JP2013074546A - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

装置、方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013074546A
JP2013074546A JP2011213547A JP2011213547A JP2013074546A JP 2013074546 A JP2013074546 A JP 2013074546A JP 2011213547 A JP2011213547 A JP 2011213547A JP 2011213547 A JP2011213547 A JP 2011213547A JP 2013074546 A JP2013074546 A JP 2013074546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
gesture
shake
smartphone
shake gesture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011213547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6169815B2 (ja
Inventor
Masami Kimura
正美 木村
Koji Hiwatari
功治 日渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2011213547A priority Critical patent/JP6169815B2/ja
Publication of JP2013074546A publication Critical patent/JP2013074546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6169815B2 publication Critical patent/JP6169815B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの意図しないケースにおいて、タッチスクリーンディスプレイを備える装置がシェイクジェスチャに対応する機能を発揮することを防止すること。
【解決手段】スマートフォン1は、加速度センサ15と、加速度センサ15が所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないコントローラ10と、を備える。このようにすることで、ユーザの意図しないケースにおいて、タッチスクリーンディスプレイを備える装置がシェイクジェスチャに対応する機能を発揮することを防止できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、装置、方法、及びプログラムに関する。特に、本発明は、タッチスクリーンディスプレイを有する装置、その装置を制御する方法、及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
タッチスクリーンディスプレイを備える装置が知られている。タッチスクリーンディスプレイを備える装置には、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、タッチスクリーンディスプレイを介して指又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
タッチスクリーンディスプレイを備える装置の基本的な動作は、装置に搭載されるAndroid(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Windows(登録商標) Phone等のOS(Operating System)によって実現される。
国際公開第2008/086302号
タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、ジェスチャを検出すると、ジェスチャに対応する機能を発揮する。ジェスチャの一つとして、シェイクジェスチャがある。つまり、タッチスクリーンディスプレイを備える装置は、シェイクジェスチャを検出すると、シェイクジェスチャに対応する機能を発揮する。
しかし、ユーザの意図しないケースにおいて、タッチスクリーンディスプレイを備える装置がシェイクジェスチャに対応する機能を発揮してしまうこともある。
本発明は、ユーザの意図しないケースにおいて、タッチスクリーンディスプレイを備える装置がシェイクジェスチャに対応する機能を発揮することを防止することができる装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る装置は、加速度センサと、前記加速度センサによって所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないコントローラと、を備える。
本発明に係る装置は、加速度センサと、前記加速度センサが第1の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付け、前記加速度センサが第2の加速度を検出すると、その後の所定の時間は前記加速度センサが検出した加速度と前記第2の加速度とに基づいて前記シェイクジェスチャを検出するコントローラと、を備える。
本発明に係る装置は、近接を検出する近接センサと、前記近接センサが物体の近接を検出すると、シェイクジェスチャを受け付けないコントローラと、を備える。
本発明に係る方法は、シェイクジェスチャを検出できる装置を制御する方法であって、加速度を検出するステップと、当該ステップにおいて所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないステップと、を備える。
本発明に係る方法は、シェイクジェスチャを検出できる装置を制御する方法であって、加速度を検出するステップと、当該ステップにおいて第1の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付け、第2の加速度を検出すると、その後の所定の時間は検出した加速度と前記第2の加速度とに基づいて前記シェイクジェスチャを検出するステップと、を備える。
本発明に係る方法は、シェイクジェスチャを検出できる装置を制御する方法であって、物体の近接を検出するステップと、当該ステップにおいて前記物体の近接が検出されたら、シェイクジェスチャを受け付けない手順と、を備える。
本発明に係るプログラムは、シェイクジェスチャを検出できる装置に、加速度を検出するステップと、当該ステップにおいて所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないステップと、を実行させる。
本発明に係るプログラムは、シェイクジェスチャを検出できる装置に、加速度を検出するステップと、当該ステップにおいて第1の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付け、第2の加速度を検出すると、その後の所定の期間は検出した加速度と前記第2の加速度とに基づいて前記シェイクジェスチャを検出するステップと、を実行させる。
本発明に係るプログラムは、シェイクジェスチャを検出できる装置に、物体の近接を検出するステップと、当該ステップにおいて前記物体の近接が検出されたら、シェイクジェスチャを受け付けない手順と、を実行させる。
本発明は、ユーザの意図しないケースにおいて、タッチスクリーンディスプレイを備える装置がシェイクジェスチャに対応する機能を発揮することを防止する装置、方法、及びプログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。 図6は、第1の加速度の時間変化の一例を示す図である。 図7は、第1の加速度が含む周波数の成分の一例を示す模式図である。 図8は、第2の加速度を周波数解析した例を示す図である。 図9は、第2の加速度が含む周波数の成分の一例を示す模式図である。 図10は、実施形態1に係るスマートフォンの動作を説明するためのフローチャートである。 図11は、実施形態1に係るスマートフォンの動作を説明するためのフローチャートである。 図12は、加速度センサが検出した加速度を第2の加速度に基づいて修正する例を示す図である。 図13は、実施形態3に係るスマートフォンの動作を説明するためのフローチャートである。 図14は、実施形態3の変形例に係るスマートフォンの動作を説明するためのフローチャートである。 図15は、スマートフォンがポケット又はバッグ内にある状態を示す図である。 図16は、実施形態4に係るスマートフォンの動作を説明するためのフローチャートである。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態1)
図1から図3を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字及び図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触及び接触が行われた位置に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2又はスマートフォン1に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
タッチは、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。ロングタッチとは、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
リリースは、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。スワイプは、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
タップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。ダブルタップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タップが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
ロングタップは、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。ドラッグは、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
フリックは、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する上フリック、指が画面の下方向へ移動する下フリック、指が画面の右方向へ移動する右フリック、指が画面の左方向へ移動する左フリック等を含む。
ピンチインは、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。ピンチアウトは、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
シェイクジェスチャは、スマートフォン1が振られるジェスチャである。スマートフォン1は、自身が振られるジェスチャをシェイクジェスチャとして判別する。スマートフォン1は、シェイクジェスチャを検出すると、再生している曲のスキップ、曲順変更、シャッフル又はタッチスクリーンディスプレイ2に表示される画像の切替等を行わせることができる。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示される画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションは、ホーム画面とは異なる画面をディスプレイ2Aに表示させる。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされている特定のアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対する特定のジェスチャ(例えば、タップ)を検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップが検出されると、メールアプリケーションを実行する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、所定の規則に従って配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。画像は、例えば、利用者の設定に従って壁紙として決定される。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面を表示する場合、ホーム画面の数が複数であっても、それらのうちから選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、現在表示されているホーム画面の位置を示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。また、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、左から2番目のホーム画面が現在表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中に特定のジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。また、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、現在時刻、天気の情報、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40以外の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限られない。
なお、図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
図5は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。このような機能により、近接センサ5は、物体への近接を検出する。例えば、近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格として、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、または、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。また、ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに所定の画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2B、加速度センサ15又は近接センサ5を介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。なお、制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
コントローラ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。コントローラ10は、通信ユニット6等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、ディスプレイ2A及び通信ユニット6等を制御することによって各種機能を実現する。コントローラ10は、タッチスクリーン2B、ボタン3、加速度センサ15等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2B、加速度センサ15又は近接センサ5を介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を実行する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。コネクタ14に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の回転を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
なお、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。また、図5においてストレージ9が記憶することとしたプログラムの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能なCD、DVD、又はBlu−ray等の記憶媒体に記憶されていてもよい。
また、図5に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図5の例に限定されない。例えば、スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。また、スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。また、図5に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えることとしたが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。また、図5に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えることとしたが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよいし、位置及び姿勢を検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
次に、図6から図10を用いて本実施形態におけるスマートフォン1のシェイクジェスチャに関する制御(以下シェイク制御という)の一例を説明する。スマートフォン1は、シェイクジェスチャによって第1の加速度A1を受ける。第1の加速度A1を受けたスマートフォン1は、シェイクジェスチャを受け付け、これに対応する機能を発揮する。スマートフォン1は、シェイクジェスチャ以外の動作によっても加速度を受ける。例えば、スマートフォン1の利用者(以下利用者という)が階段を昇降するとき、歩行するとき又は走るとき等にもスマートフォン1は加速度を受ける。このような場合にスマートフォン1が受ける加速度は、スマートフォン1に対する操作としては意図されていないものである。しかし、第1の加速度と、第1の加速度A1以外の加速度とが区別できないと、加速度センサ15が第1の加速度A1以外の加速度を検出した場合、コントローラ10は加速度センサ15によって検出された加速度をシェイクジェスチャとして受け付けてしまうことがある。
本実施形態に係るシェイク制御は、センサ(この例では加速度センサ15)がシェイクジェスチャを誤検出するおそれのある状態を検出すると、コントローラ10は、シェイクジェスチャを誤検出するおそれのある状態をセンサが検出しないときに対して、シェイクジェスチャを受け付ける際の処理を異ならせる。より具体的には、コントローラ10は、シェイクジェスチャを誤検出するおそれのある状態をセンサが検出しないときにはシェイクジェスチャを受け付けるが、センサがシェイクジェスチャを誤検出するおそれのある状態を検出すると、コントローラ10はシェイクを受け付けない。このようにすることで、本実施形態は、シェイクジェスチャが誤検出されることによる利用者の違和感を低減させることができる。本実施形態では、シェイクジェスチャを誤検出するおそれのある状態として、シェイクジェスチャによる加速度以外の加速度がスマートフォンへ与えられる状態、例えば、利用者が階段を昇降、歩行又は走行等することによりスマートフォン1がシェイクジェスチャによる加速度以外の加速度を受ける状態を例とする。
第1の加速度A1は、利用者がシェイクジェスチャをスマートフォン1へ与えたときの加速度である。例えば、図6に示すように、第1の加速度A1は、向きが正から負へ反転するとともに、最大値A1maxから最小値A1minを経て再び最大値A1maxに戻る周期T1が0.1秒から1秒(周波数は1Hzから10Hz程度)程度であると考えられる。このため、図7に示すように、第1の加速度A1が含む周波数の成分は、比較的種類が少なく、かつ低周波数側に多く現れると考えられる。図6のTは時間を、図7のFは周波数を示す。
第1の加速度A1は、利用者の操作に起因するものなので、その大きさはある程度の範囲内であるとともに、最大値A1max、最小値A1min及び周期T1(又は周波数1/T1)は、実験又はシミュレーション等によって求めたり予測したりすることができる。例えば、最大値A1max、最小値A1min及び周期T1(又は周波数1/T1)から少なくとも1つと、加速度センサ15が検出した加速度Amとを比較することにより、加速度センサ15による第1の加速度A1の検出を知ることができる。例えば、加速度センサ15が検出した加速度AmがAL1以上AU1以下(AL1<AU1)である場合、−AU1以上−AL1以下(−AU1<−AL1)である場合、所定の周波数(例えば、0.1Hz以上10Hz以下)で変化する場合の少なくとも1つが成立するときには、加速度Amは第1の加速度A1であるとすることができる。AL1、AU1、−AU1及び−AL1は、第1の加速度A1が取り得る大きさの正の最大値及び最小値並びに負の最大値及び最小値である。また、第1の加速度A1のパターン、例えば、図6に示すような時間変化又は図7に示すような周波数のパターンと、加速度センサ15が検出した加速度Amのパターンとを比較することによっても、加速度センサ15による第1の加速度A1の検出を知ることができる。図7に示すような周波数のパターンは、例えば、加速度の時間変化をフーリエ変換することにより得ることができる。
所定の加速度としての第2の加速度A2は、シェイクジェスチャによる加速度以外の加速度であり、シェイクジェスチャとして誤検出されるおそれのある加速度である。第2の加速度A2は、例えば、利用者が階段を昇降、歩行又は走行等することによりスマートフォン1へ与えられる加速度である。このため、第2の加速度A2は、スマートフォン1が落下して地面等に衝突したときに類似した加速度になると考えられる。例えば、図8に示すように、第2の加速度A2は、最初の極値A2paの大きさが、第1の加速度A1が取り得る大きさの最大値(この例ではAU1)よりも大きくなると考えられる。また、第2の加速度A2は、向きが正から負へ反転するとともに、時間の経過とともに減衰するものであると考えられる。さらに、第2の加速度A2は、正の極値(最初の極値)A2paから負の極値A2pbを経て正の極値12pcに戻る周期T2が、第1の加速度A1の周期よりも短くなると考えられる。このため、図9に示すように、第2の加速度A2が含む周波数の成分は、高周波数側に多く現れると考えられる。図8のTは時間を、図9のFは周波数を示す。
第2の加速度A2は、利用者の階段の昇降等に起因するものなので、その大きさはある程度の範囲であるとともに、最初の極値A2pa、周期T2(又は周波数1/T2)及び減衰特性は、実験又はシミュレーション等によって求めたり予測したりすることができる。例えば、最初の極値A2pa、周期T2(又は周波数1/T2)及び減衰特性から少なくとも1つと、加速度センサ15が検出した加速度Amとを比較することにより、加速度センサ15による第2の加速度A2の検出を知ることができる。例えば、加速度センサ15が検出した加速度Amが上述したAU1(又は−AU1)及び閾値(第2の加速度検出閾値)A2c(又は−A2c)を超えた場合、所定の周波数(例えば、0.1Hz以下)で変化する場合、第2の加速度A2と同様の減衰特性である場合の少なくとも1つが成立するときには、加速度Amは第2の加速度A2であるとすることができる。また、第2の加速度A2のパターン、例えば、図8に示すような時間変化又は図9に示すような周波数のパターンと、加速度センサ15が検出した加速度Amのパターンとを比較することによっても、加速度センサ15による第2の加速度A2の検出を知ることができる。本実施形態において、第1の加速度A1及び第2の加速度A2は、大きさ、方向、周波数、周期、減衰特性、周波数分布又はスペクトル等で表される。
本実施形態に係るシェイク制御を実行するにあたり、ステップS101において、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amを取得する。加速度センサ15が検出した加速度Amは、スマートフォン1が受ける加速度である。ステップS102において、加速度センサ15が所定の加速度としての第2の加速度A2を検出した場合(ステップS102、Yes)、コントローラ10はシェイクジェスチャを受け付けず(ステップS103)、本実施形態に係るシェイク制御を終了する。
ステップS102において、例えば、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amのパターンと、第2の加速度A2のパターンとを比較し、両者の一致率が所定の閾値以上である場合には、第2の加速度A2を検出したとする。コントローラ10は、このような加速度のパターンの比較以外の方法で第2の加速度A2を検出したことを判定してもよい。例えば、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amの最初の極値A2paの絶対値と第2の加速度検出閾値A2cとを比較し、前者が後者以上になった場合に加速度センサ15が第2の加速度A2を検出したと判定してもよい。第2の加速度A2のパターン又は加速度検出閾値A2cは、例えば、図5に示すストレージ9に記憶される。
加速度Amが第2の加速度A2でない場合(ステップS102、No)、すなわち、加速度センサ15が所定の加速度としての第2の加速度A2とは異なる加速度を検出すると、ステップS104に進む。ステップS104において、加速度センサ15が第1の加速度A1を検出した場合(ステップS104、Yes)、コントローラ10はシェイクジェスチャを受け付ける(ステップS105)。例えば、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amのパターンと、第1の加速度A1のパターンとを比較し、両者の一致率が所定の閾値以上である場合には、加速度センサ15が第1の加速度A1を検出したとする。このような加速度のパターンの比較以外の方法で加速度センサ15が第1の加速度A1を検出したことが判定されてもよい。例えば、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amの周波数が所定の周波数(例えば、0.1Hz以上10Hz以下)である場合には、加速度センサ15が第1の加速度A1を検出したとしてもよい。ステップS104において、加速度センサ15が第1の加速度A1を検出しない場合(ステップS104、No)、コントローラ10は、本実施形態に係るシェイク制御を終了する。
本実施形態において、コントローラ10がシェイクジェスチャを受け付けると、シェイクジェスチャに割り当てられた機能を発揮する。コントローラ10がシェイクジェスチャを受け付けないと、スマートフォン1の機能を発揮しない。
本実施形態において、加速度センサ15が第2の加速度A2を検出したときに、コントローラ10は加速度センサ15が検出した第2の加速度A2をストレージ9に記憶してもよい。そして、ストレージ9に第2の加速度A2を蓄積して、第2の加速度A2の精度を向上させてもよい。このようにすることで、コントローラ10は、より高い精度でシェイクジェスチャ以外の入力を除外することができる。
本実施形態において、ストレージ9Aは、複数の種類の第2の加速度A2を記憶していてもよい。例えば、ストレージ9は、利用者が階段を昇降するときにおける第2の加速度A2、利用者が走っているときにおける第2の加速度A2及び利用者が歩行しているときにおける第2の加速度A2等を記憶していてもよい。そして、ステップS102において、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amと、ストレージ9に記憶された複数種類の第2の加速度A2とを比較する。このようにすることにより、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amが第2の加速度A2であるか否かをより高い精度で求めることができる。
以上、本実施形態は、スマートフォンが受けた加速度が、シェイクジェスチャとして誤検出されるおそれのある第2の加速度であるときには、シェイクジェスチャを受け付けず、シェイクジェスチャに対応する第1の加速度である場合には、シェイクジェスチャを受け付ける。このようにすることで、シェイクジェスチャとして誤検出されるおそれがある場合を排除できるので、シェイクジェスチャが誤検出されることによる利用者の違和感を低減させることができる。本実施形態の構成は、以下の実施形態においても適宜適用することができる。また、本実施形態の構成を備えるものは、本実施形態と同様の作用、効果を奏する。
(実施形態2)
実施形態2は、第2の加速度が検出された後の所定の期間は、スマートフォンに与えられた加速度(加速度センサが検出した加速度)と、第2の加速度とに基づいてジェスチャとしてのシェイクを検出する点に特徴がある。次に、図11及び図12を用いて、本実施形態に係るシェイク制御を説明する。本実施形態に係るシェイク制御のステップS201及びステップS202の処理は、実施形態1に係るシェイク制御のステップS101及びステップS102の処理と同様なので、処理の説明は省略する。
ステップS202において、加速度センサ15が第2の加速度A2を検出した場合(ステップS202、Yes)、コントローラ10は、第2の加速度A2が検出された時点からの経過時間のカウントを開始する。そして、ステップS203に進み、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amを取得する。次に、ステップS204に進み、コントローラ10は、ステップS203で加速度センサ15が取得した加速度Amを、第2の加速度A2に基づいて修正する。ステップS202において、加速度センサ15が第2の加速度A2を検出しない場合(ステップS202、No)、コントローラ10は、本実施形態に係るシェイク制御を終了する。次に、図12、図13を用いて、加速度Amを修正する方法を説明する。
図12の例は、第2の加速度A2がスマートフォン1に与えられているときにシェイクジェスチャが行われた場合を示している。このような場合、加速度センサ15が検出した加速度Amには、第1の加速度A1と第2の加速度A2とが含まれる。このため、加速度センサ15が検出した加速度Amから第2の加速度A2を減算すれば、第1の加速度A1を求めることができる。したがって、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amから、第2の加速度A2を減算した修正加速度Amcを求める。すなわち、Amc=Am−A2になる。第2の加速度A2は、ステップS202で検出されたものであってもよいし、ストレージ9に記憶されているものであってもよい。
第2の加速度A2で加速度センサ15が検出した加速度Amが修正されたら、ステップS205に進む。ステップS205において、修正加速度Amcが第1の加速度A1である場合(ステップS205、Yes)、ステップS206に進み、コントローラ10は、シェイクジェスチャを受け付ける。その後、シェイクジェスチャがコントローラ10に受け付けられたらステップS207に進む。修正加速度Amcが第1の加速度A1でない場合(ステップS205、No)、ステップS207へ進む。
ステップS207において、第2の加速度A2が検出された時点からの経過時間が所定の時間経過した場合(ステップS207、Yes)、コントローラ10は、本実施形態に係るシェイク制御を終了する。第2の加速度A2が検出された時点からの経過時間が所定の時間経過していない場合(ステップS207、No)、前記経過時間が前記所定の時間経過するまで、コントローラ10は、ステップS204からステップS207を繰り返す。
以上、本実施形態は、スマートフォンが受けた加速度が、シェイクジェスチャとして誤検出されるおそれのある第2の加速度であるときには、第2の加速度を用いてスマートフォンが受けている加速度を補正する。このようにすることで、シェイクジェスチャとして誤検出されるおそれがある第2の加速度を除いてシェイクジェスチャを検出できるので、シェイクジェスチャが誤検出されることによる利用者の違和感を低減させることができる。本実施形態の構成は、以下の実施形態においても適宜適用することができる。また、本実施形態の構成を備えるものは、本実施形態と同様の作用、効果を奏する。
(実施形態3)
実施形態3は、変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、シェイクジェスチャを受け付けない点に特徴がある。変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションとは、例えば、利用者の歩行中、走行中又はスマートフォンが車両に搭載された状態で使用され、利用者の歩行等又は車両の走行等に起因して、スマートフォンの受ける加速度が変化する環境で用いられるアプリケーションである。次の説明においては、変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションとして、ランニングアプリケーションを例とするが、これに限定されるものではない。ランニングアプリケーションとは、利用者がランニングをしているときに、走行距離、現在位置又はランニング時間等をタッチスクリーンディスプレイ2に表示させる等の機能を有するアプリケーションである。
次に、図13を用いて、本実施形態に係るシェイク制御を説明する。本実施形態に係るシェイク制御を実行するにあたり、ステップS301において、ランニングアプリケーションが起動している場合(ステップS301、Yes)、ステップS302へ進み、コントローラ10は、シェイクジェスチャを受け付けない。ステップS301において、ランニングアプリケーションが起動していない場合(ステップS301、No)、ステップS303へ進み、コントローラ10はシェイク検出処理を実行する。ステップS303におけるシェイク検出処理とは、上述した実施形態1又は実施形態2のシェイク制御である。
変化する加速度を加速度センサ15が受ける環境下、すなわち、変化する加速度をスマートフォン1が受ける環境下においては、シェイクジェスチャによる加速度以外の加速度によってシェイクジェスチャが受け付けられるおそれがある。本実施形態は、変化する加速度を加速度センサ15が受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動している場合にはシェイクジェスチャが受け付けられないので、利用者が意図しないスマートフォン1の動作をより確実に回避することができる。
(変形例)
次に、図14を用いて本実施形態の変形例に係るシェイク制御を説明する。本変形例は、変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、このようなアプリケーションが起動していない場合とは異なる感度でシェイクジェスチャを受け付ける点に特徴がある。本変形例に係るシェイク制御を実行するにあたり、ステップS401において、ランニングアプリケーションが起動している場合(ステップS401、Yes)、ステップS402へ進み、コントローラ10は、シェイクジェスチャを受け付ける際の感度を変更する。本実施形態では、変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動していないときよりも、シェイクジェスチャを受け付ける際の感度を高くする。
すなわち、コントローラ10は、加速度センサ15が検出した加速度Amが第1の加速度A1であるか否かを識別する際の感度を高くする。例えば、図8に示すような時間変化又は図9に示すような周波数のパターンと、加速度センサ15が検出した加速度Amのパターンとを比較する場合、変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動している場合には、両者の一致率を、変化する加速度を加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動していないときよりも高くする。このようにすることで、コントローラ10は、シェイクジェスチャによる加速度以外の加速度をより確実に除外できるので、利用者が意図しないスマートフォン1の動作をより確実に回避することができる。
ステップS402で感度が変更されたら、ステップS403へ進み、コントローラ10はシェイク検出処理を実行する。ステップS403におけるシェイク検出処理とは、上述した実施形態1又は実施形態2のシェイク制御である。また、ステップS401において、ランニングアプリケーションが起動していない場合も(ステップS401、No)、ステップS403へ進み、コントローラ10はシェイク検出処理を実行する。
以上、本実施形態及びその変形例は、変化する加速度をスマートフォンが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、シェイクジェスチャを受け付けないか、シェイクジェスチャを受け付ける際の感度を高くする。このようにすることで、シェイクジェスチャとして誤検出されるおそれが高い状況であってもシェイクジェスチャが誤検出されることによる利用者の違和感を低減させることができる。本実施形態及びその変形例の構成は、以下の実施形態においても適宜適用することができる。また、本実施形態及びその変形例の構成を備えるものは、本実施形態と同様の作用、効果を奏する。
(実施形態4)
実施形態4は、物体の近接を検出する近接センサが物体への近接を検出した場合には、シェイクジェスチャを受け付けない点に特徴がある。例えば、図15に示すようにスマートフォン1がズボンのポケット100に入っていたり、バッグ101内に入っていたりする場合、利用者が意図しないシェイクジェスチャを受け付ける場合がある。本実施形態のスマートフォン1は、スマートフォン1がズボンのポケット100又はバッグ101の中に入っている場合にはシェイクジェスチャを受け付けない。このため、利用者が意図しないシェイクジェスチャをスマートフォン1が受け付けることを回避することができる。
次に、図16を用いて、本実施形態に係るシェイク制御を説明する。本実施形態に係るシェイク制御を実行するにあたり、ステップS501において、近接センサ5が物体への近接を検出した場合(ステップS501、Yes)、ステップS502へ進み、コントローラ10は、シェイクジェスチャを受け付けない。近接センサ5が物体への近接を検出している場合は、スマートフォン1がポケット100に入っていたり、バッグ101内に入っていたりすると判断できるためである。
スマートフォン1がポケット100又はバッグ101等に入っている場合、スマートフォン1の周囲は暗くなっている。このため、スマートフォン1の周囲の明るさを検出する照度センサ4を近接センサ5の代わりに用いてもよいし、近接センサ5とともに併用してもよい。このようにすることで、コントローラ10は、スマートフォン1がポケット100又はバッグ101等に入っている状況を、より正確に検出することができる。
ステップS501において、近接センサ5が物体への近接を検出していない場合(ステップS501、No)、ステップS503へ進み、コントローラ10はシェイク検出処理を実行する。ステップS503におけるシェイク検出処理とは、上述した実施形態1又は実施形態2のシェイク制御である。
スマートフォン1は、スマートフォン1がズボンのポケット100又はバッグ101の中に入っている場合、利用者の意図しないシェイクジェスチャを受け付けるおそれがある。本実施形態のスマートフォン1は、スマートフォン1がズボンのポケット100又はバッグ101の中に入っている場合にはシェイクジェスチャを受け付けないので、利用者が意図しないシェイクジェスチャをスマートフォン1が受け付けることを回避することができる。
以上、本実施形態は、スマートフォンがズボンのポケット又はバッグの中に入っている場合には、シェイクジェスチャを受け付けない。このようにすることで、利用者の意図しないシェイクジェスチャを受け付けないようにすることができる。本実施形態及びその変形例の構成は、以下の実施形態においても適宜適用することができる。また、本実施形態及びその変形例の構成を備えるものは、本実施形態と同様の作用、効果を奏する。
本発明を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施例に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施例に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
例えば、図5に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
また、上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。例えば、添付の請求項に係る装置は、モバイルフォン、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、又はゲーム機等の携帯電子機器であってもよい。また、添付の請求項に係る装置は、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であってもよい。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
20 ハウジング

Claims (16)

  1. 加速度センサと、
    前記加速度センサによって所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないコントローラと、
    を備える装置。
  2. 前記コントローラは、前記加速度センサによって前記所定の加速度を検出している間、シェイクジェスチャを受け付けない請求項1に記載の装置。
  3. 加速度センサと、
    前記加速度センサによって前記所定の加速度とは異なる加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付ける請求項1又は2に記載の装置。
  4. 加速度センサと、
    前記加速度センサが第1の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付け、前記加速度センサが第2の加速度を検出すると、その後の所定の時間は前記加速度センサが検出した加速度と前記第2の加速度とに基づいて前記シェイクジェスチャを検出するコントローラと、
    を備える装置。
  5. 前記コントローラは、変化する加速度を前記加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、前記シェイクジェスチャを受け付けない請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記コントローラは、変化する加速度を前記加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、前記アプリケーションが起動していない場合とは異なる感度で前記シェイクジェスチャを受け付ける請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  7. 近接を検出する近接センサと、
    前記近接センサが物体の近接を検出すると、シェイクジェスチャを受け付けないコントローラと、
    を備える装置。
  8. 前記コントローラは、前記近接センサが物体の近接を検出している間、シェイクジェスチャを受け付けない請求項7に記載の装置。
  9. シェイクジェスチャを検出できる装置を制御する方法であって、
    加速度を検出するステップと、
    当該ステップにおいて所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないステップと、
    を備える方法。
  10. シェイクジェスチャを検出できる装置を制御する方法であって、
    加速度を検出するステップと、
    当該ステップにおいて第1の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付け、第2の加速度を検出すると、その後の所定の時間は検出した加速度と前記第2の加速度とに基づいて前記シェイクジェスチャを検出するステップと、
    を備える方法。
  11. 変化する加速度を前記加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、前記シェイクジェスチャを受け付けない請求項9又は10に記載の方法。
  12. 変化する加速度を前記加速度センサが受ける環境下で用いられるアプリケーションが起動しているときには、前記アプリケーションが起動していない場合とは異なる感度で前記シェイクジェスチャを受け付ける請求項9又は10に記載の方法。
  13. シェイクジェスチャを検出できる装置を制御する方法であって、
    物体の近接を検出するステップと、
    当該ステップにおいて前記物体の近接が検出されたら、シェイクジェスチャを受け付けない手順と、
    を備える方法。
  14. シェイクジェスチャを検出できる装置に、
    加速度を検出するステップと、
    当該ステップにおいて所定の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付けないステップと、
    を実行させるプログラム。
  15. シェイクジェスチャを検出できる装置に、
    加速度を検出するステップと、
    当該ステップにおいて第1の加速度を検出するとシェイクジェスチャを受け付け、第2の加速度を検出すると、その後の所定の期間は検出した加速度と前記第2の加速度とに基づいて前記シェイクジェスチャを検出するステップと、
    を実行させるプログラム。
  16. シェイクジェスチャを検出できる装置に、
    物体の近接を検出するステップと、
    当該ステップにおいて前記物体の近接が検出されたら、シェイクジェスチャを受け付けない手順と、
    を実行させるプログラム。
JP2011213547A 2011-09-28 2011-09-28 装置、方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP6169815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011213547A JP6169815B2 (ja) 2011-09-28 2011-09-28 装置、方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011213547A JP6169815B2 (ja) 2011-09-28 2011-09-28 装置、方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013074546A true JP2013074546A (ja) 2013-04-22
JP6169815B2 JP6169815B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=48478666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011213547A Expired - Fee Related JP6169815B2 (ja) 2011-09-28 2011-09-28 装置、方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6169815B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5977475B1 (ja) * 2013-07-18 2016-08-24 フェイスブック,インク. モバイル・デバイスのための動きをトリガとするアクション
JP2018018549A (ja) * 2017-11-01 2018-02-01 京セラ株式会社 電子機器
US10613638B2 (en) 2016-07-27 2020-04-07 Kyocera Corporation Electronic device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354544A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hitachi Ltd 携帯機器
JP2009245176A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp モーション認識装置
JP2010503332A (ja) * 2006-09-06 2010-01-28 アップル インコーポレイテッド ポータブルマルチファンクション装置のためのボイスメールマネージャー
JP2011047879A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Oki Semiconductor Co Ltd 運動検出装置、電子機器、運動検出方法及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354544A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hitachi Ltd 携帯機器
JP2010503332A (ja) * 2006-09-06 2010-01-28 アップル インコーポレイテッド ポータブルマルチファンクション装置のためのボイスメールマネージャー
JP2009245176A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Mitsubishi Electric Corp モーション認識装置
JP2011047879A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Oki Semiconductor Co Ltd 運動検出装置、電子機器、運動検出方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5977475B1 (ja) * 2013-07-18 2016-08-24 フェイスブック,インク. モバイル・デバイスのための動きをトリガとするアクション
US10613638B2 (en) 2016-07-27 2020-04-07 Kyocera Corporation Electronic device
JP2018018549A (ja) * 2017-11-01 2018-02-01 京セラ株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6169815B2 (ja) 2017-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5850736B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP6017891B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5972629B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
US9448691B2 (en) Device, method, and storage medium storing program
JP5891083B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5809963B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6091829B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
US9874994B2 (en) Device, method and program for icon and/or folder management
US20130162571A1 (en) Device, method, and storage medium storing program
JP5827109B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013092989A (ja) 装置、方法、及びプログラム
US20130162574A1 (en) Device, method, and storage medium storing program
JP2013080345A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5739278B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5779063B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013092988A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5859932B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6169815B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5753475B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5762885B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5959372B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013080353A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6139068B2 (ja) 装置及び方法
JP2013101547A (ja) 装置、方法及びプログラム
JP2013131028A (ja) 装置、方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160809

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160823

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20161021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6169815

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees