよりなる操作部と、操作部に対する押圧操作を検出する操作検出部と、操作検出部により押圧操作に応じて予め定められた処理を実行する制御部と、水圧を計測する水圧計測部と、を有する。
制御部は、水圧計測部により所定値以上の水圧が計測された場合には、操作部での押圧操作に応じた処理を実行しない。これにより、水圧が高くなることによる誤作動を抑制することができる。
最近では、スマートフォンのような、静電容量方式のタッチパネルを備えた携帯電子機器にも、防水機能が設けられている。
静電容量方式のタッチパネルは、指等の指示体とパネル面(表示面)下に設けられた導電膜との間の静電容量の変化に基づいてパネル面上の指示体の位置を検出するものである。このタッチパネルにおいては、パネル面に水のような電流を流す媒体が付着すると、指示体と導電膜との間の静電容量の変化を正確に検出することができない。このため、静電容量方式のタッチパネルを備えた防水機能付き携帯電子機器を水中で使用すると、タッチパネルが誤作動し、本来の動作を提供することができない。
特許文献1に記載のものは、水圧が所定値以上になったことを検出したときにハードキーを無効とする構成であり、タッチパネルの誤作動を防止するものではない。
また、特許文献1に記載のものでは、携帯電子機器が水中にあるか否かを検出することができない。仮に、特許文献1に記載のものを静電容量方式のタッチパネルを備えた防水機能付き携帯電子機器に適用したとしても、水圧が所定値以上になったときにタッチパネルを無効とするだけであり、水圧が所定値に達するまでの間は、タッチパネルは有効とされるため、タッチパネルが誤作動する。
本発明の目的は、上記問題を解決し、水中でも誤作動なく操作することができる、携帯電子機器、入力操作制御方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、
表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われ、該入力操作に応じた信号を出力するタッチパネルと、
複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われ、該入力操作に応じた信号を出力するハードキー操作部と、
外部からの圧力を検出する圧力センサと、
前記タッチパネルまたは前記ハードキー操作部からの出力信号に応じて予め定められた処理を実行する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする、携帯電子機器が提供される。
表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われ、該入力操作に応じた信号を出力するタッチパネルと、
複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われ、該入力操作に応じた信号を出力するハードキー操作部と、
外部からの圧力を検出する圧力センサと、
前記タッチパネルまたは前記ハードキー操作部からの出力信号に応じて予め定められた処理を実行する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする、携帯電子機器が提供される。
本発明の別の態様によれば、表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われるタッチパネルと、複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われるハードキー操作部と、外部からの圧力を検出する圧力センサと、を有する、携帯電子機器の入力操作制御方法であって、
制御部が、前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする、入力操作制御方法が提供される。
制御部が、前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする、入力操作制御方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、
表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われるタッチパネルと、複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われるハードキー操作部と、外部からの圧力を検出する圧力センサと、を有する、携帯電子機器のコンピュータに、
前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とする処理と、
前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする処理と、を実行させるプログラムが提供される。
表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われるタッチパネルと、複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われるハードキー操作部と、外部からの圧力を検出する圧力センサと、を有する、携帯電子機器のコンピュータに、
前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とする処理と、
前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする処理と、を実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、水中におけるタッチパネルの誤作動を防止することができ、水中で携帯電子機器を安定して動作させることができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である携帯電子機器の構成を示すブロック図である。図2Aは、携帯電子機器を表側から見た場合の外観を示す模式図、図2Bは、携帯電子機器を裏側から見た場合の外観を示す模式図である。
図1、図2Aおよび図2Bを参照すると、携帯電子機器1は、スマートフォンに代表される防水機能付き携帯電話端末等であって、その主要部は、タッチパネル2、圧力センサ3、カメラ4、バイブレータ5、制御部6、無線通信部7、アンテナ8およびハードキー操作部9からなる。なお、防止機能は、周知であり、本発明の特徴ではないので、防止機能についての詳細な説明は省略する。
タッチパネル2は、液晶ディスプレイ等の表示部と、画面内における指等の指示体の接触(または近接)の位置を示す位置信号を出力する、タッチパッド等の位置入力部とを組み合わせたものである。タッチパネル2として、静電容量式のタッチパネルが用いられている。
静電容量式のタッチパネルには、表面型のものと投影型のものとがあり、いずれの方式も、指等の指示体とパネル面下の導電膜または電極層との間での静電容量の変化に基づいてパネル面上の指示体の位置を検出する。タッチパネル2として、表面型および投影型のいずれを用いてもよい。
圧力センサ3は、外部からの圧力(例えば、大気圧や水圧)を検出し、検出値を出力する。圧力センサ3の出力信号は、制御部6に供給される。
ハードキー操作部9は、複数のハードキーを有し、ハードキーが押下されると、そのハードキーに対応する信号(例えば、コマンド信号)を出力する。例えば、ハードキー操作部9は、電源のオン/オフをするための操作キーや、カメラモード等の動作モードを起動するための操作キー、操作や調整を行うための操作キーなどを有する。
例えば、図2Aに示すように、筐体の側面には、サイド操作キー9aが設けられている。メディア再生等のモードにおいて、ユーザは、サイド操作キー9aを用いて音量の調整を行うことができる。カメラモードにおいて、ユーザは、サイド操作キー9aを用いてズームイン/ズームアウトの操作を行うことができる。サイド操作キー9aの機能の割り当ては、制御部6によって行われる。なお、タッチパネル2を用いても、音量の調整やズームイン/ズームアウトの操作を行うことができる。
カメラ4は、カメラモードにおいて動作するものであり、その動作は、制御部6によって制御される。図2Bに示すように、カメラ4は、携帯電子機器1の筺体の裏面に設けられている。
カメラモードは、通常撮影モードと水中撮影モードを含む。通常撮影モードにおいて、ユーザは、タッチパネル2またはハードキー操作部9を使用してカメラ4を操作することができる。水中撮影モードにおいては、ユーザは、ハードキー操作部9を使用してカメラ4を操作することができる。
バイブレータ5は、筺体を振動させるものであり、この振動によってユーザへの警告や通知を行う。バイブレータ5の動作は、制御部6によって制御される。
無線通信部7は、アンテナ8を介して基地局との間で無線通信を行う第1の通信機能と、他の機器との間でデータを送受信する第2の通信機能を有する。第1の通信機能により、携帯電子機器1は、移動通信網や公衆電話網等を介して外部の携帯電話機と相互に通信可能に接続される。また、第1の通信機能により、携帯電子機器1は、インターネットに代表されるネットワークへの接続も可能とされており、このネットワークを介して、サーバ等の外部装置から必要なプログラムやデータをダウンロードすることができる。第2の通信機能は、例えば、赤外線通信機能やBluetooth(登録商標)に代表される無線通信機能である。
制御部6は、プログラムに従って動作するCPU(Central processing unit)よりなり、タッチパネル2またはハードキー操作部9からの信号に応じて、各部の動作を制御したり、予め定められた処理を実行したりする。
また、制御部6は、大気圧を基準値とし、圧力センサ3の出力値が基準値を超えた場合に、タッチパネル2に対する入力操作を無効にしたり、バイブレータ5を一定時間だけ動作させたり、無線通信部7をオフしたりする。制御部6は、基準値を予め保持している。
さらに、制御部6は、ハードキー操作部9の各操作キーに対する機能の割り当てを制御する。制御部6は、操作キーに対する機能の割り当てを、圧力センサ3の出力値が基準値を超えた場合とそれ以外の場合とで変更してもよい。
次に、本実施形態の携帯電子機器1の動作について説明する。
図3は、入力操作制御の一手順を示すフローチャートである。
制御部6は、圧力センサ3の出力値を取得し(ステップS10)、取得した出力値が大気圧を示す基準値より大きいか否かを判定する(ステップS11)。
圧力センサ3の出力値が基準値より大きい場合は、制御部6は、携帯電子機器1が水中にあると判断して、タッチパネル2に対する入力操作を無効にし、ハードキー操作部9に対する入力操作を有効にする(ステップS12)。
圧力センサ3の出力値が基準値以下の場合は、制御部6は、携帯電子機器1が水中にないと判断して、タッチパネル2およびハードキー操作部9それぞれに対する入力操作を共に有効にする(ステップS13)。
ステップS10〜S13の処理が繰り返されることで、圧力センサ3の出力値が基準値より大きい期間(携帯電子機器1が水中にある期間)では、ハードキー操作部9のみが有効とされ、圧力センサ3の出力値が基準値以下の期間(携帯電子機器1が水中にない期間)では、タッチパネル2およびハードキー操作部9が共に有効とされる。
上記の入力操作制御によれば、携帯電子機器1が水中にある場合は、制御部6がタッチパネル2を無効にするので、タッチパネル2の誤作動を防止することができる。
図3に示した入力操作制御において、ステップS11で、圧力センサ3の出力値が基準値より大きいと判定した場合に、制御部6は、バイブレータ5を動作させて、水中であることや、タッチパネル2が無効であることを、ユーザに通知してもよい。
また、水中では、電波(特に、高周波の電波)の減衰が大きく、無線基地局との通信が困難であり、通話もできないことから、ステップS11で、圧力センサ3の出力値が基準値より大きいと判定した場合に、制御部6は、無線通信部7をオフ、すなわち、RF回路への電力供給を停止してもよい。これにより、無駄な電力消費を抑制することができ、電池の消耗を抑制することができる。この場合、制御部6は、圧力センサ3の出力値が基準値より大きく、かつ、アンテナ8の受信レベルが閾値より小さい場合に、無線通信部7をオフしてもよい。
上述した入力操作制御をカメラモードと組み合わせることもできる。例えば、カメラモードは、水中での使用に特化した水中撮影モード(例えば、無線通信部7をオフ、タッチパネル2を無効、ハードキー操作部9を有効としたモード)と、水中でない通常の使用環境に適した通常撮影モード(例えば、無線通信部7をオン、タッチパネル2およびハードキー操作部9を共に有効としたモード)とを含む。制御部6は、圧力センサ3の出力信号に応じて、通常撮影モードと水中撮影モードの間でモードの切り替えを行う。
図4に、カメラモード切り替えの手順を示す。
制御部6は、圧力センサ3の出力値を取得し(ステップS20)、取得した出力値が大気圧を示す基準値より大きいか否かを判定する(ステップS21)。
圧力センサ3の出力値が基準値より大きい場合は、制御部6は、携帯電子機器1が水中にあると判断して、カメラモードを水中撮影モードに移行する(ステップS22)。
圧力センサ3の出力値が基準値以下の場合は、制御部6は、携帯電子機器1が水中にないと判断して、カメラモードを通常撮影モードに移行する(ステップS23)。
ステップS20〜S23の処理が繰り返されることで、圧力センサ3の出力値が基準値より大きい期間(携帯電子機器1が水中にある期間)では、動作モードは水中撮影モードとされ、圧力センサ3の出力値が基準値以下の期間(携帯電子機器1が水中にない期間)では、動作モードは通常撮影モードとされる。
上記のカメラモード切り替えによれば、タッチパネル2の誤作動を防止する効果に加えて、携帯電子機器1が水中にある場合に、無線通信部7をオフすることで、無駄な電力消費を抑制することができる。
水中では、基地局サーチが実行される圏外状態になることが多く、基地局サーチ機能の実行によって無駄に電力が消費されてしまう。基地局サーチ機能を停止させることで、無駄な電力消費を抑制することができる。
また、水圧が防水性能(例えば、水深3m)を示す閾値を超えると、携帯電子機器1の動作を保証することができない場合がある。したがって、そのような場合には、制御部6は、バイブレータ5の振動による警告通知を行ったり、警告を示すメッセージまたは画像をタッチパネル2の画面に表示させたり、携帯電子機器1の筺体の所定の面に設けられたLED等の光源(図2Aに示すランプ10)を点灯させたりしてもよい。
図5に、警告通知を含む入力操作制御の手順を示す。
制御部6は、圧力センサ3の出力値を取得し(ステップS30)、取得した出力値が大気圧を示す基準値より大きいか否かを判定する(ステップS31)。
圧力センサ3の出力値が基準値以下の場合は、制御部6は、携帯電子機器1が水中にないと判断して、タッチパネル2およびハードキー操作部9それぞれに対する入力操作を共に有効にする(ステップS32)。
圧力センサ3の出力値が基準値より大きい場合は、制御部6は、携帯電子機器1が水中にあると判断し、その出力値が防水性能を示す閾値より大きいか否かをさらに判定する(ステップS33)。
圧力センサ3の出力値が閾値より大きい場合は、制御部6は、バイブレータ5の振動による警告、タッチパネル2の表示による警告、およびランプ10の点灯(点滅)による警告のうちの少なくとも1つの警告を行わせる(ステップS34)。警告を行う時間の長さは、予め設定されている。
圧力センサ3の出力値が閾値以下の場合は、制御部6は、タッチパネル2に対する入力操作を無効にし、ハードキー操作部9に対する入力操作を有効にする(ステップS35)。
ステップS30〜S35の処理が繰り返されることで、圧力センサ3の出力値が基準値より大きい期間(携帯電子機器1が水中にある期間)では、ハードキー操作部9のみが有効とされ、圧力センサ3の出力値が基準値以下の期間(携帯電子機器1が水中にない期間)では、タッチパネル2およびハードキー操作部9が共に有効とされる。
さらに、携帯電子機器1が防水性能を超える深さに達した場合には、振動または表示による警告が行われる。これにより、ユーザは、携帯電子機器1が防水性能を超える深さに達したことを認識することができる。
上記の警告通知を含む入力操作制御を、図4に示したカメラモード切り替えに適用することもできる。この場合は、図4に示したカメラモード切り替えにおいて、ステップS21で圧力センサ3の出力値が基準値より大きいと判定した場合に、制御部6は、図5に示したステップS33を実行する。そして、ステップS33の判定が「Yes」である場合に、制御部6は、図5に示したステップS34を実行する。一方、ステップS33の判定が「No」である場合には、制御部6は、ステップS22を実行する。
以上説明した本発明は、タッチパネルを備えた防水機能付き携帯電子機器、例えば、タブレット端末、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Data Assistants)、ゲーム機、デジタルオーディオビジュアル機などにも適用することができる。
また、各実施形態で説明した携帯電子機器は、コンピュータがプログラムに従って動作するコンピュータシステムを用いて構成されてもよい。プログラムは、少なくとも、図3、図4および図5に示した処理を、コンピュータに実行させることが可能なものである。プログラムは、コンピュータ読み出し可能な記録媒体、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc)などの光ディスクや、USB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードなどを用いて提供されてもよく、また、通信網(例えばインターネット)を介して提供されてもよい。
以上説明した実施形態は本発明の一例であり、その構成および動作は、当業者が理解し得る範囲において適宜に変更することができる。
例えば、図1に示した構成において、水中でのタッチパネル2の誤作動を防止するという観点から、携帯電子機器1は、タッチパネル2、圧力センサ3、ハードキー操作部9および制御部6を含み、それ以外の構成を含まないものとしてもよい。
また、携帯電子機器1において、制御部6は、タッチパネル2またはハードキー操作部9から特定の入力操作を示す信号を受信すると、圧力センサ3の出力値を取得し、該取得した出力値を、大気圧を示す基準値として保持してもよい。この場合、ユーザが、携帯電子機器1を水中で使用する直前に、タッチパネル2またはハードキー操作部9にて特定の入力操作を行うことで、大気圧を示す基準値として正確な値を使用することができる。
1 携帯電子機器
2 タッチパネル
3 圧力センサ
4 カメラ
5 バイブレータ
6 制御部
7 無線通信部
8 アンテナ
9 ハードキー操作部
2 タッチパネル
3 圧力センサ
4 カメラ
5 バイブレータ
6 制御部
7 無線通信部
8 アンテナ
9 ハードキー操作部
Claims (8)
- 表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われ、該入力操作に応じた信号を出力するタッチパネルと、
複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われ、該入力操作に応じた信号を出力するハードキー操作部と、
外部からの圧力を検出する圧力センサと、
前記タッチパネルまたは前記ハードキー操作部からの出力信号に応じて予め定められた処理を実行する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする、携帯電子機器。 - 外部基地局との間で無線通信を行う通信部を、さらに有し、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が前記基準値以下である場合には、前記通信部を動作させ、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記通信部を停止させる、請求項1に記載の携帯電子機器。 - 被写体を撮影するカメラを、さらに有し、
前記カメラの動作モードは、前記通信部が動作状態とされ、かつ、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作がともに有効とされる通常撮影モードと、前記通信部が停止され、前記タッチパネルに対する入力操作が無効とされ、前記ハードキー操作部に対する入力操作が有効とされる水中撮影モードとを含み、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が前記基準値以下である場合には、前記通常撮影モードで前記カメラを動作させ、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記水中撮影モードで前記カメラを動作させる、請求項2に記載の携帯電子機器。 - 情報を出力する出力部を、さらに有し、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が前記基準値よりも大きな閾値より大きい場合に、警告を示す情報を前記出力部より出力させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。 - 前記出力部は、バイブレータまたはランプであり、
前記制御部は、前記圧力センサの出力値が前記閾値より大きい場合に、前記バイブレータまたはランプを動作させる、請求項4に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記圧力センサの出力値が前記閾値より大きい場合に、前記表示面に警告を示す情報を表示させる、請求項2から5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
- 表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われるタッチパネルと、複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われるハードキー操作部と、外部からの圧力を検出する圧力センサと、を有する、携帯電子機器の入力操作制御方法であって、
制御部が、前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする、入力操作制御方法。 - 表示面を備え、該表示面への入力操作が外部の指示体の該表示面への接触または近接により行われるタッチパネルと、複数のハードキーを備え、該ハードキーを押下することにより入力操作が行われるハードキー操作部と、外部からの圧力を検出する圧力センサと、を有する、携帯電子機器のコンピュータに、
前記圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合は、前記ハードキー操作部およびタッチパネルそれぞれに対する入力操作をともに有効とする処理と、
前記圧力センサの出力値が前記基準値より大きい場合には、前記タッチパネルに対する入力操作を無効とし、前記ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする処理と、を実行させるプログラム。
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