JP2012026365A - 複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置 - Google Patents

複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】失火の有無をより高精度に判定することができる複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置を提供する。
【解決手段】エンジンマイコン30は、クランク軸15の所定回転角度ごとに出力されるパルスごとに、一の気筒12の燃焼から次の気筒12の燃焼までのクランク軸15の回転角度に相当する周期分のパルスが計数されるまでの経過時間を計時し、現在のパルスが計数された時点での経過時間である第1時間と、現在のパルスよりも前記周期相当の回転角度分だけ先立つパルスが計数された時点での経過時間である第2時間との偏差を算出し、該偏差をクランク軸15の所定回転角度分だけ積算する。エンジンマイコン30は、算出された積算値と所定の判定値との大小関係に基づき、失火の有無を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置に関するものである。
従来、複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この装置は、エンジンのクランク軸の回転パルスから該クランク軸の1回転当たりの平均回転数を算出するとともに、当該サイクルの平均回転数とその1サイクル前のサイクルにおける平均回転数との差である回転数偏差を算出する。そして、回転数偏差における回転数低下量の算出値と予め設定された許容回転数低下量とを比較して、回転数低下量の算出値が許容回転数低下量を超えたときエンジンの失火を判定する。
特開2008−190433号公報
ところで、特許文献1では、失火発生の可能性を示唆する数量として、当該サイクルの平均回転数とその1サイクル前のサイクルにおける平均回転数との差(回転数偏差)を算出する。一方、エンジンの回転数は通常、サイクルに合わせて周期的に増減する。従って、計算するサイクルの組み合わせに際し、こうしたエンジンの回転数の通常の周期的な増減を考慮していないため、該周期的な増減を失火と判定(誤検知)する可能性がある。
なお、特許文献1では、一定期間(100サイクル)内において、回転数低下量の算出値が許容回転数低下量を超える回数が予め設定された許容回数を超えるときに、エンジン失火の最終的な判定をすることが併せて提案されている。しかしながら、いずれにしても、前記したエンジンの回転数の通常の周期的な増減を考慮することなく算出された回転数偏差の利用を前提にしている以上、その信頼性には自ずと疑問が生じる。
本発明の目的は、失火の有無をより高精度に判定することができる複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、定速回転制御状態において、クランク軸の所定回転角度ごとに出力されるパルスに基づき失火の有無を判定する複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、前記パルスごとに、一の気筒の燃焼から次の気筒の燃焼までの前記クランク軸の回転角度に相当する周期分のパルスが計数されるまでの経過時間を計時する計時手段と、現在のパルスが計数された時点での前記計時された経過時間である第1時間と、現在のパルスよりも前記周期相当の回転角度分だけ先立つパルスが計数された時点での前記計時された経過時間である第2時間との偏差を算出する偏差算出手段と、前記算出された偏差を前記クランク軸の所定回転角度分だけ積算した積算値を算出する積算値算出手段と、前記算出された積算値と所定閾値との大小関係に基づき、失火の有無を判定する判定手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、前記積算値算出手段は、前記算出された偏差を前記周期相当の回転角度分だけ積算して前記積算値を算出することを要旨とする。
一般に、複数気筒4サイクルエンジンでは、定速回転制御状態において、一の気筒の燃焼から次の気筒の燃焼までの前記クランク軸の回転角度ごとに該クランク軸の回転速度(エンジン回転速度)が変動する。上記各構成によれば、前記計時手段により、前記パルスごとに、一の気筒の燃焼から次の気筒の燃焼までの前記クランク軸の回転角度に相当する前記周期分のパルスが計数されるまでの経過時間が計時される。この経過時間(第1時間及び第2時間)は、気筒の燃焼状態に大きく依存する。そして、前記偏差算出手段により、前記第1時間及び前記第2時間の偏差が算出される。この偏差は、一の周期における前記経過時間と、その前の周期における前記経過時間とを比較するもの、即ち一の気筒の燃焼状態と、その前の気筒の燃焼状態とを比較するものであるため、失火の発生に伴って著しく変動する。また、この偏差の変動は、失火の影響を受け始めるタイミングを起点に、前記周期内で連続して発生する。従って、前記積算値算出手段により、前記算出された偏差が前記クランク軸の所定回転角度分だけ積算されることで、失火の発生に伴う変動の累積・強調されたものが積算値として算出される。これにより、前記判定手段において、前記算出された積算値と前記所定閾値との大小関係に基づき、失火の有無をより高精度に判定できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、前記判定手段は、所定サイクル数相当の前記クランク軸の回転角度内で、前記算出された積算値と前記所定閾値との大小関係に基づき失火ありと判定された回数を、1サイクル内でタイミングの異なる全ての前記パルスに対応して個別に計数する計数手段を備え、1サイクル内の一のタイミングの前記パルスに対応して前記計数された回数が所定の失火判定値を超えたときに、失火ありの判定を確定することを要旨とする。
同構成によれば、前記判定手段は、1サイクル内の一のタイミングの前記パルスに対応して前記計数された回数が所定の失火判定値を超えたときに、失火ありの判定を確定することで、外乱等の影響によって前記算出された積算値と前記所定閾値との大小関係が一時的に失火ありの状態になったとしても、これによって直ちに失火ありの判定が確定されることはない。従って、失火ありの判定確定に伴い、徒に対処処理(例えばエンジン停止など)が繰り返されることを回避できる。
なお、「1サイクル内でタイミングの異なる全てのパルスに対応して」とは、「任意のパルスを、1サイクル内でパルスが出力される全てのタイミングのうちの対応するタイミングにグループ分けした場合に、これら全てのグループに対応して」ということを意味する。例えば1サイクル内の異なるタイミングで出力されるパルスが2N個(クランク軸が1回転する際の異なるタイミングで出力されるパルスがN個)の場合、即ち1サイクル内でパルスが出力される異なるタイミングが2N個の場合、任意のパルスは、これら2N個のタイミングのうちの対応するタイミングにグループ分けされる。そして、前記計数手段は、全てのグループの各々において、前記失火ありと判定された回数を計数する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、前記判定手段により前記失火ありの判定が確定されたとき、エンジンを停止させる停止手段を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記停止手段により、エンジンが停止されることで、失火の発生に伴って排気ガス浄化用の触媒が焼損したり、あるいは異常振動が発生したりすることを抑制できる。
本発明では、失火の有無をより高精度に判定することができる複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置を提供することができる。
本発明の一実施形態が適用されるエンジンを示す概略図。 (a)(b)は、失火の有無に応じたパルスの推移を示すタイムチャート。 パルス数に対する偏差の推移を示すグラフ。 パルス数に対する積算値の推移を示すグラフ。 パルス数に対する失火判定回数の推移を示すグラフ。 同実施形態の失火判定態様を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態が適用される4気筒4(ストローク)サイクルのエンジン11を示す概略図である。このエンジン11は、ヒートポンプ式空気調和装置の圧縮機の駆動源となるもので、直列配置された4つの気筒12(12a〜12d)を有する。各気筒12には、ピストン13が往復動可能に収容されている。各ピストン13は、コネクティングロッド14を介してクランク軸15に連結されている。各ピストン13の往復動は、コネクティングロッド14を介してクランク軸15の回転運動に変換される。
各気筒12の燃焼室16には、外部の空気が供給される吸気通路17が連通されている。この吸気通路17の途中には、スロットル弁18が設けられている。また、吸気通路17には、スロットル弁18の上流側で、燃料管路21が連通されている。この燃料管路21には、ガス電磁弁22、ガスレギュレータ23及び燃料調整弁24が配設されている。そして、燃料ガス供給源(例えば燃料タンク)から燃料管路21に導入された燃料ガス(例えばプロパンガス、天然ガス等)は、ガス電磁弁22、ガスレギュレータ23及び燃料調整弁24を介して吸気通路17に供給される。従って、スロットル弁18の上流側で吸気通路17に供給された空気及び燃料ガスの混合気は、スロットル弁18において流量調整されて燃焼室16に導入される。
各気筒12の燃焼室16には点火プラグ26が設けられており、燃焼室16に導入された混合気は点火プラグ26の点火により爆発・燃焼する。このときに生じた高温高圧の燃焼ガスによりピストン13が往復動してクランク軸15が回転することで、エンジン11の駆動力が得られる。そして、この燃焼後の混合気(排気ガス)は、各気筒12の燃焼室16に連通する排気通路27へと排出される。
なお、吸気通路17及び排気通路27の燃焼室16に臨む各々の開口部には、吸気弁17a及び排気弁27aが設けられている。一方、クランク軸15には、適宜の伝動部材(例えばタイミングベルト)を介してカム軸28が駆動連結されている。クランク軸15及びカム軸28間の回転伝達比は1/2であって、クランク軸15の2回転に対しカム軸28が1回転する。そして、吸気弁17a及び排気弁27aは、クランク軸15の回転に伴うカム軸28の回転に合わせて開閉動作する。
そして、エンジン11は、各気筒12において、燃料(混合気)の吸入・圧縮・燃焼(爆発)・排気の全行程(1サイクル、4ストローク)を繰り返すことで、前述のピストン13の往復動を通じてクランク軸15を回転させる。なお、4つの気筒12a〜12dの燃焼行程は等間隔であって、クランク軸15は、1サイクルごとに2回転する。
こうした構成を有するエンジン11は、エンジンマイコン30によって制御される。すなわち、エンジンマイコン30は、スロットル弁18、ガス電磁弁22及び燃料調整弁24とそれぞれ電気的に接続されており、これらを駆動制御する。また、エンジンマイコン30は、点火プラグ26に電圧供給するイグニッションコイル31をスイッチング動作させるイグナイタ32と電気的に接続されており、該イグナイタ32等を介して点火プラグ26を点火制御する。
なお、クランク軸15には、所定角度(例えば30°)DN間隔に配設された複数(12個)の突起33aを有するロータ33が一体回転するように連結されている。そして、エンジンマイコン30は、ロータ33(突起33a)の径方向に対向配置されたクランクポジションセンサ34と電気的に接続されている。このクランクポジションセンサ34は、クランク軸15の回転に伴いロータ33の突起33aが通過するごとに、すなわちクランク軸15が所定角度DNだけ回転するごとにパルスPを生成・出力するもので、エンジンマイコン30は、パルスPに基づきクランク軸15の回転量及び回転速度等を検出する。そして、エンジンマイコン30は、検出したクランク軸15の回転量等に基づきスロットル弁18等を駆動制御することで、例えばエンジン回転速度(クランク軸15の回転速度)が一定になるように制御(以下、「定速回転制御」ともいう)する。また、エンジンマイコン30は、定速回転制御状態において、パルスPに基づき失火の有無を判定する。そして、エンジンマイコン30は、失火ありの判定が確定した場合には、例えばエンジン11の駆動を停止する。
また、カム軸28にも、同様の複数の突起を有するロータ35が一体回転するように連結されている。そして、エンジンマイコン30は、ロータ35の径方向に対向配置されたカムポジションセンサ36と電気的に接続されている。このカムポジションセンサ36は、カム軸28の回転に伴いロータ35の突起が通過するごとに、すなわちカム軸28が所定角度だけ回転するごとにパルスを生成・出力するもので、エンジンマイコン30は、このパルスに基づきカム軸28の回転量及び回転速度等を検出する。
次に、エンジンマイコン30による失火の有無の判定態様について説明する。図2は、パルスPの出力態様の一例を示すタイムチャートである。同図に示すように、エンジンマイコン30は、パルスPを入力するごとに(クランク軸15が前記所定角度DNだけ回転するごとに)、当該パルスPを含む6つのパルスPが計数されるまでの経過時間Tを計時する(計時手段)。なお、4気筒4サイクルの場合、クランク軸15が1回転するごとに2回の燃焼行程があり、経過時間Tは、一の気筒12の燃焼から次の気筒12の燃焼までのクランク軸15の回転角度(360°/2=180°=30°×6)に相当する周期TN分のパルスPが計数されるまでの時間に一致する。従って、この経過時間Tは、定速回転制御状態において、気筒12の燃焼状態に大きく依存する。ただし、経過時間Tは、パルスPの入力ごとに逐次計時されるものであって、任意の気筒12の燃焼行程に合わせて計時されるものではない。
また、エンジンマイコン30は、パルスPを入力するごとに、現在のパルスPが計数された時点での経過時間Tである第1時間TRと、現在のパルスPよりも前記周期TN相当の回転角度分だけ先立つパルスPが計数された時点での経過時間Tである第2時間TLとの偏差DT(=TR−TL)を算出する(偏差算出手段)。この偏差DTは、一の周期TNにおける経過時間T(第1時間TR)と、その前の周期TNにおける経過時間T(第2時間TL)とを比較するもの、即ち一の気筒12の燃焼状態と、その前の気筒12の燃焼状態とを比較するものであるため、定速回転制御中に失火が発生することで著しく変動する。
例えば、図2(a)に示すように、失火なしの場合には、第1時間TR及び第2時間TLが同等となって、偏差DTは僅少な値又は零で安定する。一方、図2(b)に示すように、第1時間TRで失火ありの場合には、該第1時間TRは、第2時間TLよりも著しく増加して、偏差DTは正側に大きく変動する。なお、図3は、パルスPのパルス数CNTとパルスPの入力ごとに算出された偏差DTの推移の一例を示すグラフである。
また、エンジンマイコン30は、パルスPを入力するごとに、偏差DTを前記周期TN相当の回転角度分だけ積算した積算値RCを算出する(積算値算出手段)。この積算値RCは、失火なしの場合には外乱等に起因する偏差DTの変動を平滑化した回転変動量となり、失火ありの場合にはこれに伴う偏差DTの変動を累積・強調した回転変動量となる。
例えば、一のパルスPが計数された時点での第1時間及び第2時間がそれぞれTR(1),TL(1)、当該パルスPの次のパルスPが計数された時点での第1時間及び第2時間がそれぞれTR(2),TL(2)、…、前記周期TN相当の最後のパルスPが計数された時点での第1時間及び第2時間がそれぞれTR(6),TL(6)であるとすると、積算値RCは下式(1)により算出される。
Figure 2012026365
図4は、パルスPのパルス数CNTとパルスPの入力ごとに算出された積算値RCの推移の一例を示すグラフである。同図から明らかなように、積算値RCは、その変動が強調されて推移することが確認される。
そして、エンジンマイコン30は、前述の態様で算出された積算値RCと所定の閾値としての判定値DRとの大小関係を判定する。この判定値DRは、失火ありと推定し得る好適な積算値RC(回転変動量)に基づき設定されている。エンジンマイコン30は、積算値RCが判定値DRよりも大きいときに失火ありと判定して失火判定回数Knを「1」だけカウントアップする。一方、エンジンマイコン30は、積算値RCが判定値DR以下のときに失火なしと判定して現状の失火判定回数Knを保持する。なお、この失火判定回数Knは、1サイクルに相当するクランク軸15の2回転分の24個のパルスPに対応して個別に計数されるもので、これら24個のパルスPの各々に対して失火判定回数Kn(n=1〜24)が存在する。つまり、1サイクル内で出力されるパルスPが24個の場合、即ち1サイクル内の24個の異なるタイミングでパルスPが出力される場合、任意のパルスPは、これら24個のタイミングのうちの対応するタイミングにグループ分けされて、該当の失火判定回数Knの計数の供される。換言すれば、一のパルスPに対応して特定の失火判定回数Knが更新等されたとすると、次に当該失火判定回数Knが更新等されるのは1サイクル後となる。これは、特定の気筒12で生じる失火の回数を、特定の失火判定回数Knを利用して顕在化させるためである。従って、仮にエンジン11が高速低負荷状態で運転している場合であっても、特定の気筒12で完全失火する場合には、1サイクル(クランク軸15の2回転)ごとの回転変動により、サイクルの繰り返しに伴って該当の失火判定回数Knが漸増する。
また、本実施形態では、エンジンマイコン30は、失火判定回数Knの更新等を最長でも所定サイクル(例えば10サイクル:240個のパルスP)分の期間まで行い、当該期間を超えた段階で全ての失火判定回数Knを一旦クリアする。従って、失火判定回数Knは、最大でも当該期間に相当するサイクル数(例えば「10」)となる。
図5は、パルスPのパルス数Aと、累積される失火判定回数Kn(n=1〜24)の推移の一例を示すグラフである。なお、パルス数Aは、パルス数CNTが所定サイクル分の期間まで計数される都度(例えばパルス数CNTが「240」に到達する都度)に「1」に戻されるものである。ここでは、便宜上、連続関数的に描画しているが、実際には1サイクルの経過ごとに全ての失火判定回数Kn(n=1〜24)が個別に更新等される。同図では、パルス数Aが「24」の倍数付近となるタイミングで対応する失火判定回数Knが著しく増加していることが確認される。これにより、このタイミングに相関して燃焼行程にある気筒12において、頻繁に失火が発生していることが推定される。
エンジンマイコン30は、各失火判定回数Kn(n=1〜24)を更新等する都度、当該失火判定回数Knと、所定の失火判定値Kthとの大小関係を判定する。この失火判定値Kthは、1サイクルの経過ごとに累積される各失火判定回数Knに基づき、失火ありの判定を最終的に確定し得る好適な値に設定されている。エンジンマイコン30は、失火判定回数Knが失火判定値Kth以上のときに失火ありの判定を確定する。このとき、エンジンマイコン30は、例えばエンジン11の運転を停止する等の対処処理を行う。これは、失火が頻繁に発生する状態でエンジン11の運転を継続すると、例えば排気ガス浄化用の触媒が焼損したり、あるいは異常振動の原因になったりすることによる。このように、失火判定回数Knを利用して失火ありの判定を確定するのは、外乱等の影響によって積算値RCが判定値DRを超える都度に徒に失火ありと判定されることを回避するためである。失火ありの判定を確定した該当の失火判定回数Knにより、そのタイミングに相関して燃焼行程にある特定の気筒12の失火が推定されることは既述のとおりである。
一方、エンジンマイコン30は、失火判定回数Knが失火判定値Kth未満のときに失火なしの判定を確定する。特に、エンジンマイコン30は、全ての失火判定回数Knで失火ありの判定が確定されることなく、失火判定回数Knの計数を前記所定サイクル分の期間まで行うと、全ての失火判定回数Kn(n=1〜24)を一旦クリアして、改めて各失火判定回数Knの計数を開始する。
次に、エンジンマイコン30による失火の有無の判定態様について、図6のフローチャートに基づき総括して説明する。この処理は、エンジン11の定速回転制御状態において、回転速度が所定範囲に収まる安定状態にあることを前提に、パルスPの入力ごとに繰り返し実行される。
図6に示すように、このルーチンの処理に移行すると、前述の態様で回転変動の積算値RCが算出される(S1)。そして、積算値RCが判定値DRを超えるか否かが判断される(S2)。ここで、積算値RCが判定値DRを超えると判断されると、該当タイミングのパルスPの失火判定回数Knが「1」だけカウントアップされ(S3)、積算値RCが判定値DR以下と判断されると、該当タイミングのパルスPの失火判定回数Knがそのまま保持される(S4)。
次に、該当タイミングのパルスPの失火判定回数Knが失火判定値Kth以上か否かが判断される(S5)。ここで、当該パルスPの失火判定回数Knが失火判定値Kth未満と判断されると、失火判定回数Knの計数を今回改めて開始してからのパルス数Aが、所定サイクル分のパルス数B(例えば240)に一致したか否かが判断される(S6)。そして、パルス数Aがパルス数B未満であれば、更新等に係る失火判定回数Knを特定する添字nが「1」だけカウントアップされるとともに、パルス数Aが「1」だけカウントアップされる(S7)。ただし、添字nは、1サイクルに対応して1〜24に限定されるため、「25」になったときに「1」に戻される。その後、一旦処理が終了される。
一方、S6において、パルス数Aがパルス数Bに一致していると判断されると、全ての失火判定回数Knの更新等が完了して所定サイクルが終了したことから、添字n及びパルス数Aが共に「1」にリセットされ、全ての失火判定回数Knが「0」にリセットされる(S8)。その後、一旦処理が終了される。
従って、S6〜S8の処理を経ることで、所定サイクルの経過ごとに、パルスPの入力による全ての失火判定回数Knの更新等が完了する。
また、S5において、該当タイミングの失火判定回数Knが失火判定値Kth以上と判断されると、失火に伴う回転変動が頻繁に発生したことから、失火判定が確定されて直ちにエンジン11が停止される(S9)。そして、その後の処理が終了される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、エンジンマイコン30により、パルスPの入力ごとに、一の気筒12の燃焼から次の気筒12の燃焼までのクランク軸15の回転角度に相当する周期TN分のパルスPが計数されるまでの経過時間Tが計時される。そして、エンジンマイコン30により、第1時間TR及び第2時間TLの偏差DTが算出される。この偏差DTは、一の周期TNにおける経過時間T(第1時間TR)と、その前の周期TNにおける経過時間T(第2時間TL)とを比較するもの、即ち一の気筒12の燃焼状態と、その前の気筒12の燃焼状態とを比較するものであるため、失火の発生に伴って著しく変動する。また、この偏差DTの変動は、失火の影響を受け始めるタイミングを起点に、周期TN内で連続して発生する。従って、エンジンマイコン30により、偏差DTが周期TN相当の回転角度分だけ積算されることで、失火の発生に伴う変動の累積・強調されたものが積算値RCとして算出される。これにより、エンジンマイコン30において、積算値RCと判定値DRとの大小関係に基づき、失火の有無をより高精度に判定できる。
(2)本実施形態では、エンジンマイコン30は、1サイクル内の一のタイミングのパルスPに対応して計数された失火判定回数Knが失火判定値Kth以上のときに、失火ありの判定を確定することで、周期TNとは関係ないランダムな回転変動(ノイズ、負荷変動、外乱(強風)、頻度の小さい失火)の影響によって積算値RCと判定値DRとの大小関係が一時的に失火ありの状態になったとしても、これによって直ちに失火ありの判定が確定されることはない。従って、失火ありの判定確定に伴い、徒に対処処理(例えばエンジン停止など)が繰り返されることを回避できる。
あるいは、仮にエンジン11が高速低負荷状態で運転している場合であっても、特定の気筒12で完全失火する場合にはサイクルの繰り返しに伴って該当の失火判定回数Knが漸増する。従って、エンジン11が高速低負荷状態で運転している場合であっても、確実に失火ありの判定を確定できる。
また、失火ありの判定を確定させたパルスPの1サイクル内でのタイミングは、特定の気筒12の燃焼行程のタイミングに相関するため、これらの相関関係を実験等で予め取得しておくことで、失火に係る気筒12を推定することができる。
(3)本実施形態では、失火ありの判定が確定されたとき、エンジン11が停止されることで、失火の発生に伴って排気ガス浄化用の触媒が焼損したり、あるいは異常振動が発生したりすることを抑制できる。
(4)本実施形態では、気筒12(12a〜12d)は、直列配置された4個からなることで、その配列方向への大型化を抑制しつつ、等間隔燃焼による回転変動の抑制を簡素な構造で行うことができる。
(5)本実施形態では、回転変動を監視する気筒12やポイント(タイミング)を指定することなく、失火の有無を判定できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、エンジンマイコン30により失火ありの判定が確定されたとき(S5でYES)、利用者に対して失火異常の報知を行う適宜の報知手段(例えばランプ、スピーカなど)を設けてもよい。この場合、報知手段により、失火異常の報知が行われることで、利用者は失火異常を認識して速やかな対処を図ることができる。
・前記実施形態において、積算値RCを算出する際に偏差DTを積算するクランク軸15の回転角度分は前記周期TN相当の回転角度分に限定されるものではない。この場合、偏差DTを、例えば前記周期TN相当の回転角度の1/2〜3/2の回転角度分だけ積算して積算値を算出することが望ましい。
・前記実施形態において、ロータ33の突起33aの個数は、クランク軸15の180°ごとに複数個であれば、即ち前記周期TN(1ストローク)ごとに複数のパルスPの生成に供されるのであれば任意である。
・前記実施形態において、カム軸28(ロータ35)の所定回転角度ごとに出力されるパルスに基づき失火の有無を判定してもよい。
・前記実施形態において、複数の気筒の燃焼行程が等間隔で行われるのであればその個数は任意であり、例えば6気筒などであってもよい。
・エンジン11は、発電機、例えばコージェネレーションシステムの排熱利用に係る発電機を駆動するためのものであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項3又は4に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、
前記判定手段により前記失火ありの判定が確定されたとき、失火異常の報知を行う報知手段を備えたことを特徴とする複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置。同構成によれば、前記報知手段により、失火異常の報知が行われることで、利用者は失火異常を認識して速やかな対処を図ることができる。
(ロ)請求項1〜4及び上記(イ)のいずれか一項に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、
前記気筒は、直列配置された4個からなることを特徴とする複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置。同構成によれば、前記気筒は、直列配置された4個からなることで、その配列方向への大型化を抑制しつつ、等間隔燃焼による回転変動の抑制を簡素な構造で行うことができる。
11…エンジン、12,12a〜12d…気筒、15…クランク軸、30…エンジンマイコン(計時手段、偏差算出手段、積算値算出手段、判定手段、計数手段、停止手段)、34…クランクポジションセンサ。

Claims (4)

  1. 定速回転制御状態において、クランク軸の所定回転角度ごとに出力されるパルスに基づき失火の有無を判定する複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、
    前記パルスごとに、一の気筒の燃焼から次の気筒の燃焼までの前記クランク軸の回転角度に相当する周期分のパルスが計数されるまでの経過時間を計時する計時手段と、
    現在のパルスが計数された時点での前記計時された経過時間である第1時間と、現在のパルスよりも前記周期相当の回転角度分だけ先立つパルスが計数された時点での前記計時された経過時間である第2時間との偏差を算出する偏差算出手段と、
    前記算出された偏差を前記クランク軸の所定回転角度分だけ積算した積算値を算出する積算値算出手段と、
    前記算出された積算値と所定閾値との大小関係に基づき、失火の有無を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置。
  2. 請求項1に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、
    前記積算値算出手段は、前記算出された偏差を前記周期相当の回転角度分だけ積算して前記積算値を算出することを特徴とする複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、
    前記判定手段は、
    所定サイクル数相当の前記クランク軸の回転角度内で、前記算出された積算値と前記所定閾値との大小関係に基づき失火ありと判定された回数を、1サイクル内でタイミングの異なる全ての前記パルスに対応して個別に計数する計数手段を備え、
    1サイクル内の一のタイミングの前記パルスに対応して前記計数された回数が所定の失火判定値を超えたときに、失火ありの判定を確定することを特徴とする複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置。
  4. 請求項3に記載の複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置において、
    前記判定手段により前記失火ありの判定が確定されたとき、エンジンを停止させる停止手段を備えたことを特徴とする複数気筒4サイクルエンジンの失火判定装置。
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