JP2012025314A - グラスラン - Google Patents

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隆 福島
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Abstract

【課題】車体側に内張りされる布生地調の装飾面を備えた内装材と一体感を醸し出すことができるグラスランを提供する。
【解決手段】車内側側壁1aと、車外側側壁1bと、両側壁1a、1bを連結する底壁1cと、両側壁端より内向きに突出形成され、窓ガラス周縁に弾接して窓ガラスとの間をシールするシールリップ1d、1eと、前記両側壁端より外向きに側壁と対峙して延設形成され、側壁との間でドアフレーム3の内周に形成されるチャンネル4のフランジ状の側壁4a、4bを挟み込むモールリップ1f、1gとを有するグラスラン1において、シールリップ1d、1eとモールリップ1f、1gの外観面全体を車体側に内張りされる内装材の布生地調をなす装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面5とする
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用ドアのドアフレーム内周に形成されるチャンネルに装着されるグラスランに関する。
この種のグラスランの基本形態は一般に、車内側側壁と、車外側側壁と、両側壁を連結する底壁と、両側壁端より内向きに突出し、窓ガラス周縁に弾接してシールするシールリップとよりなっており、更に両側壁端より外側に側壁と平行をなして延設されるモールリップを備え、該モールリップと側壁とでフランジ状をなすチャンネル側壁を挟み込んで取付けられるタイプのものもある。
グラスランはまた一般に、EPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマーで形成されているが、特許文献1にはオレフィン系熱可塑性エラストマーTPOを押出成形したグラスランの場合、EPDMゴムの押出成形体に比べ、艶がなく、またTPOの型成形部は艶があって、艶のないTPOの押出成形部との間に色調の差を生じ、違和感を生ずる、といった問題を解消するため、外観に現れる意匠面全体を、樹脂を含む硬質の被覆材で被覆して光輝感を与え、外観品質を向上させたものが提案されている。
特開平11−180157号
車体に内張りされる内装材は表面が布生地調の装飾面をなしていることが多い。
本発明は、こうした布生地調の装飾面を備えた内装材と一体感を醸し出すことができるグラスランを提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、車内側側壁と、車外側側壁と、両側壁を連結する底壁と、両側壁端より内向きに突出し、窓ガラス周縁に弾接してシールするシールリップを有し、自動車用ドアのドアフレーム内周に形成されるチャンネルに装着されるグラスランであって、車内外の外観面のうち、少なくとも車内から目に付くドア内周側の車内側側壁の端面を、車体側に内張りされ、布生地調の装飾面を備えた内装材の前記装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面としたことを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、グラスランが車内側側壁の側壁端より車内向きに車内側側壁と対峙して延出し、該車内側側壁との間でフランジ状をなすチャンネル側壁を挟み込む車内側モールリップを有し、該車内側モールリップは、先端から根元に至るまでの外観面が前記布生地調装飾面をなすことを特徴とし、
請求項3に係わる発明は、請求項1又は2に係わる発明において、自動車車体のドア開口縁部に取付けられるオープニングウェザストリップの車内から見える外観面全体が前記内装材の布生地調装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面をなすことを特徴とする。
請求項1及び2に係わる発明によると、ドアを閉じた状態で車内から見たとき、グラスランの目に見える部分は、車体側に内張りされる内装材の布生地調の装飾面と同一又は類似の布生地調をなすため、一体感を醸し出すことができ、グラスランが違和感を生ずることがない。
請求項3に係わる発明のように、オープニングウェザストリップの車内から見た外観面を内装材の布生地調の装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面にすると、閉じたドア周縁で違和感がなく、より一体感が醸し出される。
本発明に係わるグラスランの断面図。 本発明に係わる別の態様のグラスランの要部の断面図。 本発明に係わる更に別の態様のグラスランの要部の断面図。 本発明に係わる更に別の態様のグラスランを備えたシール構造の断面図。 本発明に係わる他の態様のグラスランの要部の拡大断面図。
以下、本発明の実施形態のグラスランについて図面により説明する。
図1に示すグラスラン1は、EPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマーのソリッド材又はスポンジ材で形成され、その構造は、車内側側壁1aと、車外側側壁1bと、両側壁1a、1bを連結する底壁1cとで断面略コ字形をなし、車内側側壁1aと車外側側壁1bの両側壁端には、窓ガラス2の周縁に弾接して窓ガラス2との間をシールするシールリップ1d、1eが内向きに突出形成されると共に、各側壁に対峙するモールリップ1f、1gが外向きに延出形成されている。図中、1hは、底壁1cより突設され、窓ガラス閉時に窓ガラス2が底壁1cに衝突する際の衝撃力を緩和させる緩衝リップである。
図1は、前記グラスラン1をドアフレーム3の内周に形成されるチャンネル4に装着した状態を示すもので、モールリップ1f、1gと側壁1a、1bとの間でチャンネル4を構成するフランジ状の側壁4a、4bを挟み込んで取付けられている。
以上のように構成されるグラスラン1には、車内側のシールリップ1dとモールリップ1fの外観面全体を図示しない車体側に内張りされる内装材の布生地調をなす装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面5としたもので、布生地調装飾面5は、例えば布或いは布生地調の樹脂シートの貼り付け、シボロールの押付けによるシボ模様、発泡させたゴム又は熱可塑性エラストマーの表皮をサンドペーパー又はサンダーで研磨して除去する方法、特開2007−269014号に開示される方法と同様の方法、すなわちスポンジゴム材料よりなる第1層と、該第1層とは異なるゴム材料よりなる第2層をシールリップ1dとモールリップ1fの基材表面に一体押出成形後、加硫発泡して第1層の内部に気泡を発生させ、その後、第2層を剥離して第1層の内部に生じた気泡を表出させる方法などによって形成することができる。
前記実施形態では、車内側のシールリップ1dとモールリップ1fの外観面全体を布生地調装飾面5としているが、車外側のシールリップ1eとモールリップ1gの外観面全体、つまりモールリップ1gの先端から車外側側壁1bのドア内周側の端面まで、又は車外側のシールリップ1eの付け根までを布生地調装飾面としてもよい。またシールリップ1d又は1eのガラスと面する側面にはガラスとの摺動性を考慮して滑性のある塗装が施される。
図2に示すグラスラン6では、モールリップ5の先端から根元まで布生地調装飾面5とされ、図3に示すグラスラン8では、モールリップ5の先端からドア内周側の車内側側壁1aの端面まで、又は車内側シールリップ1dの付け根まで布生地調装飾面5とされている。
図4は、ドアフレーム11の内外周に装着されるグラスラン12及びウェザストリップ13と、車体のドア開口縁部のフランジ15に装着されるオープニングウェザストリップ14を示すもので、グラスラン12は前述のグラスラン1と同様、EPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマー製で、車内側側壁12aと、車外側側壁12bと、両側壁12a、12bを連結する底壁12cと、両側壁端より内側に突出形成され、窓ガラスに弾接するシールリップ12d、12eよりなり、ドアフレーム11の内周に形成されるチャンネル16に装着され、前述のグラスラン1のようなモールリップ1f、1gを備えていない。
オープニングウェザストリップ14は、車内側側壁18aと車外側側壁18bを連結する底壁18cよりなって略U形断面をなし、同じ略U形断面の芯金17をインサートし前記フランジ15に差込まれるトリム部18と、該トリム部18の車外側側壁18bより突出形成され、ドア閉時にドアフレーム11の膨出部11aに弾接してドアとの間をシールする中空シール部19と、底壁18cより車内側に延設され、内装材21に被さり、内層材端を覆うカバーリップ22とで構成され、全体がEPDM等のゴム又は熱可塑性エラストマーのスポンジ材で形成されるか、トリム部18が前記材質のソリッド材、中空シール部19がスポンジ材で形成されている。
ウェザストリップ13は、ドア閉時にドア開口縁部に弾接してドア開口縁部との間をシールするものであるが、本発明の特徴部分ではないため、詳細な説明は省略する。
前述するグラスラン12は、車内側シールリップ12dと車内側側壁端、及び車外側シールリップ12eと車外側側壁端の各外観面が、またオープニングウェザストリップ14は、底壁18cとカバーリップ22の外観面、更には中空シール部19の車内側側面の外観面が布生地調をなす内装材21の装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面24となっている。この装飾面24も前述の装飾面5と同様に形成することができる。
本実施形態においては、ドア閉時、グラスラン12とオープニングウェザストリップ14との間にドアフレーム膨出部11aの金属色が現れるが、布生地調装飾面24と違和感を与えないようにするため、ドアフレームのうち、少なくとも膨出部11aに前記布生地調装飾面と同色、例えば黒又はカラーに塗装するのが望ましい。
ドアを閉じたとき、車内側から目に付くドア周りの外観部分である。
前記実施形態ではまた、車外側シールリップ12eと車外側側壁端の外観面が布生地調装飾面24となっているが、図1に示す前記実施形態と同様、車内側シールリップ12eと車内側側壁端の外観面のみを布生地調装飾面24としてもよい。
図5に示すグラスラン27では、ドア内周側の車内側側壁12aの端面が車内側シールリップ12dの根元に至るまで布生地調装飾面24とされている。
1、6、8、12、27・・グラスラン
1a、12a、18a・・車内側側壁
1b、12b、18b・・車外側側壁
1c、12c、18c・・底壁
1d、1e、12d、12e・・シールリップ
1f、1g・・モールリップ
3、11・・ドアフレーム
4、16・・チャンネル
4a、4b・・フランジ状の側壁
5、24・・布生地調装飾面
11a・・膨出部
13・・ウェザストリップ
14・・オープニングウェザストリップ
18・・トリム部
19・・中空シール部
21・・内装材
22・・カバーリップ

Claims (3)

  1. 車内側側壁1a、12aと、車外側側壁1b、12bと、両側壁1a、1b又は12a、12bを連結する底壁1c、12cと、両側壁端より内向きに突出し、窓ガラス2周縁に弾接してシールするシールリップ1d、1eを有し、自動車用ドアのドアフレーム3、11内周に形成されるチャンネル4、16に装着されるグラスラン1、6、8、12、27であって、車内外の外観面のうち、少なくとも車内から目に付くドア内周側の車内側側壁の端面を、車体側に内張りされ、布生地調の装飾面を備えた内装材21の装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面5、24としたことを特徴とするグラスラン。
  2. 前記グラスランが車内側側壁1aの側壁端より車内向きに車内側側壁1aと対峙して延出し、該車内側側壁1aとの間でフランジ状をなすチャンネル側壁4aを挟み込む車内側モールリップ1fを有し、該車内側モールリップ1fは、先端から根元に至るまでの外観面が前記布生地調装飾面5をなすことを特徴とする請求項1記載のグラスラン。
  3. 自動車車体のドア開口縁部に取付けられるオープニングウェザストリップ14の車内から見える外観面全体が前記内装材21の布生地調装飾面と同一又は類似の布生地調装飾面24をなすことを特徴とする請求項1又は2記載のグラスラン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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