JP2017146981A - 携帯端末、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

携帯端末、制御プログラムおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
水中における操作性を向上させることができる、携帯端末、制御プログラムおよび制御方法を提供する。
【解決手段】
携帯端末は、表示装置と、表示装置と関連して設けられるタッチパネルと、少なくとも1つの第1ハードウェアキーと、携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部と、を備える。携帯端末は、判断部によって携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更する。携帯端末は、第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、携帯端末、制御プログラムおよび制御方法に関する。
背景技術の一例が特許文献1に開示されている。この特許文献1の携帯電子機器では、制御部は、圧力センサの出力値が大気圧を示す基準値以下である場合には、ハードキー操作部およびタッチパネルをそれぞれに対する入力操作をともに有効とし、圧力センサの出力値が基準値より大きい場合には、この携帯電子機器が水中にあると判断して、タッチパネルに対する入力操作を無効とし、ハードキー操作部に対する入力操作を有効とする。
特開2013−258478号公報
しかし、この背景技術の携帯電子機器では、圧力センサの出力値に基づいて、当該携帯電子機器が水中にあるかどうかを判断し、水中にある場合に、タッチパネルに対する入力操作を無効にし、ハードキー操作部に対する入力操作を有効とするだけである。また、この背景技術の携帯電子機器では、制御部が操作キーに対する機能の割り当てを、圧力センサの出力値が基準値を超えた場合とそれ以外の場合とで変更してもよいことが開示されるが、どのように変更するか明記されておらず、しかも割り当てた機能をユーザがどのように判別するのか不明である。したがって、たとえば、ユーザはハードキー操作部を操作しながらどの操作キーにどの機能が割り当てられているかを確認する必要がある。または、操作説明書を事前に確認する必要がある。このような携帯電子機器では、複数のアプリケーションを実行することができるため、アプリケーション毎にそのような確認をするのは面倒であった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯端末、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
この発明の他の目的は、操作性を向上させることができる、携帯端末、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
1つの態様に係る携帯端末は、表示装置と、前記表示装置と関連して設けられるタッチパネルと、少なくとも1つの第1ハードウェアキーと、携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部と、を備える。前記携帯端末は、前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更する。前記携帯端末は、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、前記水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を前記表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示する。
1つの態様に係る制御プログラムは、表示装置、前記表示装置と関連して設けられるタッチパネル、少なくとも一つの第1ハードウェアキーおよび携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部を備える、当該携帯端末の制御プログラムである。前記制御プログラムは、前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更させる。前記制御プログラムは、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、前記水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を前記表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示させる。
1つの態様に係る制御方法は、表示装置、前記表示装置と関連して設けられるタッチパネル、少なくとも一つの第1ハードウェアキーおよび携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部を備える、携帯端末の制御方法である。前記制御方法は、前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更する過程を含む。前記制御方法は、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、前記水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を前記表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示する過程を含む。
この発明の一態様によれば、水中で使用する場合に、操作性を向上することができる。
図1はこの発明の一実施例の携帯電話機の外観の一例を示す外観図である。 図2は図1に示す携帯電話機の電気的な構成を示す図解図である。 図3は通常モードにおいてディスプレイに表示されるホーム画面の一例を示す図解である。 図4は水中モードにおいてディスプレイに表示されるホーム画面の一例を示す図解である。 図5は通常モードにおいてディスプレイに表示される撮影画面の一例を示す図解図である。 図6は水中モードにおいてディスプレイに表示される撮影画面の一例を示す図解図である。 図7は通常モードにおいてディスプレイに表示される閲覧画面の一例を示す図解図である。 図8は水中モードにおいてディスプレイに表示される閲覧画面の一例を示す図解図である。 図9は通常モードにおいてディスプレイに表示される距離計測画面の一例を示す図解図である。 図10は水中モードにおいてディスプレイに表示される距離計測画面の一例を示す図解図である。 図11は通常モードにおいてディスプレイに表示されるライト操作画面の一例を示す図解図である。 図12は水中モードにおいてディスプレイに表示されるライト操作画面の一例を示す図解図である。 図13は図2に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図14は図2に示すプロセッサのホーム画面表示処理を示すフロー図である。 図15は図2に示すプロセッサのモード切替処理を示すフロー図である。 図16は図2に示すプロセッサのカメラ処理を示すフロー図である。 図17は図16に示すカメラ処理の通常モードにおいて、図2に示すプロセッサのタッチされたアイコンまたはキー操作に応じた処理を示すフロー図である。 図18は図16に示すカメラ処理の水中モードにおいて、図2に示すプロセッサのキー操作に応じた処理を示すフロー図である。
図1を参照して、この発明の一実施例の携帯電話機10は、一例としてスマートフォン(smartphone)であり、ユーザによって所持される。この実施例の携帯電話機10は、防水機能付きの多機能情報端末であり、一部の機能については、水中でも実行(使用)することができる。
ただし、この発明は、携帯電話機10のみならず、タブレット端末、タブレット型PCおよびPDAなどの任意の携帯端末に適用可能であることを予め指摘しておく。
また、防水機能自体は周知であり、本願発明の本質的な内容ではないため、防水機能についての説明は省略する。
図1に示すように、携帯電話機10は縦長の扁平矩形のハウジング(筐体)12を含む。ハウジング12の主面(表面)には、ディスプレイ14が設けられる。たとえば、ディスプレイ14は、液晶や有機ELなどで構成される。このディスプレイ14の上には、タッチパネル16が設けられる。
ハウジング12の縦方向一端(上端)にスピーカ20が内蔵され、縦方向他端(下端)の主面側にマイク22が内蔵される。また、ハウジング12の主面および側面には、タッチパネル16とともに入力部ないし操作部として機能するハードウェアキー(以下、単に「キー」と呼ぶことにする。)24a、24b、24c、24d、24e、24f、24g、24hが設けられる。具体的には、図1からも分かるように、キー24a、24b、24cは、ハウジング12の主面であり、かつディスプレイ14の下方に、横並びで設けられる。キー24dは、ハウジング12の天面(上側面)の左端部に設けられる。また、キー24eおよびキー24fは、ハウジング12の左側面に設けられる。図1からも分かるように、ハウジング12の左側面のうち、キー24eは、上端部に設けられ、キー24fは中央部に設けられる。さらに、キー24gおよびキー24hは、ハウジング12の右側面に設けられる。図1からも分かるように、ハウジング12の右側面のうち、キー24gは、中央部の少し上方に設けられ、キー24hは、中央部の少し下方に設けられる。
ただし、キー24a−24hの配置および個数は一例であり、実施例の携帯電話機10の構成に限定される必要はなく、適宜変更可能である。また、後述するキー24a−24hに割り当てられた機能も一例であり、限定されるべきではなく、実際の製品の仕様によって適宜変更可能である。
キー24aは、バックキーであり、直前の画面を表示する(直前の画面に戻る)ために用いられる。キー24bは、ホームキーであり、ホーム画面(図3、図4参照)を表示するために用いられる。キー24cは、メニューキーであり、現在表示されている画面のオプションについてのメニューを表示するために用いられる。
キー24dは、スピーカ20の切り替えキーであり、受話用スピーカとハンズフリー用スピーカを切り替えるために用いられる。この実施例では、スピーカ20は受話用スピーカとハンズフリー用スピーカの兼用であり、スピーカ20のゲインを調整することにより、受話用の音量とハンズフリー用の音量の間で切り替えられる。
キー24eは、ボリュームキーであり、音量を調整するために用いられる。このキー24eは、UPキーおよびDOWNキーで構成される。UPキーが操作されると、音量が増大され、DOWNキーが操作されると、音量が減少される。ただし、音量は最大値と最小値の間で調整可能である。
キー24fは、PTT(Push-To-Talk)通話キーであり、PTT通話において、発言(発話)する場合に用いられる。キー24gは、電源キーであり、携帯電話機10の主電源をオン/オフするために用いられる。キー24hは、カメラキーであり、カメラ機能(カメラアプリケーション)を実行するために用いられる。
さらに、ハウジング12の正面であり、スピーカ20の右側には、カメラ(内側カメラ)26が設けられる。図1では省略するが、ハウジング12の背面(正面の反対側の面)には、外側カメラ52(図2参照)が設けられる。
図2は図1に示す携帯電話機10の電気的な構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話機10は、プロセッサ30を含み、プロセッサ30には、上述した内側カメラ26が接続されるとともに、無線通信回路32、A/D変換器36、D/A変換器38、ゲイン調整回路40、入力装置42、表示ドライバ44、フラッシュメモリ46、RAM48、タッチパネル制御回路50、外側カメラ52、GPS回路54、赤外線センサ58、白色LED60、姿勢センサ62および圧力センサ64などが接続される。
また、無線通信回路32にはアンテナ34が接続され、A/D変換器36にはマイク22が接続され、D/A変換器38にはゲイン調整回路40を介してスピーカ20が接続される。さらに、表示ドライバ44にはディスプレイ14が接続され、タッチパネル制御回路50にはタッチパネル16が接続される。そして、GPS回路54にはGPSアンテナ56が接続される。
プロセッサ30は、コンピュータまたはCPUとも呼ばれ、携帯電話機10の全体制御を司る。フラッシュメモリ46は、記憶部として機能し、携帯電話機10の制御プログラムや制御プログラムの実行に必要な各種のデータを保存する。また、RAM48は、記憶部として機能し、プロセッサ30のワーキング領域ないしバッファ領域として用いられる。したがって、RAM48には、フラッシュメモリ46に記憶されている制御プログラムの全部または一部が使用に際して展開され(書き込まれ)、プロセッサ30はこのRAM48上の制御プログラムに従って動作する。また、RAM48には、制御プログラムの実行に必要なデータも記憶される。
入力装置42は、図1に示したキー24a−24hを含み、キー24a−24hに対するキー操作を受け付ける。キー操作を受け付けたキー24a−24hの情報(キーデータ)は入力装置42によってプロセッサ30に入力される。
無線通信回路32は、アンテナ34を通して、音声通話やメールなどのための電波を送受信するための回路である。実施例では、無線通信回路32は、CDMA方式での無線通信を行うための回路である。たとえば、タッチパネル16が受け付けた発呼(音声発信)の操作に基づき、無線通信回路32は、プロセッサ30の指示の下、音声発信処理を実行し、アンテナ34を介して音声発信信号を出力する。音声発信信号は、基地局および通信網を経て相手の電話機に送信される。そして、相手の電話機において音声着信処理が行われると、通信可能状態が確立され、プロセッサ30は通話処理を実行する。なお、無線通信回路32は、CDMA方式ではなく、LTE方式などの他の通信方式に対応するものであってもよい。
A/D変換器36は、マイク22から得られたアナログの音声信号をディジタルの音声データに変換し、その音声データをプロセッサ30に入力する。D/A変換器38は、ディジタルの音声データをアナログの音声信号に変換して、ゲイン調整回路40を介してスピーカ20に与える。したがって、音声データに基づく音声がスピーカ20から出力される。そして、通話処理が実行されている状態では、マイク22によって集音された音声が相手の電話機に送信され、相手の電話機で集音された音声が、スピーカ20から出力される。ただし、スピーカ20の音量は、ゲイン調整回路40によって調整される。ゲイン調整回路40は、プロセッサ30の指示の下、キー24dの操作に応じて、受話用の音量(音圧レベル)とハンズフリー用の音量(音圧レベル)の間で切り替え、キー24eの操作に応じて、受話用の音量の制御範囲内で音量を変化させたり、ハンズフリー用の音量の制御範囲内で音量を変化させたりする。
ディスプレイ14は、プロセッサ30から出力される映像データまたは画像データに従って映像または画像を表示する。たとえば、表示ドライバ44は、ディスプレイ14に表示するための映像データまたは画像データを一時的に記憶するビデオメモリを含んでおり、プロセッサ30から出力された映像データまたは画像データはこのビデオメモリに記憶される。そして、表示ドライバ44は、ビデオメモリの内容に従って、ディスプレイ14に映像または画像を表示する。つまり、表示ドライバ44は、プロセッサ30の指示の下、当該表示ドライバ44に接続されたディスプレイ14の表示を制御する。なお、ディスプレイ14には、バックライトが設けられており、表示ドライバ44はプロセッサ30の指示に従って、そのバックライトの明るさと、点灯/消灯を制御する。
タッチパネル制御回路50は、タッチパネル16に必要な電圧などを付与すると共に、タッチパネル16に対するタッチの開始を示すタッチ開始信号、タッチの終了を示す終了信号、およびタッチされた位置(タッチ位置)を示す座標データをプロセッサ30に入力する。したがって、プロセッサ30は、入力された座標データおよびこの座標データの変化に基づいて、タッチされたオブジェクトを判断する。ただし、この明細書において、オブジェクトとは、ディスプレイ14に表示されるアイコンやソフトウェアキーなどのGUIを意味する。
タッチパネル16は、汎用のタッチパネルであり、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。この実施例では、タッチパネル16としては、静電容量方式のタッチパネルが用いられる。
ここで、この実施例のタッチ操作(タッチ入力)には、タップ操作、ロングタップ操作、フリック操作、スワイプ(スライド)操作などが含まれる。
タップ操作は、タッチパネル16の表面に指を接触(タッチ)させた後、短時間のうちにタッチパネル16の表面から指を離す(リリースする)操作である。ロングタップ操作は、指をタッチパネル16の表面に接触させ続けた後、指をタッチパネル16の表面から離す操作である。フリック操作は、タッチパネル16の表面に指を接触させ、任意の方向へ所定速度以上で指を弾く操作である。スワイプ操作は、タッチパネル16の表面に指を接触させたまま任意の方向へ移動させた後、タッチパネル16の表面から指を離す操作である。
また、上記のスワイプ操作には、ディスプレイ14の表面に表示されたオブジェクトに指を触れ、オブジェクトを移動させるスワイプ操作、いわゆるドラッグ操作も含まれる。また、ドラッグ操作の後、タッチパネル16の表面から指を離す操作をドロップ操作と言う。
なお、タッチ操作は、スタイラスペンなどで行うこともできる。
内側カメラ26および外側カメラ52は、CCDやCMOSなどの撮像素子を用いた撮像装置であり、カメラアプリケーション(カメラ処理)が実行されることにより、内側カメラ26が起動され、ユーザによって切り替えの指示が入力されると、内側カメラ26が停止され、外側カメラ52が起動される。さらに、ユーザによって切り替えの指示が入力されると、外側カメラ52が停止され、内側カメラ26が起動される。
なお、内側カメラ26および外側カメラ52のような撮像装置は周知であり、これらの動作は本願発明の本質的な内容ではないため、撮像装置の動作の説明については省略する。
GPS回路54は、GPS機能によって現在位置を測位するときに起動される。GPS回路54は、GPSアンテナ56によって受信されたGPS衛星の信号が入力されると、そのGPS信号に基づいて測位処理を実行する。その結果、GPS情報(位置情報)として、緯度、経度および標高(高度)が算出される。
なお、GPS機能によって現在位置を測位するときには、GPS衛星から送信されるGPS信号に加えて、基地局から送信される信号や、無線LANのアクセスポイントから送信される信号なども利用される。
赤外線センサ58は、汎用の距離センサであり、赤外線LEDと受光素子(位置検出素子:PSD(Position Sensitive Detector))とによって構成される。赤外線センサ58は、三角測量の原理を利用し、物体との距離を測定する。赤外線LEDから照射された赤外光線は、物体に当たって反射する。反射した赤外光は受光素子で受光され、このとき、物体の距離によって反射された赤外光の位置(受光位置)が変わる。この受光位置によって位置検出素子の抵抗値が変化し、物体までの距離が抵抗値として得られる。
白色LED60は、白色のLEDランプであり、ユーザの指示に応じて、プロセッサ30が、点灯させたり、消灯させたり、点滅させたり、明るさを調整したりする。
姿勢センサ62は、携帯電話機10における3軸(X,Y,Z)の回転(角速度)を検出するジャイロセンサと、携帯電話機10における3軸(X,Y,Z)方向の加速度を検出する加速度センサとが、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術によって一体に形成されたセンサである。そのため、姿勢センサ62は、6軸のモーションセンサと言われることもある。プロセッサ30は、姿勢センサ62が出力する3軸の角速度および3軸方向の加速度に基づいて、携帯電話機10の傾き(角度)や動きを検出する。
たとえば、ディスプレイ14に何らかの画面が表示されている場合は、角速度および加速度を利用して携帯電話機10が保持される姿勢を検出し、検出された姿勢に応じた表示方向が設定される。この実施例では、縦方向の姿勢で携帯電話機10が保持されていれば表示方向は縦向きに設定され、横方向の姿勢で携帯電話機10が保持されていれば表示方向は横向きに設定される。
なお、他の実施例では、姿勢センサ62に代えて、加速度センサまたは/およびジャイロセンサを設けるようにしてもよい。
圧力センサ64は、携帯電話機10に掛かる圧力を検出するためのセンサである。この実施例では、圧力センサ64として汎用の気圧センサが用いられる。気圧センサは、半導体圧力センサであり、内部に設けられたピエゾ抵抗素子を用いて周囲の気圧を検出する。プロセッサ30は、気圧センサの出力を気圧値(水圧値)に変換する。ただし、気圧センサの出力は、ピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化を電気信号に変換したものである。この実施例では、プロセッサ30は、気圧値(水圧値)を利用して、携帯電話機10が水中にあるか空気(大気)中にあるかを判断する。
なお、この実施例では、圧力センサ64として気圧センサを用いるようにしてあるが、水圧センサを用いるようにしてもよい。
このような携帯電話機10は、上述したように、水中においても一部のアプリケーションについて実行可能である。従来の防水機能付の携帯電話機では、水中では、タッチパネル16の誤操作を防止するため、タッチパネル16を無効にし、ハードウェアキーを有効にして、各種の操作を行うようにしてある。
しかし、従来の防水機能付の携帯電話機では、水中において、ハードウェアキーを用いるようにしてあるだけであり、どのハードウェアキーにどの機能が割り当てられているのか分からない。したがって、たとえば、ユーザは、ハードウェアキーを操作して、機能を確かめる必要がある。または、操作説明書を事前に確認する必要がある。このような携帯電話機は、多機能情報端末であり、複数のアプリケーションを実行することができるため、アプリケーション毎にそのような確認をするのは面倒であった。これでは、使い勝手が悪い。
このため、この実施例では、携帯電話機10が大気中にあるか水中にあるかを判断し、水中にある場合(水中モード)には、キー24a−24hに割り当てられた機能が分かるように、操作ガイドが表示される。したがって、水中モードでは、携帯電話機10が大気中にある場合(通常モード)とは別の画面を表示するようにしてある。
なお、この明細書において、キー(24a−24h)に割り当てられた機能は、上述したように、携帯電話機10の操作のために予め設定されている機能(デフォルトの機能)を意味する場合と、携帯電話機10で実行可能なアプリケーションを意味する場合と、各アプリケーションにおける操作(入力指示)を意味する場合とがある。
図3は、通常モードにおいて、ディスプレイ14に表示されるホーム画面100の一例を示す。このホーム画面100では、通常モードで実行可能な機能についてのアイコン102が表示される。図3からも分かるように、たとえば、電話帳(Contacts)、ダウンロード、電子メール、インターネット、電話、ショートメッセージ、他のアプリケーション選択、写真、カメラの各種の機能を実行するためにアイコン102がそれぞれ表示される。また、ホーム画面100の右上部に、電波強度、電池残量および現在時刻の情報104が画像および文字で表示される。
上述したように、キー24a−24hには、各機能が予め割り当てられており、通常モードでは、予め割り当てられている機能が実行可能である。また、通常モードでは、タッチパネル16を使用可能であり、所望の機能(アプリケーション)についてのアイコン102をタッチすることにより、当該機能を実行可能である。以下、他のアプリケーションが実行される場合の通常モードにおいても、同様である。
図4は、水中モードにおいて、ディスプレイ14に表示されるホーム画面150の一例を示す。水中モードでは、水中においても実行可能な機能がキー24a−24hに割り当てられる。ここでは、ストップウォッチの機能がキー24eのうちのUPキーに割り当てられ、距離計測の機能がキー24eのうちのDOWNキーに割り当てられ、キー24fにフラッシュライト機能が割り当てられる。ただし、この実施例では、キー24gとキー24hのそれぞれには、通常モードと水中モードで同じ機能が割り当てられる。つまり、キー24gは電源をオン/オフするために用いられ、キー24hはカメラ機能を実行するために用いられる。
このように、水中モードでは、大気中(通常モード)でのみ実行可能な機能については、キー24a−24hに割り当てられない。水中では、電話およびデータ通信の機能は実行できない。具体的には、ダウンロード、電子メール、インターネット、電話、ショートメッセージの機能は実行できない。なお、GPS機能も使用できないため、たとえば、これを用いた道案内の機能についても実行できない。
図4に戻って、ホーム画面150の中央には、水中における操作であること(Underwater Operation)と、ハードウェアキーで操作するべきこと(Please operate it with a hardware key)のメッセージ152が表示される。また、画面の左下部には、現在時刻、本日の天気および水中に入ってからの経過時間の情報154が画像および文字で表示される。さらに、ホーム画面150の右上部に、電波強度、電池残量および現在時刻の情報156が画像および文字で表示される。
上述したように、UPキー、DOWNキー(キー24e)およびキー24fには、通常モードの場合と異なる機能が割り当てられるため、水中モードで割り当てられた機能を報知するためのガイド画像160、162、164がホーム画面150に表示される。ガイド画像160は、ストップウォッチの機能であることを示す図柄等が表示され、UPキーに対応して表示される。図4からも分かるように、ガイド画像160は、ほぼ円形状であり、UPキーを指示するように円周上の一部が突出している。このことは、他のガイド画像(162、164、254、258、260、262、358、360、362、454、456、458、552、554、556、558)についても同様である。
なお、ガイド画像のデザインは一例であり、対応するキー(24a−24h)を識別可能であれば、他のデザインが採用されてもよい。
図5は、通常モードにおいて、カメラ機能が実行された場合にディスプレイ14に表示される撮影画面200の一例を示す。ただし、図5では(図6−図8も同様)、携帯電話機10を横持ちにした場合の撮影画面200の例を示す。なお、携帯電話機10が横持ちにされているかどうかは、姿勢センサ62から入力される角速度データおよび加速度データに基づいて判断される。
たとえば、カメラ機能は、ホーム画面100において、カメラの画像で表示されたアイコン102がタッチされたり、ホーム画面100またはホーム画面150がディスプレイ14に表示されている場合に、キー24hが操作(押下)されたりすることにより、実行される。
図5に戻って、撮影画面200では、全体にスルー画像が表示され、その前面であり、右下部には、静止画像の撮影可能枚数、電池残量および現在時刻の情報202が表示される。また、スルー画像の前面には、通常モードで操作するためのアイコン204、206、208、210、212が表示される。
アイコン204は、撮影を実行するための仮想のシャッタボタンであり、アイコン206は、撮影モードを切り替えるための仮想の切り替えボタンである。静止画像を撮影するモードにおいて、アイコン206がタッチされると、動画像を撮影するモードに切り替えられる。また、動作画像を撮影するモードにおいて、アイコン206がタッチされると、静止画像を撮影するモードに切り替えられる。たとえば、アイコン206には、切り替えられた後の撮影モードを示す画像が表示される。したがって、アイコン206に表示される画像も撮影モードの切り替えに応じて切り替えられる。
アイコン208は、使用するカメラを切り替えるための仮想のボタンであり、この実施例では、内側カメラ26と外側カメラ52を切り替える。内側カメラ26が使用されている場合に、アイコン208がタッチされると、内側カメラ26が停止され、外側カメラ52が起動される。また、外側カメラ52が使用されている場合に、アイコン208がタッチされると、外側カメラ52が停止され、内側カメラ26が起動される。
アイコン210は、写真の閲覧機能を実行するための仮想のボタンである。このアイコン210がタッチされると、カメラの機能が終了され、後述するように、写真の閲覧機能が実行(開始)される。この写真の閲覧機能では、撮影された静止画像や動画像、取得(ダウンロード)した静止画像や動画像を視聴することが可能である。
アイコン212は、ズームを設定するための仮想のボタンである。アイコン212には、スライドボタン212aが表示されており、このスライドボタン212aをスライドさせることにより、ズームを設定することができる。たとえば、+側にスライドボタン212aがスライドされると、ズームインされ、−側にスライドボタン212aがスライドされると、ズームアウトされる。
図6は、水中モードにおいて、カメラ機能が実行された場合にディスプレイ14に表示される撮影画面250の一例を示す。水中モードでは、上記のアイコン204−212に割り当てられた機能がキー24d、24e、24f、24hに割り当てられる。具体的には、カメラを切り替える機能がキー24dに割り当てられる。キー24eでは、ズームアウトの機能がUPキーに割り当てられ、ズームインの機能がDOWNキーに割り当てられる。写真の閲覧機能がキー24fに割り当てられる。キー24hには、シャッタの機能が割り当てられるとともに、撮影モードの切り替えの機能が割り当てられる。この実施例では、キー24hが一定時間(たとえば、2秒)よりも短い時間押下されると、撮影が実行され、キー24hが一定時間を超えて長押しされると、撮影モードが切り替えられる。
したがって、図6に示す撮影画面250では、スルー画像の前面に、キー24d、24e、24f、24hに割り当てられた機能を報知するためのガイド画像254、256、258、260、262が表示される。ガイド画像254、260、262は、ホーム画面150で説明したガイド画像160−164と同様であるため、重複した説明は省略する。
ガイド画像256は、横長の長方形状の画像であり、ガイド画像254の下方に隣接して表示され、長押しすると、撮影モードが切り替えられることが示される。ここでは、動画像の撮影モードに切り替えられることが示される。
ガイド画像262もまた、横長の長方形状の画像であり、その外周上の一部が突出して、UPキーとDOWNキーを指示している。したがって、UPキーを操作すると、ズームアウトし、DOWNキーを操作すると、ズームインすることが分かる。なお、ガイド画像262の内部に表示される円形のボタン画像は、UPキーの操作に従って左に移動され、DOWNキーの操作に従って右に移動され、ズームの度合いを示す。
なお、撮影画面250には、撮影画面200と同様に、右下部に、静止画像の撮影可能枚数、電池残量および現在時刻の情報252が表示される。
また、撮影画面250には、水中モードであることを知らせるメッセージ、たとえば、図4に示した、水中における操作であること(Underwater Operation)と、ハードウェアキーで操作するべきこと(Please operate it with a hardware key)のメッセージ152が表示されてもよい。なお、これは、後述する図8の閲覧画面350においても同様である。
図7は、通常モードにおいて、カメラ機能の実行中に写真の閲覧機能が実行された場合にディスプレイ14に表示される閲覧画面300の一例を示す。
たとえば、閲覧機能は、ホーム画面100において、四角形を2つ重ねた画像で表示されたアイコン102がタッチされたり、撮影画面200でアイコン210がタッチされたり、撮影画面250がディスプレイ14に表示されている場合に、キー24fが操作されたりすることにより、実行される。
閲覧画面300では、撮影画像や取得した画像の縮小画像が左右にスライド(スクロール)可能に表示される。図7に示す閲覧画面300では、画像302、304、306が横に並んで表示される。たとえば、中央に表示される画像302がタッチされると、当該画像302がディスプレイ14の全表示領域に拡大表示される。拡大表示された画像が再びタッチされると、元の大きさに戻される。他の画像を閲覧する場合には、ユーザは左または右にスライドして、閲覧画面300を左右にスクロールさせる。または、ユーザが左または右にスライドすることにより、横方向に並んだ複数の画像が左右に移動される。
なお、カメラ機能は停止されているため、スルー画像の取り込みも停止され、カメラ機能が停止された時点のスルー画像が背景として薄暗く表示される。このことは、水中モードの閲覧画面350においても同じである。
図8は、水中モードにおいて、カメラ機能の実行中に写真の閲覧機能が実行された場合にディスプレイ14に表示される閲覧画面350の一例を示す。水中モードでは、画面のスクロールまたは画像の移動の機能がキー24eに割り当てられ、画像の拡大/縮小の機能がキー24fに割り当てられる。ここで、画面を右にスクロール(画像を左に移動)させる機能がUPキーに割り当てられ、画面を左にスクロール(画像を右に移動)させる機能がDOWNキーに割り当てられる。
したがって、図8に示す閲覧画面350では、カメラ機能が停止されたときのスルー画像を薄暗く表示した背景の前面に、キー24eおよびキー24fに割り当てられた機能を報知するためのガイド画像358、360、362が表示される。これらのガイド画像358−362は、ホーム画面150で説明したガイド画像160−164と同様であるため、重複した説明は省略する。
なお、この閲覧画面350においても、通常モードの閲覧画面300と同様に、撮影画像や取得した画像の縮小画像が左右にスライド(スクロール)可能に表示される。
図9は、通常モードにおいて、距離計測機能が実行された場合にディスプレイ14に表示される距離計測画面400の一例を示す。
たとえば、距離計測機能は、ホーム画面100において、複数の四角形で構成された画像で表示されたアイコン102がタッチされることにより、他のアプリケーション選択機能が実行され、他のアプリケーションのアイコンがディスプレイ14に一覧表示された画面において、距離計測機能のアイコンがタッチされたり、ホーム画面150がディスプレイ14に表示されている場合に、キー24eのうちのDOWNキーが操作されたりすることにより、実行される。
距離計測画面400では、画面の下端部に、計測した距離、計測した日時(年月を含む。)、方位および携帯電話機10の向きの情報402が画像および文字で表示される。また、距離計測画面400の右上部に、電波強度、電池残量および現在時刻の情報404が画像および文字で表示される。また、距離計測画面400には、通常モードで操作するためのアイコン406、408、410が表示される。
アイコン410は、計測を開始(実行)するためのボタンである。アイコン406は、計測の履歴を表示するためのボタンである。そして、アイコン408は、暗視スコープを実行するためのボタンである。たとえば、暗視スコープは、魚などの生物を検知した場合に、そのことを報知するための機能である。
図10は、水中モードにおいて、距離計測機能が実行された場合にディスプレイ14に表示される距離計測画面450の一例を示す。水中モードでは、計測の履歴を表示するための機能がキー24eのうちのUPキーに割り当てられ、暗視スコープを実行するための機能がキー24eのうちのDOWNキーに割り当てられる。
したがって、図10に示す距離計測画面450では、キー24eおよびキー24fに割り当てられた機能を報知するためのガイド画像456、458、460が表示される。これらのガイド画像456−460は、ホーム画面150で説明したガイド画像160−164と同様であるため、重複した説明は省略する。
なお、この距離計測画面450においても、通常モードの距離計測画面400と同様に、画面の下端部に、計測した距離、計測した日時(年月を含む。)、方位および携帯電話機10の向きの情報452が画像および文字で表示される。また、距離計測画面450の右上部に、電波強度、電池残量および現在時刻の情報454が画像および文字で表示される。
また、距離計測画面450においても、水中モードであることを知らせるメッセージ、たとえば、図4に示した、水中における操作であること(Underwater Operation)と、ハードウェアキーで操作するべきこと(Please operate it with a hardware key)のメッセージ152が表示されてもよい。
図11は、通常モードにおいて、フラッシュライト機能が実行された場合にディスプレイ14に表示されるライト操作画面500の一例を示す。なお、フラッシュライト機能が実行されると、プロセッサ30によって白色LED60が点灯される。
たとえば、フラッシュライト機能は、ホーム画面100において、複数の四角形で構成された画像で表示されたアイコン102がタッチされることにより、他のアプリケーション選択機能が実行され、他のアプリケーションのアイコンがディスプレイ14に一覧表示された画面において、フラッシュライト機能のアイコンがタッチされたり、ホーム画面150がディスプレイ14に表示されている場合に、キー24fが操作されたりすることにより、実行される。
このライト操作画面500では、右上部に、電波強度、電池残量および現在時刻の情報502が画像および文字で表示される。
また、ライト操作画面500には、通常モードで操作するためのアイコン504、506、508、510が表示される。
アイコン504は、フラッシュライトを点滅させるためのボタンである。アイコン506は、フラッシュライトを消灯および点灯するためのボタンである。具体的には、ライト操作画面500において、アイコン506がタッチされた場合に、フラッシュライトが消灯されると、アイコン506の表記が「ON」に変化される。その後、アイコン506がタッチされると、フラッシュライトが点灯され、アイコン506の表記が「OFF」に変化される。アイコン508は、フラッシュライトの明るさを大きく(明るく)するためのボタンである。アイコン510は、フラッシュライトの明るさを小さく(暗く)するためのボタンである。したがって、アイコン508およびアイコン510をタッチすることにより、最大の明るさと最小の明るさの間で明るさを調整することができる。
図12は、水中モードにおいて、フラッシュライト機能が実行された場合にディスプレイ14に表示されるライト操作画面550の一例を示す。なお、通常モードの場合と同様に、フラッシュライト機能が実行されると、プロセッサ30によって白色LED60が点灯される。
水中モードでは、フラッシュライトを点滅させるための機能がキー24fに割り当てられる。また、フラッシュライトを消灯および点灯する機能がキー24aに割り当てられる。さらに、フラッシュライトの明るさを大きく(明るく)する機能がキー24eのうちのUPキーに割り当てられる。そして、フラッシュライトの明るさを小さく(暗く)する機能がキー24eのうちのDOWNキーに割り当てられる。
したがって、図12に示すライト操作画面550では、キー24a、キー24eおよびキー24fに割り当てられた機能を報知するためのガイド画像554、556、558、560が表示される。これらのガイド画像554−560は、ホーム画面150で説明したガイド画像160−164と同様であるため、重複した説明は省略する。
ただし、通常モードの場合と同様に、ライト操作画面550において、キー24aが押下された場合に、フラッシュライトが消灯されると、ガイド画像556の表記が「ON」に変化される。その後、キー24aが押下されると、フラッシュライトが点灯され、ガイド画像556の表記が「OFF」に変化される。
なお、このライト操作画面550においても、通常モードのライト操作画面500と同様に、画面の右上部に、電波強度、電池残量および現在時刻の情報552が画像および文字で表示される。
また、ライト操作画面550においても、水中モードであることを知らせるメッセージ、たとえば、図4に示した、水中における操作であること(Underwater Operation)と、ハードウェアキーで操作するべきこと(Please operate it with a hardware key)のメッセージ152が表示されてもよい。
このように、水中モードでは、実行される機能(アプリケーション)に応じて、ハードウェアキー(24a−24f、24h)に割り当てられる機能(操作内容または指示内容)が異なる。ただし、この実施例では、キー24gの機能(主電源のオンおよびオフ)は固定されている。
図13は図2に示すRAM48のメモリマップ700の一例を示す図解図である。図3に示すように、RAM48は、プログラム記憶領域702およびデータ記憶領域704を含む。プログラム記憶領域702には、携帯電話機10の制御プログラムおよび各種の機能(アプリケーション)のプログラムなどが機能される。具体的には、プログラム記憶領域702には、メイン処理プログラム702a、通信プログラム702b、入力検出プログラム702c、画像表示プログラム702d、モード切替プログラム702e、カメラプログラム702f、距離計測プログラム702g、ライト制御プログラム702hおよび時計制御プログラム702iなどが記憶される。
メイン処理プログラム702aは、携帯電話機10のメインルーチンを処理するためのプログラムである。通信プログラム702bは、他の電話機と通話したり、他の電話機やコンピュータとデータ通信したりするためのプログラムである。
入力検出プログラム702cは、タッチパネル16、入力装置42、GPS回路54、姿勢センサ62および圧力センサ64の各種の入力部ないしセンサから入力(出力)される座標データ、キーデータ、GPS信号、角速度データ、加速データ、電気抵抗の変化を示す電気信号を、データ記憶領域704に記憶するためのプログラムである。ただし、圧力センサ64から出力された電気信号は、気圧値(水圧値)に変換された後にデータ記憶領域704に記憶される。
画像表示プログラム702dは、後述する通常画面データ704dや水中画面データ704eを用いて、各種の画面(100、150、200、250、300、350、400、450、500、550など)に対応する表示画面データを生成し、ディスプレイ14に出力するためのプログラムである。
モード切替プログラム702eは、検出された気圧値(水圧値)に基づいて、通常モードと水中モードを切り替えるためのプログラムである。カメラプログラム702fは、内側カメラ26または外側カメラ52を用いて静止画像や動画像を撮影するためのプログラムである。距離計測プログラム702gは、赤外線センサ58を用いて距離を計測するためのプログラムである。
ライト制御プログラム702hは、白色LED60を用いてフラッシュライトを点灯、消灯、点滅したり、明るさを調整したりするためのプログラムである。時計制御プログラム702iは、現在時刻を表示したり、アラーム機能を実行したり、ストップウォッチの機能を実行したりするためのプログラムである。
図示は省略するが、プログラム記憶領域702には、携帯電話機10が備える機能を実行するための他のプログラムも記憶される。
また、データ記憶領域704には、操作バッファ704a、姿勢バッファ704b、気圧バッファ704cが設けられる。また、データ記憶領域704には、通常画面データ704dおよび水中画面データ704eが記憶される。さらに、データ記憶領域704には、モード切替フラグ704fが設けられる。
操作バッファ704aは、タッチパネル16からの座標データおよび入力装置42からのキーデータを時系列に従って記憶する。姿勢バッファ704bは、姿勢センサ62からの角速度データおよび加速度データを姿勢データとして時系列に従って記憶する。気圧バッファ704cは、圧力センサ64からの出力を変換した気圧値(水圧値)についてのデータを時系列に従って記憶する。
なお、操作バッファ704a、姿勢バッファ704b、気圧バッファ704cに記憶されたデータは、プロセッサ30の処理に使用された後に削除(消去)される。
通常画面データ704dは、通常モードで表示される各種の画面(100、200、300、400、500など)の表示画面データを生成するためのデータである。
水中画面データ704eは、水中モードで表示される各種の画面(150、250、350、450、550など)の表示画面データを生成するためのデータである。
モード切替フラグ704fは、通常モードと水中モードを識別するためのフラグである。たとえば、通常モードでは、モード切替フラグ704fはオフされ、水中モードでは、モード切替フラグ704fはオンされる。
なお、データ記憶領域704には、制御プログラムやアプリケーションプログラムの実行に必要な、他のデータが記憶されたり、他のフラグが設けられたり、タイマ(カウンタ)が設けられたりする。
図14は、図2に示したプロセッサ30のホーム画面表示処理の一例を示すフロー図である。このホーム画面表示処理と並行して、後述するモード切替処理(図15)が実行される。また、図示は省略するが、操作データ検出処理、姿勢検出処理および気圧検出処理もこれらの処理と並行して実行される。
なお、プロセッサ30は、Windows(登録商標)ベースのOSや、Android(登録商標)およびiOS(登録商標)などのLinux(登録商標)ベースのOSなどその他のOSの制御下で、複数のタスクを並列的に処理する。
操作データ検出処理では、プロセッサ30は、タッチパネル16または入力装置42から入力される操作データ(座標データおよびキーデータ)を操作バッファ704aに時系列に従って記憶する。姿勢検出処理では、プロセッサ30は、姿勢センサ62からの角速度データおよび加速度データを姿勢(傾きや動き)データとして姿勢バッファ704bに時系列に従って記憶する。気圧検出処理では、プロセッサ30は、圧力センサ64の出力を気圧値(水圧値)に変換して、変換した気圧値のデータ(気圧データ)を気圧バッファ704cに時系列に従って記憶する。
図14に示すように、ホーム画面表示処理を開始すると、ステップS1で、水中モードかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ30は、モード切替フラグ704fがオンであるかどうかを判断する。
ステップS1で“YES”であれば、つまり水中モードであれば、ステップS17に進む。一方、ステップS1で“NO”であれば、つまり通常モードであれば、ステップS3で、水中モードから通常モードに変化したかどうかを判断する。つまり、プロセッサ30は、モード切替フラグ704fがオンからオフに変化されたかどうかを判断する。
ステップS3で“NO”であれば、つまり通常モードが継続していれば、そのままステップS11に進む。一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり水中モードから通
常モードに変化していれば、ステップS5で、通信機能をオンする。ここでは、プロセッサ30は、通話およびデータ通信のためのコンポーネント(無線通信回路32、GPS回路54)に電源供給を開始する。
次のステップS7では、タッチパネル16をオンする。つまり、プロセッサ30は、タッチパネル制御回路50を指示して、タッチパネル16への電源供給を開始する。続いて、ステップS9で、表示ドライバ44を制御して、図3に示したような通常モードのホーム画面100をディスプレイ14に表示し、ステップS11に進む。
ステップS11では、タッチ操作があるかどうかを判断する。プロセッサ30は、操作バッファ704aに、現フレームの座標データが記憶されているかどうかを判断する。ステップS11で“YES”であれば、つまりタッチ操作があれば、ステップS15に進む。一方、ステップS11で“NO”であれば、つまりタッチ操作がなければ、ステップS13で、キー操作があるかどうかを判断する。プロセッサ30は、操作バッファ704aに、現フレームのキーデータが記憶されているかどうかを判断する。
ステップS13で“NO”であれば、つまりキー操作がなければ、そのままステップS29に進む。一方、ステップS13で“YES”であれば、つまりキー操作があれば、ステップS15で、タッチされたアイコンまたはキー操作に応じた処理を実行して、ステップS29に進む。ここでは、タッチされたアイコン102に割り当てられた機能(アプリケーション)が実行されたり、キー24a−24hに割り当てられた機能が実行されたりする。このステップS15の処理は、従来の携帯電話機10と同様の処理であるため、詳細な説明は省略することにする。ただし、ホーム画面100における処理以外の機能(アプリケーション)を実行する場合には、当該機能を実行するための画面が表示され、ホーム画面表示処理は強制終了される。また、キー24gがロングタップされた場合には、携帯電話機10の主電源がオフされるため、ホーム画面表示処理は強制的に終了される。このことは、後述するステップS27においても同じである。
上述したように、水中モードであれば、ステップS1で“YES”となり、ステップS17で、通常モードから水中モードに変化したかどうかを判断する。ここでは、プロセッサ30は、モード切替フラグ704fがオフからオンに変化したかどうかを判断する。
ステップS17で“NO”であれば、つまり水中モードが継続していれば、そのままステップS25に進む。一方、ステップS17で“YES”であれば、通常モードから水中モードに変化すれば、ステップS19で、通信機能をオフする。ここでは、プロセッサ30は、通話およびデータ通信のコンポーネントへの電源供給を停止する。
次のステップS21では、タッチパネル16をオフする。ここでは、プロセッサ30の指示の下、タッチパネル制御回路50がタッチパネル16への電源供給を停止する。続いて、ステップS23で、表示ドライバ44を制御して、図4に示したような水中モードのホーム画面150をディスプレイ14に表示して、ステップS25に進む。
ステップS25では、キー操作があるかどうかを判断する。プロセッサ30は、操作バッファ704aに、現フレームのキーデータが記憶されているかどうかを判断する。ステップS25で“NO”であれば、つまりキー操作がなければ、そのままステップS29に進む。一方、ステップS25で“YES”であれば、つまりキー操作があれば、ステップS27で、キー操作に応じた処理を実行して、ステップS29に進む。ステップS27では、上述したように、プロセッサ30は、UPキーが操作されると、ストップウォッチ機能を実行し、DOWNキーが操作されると、距離計測機能を実行し、キー24fが操作されると、フラッシュライト機能を実行し、キー24gが操作(タップ)されると、バック
ライトをオフし、キー24gが操作(ロングタップ)されると、主電源をオフし、そして、キー24hが操作されると、カメラ機能を実行する。ただし、ホーム画面150における処理以外の機能(アプリケーション)を実行する場合には、当該機能を実行するための画面が表示され、ホーム画面表示処理は強制終了される。また、ディスプレイ14のバックライトがオフされた場合には、携帯電話機10はスリープ状態となる。
ステップS29では、終了かどうかを判断する。ここでは、プロセッサ30は、キー24gがタップされ、ディスプレイ14のバックライトをオフしたかどうかを判断する。ステップS29で“NO”であれば、つまり終了でなければ、そのままステップS1に戻る。一方、ステップS29で“YES”であれば、つまり終了であれば、ホーム画面表示処理を終了する。その後、たとえば、携帯電話機10はスリープ状態にされる。
図15はプロセッサ30のモード切替処理の一例を示すフロー図である。携帯電話機10の主電源がオンされると、所定時間(たとえば、10秒)毎に、このモード切替処理を実行する。ただし、携帯電話機10がスリープ状態の場合には、このモード切替処理を実行しないようにしてもよい。
図15に示すように、プロセッサ30は、モード切替処理を開始すると、ステップS51で、気圧を取得する。ここでは、プロセッサ30は、気圧バッファ704cを参照して、現フレームの気圧値(水圧値)を取得する。
次のステップ53では、気圧値が所定値(たとえば、標準大気圧に相当する値)以下であるかどうかを判断する。ステップS53で“YES”であれば、つまり気圧値が所定値以下であれば、携帯電話機10が大気中にあると判断して、ステップS55で、通常モードに設定して、モード切替処理を終了する。ただし、ステップS55では、プロセッサ30は、モード切替フラグ704fをオフする。一方、ステップS53で“NO”であれば、つまり気圧値が所定値を超える場合には、ステップS57で、水中モードに設定して、モード切替処理を終了する。ただし、ステップS57では、プロセッサ30は、モード切替フラグ704fをオンする。
なお、この実施例では、気圧値が所定値以下になったり、所定値を超えたりすると、すぐに通常モードまたは水中モードに設定するようにしたが、これに限定される必要はない。圧力センサ64の検出誤差などもあるため、気圧値が所定値以下である時間が所定時間継続したり、気圧値が所定値を超えている時間が所定時間継続したりした場合に、通常モードまたは水中モードに設定するようにしてもよい。
図16は図2に示したプロセッサ30のカメラ処理の一例を示すフロー図である。ホーム画面100が表示されている場合に、カメラアプリケーションのアイコン102がタッチされたり、ホーム画面100またはホーム画面150が表示さている場合に、キー24hが操作されたりすると、カメラアプリケーションが実行され、カメラ処理が開始される。以下、図16を用いてカメラ処理について説明したが、先に説明したホーム画面表示処理における処理と同じ処理については簡単に説明することにする。
図16に示すように、プロセッサ30は、カメラ処理を開始すると、ステップS71で、水中モードかどうかを判断する。ステップS71で“YES”であれば、ステップS87に進む。一方、ステップS71で“NO”であれば、ステップS73で、水中モードから通常モードに変化したかどうかを判断する。
ステップS73で“NO”であれば、そのままステップS81に進む。一方、ステップS73で“YES”であれば、ステップS75で、通信機能をオンし、ステップS77で
、タッチパネル16をオンし、ステップS79で、表示ドライバ44を制御して、図5に示したような通常モードの撮影画面200をディスプレイ14に表示して、ステップS81に進む。
ステップS81では、タッチ操作があるかどうかを判断する。ステップS81で“YES”であれば、ステップS85に進む。一方、ステップS81で“NO”であれば、ステップS83で、キー操作があるかどうかを判断する。
ステップS83で“NO”であれば、つまりキー操作がなければ、そのままステップS99に進む。一方、ステップS83で“YES”であれば、つまりキー操作があれば、ステップS85で、後述する、タッチされたアイコンまたはキー操作に応じた処理(図17参照)を実行して、ステップS99に進む。
上述したように、ステップS71で“YES”であれば、ステップS87で、通常モードから水中モードに変化したかどうかを判断する。ステップS87で“NO”であれば、そのままステップS95に進む。一方、ステップS87で“YES”であれば、ステップS89で、通信機能をオフし、次のステップS91で、タッチパネル16をオフし、そして、ステップS93で、表示ドライバ44を制御して、図6に示したような水中モードの撮影画面250をディスプレイ14に表示して、ステップS95に進む。
ステップS95では、キー操作があるかどうかを判断する。ステップS95で“NO”であれば、そのままステップS99に進む。一方、ステップS95で“YES”であれば、ステップS97で、後述する、キー操作に応じた処理(図18参照)を実行して、ステップS99に進む。
ステップS99では、終了かどうかを判断する。ここでは、プロセッサ30は、キー24bがタップされ、ホーム画面100またはホーム画面150を表示することが指示されたかどうかを判断する。ステップS99で“NO”であれば、つまり終了でなければ、そのままステップS71に戻る。一方、ステップS99で“YES”であれば、つまり終了であれば、カメラ処理を終了する。その後、プロセッサ30は、ホーム画面表示処理を実行し、携帯電話機10のディスプレイ14には、ホーム画面100またはホーム画面150が表示される。
図17は、図16に示したステップS85のタッチされたアイコンまたはキー操作に応じた処理の一例を示すフロー図である。図17に示すように、プロセッサ30は、処理を開始すると、ステップS111で、アイコン204がタッチされたかどうかを判断する。
ステップS111で“YES”であれば、つまりアイコン204がタッチされれば、ステップS113で、撮影処理を実行して、図16に示したカメラ処理にリターンする。一方、ステップS111で“NO”であれば、つまりアイコン204がタッチされていなければ、ステップS115で、アイコン206がタッチされたかどうかを判断する。
なお、フロー図では省略するが、動画像の撮影モードの場合には、アイコン204がタッチされることにより、動画像の撮影が開始され、その後、アイコン204がタッチされることにより、動画像の撮影が終了される。したがって、アイコン204では、動画像の撮影が指示される前においては、動画像の撮影を開始することを報知するための図形(図柄)または文字或いはこれらの両方が記載される。一方、アイコン204では、動画像の撮影中においては、動画像の撮影を終了することを報知するための図形(図柄)または文字或いはこれらの両方が記載される。
ステップS115で“YES”であれば、つまりアイコン206がタップされれば、ステップS117で、撮影モードを切り替えて、カメラ処理にリターンする。現在の撮影モードが静止画像を撮影するモードであれば、アイコン206がタッチされると、撮影モードが動画像を撮影するモードに切り替えられる。また、現在の撮影モードが動画像を撮影するモードであれば、アイコン206がタッチされると、撮影モードが静止画像を撮影するモードに切り替えられる。一方、ステップS115で“NO”であれば、つまりアイコン206がタッチされていなければ、ステップS119で、アイコン208がタッチされたかどうかを判断する。
ステップS119で“YES”であれば、つまりアイコン208がタッチされれば、ステップS121で、カメラを切り替えて、カメラ処理にリターンする。ステップS121では、プロセッサ30は、内側カメラ26を使用中に、アイコン208がタッチされると、内側カメラ26を停止して外側カメラ52を起動し、外側カメラ52を使用中に、アイコン208がタッチされると、外側カメラ52を停止して内側カメラ26を起動する。一方、ステップS119で“NO”であれば、つまりアイコン208がタッチされていなければ、ステップS123で、アイコン210がタッチされたかどうかを判断する。
ステップS123で“YES”であれば、つまりアイコン210がタッチされれば、ステップS125で、写真の閲覧機能を実行して、カメラ処理にリターンする。写真の閲覧機能は、撮影画像や取得した画像を視聴するための機能であり、このとき、カメラ機能(カメラ処理)は一時停止され、写真の閲覧機能が終了した後に、カメラ機能は再開される。一方、ステップS123で“NO”であれば、つまりアイコン210がタッチされていなければ、ステップS127で、アイコン212がタッチされたかどうかを判断する。
ステップS127で“YES”であれば、つまりアイコン212がタッチされれば、ステップS129で、ズームを制御して、カメラ処理にリターンする。ステップS121では、プロセッサ30は、スライドボタン212aの位置に応じて、ズームを制御し、スライドボタン212aが+側に移動されるとズームインし、スライドボタン212aが−側に移動されるとズームアウトする。一方、ステップS127で“NO”であれば、つまりアイコン212がタッチされていなければ、ステップS131で、キー24bが操作されたかどうかを判断する。
ステップS131で“YES”であれば、つまりキー24bが操作されれば、カメラ処理を終了してホーム画面に戻る。つまり、図14に示したホーム画面表示処理が開始される。一方、ステップS131で“NO”であれば、つまりキー24bが操作されていなければ、ステップS133で、他のキー24a、24c−24hの操作に応じた処理を実行して、カメラ処理にリターンする。ただし、キー24gがロングタップされた場合には、カメラ処理は強制的に終了され、携帯電話機10の主電源がオフされる。
図18は、図16に示したステップS97のキー操作に応じた処理の一例を示すフロー図である。以下、この処理について説明するが、上記のタッチされたアイコンまたはキー操作に応じた処理で説明した処理と同じ処理については簡単に説明することにする。
図18に示すように、プロセッサ30は、キー操作に応じた処理を開始すると、ステップS151で、キー24hが操作された(押された)かどうかを判断する。
ステップS151で“YES”であれば、つまりキー24hが操作されれば、ステップS153で、一定時間以上押し続けているかどうかを判断する。ステップS153で“NO”であれば、つまりキー24hが一定時間よりも短い時間操作されれば、ステップS155で、撮影処理を実行して、図16に示したカメラ処理にリターンする。一方、ステップS153で“YES”であれば、つまりキー24hが一定時間以上押し続けられれば、ステップS157で、撮影モードを切り替えて、カメラ処理にリターンする。
なお、フロー図では省略するが、動画像の撮影モードの場合には、キー24hが一定時間よりも短い時間操作されることにより、動画像の撮影が開始され、その後、同様にキー24hが一定時間よりも短い時間操作されることにより、動画像の撮影が終了される。したがって、ガイド画像254では、動画像の撮影が指示される前においては、動画像の撮影を開始することを報知するための図形(図柄)または文字或いはこれらの両方が記載される。一方、ガイド画像254では、動画像の撮影中においては、動画像の撮影を終了することを報知するための図形(図柄)または文字或いはこれらの両方が記載される。
また、ステップS151で“NO”であれば、つまりキー24hが操作されていなければ、ステップS159で、キー24dが操作されたかどうかを判断する。ステップS159で“YES”であれば、つまりキー24dが操作されれば、ステップS161で、カメラを切り替えて、カメラ処理にリターンする。一方、ステップS159で“NO”であれば、つまりキー24dが操作されていなければ、ステップS163で、キー24fが操作されたかどうかを判断する。
ステップS163で“YES”であれば、つまりキー24fが操作されれば、ステップS165で、写真の閲覧機能を実行して、カメラ処理にリターンする。一方、ステップS163で“NO”であれば、つまりキー24が操作されていなければ、ステップS167で、UPキーが操作されたかどうかを判断する。
ステップS167で“YES”であれば、つまりUPキーが操作されれば、ステップS169で、ズームアウトして、カメラ処理にリターンする。ただし、最大限にズームアウトされている場合には、UPキーが操作されてもズームアウトされない。一方、ステップS167で“NO”であれば、つまりUPキーが操作されていなければ、ステップS171で、DOWNキーが操作されたかどうかを判断する。
ステップS171で“YES”であれば、つまりDOWNキーが操作されれば、ステップS173で、ズームインして、カメラを制御して、カメラ処理にリターンする。ただし、最大限にズームインされている場合には、DOWNキーが操作されてもズームインされない。一方、ステップS171で“NO”であれば、つまりDOWNキーが操作されていなければ、ステップS175で、キー24bが操作されたかどうかを判断する。
ステップS175で“YES”であれば、つまりキー24bが操作されれば、カメラ処理を終了してホーム画面に戻る。一方、ステップS175で“NO”であれば、つまりキー24bが操作されていなければ、ステップS177で、他のキー24a、24c、24gの操作に応じた処理を実行して、カメラ処理にリターンする。
なお、ここでは、カメラ処理についてのみフロー図を示して説明したが、ストップウォッチ、距離計測およびフラッシュライト機能についても同様である。つまり、水中モードでは、キー(24a−24h)の一部に通常モードとは異なる機能が割り当てられ、その異なる機能がガイド画像で示され、ユーザがキー(24a−24h)を操作することによって、当該キー(24a−24h)に割り当てられた機能が実行される。
この実施例によれば、水中でも実行可能な機能については、水中で操作するための機能がハードウェアキーに割り当てられ、ハードウェアキーに対応して、割り当てられた機能を示すガイド画像が表示されるので、水中で使用する場合にも容易に操作することができる。つまり、操作性を向上することができる。
なお、この実施例では、気圧(水圧)を検出することにより、通常モードと水中モードとで表示する画面を変化させるようにしたが、これに限定される必要はない。
他の例としては、水中において、水圧の変化を検出し、水圧に応じた画面を表示するようにしてもよい。かかる場合には、たとえば、比較的水深が浅い(小さい)場合には、フラッシュライトを不要であると考え、キー(24a−24h)にフラッシュライト機能は割り当てられないが、或る程度水深が深く(大きく)なると、いずれかのキー(24a−24h)にフラッシュライト機能が割り当てられ、水中モードのホーム画面(150)にそのガイド画像が表示されてもよい。ただし、水圧(水深)に応じて、割り当てる機能を追加するようにしてあるが、割り割り当てる機能を削除してもよいし、割り当てる機能を入れ替えてもよい。
ただし、水深は、水圧から算出したり、水圧に応じて水深が記載されたテーブルのデータから取得したりすることができる。
また、水圧に応じた画面を表示することに代えて、画面の明るさ(ディスプレイ14のバックライトの輝度)を変化させてもよい。かかる場合には、たとえば、比較的水深が浅い(小さい)場合には、自然光が届く範囲であるため、画面の明るさは大きくする必要がないが、或る程度水深が深く(大きく)なると、自然光が届かなくなるため、画面の明るさは大きくする必要がある。ただし、ディスプレイ14のバックライトの輝度は、プロセッサ30の指示の下、表示ドライバ44によって制御される。
また、この実施例によれば、携帯電話機10が水中にあることを検出するために、圧力センサ64を用いたが、タッチパネルに水圧がかかることにより、タッチパネルにおいて所定の範囲を超えた広い範囲、たとえばタッチパネルの表面全体において押圧(タップまたはロングタップ)が検出された場合に、携帯電話機10が水中にあることを検出してもよい。
その他の例として、GPS機能で携帯電話機10(ユーザ)の現在位置を検出し、さらに、現在位置に応じた画面を表示するようにしてもよい。たとえば、同じ水中モードであっても、日本海側と太平洋側とで異なるホーム画面を表示することが考えられる。これは、日本海と太平洋では、水の色や水質が異なるため、上記のように、フラッシュライト機能をキー(24a−24h)に割り当てる水深を異ならせることも考えられるからである。なお、現在位置は、携帯電話機10が水中に移動する以前で直近に取得したものが利用される。
また、この実施例では、標準大気圧以下かどうかで、通常モードと水中モードを切り替えるようにしたが、この判断基準(閾値)は、GPS機能で計測される高度に応じて可変的に設定されてもよい。これは、高度が高くなるにつれて大気圧が小さくなるからである。このようにすれば、標高の高い場所にある湖に潜った場合であっても、水中モードに設定することができる。
さらに、この実施例では、水中モードでキー(24a−24h)に割り当てられる機能の例として、ストップウォッチ、距離計測、フラッシュライト、カメラについて説明したが、これらに限定されるべきではない。携帯電話機10は、多機能情報端末であり、機能の追加や削除が可能だからである。
たとえば、他の機能としては、緊急連絡の機能を設けるようにしてもよい。緊急連絡の機能の一例は次のとおりである。緊急連絡の機能が割り当てられたキー(24a−24h)が操作されると、ライト(白色LED60)がオンされる。これは、周囲に異常と知らせるためである。したがって、ライトは、緊急事態を知らせるパターンに従って点滅されてもよい。また、予め携帯電話機10に浮き(浮き輪)となるストラップを装着しておき、ユーザが手を離すことにより、携帯電話機10は水面まで浮上する。携帯電話機10が水面まで浮上されると、GPS機能を使って現在位置(緯度および経度)を検出し、検出した現在位置の情報を、通信機能(メール機能)を使って予め決められた宛先に送信する。ただし、携帯電話機10が水面まで浮上したかどうかは、圧力センサ64の出力から変換した気圧値(水圧値)に基づいて知ることができる。
また、この実施例では、水中で使用される機能が各ハードウェアキーに個別に割り当てられた場合について説明したが、これに限定される必要はない。さらに多数の機能が実行可能である場合には、UPキーおよびDOWNキーを用いて、実行可能な機能のガイド画像をホーム画面150において上下に移動(スクロール)させ、キー24fを操作することにより、このキー24fに対応する位置に表示されるガイド画像についての機能が実行されるようにしてもよい。
なお、本明細書中で挙げた、具体的な数値、各種の画面、各種の機能は、いずれも単なる例示であり、製品の仕様変更などに応じて適宜変更可能である。
10 …携帯電話機
14 …ディスプレイ
16 …タッチパネル
20 …スピーカ
22 …マイク
24a−24h …キー
26,52 …カメラ
30 …プロセッサ
46 …フラッシュメモリ
48 …RAM
54 …GPS回路
58 …赤外線センサ
60 …白色LED
62 …姿勢センサ
64 …圧力センサ

Claims (9)

  1. 表示装置と、
    前記表示装置と関連して設けられるタッチパネルと、
    少なくとも1つの第1ハードウェアキーと、
    携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部と、を備え、
    前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更し、
    前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、前記水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を前記表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示する、携帯端末。
  2. 前記ガイド画像の輪郭は、少なくとも一部が前記第1ハードウェアキーに向かって突出する、請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記判断部によって前記携帯端末が水中にないことが判断されたとき、前記ガイド画像は前記表示装置に表示しない、請求項1または2記載の携帯端末。
  4. 少なくとも1つの第2ハードウェアキーを備え、
    前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第2ハードウェアキーに割り当てられた機能を変更せずに維持する、請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されている間において、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた前記第1機能を、水中で使用するための第2機能に変更する、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記表示装置及び前記タッチパネルを主面に有する扁平のハウジングを備え、
    前記第1ハードウェアキーは、前記ハウジングの側面にのみ位置する、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 前記表示装置は、カメラ機能の画面を表示し、
    前記ガイド画像は、前記カメラ機能の画面において表示される、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の携帯端末。
  8. 表示装置、前記表示装置と関連して設けられるタッチパネル、少なくとも一つの第1ハードウェアキーおよび携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部を備える、当該携帯端末の制御プログラムであって、
    前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更し、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、前記水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を前記表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示させる、制御プログラム。
  9. 表示装置、前記表示装置と関連して設けられるタッチパネル、少なくとも一つの第1ハードウェアキーおよび携帯端末が水中に有るかどうかを判断する判断部を備える、携帯端末の制御方法であって、
    前記判断部によって前記携帯端末が水中に有ることが判断されたとき、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能を水中で使用するための第1機能に変更し、前記第1ハードウェアキーに割り当てられた機能が水中で使用するための第1機能に変更されたとき、前記水中で使用するための第1機能を報知するガイド画像を前記表示装置において前記第1ハードウェアキーの近傍に表示する、制御方法。
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